JP4647632B2 - センサデータ制御システム及びセンサデータ制御方法 - Google Patents

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本発明は、ネットワーク上に配置された多数の異なる種類のセンサから得られるデータを蓄積し、様々なアプリケーションプログラムに対して利用可能なデータとして提供するセンサデータ制御システム及びセンサデータ制御方法に関する。
センサネットワークと呼ばれる技術分野において、ネットワーク上に設置された多数のセンサから得た情報を収集、蓄積し、センサデータを用いる複数のアプリケーションに蓄積したセンサデータを提供するミドルウェアの研究開発が行われている。その研究開発事例として、非特許文献1、2が挙げられる。
センサデバイスには様々なものがあり、温度や湿度などセンシングを行う対象が異なるだけでなく、センシングを行う対象が同じでも通信プロトコルやデータ形式が異なる場合もある。従来のミドルウェアでは、様々な違いを有するセンサデータを統一的に扱うために、通信プロトコルやデータ形式の違いを隠蔽し、センサデバイスを抽象化する技術を有するものがある。
また、センサ種別など、センサデバイスに関する静的な情報を管理し、アプリケーションが静的な情報を指定すると、該当するセンサデバイスを検索する機能が従来のミドルウェアには存在する。
田坂、川喜田、他 「インターネット上で実空間情報を収集・管理するフレームワークの提案」、情報処理学会研究報告、2003-UBI-2(9)、2003年11月18日 斉藤忍、高橋成文 「3層方式によるセンサプラットフォームの提案」、情報処理学会第68回全国大会講演論文集3F−1
しかしながら、前述の通り、センサデバイスは種類によってデータ形式が異なる。センサデバイスは今後更に多くの種類が市販されるようになり、用途に合わせて様々なセンサデバイスが用いられる。新しい種類のセンサデバイスを導入するためには、センサデバイス設置者はその抽象化を行うための作業をセンサデバイス導入のたびに行わなければならない。従来の技術においては、抽象化の作業は煩雑であり、そのためのプログラミングや、複雑なXML(Extensible Markup Language)形式の設定情報記述、SQLによるデータベース操作等を行う必要がある。
また、センサデバイスの多くはコストを抑えるために小型化され、簡素化されており、電源も貧弱であるため、故障や電池切れも多く、センサデバイスの更改作業が多くなる。一方、センサデバイス自体は、同じ種類のセンサであってもセンシング素子の特性が異なるため、センサを用いるためにはキャリブレーションと呼ばれる補正作業を行う必要がある。従って、多数のセンサデバイスを設置するセンサネットワークにおいて、キャリブレーションを含めた更改作業は非常に煩雑な作業となりコストもかかる。
また、複数のアプリケーションプログラム(以降、単に「アプリケーション」とも記載)が同一のセンサデバイスから得た情報を利用する場合、各アプリケーションが欲しいセンサデータが必ずしも同一の単位であったり、同一の意味を持つものであることはない。従来の技術では、アプリケーションに合わせてセンサデバイスのデータの抽象化作業を行うか、アプリケーションごとにセンサデバイスデータの補正を行う必要があった。
また、従来では、センサ種別や位置などの静的なセンサデバイス情報を指定することでセンサデバイスを検索し、そのセンサデバイスが出力したセンサデータをデータベースから取得する、或いは、そのセンサデバイスが出力したデータをリアルタイムに取得するという形態がとられてきた。そのため、ある特定の時間の、ある特定の場所での人の有無を知りたいアプリケーションは、静的な情報として、その場所に設置されたセンサデバイス、という指定によりセンサデバイスを検索し、そのセンサデバイスから得られたセンサデータのみを利用するしかなかった。しかしながら、本来、たまたまその時間、その場所に持ち込まれた人感センサ付きのノートパソコンがあった場合、そのセンサも活用できるはずである。このように、動的な情報、特にある時間、ある場所に存在するという条件から、該当するセンサデバイスを全て検索することができないという問題がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、複数の種類のセンサデバイスからのセンサデータを蓄積し、様々なアプリケーションに対してアプリケーションの種類に拠らず、アプリケーションで使用するセンサデータを容易に提供することができるセンサデータ制御システム及びセンサデータ制御方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために本発明は、センサデバイスから取得したセンサデータを蓄積し、アプリケーションに対して前記センサデータを提供するセンサデータ制御システムであって、前記センサデバイスを抽象化した論理センサデバイスの識別子である論理センサデバイス識別子と、該論理センサデバイスに対応付けられたセンサデバイスの識別子であるセンサデバイス識別子と、前記論理センサデバイスに対応付けられたデータ変換方法との履歴を保持する論理センサデバイス情報保持手段と、前記センサデバイスのセンサデータを当該センサデバイスのセンサデバイス識別子と対応付けて格納テーブルに格納して保持するセンサデータ保持手段と、前記センサデータの種別を示すデータ形式識別子と、該データ形式識別子が示すデータ形式の情報であるデータ形式情報と、前記格納テーブルの名称である格納テーブル名と、該格納テーブルの格納形式とを保持するデータ形式識別子保持手段と、前記センサデバイスからセンサデータを取得するセンサデータ取得手段と、前記センサデータ取得手段によって取得されたセンサデータに含まれるデータ形式識別子を読み出し、該読み出したデータ形式識別子に対応するデータ形式情報と格納テーブル名と格納形式とを、前記データ形式識別子保持手段から取得し、取得したデータ形式情報に従って前記取得したセンサデータを解析し、前記取得した格納形式に従って前記取得した格納テーブル名の格納テーブルに格納する格納手段と、前記アプリケーションから要求されたセンサデータの送信要求に基づいて、前記格納テーブルに格納されたセンサデータを、当該アプリケーションに提供する提供手段と、を具備し、前記提供手段は、前記論理センサデバイス情報保持手段を参照し、前記アプリケーションから指定されたデータ取得期間において、前記アプリケーションから要求された論理センサデバイスに対応付けられたセンサデバイス識別子と、前記センサデバイス識別子に対応付けられた前記格納テーブルからセンサデータを取得し、前記論理センサデバイスに対応付けられたデータ変換方法に従ってデータ変換を施して、当該アプリケーションに提供することを特徴とする。
ここでいう識別子等の保持とは、各種情報を記憶することを示す。
た、本発明は、論理センサデバイスの位置情報を保持する位置情報保持手段を更に具備することを特徴とする。
また、本発明は、キャリブレーション情報保持手段に保持されるキャリブレーション情報に従って、センサデータに対して補正処理を行い、前記格納テーブルに格納することを特徴とする。
また、本発明は、センサデータ制御システムが、センサデバイスから取得したセンサデータを蓄積し、アプリケーションに対して前記センサデータを提供するセンサデータ制御方法であって、論理センサデバイス情報保持手段が、前記センサデバイスを抽象化した論理センサデバイスの識別子である論理センサデバイス識別子と、論理センサデバイス対応付けられたセンサデバイスの識別子であるセンサデバイス識別子と、前記論理センサデバイスに対応付けられたデータ変換方法との履歴を保持する第のステップと、センサデータ保持手段が、前記センサデバイスのセンサデータを当該センサデバイスのセンサデバイス識別子と対応付けて格納テーブルに格納して保持する第のステップと、データ形式識別子保持手段が、前記センサデータの種別を示すデータ形式識別子と、該データ形式識別子が示すデータ形式の情報であるデータ形式情報と、前記格納テーブルの名称である格納テーブル名と、該格納テーブルの格納形式とを保持する第のステップと、センサデータ取得手段が、前記センサデバイスからセンサデータを取得する第4のステップと、格納手段が、前記第のステップによって取得されたセンサデータに含まれるデータ形式識別子を読み出し、該読み出したデータ形式識別子に対応するデータ形式情報と格納テーブル名と格納形式とを、前記データ形式識別子保持手段から取得し、取得したデータ形式情報に従って前記取得したセンサデータを解析し、前記取得した格納形式に従って前記取得した格納テーブル名の格納テーブルに格納する第のステップと、提供手段が、前記アプリケーションから要求されたセンサデータの送信要求に基づいて、前記格納テーブルに格納されたセンサデータを、当該アプリケーションに提供する第6のステップと、を具備し、前記第6のステップでは、前記提供手段が、前記論理センサデバイス情報保持手段を参照し、前記アプリケーションから指定されたデータ取得期間において、前記アプリケーションから要求された論理センサデバイスに対応付けられたセンサデバイス識別子と、前記センサデバイス識別子に対応付けられた前記格納テーブルからセンサデータを取得し、前記論理センサデバイスに対応付けられたデータ変換方法に従ってデータ変換を施して、当該アプリケーションに提供することを特徴とする。

本発明では、データ形式の定義を、わかりやすい正規表現で定義することにした。また、従来技術では、アプリケーション側で行うキャリブレーション処理を、取得したセンサデータにキャリブレーション処理を施して、アプリケーションに送信するようにした。
また、アプリケーションが必要なセンサデータを検索する際に、センサデバイスの種別を指定するだけでなく、センサデバイスの場所やセンサデータの取得時間等を指定して検索できるようにした。
本発明によれば、従来煩雑であった新しいセンサデバイスの導入やセンサデバイスの更改作業を容易に行え、そのセンサデータを確実に蓄積し、様々なアプリケーションに提供することが可能である。この際、センサデバイス固有のキャリブレーション処理、論理センサデバイスによるデータ変換処理、論理センサデバイスの位置情報を含めたセンサデータをアプリケーションに提供することが可能である。
以下に、添付図面を参照しながら、本発明に係るセンサデータ制御システムの好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明および添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
図1は、本発明の本実施の形態に係るセンサデータ制御システムのセンサデータ蓄積側のブロック構成図である。図2は、本発明の本実施の形態に係るセンサデータ制御システムのセンサデータ利用側のブロック構成図である。
図1に示すように、センサデータ制御システムのセンサデータ蓄積側は、Webサーバ11、センサデータ処理部13、センサデータ格納用データベース15、センサメタ情報格納用データベース17から構成され、図2に示すように、センサデータ利用側は、センサデータ格納用データベース15、センサメタ情報格納用データベース17、クエリ処理部19から構成される。
図1において、センサデバイス7はセンサネットワークに新しく設置されるセンサデバイスである。端末9は、センサデバイス7の設置者8が使用するものであり、Webサーバ11と通信可能に接続される。センサデバイス7はネットワークを介してセンサデータ処理部13にセンサデータの送受信が可能である。
Webサーバ11は、端末9からセンサデバイス7に関するデータ形式やデバイスの情報、定義等の入力を受け付け、センサデータ格納用データベース15、センサメタ情報格納用データベース17に格納する。センサデータ処理部13は、センサデバイス7からのセンサデータを受け付け、必要な解析処理を行い、センサデータ格納用データベース15、センサメタ情報格納用データベース17に格納する。
センサデータ格納用データベース15はセンサデータ管理部21を有する。センサメタ情報格納用データベース17は、データ形式情報管理部31とセンサデバイス情報管理部32を有する。センサデバイス管理部21、データ形式情報管理部31、センサデバイス情報管理部32のそれぞれが記憶する情報については後に述べる。
図2に示すクエリ処理部19は、アプリケーション(アプリケーションプログラム)41からの検索指定要求等に従って、センサデータ格納用データベース15、センサメタ情報格納用データベース17を検索し、必要なセンサデータ等を取得し、アプリケーション41に送信する。
Webサーバ11、センサデータ処理部13、クエリ処理部19は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される制御部を各々有する。CPUは、ROM等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、後述する各種処理を実現する。
Webサーバ11、センサデータ処理部13、クエリ処理部19は複数のサーバコンピュータで構成されてもよいし、1つのサーバコンピュータで構成されても良い。
次に、センサデータ制御システムによる新種センサデバイスのセンサデータ蓄積利用について説明する。図3は新種センサデバイス7からのデータ取得処理の流れを示すシーケンス図である。
Webサーバ11は、端末9から、新種センサデバイス7の設置者8によるセンサデバイス7のセンサデバイス情報の入力を受け付け(ステップS1101)、Webサーバ11は、センサデバイス識別子とデータ形式識別子とをセンサデバイス情報管理部32に格納する(ステップS1102)。
Webサーバ11は、端末9から新種センサデバイス7の登録要求を受け付けると、センサデバイス情報設定画面を端末9に表示する。図4は、センサデバイス情報設定画面の一例を示す図である。センサデバイス識別子50は、新たに設置するセンサデバイス7を識別する識別情報(IDなど)である。また、説明欄にはセンサデバイス7の設置箇所等が記述される。データ形式識別子は51は、センサデバイス7が取得するデータの種別を示すものであり、例えば、センサデバイス7が温度センサであれば「Temp」として、データ形式識別子51「Temp」が新規であれば、ステップS1103〜ステップS1105に示すように定義する。
こうして定義されたセンサデバイス情報は、センサメタ情報格納用データベース17のセンサデバイス情報管理部32に記憶される。図5は、センサデバイス情報管理部32に保持されたセンサデバイス情報の一例を示す図である。例えば、図4に示される画面にて入力された情報は、図5に示されるセンサデバイス情報として保持される。
Webサーバ11は、端末9から、新種のデータ形式情報の入力を受け付け(ステップS1103)、Webサーバ11は、センサデータ格納用テーブルを作成し、センサデータ格納用データベース15に格納する(ステップS1104)。また、Webサーバ11は、センサデータ形式識別子とそのデータ形式情報、格納先テーブル名の対応情報などをセンサメタ情報格納用データベース17に格納する(ステップS1105)。
Webサーバ11は、端末9から新たなデータ形式識別子の登録要求を受け付けると、図6に示すセンサデータ形式登録画面を端末9に表示し、入力を受け付ける。
例えば、温度センサが新たに設置された場合、データ形式識別子51として「Temp」と入力し、説明として温度センサであることを記載し、「Temp」に対するデータ形式53を定義する。データ形式53は正規表現で記述することができる。また、データ形式53には、正規表現を拡張して、文字列だけでなくバイナリ形式の読み込み、例えば、「16ビットの整数」などといったパターンを定義することも可能である。
後に説明するように、センサデバイスからセンサデータが入力された場合、センサデータ処理部13は、データ形式53に記述された正規表現に合致する文字列(データ)をセンサデータから取得し、センサデータ格納用テーブルに出力し、センサデータ管理部21に格納する。
また、格納形式55は、データベースへの蓄積方法、即ち、蓄積先のカラム名やデータ型等を定義するものであり、センサ格納用テーブルの形式を定義するためのものである。
図6において、データ形式識別子51が「Temp」であるデータは、データ形式53「([a-z]+) ([0-9]) ([0-9:]+) ([0-9.]+)」と格納形式55の記述によって次のように定義される。
まず、「a」から「z」のアルファベットが1つ以上続き、それは「形式識別子」を意味している。次に、1つスペースが入り、次に「0」から「9」の数字が1文字入り、それは「センサデバイス7の識別子」を意味している。次に、1つスペースが入り、次に「数字」か「:」からなる文字が続き、それは「センサデータ取得時間」を意味する。次に、1つスペースが入り、次に「数字」か「.」からなる文字が続き、それは「温度データ」を意味する。
図6において、「登録」ボタンが選択されると、センサデータ形式識別子とそのデータ形式情報、格納先テーブル名の対応情報などがセンサメタ情報格納用データベース17に格納され、センサデータ格納用テーブルはセンサデータ格納用データベース15に格納される。
図7は、センサメタ情報格納用データベース17が有するデータ形式情報管理部31が記憶するデータ形式情報の一例を示す図である。図6に示すセンサデータ形式登録画面で入力された60部、61部、63部、65部、67部が、図7に示すデータ形式情報の70部、71部、73部、75部、77部に対応する。
以上のようにして、新種のセンサデバイス7に対するデバイス情報、センサデータのデータ形式情報がデータベースに登録される。登録作業後、センサデバイス7の設置者8はセンサデバイス7を所定の場所に設置し、ネットワークに接続する(ステップS1106)。
次に、データベース7が取得したセンサデータの蓄積の処理について説明する。センサデバイス7がセンサデータを取得すると(ステップS1107)、センサデータはセンサデータ処理部13に送信される(ステップS1108)。
センサデータ処理部13は受信したセンサデータのデータ形式識別子に対応するデータ形式情報、格納先テーブル名等を取得する(ステップS1109)。本システムでは、センサデバイスからのセンサデータ内の決まった位置にセンサデータ形式識別子を配置する必要がある。先頭ではない場合は、システムに蓄積するセンサデータ全てについて位置あわせをしておく、或いは、センサデータにセンサデータ形式識別子があるものとして認識するセンサデータ解析処理を行う必要がある。例えば、先頭に配置する場合には、センサデバイス7が送信するセンサデータの先頭に「Temp」と記載しておき、本システムは、まずこのセンサデータの先頭にあるセンサデータ識別子「Temp」を読み込むことで、それに対応するデータ形式情報、格納先テーブル名等を取得することができる。
次に、ステップS1109で取得したデータ形式情報等に基づいて、センサデバイス7から受信したセンサデータを解析し、センサデータ格納用テーブルに対応させて、センサデータ格納用データベース15のセンサデータ管理部21に格納する(ステップS1110)。センサデータ処理部13は、入力されたセンサデータに対し、データ形式53に記載された正規表現でマッチングを行い、当該センサデータに含まれるデータ要素を抽出してデータベースに蓄積する。
図8はセンサデータ管理部21に蓄積されたセンサデータの一例を示す図である。図8に示すセンサデータは、複数のセンサデバイスから取得されたデータのうち、データ形式識別子が「Temp」であるデータを、図6に示す格納形式で格納し、蓄積された温度データである。図8に示すデータにおいて、81部は図3に示す61部の格納形式によって格納されたデータ形式識別子(この場合「Temp」)であり、83部は図3に示す63部の格納形式によって格納されたセンサデバイス識別子であり、85部は図3に示す65部の格納形式によって格納されたデータ取得時間であり、87部は図3に示す67部の格納形式によって格納された温度センサデータである。
以上のようにして、新種センサデバイス7がネットワークに接続された場合も、新種センサデバイス7に関するセンサデータ形式登録を行い、データベースに登録しておくことによって、新種センサデバイス7のセンサデータを蓄積することが可能となる。
次に、本センサデータ制御システムにおいて、蓄積されたセンサデータをアプリケーション41が利用するまでの動作について図2を参照して説明する。
まずは、アプリケーション41が、目的のセンサデータ形式識別子に関する情報あるいは目的のセンサデバイスに関するデータ形式等の情報を検索する場合、アプリケーション41が目的のセンサデータ形式識別子或いは目的のセンサデバイス識別子をクエリ処理部19に対して指定すれば、クエリ処理部19は、指定されたセンサデータ形式識別子或いはセンサデバイス識別子に関する情報をデータ形式情報管理部31から取得し、アプリケーション41に送信する。
また、アプリケーション41が目的のセンサデータ形式或いは目的のセンサデバイスについてデータ取得期間を指定してセンサデータを取得したい場合、クエリ処理部19は、アプリケーション41から指定されたセンサデータ形式識別子或いはセンサデバイス識別子について、データ形式情報管理部31から格納先テーブル名を取得し、センサデータ管理部21から指定期間のセンサデータを取得し、アプリケーション41に送信する。
例えば、アプリケーション41が「2階3号室に設置した温度センサ001」を検索すると、図4で登録されたセンサデバイス情報からそのセンサデバイス識別子50「2Froom3Temp001」が取得でき、そのセンサデバイス識別子50と取得したいセンサデータの測定時間とを指定すれば、アプリケーション41は目的のセンサデータを得ることができる。
また、本実施の形態では、センサデータを格納するデータベースをセンサデータ格納用データベース15の一つとしたが、データ形式やセンサデバイス形式によって格納先のデータベースを振り分け、複数のデータベースに蓄積しても良い。
この場合、センサメタ情報格納用データベース17に格納先情報を管理する格納先データベース情報管理部を設け、各データ形式或いはセンサデバイス形式に対する格納先データベースの情報(IPアドレスやアカウント情報、テーブル名等)を記憶させ、センサデータ処理部13がセンサデータの格納を行う際には、当該格納先データベース情報管理部の情報を参照し正しい格納先にセンサデータを格納すればよい。また、同じデータ形式、同じセンサデバイス形式のデータに関しても、期間によって格納先データベースを変えてもよい。この場合は、格納先データベース情報管理部に期間毎の格納先データベース情報を記憶させればよい。クエリ処理部19は、格納先データベース情報管理部が保持する情報により目的のセンサデータが格納されるデータベースを特定し、センサデータを取得することができる。
このように複数のデータベースによって管理することにより、データベースの複製や増設、切り替え作業等を効率的に行うことが可能である。格納先データベース情報については、本センサデータ制御システム管理者が入力、管理してもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態に係るセンサデータ制御システムのセンサデータ蓄積側のブロック構成図である。図9に示す実施形態は、図1に示す第1の実施形態にキャリブレーション処理の記述を管理する機能、即ち、センサデータにキャリブレーション処理を行ってからデータを蓄積する機能が付加されたものであり、それ以外は第1の実施形態と同様に動作するものである。
センサデバイス設置者108は、端末109から、Webサーバ111に対して、センサデバイス107に対するキャリブレーション方法を入力し、Webサーバ111はその入力を受け付け、キャリブレーション情報をキャリブレーション情報管理部133に格納する。
キャリブレーション情報は、図10、図11に示す画面を用いて入力される。図10は、キャリブレーション情報登録画面の一例を示す図である。図10に示す画面の左側には図6に示すセンサデータ形式登録画面で登録したセンサデバイスのデバイス識別子一覧が表示され、センサデバイス設置者108はキャリブレーション処理を設定したいセンサデバイスを一覧から選択し、選択ボタンを押すと、画面右側に選択されたセンサデバイスの情報が表示される。
図10に示す格納形式の表示部にはキャリブレーション設定ボタン150−1、150−2、150−3、150−4がそれぞれ設けられ、それらを選択することによって、各データ要素に関するキャリブレーション処理の設定が可能となる。例えば、センサデバイス設置者108がキャリブレーション設定ボタン150−4を選択すると、図11に示す画面が端末109に表示される。
図11は、キャリブレーション設定画面の一例を示す図である。図11に示す設定画面において、キャリブレーション法設定欄151では、例えばセンサデバイス107が取得したセンサデータを「X」としてキャリブレーション記述を設定する。センサデバイス設置者108が登録ボタンを選択すると、Webサーバ111はデータ入力を受け付け、センサメタ情報格納用データベース117のキャリブレーション情報管理部133にキャリブレーション情報として登録される。図12は、キャリブレーション情報管理部133が保持するキャリブレーション情報の一例を示す図である。
図9において、センサデバイス107からセンサデータが送信されると、センサデータ処理部113は、受信したセンサデータ内のデバイス識別子を元に、キャリブレーション情報管理部133からキャリブレーション情報を取得し、センサデータに対してキャリブレーション処理を行い、センサデータ管理部121に格納する。
このように、センサデータ処理部113内で、キャリブレーションの管理、処理を行うため、アプリケーション側で個々にキャリブレーション処理を行う必要もなく、センサデバイスが更改された場合でもアプリケーション側での変更処理を行う必要がなく、便利である。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図13は、本発明の第3の実施形態に係るセンサデータ制御システムのセンサデータ蓄積側のブロック構成図である。図13に示す実施形態は、図1に示す実施形態或いは図9に示す第2の実施形態に、論理センサデバイスに関する機能が付加されたものであり、それ以外は第1の実施形態或いは第2の実施形態と同様に動作するものである。
以下、論理センサデバイスに関する機能について説明する。
論理センサデバイスは、物理的なセンサデバイスを抽象化した概念上のデバイスである。そのため、論理センサデバイスと実体のあるセンサデバイスとの対応付けをする必要があり、実際のセンサデバイスのセンサデータのどの項目に論理センサデバイスを適用するか等の設定を登録する必要がある。
論理センサデバイスの登録は、センサデバイス設置者208が端末209からWebサーバ211に対して行われる。Webサーバ211は論理センサデバイスの登録要求を受け付けると、論理センサデバイス情報登録画面を端末209に表示する。図14は、論理センサデバイス情報登録画面の一例を示す図である。
図14に示す画面において、センサデバイス設置者208は、論理センサデバイス識別子251の入力欄に登録する論理センサデバイスの識別子を入力する。図14に示す画面では、例えば「2階2号室の華氏で出力する温度センサ」という論理センサデバイスを設定する。図14に示す画面左側には図6に示すセンサデータ形式登録画面で登録したセンサデバイスのデバイス識別子一覧が表示され、センサデバイス設置者208はこの論理センサデバイスを対応付ける実際のセンサデバイスを一覧から選択し、選択ボタンを押すと、画面右側に選択されたセンサデバイスのデータ形式情報が表示される。
センサデバイス設置者208は、表示されたデータのうち、論理センサデバイスを対応付けるデータを選択する。ここでは、対応付け入力欄257−1、257−2に記しが付けられた、「データ取得時間」と「温度センサデータ」のデータに関して論理センサデバイスが対応付けられることとなる。図14に示す画面で選択された物理的な実体を持つセンサデバイスが取得する温度センサデータは「セ氏」による出力なので、論理センサデバイスに対応するためには、データを変換する必要がある。そこで、センサデバイス設置者208は、データ変換設定ボタン253を選択すると、図15に示す画面に遷移する。
図15は、データ変換設定画面の一例を示す図である。図15に示す設定画面において、データ変換方法設定欄261には、例えば実際にセンサデバイスが取得した温度データを「X」として、「Xをセ氏から華氏に変換する」ためのデータ変換式が記述される。センサデバイス設置者208が設定ボタンを選択すると、Webサーバ211はデータ入力を仮に受け付け、再度図14に示す画面を端末209に表示する。さらに、センサデバイス設置者208は、論理センサデバイスを対応付ける対応付け期間の入力欄255に期間の入力を行う。
こうして入力が終了し、センサデバイス設置者208が登録ボタンを選択すると、Webサーバ211はデータ入力を受け付け、センサメタ情報格納用データベース217の論理センサデバイス情報管理部234に論理センサデバイス情報として登録する。図16は、論理センサデバイス情報管理部234が保持する論理センサデバイス情報の一例を示す図である。
尚、図14で設定した温度データに関して、アプリケーションによっては温度データを「セ氏」のまま使用したいものもある。この場合は、セ氏のまま出力する論理センサデバイスを定義することもでき、同じセンサデバイスに対応付けすることが可能である。
また、論理センサデバイスと実際のセンサデバイスの対応付けの確認、センサデバイスの更改等に伴う対応付けの変更等を行う場合は、図17に示す画面を用いて行う。図17は、論理センサデバイス対応履歴情報参照画面の一例を示す図である。図17に示す画面左側に示す論理センサデバイス識別子から、センサデバイスとの対応付けを参照したい論理センサデバイス識別子を選択し、選択ボタンを押すと、画面右側に、選択された論理センサデバイス対応付け履歴が表示される。例えば、図17で選択された論理センサデバイスは、センサデバイス識別子「2Froom2Temp003」に2000年4月1日0時から2001年8月13日15時まで対応付けられ、それ以降はセンサデバイス識別子「2Froom2Temp004」に対応付けられていることがわかる。
図17に示す画面で、対応履歴情報を1つ選択して詳細参照ボタンを選択すると、該対応履歴情報を設定した際の画面(図14)が表示され、詳細情報を確認することが可能である。また、履歴追加ボタンを選択すると、図14に示す画面において右側のデバイス識別子が未表示の画面が表示され、新たな対応付けを追加設定することが可能となる。
図18は、論理センサデバイス機能を有するセンサデータ制御システムのデータ利用側のブロック構成図である。アプリケーション241は、クエリ処理部219に対して、論理センサデバイス情報管理部234に登録された論理センサデバイス情報の一覧の取得を要求し、取得した論理センサデバイスの一覧から必要となるセンサデータを出力する論理センサデバイスを選択してクエリ処理219に送信する。クエリ処理部219は、選択された論理センサデバイスに対応付けられたセンサデバイス識別子と、その格納先テーブルを取得し、センサデータ格納用データベース215からセンサデータを取得し、センサデータに対して図15の画面で設定されたデータ変換を施し、アプリケーション241に送信する。
また、アプリケーション241が、取得した論理センサデバイスの一覧から必要となるセンサデータを出力する論理センサデバイスを選択し、データ取得期間を指定してクエリ処理219に送信した場合、クエリ処理部219は、論理センサデバイス情報管理部234から、選択された論理センサデバイスの対応付け履歴情報を参照し、指定期間において対応するセンサデバイス識別子を調べ、その格納先テーブルを取得し、センサデータ格納用データベース215から指定期間のセンサデータを取得し、センサデータに対して図15の画面で設定されたデータ変換を施し、アプリケーション241に送信する。
以上のように、論理センサデバイスを設定することにより、センサデータに対して解析処理することが可能となり、一つのセンサデータを様々なアプリケーションに対応させることが可能となる。
たとえ途中で異なるセンサデバイスに更改されていたとしても、対応付けだけを変えればよく、アプリケーションは同じ論理デバイスを使い続ければよいのでアプリケーションまで変更する必要はない。
また、センサデバイスのセンサデータ変換を加え、論理デバイスのセンサデータとしたものを、データベースに蓄え、再び同様の論理センサデバイスの同期間のセンサデータを要求するクエリーがあった場合に、蓄積したデータを使うことにより、データ変換処理を何度も行う必要を無くすことも可能である。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図19は、本発明の第4の実施形態に係るセンサデータ制御システムのセンサデータ蓄積側のブロック構成図である。図19に示す実施形態は、図13に示す第3の実施形態に、論理センサデバイスの位置情報管理機能が付加されたものであり、それ以外は第3の実施形態と同様に動作するものである。図19に示すように、第4の実施の形態であるシステムには、論理センサデバイスの位置情報を格納する位置情報管理部345を有する位置情報格納用データベース314が設けられる。
また、第4の実施の形態では、論理センサデバイスが、ある位置に固定設置された固定デバイスであるか、或いは、移動する移動デバイスであるかを設定することが可能である。
以下、論理センサデバイスの位置情報管理機能について説明する。
ここで、位置とは、何らかの座標系における座標を示す。座標系は、原点や座標軸の取り方によって定義され、2次元か3次元か、或いは、直交座標系か極座標系か、軸のスケールはメートルかセンチメートルか、など様々な座標系が考えられ、センサデバイスを設置した位置を様々な表現で表現することが可能である。
また、どのような座標系の位置が必要であるかは、アプリケーションによって異なるため、様々なアプリケーションに対応可能なように、様々な座標系を定義することが必要となる。
次に、論理センサデバイスがある特定の位置での事象を計測する固定デバイスである場合の位置情報設定について説明する。
位置情報設定者は、端末209からWebサーバ211に対して、座標系の登録要求を行うと、Webサーバ211は端末209に対してマップ登録画面を表示する。図20は、マップ登録画面の一例を示す図である。位置情報設定者は、マップ(座標系)ID入力欄351に「2階フロア」と入力し、その説明を説明欄に入力する。次に、座標系の定義として、座標定義欄352−1、352−2に座標軸を定義する。もし座標軸が2以上であれば、項目追加ボタンを選択することによって、座標定義欄を追加表示することが可能である。
こうして、座標系に関する入力が終わり、登録ボタンが選択されると、Webサーバ211は、登録されたデータを基に、位置情報を格納するテーブルを作成し、位置情報管理部345に格納する。図21は、位置情報管理部345に保持する位置情報の一例を示す。図21に示すように、テーブルは項目として、論理センサデバイス名363、位置情報を取得した時間365、位置情報のX座標、Y座標367を有し、それぞれにデータが取得される。
次に、位置情報設定者は、固定デバイスである論理センサデバイスの位置を設定する。位置設定は図22に示す論理センサデバイス情報登録画面で行われる。図22は、論理センサデバイス情報登録画面の一例を示す図である。位置情報設定者が、図22に示す画面の位置情報設定ボタン371を選択すると、Webサーバ211は端末209に対して図23に示す画面を表示する。
図23は、位置情報設定画面の一例を示す図である。図23に示す位置情報設定画面において、位置情報設定者は、マップ(座標系)IDとして「2階フロア」を指定し、そのマップにおける座標値、この場合は「X=34」、「Y=34」を入力し、設定ボタンを選択すると、入力された位置情報は一時的に記憶され、図22に示す画面に戻る。図22に示す画面において、登録ボタンが選択されると、Webサーバ211は、論理センサデバイス情報を論理センサデバイス情報管理部234に格納し、当該論理センサデバイスの位置情報である論理センサデバイスID(識別子)、マップID、登録時間が予め作成した当該マップID用のテーブルに格納される。
次に、論理センサデバイスが移動デバイスである場合の論理センサデバイスの位置情報の設定について説明する。移動デバイスとは、例えば、携帯用ノートパソコンに設置された周囲の温度を計測する温度センサなどである。
移動デバイスの場合も、固定デバイスの場合と同様に、図20に示すマップ(座標系)登録画面にて座標系を定義し、図21に示す当該マップに対応するテーブルを作成し、位置情報管理部345に格納しておく。
図24は、第4の実施の形態であるセンサデータ制御システムのセンサデータ利用側のブロック構成図である。図24において、アプリケーション341−1は、測位アプリケーションであり、アプリケーション341−1を用いて時々刻々移動する移動センサの位置情報を追跡する。アプリケーション341−1は、クエリ処理部319を介して、対象となる移動デバイスの位置を特定するのに必要なセンサデータ、例えばGPS(Global Positioning System)データなどをセンサデータ管理部231から取得する。この際の取得手順は、第3の実施の形態におけるアプリケーション241の場合と同様である。取得したセンサデータを元に、当該移動デバイスの位置情報を算出する(手順1)。
また、測位アプリケーション341−1が、移動デバイスに付けられたGPSセンサが発する位置情報信号を直接受信可能であれば、上記のデータ取得は必要なく、移動デバイスの位置情報を得ることができる。
アプリケーション341−1は、移動デバイスの位置情報を算出したら、クエリ処理部319に対して、当該論理センサデバイスに関する位置情報設定要求を送信する。クエリ処理部319は、位置情報を位置情報管理部345のテーブルに格納する(手順2)。
アプリケーション341−1は、上記の手順1、手順2を定期的に繰り返すことにより、当該論理センサデバイスの現在位置の算出、位置情報管理部345への登録を行う。
次に、アプリケーション341−2がセンサデバイスの位置情報を利用する場合について説明する。
アプリケーション341−2は、時間と位置範囲(マップIDと座標範囲)とを指定し、指定された時間に、指定された位置に存在する論理センサデバイスを検索する要求を、クエリ処理部319に送信する。
クエリ処理部319は、位置情報格納用データベース314を検索し、指定されたマップIDに対応するテーブルから、指定された時間、指定された座標範囲に存在する論理センサデバイスの論理センサデバイスID(識別子)の一覧を取得する。
クエリ処理部319は、取得した一覧にある論理センサデバイスそれぞれについて、論理センサデバイス情報管理部234から、当該論理センサデバイスに関するメタ情報(説明等)を取得し、そのメタ情報に基づいて、必要なセンサデータを取得する論理センサデバイスを選択し、その論理センサデバイスのセンサデータを取得し、アプリケーション341−2に送信する。この際の取得手順は、第3の実施の形態におけるアプリケーション241の場合と同様である。ここで、どの論理センサデバイス情報を取得するかについて選択する判断は、アプリケーション341−2から判断基準となる情報(例えば、センサ種別など)がクエリ処理部319に入力される。
このようにして、アプリケーション341−2は、ある時間、ある場所に存在するセンサデバイスから必要なセンサデータを取得することが可能である。
ここでは、時間と位置とを動的な情報として管理する場合を例に述べたが、動的な情報はこの限りではない。
次に、第4の実施の形態を具体的な例を挙げて説明する。
図25は、住人P氏の住環境を示す図である。住人P氏の住環境は家屋511と庭513であり、P氏は家屋511の屋内523と庭513を自由に移動する。庭513には樹木515が存在する。図26は、図25に示す住環境を上から見た図である。ここで、P氏は移動センサデバイス531を有する。また、屋内の領域(例えば部屋など)523−1、523−2、523−3、523−4、523−4にはリーダセンサデバイス541−1、541−2、541−3、541−4が設置され、樹木515にはリーダセンサデバイス541−5が設置される。
図27は、住人P氏の住環境に適用したセンサデバイス制御システムの蓄積側のブロック構成図である。図27に示すように、リーダセンサデバイス541−1、541−2、541−3、541−4、541−5は、センサデータ処理部213に通信可能に接続されており、移動センサ531から無線送信されるセンサデータを受信し、センサデータ処理部213に送信する。
図28は移動センサ531の定義を示す図である。移動センサ531は、センサデバイスID(識別子)が(001)であり、GPSセンサと気温センサ等からなる複合型のセンサである。GPSセンサの論理センサデバイスID(識別子)は「P氏論理GPSセンサデバイス」であり、気温センサの論理センサデバイスID(識別子)は「P氏論理気温センサデバイス」である。
図29は、各リーダセンサ541の定義を示す図である。リーダセンサ541のセンサデバイスIDは(101)であり、論理センサデバイスIDは「論理リーダ2センサデバイス」であり、位置情報は図26に示すx−y座標系において(x1、y1)である。他のリーダセンサ541−2〜541−5についても、図29に示すように定義される。
尚、各論理センサデバイスの測定対象や対応付けなどの情報は、図14に示す設定画面等で設定され、論理センサデバイス情報管理部234に保持される。
また、図26に示すx−y座標系に関するマップテーブル等も図20の設定画面により設定され、また、それぞれのリーダセンサの位置座標は図23に示す画面等により設定され、位置情報格納DB314に格納される。
図30は、アプリケーションと本システムの利用側のブロック構成図を示す図である。
測位アプリケーションAは、GPSセンサを利用してセンサデバイスの位置を測位するものであり、緯度と経度を計測する。測位アプリケーションAを動作させる準備として、予め、測位アプリケーションの管理者は、本システムに測位アプリケーションAで用いるマップを登録する。マップIDとして「地球全範囲マップ」、座標名として「緯度」「経度」の2つを定義する。測位アプリケーションAは、P氏論理GPSセンサデバイスからのセンサデータを定期的に取得し、センサデータ内に格納される時刻、緯度、経度の情報から、このセンサデータをその時刻におけるP氏論理GPSセンサデバイスの位置とし、位置情報管理部345−1に登録する。さらに、測位アプリケーションAは、論理センサデバイス情報管理部内の情報からP氏論理GPSセンサデバイスと同一の測定対象を持つ論理センサデバイスとしてP氏論理気温センサデバイスを見つけ出し、この論理センサデバイスも同一の位置に存在するとして、位置情報管理部345−1に登録する。
測位アプリケーションBは、室内のセンサデバイスの位置を測位するアプリケーションである。前述のように、図26に示すx−y座標系はマップIDとして「P氏家屋内マップ」、座標名として「x」と「y」とで定義され、位置情報管理部345−2にはマップIDに対応したテーブルが格納される。移動センサ531と各リーダセンサ541−1〜541−5に関する定義は図28、図29に示すとおりである。このとき、測位アプリケーションBは、論理リーダ1センサデバイスから論理リーダ5センサデバイスまでの全論理リーダセンサデバイスからのセンサデータを定期的に取得し、センサデータ内に保持される時刻と、センサデバイスIDと、受信電波強度とから、当該センサデバイスIDに対応する論理センサデバイスのその時刻における位置を求め、位置情報管理部345−2に登録する。移動センサ531からのセンサデータは無線で送信され、各リーダセンサ541−1〜541−5によって受信されるが、移動センサ531と各リーダセンサとの距離に応じて受信電波強度が変化するため、測位アプリケーションBは受信電波強度から移動センサ531がどのリーダセンサの近くに存在するかを推定することが可能である。最も簡単には、受信電波強度が最も強かったリーダセンサの位置に移動センサ531が存在するとして近似してもよい。
アプリケーションRは、地球規模での気温分布を調べる気温観測アプリケーションである。ユーザが、緯度と経度の範囲と時刻を入力すると、その時刻のその座標範囲の気温を取得できる。このアプリケーションRは、「地球全範囲マップ」を利用し、ユーザが入力した指定時刻に、指定座標範囲に存在した気温センサデバイスを検索し、そのセンサデータを取得する。その時刻に、P氏が庭にいれば、GPSデータにより測位できるので、P氏論理気温センサデバイスが出力した気温センサデータをその場所の気温として利用することができる。
アプリケーションSは、P氏の家屋の空調管理アプリケーションであり、P氏がいる部屋の温度が適温となるように空調機を制御するアプリケーションである。アプリケーションSは、「P氏家屋内マップ」を利用し、定期的にP氏論理気温センサデバイスの位置を調べる。それが家屋内にあり、現時刻での位置情報が取得でき、P氏論理気温センサデバイスからのセンサデータの値が高すぎたり、低すぎたりした場合は、空調機を操作制御する。ここで、アプリケーションSには、予め、「P氏家屋内マップ」における位置と各部屋の対応、また書く部屋に設置される空調機の制御方法についての情報が設定されているものとする。
以上説明したように、本実施の形態では、複数の測位アプリケーションを設置することができ、それぞれ別のマップ(座標系)を定義し、そのマップにおける論理センサデバイスの位置情報を登録することが可能である。一方で、位置情報を利用する様々なアプリケーションは、適切なマップを利用し、ある時刻における、ある座標範囲に存在する論理センサデバイスを検索することが可能である。
アプリケーションRにおいて、屋内の気温も取得したい場合、測位アプリケーションCを動作させる。測位アプリケーションCは、測位手法は測位アプリケーションBと同様であるが、「P氏家屋内マップ」における座標を緯度、経度に変換するデータ変換を有するため、論理センサデバイスの緯度、経度を測位することが可能である。測位アプリケーションCは測位した結果を位置情報管理部Aに登録する。
この測位アプリケーションCの実現方法としては、測位アプリケーションC自信が測位アプリケーションBと同様の測位処理を行うのではなく、測位アプリケーションBが測位した結果を用いることも可能である。即ち、測位アプリケーションBが測位し、位置情報管理部345−2に蓄積した位置情報を取得し、緯度、経度への変換処理を施した後、位置情報管理部345−1に蓄積するという方法である。この場合、測位アプリケーションCは、位置情報管理部345−2から位置情報を取得するモジュールと、変換処理モジュールと、変換結果の位置情報を位置情報管理部345−1に登録するモジュールとからなる。
このように、本システムでは、必要に応じて新たな測位アプリケーションを追加し、逆に、不要となった測位アプリケーションを削除することが可能である。
また、アプリケーションRにて、屋内の気温も取得したい場合、測位アプリケーションCを追加する方法のほかに、座標間のマッチングをシステム側で動的に行うという方法も可能である。例えば、「地球全範囲マップ」の位置情報を検索するときには、「P氏家屋内マップ」の位置情報も同時に検索を行うという手法である。
実現方法としては、「地球全範囲マップ」の位置情報を検索するときには、「P氏家屋内マップ」の位置情報も同時に検索することと、座標の対応関係、即ち緯度、経度からx−y座標への変換規則とを本システムに登録しておき、本システムは、「地球全範囲マップ」への検索要求された場合に、登録された情報に基づき、緯度、経度での指定座標範囲を「P氏家屋内マップ」でのx−y座標に変換し、それを指定座標範囲として、「P氏家屋内マップ」の位置情報を同時に検索する。本システムには、それらの情報を登録するための設定画面と、位置情報検索時に登録情報に基づいて前述のように検索を行うモジュールを加えればよい。
また、本システムでは、座標系として1次元や3次元以上の軸を有する座標系を用いる測位アプリケーションを追加、削除することが可能である。
また、座標系を用いる位置ではなく、概念的な位置、例えば、「1号館2階A会議室」や「東京都武蔵野市」などといった位置を測位する測位アプリケーションを導入することも可能である。
この実現方法としては、例えば、マップ登録画面において、型が「text」である座標軸を1つのみ有するマップを定義し、Unix(登録商標)におけるディレクトリ構造の記述を用いて位置を表現することが可能である。例えば、「1号館/2階/A会議室」等の記述である。
図31は、図6に示すセンサデータ形式登録画面におけるデータ形式の他の記述方法を示す図である。図31に示すデータ形式は「(%F) (%S) (%YYYY%MM%DD%HH%MI%SS%MSC) (%Num)」である。ここで、「%F」はデータ形式識別子を示し、「%S」はセンサデバイス識別子を意味する。また時刻情報として「%YYYY」は「西暦の年」を、「%MM」は「月」を、「%DD」は「日」を、「%HH」は「時」を、「%MI」は「分」を、「%SS」は「秒」を、「%MSC」は「ミリ秒」を示し、「%Num」は数値であることを意味する。第1の実施形態での正規表現による記述に比べて、このように簡素化した表現を用いることによって、よりユーザビリティを向上させることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係るセンサデバイス制御システムの好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本実施の形態に係るセンサデバイス制御システムのセンサデバイス蓄積側のブロック構成図 本実施の形態に係るセンサデバイス制御システムのセンサデバイス利用側のブロック構成図 センサデバイス蓄積処理の流れを示すシーケンス図 センサデバイス情報設定画面の一例を示す図 センサデバイス情報の一例を示す図 センサデータ形式登録画面の一例を示す図 センサデバイス形式情報の一例を示す図 センサデータ管理部21に蓄積されたセンサデータの一例を示す図 第2の実施形態に係るセンサデバイス制御システムのセンサデバイス蓄積側のブロック構成図 キャリブレーション情報設定画面の一例を示す図 キャリブレーション設定画面の一例を示す図 キャリブレーション情報の一例を示す図 第3の実施形態に係るセンサデバイス制御システムのセンサデバイス蓄積側のブロック構成図 論理センサデバイス情報登録画面の一例を示す図 データ変換設定画面の一例を示す図 論理センサデバイス情報の一例を示す図 論理センサデバイス対応履歴情報参照画面の一例を示す図 第3の実施形態に係るセンサデバイス制御システムのセンサデバイス利用側のブロック構成図 第4の実施形態に係るセンサデバイス制御システムのセンサデバイス蓄積側のブロック構成図 マップ登録画面の一例を示す図 マップに対応するテーブルの一例を示す図 論理センサデバイス情報登録画面の一例を示す図 位置情報設定画面の一例を示す図 第4の実施形態に係るセンサデバイス制御システムのセンサデバイス利用側のブロック構成図 P氏の住環境を示す図 P氏の住環境を上から見た図 図26に示すケースに適用したセンサデバイス制御システムのセンサデバイス蓄積側のブロック構成図 移動センサ531の定義を示す図 リーダセンサ541の定義を示す図 各アプリケーションに接続されたセンサデバイス制御システムのセンサデバイス利用側のブロック構成図 データ形式の他の記述方法を示す図
符号の説明
11………Webサーバ
13………センサデータ処理部
15………センサデータ格納用データベース
17………センサメタ情報格納用データベース
19………クエリ処理部
41………アプリケーション

Claims (5)

  1. センサデバイスから取得したセンサデータを蓄積し、アプリケーションに対して前記センサデータを提供するセンサデータ制御システムであって、
    前記センサデバイスを抽象化した論理センサデバイスの識別子である論理センサデバイス識別子と、該論理センサデバイスに対応付けられたセンサデバイスの識別子であるセンサデバイス識別子と、前記論理センサデバイスに対応付けられたデータ変換方法との履歴を保持する論理センサデバイス情報保持手段と、
    前記センサデバイスのセンサデータを当該センサデバイスのセンサデバイス識別子と対応付けて格納テーブルに格納して保持するセンサデータ保持手段と、
    前記センサデータの種別を示すデータ形式識別子と、該データ形式識別子が示すデータ形式の情報であるデータ形式情報と、前記格納テーブルの名称である格納テーブル名と、該格納テーブルの格納形式とを保持するデータ形式識別子保持手段と、
    前記センサデバイスからセンサデータを取得するセンサデータ取得手段と、
    前記センサデータ取得手段によって取得されたセンサデータに含まれるデータ形式識別子を読み出し、該読み出したデータ形式識別子に対応するデータ形式情報と格納テーブル名と格納形式とを、前記データ形式識別子保持手段から取得し、取得したデータ形式情報に従って前記取得したセンサデータを解析し、前記取得した格納形式に従って前記取得した格納テーブル名の格納テーブルに格納する格納手段と、
    前記アプリケーションから要求されたセンサデータの送信要求に基づいて、前記格納テーブルに格納されたセンサデータを、当該アプリケーションに提供する提供手段と、
    を具備し、
    前記提供手段は、前記論理センサデバイス情報保持手段を参照し、前記アプリケーションから指定されたデータ取得期間において、前記アプリケーションから要求された論理センサデバイスに対応付けられたセンサデバイス識別子と、前記センサデバイス識別子に対応付けられた前記格納テーブルからセンサデータを取得し、前記論理センサデバイスに対応付けられたデータ変換方法に従ってデータ変換を施して、当該アプリケーションに提供する
    ことを特徴とするセンサデータ制御システム。
  2. 更に、論理センサデバイスの位置情報を保持する位置情報保持手段を具備する
    ことを特徴とする請求項記載のセンサデータ制御システム。
  3. 前記論理センサデバイスの位置情報は、1つ以上の座標系で表現される位置座標である
    ことを特徴とする請求項記載のセンサデータ制御システム。
  4. 前記センサデバイス識別子と、そのセンサデバイスのセンサデータに対するキャリブレーション情報を保持するキャリブレーション情報保持手段を更に具備し、
    前記格納手段は、前記キャリブレーション情報に従って、センサデータに対して補正処理を行い、前記格納テーブルに格納する
    ことを特徴とする請求項記載センサデータ制御システム。
  5. センサデータ制御システムが、センサデバイスから取得したセンサデータを蓄積し、アプリケーションに対して前記センサデータを提供するセンサデータ制御方法であって
    論理センサデバイス情報保持手段が、前記センサデバイスを抽象化した論理センサデバイスの識別子である論理センサデバイス識別子と、論理センサデバイス対応付けられたセンサデバイスの識別子であるセンサデバイス識別子と、前記論理センサデバイスに対応付けられたデータ変換方法との履歴を保持する第のステップと、
    センサデータ保持手段が、前記センサデバイスのセンサデータを当該センサデバイスのセンサデバイス識別子と対応付けて格納テーブルに格納して保持する第のステップと、
    データ形式識別子保持手段が、前記センサデータの種別を示すデータ形式識別子と、該データ形式識別子が示すデータ形式の情報であるデータ形式情報と、前記格納テーブルの名称である格納テーブル名と、該格納テーブルの格納形式とを保持する第のステップと、
    センサデータ取得手段が、前記センサデバイスからセンサデータを取得する第4のステップと、
    格納手段が、前記第のステップによって取得されたセンサデータに含まれるデータ形式識別子を読み出し、該読み出したデータ形式識別子に対応するデータ形式情報と格納テーブル名と格納形式とを、前記データ形式識別子保持手段から取得し、取得したデータ形式情報に従って前記取得したセンサデータを解析し、前記取得した格納形式に従って前記取得した格納テーブル名の格納テーブルに格納する第のステップと、
    提供手段が、前記アプリケーションから要求されたセンサデータの送信要求に基づいて、前記格納テーブルに格納されたセンサデータを、当該アプリケーションに提供する第6のステップと、
    を具備し、
    前記第6のステップでは、前記提供手段が、前記論理センサデバイス情報保持手段を参照し、前記アプリケーションから指定されたデータ取得期間において、前記アプリケーションから要求された論理センサデバイスに対応付けられたセンサデバイス識別子と、前記センサデバイス識別子に対応付けられた前記格納テーブルからセンサデータを取得し、前記論理センサデバイスに対応付けられたデータ変換方法に従ってデータ変換を施して、当該アプリケーションに提供する
    ことを特徴とするセンサデータ制御方法。
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