JP4647240B2 - プレーナ型アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、可動板を固定部にトーションバーで揺動可能に軸支したプレーナ型アクチュエータに関し、特に、光検出手段を用いて可動板の揺動状態を検出するプレーナ型アクチュエータの小型化を実現する技術に関する。
従来のプレーナ型アクチュエータは、トーションバーと、このトーションバーで揺動可能に軸支する可動板とをシリコン基板に一体的に形成してアクチュエータ本体部を構成し、該可動板の周縁に沿って駆動コイルを敷設し、上記トーションバーの軸線に直交する方向の上記可動板の対辺に静磁界を作用して該対辺に発生する電磁力により可動板を揺動する電磁駆動型のものがある(例えば、特許文献1参照)。なお、他にも、静電駆動型や圧電素子駆動型等のものがある。
このようなプレーナ型アクチュエータにおいて、可動板の揺動状態、例えば振れ角を検出するのには静電方式、電磁方式等、各種の検出方式があるが、そのうち検出精度の点で発光素子及び受光素子からなる光検出手段を用いた光方式が優れている。この従来の光検出手段を用いたプレーナ型アクチュエータとしては、可動板の下側に光検出手段を設け、可動板の裏面に形成したミラーに対して発光素子から発射される光ビームを入射し、該光ビームを受光素子で受光して光ビームの受光強度変化に基づいて可動板の振れ角を検出するようにしたもの(例えば、特許文献2参照)や、走査用の入射光と反射光を含む平面の両側に走査光と干渉しないように光検用の発光素子と受光素子とを配置したものがある(例えば、特許文献3参照)。
特許2657769号 特開2003−57577号公報 特開2002−156570号公報
しかし、このような従来のプレーナ型アクチュエータにおいて、特許文献2に記載のものは、光検出手段を可動板の下側に設け、裏面ミラーにおける反射光を検出するようにしているため、プレーナ型アクチュエータの厚みが厚くなる。また、特許文献3に記載のものは、走査光と干渉しないように走査用の入射光及び反射光を含む平面内で走査光の走査範囲外に光検出用の発光素子及び受光素子を配置しているため、厚みが厚くなると共に幅が大きくなる。このように、アクチュエータ本体部の外側に光検出手段を配設する従来の光方式を採用するプレーナ型アクチュエータは、他の静電方式、電磁方式等を採用するものに比べて小型化が困難であった。
そこで、本発明は上記問題点に着目してなされたもので、可動板の揺動状態を検出する光検出手段を備えて、且つ小型化を実現したプレーナ型アクチュエータを提供することを目的とする。
このために、請求項1の発明は、固定部にトーションバーで往復回動可能に軸支され可動板と、該可動板を駆動する駆動手段と、検出光を出射する発光部と前記検出光を受光する受光部とからなり、前記可動板の回動状態を前記検出光の受光強度変化に基づいて検出する光検出手段と、を備えるプレーナ型アクチュエータであって、前記可動板が往復回動している途中において、前記トーションバーの軸線を挟んで前記可動板の左右の部分の少なくとも一方の部分が前記検出光を遮断し得るように前記光検出手段の前記発光部と前記受光部とを前記固定部上に前記可動板を間にして対向配置した。
このような構成により、駆動手段で可動板を往復回動し、発光部と受光部とを固定部上に可動板を間にして対向配置した光検出手段の上記発光部から出射された検出光可動板が往復回動する途中でトーションバーの軸線を挟んで可動板の左右の部分の少なくとも一方の部分で遮断し、これによって受光される検出光の強度変化を受光部で検出し、可動板の回動状態を検出する。
具体的には、前記光検出手段は、請求項2のように前記検出光の出射方向が前記トーションバーの軸線に略平行な方向となるように配設するとよい。この場合、請求項3のように、前記トーションバーの軸線を挟んで両側の位置に少なくとも二つ配設してもよい。
また、請求項4の構成の場合においては、前記光検出手段は、前記検出光の出射方向が前記トーションバーの軸線に直交する方向となるように配設した。
そして、請求項5のように、前記発光部及び受光部を光ファイバーで形成してもよい。
本発明のプレーナ型アクチュエータによれば、光検出手段の発光部から出射された検出光を可動板が往復回動する途中でトーションバーの軸線を挟んで可動板の左右の部分の少なくとも一方の部分で遮断し、これによって受光される検出光の強度変化を受光部で検出し、可動板の回動状態を検出するように発光部と受光部とを固定部上に可動板を間にして対向配置したので、アクチュエータ本体部の外側に光検出手段を配設する従来の光方式を採用するプレーナ型アクチュエータのように厚みが厚くなったり、幅が広くならず、小型化を実現することができる。
また、検出光の出射方向がトーションバーの軸線に略平行となるように光検出手段を配設し、可動板により遮断される検出光の遮断時刻又は可動板の端面における検出光の反射光受光時刻を検出するようにすれば、可動板の動作周波数及び駆動信号と可動板動作との位相差等を検出することができる他、直近の三つの検出時刻から最新と一つ前及び一つ前と二つ前の検出時刻の時間間隔を求め、その長短を比較して現在の可動板の回動方向を検出することができる。
この場合、光検出手段をトーションバーの軸線を挟んで両側の位置に少なくとも二つ配置すれば、可動板の動作周波数及び駆動信号と可動板動作との位相差等を検出することができる他、各光検出手段における受光強度変化の検出順番から、現在の可動板の揺動方向を検出することができる。
また、光検出手段を検出光の出射方向がトーションバーの軸線に直交する方向となるように配置すれば、駆動信号と可動板動作の位相差を求める場合に,可動板が水平位置から回動して検出光を遮断するまでの時間は不用となり、事前に上記時間を計測する手間が省ける。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1に、本発明に係るプレーナ型アクチュエータの第1実施形態の平面図を示す。
図1において、第1実施形態のプレーナ型アクチュエータは、光ビームを一次元走査するガルバノミラーであり、可動板1と、駆動手段2と、光検出手段3とを備えている。
上記可動板1は揺動(又は回動ともいう)して、その表面に設けたミラー1aで入射光の光ビームを反射し、反射光を一次元走査するものであり、固定部4にトーションバー5で揺動可能に軸支されている。なお、上記可動板1とトーションバー5とは、例えばシリコン基板をエッチングして一体的に形成され、固定部4と共にアクチュエータ本体部を構成する。
また、上記駆動手段2は、上記可動板1を揺動するものであり、駆動コイル6と、静磁界発生手段7とを備えて構成する。ここで、上記駆動コイル6は、上記可動板1の上面に、該可動板1の周縁に沿って敷設されており、その両端を上記トーションバー5を介して固定部4側に引き出して固定部4上に設けた電極8と接続し、後述の駆動回路13から駆動電流を供給できるようになっている。また、上記トーションバー5の軸線に直交する方向で上記固定部4の外側には、可動板1を間にして例えば永久磁石からなる静磁界発生手段7が互いに反対磁極を対向して一対配置される。そして、静止状態の可動板1のミラー1a面に平行な静磁界成分が上記トーションバー5の軸線に平行な可動板1の対辺近傍部の上記駆動コイル6部分に作用するようになっている。これにより、上記駆動コイル6に駆動回路13から駆動電流を供給すると、該駆動電流と上記静磁界とが相互に作用して上記トーションバー5の軸線に平行な可動板1の対辺に電磁力が発生し、該電磁力により可動板1がトーションバー5に軸支されて揺動する。
また、上記固定部4の上面には、光検出手段3が設けられている。この光検出手段3は、検出光の受光強度変化に基づいて可動板1の揺動状態、例えば振れ角θ、可動板動作と駆動信号との位相差σ、動作周波数f、揺動方向等を検出可能にするものであり、例えば半導体レーザやLED等からなる発光部9とフォトダイオード等からなる受光部10を備えて構成する。そして、該発光部9と受光部10とを検出光である光ビームの出射方向が上記トーションバー5の軸線と略平行となるように可動板1を間にして互いに対向して配置している。
図2は、第1実施形態のプレーナ型アクチュエータの駆動制御回路を示すブロック図である。
図2において、駆動制御回路11は、上記発光部9の発光状態を制御する発光制御部12と、可動板1を駆動する駆動回路13と、上記受光部10から入力した検出光の受光信号及び上記駆動回路13から入力した駆動信号を比較処理して可動板動作と駆動信号との位相差σを検出したり可動板1の動作周波数fや可動板1の揺動方向等を検出して出力する処理部14と、該処理部14における処理結果を一時的に記憶する記憶部15と、上記処理部14の処理結果を出力する出力部16とを備えて構成する。
次に、第1実施形態のプレーナ型アクチュエータの動作を説明する。
駆動制御回路11に電源を投入すると、図2に示す駆動回路13から所定の周波数の駆動電流が駆動コイル6に供給される。これにより、駆動コイル6を流れる駆動電流と可動板1のトーションバー5の軸線に平行な対辺に作用する静磁界との相互作用により可動板1が図3に示すように矢印A及びB方向に揺動する。この場合、可動板1が水平状態から例えば矢印A方向に回動すると、直ぐに可動板1は同図においてトーションバー5の軸線を挟んで右側の部分で光検出手段3の発光部9から発射される光ビームを遮断する(図4において、遮断時刻t2に相当)。さらに、可動板1は矢印A方向への回動を続け、最大振れ角に達した後に反転して矢印B方向に回動する。その途中、可動板1は上記右側の部分で再び光検出手段3の光ビームを遮断する(図4において、遮断時刻t1に相当)。
さらに、可動板1は矢印B方向に回動し、反対側の最大振れ角に達すると反転して再び矢印A方向に回動する。そして、水平状態になった後、上記光ビームを再度遮断する(図4において、遮断時刻t0に相当)。このようにして、上記動作を繰り返しながら可動板1は図4に示すようにサイン波状に揺動する。この場合、上記光ビームの遮断時刻tは、受光部10の受光信号が閾値以下となったか否かを処理部14で判定して検出する。そして、この遮断時刻tは、記憶部15に一時的に記憶され、その後、適宜読み出されて可動板1の揺動状態の検出に用いられる。なお、図4において、斜線部は、可動板1が光ビームを遮断する振れ角の遮断領域及び受信信号における遮断時間を示しているが、ここで振れ角X及び遮断時刻については、説明を簡単にするため上記遮断領域及び遮断時間のそれぞれ中央値に定めて説明している。
第1実施形態においては、光検出手段3を図3に示すように可動板1の水平位置から矢印A方向に傾けた位置に設けているので、図4に示すように短い遮断間隔と長い遮断間隔とが交互に発生することになる。
次に、第1実施形態において可動板1の揺動状態を検出する動作を、図5のフローチャートを参照して説明する。
先ず、ステップ1(図5中S1で示し、以下同様とする)において、直近の二つの遮断時刻tを検出すると初期設定が終了する。具体的には、図4に示す受光信号の遮断時刻t1、t2(この場合、t1が最新の遮断時刻で、t2は一つ前の遮断時刻である)が得られた段階で初期設定が終了する。なお、上記各時刻はそれぞれ記憶部15に設けた最新遮断時刻記憶領域tN及び一つ前遮断時刻記憶領域tLに一時的に記憶される。
次に、ステップ2において、可動板1が上記光ビームを遮断したか否かを受光信号が閾値以下になったか否かを検出して処理部14で判定する。ここで、受光信号が閾値以下となり、可動板1が上記光ビームを遮断したと判定(“YES”判定)すると、最新の遮断時刻t0を検出してステップ3に進む。なお、このとき、ステップ1で検出した時刻t1は一つ前の遮断時刻となり、時刻t2は二つ前の遮断時刻となる。
ステップ3においては、図4に示す最新の遮断時刻t0を取り込む。このとき、記憶部15の一つ前遮断時刻記憶領域tLに書き込まれている時刻t2を二つ前遮断時刻記憶領域tL-1に移し替え、最新遮断時刻記憶領域tNに書き込まれている時刻t1を一つ前遮断時刻記憶領域tLに移し替え、最新遮断時刻記憶領域tNに最新の遮断時刻t0を書き込む。
次に、ステップ4において、可動板動作と駆動信号との位相差σを処理部14で検出する。
ここで、上記位相差σの求め方を、図4を参照して説明する。
先ず、可動板1が振れ角ゼロの位置から回動して振れ角Xにおいて上記光ビームを遮断するまでの時間tXを求める。このtXは、発光部9と受光部10の位置が決まれば一意に決まるものであり、事前に測定しておく。そして、このtXを記憶部15に記憶する。
次に、処理部14において、駆動回路13から入力した駆動信号の最新のゼロクロス時刻τを検出すると共に記憶部15からtXを読み出し、上記ゼロクロス時刻τからtXだけ進んで時刻τ0を求めて記憶部15に記憶する。一方、受光部10の受光信号から最新の遮断時刻t0を検出すると共に記憶部15から時刻τ0を読み出して(t0−τ0)を演算する。これにより、現在の位相差σが求まる。
そして、上記位相差σを出力部16に出力する。ここで、例えば可動板動作が温度等により変化して駆動信号との位相差σが可動板1の回動初期の初期値からずれたとき、位相差σが上記初期値と一致するように駆動回路13の駆動信号の位相または駆動周波数を制御する。
次に、ステップ5において、処理部14で可動板1の動作周波数fを検出する。該動作周波数fは、受光部10からの受光信号に基づいて得た最新の遮断時刻t0と記憶部15から読み出した二つ前の遮断時刻t2を用いて、1/(t0−t2)を演算して求める。そして、該動作周波数fを出力部16に出力する。ここで、上記動作周波数fが変化した場合、この動作周波数fに基づいて走査用レーザビームの発光タイミングを制御する。
次に、ステップ6において、処理部14で記憶部15から読み出した上記三つの遮断時刻t0,t1,t2に基づいて可動板1の現在の回動方向を検出する。具体的には、(t0−t1)と(t1−t2)の時間差(遮断間隔)を比較する。この場合、(t0−t1)>(t1−t2)のときは、可動板1が図3において矢印A方向に回動していることを示す。一方、(t0−t1)<(t1−t2)のときは、可動板1が図3において矢印B方向に回動していることを示す。なお、第1実施形態においては、光検出手段3を固定部4の上面に設けて可動板1が矢印A方向に傾いた位置を検出するようにしているので、(t0−t1)=(t1−t2)となることはない。こうして検出した可動板1の動作方向は、出力部16に出力される。そして、例えば、可動板1の位置検出に使用される。なお、この位置検出方法については、本発明の第3実施形態の説明において述べる。
次に、ステップ2に戻って、次の遮断時刻を検出して上述と同様の動作を繰り返す。これにより、最新の情報に基づいて可動板1の揺動状態を制御する。
このように、第1実施形態によれば、可動板1の揺動状態を検出する光検出手段3を固定部4上に配設したので、アクチュエータ本体部の外側に光検出手段を配設した従来の光検出方式を採用するプレーナ型アクチュエータのように厚みが厚くなったり、幅が広くならず、小型化を実現することができる。
次に、本発明のプレーナ型アクチュエータの第2実施形態を、図6を参照して説明する。なお、図1と同一の要素については同一符号で示し、ここでは、第1実施形態と異なる部分について説明する。
図6に示す第2実施形態のプレーナ型アクチュエータは、第1及び第2の光検出手段17A,17Bを固定部4上面でトーションバー5の軸線に対して線対称の位置に配置している。なお、図6において、符号18Aは、第1の発光部を示し、符号18Bは第2の発光部を示す。さらに、符号19Aは第1の受光部を示し、符号19Bは第2の受光部を示している。そして、図7に示すように、駆動制御回路11の第1及び第2の発光制御部20A,20Bは、それぞれ対応する第1及び第2の発光部18A,18Bに接続しており、処理部14は、第1及び第2の受光部19A,19Bの受光信号を入力するようになっている。
次に、このように構成した第2実施形態の動作を説明する。
駆動制御回路11に電源を投入すると可動板1が揺動する。この場合、可動板1が水平状態から例えば図8において矢印A方向に回動すると、直ぐに可動板1は同図においてトーションバー5の軸線を挟んで右側の部分で第2の光検出手段17Bの光ビームを遮断する(図9において、遮断時刻t2-2に相当)。さらに、可動板1は矢印A方向に回動し、最大振れ角に達すると反転して矢印B方向に回動する。その途中、可動板1は上記右側の部分で再び第2の光検出手段17Bの光ビームを遮断する(図9において、遮断時刻t2-1に相当)。
次に、可動板1は、水平状態に戻った後、さらに矢印B方向に回動する。そのとき直ぐに、今度は図8においてトーションバー5の軸線を挟んで左側の部分で第1の光検出手段17Aの光ビームを遮断する(図9において、遮断時刻t1−1に相当)。そして、可動板1は、そのまま反対側の最大振れ角に達するまで回動し、そこで反転して再び矢印A方向に回動する。その途中において、可動板1の上記左側の部分で第1の光検出手段17Aの光ビームを再度遮断する(図9において、遮断時刻t1−0に相当)。このようにして、上記動作を繰り返ながら可動板1は、図9に示すようにサイン波状に揺動をする。なお、図9において、斜線部は、図4と同様に可動板1が光ビームを遮断する振れ角の遮断領域及び受信信号における遮断時間を示しているが、ここで振れ角X,−X及び遮断時刻については、説明を簡単にするため遮断領域及び遮断時間のそれぞれ中央値に定めて説明している。
次に、第2実施形態において可動板1の揺動状態を検出する動作を、図10のフローチャートを参照して説明する。
先ず、ステップ11において、上記第1及び第2の受光部19A,19Bの受光信号に基づいて直近の二つの遮断時刻を検出すると初期設定が終了する。具体的には、図9に示す受光信号の遮断時刻t1-1,t1-2,t2-1,t2-2(この場合、t1-1が第1の受光部19Aで検出した最新の遮断時刻で、t2-1が第2の受光部19Bで検出した最新の遮断時刻であり、t1-2は第1の受光部19Aで検出した一つ前の遮断時刻で、t2-2は第2の受光部19Bで検出した一つ前の遮断時刻である)が得られた段階で初期設定が終了する。なお、上記第1の光検出手段17Aにおける遮断時刻は、それぞれ記憶部15に設けた最新遮断時刻記憶領域tN1及び一つ前遮断時刻記憶領域tL1に、また上記第2の光検出手段17Bにおける遮断時刻はそれぞれ記憶部15に設けた最新遮断時刻記憶領域tN2及び一つ前遮断時刻記憶領域tL2に一時的に記憶される。
次に、ステップ12において、上記各受光部の受光信号が閾値以下になったか否かを検出して処理部14で判定する。ここで、受光信号が閾値以下となり、可動板1が上記光ビームを遮断したと判定(“YES”判定)すると、最新の遮断時刻t1-0,t2-0を検出してステップ13に進む。なお、このとき、ステップ11で検出した時刻t1-1,t2-1は一つ前の遮断時刻となり、時刻t1-2,t2-2は二つ前の遮断時刻となる。
ステップ13においては、図9に示す最新の遮断時刻t1-0,t2-0を取り込む。このとき、記憶部15の一つ前遮断時刻記憶領域tL1,tL2に書き込まれている時刻t1-2,t2-2を二つ前遮断時刻記憶領域tL1-1,tL2-1に移し替え、最新遮断時刻記憶領域tN1,tN2に書き込まれている時刻t1-1,t2-1を一つ前遮断時刻記憶領域tL1,tL2に移し替え、最新遮断時刻記憶領域tN1,tN2に最新の遮断時刻t1-0,t2-0を書き込む。
次に、ステップ14において、可動板動作と駆動信号との位相差σを処理部14で検出する。ここで、上記位相差σは第1実施形態で説明したのと同様の方法で求めることができる。即ち、可動板1が振れ角ゼロの位置から回動して振れ角X又は−Xにおいて上記第1及び第2の光検出手段17A,17Bの光ビームをそれぞれ遮断するまでの時間tXを事前に測定して記憶部15に記憶する。
次に、処理部14において、駆動回路13から入力した駆動信号の最新のゼロクロス時刻τを検出すると共に記憶部15からtXを読み出し、上記ゼロクロス時刻τからtXだけ遅れた時刻τ1-0又は進んだ時刻τ2-0を求めてそれぞれ記憶部15に記憶する。一方、記憶部15から第1の受光部19Aにおける最新の遮断時刻t1-0、又は第2の受光部19Bにおける最新の遮断時刻t2-0を検出すると共に記憶部15から上記時刻τ1-0又はτ2-0を読み出して(t1-0−τ1-0)又は(t2-0−τ2-0)を演算して現在の位相差σを求める。そして、該位相差σを出力部16に出力する。
次に、ステップ15において、処理部14で可動板1の動作周波数fを検出する。該動作周波数fは、第1及び第2の受光部19A,19Bから入力する受光信号に基づいて得た最新の遮断時刻t1-0又はt2-0と記憶部15から読み出した二つ前の遮断時刻t1-2又はt2-2を用いて、1/(t1-0−t1-2)又は1/(t2-0−t2-2)を演算して求める。そして、該動作周波数fを出力部16に出力する。
次に、ステップ16において、処理部14で可動板1の現在の揺動方向を検出する。その検出方法は、第1及び第2の光検出手段17A,17Bが遮断信号を検出する順番を検出して行う。具体的には、例えば第1の光検出手段17Aで遮断信号を検出した後に第2の光検出手段17Bで遮断信号を検出したときには、可動板1の動作は、図9において点Cの動作状態を示し、可動板1の現在の回転方向は、図8に示すように矢印A方向となる。
一方、第2の光検出手段17Bで遮断信号を検出した後に第1の光検出手段17Aで遮断信号を検出したときには、可動板1の動作は、図9において点Dの動作状態を示し、可動板1の現在の揺動方向は、図8に示すように矢印B方向となる。
なお、第1の光検出手段17Aで遮断信号を続けて検出したときには、可動板1は水平状態から矢印B方向に揺動した後、最大振れ角で反転して矢印A方向に戻るところで、図9において点Eの状態を示しており、この場合も可動板1の現在の揺動方向は矢印A方向であると判定することができる。また、第2の光検出手段17Bで遮断信号を続けて検出したときには、可動板1は、上述とは反対に水平状態から矢印A方向に揺動した後、最大振れ角で反転して矢印B方向に戻るところで、図9において点Fの動作を示しており、この場合も可動板1の現在の揺動方向は矢印B方向であると判定することができる。
次に、ステップ12に戻って、次の遮断時刻を検出して上述と同様の動作を繰り返す。これにより、最新の情報に基づいて可動板1の揺動状態を制御する。
このように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様にプレーナ型アクチュエータの小型化ができる。また、第1及び第2の光検出手段17A,17Bをトーションバー5の軸線に対して左右対称の位置に配設したので、上記第1及び第2の光検出手段17A,17Bにおける受光強度変化の検出順番を調べれば、なんら演算処理をすることなく容易に可動板1の現在の揺動方向を知ることができる。
なお、第2実施形態において、光検出手段3を三つ以上設ければ可動板1の揺動状態の検出精度をより向上することができる。また、受光部19A,19Bは、個別に複数設けるものに限られず、例えば受光素子アレイで構成してもよい。
次に、本発明のプレーナ型アクチュエータの第3実施形態を、図11を参照して説明する。なお、図1と同一の要素については同一符号で示し、ここでは、第1実施形態と異なる部分について説明する。
図11に示す第3実施形態のプレーナ型アクチュエータは、光検出手段3の発光部9と受光部10と検出光の出射方向がトーションバー5の軸線に直交する方向となるように可動板1を間にして固定部4に配設している。この場合、駆動制御回路11は、第1実施形態と同様の構成となる。
次に、このように構成した第3実施形態の動作を説明する。
駆動制御回路11に電源を投入すると可動板1が揺動を開始する。この場合、可動板1が図12において水平状態から矢印A方向に回動すると、直ぐに、可動板1は同図においてトーションバー5を挟んで右側の部分で光検出手段3の検出光を遮断する(図13において、振れ角がXとなった状態であり、遮断時刻t2に相当)。さらに、可動板1は矢印A方向への回動を続ける。そして、矢印A方向の最大振れ角に達すると反転して今度は矢印B方向へ回動する。この場合、可動板1の振れ角がXとなるまでは可動板1は上記検出光を遮断したままであり、上記振れ角Xを過ぎると受光部10で検出光が検出される(図13において、受光時刻t′1に相当)。
そして、水平状態を通過して、さらに矢印B方向へ回動すると、今度は図12において可動板1の左側の部分で検出光を遮断する(図13において、振れ角が−Xとなった状態であり、遮断時刻t1に相当)。この遮断状態は、可動板1が矢印B方向の最大振れ角に達した後、反転して矢印A方向に戻るとき振れ角が再度−Xとなるまで続く(図13において受光時刻t′0に相当)。以下、可動板1は、水平状態を経て上述と同様の動作を繰返し、図13に示すようにサイン波状に揺動をする。
次に、第3実施形態において可動板1の揺動状態を検出する動作を、図14のフローチャートを参照して説明する。
先ず、ステップ21において、最新を含む過去二つの遮断時刻及び受光時刻を検出すると初期設定が終了する。具体的には、図13に示す受光信号の遮断時刻t1,t2(この場合、t1が最新の遮断時刻で、t2は一つ前の遮断時刻である)及び受光時刻t′1,t′2(この場合、t′1が最新の受光時刻で、t′2は一つ前の受光時刻である)が得られた段階で初期設定が終了する。なお、上記各時刻は記憶部15に設けた最新遮断時刻記憶領域tN、一つ前遮断時刻記憶領域tL及び最新受光時刻記憶領域t′N、一つ前遮断時刻記憶領域t′Lに一時的に記憶される。
次に、ステップ22において、光検出手段3の受光部10で受光信号の強度変化を検出し、受光状態から遮断状態に変化したか、又は遮断状態から受光状態に変化したか否かを処理部14で判定する。ここで、受光信号の上記強度変化を検出したとき(“YES”判定)には、ステップ23に進む。
ステップ23においては、最新の遮断又は受光時刻t0又はt′0を取り込む。この場合、ステップ22で受光状態から遮断状態への変化と判定したときには、記憶部15に設けた一つ前遮断時刻記憶領域tLに書き込まれている時刻t2を二つ前遮断時刻記憶領域tL-1に移し替え、最新遮断時刻記憶領域tNに書き込まれている時刻t1を一つ前遮断時刻記憶領域tLに移し替え、最新遮断時刻記憶領域tNに図13に示す最新の遮断時刻t0に書き込む。また、ステップ22で遮断状態から受光状態への変化と判定したときには、一つ前受光時刻記憶領域t′Lに書き込まれている時刻t′2を二つ前受光時刻記憶領域t′L-1に移し替え、最新受光時刻記憶領域t′Nに書き込まれている時刻t′1を一つ前受光時刻記憶領域t′Lに移し替え、最新受光時刻記憶領域t′Nに最新の受光時刻t′0に書き込む。
次に、ステップ24において、可動板動作と駆動信号との位相差σを処理部14で検出する。先ず、処理部14で記憶部15から読み出した最新の遮断時刻t0及び最新の受光時刻t′0に基づいて可動板1が水平となる時刻(=(t0+t′0)/2)を算出する。一方、処理部14において、駆動回路13から入力した駆動信号のゼロクロス時刻τを検出する。これにより、{(t0+t′0)/2−τ}を演算して上記位相差σを求める。そして、該位相差σを出力部16に出力する。
次に、処理部14で可動板1の動作周波数fを検出する。該動作周波数fは、受光部10からの受光信号に基づいて得た最新の遮断時刻t0と二つ前の遮断時刻t2又は最新の受光時刻t′0と二つ前の受光時刻t′2を用いて、1/(t0−t2)又は1/(t′0−t′2)を演算して求める。そして、該動作周波数fを出力部16に出力する。
次に、ステップ25において、可動板1の最大振れ角を検出する。この最大振れ角の検出は、以下のようにして行う。
図13において、可動板1が光検出手段3の光ビームを横切る振れ角Xは、光検出手段3の設置位置により一意に決まるものであるから、事前に測定して記憶部15に記憶しておく。このときの可動板1の最大振れ角をXmax、可動板1が水平状態から振れ角Xまで回動する時間をtXとすると、上記振れ角Xは、
X=Xmaxsin(2πf・tX) (1)
と表せる。ここで、可動板1の揺動周期をT(=t0−t2)、遮断時間をΔt(=t′0−t1又はt′1−t2)として、f=1/T、tX=(T/2−Δt)×1/2を(1)式に代入すると、
X=Xmaxsin〔2π{(1/4)−(Δt/2T)}〕 (2)
となる。従って、最大振れ角Xmaxは、
max=X/sin〔2π{(1/4)−(Δt/2T)}〕 (3)
となる。これにより、最大振れ角Xmaxは、記憶部15から読み出した各遮断時刻t0,t1,t2及び受光時刻t′0又はt′1に基づいて上記遮断時間Δt及び上記周期Tを算出し、該遮断時間Δt及び周期Tと記憶部15から読み出した振れ角Xとに基づいて上記(3)式を演算することにより求めることができる。ここで、周期Tと振れ角Xを固定値として遮断時間Δtを制御すれば、上記(3)式により、可動板1の最大振れ角Xmaxを制御することができる。
例えば、図15に示すように、遮断時間Δtの長さを監視しながら駆動コイル6に通電する駆動電流を変化し、遮断時間ΔtがΔt1と長くなるように制御すると、最大振れ角XmaxはX1と大きくなる。一方、遮断時刻ΔtがΔt2と短くなるように駆動電流を制御すると、最大振れ角XmaxはX2と小さくなる。
上述のようにして最大振れ角Xmaxが決定されると、可動板1の揺動開始時を基準にして現在時刻tNを計測することにより、現在の振れ角XN
N=Xmaxsin(2πf・tN
=Xmaxsin{(2π/T)・tN} (4)
の式を演算することにより求まる。これにより、可動板1の現在位置を検出することができる。
次に、ステップ22に戻って、次の遮断時刻を検出して上述と同様の動作を繰り返す。これにより、最新の情報に基づいて可動板1の揺動状態を制御する。
このように、第3実施形態によれば、第1及び第2実施形態と同様にプレーナ型アクチュエータの小型化ができる。また、遮断時間Δtの長さを監視しながら駆動電流を制御することにより、可動板1の最大振れ角Xmaxを所定値に制御することができる。さらに、最大振れ角Xmaxが決定されると、現在時刻tNにおける可動板1の振れ角XNを演算により検出することができ、可動板1の現在位置を検出することができる。
また、可動板1の位相差σの検出に対しては,可動板1が水平状態から検出光を遮断するまでの時間tXのデータは不用となり、事前にtXを測定する手間が省ける。
なお、上記第3実施形態において、光検出手段3は、可動板1が光ビームを横切るように配置するならば、図11に示すような可動板1の中央部に配置するものに限られず、中央部からずれた位置に配置してもよい。また、検出手段3は、一つに限られず複数配置してもよい。
また、上記第1及び第2実施形態において、同一の光検出手段における一つ前及び最新の遮断間隔(例えば、図4におけるt0−t1又は図9におけるt1-0−t1-1)を検出すれば、第3実施形態と同様に、上記(3)式を演算して可動板1の最大振れ角Xmaxを検出することができる。さらに、上記(4)式を演算すれば可動板1の現在位置の検出を行うことができる。
さらに、上記第1〜第3実施形態において、可動板の揺動状態を検出する方法の説明では、位相差σ、動作周波数f、可動板の揺動方向等の各揺動状態を検出する場合を説明したが、これに限らず、少なくとも一つを検出するものであってもよい。
また、上記第1〜第3実施形態において、光検出手段3又は第1及び第2の光検出手段17A,17Bは、前述したように可動板1を間にして発光部と受光部とを対向して設けて検出光の遮断信号を検出するものに限られず、図16(a)、(b)に示すように、発光部と受光部とを可動板1の一方の端面側に配設し、可動板1の端面による反射光を検出するものであってもよい。
さらに、本発明のプレーナ型アクチュエータにおいて、光検出手段3は、可動板1が検出光を横切るように配置するならば、固定部4上に限られず、アクチュエータ本体部の周辺部に配置してもよい。
また、本発明のプレーナ型アクチュエータにおいて、図17に示すように、光検出手段3又は第1及び第2の光検出手段17A,17B(同図においては、第1及び第2の光検出手段17A,17Bで示す)は、発光部を発光素子とし、受光部を受光素子として構成したものに限られず、発光部及び受光部をそれぞれ光ファイバー21として、固定部4上に形成したV状の溝部22に設置してもよい。この場合、同図(b)に示すように、光ファイバーの端部にボールレンズ23を配設して、発光部9から出射した光ビームをコリメートすると共に光ビームを受光部10に集光させれば、光検出精度を向上することができる。
さらに、本発明のプレーナ型アクチュエータは、光ビームを一次元走査するものに限らず、二次元走査型にも適用できる。
そして、本発明のプレーナ型アクチュエータは、電磁駆動方式に限られず、静電駆動方式、圧電方式等如何なるアクチュエータであってもよい。
本発明によるプレーナ型アクチュエータの第1実施形態を示す平面図である。 上記第1実施形態の駆動制御回路を示すブロック図である。 上記第1実施形態の要部構成を示す斜視図である。 上記第1実施形態において、可動板の揺動状態を検出する方法を示す説明図である。 上記第1実施形態において、可動板の揺動状態を検出する方法を説明するフローチャート図である。 本発明によるプレーナ型アクチュエータの第2実施形態を示す平面図である。 上記第2実施形態の駆動制御回路を示すブロック図である。 上記第2実施形態の要部構成を示す斜視図である。 上記第2実施形態において、可動板の揺動状態を検出する方法を示す説明図である。 上記第2実施形態において、可動板の揺動状態を検出する方法を説明するフローチャート図である。 本発明によるプレーナ型アクチュエータの第3実施形態を示す平面図である。 上記第3実施形態において、光検出手段の検出光を可動板が遮断する状態を示す側面断面図である。 上記第3実施形態において、可動板の揺動状態を検出する方法を示す説明図である。 上記第3実施形態において、可動板の揺動状態を検出する方法を説明するフローチャート図である。 上記第3実施形態において、可動板の最大振れ角を検出する方法を示す説明図である。 光検出手段の他の構成例を示す斜視図である。 光検出手段の更に他の構成例を示す図で、(a)はその斜視図であり、(b)は光ファイバーの光出射側及び入射側の端面構成を示す側面図である。
符号の説明
1…可動板
2…駆動手段
3…光検出手段
4…固定部
5…トーションバー
9…発光部
10…受光部
17A…第1の光検出手段
17B…第2の光検出手段
18A…第1の発光部
18B…第2の発光部
19A…第1の受光部
19B…第2の受光部
21…光ファイバー

Claims (5)

  1. 固定部にトーションバーで往復回動可能に軸支され可動板と、
    該可動板を駆動する駆動手段と、
    検出光を出射する発光部と前記検出光を受光する受光部とからなり、前記可動板の回動状態を前記検出光の受光強度変化に基づいて検出する光検出手段と、
    を備えるプレーナ型アクチュエータであって、
    前記可動板が往復回動している途中において、前記トーションバーの軸線を挟んで前記可動板の左右の部分の少なくとも一方の部分が前記検出光を遮断し得るように前記光検出手段の前記発光部と前記受光部とを前記固定部上に前記可動板を間にして対向配置したことを特徴とするプレーナ型アクチュエータ。
  2. 前記光検出手段は、前記検出光の出射方向が前記トーションバーの軸線に略平行な方向となるように配設したことを特徴とする請求項1に記載のプレーナ型アクチュエータ。
  3. 前記光検出手段は、前記トーションバーの軸線を挟んで両側の位置に少なくとも二つ配設したことを特徴とする請求項2に記載のプレーナ型アクチュエータ。
  4. 前記光検出手段は、前記検出光の出射方向が前記トーションバーの軸線に直交する方向となるように配設したことを特徴とする請求項1に記載のプレーナ型アクチュエータ。
  5. 前記発光部及び受光部を光ファイバーで形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のプレーナ型アクチュエータ。
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