JP2001146736A - 回収装置 - Google Patents

回収装置

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JP2001146736A
JP2001146736A JP33157799A JP33157799A JP2001146736A JP 2001146736 A JP2001146736 A JP 2001146736A JP 33157799 A JP33157799 A JP 33157799A JP 33157799 A JP33157799 A JP 33157799A JP 2001146736 A JP2001146736 A JP 2001146736A
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water flow
water
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JP33157799A
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English (en)
Inventor
Akihiko Yanagisawa
昭彦 柳沢
Nobutada Nakamoto
信忠 中本
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Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被回収物を効率良く回収できる回収装置を提
供する。 【解決手段】 回収装置3は、水槽1内に水流を発生さ
せて水面上の藻類Wを搬送手段40の搬送始端周囲に集め
る回転可能の作用回転体45を備える。作用回転体45の回
転で集まった藻類Wは、搬送手段40が水槽1の水面上か
らコンテナ9に向けて搬送する。たも網等を用いた手作
業に比べて藻類Wの回収作業効率が皓向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水面上の藻類等の
被回収物を回収する回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、河川、或いは、浄水場等における
水面上の藻類等の被回収物の回収は、例えば、たも網等
を用いた手作業にて行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のたも網等を用いた手作業は、重労働であるばかりで
なく、作業効率が悪い問題を有している。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、被回収物を効率良く回収できる回収装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の回収装置
は、水流を発生させて水面上の被回収物を集める水流発
生手段と、この水流発生手段にて集められた被回収物を
水面上から回収部に向けて搬送する搬送手段とを具備し
たものである。
【0006】そして、水流発生手段にて水流が発生して
水面上の被回収物が集められ、この集められた被回収物
は搬送手段にて水面上から搬送され、この搬送された被
回収物は回収部に回収される。
【0007】請求項2記載の回収装置は、請求項1記載
の回収装置において、搬送手段は、搬送方向に沿って走
行可能な無端体と、この無端体の走行方向の互いに間隔
をおいた複数の位置に位置し被回収物を水面上から掬い
上げる掬上げ体とを有するものである。
【0008】そして、搬送手段の無端体の走行時には、
無端体の走行方向の互いに間隔をおいた複数の位置に位
置する掬上げ体にて被回収物が水面上から掬い上げられ
る。
【0009】請求項3記載の回収装置は、請求項1また
は2記載の回収装置において、搬送手段は、搬送基端側
で被回収物を回収部に向けて払い落とす払落とし体を有
するものである。
【0010】そして、搬送手段の搬送基端側で、払落と
し体にて被回収物が回収部に向けて払い落とされる。
【0011】請求項4記載の回収装置は、請求項1ない
し3のいずれかに記載の回収装置において、水流発生手
段は、搬送手段の搬送始端側に回転可能に取り付けられ
回転により前記搬送手段の搬送始端側に向かう水流を発
生させる作用回転体である。
【0012】そして、作用回転体が回転すると、搬送手
段の搬送始端側に向かう水流が発生し、搬送始端側の周
囲の水面上に被回収物が集められる。
【0013】請求項5記載の回収装置は、請求項1ない
し3のいずれかに記載の回収装置において、水流発生手
段は、搬送手段の搬送始端側と離間対向して位置するよ
うに設置され前記搬送手段により生じた水流の向きを逆
向きに変換して前記搬送手段の搬送始端側に向かう水流
を発生させる湾曲板体であるものである。
【0014】そして、搬送手段の搬送始端側と離間対向
して位置する湾曲板体の存在により、搬送手段の搬送始
端側に向かう水流が発生し、搬送始端側の周囲の水面上
に被回収物が集められる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回収装置の第1の
実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0016】図1ないし図3において、1は例えば浄水
場等における水槽で、この水槽1は上面を開口した箱状
で平面視矩形状に形成され、この水槽1内に貯留された
水の表面上には、被回収物、例えば藻類Wが浮遊してい
る。
【0017】そして、この水槽1の周壁部2の所定位
置、例えば、周壁部2の角近傍位置には、例えば走行可
能な回収装置3が設置される。
【0018】この回収装置3は、水質浄化と窒素、リン
等の過栄養化物質を取り除くことを目的として発生させ
た藻類Wを回収する装置で、走行フレーム5を有し、こ
の走行フレーム5の前端部の左右両側には前輪6が取り
付けられ、後端部の左右両側には後輪7が取り付けられ
ている。左右の前輪6間の離間距離は、左右の後輪7間
の離間距離と比べて長くなっている。なお、この走行フ
レーム5の内方に回収部としてのコンテナ9が例えば2
つ載置されている。
【0019】また、この走行フレーム5の前端部には、
互いに離間対向した左右一対の支持フレーム11が垂直状
に立設され、この各支持フレーム11は上下方向の長さが
調節可能となっている。
【0020】そして、この各支持フレーム11の上下方向
の中間部にはシュート保持アーム12が後方に向ってそれ
ぞれ突出するように取り付けられ、これら一対のシュー
ト保持アーム12にてシュート13が傾斜状に保持されてい
る。このシュート13は、例えば断面略円弧状の矩形板状
部材にて形成され、このシュート13の搬送基端側から搬
送先端側に向って下方に傾斜している。なお、このシュ
ート13の搬送先端の下方に前記コンテナ9が位置してい
る。また、このシュート13の傾斜角度は調節可能となっ
ている。
【0021】また、この各支持フレーム11の上端部間に
は支軸21が水平状に架け渡され、この支軸21にて互いに
離間対向した左右一対のコンベヤフレーム22が傾斜状に
支持され、これら一対のコンベヤフレーム22はこの支軸
21を回動中心として回動可能となっている。
【0022】そして、この各コンベヤフレーム22の側面
からはガイドピン25が外方に向って突出形成され、この
ガイドピン25は前記支持フレーム11に固着した案内板26
の円弧細長状のガイド孔27内に摺動自在に挿通されてい
る。
【0023】また、この各コンベヤフレーム22の側面に
は、支持脚体30の上端部が連結固定され、この支持脚体
30にて前記コンベヤフレーム22が所定の傾斜角度をもっ
て傾斜状に支持されている、この支持脚体30は、前記コ
ンベヤフレーム22の傾斜角度に応じて上下方向の長さが
調節され、この調節された長さをもって前記水槽1の周
壁部2の上面に垂直状に位置する。なお、所定の傾斜角
度で傾斜したコンベヤフレーム22の下端部である先端部
は、前記水槽1の水面近傍位置に位置し、上端部である
基端部は、前記シュート13の上方位置に位置している。
【0024】さらに、この各コンベヤフレーム22の先端
部間および基端部間の各々にはエンドローラ31が回転可
能に取り付けられ、これら一対のエンドローラ31間に細
長矩形状の可撓性で弾性変形可能なゴム製等のシート部
材にて形成した無端体としての搬送ベルト32が走行可能
に巻き掛けられており、この搬送ベルト32は駆動手段と
してのモータ33からの駆動力で走行駆動される。
【0025】この搬送ベルト32の外面には、藻類Wを水
面上から掬い上げる複数の網状の掬上げ体35が搬送ベル
ト32と一体的に走行するように固定的に突出形成され、
この各掬上げ体35は互いに等間隔をおいて搬送ベルト32
の走行方向に沿って並んだ状態で位置し、この各掬上げ
体35の幅寸法は搬送ベルト32の幅寸法と略同じである。
【0026】そして、この各掬上げ体35は、前記搬送ベ
ルト32の外面から外方に向って突出するようにこの搬送
ベルト32に基端部が連結固定された略逆U字形状をなす
変形しにくい枠部材36を有し、この枠部材36に略矩形状
の網部材37が取り付けられている。この枠部材36は、突
出方向の中間部で折り曲げられ、先端側が走行方向に向
って少し傾斜している。なお、前記コンベヤフレーム2
2、前記エンドローラ31、前記搬送ベルト32、前記掬上
げ体35等を備えた一台のベルトコンベア等にて搬送手段
40が構成されている。また、この枠部材36は、例えばゴ
ム等にて形成して変形しやすいものとしてもよい。
【0027】また一方、前記各コンベヤフレーム22の基
端部の水平状部分、すなわち、前記搬送手段40の搬送基
端部には、払い落とし体保持アーム41が前斜め上方に向
ってそれぞれ突出するように取り付けられ、これら一対
の払い落とし体保持アーム41間に取付け板42が架け渡さ
れ、この取付け板42に例えばゴム製等の矩形板状の払い
落とし体43が固着され、この払い落とし体43は前記掬上
げ体35の移動軌跡上に位置している。
【0028】そして、搬送手段40の搬送ベルト32の走行
時に、払い落とし体43に掬上げ体35の枠部材36が当接す
ると、この枠部材36が払い落とし体43にて押圧されるこ
とで、搬送ベルト32の枠部材36との連結部分が変形し
て、この枠部材36が基端部を中心として先端側が搬送ベ
ルト32の走行方向とは反対に向う方向に一旦回動する。
【0029】その後、掬上げ体35の枠部材36が払い落と
し体43から離れると、搬送ベルト32の復元力で枠部材36
がもとの形状に勢いよく回動して復元する。この枠部材
36の復元の際に、網部材37から藻類Wが払い落とされ、
前記シュート13に向って落下する。掬上げ体35の網部材
37にへばりついた藻類Wも適切に除去される。
【0030】さらに、前記各コンベヤフレーム22の先端
部、すなわち、前記搬送手段40の搬送始端部には、水流
発生手段であるスクリューコンベア等の細長形状の作用
回転体45の基端部が係脱自在にそれぞれ連結され、この
作用回転体45は必要に応じて取り外し可能となってい
る。
【0031】これら左右一対の作用回転体45の各々は、
長手方向である軸方向が水平方向に一致するように前記
各コンベヤフレーム22に回転可能に取り付けられ、先端
側に向って離間距離が大きくなるように平面視でハの字
状に保持されている。また、この各作用回転体45は、前
記水槽1の水面上の位置でこの水面に沿って水平状に位
置している。さらに、この各作用回転体45の外周面に
は、らせん状の凹溝部46が軸方向の略全長にわたって連
続的に形成されている。
【0032】一方、前記各コンベヤフレーム22の先端部
には、この各作用回転体45に対応して伝動ケース48が取
り付けられ、この各伝動ケース48内には前記従動駆動す
るエンドローラ31に連結固定された動力伝達機構49が配
設され、この動力伝達機構49にて前記モータ33の駆動力
が前記搬送手段40を介して各作用回転体45に伝達される
ようになっている。
【0033】そして、この各作用回転体45が、動力伝達
機構49からの駆動力を受けて回転駆動すると、この作用
回転体45のらせん状の凹溝部46の作用により、図2の矢
印で示されるように、前記搬送手段40の搬送始端側に向
かう水流が各作用回転体45の左右の両側方で発生し、そ
の結果、水槽1の水面上で浮遊する藻類Wが搬送手段40
の搬送始端側の周囲に向って移動し、藻類Wがその搬送
始端側の周囲に掻き寄せられて集められる。なお、前記
搬送手段40の搬送ベルト32の走行により生じる水流は、
各作用回転体45による水流にて直ちに打ち消されるの
で、藻類Wが搬送手段40の搬送始端から離反する方向に
移動することがない。
【0034】次に、上記一実施の形態の動作を説明す
る。
【0035】搬送手段40を所定の傾斜角度に設定して、
水槽1の周壁部2の所定位置に回収装置3を設置した
後、スイッチ部50を操作し、モータ33を動作させると、
搬送手段40の搬送ベルト32が走行駆動するとともに、作
用回転体45が所定方向に回転駆動する。
【0036】そして、この各作用回転体45が回転駆動す
ると、搬送手段40の搬送始端側に向かう水流が発生し、
その結果、水槽1の水面上の藻類Wが搬送手段40の搬送
始端側の周囲に集められる。
【0037】この搬送手段40の搬送始端側の周囲に集め
られた藻類Wは、搬送手段40の掬上げ体35にて水面上か
ら掬い上げられる。
【0038】そして、この掬われた藻類Wは、掬上げ体
35にて保持されつつ、搬送ベルト32の往路面側の上面上
に載置されて搬送される。
【0039】搬送手段40の搬送終端まで搬送された藻類
Wは、払い落とし体43にて払い落とされ、シュート13に
向って落下して、コンテナ9内に回収される。この回収
した藻類Wは、飼料、肥料等に利用される。
【0040】このようにして、上記一実施の形態によれ
ば、作用回転体45が水槽1に水流を発生させて水面上の
藻類Wを所定位置に集め、この集められた藻類Wを搬送
手段40が掬上げ体35で掬い上げ、搬送ベルト32でコンテ
ナ9に向けて搬送するので、たも網等を用いた手作業に
比べて、藻類Wを格段に効率良く回収できる。
【0041】また、らせん状の凹溝部46を外周面に有す
る作用回転体45の回転により、搬送手段40の搬送始端側
に向かう水流のみを発生させることができ、搬送手段40
の搬送始端側の周囲の水面上に藻類Wを適切に集めるこ
とができ、よって、藻類Wをより一層効率良く回収でき
る。
【0042】次に、本発明の回収装置の第2の実施の形
態の構成を図面を参照して説明する。
【0043】図4および図5に示す回収装置3aは、上述
の第1の実施の形態における回収装置3において、水流
発生手段である作用回転体45とは異なる水流発生手段で
ある複数、例えば2枚の湾曲板体51を備えている。な
お、湾曲板体51は一枚でもよい。
【0044】この各湾曲板体51は、対応する各コンベヤ
フレーム22の先端部から前方に向って突出した保持アー
ム52の先端部が上端部中央に連結固定され、水面に対し
て垂直状に保持されている。そして、この各湾曲板体51
は、搬送手段40の搬送始端と離間対向した位置で、互い
に左右方向に隣り合って位置しており、この各湾曲板体
51の上端部を除く部分が水中内に位置する。
【0045】なお、この各湾曲板体51は、前記搬送手段
40から離反する方向に向って凸状に湾曲した断面略円弧
状の矩形板状部材にて形成されている。この第2の実施
の形態における各コンベヤフレーム22の先端部には、上
述の第1の実施の形態とは異なり、伝動ケース48等は取
り付けられていない。
【0046】そして、この各湾曲板体51は、搬送手段40
と対向する側の面で、図5の矢印で示されるように、搬
送手段40の搬送ベルト32の走行により生じた水流の向き
を逆向きに変換し、搬送手段40の搬送始端側に向かう水
流を発生させる。
【0047】したがって、この湾曲板体51でも、搬送手
段40の搬送始端側に向かう水流を発生させることがで
き、この搬送手段40の搬送始端側の周囲の水面上に藻類
Wを適切に集めることができる。
【0048】そして、図4および図5に示す回収装置3a
では、湾曲板体51が水槽1に水流を発生させて水面上の
藻類Wを所定位置に集め、この集められた藻類Wを搬送
手段40が掬上げ体35で掬い上げ、搬送ベルト32でコンテ
ナ9に向けて搬送するので、たも網等を用いた手作業に
比べて、藻類Wを格段に効率良く回収できる。
【0049】また、この図4および図5に示す回収装置
3aは、上述の回収装置3に比べて構成が簡単で、生産性
が良い。
【0050】なお、上記いずれの実施の形態において
も、搬送手段40は、一台のベルトコンベアにて形成した
構成について説明したが、例えば、図示しないが、複
数、例えば2台のベルトコンベアを連設した構成でもよ
い。
【0051】さらに、いずれの実施の形態でも、搬送手
段40の搬送基端で、払い落とし体43を用いて藻類Wを払
い落とす構成について説明したが、例えば、払い落とし
体43に代えて、図示しない板状の掻き落とし体を取り付
けて、この掻き落とし体にて藻類Wを払い落とす構成で
もよい。
【0052】また、いずれの実施の形態でも、回収部は
コンテナ9であると説明したが、トラック等の荷台を回
収部とすることもできる。
【0053】さらに、上記実施の形態では、例えば藻類
Wを回収する回収装置として説明したが、藻類W以外の
浮遊物の回収にも適用できる。
【0054】また、上記第1の実施の形態では、水流発
生手段である作用回転体45は、外周面にらせん状の凹溝
部46を形成した構成について説明したが、例えば、図6
に示す作用回転体45a のように、ひねりを加えた曲面状
の複数対の羽根部61を、互いに間隔をおいて軸方向に並
んだ状態で位置するように外周面に径方向に向けて突出
形成した構成でもよく、或いは、図示しないが、一対の
羽根部61を軸方向の先端部外周面に径方向に向けて突出
形成した構成でもよい。
【0055】さらに、例えば、図7に示す作用回転体45
b のように、ひねりを加えた曲面状の複数の羽根部62
を、互いに間隔をおいて軸方向に並んだ状態で位置しか
つ隣合う羽根部62同士が異なる方向に突出するように、
外周面に突出形成した構成でもよく、或いは、1つの羽
根部62を軸方向の先端部外周面に径方向に向けて突出形
成した構成でもよい。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、水流発生
手段が水流を発生させて水面上の被回収物を集め、この
集められた被回収物を搬送手段が水面上から回収部に向
けて搬送するので、たも網等を用いた手作業に比べて、
被回収物を効率良く回収できる。
【0057】請求項2記載の発明によれば、搬送手段の
無端体の走行方向の互いに間隔をおいた複数の位置に位
置する掬上げ体が、被回収物を水面上から掬い上げるの
で、被回収物をより一層効率良く回収できる。
【0058】請求項3記載の発明によれば、搬送手段の
払落とし体が、搬送基端側で被回収物を回収部に向けて
払い落とすので、被回収物を回収部にて適切に回収でき
る。
【0059】請求項4記載の発明によれば、作用回転体
の回転により、搬送手段の搬送始端側に向かう水流を発
生でき、搬送始端側の周囲の水面上に被回収物を適切に
集めることができる。
【0060】請求項5記載の発明によれば、搬送手段の
搬送始端側と離間対向して位置する湾曲板体の存在によ
り、搬送手段の搬送始端側に向かう水流を発生でき、搬
送始端側の周囲の水面上に被回収物を適切に集めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回収装置の第1の実施の形態を示す側
面図である。
【図2】同上回収装置を示す平面図である。
【図3】同上回収装置を示す背面図である。
【図4】本発明の回収装置の第2の実施の形態を示す側
面図である。
【図5】同上回収装置を示す平面図である。
【図6】本発明の回収装置の水流発生手段の変形例を示
す平面図である。
【図7】本発明の回収装置の水流発生手段の他の変形例
を示す平面図である。
【符号の説明】
3,3a 回収装置 9 回収部としてのコンテナ 32 無端体としての搬送ベルト 35 掬上げ体 40 搬送手段 43 払落とし体 45,45a,45b 水流発生手段である作用回転体 51 水流発生手段である湾曲板体 W 被回収物としての藻類
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B075 AA10 BA25 2D025 BA21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水流を発生させて水面上の被回収物を集
    める水流発生手段と、 この水流発生手段にて集められた被回収物を水面上から
    回収部に向けて搬送する搬送手段とを具備したことを特
    徴とする回収装置。
  2. 【請求項2】 搬送手段は、搬送方向に沿って走行可能
    な無端体と、この無端体の走行方向の互いに間隔をおい
    た複数の位置に位置し被回収物を水面上から掬い上げる
    掬上げ体とを有することを特徴とする請求項1記載の回
    収装置。
  3. 【請求項3】 搬送手段は、搬送基端側で被回収物を回
    収部に向けて払い落とす払落とし体を有することを特徴
    とする請求項1または2記載の回収装置。
  4. 【請求項4】 水流発生手段は、搬送手段の搬送始端側
    に回転可能に取り付けられ回転により前記搬送手段の搬
    送始端側に向かう水流を発生させる作用回転体であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の回
    収装置。
  5. 【請求項5】 水流発生手段は、搬送手段の搬送始端側
    と離間対向して位置するように設置され前記搬送手段に
    より生じた水流の向きを逆向きに変換して前記搬送手段
    の搬送始端側に向かう水流を発生させる湾曲板体である
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    回収装置。
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