JP4642026B2 - 飲料容器用の弁 - Google Patents
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Description
【0001】
この発明は、減圧下で作動する飲用容器用の弁に関する。弁は、バルブヘッド、バルブシート及び可撓性の膜体からなる。バルブシートは可撓性の膜体に力を伝達可能に結合されている一方、バルブヘッドは付属支持構造物に取り付けられている。
【背景技術】
【0002】
例えば米国特許第6.290.090号及びノルウェー特許第315182号に示されたような特許文献には、減圧作動する飲料容器用の弁を用いた装置をいくつか記載している。この技術分野における従来技術では、バルブシートが付属構造物に取り付けられ、かつバルブヘッドの封止用表面だけが、弁の作動中に、可動し、又は弁の形状が変化する。バルブシートを可動にすることにより、注型成形後に金型からを取り出さなければならない水平シール表面を要求するバルブヘッドの必要性をなくすことができるが、注型成形後に金型から取り出すときにシール表面に損傷を加える危険性がある。シール表面は、力を込めて弁を開けるときに大きく変形するのと同様に、組立途中で損傷を受ける可能性がある。従来の検査方法を用いてシール表面を検査しなければならないので、コストがかさみ、かつ煩雑さが増す。
【特許文献1】
米国特許第6.290.090号
【特許文献2】
ノルウェー特許第315182号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この発明の目的は、従来技術の前記欠点を改善することである。
【0004】
何よりもまずこの発明は、従来技術の生産性の向上及び従来技術のコストの削減を目的とする。
【0005】
この発明の目的は、製造が容易で、かつ比較的高圧にも耐え得るような弁の設計を提供することである。
【0006】
この発明の目的は、発明の詳細な説明及び請求項に記載された特徴を提供することである。
【課題を解決するための手段】
この弁装置は、内部圧P3を有する飲用容器に用いられる。弁は、蓋部材と、飲用開口部に設けられた蓋部材の下流端部(図における表示から「上端」と称することがある。)と、蓋部材の開口している上流端部(図における表示から「下端」と称することがある。)とに、適用形成される。使用時には、蓋部材の下端は飲用容器の開口部に取り付けられ、それによって弁は、飲用容器から弁の上端を形成してなる前記飲用開口部を通って液体が流出するように、開閉する。
弁は一般的に、
−取付端と固定されていない可動端とを有する可撓性の膜体であって、使用時には該取付端が前記蓋部材に固定的に接続され、該可動端が圧密且つ可動に前記蓋部材に接続される可撓性の膜体と、
−バルブヘッドと、
−前記弁が作動しておらず不使用状態のときに、前記バルブヘッドが押し付けられて閉鎖されるバルブシートと
を備えている。
前記蓋部材は、
−(a) 前記蓋部材の周囲圧力P1及び(b) 前記膜体の一方の側と同じ圧力である圧調整チャンバと、
−(c) 下流側にある前記飲用開口部及び(d) 前記膜体の他方の側と同じ圧力である吸引チャンバと
を備えている。
前記弁は、下流側にある前記飲用開口部を介して該吸引チャンバに吸引力が与えられ、前記吸引チャンバが前記周囲圧力P1よりも低い減圧状態P2になったときに、液体を流出させるべく、開くようになっている。これによって、弁開放力を有して前記膜体を作動させて動かす圧力差(P1-P2)に該膜体が曝される。
この発明の弁装置の新規な特徴は、
−前記バルブヘッドは、使用時に液体が傍らを通過可能であるように前記蓋部材に固定され、
−前記バルブシートは前記膜体の前記可動端に連結され、
−前記バルブシートは前記バルブヘッドの上流側に配置され、
−前記バルブシートは前記蓋部材に気密かつ可動に取り付けられる
ことである。このように、前記吸引チャンバに前記減圧状態P2が生じたとき、前記バルブシートが前記バルブヘッドから離脱して液体流出可能に弁を開放するように形成されている。
【0007】
通常、外部圧P1は大気圧である。しかしながら飲用容器の内部圧P3は、弁が作動せずに閉じているときは外部圧P1と同じか又は外部圧P1よりも高いが、弁が開き液体の流出が起きると外部圧P1よりも低くなる。
【0008】
前記飲用容器は例えば、ボトル、カートン、飲料容器、カップ、哺乳ボトル等に用いられる。飲用容器内の液体は、炭酸飲料、温かい飲み物、流動食、アイスクリーム等を含む液体状の食物でもよい。
【0009】
原則的に、例えば平面、円形、半径方向に広がった膜体、又は円筒形といった三次元の形状を有してなるような既知の全ての膜体が、この発明の膜体に用いられる。膜体は対照的又は非対称的な形状を有してよい。膜体は、例えば硬質なリブ又は力伝達部材と膜体の半径方向の圧縮可能な軟質プラスチックとの組み合わせのように、いくつかの部材で形成されることができる。
【0010】
好ましくは、膜体とバルブシートとは可撓性で軟質の材料からなり、同じ材料が好適である。しかしながら、バルブヘッドとバルブヘッドを蓋部材に取り付ける結合部とは、より硬質な材料からなる。
【0011】
この発明の弁の設計によると、バルブシートは力を伝達可能に膜体に接続される。例えば操作者が吸引して吸引チャンバに減圧状態P2を生じさせ、膜体の前記他方の面に圧力差が作用すると、膜体は移動及び/又は変形し、それによりバルブシートに軸に沿った弁開放力を十分伝えることができる。バルブヘッドが蓋部材に固定的に取り付けられているので、バルブシートはバルブヘッドの閉鎖部から離脱し、流出可能に弁を開く。
【0012】
前記膜体を軸方向に延在させることができる。膜体が管状又は円錐形状を取ると好ましい。圧力の影響が及ぶとき、膜体は半径方向に動き、それゆえ軸方向に延在する距離(長さ)が減少する。この膜体の形状は、弁を開放する初期には大きな弁開放力を生み出し、比較的高い弁閉鎖圧P3が飲料容器内にあるときには、有利に使用されることができる。このように、前記吸引チャンバ中に適度な減圧状態P2が生成されるだけで、比較的大きな弁解放力を得ることができる。
【0013】
ある実施例として、膜体の取付端は蓋部材の上流端又はその近傍に取り付けられ、膜体の可動端は蓋部材の下流端又はその近傍に取り付けられている。
【0014】
したがってバルブシートの上流側は、膜体の取付端と飲用容器の飲用開口部との間に設けられた仕切り(隔壁)に形成された流出開口部に可撓性をもって取り付けられている。前記吸引チャンバは仕切りと膜体との間に設けられ、その一方で前記圧調整チャンバが膜体と蓋部材との間に設けられる。さらにバルブシートは、飲用開口部と吸引チャンバとを結合する少なくとも一つの結合孔を有し、こうして、吸引チャンバに生成される減圧状態P2によって弁を作動させて開く。
【0015】
バルブシートの下端部は、可撓性のリングガスケットを仕切りにおいて前記流出開口部の周りに気密に配置してなる。例えば流出開口部は円筒流出路の自由端に形成され、これにより仕切りより突出し、その一部が形成される。その代わりとしてバルブシートの下端部は、例えば軟質及び/又は蛇腹状のスリーブ等の可撓性スリーブを提供し、仕切りの前記流出開口部に接続されている。スリーブはバルブシートに接続された分離部を形成してもよく、又はスリーブは例えば注型成形する等してバルブシートと一体化されていてもよい。さらに、スリーブの下端面は円筒流出路に接続され、これにより仕切りより突出し、その一部となっている。
【0016】
バルブシートは、バルブシートの外部に形成される可撓性封止用カラーを介して、気密かつ可動に、蓋部材に接続される。
【0017】
膜体を注型成形により大量生産するという観点からみると、前記膜体、前記バルブシート及び該バルブシートの上流側にある前記可撓性スリーブが対応する金型において1つの部品として形成されるのも好適である。該金型にて成形され、該金型から取り外されたときに、該1つの部品が広がったY字の形状を有する。このY字型の部品は、損傷を与えることなく、容易に金型から取り外すことができる。したがってこの部品は、金型から取り外された直後はY字形であり、その後、次の組立及び他の付属部材との使用のために通常の形状に反転して折り曲げることができる。
【0018】
他の実施例として、膜体の取付端は蓋部材の下流端又はその近傍に取り付けられ、膜体の可動端は蓋部材の上流端又はその近傍に取り付けられている。
【0019】
したがって、バルブシートの上流側は、バルブシートの外側に形成されて該バルブシートから突出している可撓性封止用カラーを介して気密かつ可動に蓋部材に接続されている。こうして、前記圧調整チャンバは膜体と蓋部材と可撓性封止用カラーとの間に形成され、その一方で吸引チャンバは膜体と蓋部材の前記飲用開口部との間に形成されてなる。さらにバルブシートは、飲用開口部と吸引チャンバとを結合する少なくとも一つの結合孔を有し、これによって、弁の作動及び開放のために前記減圧状態P2が吸引チャンバに生成される。さらに、可撓性封止用カラーは、蓋部材の内側肩部を形成するシール表面に結合している。
【0020】
さらに、膜体の取付端は、スナップ結合やネジ留めによって、蓋部材に取り付けられている。
【0021】
蓋部材は、前記飲用開口部を形成する内部カラーを有して形成可能であり、その場合、内部カラーは簡易離脱結合の第一の連結部材と共に形成可能であり、前記前記取付端は、簡易離脱結合の第二の連結部材を有して形成される。
【0022】
一般的に、蓋部材は、前記圧調整チャンバに通じる少なくとも一つの出口、例えば孔を有する。
【0023】
さらにバルブヘッドは、少なくとも一つの支持部を介して蓋部材に結合される。
【0024】
その上、バルブヘッド及び/又はバルブシートは、弁が閉じている間はバルブヘッドをバルブシートの中央に配するための案内装置を有して形成され、又は配置される。
【0025】
この弁の装置の利点は、可動バブルシートが使用位置でバブルヘッドに臨んでいる場合に、飲料容器内の内部圧P3が増加するにつれて、弁閉鎖圧が上昇することである。それゆえ、容器内に過圧P3が生じ、又は容器を圧縮することにより容器内に加圧P3が生じる場合には、弁は開くことができない。これは、飲用容器の既知の多くの弁がそうであるのとは異なり、飲用容器からの意図しない流出及び漏液を防ぐ。
【0026】
この弁の装置及び蓋部材は、必要ならば先端保護カバー及び/又は他の適宜の技術的な改造物を取り付けることができる。これは特に、弁の装置及び/又は蓋部材を飲用容器に取り付けるための方法及び装置の選択に関する。これはまた、前記リングガスケット及び封止用カラーを含むフランジ状シール、スナップ結合やネジ留めを含む簡易離脱結合、弁の装置及び/又は蓋部材における部品間の設計の選択にも関する。これらはあらゆる飲用容器に用いることができる。装置が容易に掃除及び/又は再利用できるとすれば、例えばスナップ結合の代わりにネジ留めが使用可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
次に示すように、この弁の装置は好適な実施例に限定されず、添付図に実施例の縦断面を示す。
【0027】
図は、概要であり、かつ図において示される細部の大きさ及び相対的な配置をやや歪めて示している。同じ参照番号は、この発明の様々な実施例において同じように用いられ又は詳細まで一致するように用いられる。
【0028】
全ての図は、内部圧P3を有する飲用容器4に取り付けられる弁2の装置を示している。弁2は蓋部材6を提供し、上端8は飲用開口部10を提供し、下端12は開口しておりかつ使用状態で飲用容器における開口部14の周囲に取り付けられている。それゆえ飲用容器4から弁2の上端に設けられた前記飲用開口部10を通って液体が流出(図示せず)可能なように、弁2が開閉する。
【0029】
一般的に弁2は、
−使用時には前記蓋部材6に固定的に接続される取付端18と、該蓋部材2に圧密且つ可動に接続される、固定されていない可動端20とを有する可撓性の膜体16と、
−バルブヘッド22と、
−前記弁2が作動しておらず不使用状態のときに、前記バルブヘッド22が押し付けられて閉鎖されるバルブシート24と
を備えている。
【0030】
前記蓋部材6は、
−(a) 前記蓋部材6の周囲圧力P1及び(b) 前記膜体16の一方の側28と同じ圧力である圧調整チャンバ26と、
−(c) 下流側にある前記飲用開口部10及び(d) 前記膜体16の他方の側32と同じ圧力である吸引チャンバ30と
を備えている。下流側にある前記飲用開口部10を介して該吸引チャンバ30に吸引力が与えられ、前記吸引チャンバが前記周囲圧力P1よりも低い減圧状態P2になったときに前記弁2は、液体を流出させるべく、開くようになっている。これによって、弁開放力を有して前記膜体を作動させて動かす圧力差(P1-P2)に該膜体16が曝される。
【0031】
弁2の新たな特色は、
−バルブヘッド22が、使用時に液体が通過可能であるように前記蓋部材6に固定され、
−バルブシート24が前記膜体16の前記可動端20に連結され、
−バルブシート24が前記バルブヘッド22の上流側に配置され、
−バルブシート24が前記蓋部材6に気密かつ可動に取り付けられる
ことである。このようにして、前記吸引チャンバ30に前記減圧状態P2が生じたとき、前記バルブシート24が前記バルブヘッド22から離れて液体流出可能に弁2を開くように形成されている。
【0032】
図1a、1b、2a及び2bにおいて、飲用容器4は、ボトル及びボトル4の前記開口部を形成するネジ式飲用噴出口34からなり、蓋部材6は、飲用噴出口34に離脱可能に取り付けられた内側に螺旋部を有するネジ蓋からなる。
【0033】
しかしながら図3a、3b及び3cは、例えばカートン飲用容器4の壁の一部及び液体流出用の開口部しか示されていない。この実施例は、飲用容器4の外側及び開口部の周囲14に取り付けられる外側に張り出したフランジ36を備えてなる、異なった形状の蓋部材6を示している。
【0034】
全ての図において、膜体16は、不使用時に、軸方向の広がりを有すると共に円錐形(図1a、1b、2a及び2b参照)又は略円錐形(図3a及び3b参照)であるスリーブ状の形状を有している。さらにバルブヘッドは、蓋部材6に少なくとも一つの結合支持部38を介して取り付けられている。図1a、1b、2a及び2bにおいて、バルブヘッド22は、下端に半球状部位40を有し、半球状部位40は弁2が閉じている間は、バルブヘッド22を相補的な形状を有するバルブシート24の中央に配するための案内装置を構成している。しかしながら図3a、3b及び3cおいては、バルブヘッド22は、弁2が閉じている間は、バルブヘッド22をバルブシート24の中央に配するための案内装置を構成する、一端が前記取付支持部38に連結され、他端には案内ペグ44が設けられた軸上の支持部42からなる(図3a参照)。さらに全ての図は、前記圧調整チャンバ26に少なくとも一つの孔46を有する蓋部材6を示している。
【0035】
図1a、1b、2a及び2bにおいて、膜体16の取付端18は、ネジ蓋6、ボトルにおいてネジ蓋6の上流端12近傍、飲用噴出口34とネジ蓋6内に形成される肩48との間に取り付けられている。しかしながら膜体16の可動端20は、ネジ蓋6の下流端8に取り付けられている。バルブシート24の上流側は、取付端18とボトル4の開口部14との間に設けられた仕切り52内の流出開口部50に可撓性を持って取り付けられている。これにより前記吸引チャンバ30は仕切り52と膜体16との間に設けられ、前記圧調整チャンバ26は膜体16とネジ蓋6との間に設けられる。バルブシート24は、吸引チャンバ30と飲用開口部10とを連結する結合チャネル54を少なくとも一つは有している。そのうえバルブシート24は、バルブシート24の外側の設けられた可撓性封止用カラー56を介して、気密かつ可動にネジ蓋6に結合されている。
【0036】
図1a及び1bにおいて、バルブシート24の下端は、仕切り52内の流出開口部50の周囲に、気密にかみ合うように可撓性のリングガスケット58を有している。この実施例においては、円筒形流出開口部60の自由端である飲用開口部50が形成され、仕切り52から突出し、パートを形成している。
【0037】
図2a及び2bにおいて、バルブシート24の下端は、仕切り52内のやや異なった形状の流出開口部50に連結された比較的軟質のスリーブ62を有している。この実施例においては、スリーブ62の下端は成型されたやや短めの筒状流出チャネル60’と連結しており、仕切り52から突出し、パートを形成している。作動して膜体16が移動するとき、スリーブ62は一時的に圧縮されかつ軸方向に縮む(図2b参照)。
【0038】
しかしながら図3a、3b及び3cにおいて、膜体16の取付端18は、蓋部材6の下流端8において、蓋部材6と飲料容器とに結合されており、それゆえ膜体16の可動端20は蓋部材6の上流端12近傍で蓋部材6に結合されている。さらにバルブシート24の上流側は、バルブシート24の外側に設けられると共にバルブシート24から突出している可撓性封止用カラー64を介して気密かつ可動に蓋部材6に結合されている。したがって前記圧調整チャンバ26は可撓性封止用カラー64と膜体16と蓋部材6との間に設けられ、前記吸引チャンバ30は膜体16と蓋部材6における前記飲用開口部10との間に設けられている。可撓性封止用カラー64は蓋部材6における内側肩部48の形状をしたシール表面に結合されている。
【0039】
加えて膜体16の取付端18は、第一の連結要素66a及び第二の連結要素66bからなる二つの要素で構成するスナップ結合66状の迅速に離脱可能な連結を介して、蓋部材6に取り付けられている。例えば蓋部材6には、前記飲用開口部10を構成する内カラー68が設けられている。内カラー68は、前記第一の連結要素66aを有している一方、取付端18は前記第二の連結要素66bを有している。
【0040】
図1b、2b、3b及び3cは弁2が作動、及び開いている状態を示しており、吸引チャンバ30内に減圧状態P2が生じているという事実により、バルブシート24が固定されたバルブヘッド22から離脱する。これによって、圧力差(P1-P2)が吸引チャンバ30において生じている。この圧力差は、膜体16が三次元の半径方向形状を変化させて軸方向の延在距離が短くなることに起因する弁開放力を有して、膜体16を作動、変形、かつ移動させる。全ての図における膜体16は半径方向内側へ変形する。しかしながら図1b及び2bに示される膜体16の変形は膜体16の軸方向の延在距離が短くなる原因となる一方、図3b及び3cに示される膜体16では軸方向の延在距離が長くなる。
【0041】
図3cにおいて、弁2は示されるように連通状態となり、飲用容器4の圧力は液体流出のために外部圧P1よりも低くなる。この状態において、圧力差(P1-P3)は前記可撓性の封止用カラー64に作用し、かつ蓋部材6、圧調整チャンバ26及び封止用カラー64と蓋部材6の肩48との間に設けられる隙間70における前記連通孔46を通じて放出可能に64を開くまで飲用容器4の内部方向へ64を移動させる。空気の流入方向は図において下方への矢印で示されている。封止用カラー64は飲用容器4の圧力が均一になると、すなわちP3がP1より大きく又は等しくなると、すぐに再封止するようになっている。飲用容器4の放出は弁が作動しかつ開くときに限って起こるとは限定されず、放出はこの放出方法とは無関係に起こる。
【0042】
減圧状態P2の不在下において、可撓性の膜体16、前記封止用カラー56、64、前記リングガスケット58及び/又は前記可撓性のスリーブ62の変形後、弁2は弾力的に閉じる。
【0043】
この発明の他の実施例によれば、図4a、4b、4c及び4dは図2a及び2bで示した実施例と類似している弁の装置の第四実施例を示している。図4a、4b及び4cは弁の装置を組み立てる前の個々の要素を示しており、図4dはこれらの要素の組み立て後を示している。
【0044】
特に図4aは、従来技術によって大量生産するのに都合のよい形状を有する膜体16を示している。注型成形するときに膜体16が広げたY字型の形状を有するために金型を形成することによって、膜体16は金型から取り出す際に傷をつけずに取り出しやすくなる。よって膜体16は、注型成形し、かつ金型から取り出したときには広げたY字型の形状を有している。しかしながらこの実施例では、膜体16の取付端18は円断面を有するOリングを形成する。それゆえ、仕切り52に取り付けられた前記スリーブ62はバルブシート24に統合している。
【0045】
さらに図4bは、通常使用する形状に反らして固定した後の膜体16を示しており、Oリング18は前記仕切り52の上方面に設けられる第一の円溝72にかみ合っている。この実施例において仕切り52の下方面は、膨カラー74及び周縁保護カラー76を有し、ボトル4(図示せず)に弁の装置が係止して取り付けられている。
【0046】
さらに図4cは、図1a、1b、2a及び2bと似たネジ蓋6が示されている。この実施例ではネジ蓋6の肩48は、前記Oリング18とかみ合わせるための第二の円溝78を有している。
【0047】
図4dは、ネジ蓋6内に弁の装置を組み立てて装着し、かつボトル4に結合できる状態のこの発明を示しており、Oリング18は前記第一および第二の溝72、78の間に係止している。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1a】図1aは、ボトルに結合されるネジ蓋において、この発明の弁の装置が蓋部材内に用いられ、弁が閉じている場合の第一の実施例を示している。
【図1b】図1bは、ボトルに結合されるネジ蓋において、この発明の弁の装置が蓋部材内に用いられ、弁が開いている場合の第一の実施例を示している。
【図2a】図2aは、ボトルに結合されるネジ蓋において、この発明の弁の装置が蓋部材内に用いられ、弁が閉じている場合の第二の実施例を示している。
【図2b】図2bは、ボトルに結合されるネジ蓋において、この発明の弁の装置が蓋部材内に用いられ、弁が開いている場合の第二の実施例を示している。
【図3a】図3aは、この発明の弁の装置が飲用容器に取り付けられた蓋部材内に用いられ、弁が閉じている場合の第三の実施例を示している。
【図3b】図3bは、この発明の弁の装置が飲用容器に取り付けられた蓋部材内に用いられ、弁が開いている場合の第三の実施例を示している。
【図3c】図3cは、この発明の弁の装置が飲用容器に取り付けられた蓋部材内に用いられ、弁が開いて放出可能な場合の第三の実施例を示している。
【図4a】図4aは、注型成形し、かつ金型から取り出した膜体を示している。
【図4b】図4bは、通常使用する形状に反らして固定した後の膜体を示している。
【図4c】図4cは、図1a、1b、2a及び2bと似たネジ蓋を示している。
【図4d】図4dは、ネジ蓋内に弁の装置を組み立てて装着し、かつボトルに結合できる状態のこの発明を示している。
Claims (18)
- 内部がある圧力(P3)である飲用容器(4)用の弁(2)を備えた装置であって、
弁(2)が該弁を取り囲む蓋部材(6)の中に設けられており、該蓋部材(6)の下流端(8)が飲用開口部(10)を備え、該蓋部材(6)の上流端(12)が開口しており、使用時には飲用容器(4)の開口部(14)の周囲に取り付けられ、これによって、前記弁(2)の下流にある前記飲用開口部(10)を介して前記飲用容器(4)から流出する液体に対して前記弁(2)が開閉し、
前記弁(2)が、
−取付端(18)と固定されていない可動端(20)とを有する可撓性の膜体(16)であって、使用時には該取付端(18)が前記蓋部材(6)に固定的に接続され、該可動端(20)が圧密且つ可動に前記蓋部材(6)に接続される可撓性の膜体と、
−バルブヘッド(22)と、
−前記弁(2)が作動しておらず不使用状態のときに、前記バルブヘッド(22)が押し付けられて閉鎖されるバルブシート(24)とを備え、
前記蓋部材(6)が、
−(a) 前記蓋部材(6)の周囲圧力(P1)及び(b) 前記膜体(16)の一方の側(28)と同じ圧力である圧調整チャンバ(26)と、
−(c) 下流側にある前記飲用開口部(10)及び(d) 前記膜体(16)の他方の側(32)と同じ圧力である吸引チャンバ(30)と
を備え、
−下流側にある前記飲用開口部(10)を介して該吸引チャンバ(30)に吸引力が与えられ、前記吸引チャンバが前記周囲圧力(P1)よりも低い減圧状態(P2)になったときに、前記弁(2)が液体を流出させるべく、開くようになっており、これによって、弁開放力を有して前記膜体(16)を作動させて動かす圧力差(P1-P2)に該膜体(16)が曝される装置において、
−前記バルブヘッド(22)は、液体が該バルブヘッドの傍らを通過可能であるように前記蓋部材(6)に固定され、
−前記バルブシート(24)は前記膜体(16)の前記可動端(20)に連結され、
−前記バルブシート(24)は前記バルブヘッド(22)の上流側に配置され、
−前記バルブシート(24)は前記蓋部材(6)に気密かつ可動に取り付けられ、
−かくして、前記吸引チャンバ(30)に前記減圧状態(P2)が生じたとき、前記バルブシート(24)が前記バルブヘッド(22)から離脱して液体流出可能に弁を開放するように形成されて成る、
ことを特徴とする弁の装置。 - 前記膜体(16)が軸方向に延在していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記膜体(16)が管状又は円錐形状であることを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 前記膜体(16)の前記取付端(18)が、前記蓋部材(6)の前記上流端(12)又はその近傍に取り付けられて成る一方、前記膜体(16)の前記可動端(20)は前記蓋部材(6)の前記下流端(8)又はその近傍に取り付けられて成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の装置。
- 前記バルブシート(24)の上流側は、前記膜体(16)の前記取付端(18)と前記飲用容器(4)の前記開口部(14)との間に設けられた仕切り(52)における流出開口部(50)に可撓に取り付けられ、
これによって、前記吸引チャンバ(30)が該仕切り(52)と前記膜体(16)との間に形成される一方、前記圧調整チャンバ(26)は前記膜体(16)と前記蓋部材(6)との間に形成され、
前記バルブシート(24)が、前記吸引チャンバ(30)と前記飲用開口部(10)とを連結する、少なくとも一つの連通路(54)を有して成ることを特徴とする請求項4に記載の装置。 - 前記バルブシート(24)の上流側は、前記仕切り(52)における前記流出開口部(50)の周りに気密に装着されるように配置された可撓性のリングガスケット(58)を備えて成ることを特徴とする請求項5に記載の装置。
- 前記流出開口部(50)は、円筒流出路(60)の固定されていない端部に設けられ、前記円筒流出路は、前記仕切り(52)から突出して前記流出開口部の一部をなすことを特徴とする請求項6に記載の装置。
- 前記バルブシート(24)の上流側は、可撓性スリーブ(62)を有し、該可撓性スリーブは前記仕切り(52)の前記流出開口部(50)に取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の装置。
- 前記可撓性スリーブ(62)の上流端は、前記仕切り(52)から突出すると共に該仕切りの一部を成す筒状流出路(60’)に取り付けられていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
- 前記バルブシート(24)は、該バルブシート(24)の外側に設けられた可撓性の封止用カラー(56)を介して前記蓋部材(6)に気密かつ可動に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
- 前記膜体(16)、前記バルブシート(24)及び該バルブシート(24)の上流側にある前記可撓性スリーブ(62)が対応する金型において1つの部品として形成され、該金型から取り外されたときに、該1つの部品が広がったY字の形状を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の装置。
- 前記膜体(16)の前記取付端(18)が前記蓋部材(6)の前記下流端(8)又はその近傍に取り付けられている一方、該膜体(16)の前記可動端(20)は該蓋部材(6)の前記上流端(12)又はその近傍に取り付けられていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の装置。
- 前記バルブシート(24)の上流側は、該バルブシート(24)の外側に設けられた可撓性封止用カラー(64)を介して前記蓋部材(6)に気密かつ可動に取り付けられ、また、該バルブシート(24)から突出しており、
前記圧調整チャンバ(26)は該封止用カラー(64)と前記膜体(16)と前記蓋部材(6)との間に設けられる一方、前記吸引チャンバ(30)は該膜体(16)と該蓋部材(6)の前記飲用開口部(10)との間に設けられることを特徴とする請求項12に記載の装置。 - 前記可撓性封止用カラー(64)は、前記蓋部材(6)の内側肩部(48)のシール表面と連結していることを特徴とする請求項13に記載の装置。
- 前記膜体(16)の前記取付端(18)は、スナップ結合(66)又はネジによる結合によって前記蓋部材(6)に取り付けられていることを特徴とする請求項12、13又は14に記載の装置。
- 前記蓋部材(6)は、前記圧調整チャンバ(26)内に通じる少なくとも一つの連通孔(46)を有することを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載の装置。
- 前記バルブヘッド(22)は、少なくとも一つの支持部(38、42)を介して前記蓋部材(6)に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の装置。
- 前記バルブヘッド(22)及び前記バルブシート(24)のうち少なくとも一つは、前記弁(2)が閉じている間に該バルブヘッド(22)を該バルブシート(24)の中央に配するための案内装置(40、44)を有する又は配置されていることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載の装置。
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