JP4646156B2 - スクリーン除塵機 - Google Patents

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本発明は、流体上に存在する浮遊物や流体中に存在する異物等の塵芥をスクリーン部材で捕獲して流体中から除去するとともに搬送するスクリーン除塵機の技術分野に関する。
従来、流体上の浮遊物や流体中の異物等の塵芥を板状のスクリーン部材で連続的に捕獲して流体中から除去するとともに、スクリーン除塵機が種々知られている。このような従来のスクリーン除塵機においては、スクリーン部材をパンチングメタルにより構成するとともにこのパンチングメタルを左右の無端状のチェーンに取り付けて、チェーンの回動とともにパンチングメタルを回動することで、塵芥を捕獲して搬送するようになっている。
このような従来のスクリーン除塵機として、スクリーン部材のパンチングメタルを流体の下流側に突出するように湾曲させてパンチングメタルの強度を大きくしたスクリーン除塵機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8ー33814号公報。
ところで、前述のようなスクリーン除塵機においては、スクリーン部材に付着した塵芥を除去するため、スクリーン部材をクリーニングするクリーニングブラシが用いられている。その場合、チェーンの直線状部つまり複数のスクリーン部材が直線状に配列した位置で、スクリーン部材の凹面にクリーニングブラシの先端を当接させることで、スクリーン部材を機械的にクリーニングしている。
しかしながら、このように直線状に配列されたスクリーン部材の凹面にクリーニングブラシを当接させてスクリーン部材の凹面をクリーニングするようにしたのでは、クリーニングブラシの当接圧が小さく、機械的なクリーニング効果を十分に得られない場合があるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、スクリーン部材の機械的なクリーニングによるクリーニング効果をより効果的に得ることのできるスクリーン除塵機を提供することである。
前述の課題を解決するために、本発明のスクリーン除塵機は、無端状に配列された複数のスクリーン部材と、前記複数のスクリーン部材をクリーニングするクリーニング部材とを少なくとも備え、前記複数のスクリーン部材によって流体中に混在する塵芥を捕獲するとともに、捕獲された塵芥を前記複数のスクリーン部材が回転することで搬送し、搬送された塵芥を前記クリーニング部材で前記スクリーン部材から除去するスクリーン除塵機において、前記複数のスクリーン部材が、いずれも回転方向と直交またはほぼ直交する方向でスクリーン部材の幅方向の軸まわりに湾曲されており、前記スクリーン部材の湾曲方向が、流体が最初に当接するスクリーン部材の位置で流体の上流側に凸となる方向であり、前記スクリーン部材の凸面に前記クリーニング部材が当接することを特徴としている。
また、本発明のスクリーン除塵機は、前記スクリーン部材の湾曲形状が、前記複数のスクリーン部材が回転方向を転換するときの回転半径と同じ半径またはほぼ同じ半径の円の
円弧形状であることを特徴としている。
更に、本発明のスクリーン除塵機は、前記クリーニング部材が、前記複数のスクリーン部材が回転方向を転換する位置で前記スクリーン部材の凸面に当接することを特徴としている。
更に、本発明のスクリーン除塵機は、前記クリーニング部材が回転可能なクリーニングブラシローラであり、前記クリーニングブラシローラが前記複数のスクリーン部材の回転と連動して回転制御されることを特徴としている。
更に、本発明のスクリーン除塵機は、前記クリーニング部材が回転可能なクリーニングブラシローラであり、前記クリーニングブラシローラが前記複数のスクリーン部材の回転と独立して回転制御されることを特徴としている。
更に、本発明のスクリーン除塵機は、前記複数のスクリーン部材の少なくとも一部に、流体中に混在する塵芥を掬い上げるレーキが着脱可能に取り付けられていることを特徴としている。
このように構成された本発明に係るスクリーン除塵機によれば、複数のスクリーン部材を流体の上流側に凸となるに湾曲させるとともに、スクリーン部材の凸面にクリーニング部材を当接させている。したがって、クリーニング部材によるスクリーン部材の摺擦力を大きくすることができ、スクリーンの凸面に付着した塵芥を効率よく除去することができる。これにより、スクリーン部材の機械的なクリーニングによるクリーニング効果をより効果的に得ることができる。
また、複数のスクリーン部材の形状をいずれも、これらのスクリーン部材が回転方向を転換するときの回転半径と同じ半径またはほぼ同じ半径の円の円弧形状にすることで、複数のスクリーン部材の方向転換時に、複数のスクリーン部材を複数のスクリーン部材の転回半径の円の円弧状に位置させることができる。したがって、クリーニング部材によるスクリーン部材の凸面の摺擦力をほぼ一定にすることができる。したがって、クリーニング部材によるスクリーン部材の安定したクリーニングを実現することができる。
更に、クリーニング部材をクリーニングブラシローラで構成するとともに、このクリーニングブラシローラをスクリーン部材の回転に連動して回転させることで、スクリーン部材が回転するときは必ずクリーニングブラシローラを回転させることができる。したがって、スクリーン部材で捕獲された塵芥をクリーニングブラシローラによってより確実に除去することができる。
更に、クリーニング部材をクリーニングブラシローラで構成するとともに、このクリーニングブラシローラをスクリーン部材の回転と独立して回転させることで、スクリーン部材の回転速度および回転方向とクリーニングブラシローラの回転速度および回転方向とを種々別々に制御することができる。その結果、スクリーン除塵機の使用環境やスクリーン部材の付着状況等に応じて、クリーニングブラシローラによるクリーニング効果を得ることが可能となる。
更に、複数のスクリーン部材の少なくとも一部に、流体中に混在する塵芥を掬い上げるレーキを着脱可能に取り付けることで、流体によって流れてくる塵芥をスクリーン部材で捕獲するとともにレーキによって掬い上げることが可能となる。したがって、流体中の塵芥の除去効果をより一層大きくすることができる。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明に係るスクリーン除塵機の実施の形態の一例を示す斜視図である。
図1に示すように、この例のスクリーン除塵機1はフレーム本体2を有している。このフレーム本体2には、左右一対の駆動スプロケット3,4および左右一対の従動スプロケ
ット5,6がそれぞれ回転可能に取り付けられている。この例では、駆動スプロケット3,4および従動スプロケット5,6はいずれも同じ大きさに形成されている。左右一対の駆
動スプロケット3,4は回転軸7により一体に回転するとともに、左右一対の従動スプロ
ケット5,6は回転軸8により一体に回転するようになっている。
駆動スプロケット3,4の回転軸7が駆動装置であるモータ7で回転駆動される。左側
の駆動スプロケット3および従動スプロケット5には無端状のチェーン9が掛け渡されているとともに、右側の駆動スプロケット4および従動スプロケット6にも無端状のチェーン10が掛け渡されている。左右のチェーン9,10はともに同じ構成を有している。そ
こで、左側のチェーン9について説明すると、図2(a)に示すようにチェーン9は多数のリンク11が連結ピン12で相対回転可能にかつ無端状に連結されている。
その場合、互いに隣接するリンク11のうち、一方のリンク11の連結縁11aは連結ピン12を中心とする円の円弧状凸部に形成されているとともに、他方のリンク11の連結縁11bは連結ピン12を中心とする円の円弧状凹部に形成されている。そして、円弧状凸部の連結縁11aとが相対摺動可能にされている。これにより、互いに隣接するリンク11はスムーズに相対回転するようになる。そして、連結ピン12が駆動スプロケット3の歯に係合するとともに、従動スプロケット5に係合するようになっている。同様に、右側のチェーン10の連結ピン12は駆動スプロケット4の歯に係合するとともに、従動スプロケット6に係合するようになっている。
図3(a)ないし(d)に示すように、左右のチェーン9,10の対応する左右一対の
リンク11毎には、板状のスクリーン部材13が架設されている。このスクリーン部材13は矩形状の支持枠13aと、多数の孔13b1を有する板状のパンチングメタルからな
るスクリーン13bとからなっている。図3(e)に示すようにスクリーン部材13は、スクリーン部材13の回転方向βと直交する方向でかつスクリーン部材13の幅方向の軸まわり(図3(e)において上方)に湾曲されて強度は向上されている。
その場合、スクリーン部材13の湾曲方向は、流体の流れる方向α(図1に図示)に関して上流側に凸となるように円弧状に湾曲している。また、図2(a)および(b)に示すようにスクリーン部材13の湾曲半径は、チェーン9,10が駆動スプロケット3,4および従動スプロケット5,6において回転するときの転回半径にほぼ同じに設定されてい
る。したがって、チェーン9,10が駆動スプロケット3,4および従動スプロケット5,
6によって回転するときに、互いに連結されたスクリーン部材13は回転軸7,8を中心
とする円の円弧を描くようになる。
更に、スクリーン除塵機1は、図1および図3(a)ないし(c),(e)に示すよう
に、流体によって流れてくる塵芥を掬い上げるレーキ20を有している。このレーキ20は櫛歯状に形成されているとともに、スクリーン13bのパンチングメタルに着脱可能に設けられている。
図1および図2(b)に示すように、チェーン9,10が駆動スプロケット3,4に係合してスクリーン部材13が回転方向を転換する位置にクリーニングブラシローラ14が配設されている。このクリーニングブラシローラ14のブラシ先端は、回転するスクリーン
部材13の湾曲した凸面13b2に当接している。
また、駆動スプロケット3,4の回転軸7には、ブラシローラ駆動スプロケット15が
設けられている。一方、クリーニングブラシローラ14の回転軸14aには、ブラシローラ駆動スプロケット15より小径のブラシローラ従動スプロケット16が設けられている。そして、ブラシローラ駆動スプロケット15とブラシローラ従動スプロケット16とに、無端チェーン17が掛け渡されている。したがって、回転軸7が図1において時計回りに回転して駆動スプロケット3,4が時計回りに回転するときは、ブラシローラ駆動スプ
ロケット15も一緒に同じ速度で回転する。つまり、クリーニングブラシローラ14は、スクリーン部材13の回転に連動して回転制御されるようになる。
そして、ブラシローラ駆動スプロケット15の回転は無端チェーン17を介してブラシローラ従動スプロケット16に増速されて伝達される。これにより、ブラシローラ従動スプロケット16が矢印γで示す時計回りに回転するので、クリーニングブラシローラ14が回転する。これにより、クリーニングブラシローラ14のブラシ先端はスクリーン部材13の湾曲した凸面13b2を摺擦するようになる。これにより、クリーニングブラシロ
ーラ14はスクリーン13bの凸面13b2に付着した塵芥を効率よく除去する。
その場合、クリーニングブラシローラ14の回転方向はスクリーン部材13の回転方向と同じ時計回りになる。換言すると、スクリーン部材13とクリーニングブラシローラ14との当接部位において、スクリーン部材13の接線方向の移動方向とクリーニングブラシローラ14の接線方向の移動方向とは逆方向となる。したがって、クリーニングブラシローラ14のブラシ先端はスクリーン部材13の湾曲した凸面13b2をより強く効果的
に摺擦するようになる。
これにより、クリーニングブラシローラ14はスクリーン13bの凸面13b2に付着
した塵芥をより効果的に除去する。しかも、回転するスクリーン13bの凸面13b2
半径がスクリーン部材13の回転半径とほぼ同じであるので、クリーニングブラシローラ14のブラシ先端によるスクリーン13bの凸面13b2の摺擦力はほぼ一定となる。し
たがって、クリーニングブラシローラ14によるスクリーン部材13の安定したクリーニングが行われる。
更に、フレーム本体2には、シュート18がクリーニングブラシローラ14の下方に位置して設けられている。クリーニングブラシローラ14によって除去された塵芥はこのシュート18に落下して回収されるようになってる。
このように構成されたこの例のスクリーン除塵機1は、図1に示すように従動スプロケット5,6側の一部が、流水の水面W.L以下に埋没するように設置される。その場合、スクリーン除塵機1は、スクリーン13bの凸面13b2が流水の上流側でかつ斜め上方に
向くように傾斜して設置される。
そして、モータ7を駆動して駆動スプロケット3,4を図1において時計回りに回転さ
せると、各スクリーン部材13もこれに連動して矢印βで示す時計回りに回転する。また、ブラシローラ14が方向γに回転する。この状態で、流水が図1において左方から方向αに流れてくると、この流水はスクリーン部材13に当接する。すると、流水中の混在する塵芥はスクリーン部材13のスクリーン13bで捕獲されてスクリーン13bに付着する。スクリーン13bに付着した塵芥は、スクリーン部材13の方向βの回転で、駆動スプロケット3,4の方へ搬送される。
スクリーン13bに付着した塵芥がスクリーン部材13とクリーニングブラシローラ1
4との当接位置にくると、この塵芥はクリーニングブラシローラ14によりスクリーン部材13から除去され、シュート18に回収される。一方、塵芥が除去された水はスクリーン13bを構成するパンチングメタルの多数の孔13b1を通過して下流側に流れる。こ
の例のスクリーン除塵機1による流水中の塵芥の他の捕獲動作は、従来の一般的なスクリーン除塵機と実質的に同じであるので、その説明は省略する。
この例のスクリーン除塵機1によれば、スクリーン部材13を流体の上流側に凸となるように湾曲させるとともに、スクリーン部材13が駆動スプロケット3,4によって円弧
状に回転される位置でスクリーン13bの凸面13b2がスクリーン部材13の円弧状回
転と同方向に湾曲するようになっているとともに、このスクリーン13bの凸面13b2
にクリーニングブラシローラ14のブラシ先端を当接させている。
したがって、クリーニングブラシローラ14によるスクリーン部材13の摺擦力を大きくすることができ、スクリーン13bの凸面13b2に付着した塵芥を効率よく除去する
ことができる。これにより、スクリーン部材13の機械的なクリーニングによるクリーニング効果をより効果的に得ることができる。その場合、スクリーン部材13の回転に連動してクリーニングブラシローラ14が回転するので、スクリーン部材13が回転するときは必ずクリーニングブラシローラ14を回転させることができる。したがって、スクリーン部材13で捕獲された塵芥はクリーニングブラシローラ14によってより確実に除去することができる。
特に、スクリーン部材13とクリーニングブラシローラ14との当接位置でスクリーン部材13の接線方向の移動方向とクリーニングブラシローラ14の接線方向の移動方向とを互いに逆方向にしているので、クリーニングブラシローラ14のブラシ先端によるスクリーン13bの凸面13b2の摺擦力を大きくすることができる。したがって、クリーニ
ングブラシローラ14により、スクリーン13bの凸面13b2に付着した塵芥をより一
層効果的に除去することができる。
更に、回転するスクリーン13bの凸面13b2の半径がスクリーン部材13の回転半
径とほぼ同じであるので、クリーニングブラシローラ14のブラシ先端によるスクリーン13bの凸面13b2の摺擦力をほぼ一定にすることができる。したがって、クリーニン
グブラシローラ14によるスクリーン部材13の安定したクリーニングを実現することができる。
更に、流体によって流れてくる塵芥をスクリーン13bで捕獲するとともにレーキ20によって掬い上げるので、流水中の塵芥の除去効果を大きくすることができる。
図4は、本発明に係るスクリーン除塵機の実施の形態の他の例を示す斜視図である。
前述の図1に示す例のスクリーン除塵機1では、1つのモータ7で駆動スプロケット3,4とクリーニングブラシローラ14とを連動して回転させるようにしているが、図4に
示すようにこの例のスクリーン除塵機1では、クリーニングブラシローラ14を回転させるモータ19が、駆動スプロケット3,4を回転させるモータ7とは別に設けられている
。なお、この例のスクリーン除塵機1では、図1に示す例のスクリーン除塵機1における、ブラシローラ駆動スプロケット15、ブラシローラ従動スプロケット16、および無端チェーン17は設けられない。
したがって、この例のスクリーン除塵機1では、駆動スプロケット3,4の回転つまり
スクリーン部材13を回転移動させるチェーン9,10の回転と、クリーニングブラシロ
ーラ14の回転とを独立して制御することができる。これにより、スクリーン部材13の回転速度および回転方向とクリーニングブラシローラ14の回転速度および回転方向とを
種々別々に制御することができる。その結果、スクリーン除塵機1の使用環境やスクリーン部材13の付着状況等に応じて、クリーニングブラシローラ14によるクリーニング効果を得ることが可能となる。
この例のスクリーン除塵機1の他の構成および他の作用効果は前述の図1に示す例と同じである。
図5は、本発明に係るスクリーン除塵機の実施の形態の更に他の例を示し、(a)はこの例におけるチェーンのリンクとスクリーン部材との関係を示す平面図、(b)はその正面図、(c)はその部分左側面図、(d)はその部分右側面図(e)はこの例のスクリーン部材の正面図である。
前述の各例のスクリーン除塵機1ではレーキ20を有しているが、この例のスクリーン除塵機1は、図5(a)ないし(e)に示すようにレーキ20を有していない。この例のスクリーン除塵機1によれば、前述のレーキ20による効果は得られないが、流体によって流れてくる塵芥をスクリーン13bで捕獲することができる。
この例のスクリーン除塵機1の他の構成および他の作用効果は前述の各例と同じである。
なお、本発明のスクリーン除塵機は、前述の各例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で種々設計変更が可能である。
本発明に係るスクリーン除塵機は、流体上に存在する浮遊物や流体中に存在する異物等の塵芥をスクリーン部材で捕獲して流体中から除去するとともに搬送するスクリーン除塵機に好適に利用することができる。
本発明に係るスクリーン除塵機の実施の形態の一例を示す斜視図である。 (a)はチェーンとスクリーン部材と駆動スプロケットとの関係を示す図、(b)はスクリーン部材とブラシローラとの関係を示す図である。 (a)はチェーンのリンクとスクリーン部材との関係を示す平面図、(b)はその正面図、(c)はその部分左側面図、(d)はその部分右側面図(e)はスクリーン部材の正面図である。 本発明に係るスクリーン除塵機の実施の形態の他の例を示す斜視図である。 本発明に係るスクリーン除塵機の実施の形態の更に他の例を示し、(a)はこの例におけるチェーンのリンクとスクリーン部材との関係を示す平面図、(b)はその正面図、(c)はその部分左側面図、(d)はその部分右側面図(e)はこの例のスクリーン部材の正面図である。
符号の説明
1…スクリーン除塵機、2…フレーム本体、3,4…駆動スプロケット、5,6…従動スプロケット、7,8…回転軸、9,10…チェーン、11…リンク、12…連結ピン、13…スクリーン部材、13a…支持枠、13b…スクリーン、13b1…孔、13b2…凸面、14…クリーニングブラシローラ、15…ブラシローラ駆動スプロケット、16…ブラシローラ従動スプロケット、17…無端チェーン、18…シュート、19…モータ、20…レーキ

Claims (6)

  1. 無端状に配列された複数のスクリーン部材と、前記複数のスクリーン部材をクリーニングするクリーニング部材とを少なくとも備え、
    前記複数のスクリーン部材によって流体中に混在する塵芥を捕獲するとともに、捕獲された塵芥を前記複数のスクリーン部材が回転することで搬送し、搬送された塵芥を前記クリーニング部材で前記スクリーン部材から除去するスクリーン除塵機において、
    前記複数のスクリーン部材は、いずれも回転方向と直交またはほぼ直交する方向でスクリーン部材の幅方向の軸まわりに湾曲されており、
    前記スクリーン部材の湾曲方向は、流体が最初に当接するスクリーン部材の位置で流体の上流側に凸となる方向であり、
    前記スクリーン部材の凸面に前記クリーニング部材が当接することを特徴とするスクリーン除塵機。
  2. 前記スクリーン部材の湾曲形状は、前記複数のスクリーン部材が回転方向を転換するときの回転半径と同じ半径またはほぼ同じ半径の円の円弧形状であることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン除塵機。
  3. 前記クリーニング部材は、前記複数のスクリーン部材が回転方向を転換する位置で前記スクリーン部材の凸面に当接することを特徴とする請求項1または2に記載のスクリーン除塵機。
  4. 前記クリーニング部材は回転可能なクリーニングブラシローラであり、前記クリーニングブラシローラは前記複数のスクリーン部材の回転と連動して回転制御されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1に記載のスクリーン除塵機。
  5. 前記クリーニング部材は回転可能なクリーニングブラシローラであり、前記クリーニングブラシローラは前記複数のスクリーン部材の回転と独立して回転制御されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1に記載のスクリーン除塵機。
  6. 前記複数のスクリーン部材の少なくとも一部に、流体中に混在する塵芥を掬い上げるレーキが着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1に記載のスクリーン除塵機。
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