JP4645506B2 - 複合機、情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
例えば特許文献1には、複合機の操作パネルの電話帳キーやスタートキーなどに指紋センサを配置し、入力された指紋に基づきユーザを特定し、そのユーザ専用の設定に従って動作する構成が開示されている。
そしてさらに、本発明の複合機は、生体情報送信手段を備えており、この生体情報送信手段が、生体情報入力手段により入力された生体情報を外部装置へ送信するための送信処理を行う。
そこで、請求項1に記載の複合機は、更に、送信命令入力手段を備えている。この送信命令入力手段は、動作モードへ移行した状態において、生体情報の送信命令を使用者から入力(例えば、キーの押下、タッチパネル操作、音声入力)するためのものである。そして、本複合機において、生体情報送信手段は、送信命令入力手段により送信命令が入力された場合に、生体情報入力手段により入力された生体情報を外部装置へ送信する。なお、外部装置へ送信する生体情報は、送信命令が入力される前に生体情報入力手段により入力されたものであってもよく、また、送信命令が入力された後に生体情報入力手段により入力されたものであってもよい。
また、請求項1に記載の複合機は、選択命令入力手段を備えている。この選択命令入力手段は、外部装置と連携して実行する連携処理の選択命令及び外部装置とは無関係に実行する非連携処理の選択命令を使用者から入力(例えば、キーの押下、タッチパネル操作、音声入力)するためのものである。そして、本複合機において、生体情報送信手段は、選択命令入力手段により連携処理の選択命令が入力された場合に、生体情報入力手段により入力された生体情報を外部装置へ送信する。
このため、本複合機によれば、外部装置と連携して実行する連携処理を行う場合にのみ、生体情報を外部装置へ送信するといったことが可能となる。
なお、請求項1に記載の複合機の構成のうち上記の構成は、請求項2に記載の複合機にも共通する。
さらに、請求項1に記載の複合機は、登録命令入力手段と、記憶処理手段と、無効報知手段とを備えている。ここで、登録命令入力手段は、送信処理を禁止するか否かの情報及び連携処理の一部又は全部を禁止するか否かの情報が少なくとも含まれた設定用情報の登録命令を入力(例えば、キーの押下、タッチパネル操作、音声入力)するためのものである。また、記憶処理手段は、登録命令入力手段により設定用情報の登録命令が入力された場合に、その設定用情報を生体情報記憶手段に記憶させる。そして、無効報知手段は、登録命令入力手段により入力された設定用情報が送信処理を禁止しかつ連携処理の一部又は全部を許可する内容の場合に、その入力内容が無効である旨を使用者に報知するための処理を行う。
この構成によれば、送信処理を禁止しかつ連携処理の一部又は全部を許可する内容の設定用情報が登録されないようにすることが可能となる。
一方、請求項2に記載の複合機は、生体情報記憶手段及び生体情報送信手段が次のように構成されている。すなわち、生体情報記憶手段は、連携処理を実行する場合に外部装置において使用させるべきアプリケーションについての情報であるアプリケーション情報を、設定用情報とともに生体情報と対応させて記憶可能である。そして、生体情報送信手段は、選択命令入力手段により連携処理の選択命令が入力された場合に、生体情報入力手段により入力された生体情報とともに、その生体情報と対応させて生体情報記憶手段に記憶されているアプリケーション情報を外部装置へ送信する。
この構成によれば、使用者に応じたアプリケーション情報を外部装置へ送信することが可能となる。
また、請求項3に記載の複合機は、上記請求項1又は2に記載の複合機の構成に加え、更に、送信禁止手段を備えている。この送信禁止手段は、送信処理を禁止するか否かの設定を含む設定条件において送信処理を禁止する設定がなされている場合に、生体情報送信手段による送信処理を禁止する。
また、請求項6に記載の複合機は、上記請求項1〜5のいずれかに記載の複合機の構成に加え、待機命令入力手段と、待機命令送信手段とを備えている。ここで、待機命令入力手段は、外部装置を動作状態から待機状態へ移行させる待機命令を使用者から入力(例えば、キーの押下、タッチパネル操作、音声入力)するためのものである。そして、待機命令送信手段は、待機命令入力手段により待機命令が入力された場合に、外部装置を待機状態へ移行させるための情報を外部装置へ送信する。
また、請求項8に記載の情報処理装置は、設定条件に従い処理を実行する情報処理装置であって、使用者の生体情報を入力するための生体情報入力手段と、設定条件として設定するための設定用情報を生体情報と対応させて記憶する生体情報記憶手段と、生体情報入力手段により生体情報が入力された場合に、その入力された生体情報と対応させて生体情報記憶手段に記憶されている設定用情報を設定条件として設定する条件設定手段と、生体情報入力手段により入力された生体情報を外部装置へ送信するための送信処理を行う生体情報送信手段と、外部装置と連携して実行する連携処理の選択命令及び外部装置とは無関係に実行する非連携処理の選択命令を使用者から入力するための選択命令入力手段と、を備え、生体情報記憶手段は、連携処理を実行する場合に外部装置において使用させるべきアプリケーションについての情報であるアプリケーション情報を、設定用情報とともに生体情報と対応させて記憶可能であり、生体情報送信手段は、選択命令入力手段により連携処理の選択命令が入力された場合に、生体情報入力手段により入力された生体情報とともに、その生体情報と対応させて生体情報記憶手段に記憶されているアプリケーション情報を外部装置へ送信することを特徴とする。この構成によれば、使用者に応じたアプリケーション情報を外部装置へ送信することが可能となる。
次に、請求項9に記載のプログラムは、設定条件に従い処理を実行する情報処理装置であって、使用者の生体情報を入力するための生体情報入力手段と、設定条件として設定するための設定用情報を生体情報と対応させて記憶する生体情報記憶手段と、外部装置と連携して実行する連携処理の選択命令及び外部装置とは無関係に実行する非連携処理の選択命令を使用者から入力するための選択命令入力手段と、送信処理を禁止するか否かの情報及び連携処理の一部又は全部を禁止するか否かの情報が少なくとも含まれた設定用情報の登録命令を入力するための登録命令入力手段と、を備えた情報処理装置に搭載されるコンピュータを、生体情報入力手段により生体情報が入力された場合に、その入力された生体情報と対応させて生体情報記憶手段に記憶されている設定用情報を設定条件として設定する条件設定手段と、生体情報入力手段により入力された生体情報を外部装置へ送信するための送信処理を行う生体情報送信手段と、登録命令入力手段により設定用情報の登録命令が入力された場合に、その設定用情報を生体情報記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、登録命令入力手段により入力された設定用情報が送信処理を禁止しかつ連携処理の一部又は全部を許可する内容の場合に、その入力内容が無効である旨を使用者に報知するための処理を行う無効報知手段として機能させ、生体情報送信手段は、選択命令入力手段により連携処理の選択命令が入力された場合に、生体情報入力手段により入力された生体情報を外部装置へ送信することを特徴とする。このプログラムによれば、上記請求項7に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させることができ、これにより上述した効果を得ることができる。
また、請求項10に記載のプログラムは、設定条件に従い処理を実行する情報処理装置であって、使用者の生体情報を入力するための生体情報入力手段と、設定条件として設定するための設定用情報を生体情報と対応させて記憶する生体情報記憶手段と、外部装置と連携して実行する連携処理の選択命令及び外部装置とは無関係に実行する非連携処理の選択命令を使用者から入力するための選択命令入力手段と、を備えた情報処理装置に搭載されるコンピュータを、生体情報入力手段により生体情報が入力された場合に、その入力された生体情報と対応させて生体情報記憶手段に記憶されている設定用情報を設定条件として設定する条件設定手段と、生体情報入力手段により入力された生体情報を外部装置へ送信するための送信処理を行う生体情報送信手段として機能させ、生体情報記憶手段は、連携処理を実行する場合に外部装置において使用させるべきアプリケーションについての情報であるアプリケーション情報を、設定用情報とともに生体情報と対応させて記憶可能であり、生体情報送信手段は、選択命令入力手段により連携処理の選択命令が入力された場合に、生体情報入力手段により入力された生体情報とともに、その生体情報と対応させて生体情報記憶手段に記憶されているアプリケーション情報を外部装置へ送信することを特徴とする。このプログラムによれば、上記請求項8に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させることができ、これにより上述した効果を得ることができる。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の通信システムの概略構成を表すブロック図である。
複合機10は、FAX機能、コピー機能、デジカメプリント機能、PCスキャナ機能、PCFAX機能、及び、PCプリント機能を有した多機能装置である。
デジカメプリント機能とは、デジタルスチルカメラ等で撮影した画像を表す画像データが記憶された可搬型記憶媒体としてのメモリカードから、パーソナルコンピュータ70等の情報処理装置を介さずに直接画像データを読み取って印刷する機能である。
PCFAX機能とは、パーソナルコンピュータ70から受信した画像データを公衆電話回線網を介して送信する機能、及び、公衆電話回線網を介して受信した画像データをパーソナルコンピュータ70へ送信する機能である。
以上のように、FAX機能、コピー機能、及び、デジカメプリント機能は、複合機10が単独で(パーソナルコンピュータ70とは無関係に)実行可能な機能である。これに対し、PCスキャナ機能、PCFAX機能、及び、PCプリント機能は、複合機10がパーソナルコンピュータ70と連携して実行する機能である。
こうした機能を実現するため、複合機10は、CPU20、ROM30、RAM40、入出力インタフェース(I/O)50、操作部60、指紋読取部51、表示部52、画像読取部53、印刷部54、カードインタフェース(I/F)55、回線制御部56、及び、USB通信部57を備えている。
画像読取部(スキャナ)53は、CCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサによって原稿の画像を読み取り、その画像を表す画像データを生成する。
カードインタフェース55は、メモリカードを直接挿入可能なカードスロットを有しており、カードスロットに挿入されている状態のメモリカードから、そのメモリカードに記憶されている画像データを読み取る。
USB通信部57は、USBケーブル90を介した通信処理を行うためのものである。
ROM30には、指紋読取部51により読み取られた指紋からその特徴点を抽出するアルゴリズムである指紋特徴抽出アルゴリズム31と、指紋の特徴点を対比することにより指紋の照合を行うアルゴリズムである特徴点照合アルゴリズム32とが記憶されている。ここで、指紋特徴抽出アルゴリズム31としては、例えば、指紋模様の中心である中心点、指紋の凸部模様の枝分かれである分岐点、指紋の凸部模様の行き止まりである端点、三方向からの集まりである三角州、等の指紋の模様の特徴を表す場所を特徴点として抽出する手順が挙げられる。また、特徴点照合アルゴリズム32としては、例えば、照合の対象となる指紋データと登録されている指紋データのそれぞれ特徴点のデータを、特徴点の種類、特徴点の向き、特徴点の中心点からの座標等を対比し、その結果所定の判定レベルを上回る場合は両者が一致していると判断する手順が挙げられる。さらに、ROM30には、後述する各種処理(図3〜図6)をCPU20に実行させるためのプログラム33が記憶されている。
表示部76は、各種情報を表示画面(本実施形態では液晶ディスプレイ)に表示する。
まず、複合機10のCPU20が実行する指紋登録処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、本指紋登録処理は、複合機10の操作部60において所定の指紋登録開始操作(本実施形態では、本通信システムの管理者によるパスワードや指紋等の入力)が行われた場合、即ち管理者モードにおいて開始される。
一方また、S101で、指紋が入力されたと判定した場合には、S103へ移行し、指紋データ格納メモリ41に格納されている指紋データ(指紋読取部51で読み取られた指紋を表す指紋データ)を取り出す処理を行う。
続いて、S106では、入力された指紋に対応するユーザの情報として、パーソナルコンピュータ70でログオンするために用いるユーザID及びパスワードの入力を行わせる。具体的には、これらの情報を入力させるためのメッセージを表示部52に表示させ、操作部60の標準キー群61による入力をユーザに促す。
一方、S201で、待機中であると判定した場合には、S203へ移行し、パーソナルコンピュータ70をログオフさせるためのログオフ操作が操作部60において行われたか否かを判定する。具体的には、操作部60のログオフキー69が押下されたか否かを判定する。
一方、S205で、指紋が入力されたと判定した場合には、S206へ移行し、指紋データ格納メモリ41に格納されている指紋データ(指紋読取部51で読み取られた指紋を表す指紋データ)を取り出す処理を行う。
そして、S210で、特徴点が一致していないと判定した場合には、S211へ移行し、ユーザ情報格納テーブル43に次のデータ(未照合のデータ)が存在するか否かを判定する。
一方、S211で、次のデータが存在しないと判定した場合(つまり、ユーザが認証されなかった場合)には、S224に移行し、ユーザが認証されなかった旨のメッセージを表示部52に表示させ、S201へ戻る。尚、メッセージと共に、所定のブザー音を鳴らすように構成してもよい。
一方、S213で、指紋送信機能が許可されていないと判定した場合には、そのままS216へ移行する。
一方、S217で、ログアウト操作が行われていないと判定した場合には、S218へ移行し、ユーザ認証時(S210:YES)に計時を開始したタイムアウト時間が一定時間(例えば10分間)に達したか否かを判定する。
一方また、S216で、機能実行操作(モードキー62〜67の押下)が行われたと判定した場合には、S221へ移行し、押下されたモードキー62〜67に対応する機能が許可されているか否かを判定する。具体的には、認証されたユーザに対応させてユーザ情報格納テーブル43に記憶されている情報に基づき判定する。
S302では、現在実行中の動作モードの処理を継続しつつ、割り込み処理による各種情報入力(操作部60からの入力や、指紋読取部51からの入力等)の受け付けや、情報処理を行う。例えば、コピー機能を実行する動作モードにおいては、そのコピー機能に関する処理として読み取り処理や印字処理が開始されていれば、それらの処理を行いつつ、上記のような割り込み処理を行う。また、この時、表示部52においては、実行中であった動作モードに関する表示を一旦開放、あるいは縮小し、緊急キー68が操作されたこと、及び指紋入力を受け付けることを示す表示を行う。
そして、S303で、指紋が入力されていないと判定した場合には、S304へ移行し、指紋入力待ちの状態をキャンセルして動作モードの処理を再開するための所定のキャンセル操作が操作部60において行われたか否かを判定する。
一方、S304で、キャンセル操作が行われたと判定した場合には、S314へ移行する。
そして、S309で、特徴点が一致していないと判定した場合には、S310へ移行し、上述したS211と同様、ユーザ情報格納テーブル43に次のデータ(未照合のデータ)が存在するか否かを判定する。
一方、S310で、次のデータが存在しないと判定した場合(つまり、ユーザが認証されなかった場合)には、S315に移行し、ユーザが認証されかった旨のメッセージを表示部52に表示させ、S314へ移行する。尚、メッセージと共に、所定のブザー音を鳴らすように構成してもよい。
S314では、S302で開始した割り込み処理を終了し、通常どおりに動作モードの処理を行う。また、表示部52において開放、あるいは縮小されていた実行中の動作モードに関わる表示を元に戻す。その後、S301へ戻る。
続いて、S404では、上述したS314と同様、S402で開始した割り込み処理を終了し、通常どおりに動作モードの処理を行う。その後、S401へ戻る。
そして、S501で、データを受信したと判定した場合には、S502へ移行し、受信したデータが指紋照合データを含むものであるか否かを判定する。
一方、S501でデータを受信していないと判定した場合は、S503へ移行し、その他の処理(本発明とは特に関係のない通常の処理)を行い、その後、S501へ戻る。また、受信したデータがS502で指紋照合データを含むものでないと判定した場合には、S508へ移行し、その他の受信処理を行い、同様にS501へ戻る。
続いて、S506で、指示待ち状態(操作待ち状態)となった後、本ログオフ処理を終了する。
また、S213の処理及び緊急キー判定処理(図5)におけるS311の処理を実行するCPU20が、本発明の送信禁止手段に相当し、S214の処理及びS312の処理を実行するCPU20が、本発明の生体情報送信手段に相当し、S215の処理及びS313の処理を実行するCPU20が、本発明の送信報知手段に相当する。
次に、第2実施形態の通信システムについて説明する。
図9は、第2実施形態の通信システムの概略構成を表すブロック図である。
次に、第3実施形態の通信システムについて説明する。
第3実施形態の通信システムは、基本的な構成は第2実施形態の通信システムと同じであるが、パーソナルコンピュータ70と連携して実行する機能が選択された場合にのみパーソナルコンピュータ70をログオンさせるようにしている点が異なる。具体的には、複合機10のCPU20が、第2実施形態で説明した指紋送信処理(図11)に替えて、図12のフローチャートに示す指紋送信処理を実行する。
一方、S820で、パーソナルコンピュータ70と連携して実行する機能でないと判定した場合には、そのままS823へ移行する。
次に、第4実施形態の通信システムについて説明する。
第4実施形態の通信システムは、基本的な構成は第3実施形態の通信システムと同じであるが、複合機10がパーソナルコンピュータ70と連携して実行する機能を行う場合にパーソナルコンピュータ70で使用されるアプリケーション83を指定できるようにしている点が異なる。
また、パーソナルコンピュータ70のCPU71は、第1実施形態で説明したログオフ処理(図7)に替えて、図14のフローチャートに示すログオフ処理を実行する。なお、このログオフ処理におけるS901〜905,S908〜S910の各処理は、第1実施形態のログオフ処理におけるS501〜S508の各処理と同一であるため、これら各処理の内容については説明を省略する。
S906では、複合機10から受信したデータにアプリケーション83の識別名が含まれているか否かを判定する。
以上説明した第4実施形態の通信システムによっても、第1実施形態の通信システムと同様の効果を得ることができる。特に、第4実施形態の通信システムでは、ユーザが所望のアプリケーション83をパーソナルコンピュータ70に自動的に起動させて使用するといったことが可能となる。
例えば、上記各実施形態の通信システムでは、複合機10において緊急キー68が押下された場合に、再度指紋を入力させてその入力された指紋をパーソナルコンピュータ70へ送信するようにしているが、既に入力された指紋を送信するようにしてもよい。
Claims (10)
- 設定条件に従い処理を実行する複数の機能を有した複合機であって、
使用者の生体情報を入力するための生体情報入力手段と、
前記設定条件として設定するための設定用情報を生体情報と対応させて記憶する生体情報記憶手段と、
前記生体情報入力手段により生体情報が入力された場合に、その入力された生体情報と対応させて前記生体情報記憶手段に記憶されている設定用情報を前記設定条件として設定することで、前記複数の機能のうち前記設定条件で許可されている機能を実行する動作モードへ移行可能とする条件設定手段と、
前記生体情報入力手段により入力された生体情報を外部装置へ送信するための送信処理を行う生体情報送信手段と、
前記動作モードへ移行した状態において、生体情報の送信命令を使用者から入力するための送信命令入力手段と、
を備え、
前記生体情報送信手段は、前記送信命令入力手段により前記送信命令が入力された場合に、前記生体情報入力手段により入力された生体情報を前記外部装置へ送信し、
前記外部装置と連携して実行する連携処理の選択命令及び前記外部装置とは無関係に実行する非連携処理の選択命令を使用者から入力するための選択命令入力手段と、
前記送信処理を禁止するか否かの情報及び前記連携処理の一部又は全部を禁止するか否かの情報が少なくとも含まれた設定用情報の登録命令を入力するための登録命令入力手段と、
前記登録命令入力手段により設定用情報の登録命令が入力された場合に、その設定用情報を前記生体情報記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、
前記登録命令入力手段により入力された設定用情報が前記送信処理を禁止しかつ前記連携処理の一部又は全部を許可する内容の場合に、その入力内容が無効である旨を使用者に報知するための処理を行う無効報知手段と、
を更に備え、
前記生体情報送信手段は、前記選択命令入力手段により前記連携処理の選択命令が入力された場合に、前記生体情報入力手段により入力された生体情報を前記外部装置へ送信すること
を特徴とする複合機。 - 設定条件に従い処理を実行する複数の機能を有した複合機であって、
使用者の生体情報を入力するための生体情報入力手段と、
前記設定条件として設定するための設定用情報を生体情報と対応させて記憶する生体情報記憶手段と、
前記生体情報入力手段により生体情報が入力された場合に、その入力された生体情報と対応させて前記生体情報記憶手段に記憶されている設定用情報を前記設定条件として設定することで、前記複数の機能のうち前記設定条件で許可されている機能を実行する動作モードへ移行可能とする条件設定手段と、
前記生体情報入力手段により入力された生体情報を外部装置へ送信するための送信処理を行う生体情報送信手段と、
前記動作モードへ移行した状態において、生体情報の送信命令を使用者から入力するための送信命令入力手段と、
を備え、
前記生体情報送信手段は、前記送信命令入力手段により前記送信命令が入力された場合に、前記生体情報入力手段により入力された生体情報を前記外部装置へ送信し、
前記外部装置と連携して実行する連携処理の選択命令及び前記外部装置とは無関係に実行する非連携処理の選択命令を使用者から入力するための選択命令入力手段を更に備え、
前記生体情報記憶手段は、前記連携処理を実行する場合に前記外部装置において使用させるべきアプリケーションについての情報であるアプリケーション情報を、前記設定用情報とともに生体情報と対応させて記憶可能であり、
前記生体情報送信手段は、前記選択命令入力手段により前記連携処理の選択命令が入力された場合に、前記生体情報入力手段により入力された生体情報とともに、その生体情報と対応させて前記生体情報記憶手段に記憶されている前記アプリケーション情報を前記外部装置へ送信すること
を特徴とする複合機。 - 前記設定条件として前記送信処理を禁止するか否かの設定を含み、禁止する設定がなされている場合に、前記生体情報送信手段による前記送信処理を禁止する送信禁止手段を備えたこと
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の複合機。 - 前記連携処理には、画像を読み取りその画像データを前記外部装置へ送信するための処理、前記外部装置から受信した画像データを印刷するための処理、前記外部装置から受信した画像データを通信回線を介して送信するための処理、及び、通信回線を介して受信した画像データを前記外部装置へ送信するための処理のうちの少なくとも1つが含まれること
を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の複合機。 - 前記生体情報送信手段により前記送信処理が行われた場合に、その旨を使用者に報知するための処理を行う送信報知手段を備えたこと
を特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の複合機。 - 前記外部装置を動作状態から待機状態へ移行させる待機命令を使用者から入力するための待機命令入力手段と、
前記待機命令入力手段により前記待機命令が入力された場合に、前記外部装置を前記待機状態へ移行させるための情報を前記外部装置へ送信する待機命令送信手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の複合機。 - 設定条件に従い処理を実行する情報処理装置であって、
使用者の生体情報を入力するための生体情報入力手段と、
前記設定条件として設定するための設定用情報を生体情報と対応させて記憶する生体情報記憶手段と、
前記生体情報入力手段により生体情報が入力された場合に、その入力された生体情報と対応させて前記生体情報記憶手段に記憶されている設定用情報を前記設定条件として設定する条件設定手段と、
前記生体情報入力手段により入力された生体情報を外部装置へ送信するための送信処理を行う生体情報送信手段と、
前記外部装置と連携して実行する連携処理の選択命令及び前記外部装置とは無関係に実行する非連携処理の選択命令を使用者から入力するための選択命令入力手段と、
前記送信処理を禁止するか否かの情報及び前記連携処理の一部又は全部を禁止するか否かの情報が少なくとも含まれた設定用情報の登録命令を入力するための登録命令入力手段と、
前記登録命令入力手段により設定用情報の登録命令が入力された場合に、その設定用情報を前記生体情報記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、
前記登録命令入力手段により入力された設定用情報が前記送信処理を禁止しかつ前記連携処理の一部又は全部を許可する内容の場合に、その入力内容が無効である旨を使用者に報知するための処理を行う無効報知手段と、
を備え、
前記生体情報送信手段は、前記選択命令入力手段により前記連携処理の選択命令が入力された場合に、前記生体情報入力手段により入力された生体情報を前記外部装置へ送信すること
を特徴とする情報処理装置。 - 設定条件に従い処理を実行する情報処理装置であって、
使用者の生体情報を入力するための生体情報入力手段と、
前記設定条件として設定するための設定用情報を生体情報と対応させて記憶する生体情報記憶手段と、
前記生体情報入力手段により生体情報が入力された場合に、その入力された生体情報と対応させて前記生体情報記憶手段に記憶されている設定用情報を前記設定条件として設定する条件設定手段と、
前記生体情報入力手段により入力された生体情報を外部装置へ送信するための送信処理を行う生体情報送信手段と、
前記外部装置と連携して実行する連携処理の選択命令及び前記外部装置とは無関係に実行する非連携処理の選択命令を使用者から入力するための選択命令入力手段と、
を備え、
前記生体情報記憶手段は、前記連携処理を実行する場合に前記外部装置において使用させるべきアプリケーションについての情報であるアプリケーション情報を、前記設定用情報とともに生体情報と対応させて記憶可能であり、
前記生体情報送信手段は、前記選択命令入力手段により前記連携処理の選択命令が入力された場合に、前記生体情報入力手段により入力された生体情報とともに、その生体情報と対応させて前記生体情報記憶手段に記憶されている前記アプリケーション情報を前記外部装置へ送信すること
を特徴とする情報処理装置。 - 設定条件に従い処理を実行する情報処理装置であって、
使用者の生体情報を入力するための生体情報入力手段と、
前記設定条件として設定するための設定用情報を生体情報と対応させて記憶する生体情報記憶手段と、
前記外部装置と連携して実行する連携処理の選択命令及び前記外部装置とは無関係に実行する非連携処理の選択命令を使用者から入力するための選択命令入力手段と、
前記送信処理を禁止するか否かの情報及び前記連携処理の一部又は全部を禁止するか否かの情報が少なくとも含まれた設定用情報の登録命令を入力するための登録命令入力手段と、
を備えた情報処理装置に搭載されるコンピュータを、
前記生体情報入力手段により生体情報が入力された場合に、その入力された生体情報と対応させて前記生体情報記憶手段に記憶されている設定用情報を前記設定条件として設定する条件設定手段と、
前記生体情報入力手段により入力された生体情報を外部装置へ送信するための送信処理を行う生体情報送信手段と、
前記登録命令入力手段により設定用情報の登録命令が入力された場合に、その設定用情報を前記生体情報記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、
前記登録命令入力手段により入力された設定用情報が前記送信処理を禁止しかつ前記連携処理の一部又は全部を許可する内容の場合に、その入力内容が無効である旨を使用者に報知するための処理を行う無効報知手段として機能させ、
前記生体情報送信手段は、前記選択命令入力手段により前記連携処理の選択命令が入力された場合に、前記生体情報入力手段により入力された生体情報を前記外部装置へ送信すること
を特徴とするプログラム。 - 設定条件に従い処理を実行する情報処理装置であって、
使用者の生体情報を入力するための生体情報入力手段と、
前記設定条件として設定するための設定用情報を生体情報と対応させて記憶する生体情報記憶手段と、
前記外部装置と連携して実行する連携処理の選択命令及び前記外部装置とは無関係に実行する非連携処理の選択命令を使用者から入力するための選択命令入力手段と、
を備えた情報処理装置に搭載されるコンピュータを、
前記生体情報入力手段により生体情報が入力された場合に、その入力された生体情報と対応させて前記生体情報記憶手段に記憶されている設定用情報を前記設定条件として設定する条件設定手段と、
前記生体情報入力手段により入力された生体情報を外部装置へ送信するための送信処理を行う生体情報送信手段として機能させ、
前記生体情報記憶手段は、前記連携処理を実行する場合に前記外部装置において使用させるべきアプリケーションについての情報であるアプリケーション情報を、前記設定用情報とともに生体情報と対応させて記憶可能であり、
前記生体情報送信手段は、前記選択命令入力手段により前記連携処理の選択命令が入力された場合に、前記生体情報入力手段により入力された生体情報とともに、その生体情報と対応させて前記生体情報記憶手段に記憶されている前記アプリケーション情報を前記外部装置へ送信すること
を特徴とするプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006098058A JP4645506B2 (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 複合機、情報処理装置及びプログラム |
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