JP4646307B2 - 光源ユニット及び液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子であるLEDチップを電極,配線を形成した支持基板に複数個実装した光源モジュールや光源ユニット等のモジュール構造、及びそれを適用した表示装置に関する。
光源ユニットは、液晶表示装置などで用いられてきたCCFL(冷陰極管)に代わるもので、その特徴からLEDチップを直線状に実装配置、形成した細長い形状をもつ。
チップを実装する場合、チップを搭載する電極や配線を形成するための支持基板が使用される。チップが発熱体であり、かつ発光素子である場合は、支持基板として放熱性に優れた金属板を用いる。また、発光素子を用いた表示装置では、光を一方向に取り出すため、通常支持基板の片面側へチップを搭載するモジュール構造になる。
表示装置において、表示部に用いるチップ(発光素子,駆動素子)が発熱体である場合、特許文献1に見られるように、構造上の制約条件等により発熱体から熱を移動させる冷却手段が必要になり、ヒートパイプなどを用いて放熱経路を形成している。
特開2004−37681号公報
上記特許文献1では、熱を効率的に移動する構成について記載されているが、発熱体を実装する基板の熱による変形については考慮されていない。
光源ユニットとしてLEDを用いる場合、LEDチップを支持基板に実装することとなる。発熱体であるLEDチップを片面実装すると、発生する熱により支持基板自身がそり変形を起こすという問題が生じる。光源ユニットの支持基板は薄板で細長い形状をとるため、実装時に熱膨張差に起因する構造上の歪,そり,ねじれなどを発生しやすいことも要因となる。そして、発生したそりを強制的に取り除こうとすれば、新たな歪を発生し、ユニットの信頼度を損なうことになる。
本発明は、このようなLEDチップの支持基板の変形を抑制し、バックライトユニットの信頼性を向上することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、複数個のLEDチップと、LEDチップを実装するための電極配線と、電極配線と絶縁膜を介して接続された支持基板とを有し、支持基板は中空断面形状を有することを特徴とする光源モジュールの構成をとる。ここで光源モジュールとは、LEDチップ電極配線を実装したモジュールの単位を表している。
また本発明では、複数個のLEDチップと、LEDチップを実装するための電極配線と、電極配線と絶縁膜を介して接続された支持基板と、を有する光源モジュールと、光源モジュールを複数実装する筐体とを有し、支持基板は中空断面形状を有することを特徴とする光源ユニットの構成をとる。ここで、光源ユニットとは、上記の光源モジュールを複数実装した、或いは一体とした光源の単位を表している。
また、複数個のLEDチップと、そのLEDチップを実装するための電極配線と、電極配線と絶縁膜を介して接続され、一方面上に、複数の溝と、それらの各溝間に複数の平坦部とを有する筐体と、溝に固着され、中空断面形状を有し、作動液が封入されたパイプ状の管材と、を有する構成をとる。
本発明により、LEDチップを実装する支持基板の変形を抑制することができ、液晶表示装置等の光源の信頼性を高めることができる。
以下図面を用いて各実施例を説明する。
本発明の第1,第2の実施例を、図1〜図9を使って説明する。
図1は、表示装置1に用いた複数の光源モジュール2を筐体4に配置した構造を示す。複数のLEDチップ10(図中省略、後述の図2に記載)を搭載した複数個の光源モジュール2を表示装置1の中央線3を境に2a(2a−1,....,2a−n),2b(2b−1,....,2b−n)の2つに分離する形で平行に配置している。光源モジュール2は横方向に1つで形成しても良い。光源モジュール2の両側には、LEDチップ10を駆動するための駆動源(図中省略)が接続されている。2分割構造は、構造や発生する温度分布の対称性を利用したもので、機能面も含めて組立,加工やコストの面で有利になる。光源モジュール2の表示装置1への取り付けは、筐体4に対して、Y1−Y1線断面でのT型補助板5、Y2−Y2線断面での筐体4の圧着づめ6を用いて行われる。図2は、細長い光源モジュール2の一部を、表示装置1の光取り出し方向から見た平面図を示す。支持基板7の上に絶縁層8(図中省略、後述の図3に記載)を介して電極配線9が形成され、LEDチップ10が接続されている。破線11で囲まれた4つのLEDチップ10
(10−1,10−2,10−3,10−4)は、光源モジュール2におけるチップ実装の基本単位をとる。LEDチップ10は、電極配線9(9−1,9−2,9−3,9−4)により同一LEDチップをシリーズに接続した構成をとる。図3,図4は、各々図2のA−A線,B−B線の断面図を示す。図3に示す支持基板7の外形は、平坦面12(12−1,12−2)を有する細長の形状を有する。一方の平坦面12−1には、熱伝導性に優れた絶縁層8を介して電極配線9のパターンが形成され、その上にLEDチップ10が接続されている。
本実施例では、絶縁層8を介してLEDチップを支持基板7に実装し、この支持基板7の内部に、図4に示すように内面が矩形に近い中空断面形状14を形成することを特徴とする。図4に示す中空断面形状14は、LEDチップ10の搭載面である平坦面12−1以外は特に平坦である必要はなく、円形,楕円形や凹凸等の面をもつ場合もある。
このように、支持基板自体を中空形状とすることにより、LEDチップの発熱による基板の湾曲を防止することができる。
次に本発明の第2の実施例を説明する。
本実施例では上記した中空形状を利用し、図4に示すように、中空部15に作動液17を入れる構成をとる。この構成により、支持基板7の変形防止のみでなく、以下の課題を解決することができる。
LEDチップは発熱体であるため、熱伝導性,放熱性を向上させて接合部温度Tjの上昇を抑制する必要がある。理由は、LEDチップの発光効率,寿命などが接合部温度Tjにより影響を受け、温度Tjが低いほど効率,寿命が向上するためである。効率向上に関しては、特に光源モジュールの輝度特性に対して電力、コスト面で有利になる。また、
CCFLに代わる細長の光源ユニットの場合、実装上の特徴から発熱体であるチップ間、或いは複数の光源モジュール間で温度分布が発生しやすく、これを抑制,除去することである。理由は、前記したように温度分布の発生によりLEDチップの効率特性が影響を受けて輝度特性が変化し、画質上重要な特性である輝度の均一化が劣化するためである。従って、複数のLEDチップ、或いは光源モジュールが存在する場合、チップの特性ばらつきを低減する中で、チップの実装構造に起因する放熱条件を等しくして、温度分布の発生を抑制する必要がある。
作動液17を使い、LEDチップ10の発熱量を作動液17に移動(伝導)させ、原理的にはヒートパイプ機能(蒸発,凝縮)を用いて支持基板7全体の温度を均一化することと同様の効果を得ることができる。同時に、LEDチップ10の放熱性を向上させて接合部温度Tjの上昇を抑制している。この場合、LEDチップ10と作動液17との間の距離18は、矩形に近い断面の幅19の2〜3倍の範囲内に配置している。作動液17の領域にもよるが、これ以上大きくすると熱抵抗が増加し、効率的な熱移動(作動液17を用いた放熱)が困難になるためである。図1に示した表示装置1が大面積を有し、内部に大面積の中空部を備えた支持基板の場合、重力作用により発熱体と作動液の距離が離れてしまうため、前記した理由から効率的な熱移動に限界が存在する。本実施例では、細長の支持基板7、或いは光源モジュール2を複数本並列に配置する構造にして、表示装置1の重力方向16の大面積化に対する限界を取り除いている。また、細長の支持基板7が傾斜する場合に対しては、2分割など複数の分割をすることにより緩和している。
図5,図6は、各々図1に示すY1−Y1線,Y2−Y2線の断面図を示す。光源モジュール2を熱伝導性シート20を介して筐体4に取り付けている。接触部の空隙を取り除くことにより、接触熱抵抗を低減している。図5は、光源モジュール2の両端部において、T型補助板5を用いて筐体4の裏側から一定のピッチでねじ21で締め付けている。図6は、光源モジュール2を筐体4に固定した後、光源モジュール2の中間部を筐体4の圧着づめ6を用いて両側から締め付け、必要な加圧力を維持している。いずれも、接触熱抵抗を低減し、かつこれを維持する構造を提供している。
図7は、図1の光源モジュール2を搭載した表示装置1の筐体4に対する温度分布
T(x)をX−X断面方向について示す。但し、x=0は、筐体4の中央線3の位置を表す。本発明の特性22(22−1,22−2)は、従来技術の特性23に比べて、細長い光源モジュール2の長手方向に対して中央線3(x=0)での温度T(0)を低下させ、かつ温度分布T(x)を抑制(22−1)、又は取り除いている(22−2)。
図8は、図1の光源モジュール2を搭載した表示装置1の筐体4に対する温度分布
T(y)をY2−Y2′断面方向について示す。但し、図1の筐体4は、光源モジュール2、又は支持基板7を図4に示す重力方向16に沿って配置した場合である。
通常、Y2−Y2′断面が、図1の下側から上側、つまり2b−nから2b−1へいくに従い温度が上昇する分布となる。これは、バックライトユニット全体として、熱がパネルの上部へと流れていくためである。
図8のyの範囲は、表示装置1に配置した光源モジュール2の下部端2b―nから上部端2b−1までの位置を表す。本発明の特性24(24−1,24−2)は、従来技術の特性25に比べて、重力(の働く)方向である上端部2b−1から下端部2b−nまでの範囲で温度Tを低下させ、かつ温度分布T(y)を抑制(24−1)、又は取り除いている(24−2)。この場合、放熱,発熱条件の対称性から、2aの場合も同様である。
また、本実施例の作動液17としては、例えば水やアンモニア水等が挙げられる。
更に、LEDチップ10の発熱量を効率的に移動させ、放熱するため、支持基板7には熱伝導性に優れたCu,Al或いはCu/Alのクラッド材などの基材を用いている。支持基板7にAl基材を用いる場合、絶縁層8に酸化アルミの絶縁膜(アルマイト処理膜)を10μm程度形成し、LEDチップ10からの放熱性を向上させている。更に発熱体であるLEDチップ10を作動液17の近傍に配置する形で作動液17を十分に封入して熱抵抗を低減している。
尚、支持基板7は図9に示すように、光源モジュール2を熱伝導性シート26を介して筐体27へ取り付ける構造とすることもできる。この光源モジュール2は、筐体27の片面側に光源モジュール2をはめ込む構造28を形成し、熱伝導性シート26を介してはめ込んである。
本発明の第3の実施例を図10,図11を使って説明する。
図10は、細長い光源モジュール29の一部を光取り出し方向から見た平面図を示す。図11は、図10のC−C線での断面図を示す。
本実施例では、支持基板30に搭載された発熱体であるLEDチップ31の搭載位置
(加熱部)を図11に示す作動液32の近傍(蒸発部)に配置(重力方向33)させることにより、支持基板30内部での効率的な熱移動を実現させ放熱部の凝縮領域面積を増加させる。等温条件を満足させる支持基板30の断面長さ34(重力方向33)を大幅に増加して放熱性を向上させている。本発明の効果は、図7の特性22−2の場合になる。温度分布T(x)を取り除くと同時に、絶対温度Tも大幅に低減する。
本発明の第4の実施例を図12,図13を使って説明する。
図12は、平坦面形状を備える筐体35の内部に細長の中空部36(図中、破線で示す)を複数個一体構造で形成した場合の平面図を示す。図13は、図12のD−D線での断面図を示す。
複数個の支持基板を一体化する構造において、LEDチップ37を配置する中心位置
38を、図13に示す中空部36の重力方向39の端部40にとっている。個別の支持基板を用いた場合に比べてLEDチップ37と作動液41との間の熱伝導に寄与する面積が増加するため、LEDチップ37から作動液41への熱抵抗が低減している。また、実装面では、筐体35が複数のLEDチップ37を搭載した中空部36を備える(一つの支持基板に相当)ため、個別の光源モジュールの場合に用いた支持基板が存在しない。このため、LEDチップ37からの放熱が支持基板でもある筐体35から直接行われる。また、筐体35と支持基板(本実施例では、筐体と一体化)との接触部(部材)が取り除かれ、接触及び伝導による熱抵抗も大幅に低減される。更に、複数の中空部36を一体化する構造にしたことにより、重力方向39に隣接する2つの中空部36間の距離42を小さくでき(例えば、筐体幅43の2〜3倍)、筐体35の重力方向39の温度分布T(y)も抑制される。
一方、複数個の等しい構造を有する中空部36の構造は、一つの平坦面形状を備える基材でもある筐体35の肉厚内部に型押し込み法で一体形成される。コスト,加工の面から、少なくとも二つの基材を組み合わせて、支持基板が有する中空断面形状を複数個一体で形成する場合もある。この場合、筐体35を断面中央部44、或いは端部45で2分割して形成する。LEDチップ37を搭載する基材と放熱系(放熱フィン一体形成、等)を形成する基材とに独立に分離でき、加工,処理方法等に有利な付加価値を付けている。特に、LEDチップ37を搭載する基材の場合、絶縁層,電極配線を厚膜,薄膜などの一括形成プロセスを用いて形成し、低コスト化ができる。
本発明の第5の実施例を図14,図15を使って説明する。
図14,図15は、本発明のもう一つの実施例である。図14は、平坦面を有する筐体46の内部に形成した複数個の中空部47の構造に対して、重力方向49の中空断面形状の長さ48(48−1,48−2,....,48−n)を単調に減少させた場合の平面図を示す。図15は、図14のE−E線での断面図を示す。LEDチップ50が発熱すると、筐体46を介して放熱が行われる。筐体46を重力方向49に沿って配置する場合、自然空冷の状態では重力方向49に熱流が発生して温度分布が発生する。そこで、重力方向49に発生する温度分布を取り除くため、筐体46に形成した中空部47の中空断面形状の長さ48を一定条件の基で増減させて制御(重力方向49に温度分布を発生しないように)している。作動液51が効率的に働く範囲内で、温度の高い領域の中空断面形状の長さ48−1を低い領域に対し増加させて放熱性を向上させている。即ち、筐体46の高温側では、LEDチップ50の1チップ当たりの放熱面積を増加させて温度上昇を抑制
(平均温度に制御)している。中空断面形状の長さ48に代わり、放熱フィン,放熱シートなどの条件により放熱系を制御する場合もある。
本発明の第6の実施例を図16,図17を使って説明する。
図16はLEDチップ52を搭載した支持基板(又は筐体)53内部の中空部表面にらせん状の溝55を形成した場合の平面図を示す。図17は、図16のF−F線での断面図を示す。中空部54の重力方向56に位置する作動液57が蒸発し凝縮した後、一定のピッチで形成された複数本のらせん状の溝55が縦方向58(重力方向56)と横方向59の2方向に同時に作用し、効率的な熱移動の働きを行っている。特に、作動液57が存在する中空部54の端部近傍領域に対しては、作動液57の循環を効果的にするため、らせん状の溝55を分断して横方向59の直線的な溝を形成する場合もある。
本発明の第7の実施例を図18−図21を使って説明する。
図18は、LEDチップ60を搭載する平坦面を有し、かつ2つの基材を用いて内部に複数個の細長の中空部61を一体で形成した筐体62の平面図を示す。図19は、図18で2つの基材を張り合わせ面67で一体化した筐体62のG−G線での断面図を示す。図20は、図18のH−H線での断面図を示す。図21は、図19,図20の張り合わせ面67での平面図を示す。筐体62は、LEDチップ60を搭載した面63とは反対側の面に、細長の中空部61に対して直交する形で放熱用の溝64(フィン構造)を一体で形成した構造を示す。
筐体62の製造方法は、基材一体での型打ち抜きもあるが、加工を容易にする為、図
19,図20に示すように放熱用の溝64を形成する基材65と中空部61を形成する基材66とからなる個別の基材2枚を張り合わせ面67で接合させて一体化している。加工処理構造から張り合わせ面68,69等を用いる場合もある。図21に示す接合部72は、張り合わせ面67において中空部61の近傍領域に形成される。基材にAlを用いる場合、接合部72も含めた中空部61を形成する部分にCuの層(Cu箔,Cu膜、又は
Cu薄板)を局部的に形成して作動液70を閉じ込める場合もある。図19に示す2つの基材65,基材66の接合部の信頼度を向上させるため、接合部72近傍に他の金属の層(Au/Ni,Ag等)を形成して接合する場合もある。中空部61への作動液70の封入は、両端部に設けた封入口部(穴部)71から接合の後に行う。LEDチップ60を筐体62へ直接搭載し、かつ放熱用の溝64を筐体62の一部に形成することにより、放熱系を形成する部材(支持基板,熱伝導性シート,個別フィン)を取り除いている。これにより、中空部61の作動液70がもつ高効率な熱移動効果(筐体62全体の均熱化)に加え、部材間の接触熱抵抗や伝導熱抵抗を低下している。更に、部材の減少により、コスト低減にも寄与している。
本発明の第8の実施例を図22−図28を使って説明する。
図22は、LEDチップ73を搭載した段差付の支持基板74からなる光源モジュール75の外観図を示す。図23は、段差付の支持基板74のI−I線での断面図を示す。内部に中空部76が形成され、重力方向77の端部に作動液78を備える。図24は、段差付の支持基板74を形成するため、中空部76の内面に複数個の平面支持突起79を備えた途中基材80の一つの実施例を示す。図25は、途中基材80の平面支持突起79を用いて段差付の支持基板74を形成した場合で、図24の突起79を含むJ−J線での断面図を示す。図26は、段差付の支持基板74を用いた光源モジュール75を筐体81に組み込んだ場合の平面図を示す。図27は、K−K線での断面図を示す。図28は、図26を重力方向77から見た側面図を示す。
光源モジュール75は、中空部76,作動液78を内部に備える支持基板74の長手方向83に折り目を2重に入れた構造で段差構造を形成し、そり変形を更に抑制する構造を実現している。LEDチップ73を搭載した面84は、段差によりLEDチップ73の搭載面85と段差を形成する中間の面86、及び残りの面87の3面に分割される。同時に、LEDチップ73を搭載した面84と反対側の面88も3面に分割される。段差を形成する中間の面86は平坦面ではなく、両側の面85,87と共に連続する形で緩やかに変形した曲面で形成する場合もある。図26では、光源モジュール75を構成する支持基板74を筐体81に対して重力方向77(縦方向)に整列する形で組み込むため、筐体81に細長の挿入穴88(88−1,88−2,88−n)を形成している。支持基板74は、図27に示すように組み込んだ後筐体81に設けたつめ固定部89で局部的に固定される。図26の場合、複数個の支持基板74が縦方向にのみ配置されているが、マトリックス状に形成するため横方向にも2分割,多分割する場合もある。
支持基板74は筐体81を境にして、筐体81の内側面90と外側面91の2つに分割されて、密着固定される構造をとっている。この結果、LEDチップ73での発熱は、中空部76,作動液78を内部に備える支持基板74を介して、筐体81の外側面91へ直接放熱され、更に支持基板74の外側面91に占める面積の割合を増加させて放熱性を向上させている。特に、支持基板74の外側面91に放熱フィン構造を形成する場合もある。また、筐体81の面積全体の中で重力方向77の複数の支持基板74に対して放熱面積を増減してバランス調整することにより、筐体81の全面に対して温度分布Tを均一化させる場合もある。
一方、本実施例の光源モジュール75は、その特徴から単体で放熱経路の全体系を形成するため、光源モジュール75を固着する筐体81に対して必ずしも放熱性を要求しない。この結果、部材間の熱伝導で発生する接触熱抵抗が存在せず、また密着させる加圧力も高く維持する必要がない。従って、部材間の放熱性を維持するための手段(熱伝導シート,グリースなどの使用)が不要になり、更に筐体81の材質に対しても自由度が広がるメリットがある。また、光源モジュール75自体は、構造上の特徴から単独で交換もできるため、歩留まりの向上やリペア容易な構造により、低コスト化に大きく寄与できる。
本実施例で用いる段差付の支持基板74の製造方法を述べる。まず、円形断面の中空部をもつ基材を基に図24に示す2つの平坦面を備えた矩形に近い断面形状に加工する。その後、中空部76の内面に複数個の平面支持突起79を形成し、これを途中基材80とする。次に、この途中基材80の複数個の平面支持突起79を基に、途中基材80の中空部76が一定の形状(厚み)を維持する形で段差加工する。平面支持突起79は、局所的に面部を有する凸部形状の場合もある。図25は、段差加工後の平面支持突起79を含む断面構造であり、中空部76の内面に対向配置された平面支持突起79により中空断面を形成する2つの平坦面を支持している。中空部76の厚みを支持するための平面支持突起
79は、対向する両側に設けず、片側を平坦面にする場合もある。また、平面支持突起
79は、段差加工のためのみならず、中空部76の厚みを全面で支持するため点在させて配置する場合もある。
本発明の第9の実施例を図29−図31を使って説明する。
図29は、筐体92の平坦面93にヒートパイプ94とLEDチップ95を分離して実装した平面図を示す。図30は、図29のL−L線での断面図を示す。図31は、図29のM−M線での断面図を示す。
図30に示すように、中空部96を有し、作動液97を封入した細長の構造を備えるヒートパイプ94は、図29に示す筐体92に形成した複数の細長の溝98(98−1,
98−2,......,98−n)に熱伝導性材質99を介して密着、或いは固着され、接触熱抵抗を低減している。材質99には、熱伝導性のシート,グリース、或いははんだなどの金属を用いる。
一方、LEDチップ95は、前記した個別の支持基板に代わりに、筐体92に一体で形成した複数の細長の溝98の間に配置された平坦部93上に、熱伝導性の良好な絶縁層
100,電極配線101を順に形成し、その上に搭載,接続されている。
即ち、筐体92は、一つの面に少なくとも複数の細長の平坦部93と細長の溝98構造とを備える構造であり、該平坦部93には絶縁層100,電極配線101を介して複数個のLEDチップ95を接続した光源モジュールを形成し、該溝98の構造には長手方向に中空断面形状を有し作動液97を封入したヒートパイプ(パイプ状の管材)を固着した構造を特徴とするモジュール構造を提供している。
LEDチップ95の駆動回路(図29では省略されている)は、筐体92の両端部に位置する電極配線101と電気的に接続されている。絶縁層100,電極配線101は、
LEDチップ95を搭載したテープキャリア,リードフレーム構造等により一旦ライン状に形成後、筐体92に搭載,接続させる間接搭載方式をとっている。この場合、LEDチップ95の実装品を筐体92に搭載する前に特性検査を行い歩留まりを向上させている。また、筐体92に対して、絶縁層100,電極配線101を厚膜プロセス、或いは薄膜プロセスで一括形成後、LEDチップ95を搭載,接続する場合もある。この場合は、実装プロセスの一体化,簡略化等により、低コスト化を実現する。更に、絶縁層100は、筐体92をアルミ基材で形成する場合、アルマイト処理膜を用いて一体形成される場合もある。この時は、めっき,エッチング工程により電極配線101を形成し、LEDチップ
95を実装する。
筐体92のLEDチップ95を搭載した面と反対側の面には、重力方向104にフィン溝103を形成した放熱フィン102が配置されている。フィン溝103は、ヒートパイプ94を埋め込んだ複数本の細長の溝98とほぼ直交するように形成され、筐体92全体の強度増加と変形防止の効果を得ている。
即ち、筐体92は、前記一つの面の反対側にもう一つの面を備える構造であり、前記複数の細長の溝98の構造にほぼ直交するように別の細長の溝であるフィン溝103を形成した構造を特徴とするモジュール構造を提供している。本実施例では、重力方向104に対し直交する方向に一本のヒートパイプ94で形成しているが、2本以上でコスト,実装、及び性能面から効果的に形成してもよい。特に、筐体92が重力方向104の面内で回転して傾いた場合、ヒートパイプ94の傾斜で発生(移動)する作動液97の分布が影響を受けにくいという効果がある。
ヒートパイプ94に関して円形断面構造を用いているが、重力方向104に引き伸ばした矩形型、或いは扁平型のヒートパイプ構造にする場合もある。この場合は、筐体92に対して複数の細長の溝98を薄く形成できるため、筐体92の薄型化,軽量化を容易に実現する。また、ヒートパイプ94の間に実装したLEDチップ95を一列のみ配置する形をとっているが、複数列配置して効果的な放熱構造を得る場合もある。
本発明は、発熱体である発光素子を搭載したモジュール構造の光源モジュール、及びこれを複数個用いた表示装置に関し、特に液晶表示装置などで用いられてきたCCFL(冷陰極管)に代わるLEDバックライトの実装方法に関するものである。
本発明の一実施例であり、筐体4に複数の光源モジュール2を配置した構造を示す平面図である。 図1の光源モジュール2の一部を示す平面図である。 図2のA−A線での断面図である。 図2のB−B線での断面図である。 図1のY1−Y1線での断面図である。 図1のY2−Y2線での断面図である。 図1におけるX−X線での断面方向xに対する筐体4の温度分布T(x)を示す特性図である。 図1におけるY2−Y2線での断面方向yに対する筐体4の温度分布T(y)を示す特性図である。 本発明のもう一つの実施例であり、筐体27に光源モジュール2を取り付けた場合の断面図である。 本発明のもう一つの実施例であり、光源モジュール29の平面図である。 図10のC−C線での断面図である。 本発明のもう一つの実施例であり、筐体35の内部に細長の中空部36を複数個一体で形成した場合の平面図である。 図12のD−D線での断面図である。 本発明のもう一つの実施例であり、筐体46の内部に中空断面形状の長さ48を変化させて形成した場合の平面図である。 図14のE−E線での断面図である。 本発明のもう一つの実施例であり、支持基板(又は筐体)53の中空部表面にらせん状の溝55を形成した場合の平面図である。 図16のF−F線での断面図である。 本発明のもう一つの実施例であり、LEDチップ60を搭載し、かつ内部に複数の中空部61を2つの基材で一体形成した筐体62の平面図である。 2つの基材を張り合わせ面67で一体化した図18に示す筐体62のG−G線での断面図である。 図18のH−H線での断面図を示す。 図19,図20の張り合わせ面67での平面図である。 本発明のもう一つの実施例であり、LEDチップ73を搭載した段差付の支持基板74からなる光源モジュール75の外観図である。 図22のI−I線での断面図である。 段差付の支持基板74を形成するための途中基材80の一部を示す外観図である。 図24のJ−J線での断面図である。 図22の段差付の支持基板74を用いた光源モジュール75を筐体81に組み込んだ場合の平面図である。 図26のK−K線での断面図である。 図26を重力方向82から見た側面図である。 筐体92の平坦面93にヒートパイプ94とLEDチップ95を分離して実装した場合の平面図を示す。 図29のL−L線での断面図である。 図29のM−M線での断面図である。
符号の説明
1…表示装置、2,29,75…光源モジュール、3…中央線、4,27,35,46,62,81,92…筐体、7,30,53…支持基板、8,100…絶縁層、9,101…電極配線、10,31,37,50,52,60,73,95…LEDチップ、12…平坦面、13,83…長手方向、14…中空断面形状、15,36,47,54,61,
76…中空部、16,33,39,49,56,77,82,104…重力方向、17,32,41,51,57,70,78,97…作動液、20,26…熱伝導性シート、
55…らせん状の溝、64…放熱用の溝、67…張り合わせ面、72…接合部、74…段差付の支持基板、79…平面支持突起、80…途中基材、94…ヒートパイプ、99…熱伝導性材質、102…放熱フィン。

Claims (4)

  1. 複数個のLEDチップと、
    前記LEDチップを実装するための電極配線と、
    重力方向に沿って配置され、前記電極配線と絶縁膜を介して接続された筐体と
    を有し、
    前記筐体の断面は矩形であり、
    前記筐体自体の内部に複数の中空が形成され、
    前記筐体は前記電極配線との接続面において平坦部を有し、
    前記複数の中空は、一部が作動液で満たされ、
    前記筐体は、熱伝導性のCu,Al又はCuおよびAlのクラッド材で構成され
    前記複数の中空部は、前記重力方向に並んで配列され、
    前記重力方向の上側に位置する前記中空部は、前記重力方向の下側に位置する前記中空部よりも、前記重力方向の中空断面形状が長いことを特徴とする光源ユニット。
  2. 前記複数の中空には複数の溝が形成されていることを特徴とする請求項に記載の光源ユニット。
  3. 前記筐体の前記LEDチップを実装しない側の面に、複数の溝を形成したことを特徴とする請求項に記載の光源ユニット。
  4. 一対のガラス基板と、
    前記ガラス基板間に配置する液晶層と、
    請求項乃至のいずれか一項に記載の光源ユニットと
    を有する液晶表示装置。
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