JP4648020B2 - 容量可変型気体圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、容量可変型気体圧縮機に関し、詳細には、容量切換用のバイパスバルブへの作動油の供給通路の改良に関する。
従来より、空気調和システム(以下、空調システムという。)には、冷媒ガスを圧縮して、システムに冷媒ガスを循環させるための気体圧縮機が用いられている。また、この気体圧縮機には、圧縮した気体を外部に吐出するに際して、その吐出量を可変とした容量可変型のものもある。
例えば、一般的なベーンロータリ形式の圧縮機本体をハウジングの内部に備えた容量可変型のコンプレッサにおいては、圧縮機本体は、回転軸と一体的に回転するロータと、ロータの外周面の外方を取り囲み、断面輪郭略楕円形状の内周面を有するシリンダと、ロータの外周面から突出し、この突出した先端がシリンダの内周面に当接した状態を維持するように進退可能とされ、回転軸回りに等角度間隔でロータに設けられた複数枚の板状のベーンと、ロータの両端面の側からそれぞれ、このロータおよびシリンダを挟むように配設された2つのサイドブロック(フロントサイドブロックおよびリヤサイドブロック)とを有し、回転軸の回転にしたがって、2つのサイドブロック、ロータ、シリンダ、およびロータの回転方向に相前後する2つのベーンによって区画された圧縮室の容積が増減を繰り返すことにより、圧縮室に吸入された冷媒ガスを圧縮して、圧縮機本体の外部に圧縮された冷媒ガスを吐出するように構成されている。
そして、フロントサイドブロックのうち、冷媒ガスの圧縮行程に対応した圧縮室を構成する部分に、この圧縮行程における圧縮室とこの圧縮室内の圧力よりも相対的に低圧の空間とを連通させるバイパス通路が形成されるとともに、このバイパス通路上には、この通路を開閉するスプール弁(バイパスバルブ)が備えられ、スプール弁の開放動作により、圧縮行程にある圧縮室から、冷媒ガスの一部を、バイパス通路を経由して低圧空間に漏出させて圧縮室内の冷媒ガスの容量を減少させ、これにより、圧縮室から吐出される冷媒ガス量を可変としている(特許文献1)。
ここで、スプール弁の動作は、この圧縮機本体の最外壁肉厚部に形成された供給通路を介して圧縮機本体の外部から供給される作動油によって制御されているが、この作動油に摩耗粉や、空気調和システムの冷媒ガス循環系からの異物等が混在すると、これら異物等は作動油とともにバイパスバルブの可動部に流入して、この可動部に噛み込まれ、可動部の適正な動作に障害を与える虞がある。
特に、作動油が、圧縮機本体の可動部を潤滑する潤滑油を兼ねるものでは、可動部の摩擦で生じた摩耗粉等が潤滑油に混在し易く、上述した障害を発生させる虞が高くなる。
そこで、作動油が供給通路に供給される前段階で作動油を濾過することが考えられ、そのために、供給通路が開口する圧縮機本体の外壁部に、この開口を外方から覆うフィルタを設置することが検討されている(特許文献2)。
実開昭57−123991号公報(実願昭56−10017号) 特願2004−216756号(未公開)
ところで、フィルタは、目詰まりによる性能低下を抑制する観点から、その表面積を大きく確保するのが好ましい。この場合、例えば円柱状等立体形状の外表面に沿った中空形状あるいはその立体形状そのものである中実形状を呈するフィルタは、太さを大きくすることによって、広い表面積を確保することになる。
しかし、圧縮機本体は、その外側をケース等によって囲まれ、その最外壁を当該ケースの内面によって支持され、しかも、供給通路は前述したように圧縮機本体の最外壁の肉厚部に形成されるため、濾過性能面向上の観点からフィルタを太くすると、フィルタの外周面が、ケースの内面によって支持される圧縮機本体の最外周面の延長線よりも外方に突出するため、この突出部分がケースの内面に干渉し、フィルタを所望とする太さに形成することができない、という問題がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、圧縮機本体を覆うケースの形状を変化させることなく、より太いフィルタを取り付けることができる容量可変型気体圧縮機を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る容量可変型気体圧縮機は、外装であるハウジングと、このハウジングの内部に収容された、吸入した気体をシリンダで囲まれた内部空間において圧縮し、この圧縮された気体を外部に吐出する圧縮機本体を有し、この圧縮機本体には、前記内部空間のうち圧縮行程に対応した空間部分と所定の低圧空間とを連通させるバイパス通路が形成されるとともに、このバイパス通路上に、前記圧縮機本体の外部から所定の供給通路を通って供給された作動油により動作するバイパスバルブが配設され、該バイパスバルブの動作に応じて前記圧縮機本体からの圧縮気体の吐出量を可変とした容量可変型気体圧縮機において、前記圧縮機本体の外壁部に、前記供給通路よりも太径であって、その中心軸が前記供給通路の中心軸よりも前記圧縮機本体の中心方向に偏心してなるフィルタ取付用凹部が形成され、前記フィルタ取付用凹部の底面に、前記供給通路が開口し、前記フィルタ取付用凹部には、前記供給通路に流入される作動油を濾過するフィルタが、前記圧縮機本体の外側から取り付けられ、前記フィルタ取付用凹部と前記フィルタとのうち少なくとも一方には、前記フィルタ取付用凹部の底面と、前記フィルタの取付用口金部の端面とが当接するのを阻止するストッパ部が形成されていることを特徴とする。
ここで、供給通路が開口する圧縮機本体の外壁部に、供給通路よりも太径のフィルタ取付用凹部が形成されていることは、供給通路がフィルタ取付用凹部内に開口していることを意味する。
また、圧縮対象とされる気体としては、例えば、フロンガスや二酸化炭素ガス等の冷媒ガスなどを適用することができるが、これら冷媒ガスに限定されるものではない。
所定の低圧空間とは、シリンダに囲まれた内部空間のうち圧縮行程に対応した空間部分における圧縮気体の圧力よりも低い圧力の空間であればよく、例えば、圧縮機本体の外部空間であってもよいし、シリンダ内の空間のうち気体の吸入行程に対応した空間であってもよい。
圧縮機本体は、ベーンロータリ形式のものを始めとして、スクロール形式のものであってもよいし、斜板レシプロ形式のものであってもよい。
フィルタの取付用口金部は、金属製であるものに限定されるものではなく、樹脂製であってもよく、フィルタ取付用凹部への取付用口金部の接合は、雄ねじと雌ねじとの螺合によるものであってもよいし、接着によるもの、嵌合によるもの、爪と孔などの係合によるもの、ろう付けによるもの、その他公知の如何なる接合形式であってもよい。
ストッパ部は、フィルタ取付用凹部への取付用口金部の挿入長さを規制するものであれば如何なる形式のものであってもよく、例えば、取付用口金部にフランジ状の鍔を形成するなど段付きとしたものであってもよいし、取付用口金部の挿入側端面から挿入方向すなわちフィルタ取付用凹部の底面方向に向けて突起を形成したものであってもよい。
このように構成された本発明に係る可変容量型気体圧縮機によれば、圧縮機本体は、その中心部分が回転軸やロータ等可動部によって占められているため、バイパスバルブに通じる作動油の供給通路は、動きのない圧縮機本体の最外壁の肉厚部に形成される。
一方、フィルタは、目詰まりによる性能低下を抑制する観点から、その表面積を大きく確保するのが好ましい。この場合、例えば円柱状等立体形状の外表面に沿った中空形状あるいはその立体形状そのものである中実形状を呈するフィルタは、太さを太くすることによって、広い表面積を確保することになる。
ここで、圧縮機本体は、その外側をケース等ハウジングによって囲まれ、その最外壁を当該ケースの内面によって支持され、しかも、供給通路は前述したように圧縮機本体の最外壁の肉厚部に形成されるため、濾過性能面からフィルタを太くすると、フィルタの外周面が、ケースの内面によって支持される圧縮機本体の最外周面の延長線よりも外方に突出するため、この突出部分がケースの内面に干渉し、所望とする太さを確保することができない。
しかし、本発明の容量可変型気体圧縮機は、圧縮機本体のフィルタ取付用凹部の中心軸が供給通路の中心軸よりも圧縮機本体の中心方向に偏心しているため、このフィルタ取付用凹部に所望とする太さフィルタを取り付けても、フィルタがケースの内面に干渉するのを防止することができる。
このとき、偏心量を大きくするにしたがって、フィルタとケース内面との間の間隙量を大きくすることができるため、偏心量を大きくするほど、フィルタを太くすることができる。
また、供給通路の開口位置が、フィルタ取付用凹部の底面のうち縁部に近いほど、フィルタを太くすることができる。
ここで、フィルタ取付用凹部の底面の縁部には、フィルタをこのフィルタ取付用凹部に取り付けた際、フィルタの取付用口金部の端面が突き当り、この端面によって供給通路の開口が塞がれてしまう虞がある。
しかし、本発明の容量可変型気体圧縮機は、フィルタ取付用凹部とフィルタとのうち少なくとも一方に、フィルタ取付用凹部の底面とフィルタの取付用口金部の端面とが当接するのを阻止するストッパ部が形成されているため、これら両面が突き当ることがなく、この結果、供給通路の開口がフィルタの取付用口金部の端面によって塞がれるのを防止することができ、バイパスバルブへの潤滑油の供給が阻害されるのを防止することができる。
このように、圧縮機本体を覆うケースの形状を変化させることなく、より太いフィルタを取付することができる。
また、本発明の請求項2に係る容量可変型気体圧縮機は、請求項1に係る容量可変型気体圧縮機において、圧縮機本体が、回転軸と一体的に回転するロータと、前記ロータの外周面の外方を取り囲む前記シリンダと、前記ロータの外周面から突出して、この突出した先端が前記シリンダの内周面に当接する、前記回転軸回りに等角度間隔で設けられた複数の板状のベーンと、前記ロータの両端面の側からそれぞれ、該ロータおよび前記シリンダを挟むように配設された2つのサイドブロックとを有し、前記回転軸の回転にしたがって、前記2つのサイドブロック、前記ロータ、前記シリンダ、および前記ロータの回転方向に相前後する2つの前記ベーンによって区画された圧縮室の容積が増減を繰り返すベーンロータリ形式の圧縮機本体であり、前記供給通路は、前記回転軸と略平行に前記シリンダの肉厚部に形成され、前記フィルタ取付用凹部は、前記2つのサイドブロックのうち一方に形成されていることを特徴とする。
ここで、フィルタ取付用凹部は一方のサイドブロックに形成されるが、この凹部の深さがサイドブロックを、その厚さ方向に貫通しない深さであるときは、供給通路はシリンダの肉厚部だけでなく、フィルタ取付用凹部の底面に到達するまでサイドブロックにも形成されているものとする。そのように形成されていないときは、供給通路がフィルタ取付用凹部において開口しないことになるからである。
これに対して、凹部の深さがサイドブロックを、その厚さ方向に貫通しているものでは、供給通路はシリンダの肉厚部にのみ形成していれば足りる。
このように構成された本発明に係る容量可変型気体圧縮機によれば、サイドブロックを挟んで、シリンダの内部空間となる圧縮室と、この圧縮室に吸入される前の気体が導入される吸入室とが隣接し、吸入室は所定の低圧空間として機能するため、バイパス通路を複雑な経路で構成することなく、しかも短い長さで構成することができる。
なお、サイドブロックに形成されたフィルタ取付用凹部の深さが、サイドブロックの厚さ方向に貫通しない深さであるときは、供給通路は、シリンダの肉厚部に形成された部分と、フィルタ取付用凹部の底面に到達するまでサイドブロックに形成された部分との2つの部分とからなるものとされるが、サイドブロックに形成された部分を、シリンダの肉厚部分に形成された部分よりも、回転軸方向すなわち圧縮機本体の中心方向に偏心させて、供給通路の両部が段差を有するように形成することにより、フィルタ取付用凹部を圧縮機本体の中心方向へのフィルタ取付用凹部の位置ずれ量をさらに大きく確保することができ、フィルタ本体を一層太径化し、あるいはフィルタ本体とケース内面との間の間隙量を増大させることができる。
また、本発明の請求項3に係る容量可変型気体圧縮機は、請求項1または2に係る容量可変型気体圧縮機において、前記作動油は、少なくとも前記圧縮機本体の可動部に供給される潤滑油であることを特徴とする。
なお、潤滑油は圧縮機の可動部に供給されるものとして既存のものであり、容量可変型気体圧縮機が、例えば、冷媒ガスを圧縮対象気体とする空気調和システムに用いられるものであるときは、そのような潤滑油としては、冷媒ガスとの組合せで相性のよい冷凍機油などが用いられる。
このように構成された本発明に係る容量可変型気体圧縮機によれば、可動部に供給される潤滑油は、主として可動部の摩擦軽減や摩擦熱抑制を目的として従来より用いられており、バイパスバルブの作動油として既存の潤滑油を適用することにより、バイパスバルブを作動させるための専用の作動油を用いる必要がなく、作動油と潤滑油との混合を防止するための複雑な構造を採る必要がない。したがって、製造コストを抑制することができる。
また、潤滑油は、可動部の摩擦の際に生じた摩耗粉等を流して除去する清浄作用もあるが、この清浄作用によって、潤滑油は摩耗粉等が混在した状態となる。
そして、潤滑油が作動油としての機能を兼ねると、バイパスバルブに作動油としての潤滑油が供給されるため、潤滑油とは別異の専用作動油を用いた場合よりも、バイパスバルブに摩耗粉等が噛み込み易くなり、バイパスバルブの適正な作動に支障を来たす虞が格段に高くなる。
しかし、本発明の容量可変型気体圧縮機は、バイパスバルブへの作動油の供給通路にフィルタが設けられているため、潤滑油に混在した摩耗粉等をフィルタによって濾過することができ、バイパスバルブの適正な動作を確保することができ、作動油として潤滑油を適用することにより、フィルタを備えた効果を一層顕著に発揮させることができる。
本発明に係る容量可変型気体圧縮機によれば、バイパスバルブに供給される作動油を濾過するフィルタとして、より太いもの、すなわち濾過性能の高いものを採用することができる。
そして、そのような太さのフィルタを取り付けても、フィルタがケースの内面に干渉するのを防止することができる。
さらに、フィルタ取付用凹部の底面とフィルタの取付用口金部の端面とが当接するのを阻止して、供給通路の開口が塞がれるのを防止することができ、バイパスバルブへの潤滑油の供給が阻害されるのを防止することができる。
以下、本発明の容量可変型気体圧縮機に係る最良の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る容量可変型気体圧縮機の一実施形態であるベーンロータリ形式のコンプレッサ10を示す縦断面図、図2は図1におけるI−I線に沿った断面を示す図、図3は図1におけるII−II線に沿った断面を示す図である。
このコンプレッサ10は、例えば、冷却媒体の気化熱を利用して冷却を行なう車両用空調システムの一部として構成され、車両用空気調和システムの他の構成要素である凝縮器、膨張弁、蒸発器等(いずれも図示を省略する。)とともに、冷却媒体の循環経路上に設けられている。
そして、コンプレッサ10は、空調システムの蒸発器から取り入れた気体状の冷却媒体すなわち冷媒ガスGを圧縮し、圧縮された冷媒ガスGを空調システムの凝縮器に供給する。凝縮器は、圧縮された冷媒ガスGを液化させ、高圧で液状の冷媒(液)として膨張弁に送出する。
高圧で液状の冷媒は、膨張弁で低圧化され、蒸発器に送出される。低圧の液状冷媒は、蒸発器において周囲の空気から吸熱して気化し、この気化熱との熱交換により蒸発器周囲の空気を冷却する。
また、コンプレッサ10は、外装であるハウジング11と、このハウジング11の内部に収容された圧縮機本体12と、ハウジング11に取り付けられ、図示しない駆動源からの駆動力を圧縮機本体12に伝える伝達機構13とを備える。
ハウジング11は、一端開放の筒状体から成るケース11aと、このケース11aの開放部を覆うように取り付けられたフロントヘッド11bとを有し、これらによって、圧縮機本体12が収容される内部空間が形成されている。また、フロントヘッド11bには、蒸発器から低圧の冷媒ガスGが吸入される吸入ポート(図示せず)が形成され、ケース11aには、圧縮機本体12で圧縮された高圧の冷媒ガスGを凝縮器に吐出する吐出ポート31aが形成されている。そして、伝達機構13は、ラジアルボールベアリングを介して、フロントヘッド11bに回転自在に支持されている。
ハウジング11内に収容された圧縮機本体12は、伝達機構13によって軸回りに回転駆動される回転軸19と、この回転軸19と一体的に回転するロータ18と、このロータ18の外周面の外方を取り囲む断面輪郭略楕円形状の内周面14a(図2参照)を有するとともに両端が開放されたシリンダ14と、ロータ18の外周面から突出して、この突出した先端がシリンダ14の内周面14aに当接する、回転軸19回りに等角度間隔でロータ18に設けられた5枚の板状のベーン21と、シリンダ14の両開放端面14b,14cの外側からそれぞれ開放端面14b,14cを覆うように固定されたフロントサイドブロック15およびリヤサイドブロック16とからなる。
そして、2つのサイドブロック15,16、ロータ18、シリンダ14、およびロータ18の回転方向(図2において反時計回りの方向)に相前後する2つのベーン21,21によって区画して形成された各圧縮室22の容積が、回転軸19の回転にしたがって増減を繰り返すことにより、各圧縮室22に吸入された冷媒ガスGを圧縮して吐出するように構成されている。
なお、ロータ18の両端面18a,18b側からそれぞれ突出した回転軸19の部分のうち一方の部分は、フロントサイドブロック15の軸受部15bに軸支されるとともに、フロントヘッド11bを貫通して外方まで延び、この貫通部分がフロントヘッド11bにより軸支され、外方に延びた部分が伝達機構13に連結されている。同様に回転軸19の突出部分のうち他方の側は、リヤサイドブロック16の軸受部16bにより軸支されている。
そして、フロントヘッド11bによる回転軸19の支持と、両サイドブロック15,16の外周部がOリング等によりケース11a,フロントヘッド11bの内周面に保持されることとによって、圧縮機本体12はハウジング11内の所定位置に保持されている。
また、圧縮機本体12がケース11aの内部に収容された状態で、リヤサイドブロック16とケース11aとにより吐出室31が形成され、一方、フロントサイドブロック15とフロントヘッド11bとにより吸入室24が形成され、吐出室31は吐出ポート31aに連通し、吸入室24は図示しない吸入ポートに連通している。
なお、吸入室24と吐出室31とは、前述したOリング等によって気密に隔絶されている。また、リヤサイドブロック16には後述するサイクロンブロック30が取り付けられており、このサイクロンブロック30は、吐出室31内に露呈している。
また、吐出室31の下部には、このコンプレッサ10の摺動部等を潤滑・冷却・清浄するとともに、ベーン21をシリンダ14の内周面14aの方向に突出させるように圧力を作用させる冷凍機油Rが貯留されている。
すなわち、ロータ18には、スリット状のベーン溝20が放射状に、かつロータ18の回転中心回りに等角度間隔で5つ形成され、これらのベーン溝20に、前述のベーン21が挿入され、各ベーン21は、ロータ18の回転によって生じる遠心力と、ベーン溝20およびベーン21の底面によって画成された背圧室18cに加えられる冷凍機油Rの油圧とにより、シリンダ14の内周面14a方向へ突出し、このベーン21の突出した先端がシリンダ14の内周面14aに当接した状態に付勢される。
これにより、シリンダ14と、ロータ18と、ベーン21と、フロントサイドブロック15と、リヤサイドブロック16とにより区画形成された各圧縮室22は、ロータ18の回転にしたがって容積の変化を繰り返す。
また、フロントサイドブロック15には、図2に示すように、吸入室24と圧縮室22とを連通させるフロント側吸入口25が開口しており、吸入ポートから吸入室24に導入された冷媒ガスGは、このフロント側吸入口25を介して圧縮室22に吸入される。
一方、シリンダ14の外周の一部には凹部が形成され、この凹部は、両サイドブロック15,16の各内側端面15a,16aとケース11aの内周面とによって囲まれた吐出チャンバ26を形成している。
そして、この吐出チャンバ26が形成されて薄肉化されたシリンダ14の部分には、圧縮室22と吐出チャンバ26とを連通させる吐出口27が開口し、吐出口27には、吐出チャンバ26側に開放するリードバルブ28(バルブ本体28aおよびバルブサポート28b)が設けられている。そして、圧縮室22から吐出口27、リードバルブ28を通って吐出チャンバ26に吐出された高圧の冷媒ガスGは、リヤサイドブロック16に形成された連通孔29、およびリヤサイドブロック16に固定されたサイクロンブロック30のオイルセパレータ30aを経て、吐出室31に吐出される。
一方、オイルセパレータ30aによって、冷媒ガスGから分離された冷凍機油Rは、吐出室31の底部に滴下し、前述したようにこの底部に貯留される。
さらに、このコンプレッサ10には、回転軸19と軸受部15b,16bとの間の潤滑、ロータ18の各端面18a,18bと各サイドブロック15,16の内側端面15a,16aとの間の潤滑、背圧室18cへのベーン付勢用油圧供給等のために、吐出室31の下部に貯留した冷凍機油Rを各部位に導く構造を備えている。
すなわち、リヤサイドブロック16に、軸受部16bに至る油路32cが形成され、また、リヤサイドブロック16の内側端面16aには、軸受部16bにおける油路32cの開口から、軸受部16bと回転軸19との間の微小隙間を通って、背圧室18cに連通する凹部(サライ溝)16cが形成されている。
この凹部16cはそれぞれ、図2において仮想線(二点鎖線)で示すように、略扇形輪郭を有している(なお、仮想線で示した凹部15cはフロントサイドブロック15の凹部(サライ溝)であるが、その輪郭形状はリヤサイドブロック16の凹部16cも同じである。)。
なお、凹部16c(15c)の輪郭くびれ部に、高圧の冷凍機油Rを導く小凹部をさらに形成して、圧縮行程の終期に対応した圧縮室22を構成するベーン21に対応した背圧室18cに、より高圧の油圧を作用させるようにしてもよい。
また、シリンダ14の底部に、リヤサイドブロック16の油路32cに接続する貫通孔32が設けられ、フロントサイドブロック15に、この貫通孔32のフロントサイドブロック15側の開口と軸受部15bとを連通させる油路32bが形成されて、冷凍機油Rが、軸受部15bと回転軸19との間の微小隙間を通過し、フロントサイドブロック15の内側端面15aに形成された凹部15c(サライ溝)等に冷凍機油Rが導かれる。
さらに、このコンプレッサ10は、外部への冷媒ガスGの吐出量を可変とする容量可変型のコンプレッサであるため、フロントサイドブロック15のうち、冷媒ガスGの圧縮行程に対応した圧縮室22を構成する部分に、この圧縮室22内部の冷媒ガスGを、この圧縮行程の圧縮室22の内圧よりも相対的に低圧の空間である吸入室24に流出させるバイパス通路41が形成されるとともに、このバイパス通路41上にスプール弁(バイパスバルブ)40が配設されている。
このスプール弁40は、シリンダ14の肉厚部において貫通孔32とは別個独立して回転軸19と略平行に延びて形成された供給通路48を通って、吐出室31の底部から供給された冷凍機油R(作動油)により、バイパス通路41を開閉切換えする。
スプール弁40が開放されたときはバイパス通路41が開放されるため、圧縮行程にある圧縮室22内の高圧の冷媒ガスGの一部は、バイパス通路41を通って吸入室24に流出し、圧縮室22から吐出チャンバ26への吐出する冷媒ガスGの吐出量が減少する。
一方、スプール弁40が閉鎖されたときはバイパス通路41が閉鎖されるため、圧縮行程にある圧縮室22内の高圧の冷媒ガスGは全て、圧縮室22から吐出チャンバ26へ吐出し、冷媒ガスGの吐出量が減少することはない。
したがって、スプール弁40の開閉切換えにより、圧縮機本体12からの吐出量を変化させることができる。
なお、この供給通路48とスプール弁40との間には、バイパスチェックバルブ58が配設されており、このバイパスチェックバルブ58は、吸入ポートに近接して設けられた電磁弁56によって、その通過油量の制御がなされ、このバイパスチェックバルブ58の通過油量の制御によって、スプール弁40の開閉制御がなされている。
また、供給通路48は、シリンダ14の肉厚部に形成されているが、供給通路48が吐出室31に連通するように、リヤサイドブロック16にも、シリンダ14の供給通路48に連通する供給通路51が形成されている。
このリヤサイドブロック16に形成された供給通路51は、シリンダ14の肉厚部分に形成された供給通路48よりも回転軸19に近い位置に形成されており、両供給通路51,48が連通して形成された冷凍機油Rの流路は、両供給通路51,48間の接続部分において段差を有して形成されている。
さらに、図4(a)に示すように、リヤサイドブロック16の下部であって、吐出室31に溜まった冷凍機油Rに浸る部位に、フィルタ取付用凹部16dが形成されており、このフィルタ取付用凹部16dの底面16eに、供給通路51が開口している。
ここで、フィルタ取付用凹部16dは、両供給通路48,51よりも太径であり、その中心軸が供給通路48,51の中心軸よりも回転軸19の中心に近づく方向に偏心して形成されているため、供給通路51は、フィルタ取付用凹部16dの底面16eにおいて、この底面16eの中心よりも下方領域で開口している。
そして、フィルタ取付用凹部16dには、図1に示すように、供給通路51,48に流入する冷凍機油Rを濾過するフィルタ57(厳密にはフィルタ57の取付用口金部57b)が、吐出室31側から取り付けられている。
このフィルタ57は、冷凍機油Rに混在した摩耗粉やその他の異物を濾過するのに十分な濾過部材を有し、略中空円柱状に形成されたフィルタ本体57aと、このフィルタ本体57aを、リヤサイドブロック16のフィルタ取付用凹部16dに結合するための取付用口金部57bとからなり、この口金部57bがフィルタ取付用凹部16dに結合することによって、フィルタ57は、図1に示すように、吐出室31の底部に貯留された冷凍機油Rに浸るように倒伏した状態で保持される。
ここで、吐出室31の内圧は、吐出された冷媒ガスGによって高圧となっているため、吐出室31の下部に溜まった冷凍機油Rにこの圧力が作用し、冷凍機油Rは、油路32c,32,32bを通って潤滑やベーン作動油として供給されるとともに、フィルタ本体57aを通過して濾過され、供給通路51,48を通ってバイパスチェックバルブ58に供給される。
なお、これら取付用凹部16dと取付用口金部57bとは、雌ねじと雄ねじとの螺合による結合であってもよいし、単に摩擦による嵌め合わせによる結合であったもよいし、環状突起と環状溝との係合であってもよいし、ろう付けや接着剤による接合であってもよく、その他公知の種々の結合方法を適用することができる。
吐出室31から軸受部16bに通じる油路32cは、回転軸19の中心軸を中心として、フィルタ取付用凹部16dから角度位置がずれて形成されているため、この油路32cを通過する潤滑油およびベーン作動油としての冷凍機油Rに対しては、フィルタ57による濾過作用は及ばない。
また、取付用凹部16dと取付用口金部57bとの結合状態において、取付用口金部57bの先端面57cと取付用凹部16dの底面16eとの間に隙間16fが形成されるように、取付用口金部57bには、リヤサイドブロック16の外面に突き当る鍔部(ストッパ部)57dが形成されている。
すなわち、図4(a)に示すように、リヤサイドブロック16の外面から取付用凹部16dの底面16eまでの深さL1は、取付用口金部57bの先端面57cから鍔部57dの付け根までの長さL2よりも長く形成されている。
このように構成されたコンプレッサ10によれば、同図(b)に示すように、取付用凹部16dと取付用口金部57bとが結合した状態においては、取付用口金部57bの先端面57cが、取付用凹部16dの底面16eに突き当ることがないため、取付用口金部57bの先端面57cが底面16eに開口した供給通路51を塞ぐことがなく、吐出室31の冷凍機油Rを、フィルタ本体57aにより濾過されて供給通路51,48を介して、バイパスチェックバルブ58に、確実に供給することができる。
したがって、バイパスチェックバルブ58の適正な動作を確保して、スプール弁40の開閉動作を適切に動作させることができる。
そして、バイパスチェックバルブ58の流路を流れ、スプール弁40を動作させる冷凍機油Rは、フィルタ57によって摩耗粉や異物が濾過されたものであるため、これらの異物等が濾過されていない冷凍機油Rによって動作させた場合に生じうるスプール弁40の不正常動作を防止または抑制することができる。
また、フィルタ取付用凹部16dは、図5(a)に示すように、両供給通路48,51よりも太径であり、その中心軸が供給通路48,51の中心軸よりも、回転軸19の中心に近づく方向に偏心して形成されている(D1<D2<D3)ため、同図(b)に示すように、偏心していないもの(D1=D2)に比べて、フィルタ57の周面とケース11aの内周面との間の隙間を大きく確保することができる(D4>D5)。
このことは、同図(c)に示すように、偏心していないものと同一の隙間となる(D4→D6=D5<D4)までフィルタ57を大径化する(φd→φd′>φd)ことができることを意味し、本実施形態のコンプレッサ10はそのように、同図(a),(b)に示すものよりもフィルタ57が大径化されている。
そして、フィルタ57の大径化により、フィルタ本体57aの濾過面積が増大し、これにより、フィルタ57の目詰まりによる性能低下を大幅に抑制することができる。
さらに、本実施形態のコンプレッサ10は、リヤサイドブロック16に形成された供給通路51が、シリンダ14に形成された供給通路48と連通しうる範囲で、回転軸19の中心に近い位置に形成されている(図5において、D2<D3)ため、供給通路48の中心に対するフィルタ取付用凹部16dの中心の偏心量(=D3−D1)を、一層大きく確保することができ、フィルタ57のさらなる大径化を実現することができる。
なお、偏心量を大きくするほど、フィルタ57の径を大きくすることができるが、フィルタ57の径を大きくするにしたがって、供給通路51の開口位置が、フィルタ取付用凹部16の底面16eのうち縁部に近くなり、フィルタ57の取付用口金部57bの先端面57cによって、この供給通路51の開口が塞がれる虞が生じるが、本実施形態のコンプレッサ10は、前述したように、取付用口金部57bの先端面57cと取付用凹部16dの底面16eとの間に隙間16fが確保されるため、そのような開口閉塞の虞がなく、フィルタ57を許容範囲の最大限まで大径化することができる。
また、本実施形態のコンプレッサ10は、圧縮機本体12がベーンロータリ形式の圧縮機であるため、フロントサイドブロック15を挟んで、圧縮室22と、この圧縮室22よりも低圧空間である吸入室24とが隣接する構造となり、バイパス通路41を複雑な経路で構成することなく、しかも短い長さで構成することができる。
さらに、このコンプレッサ10は、スプール弁40を動作させる作動油が、圧縮機本体12の可動部に供給される既存の潤滑油を兼ねた冷凍機油Rであるため、スプール弁40を作動させるための専用の作動油を用いる必要がなく、作動油と潤滑油との混合を防止するための複雑な供給通路51,48を形成する必要がない。したがって、製造コストを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るベーンロータリ形式の容量可変型気体圧縮機(コンプレッサ)を示す縦断面図であり、フィルタの一部についてはさらに部分破断面を示す。 図1に示したコンプレッサのI−I線に沿った断面を示す図である。 図1に示したコンプレッサのII−II線に沿った断面を示す図である。 フィルタの取付用口金部とサイドブロックのフィルタ取付用凹部との関係を示す図であり、(a)は結合前状態、(b)は結合状態、をそれぞれ示す図である。 回転軸中心に対するフィルタ取付用凹部と供給通路との偏心状態、フィルタとケース内周面との隙間関係、およびフィルタの直径の相互関係を示す図であり、(a)は偏心有り、隙間大、フィルタ径小、(b)は偏心無し、隙間小、フィルタ径小、(c)は偏心有り、隙間小、フィルタ径大、をそれぞれ示す。
符号の説明
10 コンプレッサ(容量可変型気体圧縮機)
11 ハウジング
12 圧縮機本体
14 シリンダ
15,16 サイドブロック
16d フィルタ取付用凹部
16e 底面
18 ロータ
19 回転軸
22 圧縮室
31 吐出室
40 スプール弁(バイパスバルブ)
41 バイパス通路
48,51 供給通路
57 フィルタ
57a フィルタ本体
57b 取付用口金部
57c 先端面
57d 鍔部(ストッパ部)
G 冷媒ガス
R 冷凍機油

Claims (3)

  1. 外装であるハウジングと、このハウジングの内部に収容された、吸入した気体をシリンダで囲まれた内部空間において圧縮し、この圧縮された気体を外部に吐出する圧縮機本体を有し、この圧縮機本体には、前記内部空間のうち圧縮行程に対応した空間部分と所定の低圧空間とを連通させるバイパス通路が形成されるとともに、このバイパス通路上に、前記圧縮機本体の外部から所定の供給通路を通って供給された作動油により動作するバイパスバルブが配設され、該バイパスバルブの動作に応じて前記圧縮機本体からの圧縮気体の吐出量を可変とした容量可変型気体圧縮機において、
    前記圧縮機本体の外壁部に、前記供給通路よりも太径であって、その中心軸が前記供給通路の中心軸よりも前記圧縮機本体の中心方向に偏心してなるフィルタ取付用凹部が形成され
    前記フィルタ取付用凹部の底面に、前記供給通路が開口し、
    記フィルタ取付用凹部には、前記供給通路に流入される作動油を濾過するフィルタが、前記圧縮機本体の外側から取り付けられ、
    前記フィルタ取付用凹部と前記フィルタとのうち少なくとも一方には、前記フィルタ取付用凹部の底面と、前記フィルタの取付用口金部の端面とが当接するのを阻止するストッパ部が形成されていることを特徴とする容量可変型気体圧縮機。
  2. 前記圧縮機本体は、回転軸と一体的に回転するロータと、前記ロータの外周面の外方を取り囲む前記シリンダと、前記ロータの外周面から突出して、この突出した先端が前記シリンダの内周面に当接する、前記回転軸回りに等角度間隔で設けられた複数の板状のベーンと、前記ロータの両端面の側からそれぞれ、該ロータおよび前記シリンダを挟むように配設された2つのサイドブロックとを有し、前記回転軸の回転にしたがって、前記2つのサイドブロック、前記ロータ、前記シリンダ、および前記ロータの回転方向に相前後する2つの前記ベーンによって区画された圧縮室の容積が増減を繰り返すベーンロータリ形式の圧縮機本体であり、
    前記供給通路は、前記回転軸と略平行に前記シリンダの肉厚部に形成され、前記フィルタ取付用凹部は、前記2つのサイドブロックのうち一方に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の容量可変型気体圧縮機。
  3. 前記作動油は、少なくとも前記圧縮機本体の可動部に供給される潤滑油であることを特徴とする請求項1または2に記載の容量可変型気体圧縮機。
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