JP2019149081A - 情報収集装置、情報収集方法、情報収集プログラム、及び、記憶媒体 - Google Patents

情報収集装置、情報収集方法、情報収集プログラム、及び、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】プラント等に設置される多種類のセンサからセンサ情報を収集する情報収集装置及び情報収集方法。【解決手段】測定情報を格納する記憶部と、センサ情報を受信すると、センサの識別情報と対応したデータ形式の異なる複数のセンサ情報を処理するための定義情報のうち、受信したセンサの識別情報に対応したセンサデータ形式情報及び記憶部における格納する場所を示す格納先情報を取得する定義情報取得部と、センサデータ形式情報によりセンサ情報から測定情報を取得し、この測定情報を格納先情報により記憶部の指定された格納先に格納する制御部と、を備えることを特徴とする情報収集装置。【選択図】 図3

Description

本発明は、プラント等に設置される多種類のセンサから測定データ(測定情報)を含むセンサデータ(センサ情報)を収集するシステムに関し、特に、多種類のセンサが測定しデータ形式の異なる測定データ(例えば、温度、加速度、速度など)を収集し、必要に応じて測定データを表示する情報収集装置を提供する。
従来から、石油精製、石油化学プロセスや、上下水道の水処理プロセス等を行うプラントには、例えば圧力、温度、流量等を測定するフィールド機器、ポンプ、タンクなど数多くの設備が無数に存在する。これら設備には、設備の健全性の診断、設備故障の予兆診断のため、多くの無線センサが設置されることがある。この無線センサは、例えば、設備の温度、加速度、速度等を測定する。また、無線センサは、ゲートウェイを介して測定データをサーバに送信する。サーバは、受信した測定データを格納するだけでなく、必要に応じてグラフ形式で時系列データとして表示し、測定データを解析する場合もある。
また、設備に設置される無線センサは、測定対象により複数のベンダの無線センサを用いる場合がある。これら複数のベンダの無線センサは、例えば、温度、加速度、速度等の測定データを、それぞれの無線センサが送信できるデータ形式に応じて、(必要に応じてゲートウェイのような無線中継装置なども介して)サーバへ送信する。言い換えれば、サーバが受信する測定データは、無線センサの種類によってデータ形式が異なる場合が多くある。これにより、サーバは、無線センサから受信する測定データのデータ形式に応じて、異なる受信処理を行う必要がある。
例えば、特許文献1には、住宅用センサからの情報を収集する技術であって、センサからの生データを、センサ種別(例えば、センサの設置場所、センサの種類)が定義されたテーブルに基づき、取得したデータの種類を定義し収集する方法が開示されている。
また、例えば、特許文献2には、車載システムであって、車内に設置される接続ノードの識別情報及び位置情報が対応付けられたテーブルに基づき、接続ノードと接続されたカメラまたはセンサの情報を、どの位置で撮影または測定されたものか識別し、表示する方法が開示されている。
特許第4943079号公報 特許第4587581号公報
上記のように、プラント設備に設置した無線センサが、1つのプラントでベンダの異なる無線センサが複数設置される場合、無線センサの種類に応じて、サーバは個々の無線センサ用のデータ処理プログラム(以下、データ処理機能という)を有する必要があった。そのため、設置する無線センサが増えるごとに、サーバへ増えた無線センサ用のデータ処理機能を追加しなければならず、エンジニアにとって非常に煩雑な作業となる。
また、無線センサから送信される測定データのデータ形式が、無線センサベンダによって変更された場合、その都度エンジニアが変更された無線センサ用のデータ処理機能を変更しなければならない。このため、エンジニアにとって非常に煩雑な作業となる。
そこで、本発明は、プラントの設備に設置される複数の無線センサであって、測定データがデータ形式の異なるものであっても、個々の無線センサに対してデータ処理機能を用意することなく、データ収集することができる情報収集装置の提供を目的とする。
このような課題を解決するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、
複数のセンサから前記センサの識別情報及び測定情報を含むセンサ情報を収集する情報収集装置において、
前記測定情報を格納する記憶部と、
前記センサ情報を受信すると、前記センサの識別情報と対応したデータ形式の異なる複数のセンサ情報を処理するための定義情報のうち、受信した前記センサの識別情報に対応したセンサデータ形式情報及び前記記憶部における格納する場所を示す格納先情報を取得する定義情報取得部と、
前記センサデータ形式情報により前記センサ情報から前記測定情報を取得し、この測定情報を前記格納先情報により前記記憶部の指定された格納先に格納する制御部と、
を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の情報収集装置において、
前記定義情報は、前記格納先情報、前記センサデータ形式情報、1の処理により前記測定情報を処理する旨の処理情報、2以上の処理により前記測定情報を段階的に処理する旨の処理情報のうち少なくともいずれかと、前記センサの識別情報とが対応付けられていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の情報収集装置において、
前記1の処理が前記測定情報を表示する旨の処理として定義されている場合、前記定義情報に基づき表示する測定情報を前記記憶部から抽出する抽出部を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3に記載の情報収集装置において、
前記抽出部が抽出した前記測定情報を表示するための図を生成し、表示部にこの図を表示させる表示制御部を備え、
前記表示制御部は、前記測定情報のグラフを生成し、前記表示部に前記グラフを表示することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の情報収集装置において、
前記情報収集装置は、クラウドコンピューティングによって構成されることを特徴とする。
このような課題を解決するために、本発明のうち請求項6に記載の発明は、
複数のセンサから前記センサの識別情報及び測定情報を含むセンサ情報を収集する情報収集方法において、
前記センサ情報を受信すると、前記センサの識別情報と対応したデータ形式の異なる複数のセンサ情報を処理するための定義情報のうち、受信した前記センサの識別情報に対応したセンサデータ形式情報及び前記記憶部における格納する場所を示す格納先情報を取得するステップと、
前記センサデータ形式情報により前記センサ情報から前記測定情報を取得し、この測定情報を前記格納先情報により前記記憶部の指定された格納先に格納するステップと、
を備えることを特徴とする。
このような課題を解決するために、本発明のうち請求項7に記載の発明は、
複数のセンサから前記センサの識別情報及び測定情報を含むセンサ情報を受信する処理と、
前記センサの識別情報と対応したデータ形式の異なる複数のセンサ情報を処理するための定義情報のうち、受信した前記センサの識別情報に対応したセンサデータ形式情報及び前記記憶部における格納する場所を示す格納先情報を取得する処理と、
前記センサデータ形式情報により前記センサ情報から前記測定情報を取得し、この測定情報を前記格納先情報により前記記憶部の指定された格納先に格納する処理と、
をコンピュータで実行するための情報収集プログラム。
このような課題を解決するために、本発明のうち請求項8に記載の発明は、
複数のセンサから前記センサの識別情報及び測定情報を含むセンサ情報を受信する処理と、
前記センサの識別情報と対応したデータ形式の異なる複数のセンサ情報を処理するための定義情報のうち、受信した前記センサの識別情報に対応したセンサデータ形式情報及び前記記憶部における格納する場所を示す格納先情報を取得する処理と、
前記センサデータ形式情報により前記センサ情報から前記測定情報を取得し、この測定情報を前記格納先情報により前記記憶部の指定された格納先に格納する処理と、
をコンピュータで実行するための情報収集プログラムが記憶された記憶媒体。
測定情報を格納する記憶部と、センサ情報を受信すると、センサの識別情報と対応したデータ形式の異なる複数のセンサ情報を処理するための定義情報のうち、受信したセンサの識別情報に対応したセンサデータ形式情報及び記憶部における格納する場所を示す格納先情報を取得する定義情報取得部と、センサデータ形式情報によりセンサ情報から測定情報を取得し、この測定情報を格納先情報により記憶部の指定された格納先に格納する制御部と、を備えることで、設置する無線センサが増えても、サーバへデータ処理機能を追加することなく、測定データの収集、表示、解析などを実施することができる。
一般的なプロセス制御システムの構成例を示す構成図である。 本発明の操作監視装置の構成例を示す構成図である。 本発明の演算制御装置の構成例を示す構成図である。 本発明の実施例である定義情報の一例を示す図である。 本発明の演算制御装置における測定データを収集する一例を示すフローチャートである。 本発明の演算制御装置における測定データを表示する一例の動作を示すフローチャートである。
<プロセス制御システムの概要>
以下、図面をもとに本発明に係る、プラントの設備に設置された計測装置(以下、無線センサとする)から測定データを収集する情報収集システム1に関する詳細な説明を行う。図1はプラント設備に設置された無線センサ31−36と、ゲートウェイ21−23、及び、無線センサ31−36から受信した測定データを収集する情報収集装置10から構成される情報収集システム1の概要であり、図2は本発明である情報収集装置10の構成例を示す。
図1において、プラントにおける情報収集システム1は、プラントに設置される設備(例えば、ポンプ、バルブ、タンク、タービン等)に無線センサ31−36を設置し、ゲートウェイ21−23を介して情報収集装置10へ無線センサ31−36の測定データを送信する構成である。本発明の無線センサ31−36は、例えば、プラントの健全性評価、プラントにおける設備保全のために、設備の温度、加速度、速度等を測定する。無線センサ31−36は、無線センサ31−36自身の識別情報、温度等の測定データ、無線センサ31−36が測定した時刻データ等(以下、センサデータと呼ぶ)を、プラントに設置されるゲートウェイ21−23を介して情報収集装置10へ送信する。
上記の情報収集システム1は、無線センサ31−36から受信したセンサデータを用いて、測定データの格納、表示、解析などを実行する。
なお、無線センサ31−36は、予め定められた周期(例えば、1秒間に1回、1分間に1回、1日に一回など)に基づき、設備の温度、加速度、速度などを測定してもよい。また、無線センサ31−36の測定周期は、データ量、使用用途等に応じて変更してもよい。
また、それぞれ情報収集装置10とゲートウェイ21−23との無線通信、ゲートウェイ21−22と無線センサ31−36との無線通信は、双方向または一方向であってもよい。
図2において、情報収集システム1における、無線センサ31−36からセンサ情報を受信し、受信したセンサデータを用いて、測定データの格納、表示、解析などを実行する情報収集装置10の構成例を示す。本発明の情報収集装置10は、演算制御装置11、送受信部12、記憶部13、表示部14、入力部15、から構成される。
演算制御装置11は、後述するように無線センサ31−36から受信したセンサデータを記憶部13へ格納する。
送受信部12は、ゲートウェイ21−23と通信し、無線センサ31−36から設備の温度、加速度、速度などの測定データを受信する。
なお、送受信部12は、例えば、ネットワークインタフェースやUSBの接続口等といった、ネットワークケーブル、無線接続、入力部15等と接続される。
記憶部13は、後述する無線センサ31−36から収集した測定データを定義情報Dに基づき、指定された格納先へ格納する。なお、記憶部13は、ローカルネットワーク上に存在しても、インターネットを介したネットワーク上に存在してもよい。
表示部14は、後述する無線センサ31−36から収集した測定データを表示する。
入力部15は、後述する定義情報Dを入力する。なお、入力部15は、例えば、キーボード、マウス、画面パネル等といった入力装置が挙げられる。
<本発明である演算制御装置11における構成情報収集機能の構成例>
図3において、図2の演算制御装置11における構成情報収集機能の構成例を示す。本発明の演算制御装置11は、定義情報記憶部112、定義情報取得部111、制御部113、特定情報抽出部114、表示制御部115から構成される。
定義情報記憶部112は、後述する定義情報Dが格納されている。定義情報記憶部112は、後述する定義情報取得部111から、受信したセンサデータに関連した定義情報Dを取得する旨の指示を受信すると、関連した定義情報Dを定義情報取得部111へ送信する。
定義情報取得部111は、ゲートウェイ21−22を介してセンサデータを受信すると、定義情報記憶部112から定義情報Dを取得する。
ここで、図4に定義情報記憶部112に格納される定義情報Dの一例を示す。定義情報Dは、機器識別情報と、格納先情報、データ形式情報(以下データ形式という)、独自処理情報(以下独自処理という)、データ量情報(以下データ量という)などとを、例えば表形式などで対応させた情報形式をとる。ここで、独自処理とは、測定データを記憶部へ格納する処理以外に測定データに対して行う処理を指す。例えば、後述するが、測定データを表示部へ表示する処理、測定データを計算する処理などが含まれる。
なお、定義情報Dは上述した情報だけでなく、センサデータに関連した情報を含んでいてもよい。
また、定義情報Dは、入力部15より定義情報の追加、修正、削除などできるように構成されてもよい。
機器識別情報は、プラント設備に設置される複数の無線センサ31−34を識別するために用いられる。機器識別情報は、各無線センサ31−34に対してナンバリングされるものでも、ローマ字で表現されるものであってもよい。定義情報に格納される機器識別情報は、無線センサ31−34から受信するセンサデータに含まれる識別情報と関連けられている。これにより、受信したセンサデータがどの無線センサ31−34から受信したデータか識別することができる。
格納先情報は、記憶部13に格納する場所を示す。言い換えると、テーブル名には、無線センサ31−34から受信した測定データを、記憶部13のどの場所に格納するか予め定義されている。
データ形式は、各無線センサ31−34から受信するセンサデータのデータ形式が定義されている。無線センサ31−34のベンダによって、データ形式が異なる場合がある。そのため、各無線センサ31−34に応じてデータ形式を識別することができる。
独自処理は、測定データを記憶部へ格納する処理以外に測定データに対して行う処理を定義している。また、独自処理は、予め定められた順序に応じた処理を(以下、「段階的処理」または「段階的な処理」という)行う必要がある場合、具体的な処理が記載されている。図4では、独自処理は段階的処理をする旨も定義されており、例えば、Class1でセンサデータのうち測定データの演算処理を行い、Class2では、Class1で処理した測定データを表示する処理を行う等が挙げられる。これにより、演算制御装置11で段階的に測定データを含むセンサデータを処理することができる。
データ量は、各無線センサ31−34から受信したセンサデータのデータ量が定義されている。データ量もデータ形式と同様に、無線センサ31−34のベンダによって、データ量が異なる場合がある。
本発明では、図4のように、定義情報Dでは、機器識別情報と格納先情報、データ形式、独自処理、データ量とが関連付けられている。これにより、演算制御装置10が各無線センサ31−34に対してどのような処理をし、記憶部13の指定された場所へ格納することができる。
定義情報取得部111は、受信したセンサデータの識別情報に基づき、定義情報記憶部112に格納される定義情報Dを取得する。具体的には、受信したセンサデータの識別情報と定義情報Dの機器識別情報とを識別し、関連した定義情報Dを取得する。
定義情報取得部111は、取得した定義情報Dを制御部113へ送信する。また、定義情報取得部111は、受信したセンサデータを制御部113へ送信する。
なお、定義情報取得部111が制御部113へ定義情報Dを送信するタイミングと、センサデータを送信するタイミングは同時であっても、異なるタイミングであってもよい。
また、定義情報取得部111は、送受信部12との通信を双方向であっても一方方向であってもよい。
さらに、定義情報取得部111が送受信部12を介してセンサデータを受信する周期も、予め定められた周期であっても入力部15を介して変更された周期であってもよい。
制御部113は、定義情報取得部111から受信した定義情報D及びセンサデータを受信すると、定義情報Dに基づき、予め定められた記憶部13の格納場所へセンサデータを格納する。
また、制御部113は、記憶部13へ格納する場合、センサデータから測定データ、時間データを抽出して格納してもよい。
なお、定義情報Dに計算処理する旨の定義がなされている場合、制御部113は、定義情報Dに基づき、センサデータ又は抽出された測定データを計算処理して、記憶部13へ格納してもよい。例えば、測定データによりプラント設備における健全性を算出する場合、測定データを整数倍にする計算処理を行ってもよい。これは、センサデータのデータ量を圧縮し、測定データを小さくする必要があるためである。
制御部113は、さらに、定義情報に独自処理、例えば、表示をする旨の処理が定義されている場合、その旨の指示を特定情報抽出部114へ送信する。制御部113は、表示をする旨の処理する旨の指示とともに、表示をする旨の処理する測定データの機器識別情報を送信してもよい。独自処理する測定データの機器識別情報は、測定データが格納される場所を示す情報であってもよい。
なお、制御部113は、特定情報抽出部114へ送信する指示を、複数送信してもよい。言い換えると、制御部113は、特定情報抽出部114へ複数種類の無線センサ31−34における測定データを表示する旨の指示を送信してもよい。
特定情報抽出部114は、制御部113から、例えば表示をする旨の指示を受信すると、記憶部13から、表示する測定データを抽出する。特定情報抽出部114は、記憶部13から抽出した測定データを表示制御部115へ送信する。
なお、特定情報抽出部114は、記憶部13から複数種類の無線センサ31−34における測定データを抽出し、表示制御部115へ送信してもよい。
表示制御部115は、特定情報抽出部114から受信した測定データを、表示部14を介して表示する。記憶部13から複数種類の無線センサ31−34における各種の測定データを抽出し、表示制御部115へ送信してもよい。
また、表示制御部115は、例えば、グラフ形式で測定データを表示するようにしてもよい。グラフ形式で表示する場合、表示制御部115は、入力部15を介してグラフの軸の設定を入力し、グラフをユーザが見やすいように設定を変更してもよい。
<センサデータを受信し記憶部へ格納する動作>
図3において、本発明である情報収集装置10における演算制御装置11の構成例について記載した。そこで次項より、具体的な演算制御装置11及び定義情報Dを用いた、無線センサ31−34のセンサデータを記憶部13へ格納する収集方法について説明する。図5において、無線センサ31−34から受信したセンサデータを定義情報Dに基づき収集するフローチャートを示す。また、図5において、定義情報Dに独自処理及び/または段階的処理が定義されているか否か判断する処理も含めて説明する。
ステップS501において、定義情報取得部111は、ゲートウェイ21−22及び送受信部12を介して、無線センサ31−34の識別情報を含むセンサデータを受信する(ステップS501)。
ステップS502において、定義情報取得部111は、定義情報記憶部112から定義情報を取得する(ステップS502)。また、ステップS502において、定義情報取得部111は、受信したセンサデータに含まれる識別情報に基づき、定義情報Dに含まれる機器識別情報を識別し、受信したセンサデータと関連する定義情報Dを抽出する。また、定義情報取得部111は、制御部113へ抽出した定義情報D及びセンサデータを送信する。なお、定義情報取得部111が制御部113へ定義情報D及びセンサデータを送信するタイミングは、同時であっても異なるタイミングであってもよい。
ステップS503において、制御部113は、センサデータ及び定義情報Dを定義情報取得部111から受信する(ステップS503)。また、ステップS503において、制御部113は、受信した定義情報Dに基づき、センサデータを記憶部13のどの場所(以下、格納場所という。例えば、メモリアドレスなどを示す)へ格納するか識別する。
なお、ステップS503において、制御部113は、定義情報Dのデータ形式に基づき、センサデータから、温度、加速度などの測定データを抽出してもよい。
ステップS504において、制御部113は、ステップS503において識別した格納場所に基づき、センサデータを記憶部13の予め指定された格納場所へ格納する(ステップS504)。
なお、ステップS504において、ステップS503で制御部113が定義情報Dのデータ形式に基づき、センサデータから、温度、加速度などの測定データを抽出した場合、抽出した測定データを記憶部13の予め指定された格納場所へ格納してもよい。
ステップS505において、制御部113は、受信した定義情報Dにおいて、センサデータ又は測定データを表示する等の独自処理が定義されているか否か識別する(ステップS505)。ステップS505において、制御部113が、定義情報Dに測定データを表示する等の独自処理が定義されていると判断すると、ステップS506へ進む。ステップS505において、制御部113が、定義情報Dに測定データを表示する等の独自処理が定義されていないと判断すると、ステップS507へ進む。
ステップS506において、制御部113は、定義情報に測定データを表示する等の中継処理が定義されていると判断すると、特定情報抽出部114へ測定データを表示する旨の指示を送信する(ステップS506)。
ステップS507において、制御部113は、受信した定義情報Dにおいて、独自処理にセンサデータ又は測定データに段階的な処理が定義されているか否か識別する(ステップS507)。ステップS507において、制御部113が、定義情報Dにセンサデータ又は測定データに段階的な処理が定義されていると判断すると、ステップS508へ進む。ステップS507において、制御部113が、定義情報Dにセンサデータ又は測定データに段階的な処理が定義されていないと判断すると、動作は終了する。
ステップS508において、ステップS507で制御部113が、センサデータ又は測定データに段階的な処理が定義されていると判断すると、制御部113はセンサデータ又は測定データに対する段階的な処理を定義情報Dから抽出する(ステップS508)。
ステップS509において、ステップS508で抽出した段階的な処理を、制御部113は実行する。また、ステップS509において、制御部113は、処理がなされたセンサデータ又は測定データを、記憶部13の指定された格納場所へ格納してもよい。
上述したように、本発明の情報収集装置10における演算制御装置10が無線センサ31−34から受信したセンサデータを、定義情報Dに基づき記憶部13の指定された格納先へ格納することで、センサデータのデータ形式によらず、記憶部13へ格納することができる。
なお、ステップS505並びにステップS506と、ステップS507からステップS509は、順序が入れ替わってもよく、並列処理されてもよい。
<グラフを表示する動作(独自処理の具体例)>
図5において、本発明である情報収集装置10における演算制御装置11が定義情報Dに基づき、無線センサ31−34から受信したセンサデータを記憶部13へ格納する動作例について記載した。また、図5において、定義情報Dに独自処理及び/又は段階的処理が含まれているか否か判断する動作例について示した。そこで次項より、定義情報Dに独自処理が定義されている場合の具体例について説明する。より詳しくは、独自処理がセンサデータ又は測定データを表示部14へ表示する場合の具体的な動作例について説明する。図6において、表示部14へセンサデータ又は測定データを表示するフローチャートを示す。
ステップS601において、特定情報抽出部114は、制御部113からセンサデータ又は測定データを表示する旨の独自処理指示を受信する(ステップS601)。
なお、ステップS601において、特定情報抽出部114は、制御部113から表示する旨の指示だけでなく、表示するセンサデータ又は測定データの格納場所に係る情報を受信してもよい。
ステップS602において、特定情報抽出部114は、ステップS601において受信した、表示する旨の指示及び/又は、表示するセンサデータ又は測定データの格納場所に係る情報に基づき、記憶部13からセンサデータ又は測定データを抽出する(ステップS602)。
また、ステップS602において、特定情報抽出部114は、抽出したセンサデータ又は測定データを表示制御部115へ送信する。
ステップS603において、表示制御部115は、受信したセンサデータ又は測定データに基づきグラフを生成する(ステップS603)。
ステップS603において、生成したセンサデータ又は測定データに基づくグラフを、表示部14へ送信する。
なお、ステップS603において、表示制御部115は、グラフを生成すると記載したが、グラフだけでなく、表などその他形式のものを生成してもよい。
ステップS604において、表示部14は、表示制御部115から受信したセンサデータ又は測定データに基づくグラフを表示する(ステップS604)。
このように、本発明は、本実施例にて説明した情報収集装置10における演算制御装置11に定義情報取得部111、定義情報記憶部112、制御部113、特定情報抽出部114、表示制御部115を構成することで、複数の無線センサ31−34から受信する異なる形式のセンサデータであっても、定義情報Dに基づき、各無線センサ31−34に応じて表示部14へ表示する処理、または、段階的処理を実行し、記憶部13の指定された格納場所へ格納することができる。言いかえると、本発明は、複数の無線センサ31−34からのセンサデータを集約するデータハブとしての機能を果たすことができる。
なお、本実施形態で説明した装置を構成する機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読込ませ、実行することにより、本実施形態の上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現するもの、すなわち、差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。例えば、上述の実施形態において説明した各機能は、任意に組み合わせることができる。
なお、本発明の実施形態は、クラウドサービスを提供するクラウドコンピューティングシステムを構成するサーバや電子機器、装置にも適用可能である。例えば、プラント設備に設置された無線センサから測定データを受信し、クラウドコンピューティングに含まれる記憶部へ測定データを格納するクラウドコンピューティングシステムが挙げられる。
1 情報収集システム
10 情報収集装置
11 演算制御装置
111 定義情報取得部
112 定義情報記憶部
113 制御部
114 特定情報抽出部
115 表示制御部
12 送受信部
13 記憶部
14 表示部
15 入力部
21−23 ゲートウェイ
31−36 無線センサ
D 定義情報

Claims (8)

  1. 複数のセンサから前記センサの識別情報及び測定情報を含むセンサ情報を収集する情報収集装置において、
    前記測定情報を格納する記憶部と、
    前記センサ情報を受信すると、前記センサの識別情報と対応したデータ形式の異なる複数のセンサ情報を処理するための定義情報のうち、受信した前記センサの識別情報に対応したセンサデータ形式情報及び前記記憶部における格納する場所を示す格納先情報を取得する定義情報取得部と、
    前記センサデータ形式情報により前記センサ情報から前記測定情報を取得し、この測定情報を前記格納先情報により前記記憶部の指定された格納先に格納する制御部と、
    を備えることを特徴とする情報収集装置。
  2. 前記定義情報は、前記格納先情報、前記センサデータ形式情報、1の処理により前記測定情報を処理する旨の処理情報、2以上の処理により前記測定情報を段階的に処理する旨の処理情報のうち少なくともいずれかと、前記センサの識別情報とが対応付けられていることを特徴とする請求項1に記載の情報収集装置。
  3. 前記1の処理が前記測定情報を表示する旨の処理として定義されている場合、前記定義情報に基づき表示する測定情報を前記記憶部から抽出する抽出部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報収集装置。
  4. 前記抽出部が抽出した前記測定情報を表示するための図を生成し、表示部にこの図を表示させる表示制御部を備え、
    前記表示制御部は、前記測定情報のグラフを生成し、前記表示部に前記グラフを表示することを特徴とする請求項3に記載の情報収集装置。
  5. 前記情報収集装置は、クラウドコンピューティングによって構成されることを特徴とする請求項1から請求項4の少なくともいずれかに記載の情報収集装置。
  6. 複数のセンサから前記センサの識別情報及び測定情報を含むセンサ情報を収集する情報収集方法において、
    前記センサ情報を受信すると、前記センサの識別情報と対応したデータ形式の異なる複数のセンサ情報を処理するための定義情報のうち、受信した前記センサの識別情報に対応したセンサデータ形式情報及び前記記憶部における格納する場所を示す格納先情報を取得するステップと、
    前記センサデータ形式情報により前記センサ情報から前記測定情報を取得し、この測定情報を前記格納先情報により前記記憶部の指定された格納先に格納するステップと、
    を備えることを特徴とする情報収集方法。
  7. 複数のセンサから前記センサの識別情報及び測定情報を含むセンサ情報を受信する処理と、
    前記センサの識別情報と対応したデータ形式の異なる複数のセンサ情報を処理するための定義情報のうち、受信した前記センサの識別情報に対応したセンサデータ形式情報及び前記記憶部における格納する場所を示す格納先情報を取得する処理と、
    前記センサデータ形式情報により前記センサ情報から前記測定情報を取得し、この測定情報を前記格納先情報により前記記憶部の指定された格納先に格納する処理と、
    をコンピュータで実行するための情報収集プログラム。
  8. 複数のセンサから前記センサの識別情報及び測定情報を含むセンサ情報を受信する処理と、
    前記センサの識別情報と対応したデータ形式の異なる複数のセンサ情報を処理するための定義情報のうち、受信した前記センサの識別情報に対応したセンサデータ形式情報及び前記記憶部における格納する場所を示す格納先情報を取得する処理と、
    前記センサデータ形式情報により前記センサ情報から前記測定情報を取得し、この測定情報を前記格納先情報により前記記憶部の指定された格納先に格納する処理と、
    をコンピュータで実行するための情報収集プログラムが記憶された記憶媒体。
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