JP4647920B2 - 防犯・防災情報システム - Google Patents

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本発明は、センタ装置で監視している災害や犯罪等に係わる情報を携帯電話等により取得することができる防犯・防災情報システムに関する。
現在、一般に実用化されている防災システムは、市民に対して拡声器等による音声放送、自治体職員間の音声通信、FAX通信等が中心であり、市民(住民)への防災情報伝達手段が旧来からの古いシステムのままである場合が多い。
また、公共空間の防犯システムとしては、商店街等に導入されている街頭防犯カメラシステムがあるが、映像の録画、カメラ設置による犯罪抑止効果を狙って導入されているもので、市民(住民)に対して防犯情報を早く効果的に伝達する仕組みでは無く、現状は近隣で発生した犯罪、例えば子供の連れ去り、ひったくり、ピッキング等を市民(住民)がいち早く知る手段は少ない。
また、本発明に関連する公知技術として、現在位置の取得に使用できるGPS受信機能を有する汎用的な携帯電話及び当該携帯電話を使用してその位置を探索する技術が知られている(例えば特許文献1。)。
特開2003‐149317号公報
現在、自治体が実施している市民(住民)に対する防災情報の伝達手段は、拡声器等による音声放送だけであるので、放送が聞こえない場所にいる市民(住民)には伝わらないという問題がある。
また、従来では災害時に居所不明者の安否を確認する手段は殆ど無い。また、平時においては、近隣で発生した犯罪、例えば子供の連れ去り、ひったくり、ピッキング等の情報は、学校のプリント等で翌日以降に伝えられるのが早い方であり、発生当日の伝達手段は無いに等しい。なお、防災設備の拡声器等で緊急の迷子案内等は実施される場合があるが、防犯情報の伝達は実施されていない。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、電子メールや情報表示装置等を活用し、より多くの市民(住民)に信頼の置ける防犯・防災情報を早く且つ正確に伝達できる防犯・防災情報システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、
監視領域に設置される防犯・防災カメラと、
各避難所に設置される情報表示装置と、
前記各避難所に設置され、安否情報入力手段及び安否情報検索手段を備えると共に、前記安否情報入力手段により入力される安否情報を管理する安否情報管理テーブルを備え、該安否情報管理テーブルを通信網を介してセンタ装置に送信する安否情報入力・検索装置と、
防犯・防災情報の提供を受ける携帯型情報通信装置と、
前記防犯・防災カメラから通信網を介して送られてくる映像信号を蓄積管理する手段と、防犯・防災情報を前記各避難所に設置された情報表示装置及び前記携帯型情報通信装置に配信する手段と、前記各避難所に設置された安否情報入力・検索装置から通信網を介して送られてくる安否情報管理テーブルをデータベースに蓄積する手段と、前記前記各避難所に設置された安否情報入力・検索装置から通信網を介して送られてくる検索要求に応じて前記データベースを検索し、安否情報を当該安否情報入力・検索装置に提供する検索手段と、アクセス者認証手段とを備えたセンタ装置とから成り、
前記各避難所に設置されている安否情報入力・検索装置から該安否情報入力・検索装置に設けられている安否情報管理テーブルを参照して当該避難所に避難している人の安否を検索できると共に、前記各安否情報入力・検索装置から前記センタ装置のデータベースに蓄積されている安否情報管理テーブルを参照して他の避難所に避難している人の安否情報を検索できるように構成し、
前記安否情報管理テーブルは、アクセス者に第1者と、該第1者が検索許可を与えた第2者と、該第2者が検索許可を与えた第3者を登録することができ、
前記アクセス者認証手段は、前記安否情報入力・検索装置で各安否情報を検索時に、前記安否情報管理テーブルに登録してある前記第2者が前記第1者の安否情報を、前記第3者が前記第1者及び前記第2者の各安否情報を前記安否情報管理テーブルから検索できるように認証することを特徴とする。
本発明に係る防犯・防災情報システムによれば、電子メールや情報表示装置等を活用し、より多くの市民(住民)に信頼の置ける防犯・防災情報を早く且つ正確に伝達することができる。また、災害の発生等により避難所に避難した場合においても、安否情報入力・検索装置から安否情報の入力及び検索を容易に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る防犯・防災情報システムの全体の構成を示す図である。この防犯・防災情報システムは、例えば区役所、市役所、都道府県庁等の行政担当の自治体により運営される。
図1に示すように、例えば駅前や通学路等の監視領域10に犯罪抑止や犯罪・災害の発生等を撮影する目的で、防犯・防災カメラ11を設置し、その撮影映像を屋外に設備された無線LAN回線のようなIP網12やケーブルTV回線等の通信回線並びに防犯・防災回線網13を経由して防災センタ等の監視センタ20に伝送する。
上記監視センタ20には、例えばWebサーバ21、データベース22、操作端末23及びモニタ装置24等の監視用機器がセンタ装置25として設けられる。上記操作端末23としては、例えばパーソナルコンピュータが使用される。上記監視センタ20におけるセンタ装置25は、防犯・防災カメラ11から伝送されてきた撮影映像をデータベース22に保存(録画)し、かつモニタ装置24に表示する。
また、上記防犯・防災回線網13には、災害発生時に避難する例えば学校、公園、公民館等の避難所30、更には駅前や商店街等の自治体の施設に設置されるプラズマディスプレイ等の情報表示装置31や安否情報の入力と検索機能を備えた安否情報入力・検索装置32が接続される。
更に、上記防犯・防災回線網13には、各家庭40に設置される情報端末例えば家庭用PC(パーソナルコンピュータ)41がインターネット網14を介して接続される。上記各家庭40は、防犯・防災情報の提供を希望している市民(住民)の家庭であり、事前登録してある。
また、上記防犯・防災回線網13には、携帯電話網15を介して携帯電話基地局16が接続される。この携帯電話基地局16は、事前登録されている携帯型情報通信装置例えば携帯電話51やGPS機能付き携帯通信装置例えばGPS端末(GPS携帯電話)52に対して無線通信する。上記携帯電話51は、事前登録してある市民が携帯し、監視センタ20からeメール(電子メール)等で防犯・防災情報の提供を受ける。
また、GPS端末52は、予め登録された市民、主に子供や老人に携帯させる。このGPS端末52は、GPS人工衛星53を利用したGPS(Global Positioning Systems)により、現在の位置情報を求める位置検索機能を有すると共に、緊急時にSOS信号をセンタ装置25に送信する緊急用ボタンを備えている。上記GPS端末52の位置検索機能は、詳細を後述するようにセンタ装置25から送られてくる位置検索指示用コマンドにより自動的に起動し、現在位置を検索してその位置情報をセンタ装置25に送信する。
次に上記各部の詳細について説明する。
監視領域10に設けられた防犯・防災カメラ11は、撮影した映像をデジタルサンプルし、MPEG−4(Moving Picture Experts Group−4)圧縮してRTSP(Real-Time Streaming Protocol)にて無線LAN回線のようなIP網12へ送出する。上記圧縮、IP変換、無線送出処理は、カメラ毎に行ってもよく、あるいはカメラ複数台分を纏めて行い、カメラ−変換装置間の接続は従来のケーブル接続(ケーブルTV)を用いても良い。
上記防犯・防災カメラ11により撮影した映像信号をIP網12へ送出するときは、IPsec等の暗号化が施される。上記IP網12は、防犯・防災回線網13に接続される。なお、防犯・防災カメラ11と防犯・防災回線網13との接続は無線LANに限らず、ADSLなどの公衆回線を併用しても良く、インターネット経由でも良い。
上記防犯・防災回線網13は、自治体が管理する回路網であり、地下に埋設された光ファイバー、マイクロ波回線(例えばFWA:Fixed Wireless Access)等災害に強い回線で構成されるIP統合網であり、災害時の業務連絡にも利用される。
監視センタ20に設けられるセンタ装置25は、防犯・防災カメラ11からIP網12及び防犯・防災回線網13を介して送られてくる撮影映像をWebサーバ21により受信し、データベース22に保存(録画)しながらモニタ装置24に表示する。この場合、センタ装置25は、防犯・防災カメラ11からの映像が途絶えたとき、すなわち、無信号時においてはデータベース22への保存(録画)を停止する。
監視センタ20に監視員を常駐させる場合は、監視員がモニタ装置24の映像を見ることで,カメラ設置場所の常時監視が可能となる。監視センタ20の監視員は、モニタ装置24に表示されるモニタの映像で犯罪や災害等を発見した場合には、警察署や消防署等に通報する。監視員が常駐しない運用時は、データベース22へのデータ蓄積(録画)のみになる。
また、監視センタ20では、監視員が操作端末23を操作し、防災や防犯等に関する情報を表示コンテンツとして作成・編集し、Webサーバ21より防犯・防災回線網13を経由して、避難所30や自治体の施設等に設置されている情報表示装置31に配信し、防犯・防災情報として表示する。
上記表示コンテンツは、カメラ映像を常時放映するものに限らず、自治体の広報情報等の番組を表示するようにしても良い。なお、公衆の場に表示するカメラ映像は、個人が特定しにくい程度に例えば遠方から広角ズーム等で撮影したものが望ましい。
上記表示コンテンツの内容、表示スケジュール等は、例えば図2に一例を示す表示内容管理テーブル61で管理する。この表示内容管理テーブル61は、「項番」、「表示内容」、「表示場所」、「表示スケジュール」等を関連付けて管理するもので、例えば操作端末23内のメモリ、あるいはデータベース22に格納される。
また、上記防犯・防災情報の提供を希望している市民には、通知先登録テーブル62を参照してeメール等で配信する。通知先登録テーブル62には、図3に示すように、「項番」、「通知先名称」、「eメールアドレス」、「連絡対象」等を事前に申請された情報に基づいて登録する。上記メール配信を希望する「連絡対象」としては、例えば「広報」、「不審者出没」、「盗難」、「その他の犯罪」、「災害」、情報源の「地区」等がある。
センタ装置25は、避難所30や自治体の施設等に設置した情報表示装置31に防犯・防災情報を配信する際、図3に示した通知先登録テーブル62を参照し、登録されている市民に、連絡対象となっている防犯・防災情報をeメール等で配信する。この場合、センタ装置25は、各家庭40に設置されている家庭用PC41に対しては防犯・防災回線網13、インターネット網14を介して配信し、市民が携帯している携帯電話51に対しては、防犯・防災回線網13、携帯電話網15を介して携帯電話基地局16から配信する。
また、センタ装置25は、図4に示すGPS端末携帯者登録テーブル63を操作端末23あるいはデータベース22に備えている。このGPS端末携帯者登録テーブル63には、「項番」、GPS端末携帯者、つまりGPS端末52を携帯している者の「氏名」、「ID番号」等が予め登録される。上記「ID番号」は、住民基本台帳番号を使用しても良い。
センタ装置25は、災害や犯罪の発生時等において、上記GPS端末携帯者登録テーブル63に登録されているGPS端末携帯者の所在を検索することができる。
センタ装置25がGPS端末携帯者の位置検索、すなわちGPS端末52の所在を検索する場合には、GPS端末52に対して位置探索を指令するコマンドを送信する。
GPS端末52は、携帯電話基地局16との各種信号を送受信する送受信機能の他に、GPS人工衛星53からのGPS信号を受信するGPS受信部、位置探索用アプリケーションを記憶する記憶部を備えている。上記GPS端末52は、センタ装置25から送られてくる位置探索用コマンドを受信すると、他のアプリケーションが動作中であっても位置探索用アプリケーションが自動的に起動し、GPS受信部が受信したGPS人工衛星53からのGPS信号に基づいて現在の位置を算出し、その位置情報を携帯電話基地局16、携帯電話網15、防犯・防災回線網13を経由してセンタ装置25に送信する。
上記のようにGPS端末52での操作を行うことなく、GPS端末52の所在をセンタ装置25において検索することができる。
また、上記GPS端末携帯者についての位置検索は、事前登録されている市民が家庭用PC41や携帯電話51等からID(Identification)及びパスワードを用いてセンタ装置25に要求することでも行うことが可能である。
上記GPS端末携帯者についての位置情報は、例えば地図情報、映像情報、文字情報等の形態で提供される。犯罪あるいは災害発生時等においては、防犯・防災カメラ11が自動的に選択されて被検索者が撮影されている場合があるので、このような場合にはGPS端末携帯者の位置情報が映像情報の形態で提供される。
上記IDは、検索対象者を予め設定した範囲に限定するために例えば家族や親類等に対して発行される。また、パスワードは、必要に応じて1種類あるいは2種類を設定する。2種類のパスワードを設定する場合、例えばユーザー登録パスワードと、システムが設定する毎日変化するパスワード等が考えられる。この毎日変化するパスワードは、例えば事前に利用者に郵送されるパスワード表(パスワードカード)から、日付等の条件や、アクセス時にID入力画面に示される記号に従ってパスワードを選択する等の手段によって求められる。上記パスワード表は、記号と数字を対応付けた表で、表の行と列を指定して該当する記号/数字を入力させたりするものである。
また、自治体が市民にIDカードを発行している場合には、安否情報入力・検索装置32にIDカードの読み取り機を設けても良い。
以上はアクセス者を認証する手段であり、検索対象を身内や知人に限定させる手段としては、図4に示したGPS端末携帯者登録テーブル63の登録時に、GPS端末携帯者の検索を許可する人を「最大何名まで」と指定できるようにする。この場合、家族は検索を許可する人の中に自動的に含まれるようにしても良い。更に、検索時において、人物AがBに許可を与え、BがCに許可を与えているときはCはAも検索できるようにすれば、GPS端末携帯者登録テーブル63に近親者のみ許可登録しておくだけで遠い親戚まで検索できるようになる。
また、避難所30に設置されている安否情報入力・検索装置32は、災害発生時に避難所30に避難した市民が安否入力、例えば「氏名」、「年齢」、「性別」、「住所」等を入力する。この安否情報入力・検索装置32により安否入力を行うと、例えば図5に示すように、「項番」、「氏名」、「年齢」、「性別」、「住所」等からなる安否情報管理テーブル64が作成される。この安否情報管理テーブル64は、安否情報入力・検索装置32内のデータベースに格納されると共に、防犯・防災回線網13を経由してセンタ装置25へ送られ、データベース22に格納される。
センタ装置25では、各避難所30の安否情報入力・検索装置32から送られてくる安否情報管理テーブル64をデータベース22に格納し、複数の避難所30に対する安否情報を管理する。
そして、上記安否情報入力・検索装置32からは、ID及びパスワードを入力することにより安否情報管理テーブル64を検索することができ、その避難所30に避難している人の安否を確認できると共に、センタ装置25のデータベース22に格納されている安否情報管理テーブル64から他の避難所30に避難している人の安否を確認することができる。
また、各避難所30に避難している人の安否は、携帯電話51からID及びパスワードを入力してセンタ装置25にアクセスし、安否情報管理テーブル64を検索して確認することが可能である。
次に、上記実施形態の全体の動作を説明する。
図1に示すように、例えば駅前や通学路等の監視領域10に設置されている防犯・防災カメラ11は、各監視領域を撮影してその撮影映像を暗号化処理し、IP網12及び防犯・防災回線網13を経由して監視センタ20のセンタ装置25に伝送する。
センタ装置25は、防犯・防災カメラ11から送られてくる撮影映像をWebサーバ21により受信し、データベース22に保存(録画)しながらモニタ装置24に表示する。
監視センタ20に監視員を常駐させる場合は、監視員がモニタ装置24の映像を見ることで,カメラ設置場所の常時監視が可能となる。監視センタ20の監視員は、モニタ装置24に表示されるモニタの映像で犯罪や災害等を発見した場合には、警察署や消防署等の関係当局に通報する。
また、監視員は、操作端末23を操作し、防災や防犯等に関する情報を表示コンテンツとして作成・編集し、Webサーバ21より防犯・防災回線網13を経由して、避難所30や自治体の施設等に設置されている情報表示装置31に配信し、防犯・防災情報として表示する。上記表示コンテンツの内容、表示スケジュール等は、図2に示した表示内容管理テーブル61で管理する。
そして、上記センタ装置25は、図3に示した通知先登録テーブル62に登録されている市民、すなわち上記防犯・防災情報の提供を希望している市民に対しては、上記通知先登録テーブル62を参照し、連絡対象となっている防犯・防災情報を家庭用PC41や携帯電話51にeメール等で配信する。
また、センタ装置25は、市民から家庭用PC41、携帯電話51によりeメール等にて災害あるいは犯罪に関する自発的な通報を受けた際、通報情報から文字列検索により位置情報を抽出し、当該位置を撮影している防犯・防災カメラ11を自動的に選択し、その撮影映像をモニタ装置24に表示すると共に、必要に応じて関係当局に通報を転送する。上記関係当局は、任意のカメラ映像を閲覧できる権限を有する。
また、市民は、家族や親戚などで、GPS端末52を携帯させている子供や老人などの所在を犯罪や災害発生時あるいは通常時等において確認したい場合、例えば子供の連れ去り事件が発生した場合や、老人が道に迷って家に帰れなくなった場合など、所在確認を行いたい場合には、家庭用PC41や携帯電話51等からID及びパスワードを用いてセンタ装置25に所在確認を要求する。
センタ装置25は、所在確認の要求を受けると、GPS端末携帯者登録テーブル63を参照し、所在確認要求の正当性をIDやパスワード等から確認し、正当な権利者に対しては要求された市民の現在の位置情報をデータベース22から読み出して例えば地図情報、映像情報、文字情報等の形態で提供する。この場合、センタ装置25は、GPS端末携帯者登録テーブル63に登録されているGPS端末携帯者について、常時一定の時間間隔で位置検索を行ってデータベース22に蓄えておき、所在確認要求があった際にその蓄積情報を提供するか、あるいは所在確認要求があった際に位置検索を行って検索結果を提供する。
上記のように家族や親戚などで、GPS端末52を携帯させている子供や老人などの所在を家庭用PC41や携帯電話51等からセンタ装置25に問い合わせて確認することができる。
また、災害の発生等により市民が避難所30に避難した場合、避難した市民は、避難所30に設置されている安否情報入力・検索装置32により自身の安否情報、例えば「氏名」、「年齢」、「性別」、「住所」等を入力する。安否情報入力・検索装置32は、入力された安否情報に基づいて図5に示した安否情報管理テーブル64を作成し、内部のデータベースに格納すると共に、防犯・防災回線網13を経由してセンタ装置25へ送信する。
センタ装置25は、各避難所30の安否情報入力・検索装置32から送られてくる安否情報管理テーブル64をデータベース22に格納し、複数の避難所30に対する安否情報を管理する。
そして、避難所30に避難した人が家族あるいは親戚の人等の安否を確認したい場合には、避難所30に設置されている安否情報入力・検索装置32にID及びパスワードを入力すると、安否情報入力・検索装置32のデータベースに格納されている安否情報管理テーブル64を検索できるので、安否確認を行うことができる。また、上記安否情報入力・検索装置32からは、センタ装置25のデータベース22に格納されている安否情報管理テーブル64を検索でき、他の避難所30に避難している人の安否についても確認することができる。
また、避難所30に設置されている情報表示装置31には、センタ装置25から送られてくる災害等に関する情報が表示されるので、避難所30に避難した人は、上記情報表示装置31の表示内容から各種の情報を取得することができる。
以上説明したように電子メールや情報表示装置等を活用し、より多くの市民(住民)に信頼の置ける防犯・防災情報を早く且つ正確に伝達することができ、また、災害の発生等により避難所30に避難した場合においても、安否情報入力・検索装置32から安否情報の入力及び検索を容易に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
本発明の一実施形態に係る防犯・防災情報システムの全体の構成を示す図。 同実施形態における表示内容管理テーブルを示す図。 同実施形態における通知先登録テーブルを示す図。 同実施形態におけるGPS端末携帯者登録テーブルを示す図。 同実施形態における安否情報管理テーブルを示す図。
符号の説明
10…監視領域、11…防犯・防災カメラ、12…IP網、13…防犯・防災回線網、14…インターネット網、15…携帯電話網、16…携帯電話基地局、20…監視センタ、21…サーバ、22…データベース、23…操作端末、24…モニタ装置、25…センタ装置、30…避難所、31…情報表示装置、32…安否情報入力・検索装置、40…家庭、41…家庭用PC、51…携帯電話、52…GPS端末、53…GPS人工衛星、61…表示内容管理テーブル、62…通知先登録テーブル、63…GPS端末携帯者登録テーブル、64…安否情報管理テーブル。

Claims (1)

  1. 監視領域に設置される防犯・防災カメラと、
    各避難所に設置される情報表示装置と、
    前記各避難所に設置され、安否情報入力手段及び安否情報検索手段を備えると共に、前記安否情報入力手段により入力される安否情報を管理する安否情報管理テーブルを備え、該安否情報管理テーブルを通信網を介してセンタ装置に送信する安否情報入力・検索装置と、
    防犯・防災情報の提供を受ける携帯型情報通信装置と、
    前記防犯・防災カメラから通信網を介して送られてくる映像信号を蓄積管理する手段と、防犯・防災情報を前記各避難所に設置された情報表示装置及び前記携帯型情報通信装置に配信する手段と、前記各避難所に設置された安否情報入力・検索装置から通信網を介して送られてくる安否情報管理テーブルをデータベースに蓄積する手段と、前記前記各避難所に設置された安否情報入力・検索装置から通信網を介して送られてくる検索要求に応じて前記データベースを検索し、安否情報を当該安否情報入力・検索装置に提供する検索手段と、アクセス者認証手段とを備えたセンタ装置とから成り、
    前記各避難所に設置されている安否情報入力・検索装置から該安否情報入力・検索装置に設けられている安否情報管理テーブルを参照して当該避難所に避難している人の安否を検索できると共に、前記各安否情報入力・検索装置から前記センタ装置のデータベースに蓄積されている安否情報管理テーブルを参照して他の避難所に避難している人の安否情報を検索できるように構成し、
    前記安否情報管理テーブルは、アクセス者に第1者と、該第1者が検索許可を与えた第2者と、該第2者が検索許可を与えた第3者を登録することができ、
    前記アクセス者認証手段は、前記安否情報入力・検索装置で各安否情報を検索時に、前記安否情報管理テーブルに登録してある前記第2者が前記第1者の安否情報を、前記第3者が前記第1者及び前記第2者の各安否情報を前記安否情報管理テーブルから検索できるように認証することを特徴とする防犯・防災情報システム。
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