JP2003233279A - 画像入出力装置、画像入出力方法、ネットワーク網、コンピュータプログラムおよびコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

画像入出力装置、画像入出力方法、ネットワーク網、コンピュータプログラムおよびコンピュータ読取可能な記憶媒体

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JP2003233279A
JP2003233279A JP2002034581A JP2002034581A JP2003233279A JP 2003233279 A JP2003233279 A JP 2003233279A JP 2002034581 A JP2002034581 A JP 2002034581A JP 2002034581 A JP2002034581 A JP 2002034581A JP 2003233279 A JP2003233279 A JP 2003233279A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の画像処理の命令を実行できるユーザを
限定することが可能な画像入出力装置を提供する。 【解決手段】 画像データを入力する。入力された画像
データに対する所定の画像処理を命令するユーザの身体
的特徴を入力する(ステップS802)。入力された身
体的特徴を記憶する。記憶された身体的特徴と、登録さ
れた身体的特徴とを照合する(ステップS805)。照
合の結果に応じて、命令された所定の画像処理を行う
(ステップS808)。所定の画像処理が行われた画像
データを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像入出力装置、画
像入出力方法、ネットワーク網、コンピュータプログラ
ムおよびコンピュータ読取可能な記憶媒体に関し、特
に、原稿画像をデジタル画像信号として入力し、画像処
理を行って出力する画像入出力装置、画像入出力方法、
ネットワーク網、コンピュータプログラムおよびコンピ
ュータ読取可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像の入出力を行うシステム
として、図18に示すような、コピー機能、プリンタ機
能およびファクシミリ機能等を有する複合画像処理を実
行することが可能な画像入出力処理装置(マルチファン
クションデジタル複写機)1800が知られている。こ
れは、紙などに記録されている原稿画像を読取るスキャ
ナ1820、読取った画像、またはホストコンピュータ
から送られてくる画像を紙などのメディアに出力するプ
リンタ1830、原稿画像を遠隔地のファックス送受信
機へ送信したり、受信するファクシミリ1840、これ
らのスキャナ1820、プリンタ1830およびファク
シミリ1840の動作を制御したり、あるいは種々の画
像処理を施すデバイスコントローラ1850、機器の操
作をユーザに提供する操作部1810、画像データや処
理プログラムを一時的あるいは恒久的に記憶するメモリ
1860およびハードディスク1870などから構成さ
れる。
【0003】このようなマルチファンクションデジタル
複写機1800は単に、原稿画像の入出力、画像送受信
を行うだけでなく、原稿画像に種々の画像処理を施して
複写、送信することもできる。例えば、原稿の白黒を反
転させるネガポジ反転処理、原稿の一部のみを複写する
トリミング処理、原稿を任意の倍率で拡大/縮小を行う
ズーム機能、複数の原稿を縮小して一枚の出力用紙上に
合成する縮小レイアウト処理、カラー原稿の印刷の場合
には、色味の補正を行うカラーバランス調整、濃度調整
などといった多種多様な処理を行うことが可能である。
また、原稿の複写以外に、スキャナ1820で読み込ん
だ画像データをLAN(ネットワーク)1880経由で
ホストコンピュータに転送したり、逆にホストコンピュ
ータ上でワープロなどにより作成された文書をプリンタ
1830でプリント出力させたりすることもできる。
【0004】このように、マルチファンクションデジタ
ル複写機1800は、実行可能な処理機能が多岐に渡る
と同時に、その再現性の向上から、紙幣などの偽造行為
を防ぐための技術が必要とされている。その技術の1つ
として、色空間での特定原稿データを予め登録し、入力
された原稿の画像データの分布が、色空間上で特定原稿
データの分布とほぼ同一になるか否かを判定し、特定原
稿を判別する技術などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、入力原稿の面積が大きく、かつ特定原
稿の色味に似た部分が散在している場合、その入力原稿
を誤って特定原稿と判定してしまう場合がある。そし
て、この誤判定をなくすために、判定を緩やかにしてし
まえば、逆に特定原稿を認識できなくなり、結果として
紙幣などの偽造行為を許してしまうという問題があっ
た。
【0006】また、従来のマルチファンクションデジタ
ル複写機では、一般にモノカラーよりもフルカラー出力
の方がランニングコストが高くなる傾向にある。そのた
め、自由にフルカラー出力が行われると不必要にコスト
がかかってしまうという問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、特定の画像処理の
命令を実行できるユーザを限定することが可能な画像入
出力装置、画像入出力方法、ネットワーク網、コンピュ
ータプログラムおよびコンピュータ読取可能な記憶媒体
を提供することにある。
【0008】また、本発明の別の目的は、ユーザにとっ
て利便性の高い指紋の登録・認証を行うことができる画
像入出力装置、画像入出力方法、ネットワーク網、コン
ピュータプログラムおよびコンピュータ読取可能な記憶
媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、画像データの入力
または出力を行う画像入出力装置において、ユーザによ
り命令された画像処理の実行の可否を判断するための前
記ユーザの身体的特徴を予め登録した登録手段と、画像
データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段に
入力された画像データに対する所定の画像処理を命令す
る操作手段と、前記操作手段を操作するユーザの身体的
特徴を入力する身体的特徴入力手段と、前記身体的特徴
入力手段に入力された身体的特徴を記憶する身体的特徴
記憶手段と、前記身体的特徴記憶手段に記憶された身体
的特徴と、前記登録手段に登録された身体的特徴とを照
合する照合手段と、前記照合手段による照合の結果に応
じて、前記操作手段により命令された所定の画像処理を
行う処理手段と、前記処理手段により前記画像処理が行
われた画像データを出力する画像出力手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の画像入出力装置において、前記画像入力手段
は、原稿を光学的にスキャンして画像データを得るイメ
ージスキャナであることを特徴とする。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の画像入出力装置において、前記画像入力手段
は、ページ記述言語で記述された画像データを得る画像
コントローラまたはイメージサーバーであることを特徴
とする。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の画像入出力装置において、前記所定の画像処理
は、色処理、解像度変換またはMTF補正であることを
特徴とする。
【0013】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の画像入出力装置において、前記画像入力手段
は、前記画像データをネットワークを介して送信するこ
とを特徴とする。
【0014】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の画像入出力装置において、前記ネットワーク
は、LAN、インターネット、電話回線および無線のい
ずれかであることを特徴とする。
【0015】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
に記載の画像入出力装置において、前記画像出力手段
は、前記所定の画像処理が行われた画像データをネット
ワークを介して送信することを特徴とする。
【0016】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載の画像入出力装置において、前記ネットワーク
は、LAN、インターネット、電話回線および無線のい
ずれかであることを特徴とする。
【0017】また、請求項9に記載の発明は、請求項1
に記載の画像入出力装置において、前記身体的特徴は、
指紋の模様であることを特徴とする。
【0018】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記身体的特徴
は、眼底の毛細血管であることを特徴とする。
【0019】また、請求項11に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記身体的特徴
は、黒目の中の模様であることを特徴とする。
【0020】また、請求項12に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記身体的特徴
は、顔の形であることを特徴とする。
【0021】また、請求項13に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記身体的特徴
は、音声の特徴であることを特徴とする。
【0022】また、請求項14に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記身体的特徴
は、手の大きさおよび/または形状であることを特徴と
する。
【0023】また、請求項15に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記身体的特徴
は、文字の書き方および/または筆圧であることを特徴
とする。
【0024】また、請求項16に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、1つの電源により
動作することを特徴とする。
【0025】また、請求項17に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記登録手段、前
記身体的特徴入力手段、身体的特徴記憶手段および前記
照合手段は、前記画像入力手段、前記操作手段、前記処
理手段および前記画像出力手段を動作させる第1の電源
と異なる第2の電源により動作することを特徴とする。
【0026】また、請求項18に記載の発明は、請求項
17に記載の画像入出力装置において、前記身体的特徴
記憶手段は前記第1の電源の内部に設けられており、該
第1の電源を操作するユーザの身体的特徴を読取ること
を特徴とする。
【0027】また、請求項19に記載の発明は、請求項
18に記載の画像入出力装置において、前記処理手段
は、前記照合手段により照合が認められた場合に、前記
第1の電源をONにすることを特徴とする。
【0028】また、請求項20に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記身体的特徴記
憶手段は、ネットワークを介して接続された外部記憶装
置であることを特徴とする。
【0029】また、請求項21に記載の発明は、請求項
20に記載の画像入出力装置において、前記ネットワー
クは、LAN、インターネット、電話回線および無線の
いずれかであることを特徴とする。
【0030】また、請求項22に記載の発明は、請求項
20または21に記載の画像入出力装置において、前記
身体的特徴記憶手段は、前記ネットワークに接続された
ホストコンピュータまたはイメージサーバー内に設けら
れていることを特徴とする。
【0031】また、請求項23に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記処理手段は、
前記照合手段により照合が認められた場合に、前記画像
入力手段に入力された画像データを2色以上の色材を用
いて前記画像出力手段から出力させることを特徴とす
る。
【0032】また、請求項24に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記画像出力手段
は、ファクシミリであることを特徴とする。
【0033】また、請求項25に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記処理手段は、
前記照合手段により照合が認められた場合に、前記操作
手段により命令された所定の画像処理を行うことを特徴
とする。
【0034】また、請求項26に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記処理手段は、
前記照合手段により照合が認められなかった場合に、前
記画像入力手段に入力された画像データを1色の色材を
用いて前記画像入出力手段から出力させることを特徴と
する。
【0035】また、請求項27に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記照合手段は、
前回の照合処理において前記身体的特徴記憶手段に記憶
された身体的特徴を用いて照合を行うことを特徴とす
る。
【0036】また、請求項28に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記身体的特徴入
力手段は、前記照合手段により照合が認められた場合に
新たな身体的特徴の入力を受け付け、前記登録手段は、
前記身体的特徴入力手段に入力された前記新たな身体的
特徴を登録することを特徴とする。
【0037】また、請求項29に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記登録手段は、
前記身体的特徴を登録した日時を更に登録することを特
徴とする。
【0038】また、請求項30に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記登録手段は、
ネットワークに接続された外部記憶装置であることを特
徴とする。
【0039】また、請求項31に記載の発明は、請求項
30に記載の画像入出力装置において、前記ネットワー
クは、LAN、インターネット、電話回線および無線の
いずれかであることを特徴とする。
【0040】また、請求項32に記載の発明は、請求項
30または31に記載の画像入出力装置において、前記
登録手段は、前記ネットワークに接続されたホストコン
ピュータまたはイメージサーバー内に設けられているこ
とを特徴とする。
【0041】また、請求項33に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記処理手段は、
前記照合手段により照合が認められなかった場合に、実
行可能な画像処理の機能を制限することを特徴とする。
【0042】また、請求項34に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記身体的特徴入
力手段はネットワークを介して接続されていることを特
徴とする。
【0043】また、請求項35に記載の発明は、請求項
34に記載の画像入出力装置において、前記ネットワー
クは、LAN、インターネット、電話回線および無線の
いずれかであることを特徴とする。
【0044】また、請求項36に記載の発明は、請求項
34または35に記載の画像入出力装置において、前記
身体的特徴入力手段は、前記ネットワークに接続された
ホストコンピュータまたはイメージサーバー内に設けら
れていることを特徴とする。
【0045】また、請求項37に記載の発明は、請求項
1に記載の画像入出力装置において、前記照合手段はネ
ットワークを介して接続されていることを特徴とする。
【0046】また、請求項38に記載の発明は、請求項
37に記載の画像入出力装置において、前記ネットワー
クは、LAN、インターネット、電話回線および無線の
いずれかであることを特徴とする。
【0047】また、請求項39に記載の発明は、請求項
37または38に記載の画像入出力装置において、前記
照合手段は、前記ネットワークに接続されたホストコン
ピュータまたはイメージサーバー内に設けられているこ
とを特徴とする。
【0048】また、請求項40に記載の発明は、ユーザ
により命令された画像処理の実行の可否を判断するため
の前記ユーザの身体的特徴を予め登録した画像入出力装
置における画像入出力方法であって、画像データを入力
し、前記入力された画像データに対する所定の画像処理
を命令するユーザの身体的特徴を入力し、前記入力され
た身体的特徴を記憶手段に記憶し、前記記憶された身体
的特徴と、前記登録された身体的特徴とを照合し、前記
照合の結果に応じて、前記命令された所定の画像処理を
行い、前記所定の画像処理が行われた画像データを出力
することを特徴とする。
【0049】また、請求項41に記載の発明は、コンピ
ュータプログラムであって、ユーザにより命令された画
像処理の実行の可否を判断するための前記ユーザの身体
的特徴を予め登録した画像入出力装置に対し、画像デー
タを入力させ、前記入力された画像データに対する所定
の画像処理を命令するユーザの身体的特徴を入力させ、
前記入力された身体的特徴を記憶手段に記憶させ、前記
記憶された身体的特徴と、前記登録された身体的特徴と
を照合させ、前記照合の結果に応じて、前記命令された
所定の画像処理を行わせ、前記所定の画像処理が行われ
た画像データを出力させることを特徴とする。
【0050】また、請求項42に記載の発明は、コンピ
ュータ読取可能な記憶媒体であって、請求項41に記載
のコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とす
る。
【0051】また、請求項43に記載の発明は、請求項
42に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体におい
て、前記記憶媒体として、サーバ・コンピュータおよび
クライアント・コンピュータが読むことができるプログ
ラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROMを用いることを特徴とする。
【0052】また、請求項44に記載の発明は、請求項
42または43に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒
体において、前記記憶媒体は、サーバ・コンピュータお
よびクライアント・コンピュータに着脱可能であること
を特徴とする。
【0053】また、請求項45に記載の発明は、画像デ
ータの入力または出力を行う画像入出力装置において、
画像データの特徴を記憶した記憶手段と、前記画像デー
タを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段に入力
された画像データから所定の領域を抽出する領域抽出手
段と、前記領域抽出手段により抽出された領域から所定
の特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記特徴抽出手段に
より抽出された特徴と、前記記憶手段に記憶された特徴
とを照合する照合手段と、前記照合手段による照合の結
果に応じて所定の画像処理を実行する実行手段とを備え
たことを特徴とする。
【0054】また、請求項46に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記画像入力手
段は、原稿を光学的にスキャンして画像データを得るイ
メージスキャナであることを特徴とする。
【0055】また、請求項47に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記画像入力手
段はネットワークに接続されており、入力された前記画
像データを前記ネットワークを介して送信することを特
徴とする。
【0056】また、請求項48に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記領域抽出手
段は、注目画素近傍での前記画像データの変化量、該変
化量の一定区間内の積算値、注目画素近傍の周辺画素の
輝度値または一定区間内の前記画像データの白から黒へ
の変化の回数に基づいて所定の領域を抽出することを特
徴とする。
【0057】また、請求項49に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記領域抽出手
段はネットワークに接続されており、前記特徴抽出手段
は前記領域抽出手段により抽出された所定の領域を前記
ネットワークを介して取得することを特徴とする。
【0058】また、請求項50に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記所定の領域
は、身体的特徴のある領域であることを特徴とする。
【0059】また、請求項51に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記所定の特徴
は、身体的特徴を示すものであることを特徴とする。
【0060】また、請求項52に記載の発明は、請求項
50または51に記載の画像入出力装置において、前記
身体的特徴は、指紋の模様であることを特徴とする。
【0061】また、請求項53に記載の発明は、請求項
50または51に記載の画像入出力装置において、前記
身体的特徴は、手の大きさおよび/または形状であるこ
とを特徴とする。
【0062】また、請求項54に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記特徴抽出手
段はネットワークに接続されており、前記照合手段は、
前記特徴抽出手段により抽出された特徴を前記ネットワ
ークを介して取得することを特徴とする。
【0063】また、請求項55に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記記憶手段
は、前記画像入出力装置内に設置されていることを特徴
とする。
【0064】また、請求項56に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記記憶手段
は、ネットワークに接続された外部記憶装置であること
を特徴とする。
【0065】また、請求項57に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記照合手段は
ネットワークに接続されており、前記実行手段は前記照
合手段による照合の結果を前記ネットワークを介して取
得することを特徴とする。
【0066】また、請求項58に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記画像入力手
段に入力された画像データに基づきユーザの認証を行う
認証手段を更に備え、該認証が認められ場合に、前記入
力された画像データを前記記憶手段に記憶することを特
徴とする。
【0067】また、請求項59に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記領域抽出手
段は、少なくとも2つの前記領域を一括して抽出し、前
記記憶手段は一括して抽出された前記領域の各々を個別
に記憶することを特徴とする。
【0068】また、請求項60に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記特徴抽出手
段は、少なくとも2つの前記特徴を一括して抽出し、前
記記憶手段は一括して抽出された前記特徴の各々を個別
に記憶することを特徴とする。
【0069】また、請求項61に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記領域抽出手
段は、少なくとも2つの前記領域を一括して抽出し、前
記記憶手段は一括して抽出された前記領域を1つのグル
ープとして記憶することを特徴とする。
【0070】また、請求項62に記載の発明は、請求項
45に記載の画像入出力装置において、前記特徴抽出手
段は、少なくとも2つの前記特徴を一括して抽出し、前
記記憶手段は、一括して抽出された前記特徴を1つのグ
ループとして記憶することを特徴とする。
【0071】また、請求項63に記載の発明は、請求項
62に記載の画像入出力装置において、前記記憶手段
は、前記グループを示すグループコード、および関連付
けられた特徴の個数を示す個数コードを記憶することを
特徴とする。
【0072】また、請求項64に記載の発明は、請求項
63に記載の画像入出力装置において、前記照合手段
は、前記グループコードに対応する少なくとも2つの特
徴を用いて照合を行うことを特徴とする。
【0073】また、請求項65に記載の発明は、請求項
63に記載の画像入出力装置において、前記照合手段
は、前記グループコードに対応する特徴の個数に対する
所定の割合数の特徴を用いて照合を行い、前記所定の割
合数は変更可能であることを特徴とする。
【0074】また、請求項66に記載の発明は、請求項
63に記載の画像入出力装置において、前記実行手段
は、前記照合手段による照合の結果、前記グループコー
ドに対応する特徴のうちの少なくとも1つの特徴の照合
が一致した場合、前記所定の画像処理を実行することを
特徴とする。
【0075】また、請求項67に記載の発明は、デジタ
ル画像データを処理する画像入出力装置であって、画像
データの特徴を記憶した記憶手段と、画像データを入力
する少なくとも2つの画像入力手段と、前記少なくとも
2つの画像入力手段のうちから少なくとも1つの画像入
力手段を選択する選択手段と、前記選択手段により選択
された画像入力手段に入力された画像データから所定の
領域を抽出する領域抽出手段と、前記領域抽出手段によ
り抽出された領域から所定の特徴を抽出する特徴抽出手
段と、前記特徴抽出手段から抽出した特徴を、前記記憶
手段に記憶された所定の特徴の中から検索し照合する照
合手段と、前記照合手段による照合の結果に応じて所定
の画像処理を実行する実行手段とを備えたことを特徴と
する。
【0076】また、請求項68に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記少なくとも
2つの画像入力手段は、原稿を光学的にスキャンして画
像データを得るイメージスキャナを含むことを特徴とす
る。
【0077】また、請求項69に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記少なくとも
2つの画像入力手段は、身体的特徴を読取る手段を含む
ことを特徴とする。
【0078】また、請求項70に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記画像入力手
段はネットワークに接続されており、前記画像データを
前記ネットワークを介して取得することを特徴とする。
【0079】また、請求項71に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記選択手段
は、選択されなかった前記画像入力手段への前記画像デ
ータの入力を規制することを特徴とする。
【0080】また、請求項72に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記領域抽出手
段は、注目画素近傍での前記画像データの変化量、該変
化量の一定区間内の積算値、注目画素の周辺画素の輝度
値または一定区間内の画像データの白から黒への変化の
回数に基づいて所定の領域を抽出することを特徴とす
る。
【0081】また、請求項73に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記領域抽出手
段はネットワークに接続されており、前記特徴抽出手段
により抽出された領域を前記ネットワークを介して送信
することを特徴とする。
【0082】また、請求項74に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記所定の領域
は、身体的特徴のある領域であることを特徴とする。
【0083】また、請求項75に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記特徴は、身
体的特徴を示すものであることを特徴とする。
【0084】また、請求項76に記載の発明は、請求項
74または75に記載の画像入出力装置において、前記
身体的特徴は、指紋の模様であることを特徴とする。
【0085】また、請求項77に記載の発明は、請求項
74または75に記載の画像入出力装置において、前記
身体的特徴は、手の大きさおよび/または形状であるこ
とを特徴とする。
【0086】また、請求項78に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記記憶手段
は、前記画像入出力装置内に設置されていることを特徴
とする。
【0087】また、請求項79に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記特徴抽出手
段はネットワークに接続されており、抽出された前記特
徴を前記ネットワークを介して送信することを特徴とす
る。
【0088】また、請求項80に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記記憶手段
は、ネットワークに接続された外部記憶装置であること
を特徴とする。
【0089】また、請求項81に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記照合手段は
ネットワークに接続されており、前記照合の結果を前記
ネットワークを介して送信することを特徴とする。
【0090】また、請求項82に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記画像入力手
段に入力された画像データに基づきユーザの認証を行う
認証手段を更に備え、該認証が認められ場合に、前記入
力された画像データを前記記憶手段に記憶することを特
徴とする。
【0091】また、請求項83に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記領域抽出手
段は、少なくとも2つの前記領域を一括して抽出し、前
記記憶手段は一括して抽出された前記領域の各々を個別
に記憶することを特徴とする。
【0092】また、請求項84に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記特徴抽出手
段は、少なくとも2つの前記特徴を一括して抽出し、前
記記憶手段は一括して抽出された前記特徴の各々を個別
に記憶することを特徴とする。
【0093】また、請求項85に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記領域抽出手
段は、少なくとも2つの前記領域を一括して抽出し、前
記記憶手段は一括して抽出された前記領域を1つのグル
ープとして記憶することを特徴とする。
【0094】また、請求項86に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記特徴抽出手
段は、少なくとも2つの前記特徴を一括して抽出し、前
記記憶手段は、一括して抽出された前記特徴を1つのグ
ループとして記憶することを特徴とする。
【0095】また、請求項87に記載の発明は、請求項
86に記載の画像入出力装置において、前記記憶手段
は、前記グループを示すグループコード、および関連付
けられた特徴の個数を示す個数コードを記憶することを
特徴とする。
【0096】また、請求項88に記載の発明は、請求項
87に記載の画像入出力装置において、前記照合手段
は、前記グループコードに対応する少なくとも2つの特
徴を用いて照合を行うことを特徴とする。
【0097】また、請求項89に記載の発明は、請求項
87に記載の画像入出力装置において、前記照合手段
は、前記グループコードに対応する特徴の個数に対する
所定の割合数の特徴を用いて照合を行い、前記所定の割
合数は変更可能であることを特徴とする。
【0098】また、請求項90に記載の発明は、請求項
87に記載の画像入出力装置において、前記実行手段
は、前記照合手段による照合の結果、前記グループコー
ドに対応する特徴のうちの少なくとも1つの特徴の照合
が一致した場合、前記所定の画像処理を実行することを
特徴とする。
【0099】また、請求項91に記載の発明は、請求項
67に記載の画像入出力装置において、前記記憶手段
は、記憶された前記特徴の入力元である前記画像入力手
段を示す情報を記憶することを特徴とする。
【0100】また、請求項92に記載の発明は、請求項
91に記載の画像入出力装置において、前記実行手段
は、記憶された前記特徴の入力元に応じて異なる画像処
理を実行することを特徴とする。
【0101】また、請求項93に記載の発明は、画像デ
ータの入力または出力する画像入出力装置が接続された
ネットワーク網であって、前記画像入出力装置は、画像
データの特徴を記憶した記憶手段と、前記画像データを
入力する画像入力手段と、前記画像入力手段に入力され
た画像データから所定の領域を抽出する領域抽出手段
と、前記領域抽出手段により抽出された領域から所定の
特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記特徴抽出手段によ
り抽出された特徴と、前記記憶手段に記憶された特徴と
を照合する照合手段と、前記照合手段による照合の結果
に応じて、所定の画像処理を実行する実行手段とを備え
たことを特徴とする。
【0102】また、請求項94に記載の発明は、請求項
93に記載のネットワーク網において、前記画像入力手
段は、原稿を光学的にスキャンして画像データを得るイ
メージスキャナであることを特徴とする。
【0103】また、請求項95に記載の発明は、請求項
93に記載のネットワーク網において、前記画像入力手
段は、身体的特徴を読取るために用意されたものである
ことを特徴とする。
【0104】また、請求項96に記載の発明は、請求項
93に記載のネットワーク網において、前記ネットワー
ク網は、LANまたはインターネットであることを特徴
とする。
【0105】また、請求項97に記載の発明は、請求項
93に記載のネットワーク網において、前記領域抽出手
段、前記特徴抽出手段、前記記憶手段および前記照合手
段を制御する認証サーバーを更に備えたことを特徴とす
る。
【0106】また、請求項98に記載の発明は、請求項
93に記載のネットワーク網において、前記記憶手段
は、入力された前記特徴の入力元である前記ネットワー
ク網上の画像入力手段を示すコードを記憶することを特
徴とする。
【0107】また、請求項99に記載の発明は、請求項
93に記載のネットワーク網において、前記実行手段
は、入力された前記特徴の入力元である前記画像入力手
段を示すコードに応じて異なる画像処理を実行すること
を特徴とする。
【0108】また、請求項100に記載の発明は、請求
項93に記載のネットワーク網において、前記照合手段
は、入力された前記特徴の入力元である入力手段を示す
コードに応じて前記照合の回数または方式を変更するこ
とを特徴とする。
【0109】また、請求項101に記載の発明は、画像
データの入力または出力を行う、前記画像データの特徴
を記憶した画像入出力装置における画像入出力方法にお
いて、前記画像データを入力し、前記入力された画像デ
ータから所定の領域を抽出し、前記抽出された領域から
所定の特徴を抽出し、前記抽出された特徴と、前記記憶
された特徴とを照合し、前記照合手段による照合の結果
に応じて所定の画像処理を実行することを特徴とする。
【0110】また、請求項102に記載の発明は、コン
ピュータプログラムであって、画像データの入力または
出力を行う、前記画像データの特徴を記憶した画像入出
力装置に対し、前記画像データを入力させ、前記入力さ
れた画像データから所定の領域を抽出させ、前記抽出さ
れた領域から所定の特徴を抽出させ、前記抽出された特
徴と、前記記憶された特徴とを照合させ、前記照合手段
による照合の結果に応じて所定の画像処理を実行させる
ことを特徴とする。
【0111】また、請求項103に記載の発明は、コン
ピュータ読取可能な記憶媒体であって、請求項102に
記載のコンピュータプログラムを記憶したことを特徴と
する。
【0112】また、請求項104に記載の発明は、請求
項103に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体にお
いて、前記記憶媒体として、サーバ・コンピュータおよ
びクライアント・コンピュータが読むことができるプロ
グラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスク、ハ
ードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−R
OM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカー
ド、ROMを用いることを特徴とする。
【0113】さらに、請求項105に記載の発明は、請
求項103または104に記載のコンピュータ読取可能
な記憶媒体において、前記記憶媒体は、サーバ・コンピ
ュータおよびクライアント・コンピュータに着脱可能で
あることを特徴とする。
【0114】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して、本
発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0115】なお、以下の実施形態では、本発明を適用
した画像入出力装置として複写機の例が示されるが、本
発明はこれに限るものではなく、他の種々の装置に適用
できることは勿論である。
【0116】(第1の実施形態) [画像入出力装置]図1は、本発明の第1実施形態に係
るマルチファンクションデジタル複写機の構成例を示す
側面透視図であり、ここではカラー機の構成を示してい
る。
【0117】マルチファンクションデジタル複写機(画
像処理装置)100は、原稿画像を読取るイメージリー
ダ部101(画像入力部)と、イメージリーダ部101
で読取った画像データを再現するプリンタ部102(画
像出力部)とに大きく分かれている。
【0118】イメージリーダ部101は、400dpi
(dots/inch)の解像度で光学的に原稿を読取
り、デジタル信号処理を行うイメージスキャナである。
なお、イメージリーダ部101として、ページ記述言語
で記述された画像データを得る画像コントローラまたは
イメージサーバーを使用しても良い。プリンタ部102
は、イメージリーダ部101によって読取られた原稿画
像に対応した画像を400dpiの解像度で指定用紙に
フルカラープリント出力する部分である。
【0119】イメージリーダ部101において、原稿台
ガラス(プラテン)103上の原稿104は、ランプ1
05で照射され、ミラー106、107および108に
導かれ、レンズ109によって、集光された光を電気信
号に変換する3ラインセンサ(以下、CCD)110上
に像が結ばれ、フルカラー情報レッド(R)、グリーン
(G)、ブルー(B)成分の画像信号として信号処理部
111に送られる。なお、ランプ105、ミラー106
を固定しているキャリッジは速度vで、ミラー107お
よび108は速度(1/2)vでラインセンサの電気的
走査(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に動くこ
とによって、原稿全面を走査(副走査)することができ
る。
【0120】信号処理部111は、読取られた画像信号
を電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン(C)、イ
エロー(Y)およびブラック(Bk)の各成分に分解
し、プリンタ部102に送る。また、イメージリーダ部
101における1回の原稿走査につき、M、C、Yおよ
びBkのうち1つの成分がプリンタ部102に送られ、
計4回の原稿走査によって、1回のプリントアウトが完
成する。
【0121】イメージリーダ部101より送られてくる
M、C、Y、Bkの各画像信号は、レーザドライバ11
2に送られる。レーザドライバ112は、送られてきた
画像信号に応じて、半導体レーザ113を変調駆動す
る。レーザ光は、ポリゴンミラー114、f−θレンズ
115およびミラー116を介し、感光ドラム117上
を走査する。回転現像器118は、マゼンタ現像部11
9、シアン現像部120、イエロー現像部121および
ブラック現像部122より構成され、これら4つの現像
部が交互に感光ドラム117に接し、感光ドラム上に形
成された潜像現像をトナーで現像する。転写ドラム12
3は、用紙カセット124または125より供給される
用紙をこの転写ドラム123に巻き付け、感光ドラム上
に現像された像を用紙に転写する。
【0122】この様にして、M、C、Y、Bkの4色が
順次転写された後に、用紙は定着ユニット126を通過
して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
【0123】[イメージリーダ部]図2は、本実施形態
に係る信号処理部111の構成を示すブロック図であ
る。
【0124】同図において、画像処理部201は、イメ
ージリーダ部101からの信号に対して、色処理、解像
度変換またはMTF補正などの種々の画像処理を行う。
画像処理部201で種々の画像処理を施された画像信号
は、プリンタ部102に送られ出力される。またファク
シミリ部207により、画像データやテキストデータな
どの電子情報の送受信を行うこともできる。
【0125】また、イメージリーダ部101で読み込ん
だ画像データをLAN206経由でホストコンピュータ
に転送したり、逆にホストコンピュータ上でワープロな
どにより作成された文書を取り込み画像処理部201で
画像処理を施したり、プリンタ部102でプリント出力
させたり、ファクシミリ部207によりファクシミリ送
信をすることもできる。更に、LAN206に代えてイ
ンターネット、電話回線および無線などの種々のネット
ワークを介してデータの送受信を行うことも可能であ
る。
【0126】指紋照合装置200は後述する指紋登録お
よび認証を行う。中央処理装置(以下、CPUという)
202は本装置の制御を司るものである。ROM203
はCPU202を動作させる各種プログラムを格納して
いる。RAM204は各処理部の係数を記憶するワーク
エリアとして用いる。操作部205はこれらの処理実行
をオペレータが指示する際に使用される。
【0127】[指紋認証部]図3は本実施形態に係る指
紋照合装置の電気的構成を示す概略ブロック図である。
【0128】同図において、指紋照合装置200には、
CPU301と、ROM302およびRAM303とを
含む指紋検索照合処理部304が設けられる。このCP
U301と、ROM302およびRAM303とは、本
実施形態では、指紋検索照合処理部304内に設けられ
ているが、図2のCPU202、ROM203およびR
AM204で代用する構成としても良い。
【0129】指紋検索照合処理部304は、予め登録さ
れている指紋データパケットを検索して読取られた指紋
データとの照合を行うものである。なお、指紋データパ
ケットに関しては後述する。ROM302、RAM30
3は指紋データパケットを記憶する他、後述する図6お
よび図7に示すようなフロー図に基づくCPU301の
動作プログラムを格納したものである。指紋検索照合処
理部304には、指紋読取装置305と、制御信号送出
部306と、電源部307とが接続されている。
【0130】指紋読取装置305は、複数指の指紋デー
タを読取るためのものである。制御信号送出部306は
指紋照合装置200による指紋照合の結果、読取った指
紋データが予め記憶されている指紋データパケットの中
の1つと一致したときには、その旨の信号を信号処理部
111の各構成ブロックに送出するものである。電源部
307は、上述の各電気的構成に必要な電源を供給する
ものであるが、指紋照合装置200内に設けても良い
が、マルチファンクションデジタル複写機100の電源
(メイン電源)と共用し、1つの電源により動作するも
のとしても良い。
【0131】また、指紋検索照合処理部304には、次
のようなものが接続されていても良い。すなわち、操作
部205以外に指紋照合装置200固有の表示を必要と
する場合には、表示装置308が接続され、また、外部
に指紋データパケットなどを伝送する場合には、伝送制
御部309が接続され、更に、例えば大量の指紋データ
パケットを扱う場合には、外部記憶装置310が接続さ
れる。これらを使用し、LAN206によりネットワー
ク接続された記憶装置、ホストコンピュータ、サーバー
などにデータを転送することも可能である。
【0132】[指紋データパケット]図4は、本実施形
態に係る指紋照合装置で扱う指紋データパケットの構成
の一例を示す図である。
【0133】同図において、指紋データパケット400
は、ヘッダ部401と指紋照合用データエリア402と
を含む。ヘッダ部401は、後述する特徴データ1およ
び2を格納するものであり、指紋照合用データエリア4
02は、指紋データを格納するものである。ここで指紋
データは、例えば、指紋画像イメージでも良いし、指紋
画像から抽出する特徴点である端点(指紋の模様を作っ
ている線のうち、途中で切れている部分)や分岐点(指
紋の模様を作っている線のうち、途中で分岐している部
分)の位置、方向や、ある特徴点と特徴点の間にある隆
線(指紋の模様を作っている線)の数の情報でも良い。
【0134】[指紋データの抽出方法]図5は、図4に
示した指紋データパケット400のヘッダ部401に格
納される特徴データ1および2の抽出方法を説明するた
めの図である。
【0135】同図において、指Aは例えば人差し指であ
り、指Bは例えば中指である。指A、Bを指紋読取装置
305のプラテン(図示せず)に押し当てると、指紋画
像aおよびbが得られる。これらの指紋画像に基づき、
以下の処理を実行する。 (i)まず、読取った指紋画像aおよびbにより、指紋
画像有無の境界条件を用い、指Aと指Bの指紋データに
分離する。例えば、x>x3の場合、指Bに関するデー
タであり、x<x3の場合には、指Aに関するデータで
ある。 (ii)次に、指Aおよび指B各々の指紋中心点の座標
を求める。 (iii)次に、座標の原点を指Aの中心点に移動す
る。 (iv)次に、指Aと指Bの中心点間の距離を求める。
中心点間の距離Dは以下の式で与えられる。
【0136】
【数1】
【0137】ここで、(x0,y0)は指Aの指紋中心
点であり、(x1,y1)は指Bの指紋中心点である。
この距離Dを特徴データ1とする。 (v)次に、各指の指紋画像の指先側の端部の座標(x
0,y2)および(x1,y3)を求め、以下の式で与
えられる比Rを求める。 R=y3/y2 (2) そして、得られた比Rを特徴データ2とする。特徴デー
タ2は距離の比であるため、指の押圧の仕方や、指の傾
きの影響を受けにくい。
【0138】[指紋照合装置の登録処理動作フロー]図
6(a)および(b)は本実施形態に係る指紋照合装置
200の登録処理動作を説明するフロー図である。
【0139】図6(a)および(b)に示す例では、指
紋照合装置200には、予めシステム管理者の指紋デー
タパケット400が登録されている。マルチファンクシ
ョンデジタル複写機100において、フルカラー出力を
行うことを許可される者がその指紋のデータ登録を行う
際には、必ずシステム管理者が自己の指紋照合を行う。
そして、システム管理者であることが確認されたとき、
ユーザなどの新たな指紋のデータ登録ができるようにな
っている。
【0140】すなわち、システム管理者が指紋読取装置
305に所定の複数の指を置くと、CPU301は、指
が置かれたことを検知し(ステップS701)、複数指
の指紋のデータを読取る(ステップS702)。続い
て、CPU301は図5を用いて説明したように、複数
指紋間の特徴データ1および2を抽出する(ステップS
703)。次いで、抽出した特徴データ1および2を用
い、ROM302、RAM303あるいは外部記憶装置
310に予め登録されている指紋データパケット400
を検索し(ステップS704)、検索した指紋データパ
ケット400と読取られた指紋データとの照合を行う
(ステップS705)。照合の結果、指紋データが一致
するか否かを判定し(ステップS706)、指紋データ
が一致しない場合には、照合不可のメッセージを表示装
置308に表示し(ステップS707)、一致する場合
には、登録者レベルか否かを判別する(ステップS70
8)。ここで、登録者レベルとは、登録を行うことがで
きるユーザなどのレベルである。登録者レベルでなけれ
ば、登録者レベルではない旨のメッセージを表示装置3
08に表示し(ステップS709)、登録者レベルであ
れば、登録モードに移行する(ステップS710)。
【0141】登録モードでは、図6(b)に示すよう
に、フルカラー出力の実行を希望する者が指紋読取装置
305に所定の複数の指を置く。CPU301は指の置
かれたことを検知し(ステップS711)、複数指の指
紋データを読取る(ステップS702)。続いて、CP
U301は複数指紋間の特徴データ1および2を抽出し
(ステップS713)、指紋データパケット400を作
成するために、指紋データパケット400のヘッダ部に
当該特徴データ1および2を付加する(ステップS71
4)。続いて、CPU301は指紋データパケット40
0をROM302、RAM303または外部記憶装置3
10に設けたデータベースに転送し(ステップS71
5)、格納する(ステップS716)。このようにし
て、ユーザにより命令された画像処理の実行の可否を判
断するためのユーザの身体的特徴を予め登録する処理が
実現される。
【0142】なお、登録されるデータは指紋データに限
定されず、例えば登録処理を行った日時などの他の情報
を同時に登録することとしても良い。
【0143】[指紋照合装置の指紋照合動作フロー]図
7は、本実施形態に係る指紋照合装置200の指紋照合
動作を説明するフロー図である。
【0144】同図において、マルチファンクションデジ
タル複写機100を用いてフルカラー出力またはモノカ
ラー出力を行う者、すなわち指紋照合を行うユーザが認
証を受けるために所定の複数の指を指紋読取装置305
に置く。すると、CPU301は指が指紋読取装置30
5に置かれたことを検知し(ステップS801)、複数
指の指紋データを読取る(ステップS802)。続い
て、CPU301は複数の指紋間の特徴データ1および
2を抽出する(ステップS803)。そして、ROM3
02、RAM303または外部記憶装置310から、読
取られた指紋データと一致する特徴データ1および2を
持つ指紋データパケット400を読出し(ステップS8
04)、これを用いて読取られた指紋データとの照合を
行う(ステップS805)。照合の結果、指紋データが
一致するか否かを判定し(ステップS806)、指紋デ
ータが一致しない場合には(ステップS807)、照合
不可の旨のメッセージを表示装置308に表示する。同
時に、制御信号送出部306から、フルカラー出力を行
うことを許可されていない者であることを信号処理部1
11の各構成ブロックに送出する。そして、ユーザが操
作部205上にある図示しないコピースタートボタンを
押すことで、後述するモノカラー出力の動作に入り、1
色の色材を用いたモノカラー出力を行うことができる。
【0145】指紋データが一致する場合には、本人確認
後の処理を行う(ステップS808)。すなわち、制御
信号送出部306から、ユーザがフルカラー出力を行う
ことを許可された者であることを信号処理部111の各
構成ブロックに送出し、操作部205上にある図示しな
いコピースタートボタンを押すことで、後述するフルカ
ラー出力の動作に入り、2色以上の色材を用いたフルカ
ラー出力を行うことができる。このようにして、画像デ
ータを入力し、入力された画像データに対する所定の画
像処理を命令し、ユーザの身体的特徴を入力し、入力さ
れた身体的特徴を記憶し、記憶された身体的特徴と登録
された身体的特徴とを照合し、照合の結果に応じて、命
令された所定の画像処理を行い、画像処理が行われた画
像データを出力する処理が実現される。
【0146】なお、フルカラー出力を許可された者が任
意にモノカラー出力も行えることはいうまでもない。
【0147】[モノカラー出力およびフルカラー出力]
図8は、本実施形態に係るマルチファンクションデジタ
ル複写機における画像処理部の機能構成を示すブロック
図である。同図において、画像処理部201は、図2に
おいて説明したイメージリーダ部101からの信号に対
して種々の画像処理を行う処理ブロックであり、画像処
理部201で種々の画像処理を施された画像信号は、プ
リンタ部102に送られ出力される。
【0148】入力信号補正部901では、イメージリー
ダ部101で読取られたR、G、B入力信号に対して、
A/D変換部902によるアナログ/デジタルデータ変
換、シェーディング補正部903によるシェーディング
補正、ライン間補正部904によるライン間補正、マス
キング演算処理部905による入力系の色味補正、およ
び下地レベル調整部906による下地レベルの調整など
の画像処理が施される。
【0149】入力信号補正部901から出力されたデジ
タル信号は、出力信号補正部907に入力され、次いで
対数変換部908によりR、G、Bの輝度信号を、M、
C、Yの濃度信号へと変換する。この変換処理は、RO
M203またはRAM204に記憶されているルックア
ップテーブルを用いて行うことができる。
【0150】対数変換部908から出力されたデジタル
信号は、出力系の色味補正を行うマトリクス演算処理部
909に入力される。
【0151】フルカラー出力の場合、マトリクス演算処
理部909は、CMY信号からBkを算出する。そし
て、CMY信号とBk信号から、原稿の色味とプリンタ
部102によるコピー出力の色味とを合わせるように、
所定のマトリクス演算を行い、出力のために補正された
M、C、Y、Bkの各信号を生成する。そして、空間周
波数補正部910により原稿画像に適した空間周波数特
性の補正を行い、濃度特性補正部911によりプリンタ
部102の持つ濃度特性の補正を行った後、プリンタ部
102に信号出力する。プリンタ部102は、受け取っ
た信号に基づき画像をフルカラーでプリントアウトす
る。モノカラー出力の場合には、CMY信号から、人間
の視感度特性に合わせた演算を行うことで、カラー信号
をモノカラー出力信号Bkに変換し、出力のためのBk
信号をモノカラー信号生成部912により生成する。例
えば、以下の式で演算しても良い。 Bk=0.4×C+0.5×M+0.1×Y (3)
【0152】ここで生成されたBk信号は、モノカラー
出力時にユーザがマゼンタによるモノカラー出力を希望
した場合には、このBk信号をM信号として出力しても
良い。
【0153】また、ここでは上述の演算式によってモノ
カラー信号を生成したが、ルックアップテーブルなどに
よる濃度補正によって求めても良いし、UCR(Under
Color Removal)などの処理によって求めたBk信号を
モノカラー信号として割り当てても良い。
【0154】またモノカラー信号生成部912は、出力
系の色味補正を行うマトリクス演算処理部909におい
て演算しても良いし、また入力信号補正部901におい
て、 Bk=0.4×R+0.5×G+0.1×B (4) という輝度信号の演算によってBk信号を算出しても良
い。
【0155】そして、生成された信号は出力信号補正部
907において所定の処理が施された後、プリンタ部1
02に信号出力され、プリンタ部102によりモノカラ
ーでプリントアウトされる。
【0156】(第2実施形態) [指紋照合装置の指紋照合動作フロー]第1実施形態に
おいては、図7を用いて説明した通り、フルカラー出力
またはモノカラー出力を行う者が、その出力を行う際に
指紋照合を行う。そして、照合の結果により、照合が認
められなかった者にはフルカラー出力をさせずにモノカ
ラー出力を行う。しかし、このような方法ではフルカラ
ー出力の実行を行う度に指紋データパケットの読出しお
よび検索を実行してしまう。
【0157】本実施形態では、前回の照合処理において
照合が認められた身体的特徴を用いて照合を行う。この
場合、指紋照合の結果、フルカラー出力を行えると判断
された場合には、照合が認められた者の指紋を保持して
おき、この保持された指紋を用いて以降の照合処理を実
行する。すなわち、フルカラー出力の許可を得た指紋と
同一の指紋により認証を行う。そして、照合が認められ
なかった場合に、指紋データパケットの読み出しを行
う。このような構成とすることにより、印刷出力ごとに
指紋データパケットの検索を行わずに済むこととなる。
【0158】(第3実施形態) [指紋照合装置の指紋照合動作フロー]第2実施形態に
おいては、フルカラー出力の許可を得た指紋と同一指紋
により認証を行うことで、フルカラー出力状態を解除す
る例について説明した。
【0159】本実施形態では、指紋照合の結果、フルカ
ラー出力を行えると判断された場合には、フルカラー出
力を実行し、その後所定の時間が経過すると、自動的に
フルカラー出力状態を解除する。このような構成とする
ことにより、所定時間出力状態を維持するので、全ての
印刷出力について認証を行わずに済むこととなる。
【0160】(第4実施形態)第1実施形態において
は、図7を用いて説明した通り、フルカラー出力または
モノカラー出力を行う者が、その出力を行う際に指紋照
合を行う。そして、照合の結果に応じて出力を行い、照
合不可の者にはフルカラー出力をさせずにモノカラー出
力にする構成を説明した。
【0161】本実施形態では、図3を用いて説明した指
紋照合装置200の指紋読取装置305が、操作部20
5上の図示しないコピースタートボタンに埋め込まれ
る。そして、ユーザが出力時にコピーボタンを押す毎に
指紋照合を行う。その照合結果によって、フルカラー出
力可能状態またはモノカラー出力可能状態を切り替え
る。このような構成とすることにより、出力の度にユー
ザに指紋の入力を促すことなく、指紋データを取得する
ことが可能となる。
【0162】(第5実施形態)第1実施形態において
は、図7を用いて説明した通り、フルカラー出力または
モノカラー出力を行う者が、その出力を行う際に指紋照
合を行う。そして、照合の結果に応じて出力を行い、照
合不可の者にはフルカラー出力をさせずにモノカラー出
力にする構成を説明した。
【0163】本実施形態では、登録、身体的特徴入力、
身体的特徴記憶および照合を行う構成要素は、画像入
力、操作、画像処理および画像出力を行うマルチファン
クションデジタル複写機100を動作させる電源と異な
る電源により動作する構成とする。すなわち、図3に示
すように、電源部307を、マルチファンクションデジ
タル複写機100の電源(メイン電源)と別に設ける。
そして、指紋照合装置200の指紋読取装置305を、
マルチファンクションデジタル複写機100の図示しな
いメイン電源スイッチに埋め込み、このスイッチを押下
した指の指紋を読取るように構成する。そして、マルチ
ファンクションデジタル複写機100の電源立ち上げ
時、ユーザがメイン電源スイッチを押す際に指紋照合を
行う。その照合の結果、指紋が一致した場合には、フル
カラー出力可能状態にし、一致しなかった場合には常に
モノカラー出力可能状態とする。
【0164】このような構成とすることにより、電源を
操作するユーザの身体的特徴を読取る処理が実現され
る。したがって、マルチファンクションデジタル複写機
のユーザは、電源投入時に出力モードを設定することが
可能となる。
【0165】なお、指紋読取装置305をメイン電源ス
イッチに埋め込まず、マルチファンクションデジタル複
写機100の立ち上げ前に、電源部307により動作し
ている指紋照合装置200により認証を受けた後に、メ
イン電源をONし、フルカラー出力可能状態か、モノカ
ラー出力可能状態かを切り替える構成としても良い。
【0166】(第6実施形態)上述した実施形態におい
ては、照合の可否によりフルカラー出力またはモノカラ
ー出力を切り替える構成を示した。本実施形態では、指
紋照合の可否により、実行可能な画像処理機能の切り替
えを行う。例えば、指紋照合の結果、指紋が一致した者
にのみ、カラーバランス調整や自動階調補正などを使用
できる許可を与え、一致しない者にはそうした画像処理
機能の使用を制限する。
【0167】このような構成とすることにより、種々の
画像処理もまた、認証処理を使用して実行を許可するよ
うに制御することが可能となる。
【0168】(第7実施形態)指紋照合の結果、照合不
一致の場合には、LAN206を通じて、別途用意され
ているホストサーバーに、指紋照合不一致の者がマルチ
ファンクションデジタル複写機100を稼動させている
旨を通知する構成としても良い。
【0169】また、指紋照合の結果、照合が認められた
場合には、どの適合者が稼動させているのかを、指紋デ
ータパケット400と共に、上述のホストサーバーに送
信する構成としても良い。
【0170】このような構成とすることにより、画像入
出力装置の使用状況をホストサーバーを用いて管理する
ことが可能となる。
【0171】(第8実施形態)第1実施形態において
は、図3に示すような指紋照合装置200の電気的構成
を説明したが、指紋照合装置200は、信号処理部11
1に含まれる構成ではなく、LAN206に接続された
ネットワーク上のイメージサーバーまたはホストコンピ
ュータ内に含まれている構成としても良い。
【0172】図9は、指紋照合装置200をネットワー
ク上に設置させた本発明の第8実施形態に係る画像入出
力装置の構成の一例を示すブロック図である。
【0173】同図において、LAN206に接続された
マルチファンクションデジタル複写機(MFP)100
には、指紋読取装置305aが接続されている。予め登
録された指紋データパケット400は、外部記憶装置3
10a、310bおよび310cに記憶されており、M
FP100に接続されている指紋読取装置305aまた
はLAN206上に設置されている指紋読取装置305
bによって新規に登録される指紋データに関しても外部
記憶装置310a、310bおよび310cに記憶され
る。
【0174】また、LAN206上には、予め登録され
ている指紋データパケットを検索して、読取られた指紋
データとの照合を行う指紋検索照合処理部304a、3
04bおよび304cが設置されている。MFP100
は、自身に接続されている指紋読取装置305aまたは
LAN206上に設置されている指紋読取装置305b
によって入力される指紋データを照合する際に、内部の
指紋データパケットを検索し照合を行う。そして、指紋
照合の結果をLAN206上の所望の機器へ送信する。
【0175】このような構成とすることで、MFP10
0に接続された指紋読取装置305aからの入力だけで
なく、LAN206上に接続された他の指紋読取装置3
05bなどからの入力によってもMFP100上の出力
モード設定の操作を行うことが可能となる。
【0176】また、指紋データの管理をMFP100と
は切り離すことで、MFP100がダウンしている場合
にも、他のネットワーク上のデバイスから登録および認
証を行うこととしても良い。
【0177】また、指紋検索照合処理部304bと外部
記憶装置310bを同時に有する認証サーバー1901
を用いて指紋読取装置305aおよび305bからの指
紋データを一括管理、認証を行う構成としても良い。更
に、ホストコンピュータ1902に同様な機能を持たせ
る構成としても良い。
【0178】更に、LAN206に代えて、インターネ
ット、電話回線および無線等の種々のネットワークを使
用することも可能である。
【0179】(第9実施形態)以下の実施形態では、マ
ルチファンクションデジタル複写機において備わってい
るイメージリーダ部を、指紋の読取装置として指紋画像
の読み取りを行い、抽出した指紋画像から特徴点の抽出
を行わせる。これにより、指紋の一括登録・認証を可能
にし、ユーザにとって利便性の高い指紋の登録・認証を
提供することができる。
【0180】また、同時に登録した指紋同士を関連付け
て登録・認証を行う。これにより、ユーザの利便性の高
い指紋登録・認証機能を提供し、そのセキュリティを高
めることができる。
【0181】更に、特に指紋読取装置を設置しなくて
も、すでに備わっているイメージリーダー部で指紋を読
み込むことが可能な構成とする。これにより、コストダ
ウンを図ることができる。
【0182】なお、以降の実施形態は、特に断りのない
限り、図1に示す構成のマルチファンクションデジタル
複写機、および図2に示す構成の信号処理部を使用した
場合を想定している。
【0183】[指紋照合装置]図10は本実施形態によ
る指紋照合装置200の電気的構成を示す概略ブロック
図である。
【0184】同図において、ROM1002およびRA
M1003は、後述する指紋データを記憶する他、後述
する指紋登録、認証などを行うCPU1001の動作プ
ログラムを格納している。なお、CPU1001,RO
M1002,RAM1003は、図2で示したCPU2
02,ROM203,RAM204で代用する構成とし
ても良い。
【0185】セレクタ部1004は、少なくとも2つの
画像入力手段のうちから少なくとも1つの画像入力手段
を選択するものである。具体的には、指紋を読み込む際
に、イメージリーダ部101で読取るのか、指紋読取装
置1005で読取るのかを選択する。指紋読取装置10
05は、特に指紋読み取りのために用意されたものであ
り、小型軽量であるという特徴を有し、その指紋読み取
りを行う際に指紋を当てる読取り面が小さく、一度に1
〜3本程度の指が置ける程度の大きさになっている。
【0186】特徴点抽出部1006は、読取った指紋か
らその指紋特有の特徴点を抽出するものである。
【0187】指紋登録処理部1007は、特徴点抽出部
1006で抽出した特徴点データから後述する指紋デー
タパケットを作成し、RAM1003などに登録する処
理部である。
【0188】指紋検索照合処理部1008は、予め登録
されている指紋データパケットを検索して読取られた指
紋との照合を行うものである。
【0189】制御信号送出部1009はこの指紋照合装
置200による指紋照合の結果、読取った指紋データが
記憶している指紋データパケットの中の1つと一致した
ときには、その旨の信号を信号処理部111の各構成ブ
ロックに送出するものである。
【0190】電源部1010は上述の各電気的構成に必
要な電源を供給するものであるが、指紋照合装置200
内に設けずに、マルチファンクションデジタル複写機1
00の電源と共用し、1つの電源により動作するものと
しても構わない。
【0191】表示装置1011は、操作部205上に備
わる図示しない表示部以外に指紋照合装置200固有の
表示を必要とする場合に使用されるものであり、操作部
205上に備わる図示しない表示部と共有しても構わな
い。
【0192】伝送制御部1012は、LAN206によ
りネットワーク接続された記憶装置、ホストコンピュー
タ、サーバーなどに指紋データパケットなどを転送する
際のインターフェースとして利用される。
【0193】また、ネットワークなどを利用せずに、大
量の指紋データパケットをマルチファンクションデジタ
ル複写機100内にて扱ったり、ワーク領域を広げたり
する際に使用する外部記憶装置1013が接続されてい
る。
【0194】[指紋データパケット]図11は指紋照合
装置200で扱う指紋データパケット構成の一例を示す
図である。
【0195】同図において、指紋データパケット110
0は、特徴点部1101と指紋イメージ部1102とを
含む。特徴点部1101は、後述する特徴点を格納する
ものであり、指紋イメージ部1102は、指紋画像のイ
メージデータを格納するものである。ここで指紋イメー
ジ部1102は、指紋画像イメージデータを圧縮して格
納しても良いし、圧縮せずに格納しても良い。
【0196】また、指紋データパケット1100は、指
紋イメージ部1102を持たずに、特徴点部1101の
みという構成にしても良い。
【0197】[イメージリーダ部による指紋画像の読取
り方法]図12は、イメージリーダ部101における指
紋画像の読取り方法を説明した図である。
【0198】同図において図12(a)は、原稿台ガラ
ス103上に指紋認証を行う指紋を持つ、左手1201
および右手1202を置いている様子を表現している。
これは両手を置くことを限定するものではなく右手の
み、または左手のみでも構わないし、手のひらを置くの
ではなく4本の指でも良いし、また1本でも良い。さら
には、左手の1本の指と、右手の1本の指という組み合
わせでも良い。
【0199】ここでは左手1201、右手1202の両
手を置いた図を示しているが、読み取りの一例として、
以下、左手1201の指紋画像の読み取りを、イメージ
リーダ部101から入力されるカラー画像信号を用いて
行うための具体的な手順を説明する。
【0200】イメージリーダ部101は、原稿台ガラス
103上の両手をカラーのCCDセンサーによって走査
し、画素ごとのカラーデジタル信号(R,G,B)とし
て読取る。読取られたRGB信号は、原稿台ガラス10
3上の位置に応じて、すなわち両手の置かれている領
域、置かれていない領域によってその画像信号の連続性
が異なる特徴を持っている。
【0201】各領域においてCCDセンサーが読取る信
号値(R,G,B)のうちのG信号を副走査方向である
CCDセンサーユニットの送り方向にプロットしてみる
と例えば図12(b)〜図12(d)のようになる。
【0202】図12(b)、図12(c)および図12
(d)は、図12(a)の位置1203,1204,1
205でのCCDセンサーが読取る信号値(R,G,
B)のうちのG信号の連続性を表したグラフであり、横
軸はCCDセンサーユニットの送り方向の画素位置、縦
軸は読取り信号値を表している。
【0203】各領域ごとの特徴を説明すると、位置12
03は、左手1201の人さし指、中指、薬指および小
指の走査位置であるので、読取られる画像信号の位置に
よるG信号値1206からG信号値1207までの変化
は、比較的急激に値が変化するような特性となる。
【0204】位置1204は、左手1201の親指と手
のひらの走査位置であるので、読取られる画像信号の画
素位置による変化は、G信号値1208からG信号値1
209までの間は急激であるが、G信号値1210から
G信号値1211までの間ではおだやかであり、近距離
の画像信号値の差分は小さな値となる。
【0205】位置1205は、左手1201の手の平か
ら手首にかけての走査位置であるので、読取られる画像
信号の位置による変化は、G信号値1212からG信号
値1213までの間ではおだやかになり、点1210か
ら点1211までの間と同様に一定の中間レベルの信号
が続くことになるので、近距離の画像信号の差分は小さ
な値となる。
【0206】このような領域判定を行うことで、手の置
かれている領域と、置かれていない領域とを判定し、指
紋のある指先、すなわち位置1203におけるG信号値
1206および1207の間や、位置1204における
G信号値1208および1209の間での急激に信号値
が変化する箇所から指紋画像の領域を抽出する。この信
号値の挙動を見るには注目画素近傍での画像データの変
化量、変化量の一定区間内の積算値、周辺画素の輝度
値、一定区間内の画像データの白から黒への変化の回数
など、周知の手法を用いた特徴抽出手法を用い、それに
基づいて判定を行うことができる。
【0207】上述のような処理を行うことで、左手12
01のケースでは、信号値が急激に変化する箇所から指
紋画像を抽出し、親指、人差し指、中指、薬指および小
指の合計5つの指紋を一括で読取ることができる。
【0208】また、以上の説明では、左手501の抽出
に関して述べたが、右手1202も同様にして抽出を行
えば良く、図5のように両手が置かれている場合には、
左手1201、右手1202の合計10本の指から10
個の指紋を一括で読取ることができる。
【0209】さらには、原稿台ガラス103上のスキャ
ン可能なエリア内に置かれた手または指であれば、1人
の両手だけでなく複数人の手または指をイメージリーダ
部101によって読み込むことによって、より多くの指
紋を一括で読取ることが可能である。
【0210】[イメージリーダ部による指紋の領域およ
び特徴点の抽出方法]図13は、図12で抽出した指紋
画像から、特徴点抽出部1006において指紋中の特徴
点を抽出する方法を説明した図である。
【0211】同図において画像イメージ1301は、イ
メージリーダ部101によって読取られた指紋のイメー
ジであり、このイメージから指紋の領域および特徴点が
抽出される。なお、この抽出の際に、抽出の容易化を目
的として、フィルタリングによる細線化処理や、所定の
閾値を用いての2値化などの処理を行っても良い。
【0212】位置1302は指紋中の隆線が枝分かれす
る分岐点を示しており、端点1303は隆線が終わる位
置を示している。抽出部は、この特徴点の位置やその数
が個人別に異なるという特徴を持っていることを利用し
て、これらの特徴点を抽出する。抽出されたデータは、
指紋登録処理部307において指紋データパケット11
00に単独で組みこんでも良く、指紋画像イメージと共
に組みこんでも良い。また、図12で説明したように、
イメージリーダ部101で複数の指紋を一括読み取りし
ている場合には、その読取った指紋の数だけ指紋データ
パケット1100が生成される。いずれの場合において
も、生成された指紋データパケット1100は、RAM
1003、外部記憶装置1013に記憶、登録させる。
また、生成された指紋データパケット1100は、伝送
制御部1012を介してLAN206上に接続された他
の記憶装置、ホストコンピュータなどに送信される。
【0213】このようにして、少なくとも2つの特徴を
一括して抽出し、一括して抽出された特徴の各々を個別
に記憶する処理が実現される。
【0214】[指紋読取り装置による指紋の領域および
特徴点の抽出方法]指紋読取装置1005は特に指紋を
読取るために設置された読取装置であるので、図12を
用いて説明したイメージリーダ部101において指紋の
ある箇所を探さなくても、読取り面に指紋が直接置かれ
るために、領域および特徴点の抽出は図12のような処
理を省き、図13を用いて説明したと同様な処理のみに
より行われる。
【0215】抽出したデータは指紋登録処理部307に
おいて指紋データパケット1100に単独で組みこんで
も良く、また指紋画像イメージと共に組みこんでも良
い。いずれの場合においても、生成された指紋データパ
ケット1100はRAM1003、外部記憶装置101
3に記憶され、登録される。また、伝送制御部1012
を介して、LAN206上に接続している他の記憶装
置、ホストコンピュータなどに送信される。
【0216】[指紋照合装置の登録処理動作フロー]図
14(a)および図14(b)は、本実施形態による指
紋照合装置200の登録処理動作を説明するフロー図で
ある。
【0217】図14(a)および図14(b)に示す例
では、指紋照合装置200には、予めシステム管理者の
指紋データパケット1100が登録されている。マルチ
ファンクションデジタル複写機100において、ある者
がその指紋のデータ登録を行う際には、必ずシステム管
理者が自己の指紋照合に基づく認証を行う。そして、こ
の認証の結果システム管理者であることが確認されたと
き、ユーザなどの指紋のデータ登録ができるようになっ
ている。
【0218】すなわち、システム管理者がイメージリー
ダ部101もしくは指紋読取装置1005に所定の手ま
たは指を置き、指紋読取装置1005に置いた場合には
CPU1001は、指が置かれたことを検知する(ステ
ップS1401)。イメージリーダ部101の場合に
は、操作部205上に所定の登録動作を開始するキーを
押下することで、各々読取り動作に入り、指紋のデータ
を読取る(ステップS1402)。続いて、CPU10
01は図12および図13を用いて説明したように、指
紋の領域を抽出し、その指紋の特徴点を特徴点抽出部1
006によって抽出する(ステップS1403)。そし
て、抽出した特徴点を用いて指紋検索照合処理部100
8によって、RAM1003、外部記憶装置1013ま
たは伝送制御部1012によってLAN206上の機器
に接続されている記憶装置などに予め登録されている指
紋データパケット1100を検索し(ステップS140
4)、検索した指紋データパケット1100を用いて読
取られた指紋の照合を行う(ステップS1405)。そ
して、予め登録された指紋と一致するか否かを判定し
(ステップS1406)、一致しない場合には、照合不
可のメッセージを表示装置1011に表示し(ステップ
S1407)、一致する場合には、登録者モードか否か
を判別する(ステップS1408)。登録者モードは、
ユーザなどが登録を行うモードである。登録者モードで
なければ、登録者モードではない旨のメッセージを表示
装置1011に表示し、登録者モードであれば(ステッ
プS1409)、登録モードに移行する(ステップS1
410)。
【0219】登録モードでは、図14(b)に示すよう
に、ユーザなどが管理者の照合と同様に、イメージリー
ダ部101または指紋読取装置1005に所定の手また
は指を置く。ここで、指紋読取装置1005に手または
指を置いた場合には、CPU1001は手または指が置
かれたことを検知する(ステップS1401)。また、
イメージリーダ部101に手または指が置かれた場合に
は、操作部205上の所定の登録動作を開始するキーを
押すことで読取り動作に入り、各々の指紋のデータを読
取る(ステップS1402)。続いて、CPU301は
指紋の領域を抽出し、その指紋の特徴点を特徴点抽出部
1006によって抽出する(ステップS1413)。
【0220】そして、指紋登録処理部1007によって
抽出した特徴点から指紋データパケット1100を作成
するために、指紋データパケット1100の特徴点部1
101に特徴点のデータを付加する(ステップS141
4)。また必要に応じて指紋画像データを指紋イメージ
部1102に格納する。続いてCPU1001は指紋デ
ータパケット1100をRAM303、外部記憶装置1
013または伝送制御部312を介してLAN206上
に接続された記憶装置などに転送(ステップS141
5)し、格納する(ステップS1416)。
【0221】このようにして、入力された画像データに
基づきユーザの認証を行い、認証が認められ場合に、入
力された画像データを記憶装置に記憶する処理が実現さ
れる。
【0222】[指紋照合装置の指紋照合動作フロー]図
15は第1実施形態による指紋照合装置200の指紋照
合動作を示すフロー図である。
【0223】指紋照合を行う者は、認証を受けるために
イメージリーダ部101または指紋読取装置1005に
所定の手または指を置く。ここで、指紋読取装置100
5に置いた場合、CPU301は指が置かれたことを検
知し(ステップS1501)、イメージリーダ部101
の場合には、操作部205上の所定の登録動作を開始す
るキーを押すことで、各々読取り動作に入り指紋のデー
タを読取る(ステップS1502)。続いて、CPU1
001は指紋の領域を抽出し、その特徴点を抽出する
(ステップS1503)。そして、RAM1003、外
部記憶装置1013または伝送制御部1012を介して
LAN206上に接続された記憶装置から特徴点の一致
する特徴点部1101を持つ指紋データパケット110
0を読出す(ステップS1504)。指紋イメージ部1
102に指紋イメージが格納されている場合には、読取
られた指紋イメージデータとの照合を行う(ステップS
1505)。この際、イメージリーダ部101において
認証を行うために複数の指紋を読取る場合には、この読
取った複数の指紋に関する特徴点に一致する指紋データ
パケット1100を検索し、照合を行う。
【0224】照合の結果、指紋が一致するか否かを判定
し(ステップS1506)、指紋が一致しない場合に
は、照合不可の旨のメッセージを表示装置311に表示
するが(ステップS1507)、指紋が一致する場合に
は、本人確認後の処理を行う(ステップS1508)。
すなわち、制御信号送出部309から、その旨の信号を
信号処理部111の各構成ブロックに送出するものであ
る。
【0225】このようにして、画像データの特徴を記憶
し、画像データを入力し、入力された画像データから所
定の領域を抽出し、抽出された領域から所定の特徴を抽
出し、抽出された特徴と記憶された特徴とを照合し、照
合の結果に応じて、入力された画像データに対して所定
の処理を実行することができる。
【0226】以上説明した通り、本実施形態において
は、マルチファンクションデジタル複写機100のイメ
ージリーダ部101と指紋読取装置1005に複数の読
取装置によって指紋を読取る構成を説明した。なお、上
述したように、複数の読取装置を持つことで、登録はイ
メージリーダ部101で行い、認証は指紋読取装置10
05で行う構成としても良いが、イメージリーダ部10
1または指紋読取装置1005のどちらかだけで登録・
認証を行っても良い。また、指紋読取装置1005を設
置せず、イメージリーダ部101によって指紋の登録・
認証を行わせる構成としても良い。
【0227】いずれにしても、マルチファンクションデ
ジタル複写機100に備わっているイメージリーダ部1
01を用いて、図12を用いて説明したような指紋画像
の読取り方法を行い、指紋画像、そして図13を用いて
説明した領域および特徴点の抽出を行わせることで、指
紋の一括登録・認証を可能にすることができる。また、
ユーザにとって利便性の高い指紋の登録・認証を提供す
ることができる。
【0228】また、本実施形態によれば、指紋読取装置
1005が備わっている場合にはセレクタ部1004で
指紋読取装置1005とイメージリーダ部とを切り替
え、選択されなかった画像入力手段への画像データの入
力を規制する。また、指紋読取装置1005が特に備わ
っていない場合にはすでに備わっているイメージリーダ
部で指紋を読み込むことを可能にする。このように少な
い構成要素でも本発明に係る方法を実現でき、結果とし
てコストダウンを図ることができる。
【0229】(第10実施形態)第9実施形態において
は、図10に示したセレクタ部1004においてイメー
ジリーダ部101と指紋読取装置1005の指紋入力手
段の切り替えを行っていた。
【0230】本実施形態では、セレクタ1004におい
てイメージリーダ部101と指紋読取装置1005の入
力手段を切り替えることは行わず、イメージリーダ部1
01と指紋読取装置1005とで同時に指紋を読取る。
【0231】したがって、より単純な構成で本発明に係
る指紋読取装置を実現することができる。
【0232】(第11実施形態)第9実施形態において
は、図12を用いてイメージリーダ部101による指紋
画像の読取り方法を説明した。
【0233】また、第9実施形態では、イメージリーダ
部101によって読取られる原稿台ガラス103上にお
かれた複数の手または指から指紋データを読取り、その
複数の指紋から特徴点を抽出し、その複数の指紋を個別
に指紋データパケット1100を生成する構成を示し
た。
【0234】本実施形態では、上記のようにイメージリ
ーダ部101または指紋読取装置1005において少な
くとも2つの指紋を読取った場合には、それら複数の指
紋は所定のグループであるとする。この場合、指紋デー
タパケット1100の特徴点部1101に、複数の指紋
が1つのグループであることを関連付けるグループコー
ドを挿入する構成にしても良い。このグループコードは
グループを関連付けるものであれば表現方法に特に限定
はなく、Aグループ、Bグループと示すコードでも良い
し、その関連付ける指紋の数と、グループ名からなるコ
ードとしても良い。
【0235】また、このグループコードは特徴点部11
01に挿入されるものに限るものではなく、指紋データ
パケット1100として存在する指紋データに新たに付
加される形態でも構わない。また、指紋イメージ部40
2に挿入される形態であっても良い。いずれにせよ、複
数の指紋間の関連付けがわかるような形で指紋データを
登録することが可能であれば良い。
【0236】また第10実施形態において説明したよう
に、イメージリーダ部101と指紋読取装置1005と
で同時に指紋を読み込んだ場合にも、それぞれの指紋デ
ータパケット1100にグループであることを示すグル
ープコードを挿入、付加する構成にしても良い。
【0237】さらには、すでに登録してある指紋に対し
ても、再度別の指紋と同時に読み直すことで、その指紋
データパケット1100にグループコードを追加して埋
め込むことができる構成としても良い。
【0238】このようにして、少なくとも2つの領域ま
たは特徴を一括して抽出し、一括して抽出された領域ま
たは特徴を1つのグループとして記憶する処理が実現さ
れる。
【0239】本実施形態では上記のような指紋イメージ
のデータ構造を有するので、グループ内の特定の指紋を
組み合わせた認証を行うこともできるし、あるいはグル
ープ内の特定の指紋を特定の順序で読取ることによる認
証を行うこともできる。
【0240】(第12実施形態)第11実施形態におい
ては、少なくとも2つ以上の複数の指紋を読取った場合
には、それぞれの指紋データパケット1100にそれぞ
れをグループとして関連付けるグループコードを挿入も
しくは付加する構成を説明した。
【0241】第12実施形態においては、グループコー
ドが挿入または付加された指紋データパケット1100
を用いた認証時に、図15を用いて説明した指紋照合の
判定ステップS1506において、照合を行う指紋と一
致する指紋データパケット1100にグループコードが
入っていた場合には、そのグループコードに対応する他
の指紋の認証を促す。
【0242】図16のステップS1601は、図15の
ステップS1501〜S1506の処理に相当する。図
15では、ステップS1506の判定の結果、その指紋
に関しては一致した場合、本人確認後の処理を実行した
が(ステップS1508)、本実施形態では、ステップ
S1506で一致した指紋データパケット1100にグ
ループコードが入っているか照合を行い(ステップS1
602)、入っていた場合には、同じグループコードに
対応する、別の指紋の照合を要求するか否かの判定を行
う(ステップS1603)。ここで別の指紋の照合を要
求しない場合には、図15と同様に本人確認後の処理を
行う(ステップS1608)。一方、別の指紋の照合を
要求する場合には、例えば図12のように左手1201
を読み込んだ場合には、親指、人差し指、中指、薬指、
小指が同一のグループコードに対応するので、ステップ
S1506で人差し指の認証をすでに行っている場合に
は、例えば中指等の他の指での照合を行う(ステップS
1604)。さらにはそのグループコードの照合を行い
(ステップS1605)、照合がOKであれば本人確認
後の処理を行う(ステップS1508)。
【0243】このようにして、グループコードに対応す
る少なくとも2つの特徴を用いて照合を行う処理が実現
される。
【0244】なお、ここでは同じグループコードを持つ
指紋の照合を一度だけ要求したが、その照合のセキュリ
ティの重要度に応じて、同一のグループコードを持つす
べての指紋の照合を要求しても良い。
【0245】また、同じグループコードに対応する指紋
イメージの数に応じて、変更可能な一定の割合数の指紋
だけ照合を要求する構成としても良い。この場合には、
図16においてステップS1605の後に、ステップS
1603が入る構成となる。これにより、グループコー
ドに対応する特徴の個数に対する変更可能な所定の割合
数の特徴を用いて照合を行う処理が実現される。
【0246】したがって、本実施形態によれば、複数人
の指紋による照合を経た後に処理を実行することが可能
となり、よりセキュリティの高い照合を行うことが可能
になる。
【0247】(第13実施形態)第12実施形態におい
ては、ある指紋の照合を行う際に、その指紋データパケ
ット1100にグループコードがあった場合には、その
グループコードに対応する他の指紋の照合を要求する構
成を説明した。
【0248】本実施形態においては、逆にある照合を行
う際に、そのグループコードに対応する指紋のいずれか
に一致すれば、照合一致と判定することにより、本人確
認後の画像処理を行う。これにより、照合の結果、その
グループコードに対応する特徴のうちの少なくとも1つ
の特徴の照合が一致した場合、所定の画像処理が実現さ
れる。
【0249】この場合には、実際に登録した本人でなく
とも、そのグループコードに対応する人間の指紋であれ
ば認証が認められることになる。結果として、利便性の
高いシステムを提供することが可能となる。
【0250】(第14実施形態)第9実施形態において
は、イメージリーダ部101または指紋読取装置305
で読み込んだ指紋の指紋データパケット1100は同等
に扱った。
【0251】本実施形態においては、イメージリーダ部
101と指紋読取装置1005で読取った指紋の指紋デ
ータパケットを区別するため、読取り機器を示すインプ
ットコードを指紋データパケット1100に埋め込む。
【0252】これにより、データパケットに含まれたイ
ンプットコードに応じて、図15および図16を用いて
説明した本人確認後の画像処理(ステップS1508)
の内容を変えたり、あるいは制限したりすることができ
る。
【0253】(第15実施形態)第9実施形態において
は、イメージリーダ部101において原稿台ガラス10
3上に手もしくは指を置いて、その指紋を読取る構成を
説明した。
【0254】本実施形態においては、予め紙などの用紙
に、何らかのインクなどによって指紋を転写したもの
を、イメージリーダ部101の原稿台ガラス103上ま
たはイメージリーダ部101に装着された図示しない電
子フィーダーに載せることで、その用紙に転写されてい
る指紋のイメージから指紋の登録・認証を行う。
【0255】これにより、特定の用紙を所持している者
のみについての認証が可能となる。
【0256】ただし、セキュリティの観点からはこのよ
うな推奨できない場合もあるため、例えば特定用紙に転
写された指紋からの認証を可能とし、他の用紙を使用し
て指紋の登録・認証を行う場合には、イメージリーダ部
101を利用した照合を禁止する動作を加える構成とし
ても良い。
【0257】(第16実施形態)第9実施形態において
は、図10に示すような指紋照合装置200の電気的構
成を説明したが、本実施形態では、指紋照合装置200
は信号処理部111に含まれる構成ではなく、LAN2
06を介してネットワーク上のイメージサーバー、また
はホストコンピュータ内に含まれている。
【0258】図17は指紋照合装置200をネットワー
ク上に設置させる構成の一例を示す図である。
【0259】同図において、マルチファンクションデジ
タル複写機(MFP)100はLAN206に接続され
ており、MFP100には指紋照合装置200cが接続
されている。LAN206上には、MFP100の他
に、イメージリーダ部101、指紋読取装置1005、
認証サーバー1701、ホストコンピュータ1702な
どが接続されており、認証サーバー1701、ホストコ
ンピュータ1702にはそれぞれ指紋照合装置200a
および200bが接続されている。
【0260】LAN206上の指紋の登録は、以下のよ
うに行う。
【0261】指紋照合装置200内の指紋読取装置10
05によって読取られた指紋のデータは、指紋照合装置
200内の指紋登録処理部1007によって、指紋デー
タパケット1100として、LAN206上に配信する
ことが可能であり、ここで生成された指紋データパケッ
ト1100および予め登録されている指紋データパケッ
ト1100は、指紋照合装置200内のROM100
2、RAM1003や外部記憶装置1013などに記憶
されている。
【0262】また、イメージリーダ部101、指紋読取
装置1005で読取った指紋のデータは、指紋画像イメ
ージとして、LAN206上に接続されている所定の機
器、すなわち指紋照合装置200を持つ機器へと送信さ
れる。例えば、認証サーバー1701へ送信した場合に
は、認証サーバー1701に接続された指紋照合装置2
00の特徴点抽出部1006による特徴点抽出、指紋登
録処理部1007による登録処理が各処理部によって行
われ、指紋データパケット1100を生成し、登録す
る。
【0263】LAN206上の指紋の照合は、以下のよ
うに行う。
【0264】指紋照合装置200内の指紋読取装置10
05によって読取られた指紋のデータは、指紋照合装置
200内の指紋検索照合処理部1008によって指紋デ
ータパケット1100の照合を行う。ここでの検索照合
処理は、例えば、MFP100内の各記憶装置内に予め
登録されている指紋データパケット1100を用いてロ
ーカルエリア内での検索照合を行っても良い。また、照
合を受ける指紋のデータを指紋読取装置1005からL
AN206上に送信して、認証サーバー1701の指紋
照合装置200aに記憶されている指紋データパケット
1100を用いて、この認証サーバー1701の指紋照
合装置200aにより照合処理を行っても良い。また、
認証サーバー1701の指紋照合装置200aに記憶さ
れている指紋データパケット1100を受信して、MF
P100内の指紋照合装置200cで照合処理を行って
も良い。
【0265】このような構成とすることで、MFP10
0に接続した指紋照合装置200cのイメージリーダ
部、指紋読取装置からの入力だけでなく、ネットワーク
上に接続された他の指紋読取装置1005や、イメージ
リーダ部101、そして指紋照合装置が接続された各機
器からの指紋の入力によっても指紋のデータの登録およ
び認証を行うことが可能となる。これにより、指紋デー
タの管理を例えば、MFP100内では行わず、認証サ
ーバー1701で管理するという構成を取った場合、M
FP100がダウンしている場合にも、他のネットワー
ク上の指紋読取装置1005を持つデバイスにより登録
および認証を行うことができる。
【0266】(第17実施形態)第16実施形態におい
ては、図17を用いて説明したように、MFP100ま
たはホストコンピュータ1002に指紋照合装置が接続
された構成について説明した。本実施形態では、MFP
100またはホストコンピュータ1002が、指紋照合
装置ではなくイメージリーダ部101、指紋読取装置1
005のような指紋を入力する装置のみを有する構成と
する。すなわち、指紋照合装置から指紋の入力手段を除
いた役割、すなわち、領域および特徴点抽出、登録、照
合などは、認証サーバー1701に一括管理させる。こ
れにより、指紋イメージの集中管理が可能となる。ま
た、各指紋照合装置での照合処理による負担を軽減する
ことができる。
【0267】(第18実施形態)第16実施形態におい
ては、図7を用いて説明したように、イメージリーダ部
101、指紋読取装置1005に指紋照合装置200が
接続されていない構成について説明した。本実施形態で
は、指紋照合装置200がネットワーク206上に直接
接続される。そして、指紋読取装置1005に指紋照合
装置200を接続する構成とする。これにより、遠隔装
置を用いた指紋の照合処理が可能となる。
【0268】なお、指紋照合装置200内の各構成要素
をネットワーク206上に接続することとしても良い。
例えば、領域抽出を行うCPU1001等がネットワー
ク206に接続され、特徴点抽出部1006は抽出され
た所定の領域をネットワーク206を介して取得するも
のとしても良い。
【0269】また、特徴点抽出部1006がネットワー
ク206に接続され、指紋検索照合処理部1008は抽
出された特徴をネットワーク206を介して取得するも
のとしても良い。
【0270】更に、指紋検索照合処理部1008がネッ
トワーク206に接続され、MFP100は照合の結果
をネットワーク206を介して取得するものとしても良
い。
【0271】(第19実施形態)第16〜第18実施形
態においては、図17を用いて示したように、LAN2
06上に接続された機器間における指紋データパケット
1100の登録、照合の方法を説明した。本実施形態で
は、これらのようにネットワークシステムとして用いる
場合には、指紋データパケット1100に、どの指紋入
力手段において指紋の入力を行ったかを示すコードを指
紋データパケット1100に付加する構成とする。この
場合、例えばMFP100の指紋読取装置1005また
はホストコンピュータ1702に接続された指紋照合装
置200内の指紋読取装置1005で指紋を読取った
か、どの機器で読取られた指紋なのか、どの指紋照合装
置200によって生成された指紋データパケット110
0なのか等を示すコードを指紋データパケット1100
に付加する。これにより、記憶された特徴の入力元であ
る画像入力手段を示す情報を記憶する処理が実現され
る。
【0272】また、各指紋検索照合処理部1008にお
いては、その指紋データパケット1100に付加された
コードを解釈し、そのコードに応じて、本人確認後の画
像処理を変更することができる構成としても良い。例え
ば、本人であると確認されたが、登録時の入力手段と、
照合時の入力手段が異なる場合には、セキュリティの低
い画像処理のみ実行可能な許可を与えたり、登録時と照
合時の入力手段が異なりかつ複数の関連する指紋の登録
をしている場合には、更に複数の関連する指紋の照合を
求めるような構成としても良い。
【0273】このようにして、記憶された特徴の入力元
に応じて異なる画像処理が実現される。したがって、セ
キュリティのレベルを柔軟に制御することが可能とな
る。
【0274】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明は上述した形態に限定されず、他の
種々の形態でも実施できることはいうまでもない。例え
ば、画像入出力装置による照合の対象は、指紋に限られ
るものではなく、他の種々の身体的特徴を用いた方式で
行っても良い。すなわち、指紋を用いた指紋認証の他、
眼底カメラなどを使用することで網膜(眼底の毛細血管
の模様)によりユーザを認証する網膜認証、虹彩(黒目
の中の模様)によりユーザを判別する虹彩認証、ビデオ
カメラやカメラを用いて撮影された顔(顔の形)により
ユーザを判別する顔認証、小型マイクなどを設置するこ
とにより音声(音声の特徴、声紋)によりユーザを判別
する音声認証、または手形や掌紋(手の大きさおよび/
または形状)によりユーザを判別する掌紋認証、筆跡
(文字の書き方、筆圧)の特徴、形、または模様などを
利用してユーザを判別する筆跡認証などを用いることも
可能である。
【0275】なお、本発明は、前述した各実施の形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶
した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、その
システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUや
MPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
み出し実行することによっても、達成されることはいう
までもない。
【0276】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0277】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ不揮発性のメモリカ
ード、ROMなどを用いることができる。
【0278】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することによって、前述した実施の形態
の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前
述した実施の形態の機能が実現され得る。
【0279】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現さ
れ得る。
【0280】本発明は、前述した実施の形態の機能を実
現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶
媒体からそのプログラムをパソコン通信など通信ライン
を介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適
用できることはいうまでもない。
【0281】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像入出力装置において、フルカラー出力を許可された
者のみがフルカラー出力を行うことができるように制限
することができる。したがって、許可のない者は出力す
ることができず、またはモノカラー出力しかできないこ
ととしたり、原稿などの元画像とは異なる画像出力にす
るなど、フルカラー出力を行うことができないように制
限することもできる。
【0282】また、許可の有無を身体的特徴の登録と照
合を用いて、画像入出力装置の使用を限定し、使用資格
のある者のみが使用するので、偽造防止や、部外者の使
用防止などに対してより有効な画像入出力装置を提供す
ることができる。
【0283】また、マルチファンクションデジタル複写
機において備わっているイメージリーダ部を、指紋の読
取装置として指紋画像の読み取りを行い、抽出した指紋
画像から特徴点の抽出を行わせるので、指紋の一括登録
・認証を可能にすることができる。したがって、ユーザ
にとって利便性の高い指紋の登録・認証を提供すること
ができる。
【0284】また、同時に登録した指紋同士を関連付け
て登録・認証を行うので、ユーザの利便性の高い指紋登
録・認証機能を提供し、そのセキュリティを高めること
ができる。
【0285】更に、特に指紋読取装置を設置しなくて
も、すでに備わっているイメージリーダ部で指紋を読み
込むことを可能にするので、コストダウンを図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るマルチファンクシ
ョンデジタル複写機の構成を示す側断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る信号処理部の構成
を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る指紋照合装置の電
気的構成を示す概略ブロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る指紋照合装置で扱
う指紋データパケット構成の一例を示す図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る図4に示した指紋
データパケットのヘッダ部に格納される特徴データ1お
よび2の抽出方法を説明するための図である。
【図6】(a)は本発明の第1実施形態に係る指紋照合
装置の登録処理動作を説明するフロー図、(b)は本発
明の第1実施形態に係る指紋照合装置の登録処理動作を
説明するフロー図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係る指紋照合装置の指
紋照合動作を説明するフロー図である。
【図8】照合結果により切り替わる、モノカラー出力状
態およびフルカラー出力状態の一例を示す図である。
【図9】指紋照合装置をネットワーク上に設置させる構
成の一例を示す図である。
【図10】本発明の第9実施形態における指紋照合装置
の電気的構成を示す概略ブロック図である。
【図11】本発明の第9実施形態における指紋照合装置
で扱う指紋データパケット構成の一例を示す図である。
【図12】本発明の第9実施形態におけるイメージリー
ダ部での指紋画像の読取り方法を説明した図である。
【図13】本発明の第9実施形態における指紋画像から
特徴点処理部における指紋中の特徴点を抽出する方法を
説明した図である。
【図14】本発明の第9実施形態における指紋照合装置
の登録処理動作を説明するフロー図である。
【図15】本発明の第9実施形態における指紋照合装置
の指紋照合動作を説明するフロー図である。
【図16】本発明の第12実施形態における指紋照合装
置の指紋照合動作を説明するフロー図である。
【図17】指紋照合装置をネットワーク上に設置させる
構成の一例を示す図である。
【図18】従来の画像入出力装置の機能構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
100 マルチファンクションデジタル複写機 101 イメージリーダ部 102 プリンタ部 103 プラテン 104 原稿 105 ランプ 106 ミラー 107 ミラー 109 レンズ 111 信号処理部 112 レーザドライバ 113 半導体レーザ 114 ポリゴンミラー 115 f−θレンズ 116 ミラー 117 感光ドラム 118 回転現像器 119 マゼンタ現像部 120 シアン現像部 121 イエロー現像部 122 ブラック現像部 123 転写ドラム 124、125 用紙カセット 126 定着ユニット 200 指紋照合装置 201 画像処理部 202 CPU 203 ROM 204 RAM 205 操作部 206 LAN 207 ファクシミリ部 301 CPU 302 ROM 303 RAM 304、304a、304b、304c 指紋検索照合
処理部 305、305a、305b 指紋読取装置 306 制御信号送出部 307 電源部 308 表示装置 309 伝送制御部 310、310a、310b、310c 外部記憶装置 400 指紋データパケット 401 ヘッダ部 402 指紋照合用データエリア 901 入力信号補正部 902 A/D変換部 903 シェーディング補正部 904 ライン間補正部 905 マスキング演算処理部 906 下地レベル調整部 907 出力信号補正部 908 対数変換部 909 マトリクス演算処理部 910 空間周波数補正部 911 濃度特性補正部 912 モノカラー信号生成部 1001 認証サーバー 1002 ホストコンピュータ 1004 セレクタ部 1005 指紋読取装置 1006 特徴点抽出部 1007 指紋登録処理部 1008 各指紋検索照合処理部 1008 指紋検索照合処理部 1009 制御信号送出部 1010 電源部 1011 表示装置 1012 伝送制御部 1013 外部記憶装置 1100 指紋データパケット 1101 特徴点部 1102 指紋イメージ部 1201 左手 1202 右手 1203、1204、1205 位置 1206、1207、1208、1209、1210、
1211、1212、1213 G信号値 1301 画像イメージ 1302 位置 1303 端点 1701 認証サーバー 1702 ホストコンピュータ 1800 マルチファンクションデジタル複写機 1810 操作部 1820 スキャナ 1830 プリンタ 1840 ファクシミリ 1850 デバイスコントローラ 1860 メモリ 1870 ハードディスク 1901 認証サーバー 1902 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DB01 EA18 EJ03 EJ04 EJ08 EJ09 2H300 EA13 EB02 EB08 EB12 EF03 EF05 EH16 EJ09 EJ15 EK03 FF02 FF05 FF16 GG00 GG01 GG04 SS02 SS11 SS12 5C062 AA05 AA29 AA30 AA35 AB17 AB22 AB40 AC02 AC21 AF12 BA00

Claims (105)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データの入力または出力を行う画像
    入出力装置において、 ユーザにより命令された画像処理の実行の可否を判断す
    るための前記ユーザの身体的特徴を予め登録した登録手
    段と、 画像データを入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段に入力された画像データに対する所定
    の画像処理を命令する操作手段と、 前記操作手段を操作するユーザの身体的特徴を入力する
    身体的特徴入力手段と、 前記身体的特徴入力手段に入力された身体的特徴を記憶
    する身体的特徴記憶手段と、 前記身体的特徴記憶手段に記憶された身体的特徴と、前
    記登録手段に登録された身体的特徴とを照合する照合手
    段と、 前記照合手段による照合の結果に応じて、前記操作手段
    により命令された所定の画像処理を行う処理手段と、 前記処理手段により前記画像処理が行われた画像データ
    を出力する画像出力手段とを備えたことを特徴とする画
    像入出力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像入出力装置におい
    て、前記画像入力手段は、原稿を光学的にスキャンして
    画像データを得るイメージスキャナであることを特徴と
    する画像入出力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像入出力装置におい
    て、前記画像入力手段は、ページ記述言語で記述された
    画像データを得る画像コントローラまたはイメージサー
    バーであることを特徴とする画像入出力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の画像入出力装置におい
    て、前記所定の画像処理は、色処理、解像度変換または
    MTF補正であることを特徴とする画像入出力装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像入出力装置におい
    て、前記画像入力手段は、前記画像データをネットワー
    クを介して送信することを特徴とする画像入出力装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の画像入出力装置におい
    て、前記ネットワークは、LAN、インターネット、電
    話回線および無線のいずれかであることを特徴とする画
    像入出力装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の画像入出力装置におい
    て、前記画像出力手段は、前記所定の画像処理が行われ
    た画像データをネットワークを介して送信することを特
    徴とする画像入出力装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像入出力装置におい
    て、前記ネットワークは、LAN、インターネット、電
    話回線および無線のいずれかであることを特徴とする画
    像入出力装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の画像入出力装置におい
    て、前記身体的特徴は、指紋の模様であることを特徴と
    する画像入出力装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記身体的特徴は、眼底の毛細血管であることを
    特徴とする画像入出力装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記身体的特徴は、黒目の中の模様であることを
    特徴とする画像入出力装置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記身体的特徴は、顔の形であることを特徴とす
    る画像入出力装置。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記身体的特徴は、音声の特徴であることを特徴
    とする画像入出力装置。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記身体的特徴は、手の大きさおよび/または形
    状であることを特徴とする画像入出力装置。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記身体的特徴は、文字の書き方および/または
    筆圧であることを特徴とする画像入出力装置。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、1つの電源により動作することを特徴とする画像
    入出力装置。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記登録手段、前記身体的特徴入力手段、身体的
    特徴記憶手段および前記照合手段は、前記画像入力手
    段、前記操作手段、前記処理手段および前記画像出力手
    段を動作させる第1の電源と異なる第2の電源により動
    作することを特徴とする画像入出力装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記身体的特徴記憶手段は前記第1の電源の内
    部に設けられており、該第1の電源を操作するユーザの
    身体的特徴を読取ることを特徴とする画像入出力装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記処理手段は、前記照合手段により照合が認
    められた場合に、前記第1の電源をONにすることを特
    徴とする画像入出力装置。
  20. 【請求項20】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記身体的特徴記憶手段は、ネットワークを介し
    て接続された外部記憶装置であることを特徴とする画像
    入出力装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記ネットワークは、LAN、インターネッ
    ト、電話回線および無線のいずれかであることを特徴と
    する画像入出力装置。
  22. 【請求項22】 請求項20または21に記載の画像入
    出力装置において、前記身体的特徴記憶手段は、前記ネ
    ットワークに接続されたホストコンピュータまたはイメ
    ージサーバー内に設けられていることを特徴とする画像
    入出力装置。
  23. 【請求項23】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記処理手段は、前記照合手段により照合が認め
    られた場合に、前記画像入力手段に入力された画像デー
    タを2色以上の色材を用いて前記画像出力手段から出力
    させることを特徴とする画像入出力装置。
  24. 【請求項24】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記画像出力手段は、ファクシミリであることを
    特徴とする画像入出力装置。
  25. 【請求項25】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記処理手段は、前記照合手段により照合が認め
    られた場合に、前記操作手段により命令された所定の画
    像処理を行うことを特徴とする画像入出力装置。
  26. 【請求項26】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記処理手段は、前記照合手段により照合が認め
    られなかった場合に、前記画像入力手段に入力された画
    像データを1色の色材を用いて前記画像入出力手段から
    出力させることを特徴とする画像入出力装置。
  27. 【請求項27】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記照合手段は、前回の照合処理において前記身
    体的特徴記憶手段に記憶された身体的特徴を用いて照合
    を行うことを特徴とする画像入出力装置。
  28. 【請求項28】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記身体的特徴入力手段は、前記照合手段により
    照合が認められた場合に新たな身体的特徴の入力を受け
    付け、前記登録手段は、前記身体的特徴入力手段に入力
    された前記新たな身体的特徴を登録することを特徴とす
    る画像入出力装置。
  29. 【請求項29】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記登録手段は、前記身体的特徴を登録した日時
    を更に登録することを特徴とする画像入出力装置。
  30. 【請求項30】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記登録手段は、ネットワークに接続された外部
    記憶装置であることを特徴とする画像入出力装置。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記ネットワークは、LAN、インターネッ
    ト、電話回線および無線のいずれかであることを特徴と
    する画像入出力装置。
  32. 【請求項32】 請求項30または31に記載の画像入
    出力装置において、前記登録手段は、前記ネットワーク
    に接続されたホストコンピュータまたはイメージサーバ
    ー内に設けられていることを特徴とする画像入出力装
    置。
  33. 【請求項33】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記処理手段は、前記照合手段により照合が認め
    られなかった場合に、実行可能な画像処理の機能を制限
    することを特徴とする画像入出力装置。
  34. 【請求項34】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記身体的特徴入力手段はネットワークを介して
    接続されていることを特徴とする画像入出力装置。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記ネットワークは、LAN、インターネッ
    ト、電話回線および無線のいずれかであることを特徴と
    する画像入出力装置。
  36. 【請求項36】 請求項34または35に記載の画像入
    出力装置において、前記身体的特徴入力手段は、前記ネ
    ットワークに接続されたホストコンピュータまたはイメ
    ージサーバー内に設けられていることを特徴とする画像
    入出力装置。
  37. 【請求項37】 請求項1に記載の画像入出力装置にお
    いて、前記照合手段はネットワークを介して接続されて
    いることを特徴とする画像入出力装置。
  38. 【請求項38】 請求項37に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記ネットワークは、LAN、インターネッ
    ト、電話回線および無線のいずれかであることを特徴と
    する画像入出力装置。
  39. 【請求項39】 請求項37または38に記載の画像入
    出力装置において、前記照合手段は、前記ネットワーク
    に接続されたホストコンピュータまたはイメージサーバ
    ー内に設けられていることを特徴とする画像入出力装
    置。
  40. 【請求項40】 ユーザにより命令された画像処理の実
    行の可否を判断するための前記ユーザの身体的特徴を予
    め登録した画像入出力装置における画像入出力方法であ
    って、 画像データを入力し、 前記入力された画像データに対する所定の画像処理を命
    令するユーザの身体的特徴を入力し、 前記入力された身体的特徴を記憶手段に記憶し、 前記記憶された身体的特徴と、前記登録された身体的特
    徴とを照合し、 前記照合の結果に応じて、前記命令された所定の画像処
    理を行い、 前記所定の画像処理が行われた画像データを出力するこ
    とを特徴とする画像入出力方法。
  41. 【請求項41】 ユーザにより命令された画像処理の実
    行の可否を判断するための前記ユーザの身体的特徴を予
    め登録した画像入出力装置に対し、 画像データを入力させ、 前記入力された画像データに対する所定の画像処理を命
    令するユーザの身体的特徴を入力させ、 前記入力された身体的特徴を記憶手段に記憶させ、 前記記憶された身体的特徴と、前記登録された身体的特
    徴とを照合させ、 前記照合の結果に応じて、前記命令された所定の画像処
    理を行わせ、 前記所定の画像処理が行われた画像データを出力させる
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  42. 【請求項42】 請求項41に記載のコンピュータプロ
    グラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読取可
    能な記憶媒体。
  43. 【請求項43】 請求項42に記載のコンピュータ読取
    可能な記憶媒体において、前記記憶媒体として、サーバ
    ・コンピュータおよびクライアント・コンピュータが読
    むことができるプログラムを格納したフロッピー(登録
    商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、光
    ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮
    発性のメモリカード、ROMを用いることを特徴とする
    コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  44. 【請求項44】 請求項42または43に記載のコンピ
    ュータ読取可能な記憶媒体において、前記記憶媒体は、
    サーバ・コンピュータおよびクライアント・コンピュー
    タに着脱可能であることを特徴とするコンピュータ読取
    可能な記憶媒体。
  45. 【請求項45】 画像データの入力または出力を行う画
    像入出力装置において、 画像データの特徴を記憶した記憶手段と、 前記画像データを入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段に入力された画像データから所定の領
    域を抽出する領域抽出手段と、 前記領域抽出手段により抽出された領域から所定の特徴
    を抽出する特徴抽出手段と、 前記特徴抽出手段により抽出された特徴と、前記記憶手
    段に記憶された特徴とを照合する照合手段と、 前記照合手段による照合の結果に応じて所定の画像処理
    を実行する実行手段とを備えたことを特徴とする画像入
    出力装置。
  46. 【請求項46】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記画像入力手段は、原稿を光学的にスキャン
    して画像データを得るイメージスキャナであることを特
    徴とする画像入出力装置。
  47. 【請求項47】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記画像入力手段はネットワークに接続されて
    おり、入力された前記画像データを前記ネットワークを
    介して送信することを特徴とする画像入出力装置。
  48. 【請求項48】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記領域抽出手段は、注目画素近傍での前記画
    像データの変化量、該変化量の一定区間内の積算値、注
    目画素近傍の周辺画素の輝度値または一定区間内の前記
    画像データの白から黒への変化の回数に基づいて所定の
    領域を抽出することを特徴とする画像入出力装置。
  49. 【請求項49】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記領域抽出手段はネットワークに接続されて
    おり、前記特徴抽出手段は前記領域抽出手段により抽出
    された所定の領域を前記ネットワークを介して取得する
    ことを特徴とする画像入出力装置。
  50. 【請求項50】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記所定の領域は、身体的特徴のある領域であ
    ることを特徴とする画像入出力装置。
  51. 【請求項51】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記所定の特徴は、身体的特徴を示すものであ
    ることを特徴とする画像入出力装置。
  52. 【請求項52】 請求項50または51に記載の画像入
    出力装置において、前記身体的特徴は、指紋の模様であ
    ることを特徴とする画像入出力装置。
  53. 【請求項53】 請求項50または51に記載の画像入
    出力装置において、前記身体的特徴は、手の大きさおよ
    び/または形状であることを特徴とする画像入出力装
    置。
  54. 【請求項54】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記特徴抽出手段はネットワークに接続されて
    おり、前記照合手段は、前記特徴抽出手段により抽出さ
    れた特徴を前記ネットワークを介して取得することを特
    徴とする画像入出力装置。
  55. 【請求項55】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記記憶手段は、前記画像入出力装置内に設置
    されていることを特徴とする画像入出力装置。
  56. 【請求項56】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記記憶手段は、ネットワークに接続された外
    部記憶装置であることを特徴とする画像入出力装置。
  57. 【請求項57】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記照合手段はネットワークに接続されてお
    り、前記実行手段は前記照合手段による照合の結果を前
    記ネットワークを介して取得することを特徴とする画像
    入出力装置。
  58. 【請求項58】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記画像入力手段に入力された画像データに基
    づきユーザの認証を行う認証手段を更に備え、該認証が
    認められ場合に、前記入力された画像データを前記記憶
    手段に記憶することを特徴とする画像入出力装置。
  59. 【請求項59】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記領域抽出手段は、少なくとも2つの前記領
    域を一括して抽出し、前記記憶手段は一括して抽出され
    た前記領域の各々を個別に記憶することを特徴とする画
    像入出力装置。
  60. 【請求項60】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記特徴抽出手段は、少なくとも2つの前記特
    徴を一括して抽出し、前記記憶手段は一括して抽出され
    た前記特徴の各々を個別に記憶することを特徴とする画
    像入出力装置。
  61. 【請求項61】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記領域抽出手段は、少なくとも2つの前記領
    域を一括して抽出し、前記記憶手段は一括して抽出され
    た前記領域を1つのグループとして記憶することを特徴
    とする画像入出力装置。
  62. 【請求項62】 請求項45に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記特徴抽出手段は、少なくとも2つの前記特
    徴を一括して抽出し、前記記憶手段は、一括して抽出さ
    れた前記特徴を1つのグループとして記憶することを特
    徴とする画像入出力装置。
  63. 【請求項63】 請求項62に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記記憶手段は、前記グループを示すグループ
    コード、および関連付けられた特徴の個数を示す個数コ
    ードを記憶することを特徴とする画像入出力装置。
  64. 【請求項64】 請求項63に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記照合手段は、前記グループコードに対応す
    る少なくとも2つの特徴を用いて照合を行うことを特徴
    とする画像入出力装置。
  65. 【請求項65】 請求項63に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記照合手段は、前記グループコードに対応す
    る特徴の個数に対する所定の割合数の特徴を用いて照合
    を行い、前記所定の割合数は変更可能であることを特徴
    とする画像入出力装置。
  66. 【請求項66】 請求項63に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記実行手段は、前記照合手段による照合の結
    果、前記グループコードに対応する特徴のうちの少なく
    とも1つの特徴の照合が一致した場合、前記所定の画像
    処理を実行することを特徴とする画像入出力装置。
  67. 【請求項67】 デジタル画像データを処理する画像入
    出力装置であって、 画像データの特徴を記憶した記憶手段と、 画像データを入力する少なくとも2つの画像入力手段
    と、 前記少なくとも2つの画像入力手段のうちから少なくと
    も1つの画像入力手段を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された画像入力手段に入力され
    た画像データから所定の領域を抽出する領域抽出手段
    と、 前記領域抽出手段により抽出された領域から所定の特徴
    を抽出する特徴抽出手段と、 前記特徴抽出手段から抽出した特徴を、前記記憶手段に
    記憶された所定の特徴の中から検索し照合する照合手段
    と、 前記照合手段による照合の結果に応じて所定の画像処理
    を実行する実行手段とを備えたことを特徴とする画像入
    出力装置。
  68. 【請求項68】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記少なくとも2つの画像入力手段は、原稿を
    光学的にスキャンして画像データを得るイメージスキャ
    ナを含むことを特徴とする画像入出力装置。
  69. 【請求項69】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記少なくとも2つの画像入力手段は、身体的
    特徴を読取る手段を含むことを特徴とする画像入出力装
    置。
  70. 【請求項70】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記画像入力手段はネットワークに接続されて
    おり、前記画像データを前記ネットワークを介して取得
    することを特徴とする画像入出力装置。
  71. 【請求項71】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記選択手段は、選択されなかった前記画像入
    力手段への前記画像データの入力を規制することを特徴
    とする画像入出力装置。
  72. 【請求項72】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記領域抽出手段は、注目画素近傍での前記画
    像データの変化量、該変化量の一定区間内の積算値、注
    目画素の周辺画素の輝度値または一定区間内の画像デー
    タの白から黒への変化の回数に基づいて所定の領域を抽
    出することを特徴とする画像入出力装置。
  73. 【請求項73】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記領域抽出手段はネットワークに接続されて
    おり、前記特徴抽出手段により抽出された領域を前記ネ
    ットワークを介して送信することを特徴とする画像入出
    力装置。
  74. 【請求項74】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記所定の領域は、身体的特徴のある領域であ
    ることを特徴とする画像入出力装置。
  75. 【請求項75】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記特徴は、身体的特徴を示すものであること
    を特徴とする画像入出力装置。
  76. 【請求項76】 請求項74または75に記載の画像入
    出力装置において、前記身体的特徴は、指紋の模様であ
    ることを特徴とする画像入出力装置。
  77. 【請求項77】 請求項74または75に記載の画像入
    出力装置において、前記身体的特徴は、手の大きさおよ
    び/または形状であることを特徴とする画像入出力装
    置。
  78. 【請求項78】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記記憶手段は、前記画像入出力装置内に設置
    されていることを特徴とする画像入出力装置。
  79. 【請求項79】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記特徴抽出手段はネットワークに接続されて
    おり、抽出された前記特徴を前記ネットワークを介して
    送信することを特徴とする画像入出力装置。
  80. 【請求項80】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記記憶手段は、ネットワークに接続された外
    部記憶装置であることを特徴とする画像入出力装置。
  81. 【請求項81】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記照合手段はネットワークに接続されてお
    り、前記照合の結果を前記ネットワークを介して送信す
    ることを特徴とする画像入出力装置。
  82. 【請求項82】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記画像入力手段に入力された画像データに基
    づきユーザの認証を行う認証手段を更に備え、該認証が
    認められ場合に、前記入力された画像データを前記記憶
    手段に記憶することを特徴とする画像入出力装置。
  83. 【請求項83】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記領域抽出手段は、少なくとも2つの前記領
    域を一括して抽出し、前記記憶手段は一括して抽出され
    た前記領域の各々を個別に記憶することを特徴とする画
    像入出力装置。
  84. 【請求項84】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記特徴抽出手段は、少なくとも2つの前記特
    徴を一括して抽出し、前記記憶手段は一括して抽出され
    た前記特徴の各々を個別に記憶することを特徴とする画
    像入出力装置。
  85. 【請求項85】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記領域抽出手段は、少なくとも2つの前記領
    域を一括して抽出し、前記記憶手段は一括して抽出され
    た前記領域を1つのグループとして記憶することを特徴
    とする画像入出力装置。
  86. 【請求項86】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記特徴抽出手段は、少なくとも2つの前記特
    徴を一括して抽出し、前記記憶手段は、一括して抽出さ
    れた前記特徴を1つのグループとして記憶することを特
    徴とする画像入出力装置。
  87. 【請求項87】 請求項86に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記記憶手段は、前記グループを示すグループ
    コード、および関連付けられた特徴の個数を示す個数コ
    ードを記憶することを特徴とする画像入出力装置。
  88. 【請求項88】 請求項87に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記照合手段は、前記グループコードに対応す
    る少なくとも2つの特徴を用いて照合を行うことを特徴
    とする画像入出力装置。
  89. 【請求項89】 請求項87に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記照合手段は、前記グループコードに対応す
    る特徴の個数に対する所定の割合数の特徴を用いて照合
    を行い、前記所定の割合数は変更可能であることを特徴
    とする画像入出力装置。
  90. 【請求項90】 請求項87に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記実行手段は、前記照合手段による照合の結
    果、前記グループコードに対応する特徴のうちの少なく
    とも1つの特徴の照合が一致した場合、前記所定の画像
    処理を実行することを特徴とする画像入出力装置。
  91. 【請求項91】 請求項67に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記記憶手段は、記憶された前記特徴の入力元
    である前記画像入力手段を示す情報を記憶することを特
    徴とする画像入出力装置。
  92. 【請求項92】 請求項91に記載の画像入出力装置に
    おいて、前記実行手段は、記憶された前記特徴の入力元
    に応じて異なる画像処理を実行することを特徴とする画
    像入出力装置。
  93. 【請求項93】 画像データの入力または出力する画像
    入出力装置が接続されたネットワーク網であって、前記
    画像入出力装置は、 画像データの特徴を記憶した記憶手段と、 前記画像データを入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段に入力された画像データから所定の領
    域を抽出する領域抽出手段と、 前記領域抽出手段により抽出された領域から所定の特徴
    を抽出する特徴抽出手段と、 前記特徴抽出手段により抽出された特徴と、前記記憶手
    段に記憶された特徴とを照合する照合手段と、 前記照合手段による照合の結果に応じて、所定の画像処
    理を実行する実行手段とを備えたことを特徴とするネッ
    トワーク網。
  94. 【請求項94】 請求項93に記載のネットワーク網に
    おいて、前記画像入力手段は、原稿を光学的にスキャン
    して画像データを得るイメージスキャナであることを特
    徴とするネットワーク網。
  95. 【請求項95】 請求項93に記載のネットワーク網に
    おいて、前記画像入力手段は、身体的特徴を読取るため
    に用意されたものであることを特徴とするネットワーク
    網。
  96. 【請求項96】 請求項93に記載のネットワーク網に
    おいて、前記ネットワーク網は、LANまたはインター
    ネットであることを特徴とするネットワーク網。
  97. 【請求項97】 請求項93に記載のネットワーク網に
    おいて、前記領域抽出手段、前記特徴抽出手段、前記記
    憶手段および前記照合手段を制御する認証サーバーを更
    に備えたことを特徴とするネットワーク網。
  98. 【請求項98】 請求項93に記載のネットワーク網に
    おいて、前記記憶手段は、入力された前記特徴の入力元
    である前記ネットワーク網上の画像入力手段を示すコー
    ドを記憶することを特徴とするネットワーク網。
  99. 【請求項99】 請求項93に記載のネットワーク網に
    おいて、前記実行手段は、入力された前記特徴の入力元
    である前記画像入力手段を示すコードに応じて異なる画
    像処理を実行することを特徴とするネットワーク網。
  100. 【請求項100】 請求項93に記載のネットワーク網
    において、前記照合手段は、入力された前記特徴の入力
    元である入力手段を示すコードに応じて前記照合の回数
    または方式を変更することを特徴とするネットワーク
    網。
  101. 【請求項101】 画像データの入力または出力を行
    う、前記画像データの特徴を記憶した画像入出力装置に
    おける画像入出力方法において、 前記画像データを入力し、 前記入力された画像データから所定の領域を抽出し、 前記抽出された領域から所定の特徴を抽出し、 前記抽出された特徴と、前記記憶された特徴とを照合
    し、 前記照合手段による照合の結果に応じて所定の画像処理
    を実行することを特徴とする画像入出力方法。
  102. 【請求項102】 画像データの入力または出力を行
    う、前記画像データの特徴を記憶した画像入出力装置に
    対し、 前記画像データを入力させ、 前記入力された画像データから所定の領域を抽出させ、 前記抽出された領域から所定の特徴を抽出させ、 前記抽出された特徴と、前記記憶された特徴とを照合さ
    せ、 前記照合手段による照合の結果に応じて所定の画像処理
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラ
    ム。
  103. 【請求項103】 請求項102に記載のコンピュータ
    プログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読
    取可能な記憶媒体。
  104. 【請求項104】 請求項103に記載のコンピュータ
    読取可能な記憶媒体において、前記記憶媒体として、サ
    ーバ・コンピュータおよびクライアント・コンピュータ
    が読むことができるプログラムを格納したフロッピー
    (登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディス
    ク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テー
    プ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることを特
    徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  105. 【請求項105】 請求項103または104に記載の
    コンピュータ読取可能な記憶媒体において、前記記憶媒
    体は、サーバ・コンピュータおよびクライアント・コン
    ピュータに着脱可能であることを特徴とするコンピュー
    タ読取可能な記憶媒体。
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