JP4646659B2 - パーキングブレーキのアシスト装置 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、運転者が操作レバーを操作した際にパーキングブレーキを確実に作動させることができるパーキングブレーキのアシスト装置を提供することにある。
この請求項1に記載されたパーキングブレーキのアシスト装置では、操作レバー12を移動可能なアクチュエータ24を備えるけれども、そのアクチュエータ24は操作レバー12が操作されて解除位置から中間位置に移動していなければ作動しない。このため、運転者が操作レバー12を操作することなしにパーキングブレーキが作動するような事態を有効に回避するとともに、操作レバー12が操作されて中間位置に移動していればアクチュエータ24を作動させることによりパーキングブレーキを確実に作動させることができる。また操作レバー12が操作されて解除位置から中間位置に移動していなければフック29が操作レバー12に係止しない。このため、操作レバー12が操作されて解除位置から中間位置に移動していない状態におけるアクチュエータ24による操作レバー12の移動を有効に防止することができる。
この請求項2に記載されたパーキングブレーキのアシスト装置では、第1及び第2センサによって操作レバー12の位置を検出することができ、その構造を比較的単純にすることができる。
この請求項3に記載されたパーキングブレーキのアシスト装置では、リミットスイッチ33を設けたので、アクチュエータ24の暴走により中間位置から操作位置方向に移動する操作レバー12が操作位置を越えて更に移動した場合におけるそのアクチュエータ24の暴走を禁止することができる。これによりアクチュエータが暴走した際における操作レバー12の破損等を有効に回避することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4いずれか1項に係る発明であって、運転席11に設置され運転席11に着座した運転者の離席を検出する圧力センサ36と、操作レバー12が解除位置であるか若しくは中間位置であることをポジションセンサ22,23が検出しかつ圧力センサ36が運転者の離席を検出するときに警報を発する第2警報手段38とを備えたことを特徴とする。
図4に示すように、自動車等の車両10には、車両10を駐車する際に使用されるパーキングブレーキが具備され、運転席11の近傍にはそのパーキングブレーキを作動させる操作レバー12が設けられる。運転席11はシートクッション11aとシートバック11bとを有し、シートクッション11aとシートバック11bはリクライニングアジャスタ11cにより連結される。車両10には運転席11に着座する運転者を運転席11に保持するシートベルト10aが設けられ、リクライニングアジャスタ11c近傍のフロアパネル10bにはシートベルト10aを着脱させるためのバックル10cが設けられる。パーキングブレーキを作動させる操作レバー12は、この実施の形態では運転席11の側方に配設される場合を示し、運転席11の側方のフロアパネル10bには、支持台13が取付けられ、この支持台13に先端を前方に向けた操作レバー12の基端部が枢支される。ここで符号10dはシフトレバーを示す。
パーキングブレーキは運転者自身が操作レバー12を手動により操作することにより基本的に作動させられる。このとき運転者の操作により操作レバー12が図1に示す解除位置から図2に示す中間位置を介して図3に示す操作位置まで移動された場合には、パーキングブレーキは作動してポジションセンサ22,23は操作レバー12が操作位置であることを検出する。このため、例え運転者が操作スイッチ26をオン動作してもアクチュエータ24は作動することはなく、運転者がシートベルト10aをバックル10cから外しても第1警報手段37から警報が発せられることはなく、運転者が運転席11から離席しても第2警報手段38から警報が発せられることはない。
また、上述した実施の形態では、アクチュエータ24を作動させる操作スイッチ26が運転席11前方のインストルメントパネル10eに設けられる場合を説明したが、操作スイッチ26は非運転状態を要求するものである限り、インストルメントパネル上部奥の位置、保安基準に規定されるスイッチ等設置可能位置の範囲外の位置等に設けても良い。
また、上述した実施の形態では、操作レバー12が操作位置に達したときにアクチュエータ24によるケーブル28の引っ張り動作を停止するとともに、引っ張ったケーブルを繰り出してフック29を逆方向に回転させて元の位置に戻すように構成された場合を説明したが、操作レバー12が操作位置に達したときにアクチュエータ24によるケーブル28の引っ張り動作を停止するけれども、その後操作つまみ16aが操作レバー12に没入されたときに引っ張ったケーブルを繰り出してフック29を逆方向に回転させて元の位置に戻すようにしても良い。
また、上述した実施の形態では、警報手段としてチャイム音を出力するスピーカや警報を出力するブザーを説明したが、第1又は第2警報手段として視覚的な警報を発するランプ等を警報手段として用いても良い。
更に、上述した実施の形態では、フック29が操作レバー12に係合部材32を介して係止する場合を説明したが、フック29を操作レバー12に直接係止するように構成しても良い。
22 第1センサ(ポジションセンサ)
23 第2センサ(ポジションセンサ)
24 アクチュエータ
26 操作スイッチ
28 ケーブル(連結手段)
29 フック(連結手段)
33 リミットスイッチ
34 ベルトセンサ
36 圧力センサ
37 第1警報手段
38 第2警報手段
Claims (5)
- 運転者の手動操作により移動可能に構成されパーキングブレーキを解除させる解除位置と前記パーキングブレーキを作動させる操作位置と前記解除位置と前記操作位置の間に存在する中間位置のいずれかに位置する操作レバー(12)と、
前記操作レバー(12)の位置を検出するポジションセンサ(22,23)と、
前記操作レバー(12)を手動操作とは別に移動可能なアクチュエータ(24)と、
前記アクチュエータ(24)を作動させる操作スイッチ(26)と
を備え、
前記アクチュエータ(24)は前記操作レバー(12)が中間位置であることを前記ポジションセンサ(22,23)が検出しかつ前記操作スイッチ(26)がオンされたときに前記操作レバー(12)を前記中間位置から前記操作位置に移動させるように構成されたパーキングブレーキのアシスト装置であって、
前記アクチュエータ(24)は連結手段を介して前記操作レバー(12)を移動可能に構成され、前記連結手段は一端が前記アクチュエータ(24)に接続されたケーブル(28)と前記ケーブル(28)の他端に設けられ中間位置の前記操作レバー(12)に係止可能に構成されたフック(29)とを備え、前記フック(29)は解除位置の前記操作レバー(12)に係止不能に構成されたことを特徴とするパーキングブレーキのアシスト装置。 - ポジションセンサ(22,23)は、操作レバー(12)が解除位置にあることを検出する第1センサ(22)と前記操作レバー(12)が操作位置にあることを検出する第2センサ(23)とを備え、前記第1センサ(22)がオン信号を出力し前記第2センサ(23)がオフ信号を出力するときに前記操作レバー(12)が解除位置であることを検出し、前記第1センサ(22)がオフ信号を出力し前記第2センサ(23)がオン信号を出力するときに前記操作レバー(12)が操作位置であることを検出し、前記第1センサ(22)と前記第2センサ(23)の双方がオフ信号を出力するときに前記操作レバー(12)が中間位置であることを検出する請求項1記載のパーキングブレーキのアシスト装置。
- 中間位置から操作位置方向に移動する操作レバー(12)が前記操作位置を越えて移動したことを検出するリミットスイッチ(33)が設けられ、前記操作レバー(12)が前記操作位置を越えたことを前記リミットスイッチ(33)が検出したときにアクチュエータ(24)の作動が禁止されるように構成された請求項1又は2記載のパーキングブレーキのアシスト装置。
- シートベルト(10a)の着脱を検出するベルトセンサ(34)と、操作レバー(12)が解除位置であるか若しくは中間位置であることをポジションセンサ(22,23)が検出しかつ前記ベルトセンサ(34)が前記シートベルトの離脱を検出するときに警報を発する第1警報手段(37)とを備えた請求項1ないし3いずれか1項に記載のパーキングブレーキのアシスト装置。
- 運転席(11)に設置され前記運転席(11)に着座した運転者の離席を検出する圧力センサ(36)と、操作レバー(12)が解除位置であるか若しくは中間位置であることをポジションセンサ(22,23)が検出しかつ前記圧力センサ(36)が運転者の離席を検出するときに警報を発する第2警報手段(38)とを備えた請求項1ないし4いずれか1項に記載のパーキングブレーキのアシスト装置。
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