JP2001125734A - 個人認証用マウス及びそのシステム - Google Patents

個人認証用マウス及びそのシステム

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JP2001125734A
JP2001125734A JP30172399A JP30172399A JP2001125734A JP 2001125734 A JP2001125734 A JP 2001125734A JP 30172399 A JP30172399 A JP 30172399A JP 30172399 A JP30172399 A JP 30172399A JP 2001125734 A JP2001125734 A JP 2001125734A
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Michitaka Mihara
道隆 三原
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NEC Solution Innovators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】指紋による認証を容易にかつ省スペースな構成
で行うことができる装置を提供する。 【解決手段】マウスのボタン上に指紋の検出面を設けた
指紋認証部aに、マウスのボタンを支持するマウスプラ
ンジャ6a内に内蔵されている電極を用いて検出した電気
信号の電気信号パターンの変化を利用して認証を行うた
めの構成と、光源2、ガラス3、レンズ4、センサー5等を
用いて光学式による検出を利用して認証を行うための構
成の2種類を設ける。さらに、マウス内にメモリ15を設
け、メモリ15に認証専用ソフトウェアと指紋情報を格納
し、認証時にスクロールシャッターボタンbを押すこと
によって、認証処理を起動するとともに、必要に応じて
コンピュータ本体に認証専用ソフトウェアを転送するよ
うに構成した。また、活線挿抜可能なインタフェースc
を有することで、挿抜時に自動的にセキュリティロック
をかけるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人認証機能を備
え、かつ位置情報を入力するための装置である個人認証
用マウス、および、個人認証用マウスとコンピュータ本
体からなるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の個人認証用マウスの一例が、特開
平11−149345号公報「情報処理用マウス」に示
されている。この公報に記載されている個人認証用マウ
スは、指紋認証装置の省スペース化を目的として、画面
上の座標位置を入力するための装置であるマウスの本体
内に、指紋パターン入力装置を内蔵するよう構成されて
いた。また、指紋パターン入力装置では、指紋部の接触
・押圧によって生じる感圧部の電気特性の変化を、静電
容量の変化等を利用して読み取り、電気信号パターンに
変換するシステムが用いられていた。
【0003】一方、従来の認証用の専用装置として構成
されている指紋認証装置の一例が、特開平10−240
900号公報「光学式指紋等読取り装置及びその読取り
方法」に示されている。この公報に記載さている指紋認
証装置では、指紋検出面を形成するプリズムを用いた光
学系システムによって指紋パターン入力装置を構成する
とともに、指紋等の読み取りの開始操作を容易に行える
ようにするため、マウスカーソルやキーボードあるいは
専用の手元開始スイッチの操作によって認証処理を開始
するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平11−1
49345号公報に示されているような、従来の個人認
証用マウスでは、指紋パターン入力装置が、その指紋認
識システムが、指紋感圧部の電気特性の変化を利用して
指紋パターンを認識する一系統すなわち単独の認識シス
テムから構成されている。他方、特開平10−2409
00号公報に記載されている指紋認証装置では、指紋パ
ターン入力装置が、光学系から得られる画像情報を利用
して指紋パターンを認識する一系統の認識システムから
構成されており、同様に単独の認識システムとなってい
る。このように、従来の指紋認証装置は、単独システム
で認証が行われるようになっており、複数システムによ
って認証を行うようには構成されていなかった。
【0005】そのため、上記のような従来の技術では、
単独システムで個人の指紋データを収集するため、デー
タに幅がなく他人と誤認してしまうことがあった。その
理由は、単独システムで収集される情報だけでは、本人
を特定する際の決め手となる情報が、多角的な情報では
ないので、似たような指紋の場合にある程度の範囲で一
致であると認識してしまうことが考えられるためであ
る。
【0006】また、従来の技術では、指紋認証を行うに
あたって、指紋の読み取り開始から認証データが登録さ
れるまでの操作を、所定のタイミングで正確に所定の指
示に従った操作が必要とされるものがある。このような
システムでは、タイミングや指紋の位置をあわせるのに
何回も同じ操作を繰り返さなければならないといった場
合があり、指紋認証に手間がかかり、ユーザー側のペー
スでの認証作業が行えないという問題があった。その理
由は、認証専用ソフトウェアの指示に従いながら操作を
進めていくことにあり、指示に従わないと、登録・認証
作業が行われないようになっていたからである。
【0007】また、認証専用の装置として単体で機能す
る指紋認証装置は、個人を特定するだけの機能を備えた
装置であり、コンピュータ本体では例えばその装置のた
めだけに拡張インタフェースを1つ占有することにな
る。その理由は、マウス等の入力装置に指紋認証機能を
兼ね備えた一体型装置を使用せずに両方の機能を必要と
する場合においては、各々の機能を備えた装置を別々に
1台のコンピュータ本体に接続しなければならないた
め、2つのインタフェースを使用して接続することにな
るという問題があった。
【0008】認証専用の単体の指紋認証装置は一度認証
を行えば、次に認証を行う時までは装置の必要性はなく
なる。例えば、活線挿抜可能なインタフェースを有する
単体の指紋認証装置においては、一度認証を行って装置
の必要性がなくなったときに、装置の接続/取り外しを
容易に行うことができる。しかしながら、利用する時に
は、装置を置くスペースが必要になり、机上の作業スペ
ースが狭くなるという問題はある。
【0009】そこで、本発明は、上記の事情に鑑み、指
紋認証を、電気的な電気信号パターン(例えば容量パタ
ーン)の変化を用いて行うシステムと、光学式による認
識システムとの2種類の認識システムで行うことによっ
て、個人認識率を高めることができる個人認証用マウス
を提供することを一つの目的とする。本発明の他の目的
は、通常使用しているマウス等の入力装置に指紋認証機
能を備え、認証機能と入力機能を同時に有するととも
に、入力装置を容易に取り外し可能とする個人認証用マ
ウスを提供することにある。本発明のさらに他の目的
は、ユーザー側のペースで認証作業が行え、指紋を認証
するための準備と手間がかからない個人認証用マウスを
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、コンピュータ本体へ位置情
報を入力するためのマウスにおいて、コンピュータ本体
と活線挿抜可能なインタフェースと、指紋に関する情報
を取得して出力する指紋認証部と、指紋認証部から出力
された指紋に関する情報を示す指紋データを、前記イン
タフェースを介してコンピュータ本体へ伝送する制御手
段とを備えることを特徴としている。また、請求項2記
載の発明は、前記指紋認証部が、指紋に関する情報を、
電気的特性の変化に応じて取得する第1の情報取得手段
と、光学的特性の変換に応じて取得する第2の情報取得
手段とから構成されていることを特徴としている。
【0011】また、請求項3記載の発明は、コンピュー
タ本体によって実行される指紋認証のためのソフトウェ
アと、前記指紋データとを格納するためにメモリをさら
に備えていることを特徴としている。また、請求項4記
載の発明は、コンピュータ本体と、請求項1又は2記載
の個人認証用マウスとからなるシステムであって、前記
活線挿抜可能なインタフェースのコンピュータ本体に対
する活線挿抜時に、コンピュータ本体にセキュリティロ
ックがかけられることを特徴としている。
【0012】また、請求項5記載の発明は、前記指紋認
証部がマウスのボタン上面に設けられていて、コンピュ
ータ本体において画面の位置を前後にスライドさせたり
又は画面をスクロールさせたりするときに用いられるス
クロール・ボタンとしての機能を有するとともに、個人
認証を行う場合にコンピュータ本体における個人認証処
理を起動するためのスイッチとして機能するスクロール
・ボタンをさらに備えていることを特徴としている。ま
た、請求項6記載の発明は、前記指紋認証部における指
紋の接触面に窪み部を有していることを特徴としてい
る。また、請求項7記載の発明は、コンピュータ本体
と、請求項5記載の個人認証用マウスとからなるシステ
ムであって、前記マウスのボタン上面に設けられている
指紋認証部が押されている時に、前記スクロール・ボタ
ンが押された時、個人認証処理が実行されることを特徴
としいる。
【0013】また、請求項8記載の発明は、前記第2の
情報取得手段が、光源と、接触した指紋による接触面の
形状変化を透過するガラスと、光源からの光によってガ
ラスから出射された光を集光するレンズと、レンズによ
って集光された光を検出する光センサーとを有して成
り、光センサーの出力に基づいて指紋の紋様データを指
紋に関する情報として取得することを特徴としている。
また、請求項9記載の発明は、前記第1の情報取得手段
が、指が接触したことによる接触部に流れる電流の変化
と、指の接触部における接触圧力の変化を電気信号に変
換したものとを、指紋に関する情報として取得すること
を特徴としている。また、請求項10記載の発明は、前
記指紋認証部が、指紋の凹凸によって位置又は形状が個
々に変化する複数の検出部材の集まりであることを特徴
としている。
【0014】本発明の装置によれば、指紋認証部につい
ては2種類のシステムで指紋情報を収集するため、個人
の特定をする要素をより多角的に収集し、他人と区別す
る確率を上げることができる。具体的には光学式手段と
電気信号パターン(容量)の変化を検知する手段からな
る2種類の認証システムを有することで、個人データ情
報の幅を広げ、他人と誤認する確率を減少させることが
できる。
【0015】また、本発明による個人認証用マウスによ
れば、本装置をコンピュータに接続したときに指紋認証
を行い、取り外した時にはロックがかかり、コンピュー
タ本体を他人が不正に使用できることはできないように
することができる。取り付け時には、本人であるかの特
定を行う。具体的には、活線挿抜可能なインタフェース
を使用することで実現している。
【0016】さらに、本発明の個人認証用マウスによれ
ば、本装置側にスクロール・ボタンを搭載するととも
に、認証専用ソフトウェアを格納したメモリを搭載する
ことによって、指紋認証を行う時の操作を迅速かつ容易
かつ軽減することも可能である。具体的には、本装置を
コンピュータ本体に接続した時に装置の指紋認証専用ソ
フトウェアが本装置からコンピュータ本体にロードされ
る。その後ディスプレイに表示される認証専用ソフトウ
ェアの指示に従い、指紋認証部を押下し、同時にスクロ
ール・ボタンと押すだけで、常に一定の操作で、認証を
容易に行うことが可能である。
【0017】また、本発明によれば、指紋認証部に窪み
を持たせることによって、窪みによって形状的に規定さ
れる一定の指紋の紋様を収集しやすくなる。また、画面
の位置を前後にスライドさせたり、画面をスクロールす
ることができるボタンに、個人認証を行う際の開始スイ
ッチボタンの機能を兼ね備えさせることによって、従来
よりも容易に認証処理を開始させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る個人認証用マウスの第1の実施の形態について説明す
る。図1および図2は、本発明の個人認証用マウス100
の一実施の形態としての外観図と透視上面図を示してい
る。図1を参照すると、本実施形態における個人認証用
マウス100には左側のボタン101と右側のボタン102の2
つのボタンが設けられている。そして、マウスのボタン
101上面に指紋認証部aが設けられ、側面には、コンピュ
ータ本体において画面の位置を前後にスライドさせた
り、画面をスクロールさせたりするときに用いられるス
クロール・ボタンとしての機能を有するとともに、個人
認証を行う場合にコンピュータ本体における個人認証処
理を起動するためのスイッチとなるスクロール・シャッ
ター・ボタンbが設けられ、さらに、コンピュータ本体
へ接続するため活線挿抜可能なインタフェースcのケー
ブル103が設けられている。なお、ケーブル103の先端の
コネクタは図示していない。ここで、指紋認証部aは、
指紋を認証するときの操作がしやすくなるように窪んで
いて、これによって指を置く位置が一定になるようにな
っている。
【0019】すなわち、本発明のマウスの構成によれ
ば、従来のマウスと同様の形で入力デバイスの機能と指
紋認証機能を兼ね備えたものとなるので、入力操作につ
いては従来と変わることなく操作性が保たれる。そし
て、従来であればそれぞれの機能を有する装置が別々に
コンピュータ本体に接続されていて、机上のスペースも
それだけ必要となっていたものが、コンピュータ本体へ
接続するケーブルも1本だけ接続をすればよくなり、な
おかつ机上においても装置1台分のスペースが確保され
ることに成る。
【0020】図2に示すように、個人認証用マウス100
には、位置入力機能を実現するために用いられる回動自
在に支持されているマウスボール201と、マウスボール2
01の回動に応じて互いに直交する所定方向への回転を検
出するローラ202、203と、ローラ202、203の回転を検出
してパルス信号等の電気信号を出力するエンコーダ20
4、205と、エンコーダ204、205から出力された2系統の
電気信号を演算して2次元の座標面における座標データ
を得る演算部206と、活線挿抜可能なインターフェース
cの制御回路である制御部207と、制御部207を介してコ
ンピュータ本体へ伝送されるデータ等を記憶するメモリ
15と、各部を制御するマイクロプロセッサdと、マイ
クロプロセッサdおよびその周辺回路を搭載する基盤209
が備えられている。
【0021】また、マウスボタン101、102は、マウスプ
ランジャ(押し下げ棒)6a、6bで支えられている。2本
のマウスプランジャ6a、6bのうち、指紋認証部aがある
ボタン101を支えるマウスプランジャ6aには電極が内蔵
されていて、その電極によって検出された電気信号は図
示していない基盤209上のコンデンサに蓄えられ、その
コンデンサの端子電圧を検出することで、指紋の紋様の
違いによって指紋認証部aに生じる静電容量の変化を、
指紋認証部aを通して流れる電流の変化で捕らえ、マイ
クロプロセッサdが検出できるようになっている。指紋
認証部aには、指紋の接触面の下面に開閉式扉1が設けら
れていて、この開閉式扉1は、スクロール・シャッター
・ボタンbを押すとことによって開き、スクロール・シ
ャッター・ボタンbを離すことによって閉じるようにな
っている。一方、指紋認証部aには、開閉式扉1の下に、
指紋によって指紋認証部aの接触面に表れる紋様を透過
するガラス3が設けられている。光源2から照射された光
は、ガラス3の下面で反射し、レンズ4を通って集光され
た後、センサー5で電気信号に変換される。このとき、
ガラス3による反射は、押印された指紋の紋様に応じて
変化し、センサー5の出力から指紋の紋様データを得る
ことができる。
【0022】以上の構成において、操作者が、指紋認証
部aに、指の先端が窪みの前面に触れるように指を置
き、用意ができたらマウス100のボタン101(あるいはボ
タン102)を押し、その状態でスクロール・シャッター
・ボタンbを押すと開閉式扉1が開き、光源2から出力さ
れた光がガラス3に押印された指紋の紋様に反射し、レ
ンズ4を通ってセンサー5に到達し、そこで指紋の画像デ
ータが認識される。また、指紋認証部aがあるボタンの
マウスプランジャ6aの電極で検出された電気信号がコン
デンサに蓄えられて、マイクロプロセッサdで検出され
る。マウス100の移動方向の測定に関しては、マウスボ
ール201の回転によってローラ202、203が反応し、ロー
ラ202、203の先に取り付けられたエンコーダ204、205か
ら発生する電気信号が演算部206で読み取られる。メモ
リ15には、コンピュータ本体で実行される認証専用ソフ
トウェア(プログラム)が格納されており、またマイク
ロプロセッサdで検出した指紋情報等の個人データ情報
も格納される。メモリ15のデータは、制御部207で制御
されて、ケーブル103を通じてコンピュータ本体に送ら
れる。
【0023】なお、スクロール・シャッター・ボタンb
の機能としては、マウスのボタン101を押下していない
時に、スクロール・シャッター・ボタンbを押した場合
には、従来の画面スクロール機能と同様の機能が実行さ
れるようになっている。
【0024】参照して、図1および図2に示す指紋認証
部aの構成および動作について詳細に説明する。指紋認
証部aは、指先がボタン101上の窪みの前面301に触れる
ような形状をしていて、また、指紋認証部aの上面7(接
触面)は指紋の凹凸を判別するために先端が細かい点状
の突起部材の集まりになっていて、指紋の凹凸に応じて
上下方向に移動したり、変形したりする。部材8は、指
紋認証部aそのものの材質を指していて導電性のよい材
質(例えば半導体素子)で形成されている。指紋認証部
上面7の先端301には、押圧を感知できるようにするため
に図示していない圧力センサーが付いており、指紋認証
部上面7を押すとその際のボタン101が押された時の押圧
が圧力センサーで検出されるとともに、指紋認証部aの
上面7に接する指紋の凹凸面の凸面の紋様に応じて変化
して流れる電流が、電極が入ったマウスプランジャ6aで
検出される。
【0025】図3の構成において、操作者が、スクロー
ル・シャッター・ボタンbを押すと、指紋認証部下面9と
ガラス4の間にある開閉式の扉1が開いて、光源2からの
光がガラス3に照射され、指紋認証部aの下面9(指紋認
証部上面7と同様に先端が点状に加工されている)が指
で押された圧力に比例して、ガラス3に複数の点による
紋様が形成・透過される。その紋様は、画像データとし
てレンズ4を通してセンサー5で読み取られ、マイクロプ
ロセッサdに送られる。同時にマウスプランジャ6aで検
出されていた押圧の電気信号と、電流の電気信号もスク
ロール・シャッター・ボタンbが押された時に、図示し
ていない専用回路が開き、例えば図2の基盤209上にあ
るコンデンサに蓄えられ、個人固有の指紋情報として読
み取られて、マイクロプロセッサdに送られる。
【0026】図4は、図3の指紋の紋様を指紋認証部下
面9の先端の点で画像データとして扱うための一部をレ
ンズ4側から透視した図で、点が指紋の凸面に触れてい
るところで、画像をガラス3に写している。すなわち、
この個人認証用マウス100には、個人の指紋を特定する
際に、光学式と電気信号パターン(容量)の変化の2つ
の手段で多角的に情報を収集・認証する方式を採用して
いる。認証方法は、スクロール・シャッター・ボタンb
を押すだけで簡単に得られ、2つの手段から得られるこ
とで個人を特定するための情報の幅が広がるため、他人
と誤認するような認証の確率は減少するという効果がも
たらされる。また、スクロール・シャッター・ボタンb
の設置により、認証を行う側のペースで指紋の認証を行
うことができる。これは、認証専用ソフトウェアの指示
に従い指を置きソフトウェア側が認識するまで、何度で
も指を置くという煩わしさがありかつ、指紋を認証する
ためには受け身的な操作を行うしかなかった従来の操作
がなくなり、認証を行う側の準備ができしだい、自分の
ペースでスクロール・シャッター・ボタンbを押下する
ことで指紋認証処理が行われる構成になっているからで
ある。なお、指紋を迅速に正確に認証するために指を置
くところについても、指を置きやすくするために窪んで
いることで、指の置き方が一定になり一定の紋様の収集
が可能になり、認証の際の判定に効果をもたらすことに
なる。
【0027】次に、図5を参照して本実施の形態の動作
について詳細に説明する。個人認証用マウス100をコン
ピュータ本体へ接続すると、活線挿抜可能なインタフェ
ースcを持ったケーブル103を経由して、本発明装置であ
る個人認証用マウス100に電源が供給(ステップ16)さ
れ、コンピュータ本体側のオペレーティングシステムが
個人認証用マウス100の接続が初めてか否かを検証(ス
テップ17)する。個人認証用マウス100のコンピュータ
への接続が初めての場合は、個人認証用マウス100から
認証専用ソフトウェアを自動的にコンピュータ本体側へ
転送されて、インストール(ステップ18)され、次に操
作者が、個人認証用マウス100の指紋認証部aへ指をのせ
てボタン101を押す(ステップ19)。コンピュータに接
続されたディスプレイに認証専用ソフトウェアによる指
示が表示されるのでそれに従い、準備ができたらスクロ
ール・シャッター・ボタンbを押し(ステップ20)、指
紋が認証(指紋に関する情報が検出)されたら認証時の
比較基準となる個人情報データとしてメモリバッファに
格納され(ステップ21)、活線挿抜可能なインタフェー
スcを持ったケーブル103を経由して個人情報データがコ
ンピュータに送付・登録される(ステップ23)。
【0028】次に、認証専用ソフトウェアに従って、本
人であるかを確認するために、再度、ステップ19〜21の
各処理からなる指紋認証処理22が行われて指紋認証を行
うことになる(ステップ24)。ただし、ステップ24の指
紋認証処理22では、認証処理によって得られた情報が、
現在の個人情報データとして、上記の比較基準となる個
人情報データとは別にメモリ15に格納されることにな
る。一方、ステップ17で接続が初めてではない場合、即
指紋認証処理22(ステップ24)を行い、本人と同一であ
るかを判断し(ステップ25)、本人でなければ、再度指
紋認証処理22(ステップ24)を行うが、本人であればコ
ンピュータを使用できる。なお、ステップ25における本
人と同一であるかを判断する処理は、ここでは個人認証
用マウス100内で行ってその結果をコンピュータ本体へ
転送するようにしてるとするが、それと異なり、基準お
よび現在の個人情報データをコンピュータ本体へ転送し
て、コンピュータ本体で行うようにしてもよい。ただ
し、前者の構成においては、個人認証用マウス100内に
メモリ(バッファ)15を持ち認証データを格納すること
で、コンピュータ本体にアクセスしてコンピュータ側に
格納している個人情報と認証する必要がなくなること
で、個人認証用マウスを一度取り外して再接続した時の
認証処理の時間が速くなることになる。
【0029】図6は、本発明の実態の形態における個人
データを登録するまでの各機能のブロック構成をブロッ
ク図として表している。指紋照合処理機能を有する指紋
照合処理部11は、指紋認証部a、認証手段13、認証手段1
4、マイクロプロセッサdおよびメモリ15から構成されて
いる。また、活線挿抜可能なインタフェースをもったケ
ーブル103から供給される電源を処理する電源供給部10
から、本発明の個人認証用マウス100の電源が供給され
る。個人データの登録においては、指紋認証部aに置か
れた指紋が、認証手段13および14(光学式および電気信
号パターン(容量)の変化で認証する手段)で指紋デー
タを収集し、それをマイクロプロセッサdで検出しメモ
リ15のバッファに格納する。また、認証専用ソフトウェ
アもこのメモリ15に格納されている。メモリ15に格納さ
れている情報は、活線挿抜可能なインタフェースcをも
ったケーブル103経由でコンピュータ本体へ送られる。
コンピュータ本体側に送った情報については、個人認証
用マウス100側内の情報と同期をとり、かつ認証専用ソ
フトウェアがインストール済みか否かについても、監視
する必要があるが、これは制御部207およびコンピュー
タ本体側のCPU(中央処理装置)でコントロールして
いる。
【0030】すなわち、メモリ15に認証専用ソフトウェ
アと個人データが格納されていることで、コンピュータ
本体に電源が入っている状態で、活線挿抜可能なインタ
フェースcを持った個人認証用マウス100は、任意のタイ
ミングで接続をしても動作上の問題がなく、また接続時
に個人認証処理を即時行うことが可能となる。これは、
認証装置の接続の前に認証専用ソフトウェアをコンピュ
ータ側にあらかじめインストールしておく手間を省くこ
とができ、指紋認証操作を容易に行う効果をもたらすこ
とになる。また、一度接続した個人認証用マウスを取り
外すと、コンピュータ本体側に登録されている指紋デー
タと個人認証用マウスのメモリに格納されている個人デ
ータの同期が制御部207で行えなくなるため、その時は
コンピュータ本体側で自動的にセキュリティロックがか
かることになる。さらに、個人データがメモリに格納さ
れていることで、一度取り外した個人認証用マウスを再
度取り付けて認証を行う際に、瞬時に本人であるかの特
定が可能である。
【0031】[発明の他の実施の形態]次に、本発明の
第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。なお、第1の実施形態を示す各図におけるものと同
一の構成要素には同一の符号を付けている。図7を参照
すると、第2の実施形態においては、開閉式扉1が省略
されているとともに、指紋を採取する指と指紋認証部上
面7との間に指紋認証部保護カバー(スライド式扉)26が
設けられており、指紋認証を実施する時のみスクロール
・シャッター・ボタンbを押し、それに連動して保護カ
バーが横にスライドして、指紋が指紋認証部上面7に接
して指紋の認証を行う構成になっている。入力機能とし
て使用するときには、指紋認証部保護カバー26の上面か
ら押すことで、従来のマウスの操作方法と同様に使用で
きる。この実施の形態では、指紋認証時以外の時には、
指が指紋認証部aに接することがないため指紋認証部aの
摩耗、チリの付着からの防止が可能となり、また保護さ
れることで指紋認証部aからの指紋情報収集の状態をよ
り一定に保つことができる。したがって、本人であるか
の判定を行う際の条件が一定の環境になるため正確な認
証が行えることになる。上述した本発明の第1の実施の
形態では、指紋認証部下面9とガラス3の上面との間に開
閉式扉1が存在しているため、指紋認証時以外の入力機
能を行う時にも、指紋認証部上面7が直接押された状態
で操作されるようになっていたが、この第2の実施の形
態では、指紋認証時以外の時には指紋認証部aが保護さ
れるようになっているので、認証部上面7の摩耗を少な
くすることができる。
【0032】次に、本発明の第1の実施形態の個人認証
用マウス100(本装置)を同一のコンピュータ本体に2
台接続する場合の動作について、図8の流れ図を参照し
て詳細に説明する。図8は、個人認証用マウス100aがコ
ンピュータに認証されマウスの使用が可能な状態(ステ
ップ801)から、2台目のマウス100bを接続したときの
プロセスの流れを示している。コンピュータに接続され
ていた個人認証用マウス100aを、一度取り外し(ステッ
プ802)、別の個人認証用マウス100bを接続した場合、
個人認証用マウス100bの制御部207で、メモリ15に格納
されている個人情報と、コンピュータ本体側で個人認証
用マウス100aと同期をとっていた情報が異なることが判
断され(ステップ803)、制御部207(またはコンピュー
タ本体)は個人認証用マウス100bを接続できないように
する(ステップ804)。また、別の同じ個人認証用マウ
ス100bを接続(2台接続されている状態に)した場合
(ステップ805)、2台目の個人認証用マウス100b側の
制御部207で同じ個人認証用マウス100aが1台接続され
ていることを判別し、同一の個人認証用マウス100bの2
台目以降の接続ができないようにする(ステップ80
6)。なお、個人認証用マウス100aを一度取り外した
後、再び接続した場合には、ステップ803において、取
り外し装置と同じ装置が接続されたと判断されて、上述
した指紋認証処理22が実行されるともに(ステップ80
7)、認証判断が行われ(ステップ808)、本人と同一と
判断された場合にはコンピュータ本体の使用の再開が許
可される(ステップ809)。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による個人
認証用マウスによれば、指紋認証情報を2種類の手段で
収集することと、マウス側に認証専用ソフトウェアを組
み込むことで、個人を特定する際の認証率が高まりかつ
指紋認証を行う際の事前準備がなくなるので、煩わしさ
がなくなり迅速に行うことができる。また、認証を行う
際のシャッターの役目の機能を付加したスクロールボタ
ンを搭載することで、ユーザー側のペースで認証作業が
行うことが可能となる。また、活線挿抜可能なインタフ
ェースにすることで、今後のビジネス向け/コンシュー
マ向けコンピュータに標準搭載されるインタフェースで
あるため、コンピュータ本体(デスクトップタイプ、ノ
ートタイプ)を選ぶことがなくなりほとんどの機種に接
続が可能となり、容易に取り付け、取りはずしも行え
る。取り付け時には認証作業を行い、取り外したときに
はセキュリティロックがかかることで容易かつ安全にセ
キュリティの確保を行うことができる。
【0034】さらに、従来の機械式マウスのような入力
装置に指紋認証機能を付加させることで、コンピュータ
への接続インタフェースも一つだけの使用で済むことに
なり、また机上においても、認証装置用にスペースを占
有されることがなく、従来同様のワークスペースを確保
できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の個人認証用マウスの実施の形態
を表す外観図である。
【図2】本発明の第1の個人認証用マウスの構成を示す
透視上面図である。
【図3】本発明の第1の個人認証用マウスの指紋認証部
の左側面からの断面図である。
【図4】本発明の第1の個人認証用マウスの指紋認証部
の指と接触部の仕組みの図である。
【図5】本発明の第1の個人認証用マウスの実施の形態
の動作を示す流れ図である。
【図6】本発明の第1の個人認証用マウスの個人データ
を登録するまでの機能ブロック構成を示すブロック図で
ある。
【図7】本発明の第2の個人認証用マウスの指紋認証部
の左側面からの断面図である。
【図8】本発明の第1の個人認証用マウスの実施の形態
の2台の接続の動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
a 指紋認証部 b スクロール・シャッター・ボタン c 活線挿抜可能なインタフェース d マイクロプロセッサ 1 開閉式扉 2 光源 3 ガラス 4 レンズ 5 センサー 6a,6b マウスプランジャ(押し下げ棒) 7 指紋認証部(上面) 9 指紋認証部(下面) 15 メモリ 26 指紋認証部保護カバー(スライド式扉)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ本体へ位置情報を入力する
    ためのマウスにおいて、 コンピュータ本体と活線挿抜可能なインタフェースと、 指紋に関する情報を取得して出力する指紋認証部と、 指紋認証部から出力された指紋に関する情報を示す指紋
    データを、前記インタフェースを介してコンピュータ本
    体へ伝送する制御手段とを備えることを特徴とする個人
    認証用マウス。
  2. 【請求項2】 前記指紋認証部が、指紋に関する情報
    を、電気的特性の変化に応じて取得する第1の情報取得
    手段と、光学的特性の変換に応じて取得する第2の情報
    取得手段とから構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の個人認証用マウス。
  3. 【請求項3】 コンピュータ本体によって実行される指
    紋認証のためのソフトウェアと、前記指紋データとを格
    納するためにメモリをさらに備えていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の個人認証用マウス。
  4. 【請求項4】 コンピュータ本体と、請求項1又は2記
    載の個人認証用マウスとからなるシステムであって、 前記活線挿抜可能なインタフェースのコンピュータ本体
    に対する活線挿抜時に、コンピュータ本体にセキュリテ
    ィロックがかけられることを特徴とする個人認証用マウ
    スのシステム。
  5. 【請求項5】 前記指紋認証部がマウスのボタン上面に
    設けられていて、 コンピュータ本体において画面の位置を前後にスライド
    させたり又は画面をスクロールさせたりするときに用い
    られるスクロール・ボタンとしての機能を有するととも
    に、個人認証を行う場合にコンピュータ本体における個
    人認証処理を起動するためのスイッチとして機能するス
    クロール・ボタンをさらに備えていることを特徴とする
    請求項1又は2記載の個人認証用マウス。
  6. 【請求項6】 前記指紋認証部における指紋の接触面に
    窪み部を有していることを特徴とする前記請求項5記載
    の個人認証用マウス。
  7. 【請求項7】 コンピュータ本体と、請求項5記載の個
    人認証用マウスとからなるシステムであって、 前記マウスのボタン上面に設けられている指紋認証部が
    押されている時に、前記スクロール・ボタンが押された
    時、個人認証処理が実行されることを特徴とする個人認
    証用マウスのシステム。
  8. 【請求項8】 前記第2の情報取得手段が、光源と、接
    触した指紋による接触面の形状変化を透過するガラス
    と、光源からの光によってガラスから出射された光を集
    光するレンズと、レンズによって集光された光を検出す
    る光センサーとを有して成り、光センサーの出力に基づ
    いて指紋の紋様データを指紋に関する情報として取得す
    ることを特徴とする請求項2記載の個人認証用マウス。
  9. 【請求項9】 前記第1の情報取得手段が、指が接触し
    たことによる接触部に流れる電流の変化と、指の接触部
    における接触圧力の変化を電気信号に変換したものと
    を、指紋に関する情報として取得することを特徴とする
    請求項2記載の個人認証用マウス。
  10. 【請求項10】 前記指紋認証部が、指紋の凹凸によっ
    て位置又は形状が個々に変化する複数の検出部材の集ま
    りであることを特徴とする請求項8又は9記載の個人認
    証用マウス。
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