JP4643708B2 - タイヤ用成型ドラムの駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤの中間成型体であるグリーンケースの両側ビード部をそれぞれ保持するビードロック手段を有する左右一対のドラム部が接近及び離隔可能に設けられてなるタイヤ用成型ドラムの駆動装置に関するものである。
従来より、タイヤの製造における成型工程においては、タイヤ構成部材として、例えば、ゴム材よりなるインナーライナーやゴムチェーファー及びコ−ドを含む補強部材である力−カスプライを成型ドラム周面に貼り付けて積層することにより、円筒状のカーカスバンドを成型し、さらに一次成型ドラムでビードやサイドウオールを成型してグリーンケースとし、次に、前記グリーンケースを二次成型のためのシェーピング変形可能な二次成型ドラムに移送して、該グリーンケースをトロイダル状に変形(シェーピング変形)させ、かつその上にベルトやトレッドゴム等を貼り付けてグリーンタイヤを成型する成型法が知られている。
近年、カーカスバンドの上に積層するベルト及びトレッドゴムを別工程で円筒状に積層成型しておき、このベルト/トレッドバンドと前記カーカスバンドとを前記二次成型ドラム上で合体させてグリーンタイヤを成型する方法も提案されている。また、サイドウオールを二次成型ドラム上で成型する提案もなされている。
ところで、シェーピング変形を含む前記二次成型のための成型ドラムは、タイヤの中間成型体であるグリーンケースの両側ビード部をそれぞれロック状態に保持するビードロック手段を有する左右一対のドラム部を備えてなるもので、前記両ドラム部がドラム軸に沿って軸方向に接近及び離隔可能に設けられており、シェーピング変形時には前記ビードロック手段を備える前記両ドラム部が互いに接近方向に移動し、また、成型されたグリーンタイヤの離脱後に、前記両ドラム部が互いに離隔方向に移動するように構成される。
前記成型ドラムのドラム軸は、通常、下記文献1に例示されるように、前記両ドラム部を回転させるための筒状の外側軸部と、該外側軸部の内部に回転自在に貫挿されかつ軸方向左右部に互いに逆方向のねじ部が形成されたねじ軸との二重軸構造をなし、前記両ドラム部は、それぞれ、前記外側軸部に対し回転不能かつ軸方向に移動可能に嵌合されるとともに、前記ねじ軸の左右部の各ねじ部に螺合せしめられている移動部材に連結されており、前記ねじ軸の回転により、前記ねじ部のねじ送り作用で前記両ドラム部が前記ビードロック手段と共に接近及び離隔移動するように構成されている。
また、カーカスバンドやベルトバンドを成型するドラムで、ドラム本体が周方向複数に分割されたセグメントよりなるバンド成型ドラムにおいても、下記の文献2に例示されるように、ドラム軸を、筒状の外側軸部と、その内部のねじ軸との二重軸構造にして、前記ねじ軸の回転によって前記移動部材を軸方向に移動させることにより各セグメントを拡縮動作させる機構が知られている。
米国特許第3971694号明細書 特開2003−89158号公報
前記の二次成型ドラムやバンド成型ドラム等のタイヤ用成型ドラムの駆動装置としては、前記ドラム軸における外側軸部に対する回転駆動と、前記ねじ軸に対する回転駆動とを行う必要がある。
しかし、前記ドラム軸における外側軸部と、内側のねじ軸との双方の軸の回転駆動のための駆動源を各々別にして、二つの回転駆動手段(モータ等)を装備するのは、装備コストが高くつく上、装置として二つの回転駆動手段の装備スペースを確保する必要もあり、また、装置全体の重量が増すことで、仮に、該装置を移動支持台上に設置して移動させる場合には不利にもなる。
そこで、本発明では、二次成型ドラムやバンド成型ドラム等のタイヤ用成型ドラムの駆動装置として、1台の回転駆動手段を、ドラム軸における外側軸部と内側のねじ軸との双方の軸の回転駆動に利用できるようにして、前記の問題を解決するものである。
本発明は、二重軸構造のドラム軸を備えるタイヤ用成型ドラムの駆動装置であって、前記ドラム軸における外側軸部に連結される外軸と、前記ドラム軸における内側軸に連結される中軸と、前記中軸に回転伝達部材を介して連結された1台の回転駆動手段と、前記中軸もしくは該中軸に連結固定された前記回転伝達部材と前記外軸との間に介設された断接用のクラッチとを備え、前記クラッチの接続時には、前記回転駆動手段の回転を前記中軸と前記外軸との双方に伝達し、前記クラッチの切断時には、前記回転駆動手段の回転を前記中軸のみに伝達するように構成されていることを特徴とする。
この発明の駆動装置によれば、二重軸構造のドラム軸における外側軸部の回転による出力時、例えば成型ドラムの回転時には、前記クラッチを接続状態にする。これにより、前記回転駆動手段の回転が、前記回転伝達部材を介して前記中軸と前記外軸との双方に伝達されることになり、前記中軸により前記ドラム軸における内側軸に回転が伝達されるのと同時に、前記外軸により外側軸部にも回転が伝達され、前記成型ドラムが回転する。このとき、前記内側軸は外側軸部に同期して同速で回転しているため、該内側軸(例えば、ねじ軸)の回転による出力はなされない。
また、前記ドラム軸における外側軸部に対して内側軸を相対回転させる出力時には、前記クラッチを切断状態(非接続状態)にする。これにより、前記回転駆動手段の回転は、前記外軸には伝達されずに前記中軸のみに伝達されることになり、該中軸が回転するのに伴ってこれに連結された前記内側軸も外側軸部に対して相対回転し、該内側軸の回転による出力がなされる。
特に、前記タイヤ用成型ドラムが、前記ドラム軸に沿って互いに接近、離隔可能に設けられてなる左右一対のドラム部を備える成型ドラムであり、前記ドラム軸における前記内側軸が軸方向左右部に互いに逆方向のねじ部が形成されたねじ軸よりなり、前記両ドラム部が、前記外側軸部に対し回転不能かつ軸方向に移動可能に設けられるとともに、前記外側軸部に対する前記ねじ軸の相対回転により、前記両ねじ部による送り作用で接近又は離隔移動するように設けられており、該成型ドラムのドラム軸における外側軸部に前記外軸が、前記ねじ軸に前記中軸が連結されている場合に、前記成型ドラムの回転と、前記両ドラム部の接近又は離隔移動が好適になされる。
すなわち、外側軸部を回転させて成型ドラムを回転させるときは、前記クラッチを接続状態にすれば、前記のように、前記回転駆動手段の回転が、前記中軸と前記外軸との双方に伝達されて、前記ドラム軸の外側軸部が回転することにより成型ドラムが回転する。このとき、内側軸である前記ねじ軸は外側軸部に同期して同速で回転するため、前記両ドラム部は接近及び離隔移動はしない。
また、前記左右の両ドラムを接近あるいは離隔させるときは、前記クラッチを切断状態にする。これにより、前記回転駆動手段の回転は、前記中軸のみに伝達されることになり、該中軸が回転するのに伴ってこれに連結された前記ねじ軸も外側軸部に対して相対回転する。そのため、該ねじ軸の両ねじ部の送り作用で前記両ドラム部が互いに接近あるいは離隔方向に移動する。
前記のタイヤ成型ドラムにおける左右一対の両ドラム部が、タイヤの中間成型体であるグリーンケースの両側ビード部をそれぞれ保持するビードロック手段を含んでなるものとすることができ、これにより、前記ビードロック手段を備える二次成型ドラムにおいて良好に実施できる。
前記の駆動装置において、前記クラッチは、エア給排が可能なエアチューブよりなるエアクラッチであるものが好ましく、これにより、運転中のクラッチの切り替えによる動力伝達の断接作用がスムーズに行われる。
また、前記回転伝達部材が、前記外軸のドラム支持側とは反対側の端部に回転自在に嵌合する筒部と、該筒部より径大でかつ前記回転駆動手段の出力軸と無端の回動部材により伝動可能に連結される掛架回転部とを有し、前記筒部とその外方において前記外軸上のフランジ板より突出した筒状の連結部との間に、エア給排が可能な環状のエアチューブよりなるエアクラッチが配置されてなるものとすることができる。これにより、クラッチの切り替えによる断接作用をスムーズに行うことができる上、接続状態における回転伝達部材から外軸への回転トルクの伝達が確実に行われる。
前記の駆動装置において、前記外軸の一部に軸方向のスリット状の切り欠きが形成されるとともに、該切り欠きと対応する前記中軸の部分にねじ部が形成され、前記外軸の外周には、前記中軸のねじ部に対する螺合部に前記切り欠きを通して連結されて該中軸の回転に伴って軸方向に移動する移動部材が設けられており、該移動部材の移動検出により、前記ドラム軸におけるねじ軸の回転による両ドラム部の接近及び離隔の移動を検出し規制するように構成されてなるものとすることができる。これにより、前記中軸の回転、すなわち該中軸に連結された前記ねじ軸の回転による左右の両ドラム部の移動を容易に検出し、且つ一定以上の移動を規制することができる。
前記の駆動装置において、前記外軸の一部が回転自在に貫通する環状のエア給排部材であって、前記左右のビードロック手段の開閉のためのエア給排用口部と、シェーピング用内圧充填部に対するエア給排用口部と、前記エアクラッチに対するエア給排用口部とを有するエア給排部材が設けられてなり、前記各口部から前記外軸内に形成されたエア通路を通じて、前記ビードロック手段、シェーピング用内圧充填部及び前記エアクラッチに対しそれぞれエアを給排できるように構成することができる。これにより、前記左右のビードロック手段によるロック作用、内圧充填によるシェーピング作用及びクラッチの断接作用が確実に行われる上、該装置の軸部外にはエア給排のためのチューブ等が不要になる。
なお、本発明において、前記左右一対のドラム部は、必ずしも筒胴部分を有するもののみを指しているのではなく、前記ビードロック手段の拡径及び収縮等の動作を行うロック機構等を備えるドラム部分も含むものとする。
上記したように、本発明のタイヤ用成型ドラムの駆動装置によれば、クラッチの切り替えによる伝動状態の断接により、二重軸構造のドラム軸における外側軸部の回転による成型ドラムの回転と、内側軸であるねじ軸の回転による出力、例えば、左右一対の両ドラム部の接近及び離隔動作を、1台の回転駆動手段を駆動源にして行うことができる。そのため、二つの回転駆動手段を装備する場合に比して、装備コストを低減でき、また装置をコンパクトに構成でき、重量増も抑えることができ、該装置を移動支持台上に設置して移動させる場合にも、有利なものになる。
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明のタイヤ用成型ドラムの駆動装置の一実施例を示す断面図、図2は同装置の一部の拡大断面図、図3は前図のIII−III線の拡大断面図、図4は成型ドラムにおける左右両ドラム部の接近及び離隔機構を示す略示断面図である。
図示する例のタイヤ用成型ドラムDは、タイヤの中間成型体であるグリーンケース、すなわち、インナーライナーやカーカスプライを積層し、さらにビード等を成型したグリーンケースGを、トロイダル状にシェーピング変形させ、かつその上にベルトやトレッドゴム等を貼り付け積層しグリーンタイヤを成型するための二次成型用ドラムである。
この成型ドラムDは、ドラム軸1上においてグリーンケースの両側ビード部をそれぞれ保持するビードロック手段2a,2bを有する左右一対のドラム部Da,Dbがドラム軸1に沿って接近及び離隔可能に支持されてなる。なお、図1では、前記ドラム部Da,Dbの内部機構を省略して略示的に示している。
前記ドラム軸1は、ドラム回転用の筒状の外側軸部3と、この外側軸部3の内部に回転自在に貫挿された内側軸であるねじ軸4とよりなる。前記ねじ軸4には、軸方向左右部に互いに逆方向のねじ(右ねじと左ねじ)が形成されている。4a,4bは左右のねじ部を示している。前記左右のドラム部Da,Dbは、それぞれ、前記外側軸部3に対しスプライン嵌合等の手段により回転不能かつ軸方向に移動可能に嵌合されるとともに、前記ねじ軸4の左右のねじ部4a,4bに螺合せしめられている移動部材5a,5bに連結されており、前記外側軸部3に対する前記ねじ軸4の相対回転により、前記両ねじ部4a,4bによる送り作用で、前記両ドラム部Da,Dbが前記ビードロック手段2a,2bと共に接近及び離隔移動するように構成されている。前記の接近及び離隔移動の方向は、前記ねじ軸4の回転方向によって決まり、例えば、右回転によって接近移動する場合、左回転によって離隔移動する。前記両ねじ部4a,4bは、少なくとも前記両ドラム部Da,Dbの移動範囲に渡って形成される。
前記両ドラム部Da,Dbの各々に備えるビードロック手段2a,2bは、例えば、エアの給排により拡径及び縮径してロック及びロック解除を行うように設けられてなるものであり、従来より周知の機構を利用できるので、ここでの詳しい説明は省略する。また、前記両ドラム部Da,Db間の部分には、シェーピング変形のためのエア給排が可能なブラダー(図示せず)等の内圧充填部が設けられるが、この内圧充填部の形態や構成及びエア給排による膨張、収縮の機構等も、従来より周知の機構を利用できるので、ここでの詳しい説明は省略する。また、シェーピング用の内圧充填部としては、前記のブラダーに変わるものとして、例えば、気密ビードロック機構を用いて内圧を充填し、ビードの幅寄せを行いながら内圧を利用して拡径を行うブラダーレス機構を利用することもできる。
本発明の駆動装置10は、前記成型ドラムDのドラム軸1における外側軸部3と、内側のねじ軸4とを、成型作業上の両ドラム部Da,Dbの回転と、接近及び離隔動作に応じて回転駆動するためのものである。この駆動装置10の主軸部11は、前記成型ドラムDの前記外側軸3が連結される外軸13と、前記ねじ軸4が連結される中軸14との二重軸構造をなしている。符号6は前記外側軸3と前記外軸13とのポルト締結による連結部を示し、符号7は前記ねじ軸4と前記中軸14との角軸係合等による連結部を示す。
図の場合、前記主軸部11は、前記外軸13が移動支持台40上で軸方向に間隔をおいて複数個所(図は2個所)に設けられた軸受41,41により回転自在に支承されており、これにより、該主軸部11に連結される前記成型ドラムDを片持ち支持するように設けられている。前記中軸14は、ドラム支持側の端部近傍の個所が前記外軸13の内側に配された軸受15により支承され、また、前記ドラム支持側とは反対側の端部が前記外軸13の端部との間に配された軸受ブッシュ16により支承されている。
前記中軸14のドラム支持側とは反対側の端部には、モータ等の正逆回転可能な回転駆動手段17と接続される回転伝達部材18が取設されている。前記回転伝達部材18は、前記外軸13のドラム支持側とは反対側の端部に対し軸受19を介して回転自在に嵌合する筒部18aと、該筒部18aより径大でかつ回転駆動手段17との連結用のベルト等の無端の回動部材20が掛架されるプーリー等の掛架回転部18bとよりなり、この掛架回転部18bが前記中軸14の端部に固定された固定部材21とねじ締結手段により固定されている。そして、プーリーよりなる前記掛架回転部18bと前記回転駆動手段17の出力軸17a上のプーリーよりなる掛架回転部22との間に、回動部材20としてのベルトが掛架されて、回転駆動手段17の回転を前記中軸14に伝達できるように設けられている。
前記回動部材20として、ベルトに代りに無端のチェーンを用いることもでき、この場合、前記回転伝達部材18の掛架回転部18b、及び出力軸17a上の掛架回転部22としてはチェーンを掛架できるスプロケットにすればよい、
前記回転伝達部材18の筒部18aと、その外方において前記外軸13上に固定されたフランジ状板24より突出した筒状の連結部25との間に、断接用のクラッチ26、特にはエア給排が可能な環状のエアチューブ26aよりなるエアクラッチが配置されており、該クラッチ26のエア給排による切り替え操作により、前記回転伝達部材18を前記外軸14に対し断接可能に、すなわち前記回転伝達部材18の回転を前記外軸14に伝える接続状態と、回転伝達しない切断状態(非接続状態)とに切り替えることができるように設けられている。
前記クラッチ26としては、他の摩擦クラッチや咬み合いクラッチ等の一般的なクラッチを使用することもできるが、実施上は、図のようにエアクラッチを利用するのが作動制御が容易性の点から好ましい。また、前記回転伝達部材18とは別に、前記外軸13の端部と前記中軸14との間に前記同様のクラッチを介設して実施することもできるが、接続時の前記中軸14から前記外軸13への回転トルク伝達を確実に行う上では、図のように前記外軸13の外方で回転トルクを伝達できるように構成して実施するのが好ましい。
前記主軸部11における前記外軸13の一部、例えば前記二つの軸受41,41間の部分には、軸方向のスリット状の切り欠き27が形成されるとともに、該切り欠き27と対応する前記中軸14の部分にねじ部28が形成され、前記外軸13の外周には、前記中軸14のねじ部28に対する螺合部29に前記切り欠き27を通して連結され、前記中軸14の回転に伴って軸方向に移動する環状の移動部材30が設けられており、該移動部材30の移動検出により、前記ドラム軸1におけるねじ軸4の回転による両ドラム部Da,Dbの接近及び離隔の移動を検出し規制するように設けられている。例えば、前記移動部材30の移動範囲の両端付近に、該移動部材30の近接により作動する近接スイッチ31を設けておいて、該近接スイッチ31の作動により回転駆動手段17による回転駆動を停止して、それ以上の移動を規制するように構成される。
さらに、前記主軸部11の外周部には、前記外軸13の一部が回転自在に貫通する環状のエア給排部材32が設けられている。このエア給排部材32は、前記成型ドラムDにおける左右のビードロック手段2a;2bのそれぞれの開用及び閉用のエア給排用口部33a,34a;33b,34bと、シェーピング用内圧充填部に対するエア給排用口部35と、前記エアクラッチに対するエア給排用口部36とが設けられており、図示しないエア供給手段の作動により、前記各口部33a,34a;33b,34b、35、36から、前記外軸13内に形成された個々のエア通路37・・・・あるいは38を通じて、前記ビードロック手段2a;2b、前記シェーピング用内圧充填部及び前記クラッチ26に対しそれぞれエアを給排できるように構成されており、これにより、前記ビードロック手段2a,2b、前記シェーピング用内圧充填部及び前記クラッチ26を適宜動作させることができるようになっている。
なお、前記回転駆動手段17、前記ビードロック手段2a,2b、及びクラッチ26等は、それぞれ制御部(図示せず)からの指令により作動制御されている。特に、前記回転駆動手段17については、制御部からの回転方向を指示する信号により、正転あるいは逆転するように構成されており、これにより、前記ねじ軸4の正転あるいは逆転により前記移動部材5の移動方向を適宜選定でき、前記両ドラム部Da,Dbを接近移動、あるいは離隔移動させることができるように構成されている。また、前記クラッチ26は、ドラム回転時にのみ接続状態になるように設定されている。
このタイヤ用成型ドラムDの駆動装置10による作動状態について説明する。タイヤの中間成型体であるグリーンケースの両側ビード部を、左右の両ドラム部Da,Dbのそれぞれのビードロック手段2a,2bにおいて保持しロックした状態において、成型ドラムDを回転させるときは、クラッチ26を接続状態にする。例えば、図のようなエアクラッチを利用する場合、前記エアチューブ26aにエア給排用口部36及びエア通路38を通じてエアを供給することにより、該エアチューブ26aを膨張させて、前記軸14に固定された前記回転伝達部材18の筒部18aと、前記外軸13側に固定された筒状の連結部25とに密着させる。これにより、前記回転駆動手段17の回転が、前記回転伝達部材18を介して、前記中軸14と前記外軸13との双方に伝達されることになり、前記中軸14により前記ドラム軸1の内側のねじ軸4に回転が伝達されるのと同時に、前記外軸13により外側軸部3にも回転が伝達され、成型ドラムDが回転することになる。このとき、前記ねじ軸4は外側軸部3に同期して同速で回転するため、前記両ドラム部Da,Dbは接近及び離隔移動はしない。
また、前記左右の両ドラムDa,Dbを接近あるいは離隔させるときは、前記クラッチ26を切断状態(非接続状態)に、例えば、前記エアクラッチのエアチューブ26aのエアを排出することにより、外軸13に対し非伝動状態にする。これにより、前記回転駆動手段17の回転は、前記外軸13には伝達されずに、前記中軸14のみに伝達されることになり、該中軸14が回転するのに伴ってこれに連結されたドラム軸1における前記ねじ軸4も外側軸部3に対して相対回転する。そのため、該ねじ軸4の左右両ねじ部4a,4bに螺合した移動部材5a,5bに前記両ドラム部Da,Dbを図のように連結しておくことにより、前記ねじ軸4の回転による送り作用で前記移動部材5a,5bが移動するのに伴って、該両ドラム部Da,Dbがこれに備えるビードロック手段2a,2bを伴って接近あるいは離隔移動する。
例えば、前記ねじ軸4の左右一方向の回転により、前記両ドラム部Da,Dbがこれに備えるビードロック手段2a,2bを伴って接近移動して、この移動に対応して、前記両ドラム部Da,Db間に備えるシェーピング用内圧充填部へのエア供給によりグリーンケースがシェーピング変形せしめられる。こうして、成型ドラムDを前記のようにして回転させ、前記グリーンケースの外側にベルト及びトレッドゴムの積層及びステッチング等を行い、グリーンタイヤを成型する。成型されたグリーンタイヤは、前記ブラダーを収縮させるとともに、前記ビードロック手段2a,2bによるロックを解除することにより、成型ドラムDから離脱させて取り出す。
この後、前記両ドラム部Da,Dbを離隔させるが、この際、前記回転駆動手段17を逆回転させて前記ねじ軸4を前記とは逆方向に回転させる。これにより、前記両ドラム部Da,Dbが前記ビードロック手段2a,2bを伴って離隔移動する。
このように、二次成型ドラムにおける左右のビードロック手段2a,2bを含む両ドラム部Da,Dbの回転と、接近及び離隔動作とを、クラッチ26の切り替えにより一つの駆動源で行うことができる。
なお、本発明の駆動装置は、駆動対象のタイヤ用成型ドラムが、必ずしも上記した実施例のビードロック手段を含む二次成型用ドラムには限らず、接近及び離隔可能な左右一対のドラム部を備え、かつドラム軸が外側軸部と内側軸であるねじ軸との二重軸構造をなす他の成型ドラムにおいても、上記した実施例と同様にして利用できる。
さらに、本発明の駆動装置は、前記のほか、駆動対象のタイヤ用成型ドラムが、周方向複数に分割されたセグメントよりなるドラム本体を備え、前記各セグメントが、前記外側軸部に対し回転不能かつ径方向に変位可能に設けられるとともに、二重軸構造のドラム軸における外側軸部に対する内側軸であるねじ軸の相対回転により、軸方向変位を径方向変位に変換する変位手段を介して拡縮変位するように設けられてなるバンド成型ドラムである場合にも、該成型ドラムのドラム軸における前記外側軸部に本発明駆動装置における前記外軸を、また内側のねじ軸に前記中軸をそれぞれ連結にして実施することができる。
この場合にも、クラッチの切り替えにより、一つの回転駆動手段の回転を、外側軸部とねじ軸の双方に伝達する場合と、内側のねじ軸のみに伝達する場合とを選択することにより、ドラム回転と、ドラム本体の拡縮動作とを一つの駆動源で行うことができる。
本発明のタイヤ用成型ドラムの駆動装置は、左右のビードロック手段を含む両ドラム部の接近及び離隔動作とドラム回転を行う二次成型ドラム、あるいは回転と拡縮動作を行うバンド成型ドラム等のタイヤ成型ドラムに好適に利用することができる。
本発明のタイヤ用成型ドラムの駆動装置の一実施例を示す断面図である。 同装置の一部の拡大断面図である。 前頭のIII−III線の拡大断面図である。 成型ドラムの接近及び離隔機構を示す略示断面図である。
符号の説明
D…成型ドラム、Da,Db…ドラム部、G…グリーンケース、1…ドラム軸、2a,2b…ビードロック手段、3…外側軸、4…ねじ軸、4a,4b…両ねじ部、5a,5b…移動部材、6,7…連結部、10…駆動装置、11…主軸部、13…外軸、13a…端部、14…中軸、15…軸受、16…軸受ブッシュ、17…回転駆動手段、17a…出力軸、18…回転伝達部材、18a…筒部、18b…掛架回転部、19…軸受、20…回動部材、21…固定部材、22…掛架回転部、24…フランジ状板、25…連結部、26…クラッチ、27…切り欠き、28…ねじ部、29…螺合部、30…移動部材、31…近接スイッチ、32…エア給排部材、33a,34a;33b,34b;35、36…エア給排用口部、37,38…エア通路、40…移動支持台、41,41…軸受。

Claims (7)

  1. 二重軸構造のドラム軸を備え、該ドラム軸に沿って互いに接近、離隔可能に設けられてなる左右一対のドラム部を備えるタイヤ用成型ドラムの駆動装置であって、
    二重軸構造の主軸部における外軸であって、前記ドラム軸における外側軸部に連結される外軸と、
    前記主軸部における中軸であって、前記ドラム軸における内側軸に連結される中軸と、
    前記中軸に固定された回転伝達部材と回転伝達可能に接続され、該回転伝達部材を介して前記中軸に回転を伝達するように設けられた1台の回転駆動手段と、
    前記中軸もしくは該中軸に固定された前記回転伝達部材と前記外軸との間に介設された断接用のクラッチとを備え、
    前記クラッチの接続時には、前記回転駆動手段の回転を前記中軸と前記外軸との双方に伝達して前記ドラム軸の外側軸部を介して成型ドラムを回転させ、前記クラッチの切断時には、前記回転駆動手段の回転を前記中軸のみに伝達して前記ドラム軸の内側軸を介して前記両ドラム部が接近又は離隔移動するように構成されていることを特徴とするタイヤ用成型ドラムの駆動装置。
  2. 前記ドラム軸における前記内側軸が軸方向左右部に互いに逆方向のねじ部が形成されたねじ軸よりなり、前記両ドラム部が、前記外側軸部に対し回転不能かつ軸方向に移動可能に設けられるとともに、前記外側軸部に対する前記ねじ軸の相対回転により、前記両ねじ部による送り作用で接近又は離隔移動するように設けられており、該成型ドラムのドラム軸における外側軸部に前記外軸が、前記ねじ軸に前記中軸が連結されてなる請求項1に記載のタイヤ用成型ドラムの駆動装置。
  3. 前記左右一対の両ドラム部が、タイヤの中間成型体であるグリーンケースの両側ビード部をそれぞれ保持するビードロック手段を含んでなる請求項2に記載のタイヤ用成型ドラムの駆動装置。
  4. 前記クラッチが、エア給排が可能なエアチューブよりなるエアクラッチである請求項1〜3のいずれか1項に記載のタイヤ用成型ドラムの駆動装置。
  5. 前記回転伝達部材は、前記外軸のドラム支持側とは反対側の端部に回転自在に嵌合する筒部と、該筒部より径大でかつ前記回転駆動手段の出力軸と無端の回動部材により伝動可能に連結される掛架回転部とを有し、前記筒部とその外方において前記外軸上のフランジ状板より突出した筒状の連結部との間に、エア給排が可能な環状のエアチューブよりなるエアクラッチが配置されてなる請求項4に記載のタイヤ用成型ドラムの駆動装置。
  6. 前記外軸の一部に軸方向のスリット状の切り欠きが形成されるとともに、該切り欠きと対応する前記中軸の部分にねじ部が形成され、前記外軸の外周には、前記中軸のねじ部に対する螺合部に前記切り欠きを通して連結されて該中軸の回転に伴って軸方向に移動する移動部材が設けられており、該移動部材の移動検出によって、前記ドラム軸におけるねじ軸の回転による前記両ドラム部の接近及び離隔の移動を検出し規制するように構成されてなる請求項2又は3に記載のタイヤ用成型ドラムの駆動装置。
  7. 前記外軸の一部が回転自在に貫通する環状のエア給排部材であって、前記左右のビードロック手段の開閉のためのエア給排用口部、シェーピング用内圧充填部に対するエア給排用口部、エアクラッチに対するエア給排用口部とを有するエア給排部材が設けられてなり、前記各口部から前記外軸内に形成されたエア通路を通じて、前記ビードロック手段、前記シェーピング用内圧充填部及び前記エアクラッチに対しそれぞれエアを給排できるように構成した請求項5に記載のタイヤ用成型ドラムの駆動装置。
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