JP4645511B2 - 画像読み取り装置および画像読み取り方法 - Google Patents
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Description
また、最近では、セキュリティー意識の高まりや電子化の流れを受けて、紙幣や有価証券等の特殊原稿を一般の原稿と区別化するために、特殊原稿上に例えば赤外線を吸収あるいは反射する画形材(インク、トナー等)を用いて、目視ではわかりにくい不可視画像を形成しておく技術が採用され始めている。また、上記特殊原稿以外でも、例えば機密情報等を可視像にて形成する原稿に、さらに上記画形材を用いてID等のコード情報を埋め込んだ不可視画像を形成しておく技術も検討されている。
しかしながら、このような措置を講じたとしても、ある程度は可視画像データの取り込みが行われてしまうため、例えば取り込まれた可視画像データの吸い出し等が実行された場合に可視画像データの流出を抑制できなくなるおそれがあった。
図1は、本実施の形態が適用される画像読み取り装置の構成例を示す図である。この画像読み取り装置では、固定された原稿の画像を読み取ることが可能であるとともに、搬送される原稿の画像を読み取ることも可能となっている。そして、この画像読み取り装置は、積載された原稿束から原稿を順次搬送する原稿送り装置10と、スキャンによって画像を読み込む読み取り装置50とを備えている。また、原稿送り装置10の内部には、CIS(Contact Image Sensor)ユニット60が設けられている。
さらにまた、この画像読み取り装置には、原稿の両面読み取りを行った際に、その排出時に原稿を再度反転させて排紙トレイ12に排出するための第4搬送路34が設けられている。この第4搬送路34は、第2搬送路32の上部側に設けられている。そして、上述した排出ロール19は、原稿を第4搬送路34に反転搬送する機能も有している。
また、第1プラテンガラス52Aと第2プラテンガラス52Bとの間には、後述する原稿送り装置10において搬送される原稿を案内するガイド56Aが形成されており、このガイド56Aの下部には、主走査方向に沿って伸びる白基準板56が装着されている。
このCISユニット60は、ハウジング61、ガラス62、第2LED光源63、ロッドレンズアレイ64、および第2イメージセンサ65を備える。これらのうち、ガラス62は、ハウジング61の第1搬送路31側に形成された開口に装着される。また、第2LED光源63は、ガラス62を介して原稿に光を照射する。ロッドレンズアレイ64は、第2LED光源63による照射光の反射光を集光する。第2イメージセンサ65は、ロッドレンズアレイ64により集光された光を受光する。そして、第2イメージセンサ65は、実寸幅(例えばA4長手幅297mm)の画像を読み取ることが可能である。つまり、CISユニット60では、縮小光学系を用いずにロッドレンズアレイ64および第2イメージセンサ65を用いた密着光学系にて画像の取り込みを行う。したがって、構造をシンプルにすることができ、且つ、筐体を小型化し、消費電力を低減することができる。
図3(a)は、読み取り装置50に設けられる第1LED光源55の構成の一例を示す図である。第1LED光源55は、図1に示したように、第1ミラー57Aの両側から原稿に光を照射する。そして、第1LED光源55は、中央部に開口を有する矩形状の基部91と、複数の白色LED92と、複数の赤外LED93とを備えている。これら白色LED92および赤外LED93は、長手方向すなわち原稿の主走査方向に沿って交互に配置されている。そして、後述するように、白色LED92は赤色(R)、緑色(G)、および青色(B)を含む白色光を発光する。また、赤外LED93は赤外(IR)を含む赤外光を発光する。
第1前処理部100は、第1イメージセンサ59の第1青センサ59B、第1緑センサ59G、第1赤センサ59R、および赤外センサ59Iから入力されてくる各画像データ(アナログデータ)をデジタルデータに変換する。また、第1前処理部100からは、デジタルデータに変換された不可視画像用の画像データが赤外後処理部200に出力され、可視画像用の画像データが第1後処理部300に出力される。
赤外後処理部200は、入力されてくる不可視画像用の画像データに対して画像解析を行い、不可視画像に含まれる識別情報を取り出して出力する。
第1後処理部300は、入力されてくる可視画像用の画像データに対して所定の画像処理を施し、画像情報として出力する。
第2前処理部400は、第2イメージセンサ65の第2青センサ65B、第2緑センサ65G、および第2赤センサ65Rから入力されてくる各画像データ(アナログデータ)をデジタルデータに変換する。また、第2前処理部400は、画像データ(こちらの場合はすべて可視画像用のデータ)を第2後処理部500に出力する。
第2後処理部500は、入力されてくる可視画像用の画像データに対して所定の画像処理を施し、画像情報として出力する。
判断手段あるいは取得手段として機能する読み取りコントローラ81は、各種原稿読み取りの制御等を含め、図1に示す原稿送り装置10、読み取り装置50、およびCISユニット60の全体を制御する。
イメージセンサドライバ82は、第1イメージセンサ59(第1青センサ59B、第1緑センサ59G、第1赤センサ59R、赤外センサ59I:図5(a)参照)による画像データの取り込み動作を制御する。また、イメージセンサドライバ82は、第2イメージセンサ65(第2青センサ65B、第2緑センサ65G、第2赤センサ65R:図5(b)参照)による画像データの取り込み動作を制御する。
LEDドライバ83は、第1LED光源55に点灯切換信号を出力し、原稿の読み取りタイミングに合わせて白色LED92および赤外LED93(図3(a)参照)の点灯・消灯を制御する。また、LEDドライバ83は、第2LED光源63に点灯信号を出力し、原稿の読み取りタイミングに合わせて白色LED96(図3(b)参照)の点灯・消灯を制御する。
スキャンドライバ84は、読み取り装置50におけるモータのオン/オフなどを行いフルレートキャリッジ53およびハーフレートキャリッジ54によるスキャン動作を制御する。
搬送機構ドライバ85は、原稿送り装置10におけるモータの制御、各種ロール、クラッチ、およびゲートの切り替え動作等を制御する。
認証部86は、例えばICカードからなる認証カード90を受け付け、受け付けた認証カード90に記録される個人認証データ等を取得する。
また、送受信部87は、認証部86にて取得された個人認証データと赤外後処理部200にて取得された識別情報とを関連付けた確認情報を外部のサーバに送信する。なお、この確認情報は、読み取りコントローラ81が生成を行う。そして、送受信部87は、確認情報に基づいて外部のサーバから返送された複製権情報を受信し、読み取りコントローラ81に受け渡す。
第1前処理部100は、第1アナログ処理部110および第1A/D変換部120を備える。なお、第1アナログ処理部110には、第1イメージセンサ59を構成する第1青センサ59Bからの第1青検知データBA0、第1緑センサ59Gからの第1緑検知データGA0、第1赤センサ59Rからの第1赤検知データRA0、および第1赤外センサ59Iからの赤外検知データI0が、それぞれ独立して入力される。なお、第1イメージセンサ59から入力されてくる第1青検知データBA0、第1緑検知データGA0、第1赤検知データRA0、および赤外検知データI0は、アナログのデータである。
第1アナログ処理部110は、第1青検知データBA0、第1緑検知データGA0、第1赤検知データRA0、および赤外検知データI0それぞれに対してオフセットゲイン調整等のアナログ補正を施す。
第1A/D変換部120は、アナログ補正が施された第1青検知データBA0、第1緑検知データGA0、第1赤検知データRA0、および赤外検知データI0をデジタルデータに変換する。
赤外シェーディング補正部210は、入力されてくる赤外検知データI0に対し、赤外シェーディングデータを用いて赤外シェーディング補正を施す。本実施の形態では、読み取り動作の開始前に、赤外LED93を点灯させた状態で、赤外センサ59Iによる白基準板56Bの読み取りが行われる。そして、この読み取り結果に基づいて赤外シェーディングデータが事前に取得されている。
赤外シェーディング補正では、入力されてくる赤外検知データI0に対し、対応する赤外センサ59IにおけるフォトトランジスタPTの感度のばらつきや第一LED光源55(この場合は赤外LED93)の光量分布特性に応じた補正を施す。
第1可視シェーディング補正部310は、入力されてくる第1青検知データBA0、第1緑検知データGA0、および第1赤検知データRA0に対し、それぞれ第1可視シェーディングデータを用いて可視シェーディング補正を施す。本実施の形態では、読み取り動作の開始前に、白色LED92を点灯させた状態で、第1青センサ59B、第1緑センサ59G、および第1赤センサ59Rによる白基準板56Bの読み取りが行われる。そして、この読み取り結果に基づいて、それぞれに対応する第1可視シェーディングデータが事前に取得されている。
第1可視シェーディング補正では、入力されてくる第1青検知データBA0、第1緑検知データGA0、および第1赤検知データRA0に対し、対応する第1青センサ59B、第1緑センサ59G、および第1赤センサ59RにおけるフォトトランジスタPTの感度のばらつきやLED光源55(この場合は白色LED92)の光量分布特性に応じた補正を施す。
第2前処理部400は、第2アナログ処理部410および第2A/D変換部420を備える。なお、第2アナログ処理部410には、第2イメージセンサ65を構成する第2青センサ65Bからの第2青検知データBB0、第2緑センサ65Gからの第2緑検知データGB0、および第2赤センサ65Rからの第2赤検知データRB0が、それぞれ独立して入力される。なお、第2イメージセンサ65から入力されてくる第2青検知データBB0、第2緑検知データGB0、および第2赤検知データRB0は、アナログのデータである。
第2アナログ処理部410は、第2青検知データBB0、第2緑検知データGB0、および第2赤検知データRB0それぞれに対してオフセットゲイン調整等のアナログ補正を施す。
第2A/D変換部420は、アナログ補正が施された第2青検知データBB0、第2緑検知データGB0、および第2赤検知データRB0をデジタルデータに変換する。
第2可視シェーディング補正部510は、入力されてくる第2青検知データBB0、第2緑検知データGB0、および第2赤検知データRB0に対し、それぞれ第2可視シェーディングデータを用いて可視シェーディング補正を施す。本実施の形態では、CISユニット60に対向配置されるガイド56Aの上面に図示しない白基準テープが貼付されている。そして、読み取り動作の開始前に、白色LED96を点灯させた状態で、第2青センサ65B、第2緑センサ65G、および第2赤センサ65Rによる白基準テープ(図示せず)の読み取りが行われる。そして、この読み取り結果に基づいて、それぞれに対応する第2可視シェーディングデータが事前に取得されている。
第2可視シェーディング補正では、入力されてくる第2青検知データBB0、第2緑検知データGB0、および第2赤検知データRB0に対し、対応する第2青センサ65B、第2緑センサ65G、および第2赤センサ65RにおけるフォトトランジスタPTの感度のばらつきやLED光源63(この場合は白色LED96)の光量分布特性に応じた補正を施す。
また、図9(c)に示す例では、斜線パターンを使用してビット値の符号化を説明しているが、選択できるパターンは斜線パターンに限られない。例えばドットのON/OFFや、ドットの位置を基準位置からずらす方向により符号化する方法も採用することが可能である。
まず、図1〜図9および図10に示すフローチャートを参照しながら、固定読み取りモードについて詳細に説明する。なお、固定読み取りモードでは、赤外LED93および赤外センサ59Iが第1読み取り手段として機能し、また、白色LED92および第1青センサ59B、第1緑センサ59G、および第1赤センサ59Rが第2読み取り手段として機能する。また、固定読み取りモードでは、フルレートキャリッジ53およびハーフレートキャリッジ54が移動手段として機能する。
次に、第1プラテンガラス52Aに対する原稿のセットが検知される(ステップ102)。具体的には、例えば固定読み取りモードにおいて原稿をセットする際に行われる原稿送り装置10の開閉動作をセンサによって検知する。この検知結果は、読み取りコントローラ81に出力される。
第1プラテンガラス52Aに対する原稿のセットが検知されたのを受けて、読み取りコントローラ81は、スキャンドライバ84に制御信号を出力する。スキャンドライバ84は、かかる制御信号を受けて、フルレートキャリッジ53およびハーフレートキャリッジ54を、図1に実線で示すホームポジションから図1に二点鎖線で示す右端のポジションまで移動させる。次に、読み取りコントローラ81は、LEDドライバ83に制御信号を出力する。LEDドライバ83は、かかる制御信号を受けて、第1LED光源55の赤外LED93を点灯させる。このとき、白色LED92は消灯したままである。そして、読み取りコントローラ81は、イメージセンサドライバ82およびスキャンドライバ84に制御信号を出力する。スキャンドライバ84は、かかる制御信号を受けて、フルレートキャリッジ53およびハーフレートキャリッジ54を、図1において左方向に一定速度で移動させる。このとき、フルレートキャリッジ53とハーフレートキャリッジ54とが、2:1の割合でスキャン方向(この場合は矢印方向と逆の方向)に移動する。他方、イメージセンサドライバ82は、かかる制御信号を受けて、第1イメージセンサ59の赤外センサ59Iによる受光データの取り込みを開始させる。なお、スキャンドライバ84は、第1プラテンガラス52A上の原稿全面の読み取りが完了するポジションで、フルレートキャリッジ53およびハーフレートキャリッジ54を停止させる。また、フルレートキャリッジ53およびハーフレートキャリッジ54が停止されるのに伴い、読み取りコントローラ81は、LEDドライバ83に制御信号を出力して赤外LED93を消灯させ、また、イメージセンサドライバ82に制御信号を出力して赤外センサ59Iによる受光データの取り込みを終了させる。
これを具体的に説明すると、信号処理部71の第1前処理部100に入力された赤外検知データI0は、第1アナログ処理部110によるオフセットゲイン調整や第1A/D変換部120によるA/D変換を経て、赤外後処理部200に出力される。赤外後処理部200に入力された赤外検知データI0は、赤外シェーディング補正部210により赤外シェーディング補正がなされ、赤外データIRとして識別情報解析部220に出力される。そして、識別情報解析部220では、入力される赤外データIRを用いて識別情報の解析を実行する。なお、識別情報解析部220における解析処理の詳細は後述する。
赤外シェーディング補正部210より赤外データIRが入力されてくると(ステップ201)、識別情報解析部220では、まず、入力された赤外データIRを整形する(ステップ202)。この赤外データIRの整形は、例えば傾き補正やノイズ除去等を含んでいる。そして、識別情報解析部220は、整形された赤外データIRからスラッシュ「/」やバックスラッシュ「\」等のビットパターン(斜線パターン)を検出する(ステップ203)。次に、識別情報解析部220は、赤外データIR中にビットパターンがあるか否かを判断する(ステップ204)。
次に、識別情報解析部220は、以上のようにして復元したコード情報から識別情報を取得し(ステップ209)、取得した識別情報を読み取りコントローラ81(図6参照)に出力し(ステップ210)、一連の処理を終了する。
次に、図1〜図9および図12に示すフローチャートを参照しながら、搬送読み取りモードについて詳細に説明する。なお、この説明では、片面にのみ画像が形成された原稿を片面モードで読み取るものとする。また、原稿は、画像形成面を上にして原稿トレイ11にセットされているものとする。さらに、搬送読み取りモードでは、赤外LED93および赤外センサ59Iが第1読み取り手段として機能し、また、白色LED96および第2青センサ65B、第2緑センサ65G、および第2赤センサ65Rが第2読み取り手段として機能する。また、搬送読み取りモードでは、原稿送り装置10が移動手段として機能する。
次に、原稿トレイ11に対する原稿(あるいは原稿束)のセットが検知される(ステップ302)。具体的には、例えば原稿トレイ11上の原稿の有無をセンサによって検知する。この検知結果は、読み取りコントローラ81に出力される。
そして、読み取りコントローラ81は、UIやホストシステムからスキャンの開始指示があったか否かを判断する(ステップ303)。ここで、スキャンの開始指示がない場合は、ステップ303に戻ってスキャンの開始指示を待つ。
そして、読み取りコントローラ81は、識別情報があったか否か、すなわち、識別情報解析部220から識別情報の入力があったか否かを判断する(ステップ306)。ここで、識別情報がなかったと判断した場合は、後述するステップ311に進む。一方、識別情報があったと判断した場合、読み取りコントローラ81は、この識別情報を取得し(ステップ307)、取得した識別情報と上記ステップ301で取得した個人認証情報とを対応付けた確認情報を作成し、この確認情報を、送受信部87を介して出力する(ステップ308)。確認情報は、上述した固定読み取りモードと同様に外部のサーバに送られ、その結果として外部のサーバから複製権情報が返送されてくる。そして、読み取りコントローラ81は、外部のサーバから返送された複製権情報を、送受信部87を介して取得する(ステップ309)。
また、本実施の形態では、読み取り装置50を縮小光学系にて、また、CISユニット60を密着光学系にて構成していたが、これに限られるものではない。すなわち、両者を縮小光学系あるいは密着光学系で構成してもよいし、あるいは、逆の関係としてもよい。
Claims (8)
- 原稿を積載する積載部と、
前記積載部に積載された前記原稿に第1波長領域の光を照射し、当該原稿からの反射光を受光することで、当該原稿に形成される第1画像を読み取る第1読み取り手段と、
前記積載部に積載された前記原稿に前記第1波長領域とは異なる第2波長領域の光を照射し、当該原稿からの反射光を受光することで、当該原稿に形成される第2画像を読み取る第2読み取り手段と、
前記積載部に対する前記原稿の積載を検知する検知手段と、
前記積載部に積載された前記原稿から前記第2画像を読み取るための指示を受け付ける受付手段と、
前記検知手段によって前記積載部に対する前記原稿の積載が検知された後、前記受付手段にて前記指示を受け付けるまでの間に、前記第1読み取り手段による前記第1画像の読み取りを実行させる実行手段と、
前記実行手段により実行された前記第1画像の読み取り結果に基づいて、前記第2読み取り手段により前記第2画像の読み取りを実行させるか否かを判断する判断手段と
を含む画像読み取り装置。 - 前記第1読み取り手段は、前記第1波長領域として赤外領域の光を照射することで、前記第1画像として不可視画像を読み取り、
前記第2読み取り手段は、前記第2波長領域として可視領域の光を照射することで、前記第2画像として可視画像を読み取ること
を特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。 - 前記第1読み取り手段にて読み取られた前記不可視画像に含まれる識別情報を取得する取得手段をさらに含み、
前記判断手段は、前記取得手段にて取得された前記識別情報に基づいて判断を行うことを特徴とする請求項2記載の画像読み取り装置。 - 前記積載部に積載される前記原稿に対し前記第1読み取り手段および前記第2読み取り手段を移動させる移動手段をさらに含み、
前記移動手段は、前記第1読み取り手段により前記原稿から前記第1画像を読み取る場合と、前記第2読み取り手段により当該原稿から前記第2画像を読み取る場合とで、当該原稿に対する移動方向を反転させることを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。 - 前記積載部に対して開閉可能に設けられ、当該積載部に積載された前記原稿を当該積載部との間に挟む開閉部材をさらに含み、
前記検知手段は、前記積載部に対する前記開閉部材の閉動作を、当該積載部に対する前記原稿の積載として検知することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。 - 読み取り対象となる原稿の積載を検知するステップと、
前記原稿の積載を検知した後、当該原稿に対する読み取り指示を受け付けるまでの間に、当該原稿に赤外光を照射し、当該原稿からの反射光を受光することで、当該原稿に形成される不可視画像を読み取るステップと、
前記不可視画像の読み取り結果から、当該不可視画像に含まれる識別情報を取得するステップと、
取得された前記識別情報に基づき、前記原稿に形成される可視画像の読み取りが許可されているか否かを判断するステップと、
前記判断するステップにおいて前記可視画像の読み取りが許可されていると判断した場合に、前記原稿に可視光を照射し、当該原稿からの反射光を受光することで、当該原稿に形成される可視画像を読み取るステップと
を含む画像読み取り方法。 - 前記判断するステップにおいて前記可視画像の読み取りが許可されていないと判断した場合に、当該可視画像の読み取りを禁止するステップと
をさらに含むことを特徴とする請求項6記載の画像読み取り方法。 - 前記不可視画像を読み取るステップと、前記可視画像を読み取るステップとで、積載された前記原稿に対する読み取り方向を反転させることを特徴とする請求項6記載の画像読み取り方法。
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