JP4647196B2 - スクリーン印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板にクリーム半田や導電性ペーストなどのペーストを印刷するスクリーン印刷装置に関するものである。
電子部品実装工程において、基板上にクリーム半田や導電性ペーストなどのペーストを印刷する方法としてスクリーン印刷が用いられている。この方法は、印刷対象部位に応じてパターン孔が設けられたマスクプレートを基板に当接させ、マスクプレート上にペーストを供給してスキージを摺動させることにより、パターン孔を介して基板上にペーストを印刷するものである。
印刷作業中には、マスクプレートの下面側には基板上で印刷部位からはみ出したクリーム半田が付着したり、基板上に完全に転写されなかったクリーム半田がマスクプレートの開口部に残留するなどの汚損が発生する。このようなクリーム半田による汚損は後続の基板への正常な印刷を妨げるため、これらのクリーム半田を除去するためのクリーニングを行う必要がある。
このため従来より、スクリーン印刷装置にマスクプレートの下面側に残留するクリーム半田を掻き取ったり拭き取ることによって除去するクリーニング装置を備えたものが知られている(例えば特許文献1参照)。そしてこのようなスクリーン印刷装置では、予めクリーニング動作のモードやインターバルが予め設定されており、印刷動作毎にカウントした印刷枚数が予め設定されたクリーニングのインターバル回数に到達すると、自動的にクリーニング装置によるマスクプレート下面のクリーニングが設定されたクリーニングモードで実行されるようになっている。
特開平2−80250号公報
しかしながら、基板への印刷作業を反復して実行する過程において、マスクプレートの汚損度合いは必ずしも常に一定ではなく、使用されるクリーム半田の性状の経時変化などによって汚損度合いが変動する場合がある。このため上述の先行技術例にように、予め設定されたクリーニングモードやインターバルでクリーニングを実行すると、クリーニングは必ずしも適正な条件で実行されるとは限らず、マスクプレートの汚損が進行した状態のまま印刷を反復実行することによる印刷品質の低下を招く場合が生じていた。そしてこのような不都合を避けようとすれば、印刷作業中に常にマスクプレートの汚損状態を観察しながら、クリーニング条件を調整する作業を必要としており、この作業に多大な手間と時間を要していた。
そこで本発明は、印刷作業中において常に適正なクリーニング実行パターンによってマスククリーニングを実行することができるスクリーン印刷装置を提供することを目的とする。
本発明のスクリーン印刷装置は、パターン孔が設けられたマスクプレートを基板に当接させ、マスクプレート上でスキージを摺動させることにより、前記パターン孔を介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置であって、印刷後の基板の表面を観察することにより印刷状態を判定する印刷状態判定手段と、前記マスクプレートの下面にクリーニングヘッドを当接させて摺動させることによりマスクプレートを下面側からクリーニングするクリーニング機構と、前記クリーニング機構によるクリーニングのモードおよびクリーニング実行インターバルを含むクリーニング実行パターンを記憶するクリーニング実行パターン記憶手段と、予め定められたクリーニング指針および前記印刷状態判定手段の判定結果に基づいて前記クリーニング実行パターンを設定するクリーニング実行パターン設定手段と、設定されたクリーニング実行パターンに従って前記クリーニング機構を制御するクリーニング制御手段とを備え、前記クリーニング実行パターンは前記クリーニングヘッドの移動速度を含み、前記クリーニング実行パターン設定手段は、前記クリーニング実行パターンを実行し、クリーニング速度をあらかじめ設定された速度増分だけ増加させ、自動印刷処理を実行し、検査NGなく所定回数以上クリーニングがなされたか否かを判断することにより、前記移動速度をより適した速度に設定する
本発明によれば、印刷動作とクリーニングとを実行する過程において印刷後の基板の表面を観察して印刷状態判定手段によって印刷状態を判定し、予め定められたクリーニング指針および前記印刷状態判定手段の判定結果に基づいて、クリーニングのモードとクリーニングの実行インターバルを含むクリーニング実行パターンを更新することにより、常に適正なクリーニング実行パターンによってマスククリーニングを実行することができる。
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の側面図、図2は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置のクリーニングユニットの構造説明図、図3、図4は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の動作説明図、図5は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の制御系の構成を示すブロック図、図6は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置のクリーニング実行パターンを示す図、図7、図8,図9は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷方法におけるマスククリーニング実行パターン設定処理のフロー図,図10は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷方法における自動印刷処理のフロー図、図11は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷方法におけるタクトアップ処理のフロー図である。
まず図1を参照してスクリーン印刷装置の構造を説明する。図1において、スクリーン印刷装置は、基板位置決め部1の上方にスクリーン印刷部10を配設して構成されている。基板位置決め部1は、Y軸テーブル2、X軸テーブル3およびθ軸テーブル4を段積みし、更にその上にZ軸テーブル5を載置して構成されている。Z軸テーブル5上には基板8を保持する基板保持部6が設けられている。基板8は図示しない搬入コンベアによって基板保持部6上に搬入され、クランパ7によって両側から挟み込まれて位置が固定される。
基板位置決め部1の上方に配設されたスクリーン印刷部10は、ホルダ枠11に展張されたマスクプレート12を備えている。マスクプレート12には、印刷対象に応じたパターン孔が設けられている。マスクプレート12上にはスキージヘッド13が配設されており、スキージヘッド13は水平なプレート14にスキージ16を昇降させるスキージ昇降機構15を配設した構成となっており、図示しない移動手段により水平方向に移動する。
スキージ昇降機構15を駆動することによりスキージ16は昇降してマスクプレート12の上面に当接する。
図3に示すように、Z軸テーブル6を上昇させてマスクプレート12の下面を基板8に当接させた状態で、ペーストであるクリーム半田が供給されたマスクプレート12上でスキージ16を摺動させることにより、図示しないパターン孔を介して基板8にはクリーム半田が印刷される。
スクリーン印刷部10の側方の、Y軸テーブル2の移動範囲の上方には、カメラ17が配設されている。カメラ17はカメラ移動テーブル(図示省略)によって水平面内で移動可能となっている。基板位置決め部1に基板8を保持させた状態で、基板位置決め部1をY軸テーブル2に沿って移動させることにより、基板8をカメラ17の下方に位置させることができ、したがってカメラ17によって基板8を撮像し、基板8の位置認識や基板8におけるクリーム半田の印刷状態を検出することができる。
Y軸テーブル2上の基板位置決め部1の側方には、クリーニングユニット20が配設されている。Y軸テーブル2を駆動することにより、クリーニングユニット20は基板保持部6とともにY方向に移動する。図2を参照してクリーニングユニット20について説明する。クリーニングユニット20の本体部20aの上面には、クリーニングヘッド21がシリンダ23によって昇降自在に配設されている。シリンダ23はシリンダ駆動部32によって駆動される。
本体部20aにはクリーニングテープ22の供給リール24および巻き取りリール25が設けられている。巻き取りリール25はモータ26によって駆動され、モータ26を駆動することにより、クリーニングテープ22が供給リール24から引き出される。引き出されたクリーニングテープ22は、クリーニングヘッド21の上面に設けられた摺動面21aを周回して巻き取りリール25によって巻き取られる。モータ26はモータ駆動部31によって駆動される。
クリーニングヘッド21を上昇させて摺動面21a上のクリーニングテープ22をマスクプレート12の下面に押し当てた状態で、図4に示すように、クリーニングユニット20を水平移動させることにより、マスクプレート12は下面側からクリーニングされる。クリーニングユニット20は、マスクプレート12の下面にクリーニングヘッド21を当接させて摺動させることによりマスクプレート12を下面側からクリーニングするクリーニング機構となっている。
クリーニングヘッド21には摺動面21aに開口した吸引孔21bが設けられており、吸引孔21bは真空ポンプ33に接続されている。真空ポンプ33を駆動することにより、クリーム半田が吸引孔21bから吸引され、これにより単に拭き取りによるクリーニングのみでは除去が困難なマスクプレート12のパターン孔12a内に残留したクリーム半田を吸引によって取り除くことができる。
供給リール24から引き出されたクリーニングテープ22がクリーニングヘッド21の上面に至る送給経路には、ガイド部27、28が配置されている。クリーニングテープ22はガイド部28の下面側およびガイド部27の上面側を周回して摺動面21aの上面に送られる。ガイド部27は中空管状の部材であり、ガイド部27の上面側には複数の吐出孔27aが設けられている。ガイド部27の内部はディスペンサ29に接続されており、ディスペンサ29を駆動することにより、吐出孔27aから洗浄用のエタノールやイソプロパノールなどの洗浄液30が吐出される。
ガイド部27の上面側をクリーニングテープ22が周回した状態でディスペンサ29を駆動することにより、吐出孔27aから吐出された洗浄液30はクリーニングテープ22に吸収される。これにより、クリーニングテープ22によってマスクプレート12の下面側をクリーニングする際に、マスク下面に固着状態で付着したクリーム半田を洗浄液30によって軟化させながら良好に拭き取ることができる。
すなわち本実施の形態のスクリーン印刷装置においては、クリーニングヘッドの摺動面に洗浄液を供給しない乾式モード、摺動面に洗浄液を供給する湿式モード、湿式モードおよび乾式モードのクリーニングを併せて行う湿乾併用モードの3つの動作モードを、クリーニングのモードとして使い分け出来るようになっている。
湿乾併用モードは、クリーニングユニット20をマスクプレート12の下面で往復動させる同一のクリーニング動作において、往動時には湿式モード、復動時には乾式モードを行う動作モードである。湿乾併用モードを実行することにより、湿式モードにより軟化して除去しやすくなったクリーム半田を、乾式モードによってほぼ完全に拭き取ることができるという利点がある。
次に、スクリーン印刷装置の制御系の構成を、図5を参照して説明する。図5において、制御部40は入力制御部40a、クリーニング制御部40b、クリーニング条件設定部40c、判定部40d、画像処理部40e、カウント部40f、印刷制御部40gを備えている。記憶部41は、クリーニング実行パターン記憶部41a、印刷検査データ記憶部41bおよび制御プログラム記憶部41cを備えている。制御部40の各部による制御処理は、記憶部41の制御プログラム記憶部41cに記憶された制御プログラムを実行することにより行われる。
まず記憶部41に記憶されているデータについて説明する。クリーニング実行パターン記憶部41aは、クリーニングユニット20によるクリーニングのモードおよびクリーニング実行インターバルを含むクリーニング実行パターンを記憶するクリーニング実行パターン記憶手段となっている。クリーニング実行パターンは、前述のクリーニングモードと、クリーニング速度およびクリーニングを実行するインターバルを組み合わせて構成され、クリーニング実行パターン記憶部41aには、以下に説明するクリーニングモード42a、クリーニング速度42b、インターバル印刷枚数42c、インターバルクリーニング回数42dが記憶されている。
ここでクリーニングモード42aについて図6を参照して説明する。図6に示すように、クリーニングモードは、クリーニングヘッド21からの吸引の有無(吸引ONと吸引OFFとの切換)を基本選択肢とし、前述の乾式モード、湿式モードおよび湿乾併用モードの3つの動作モードと基本選択肢とを組み合わせた構成となっている。
吸引ONと吸引OFFとの間には、選択する際の優先順位(吸引ONモードが優先2,吸引OFFモードが優先1)が予め設定されており、特段の指定がない場合には吸引OFFモードを優先して選択するようになっている。これは、吸引OFFモードの方が動作的により簡便であり、クリーニング結果に支障が生じない限り吸引OFFモードを選択する方が便宜であることによる。動作モード選択に際しても同様の理由により優先順位が設定されており、図7に示すように、特段の指定がない場合には乾式モードを優先して選択する。
これらのモード選択の指定は、経験により得られた知見に基づいて確立されたクリーニング指針に従って行われ、これにより、実用的に最も効率的と思われるクリーニング実行パターンを、経験則に基づいて簡便に設定することができる。そして乾式モードによるク
リーニングを反復して実行する過程においては、乾式モードのクリーニングを所定回数実行する度に、湿乾併用モードによるクリーニングを1回実行するようにしている。これにより、乾式クリーニングによって完全に除去されずに累積残留したクリーム半田を、所定のインターバルで定期的にクリーンアップすることができる。なお、クリーニング指針は、記憶部41に記憶されている。
クリーニング速度42bは、クリーニング動作においてクリーニングヘッド21をマスクプレート12に対して摺動させる際の移動速度であり、各基板品種、クリーニングモードごとに個別に設定される。後述するように、本実施の形態においては、印刷作業継続中により適した、望ましくは最適なクリーニング速度を自動的に設定し、更新するようにしている。
インターバル印刷枚数42cは、印刷作業においてクリーニングを反復して実行する際の実行間隔、換言すればクリーニングを行うことなく連続して印刷可能な基板枚数を示している。ここでは前述のように乾式モードのクリーニングが優先して選択されるため、インターバル印刷枚数42cは乾式モードのクリーニングを反復する場合の際の実行間隔を意味している。インターバルクリーニング回数42dは、乾式モードのクリーニングを所定回数実行する度に実行される湿乾併用モードによるクリーニングの実行インターバルを示すものである。
印刷検査データ記憶部41bは、カメラ17によって撮像した印刷後の基板8を画像処理部40eによって認識処理し判定部40dによって印刷状態判定する際に用いられる印刷検査データを記憶する。制御プログラム記憶部41cには、印刷動作プログラム、クリーニング動作プログラムなどの動作プログラム、印刷状態判定プログラム、クリーニング実行パターン設定プログラムなどの各種処理プログラムを記憶する。
制御部40の機能について説明する。入力制御部40aは、キーボードやタッチパネルなどの入力手段34から入力されるデータ入力を制御し、以下に説明するクリーニング制御部40bにデータを伝達するとともに、記憶部41へのデータ書き込みを行う。クリーニング制御部40bは、クリーニング実行パターン記憶部41aに記憶されたクリーニング実行パターンに従い、クリーニングユニット20を構成するモータ駆動部31,シリンダ駆動部32,真空ポンプ33,ディスペンサ29を制御することにより、クリーニングユニット20によるマスクプレート12のクリーニング動作を制御する。
クリーニング条件設定部40cは、判定部40dの印刷状態判定結果に基づいてクリーニング実行パターンを設定し、設定されたクリーニング実行パターンはクリーニング実行パターン記憶部41aに記憶される。したがって、クリーニング条件設定部40cは、予め定められたクリーニング指針および後述する印刷状態判定手段の判定結果に基づいてクリーニング実行パターンを設定するクリーニング実行パターン設定手段となっている。
ここでクリーニング条件設定部40cによるクリーニング実行パターン設定においては、クリーニング指針に基づいて吸引無しの基本選択肢を優先して選択するとともに、クリーニング指針に基づいて乾式モードを優先してモード選択し、クリーニング実行に際しては湿乾併用モードを所定インターバルで実行するようにクリーニング実行パターンを設定するようにしている。そしてクリーニング制御部40bは、設定されたクリーニング実行パターンに従ってクリーニング機構を制御するクリーニング制御手段となっている。
判定部40dは、印刷後の基板8をカメラ17によって撮像した画像を画像処理部40eによって認識処理した認識結果に基づいて、クリーム半田の印刷状態を判定する。カメラ17,画像処理部40eおよび判定部40dは、印刷後の基板の表面を観察することに
より印刷状態を判定する印刷状態判定手段となっている。
カウント部40fは、スクリーン印刷部10によって印刷が実行された印刷枚数、クリーニングユニット20によって実行されるクリーニング回数をカウントし、カウント値を保持する。ここで、印刷枚数はクリーニングが実行されるたびにリセットされ、クリーニング回数は湿乾併用式クリーニングが実行される度にリセットされる。印刷制御部40gは、基板位置決め部1、スクリーン印刷部10を制御することにより、スクリーン印刷動作を制御する。
このスクリーン印刷装置は上記のように構成されており、以下スクリーン印刷方法について、図7〜図11のフローを参照して説明する。このスクリーン印刷方法は、パターン孔12aが設けられたマスクプレート12を基板8に当接させ、マスクプレート12上でスキージ16を摺動させることにより、パターン孔12aを介して基板8にペーストを印刷するものであり、この方法においては、マスクプレート12のクリーニングが適宜実行される。
スクリーン印刷作業の開始時には、クリーニング実行パターン記憶部41aには既設定のクリーニング実行パターンが存在するが、これらの既存データが新たに印刷対象となる基板に対して最適であるかどうかは保証の限りではない。このため、印刷作業開始に際しては、クリーニング実行パターンを実際の作業状況に即して新たに設定する処理が、実際の基板を対象として実行される。まず最初に、クリーニング実行パターン設定処理について、図7、図8、図9を参照して説明する。
クリーニング実行パターン設定処理の開始(ST1)に際しては、図7に示すように、初期値として目標印刷枚数:N1を入力し、クリーニング実行パターン41aに記憶させる。ここで目標印刷枚数とはインターバル印刷枚数42cの目標値(期待値)であり、この時点では、実際に達成可能であるか否かは不明である。このとき、クリーニングのモードとしては前述のクリーニング指針に従い、基本選択肢として吸引OFFモードが選択され、動作モードとして乾式モードが選択される。
次いでスクリーン印刷部10による初期印刷動作が実行される(ST2)。この初期印刷動作は、概ね前述の目標印刷枚数N1を目安として決定される所定枚数について実際の基板を対象として実行される。そして所定枚数印刷終了後に、初期設定モード、すなわち吸引OFF・乾式モードで、クリーニングを実行する(ST3)。
この後、インターバル計測のための印刷が実行される。すなわち、初期印刷動作と同様に、実際の基板を対象とした印刷が実行され(ST4)、1枚の基板に対する印刷が実行される度に印刷枚数がカウント部40fによりカウントされ(ST5)、印刷枚数のカウント値が更新される。次いで、印刷後の基板8をカメラ17で撮像し、半田検査を行う(ST6)。すなわち、取得された画像を画像処理部40eによって認識処理した認識結果に基づき、判定部40dによって印刷状態の良否を判定する。ここで、判定結果がOKならば(ST4)に戻って印刷作業を反復実行する。
そして判定結果がNGならば、当該時点における印刷枚数のカウント値が目標印刷枚数N1以上であるか否かを判断する(ST7)。ここで目標印刷枚数N1以上であれば、現在の印刷枚数を新たなインターバル印刷枚数としてクリーニング実行パターン記憶部41aに記憶し(ST8)、印刷枚数のカウントをリセットして(ST9)、後述するタクトアップ処理へ移行する(ST10)。このタクトアップ処理は、クリーニング所要時間を短縮して全体の生産性を向上させることを目的として行われるものである。
また(ST7)において目標印刷枚数N1に満たなければ、現在の印刷枚数を新たなインターバル印刷枚数として記憶し(ST11)、印刷枚数のカウントをリセットして(ST12)、湿乾併用式クリーニング、すなわち湿乾併用モードによるクリーニングを1回だけ実行する(ST13)。この湿乾併用式クリーニングはマスクプレートのクリーンアップを目的として行われるものであり、これによりマスクプレート12の下面およびパターン孔12a内に残留していたクリーム半田がほぼ完全に除去され、引き続いて実行される吸引ONモードによるクリーニング結果の評価への影響が一掃される。
そしてこの状態でモードを吸引ONモードへ変更し(ST14)、吸引ONモードのクリーニング試行へ移行し(ST15)、吸引ONモードによってインターバル印刷枚数を増加させる効果が得られるか否かを検証する。すなわち図8に示すように、ここでも前述の場合と同様に予備印刷動作が実行され(ST16)、次いで吸引ONモードによるクリーニングを実行する(ST17)。そして同様にインターバル計測のための印刷が実行される。
すなわち、実際の基板を対象としてインターバル計測のための印刷作業が実行され(ST18)、1枚の基板に対する印刷が実行される度に印刷枚数がカウントされる(ST19)。次いで、同様に判定部40dによって印刷状態の良否を判定する半田検査を行う(ST20)。ここで、検査結果がOKならば(ST18)に戻って印刷作業を反復実行する。
検査結果がNGならば、当該時点における印刷枚数が、図7に示す吸引OFFモードにおけるインターバル印刷枚数より多いか否かを判定する(ST21)。ここでYESであれば、現在の印刷枚数を吸引ONモードにおけるインターバル印刷枚数としてクリーニング実行パターン記憶部41aに記憶する(ST22)。そして印刷枚数のカウントをリセットし(ST23)、後述するタクトアップ処理へ移行する(ST24)。このタクトアップ処理も同様に、クリーニング所要時間を短縮して全体の生産性向上を目的として行われるものである。
また(ST20)においてNOであれば、印刷枚数のカウントをリセットして(ST25)、マスクプレート12のクリーンアップのために湿乾併用モードによるクリーニングを1回だけ実行する(ST26)。そしてモードを吸引OFFモードへ変更し(ST27)、吸引OFFモードにおけるインターバル印刷枚数(図7の(ST11)にて設定されたインターバル印刷枚数)に基づいて、乾式クリーニングのインターバル印刷枚数を決定する(ST28)。決定されたインターバル印刷枚数は、クリーニング実行パターン記憶部41aに記憶される。そしてこの後、湿乾併用クリーニングのインターバル設定処理へ移行する(ST29)。
次に図9を参照して、湿乾併用式モードによるクリーニングのインターバル設定処理について説明する。ここでは、乾式モードのクリーニングを所定回数反復する度に、累積残留するクリーム半田をクリーンアップするために実行される湿乾併用式モードのクリーニングを実行するインターバルを、上述と同様の方法で設定するものである。
図9においてまずスクリーン印刷部10による印刷作業が実行され(ST30)、1枚の基板に対する印刷が実行される度に印刷枚数がカウントされる(ST31)。ここで、現在の印刷枚数が既設定のインターバル印刷枚数、すなわち(ST28)において決定されたインターバル印刷枚数と同じか否かを判断し、YESであればクリーニングを実行すべき時期に到達したと判断して、乾式モードによるクリーニングを実行する(ST33)。そしてクリーニング回数をカウントし(ST34)、印刷枚数のカウントをリセットした後(ST35)、(ST30)に戻って印刷を反復する。
また(ST32)において、NOであれば、すなわちまだクリーニングを実行すべき時期に到達していないと判断したならば、印刷状態の良否を判定する半田検査を行う(ST36)。ここで、検査結果がOKならば(ST30)に戻って印刷作業を反復実行する。そして検査結果がNGならば、現在のクリーニング回数を湿乾併用式クリーニングのインターバルクリーニング回数として決定し(ST37)、クリーニング実行パターン記憶部41aに記憶する。なお、湿乾併用式クリーニングのインターバルを、クリーニング回数の形でなくインターバル印刷枚数の形式で記憶させてもよい。
これにより、クリーニング実行パターンを構成する各項目のうち、クリーニング速度以外の項目が決定されたことになる。そしてこの後、自動印刷処理へ移行し(ST38)、自動印刷処理を実行する課程において、前述のタクトアップ処理(ST10,ST24参照)を実行することにより、最適クリーニング速度が決定され、これにより当該基板を対象とするスクリーン印刷における最適のクリーニング実行パターンが決定される。
ここで、自動印刷処理について、図10を参照して説明する。この自動印刷処理は、多数の基板を連続して印刷する実際の印刷作業において、乾式モードのクリーニングを主体にクリーニングを行い、所定回数ごとにマスクプレート12のクリーンアップを目的として湿乾併用式のクリーニングを間欠的に実行する処理を、クリーニング制御部40bによってクリーニングユニット20を制御することにより自動的に行わせるものである。
自動印刷処理が開始され、印刷動作が実行されると(ST40)、印刷枚数をカウントする(ST41)。そして今回実行すべきクリーニングが乾式クリーニングであるか否かを判断する(ST42)。ここで、YESであればカウントされた印刷枚数が乾式クリーニングのインターバル印刷枚数と同じか否かを判断する(ST43)。ここでNOならば、印刷動作(ST40)に戻る(ST44)。そしてYESであれば、設定した条件で乾式クリーニングを実行する(ST45)。次いで印刷枚数のカウントをリセットし(ST46),次いでクリーニング回数をカウントする(ST47)。
そしてこの後、カウントされたクリーニング回数を印刷回数に換算した印刷枚数が、湿乾併用式クリーニングのインターバルクリーニング回数42dと同じか否かを判断し(ST48)、NOであれば印刷動作(ST40)に戻る(ST49)。そしてYESであれば、湿乾併用式クリーニングを実行し(ST50)、印刷枚数およびクリーニング回数をリセット(ST51)した後、印刷動作へ戻る(ST52)。また(ST42)において、NOであれば直接(ST48)に移行し、現在のクリーニング回数を湿乾併用式クリーニングのインターバルクリーニング回数42dと比較する。
次に、図11を参照して、タクトアップ処理(クリーニング速度アップ処理)について説明する。まず、湿乾併用式クリーニングを実行し(ST60)、クリーニング速度をあらかじめ設定された速度増分だけ増加する(ST61)。そして図10に示す自動印刷処理を実行する(ST62)。そして検査NGなく所定回数以上クリーニングがなされたか否かを判断し(ST63)、YESであれば(ST60)に戻り、湿乾併用式クリーニングを実行した後に、クリーニング速度をさらに増加させ、以下同様のステップを反復して実行する。
そして(ST63)にてNOと判定されたならば、検査NGが出る1つ前のクリーニング速度を、最適クリーニング速度として設定し(ST64)、クリーニング実行パターン記憶部41aに記憶する。これにより、半田検査にてNGが発生しない限度でクリーニング速度42bを極力高速に設定することができ、クリーニング動作に要するタクトタイムを短縮することができる。
なお上述の実施の形態では、印刷作業の開始に際してクリーニング実行パターンを新たに決定する例を示しているが、多数の基板を対象として連続的に印刷作業を実行する過程において、図7〜図9に示すクリーニング実行パターン決定処理や、図11に示すタクトアップ処理を随時実行するようにしてもよい。作業中に実行する場合には、(ST2)、(ST16)に示す初期印刷動作は必要なく、任意時点のクリーニング実行後、インターバル計測が開始される。
すなわち、上述のスクリーン印刷方法は、印刷動作とクリーニング動作とを実行する過程において、印刷後の基板8の表面を観察し印刷状態判定手段によって印刷状態を判定する判定工程と、予め定められたクリーニング指針および印刷状態判定手段の判定結果に基づいてクリーニング実行パターンを更新するクリーニング実行パターン更新工程とを含む形態となっている。
そして、クリーニング実行パターン更新工程において、クリーニング指針に基づいて乾式モードを優先してモード選択し、クリーニング実行に際して湿乾併用モードを所定インターバルで実行するようにクリーニング実行パターンを設定するようにしている。さらに、クリーニング実行パターンにはクリーニングヘッド21の移動速度を含み、クリーニング実行パターン設定手段は、印刷状態判定手段の判定結果に基づいて、クリーニングヘッド21の移動速度をより適した、望ましくは最適速度に設定するようにしている。
これにより、基板への印刷作業を反復して実行する過程において、マスクプレートの汚損度合いが変動する場合においても、常に適正なクリーニング実行パターンによってマスククリーニングを実行することができ、印刷作業中に常にマスクプレートの汚損状態を観察しながら、クリーニング条件を調整する作業を排することができる。
本発明のスクリーン印刷装置は、常に適正なクリーニング実行パターンによってマスククリーニングを実行することができるという利点を有し、基板にクリーム半田や導電性ペーストなどのペーストを印刷するスクリーン印刷の分野に有用である。
本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の側面図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置のクリーニングユニットの構造説明図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の動作説明図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の動作説明図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置のクリーニング実行パターンを示す図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷方法におけるマスククリーニング実行パターン設定処理のフロー図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷方法におけるマスククリーニング実行パターン設定処理のフロー図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷方法におけるマスククリーニング実行パターン設定処理のフロー図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷方法における自動印刷処理のフロー図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷方法におけるタクトアップ処理のフロー図
符号の説明
1 基板位置決め部
8 基板
10 スクリーン印刷部
12 マスクプレート
12a パターン孔
13 スキージヘッド
20 クリーニングユニット
21 クリーニングヘッド
21a 摺動面
40b クリーニング制御部
40c クリーニング条件設定部
40d 判定部
41a クリーニング実行パターン記憶部

Claims (3)

  1. パターン孔が設けられたマスクプレートを基板に当接させ、マスクプレート上でスキージを摺動させることにより、前記パターン孔を介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置であって、印刷後の基板の表面を観察することにより印刷状態を判定する印刷状態判定手段と、前記マスクプレートの下面にクリーニングヘッドを当接させて摺動させることによりマスクプレートを下面側からクリーニングするクリーニング機構と、前記クリーニング機構によるクリーニングのモードおよびクリーニング実行インターバルを含むクリーニング実行パターンを記憶するクリーニング実行パターン記憶手段と、予め定められたクリーニング指針および前記印刷状態判定手段の判定結果に基づいて前記クリーニング実行パターンを設定するクリーニング実行パターン設定手段と、設定されたクリーニング実行パターンに従って前記クリーニング機構を制御するクリーニング制御手段とを備え、前記クリーニング実行パターンは前記クリーニングヘッドの移動速度を含み、前記クリーニング実行パターン設定手段は、前記クリーニング実行パターンを実行し、クリーニング速度をあらかじめ設定された速度増分だけ増加させ、自動印刷処理を実行し、検査NGなく所定回数以上クリーニングがなされたか否かを判断することにより、前記移動速度をより適した速度に設定することを特徴とするスクリーン印刷装置。
  2. 前記クリーニングのモードは、クリーニングヘッドからの吸引の有無を基本選択肢とし、前記クリーニングヘッドの摺動面に洗浄液を供給しない乾式モード、摺動面に洗浄液を供給する湿式モード、同一クリーニング動作において乾式および湿式モードのクリーニングを併せて行う湿乾併用モードの3つの動作モードと前記基本選択肢とを組み合わせて構成され、前記クリーニング実行パターン設定手段は、前記クリーニング指針に基づいて吸引無しの基本選択肢を優先して選択することを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷装置。
  3. 前記クリーニング実行パターン設定手段は、前記クリーニング指針に基づいて乾式モードを優先して動作モードとして選択し、クリーニング実行に際して湿乾併用モードを所定インターバルで実行するようにクリーニング実行パターンを設定することを特徴とする請求項2記載のスクリーン印刷装置。
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