JP4642008B2 - 筐体開閉機構および電子機器 - Google Patents
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Description
下筐体に対して、上筐体が、第1の方向を回転軸線方向として開閉すると共に、前記第1の方向に対して直交する第2の方向を回転軸線方向として開閉する筐体開閉機構であって、
横断面が所定形状の柱状部材からなり、外周面に平行な方向が前記第1の方向となるような状態で、前記下筐体に対して固定されるカムと、
棒状ピンと、
前記棒状ピンを、当該棒状ピンの中心線方向に移動可能に収納する中空棒状部を備え、前記棒状ピンの中心線方向の一端側の端面が前記カムの前記外周面に対向する状態を維持するように前記中空棒状部を前記第2の方向に配し、かつ、前記中空棒状部が前記第1の方向を回転軸線方向として回転するように、前記カムに対して回転可能に取り付けられる棒状アーム部材と、
前記棒状アーム部材の前記中空棒状部内において、前記棒状ピンの前記一端側の端面を前記カムの外周面に常時圧接させるように前記棒状ピンを前記中心線方向に偏倚させる第1の偏倚手段と、
前記棒状アーム部材の前記中空棒状部に対して、当該中空棒状部を前記第2の方向を回転軸線方向として回転可能とするように挿通される、前記上筐体に対して取り付けられている回転アーム部材と、
前記回転アーム部材の、前記中空棒状部に対する回転に対して抵抗する力を付与する手段と、
を備えることを特徴とする。
前記カムの横断面の所定カム形状は、前記上筐体が前記下筐体に対して閉状態のときに前記棒状ピンの前記端面が圧接する前記カムの外周面と前記第1の方向の回転軸線位置との距離よりも、前記第1の方向の軸線位置を回転中心として前記上筐体が前記下筐体に対して回転して開状態となったときに前記棒状ピンの前記端面が圧接する前記カムの外周面と前記第1の方向の回転軸線位置との距離の方が大きくなるようなものとされる
ことを特徴とする。
前記カムの、前記閉状態のときに前記棒状ピンの前記端面が圧接する外周面部分と、前記第1の方向を回転軸線方向として前記上筐体が前記下筐体に対して回転して所定の回転角になった位置において前記棒状ピンの前記端面が圧接する前記カムの外周面部分とは、前記棒状ピンの前記端面に対応した面形状とされている
ことを特徴とする。
前記第2の偏倚手段の偏倚力に抗して前記上筐体を前記閉状態から前記第2の方向を回転軸線方向として回転することで前記回転アーム部材を前記棒状アーム部材に対して回転させるときに、前記閉状態のときと、前記開状態の所定の回転角位置とにおいて嵌合する嵌合部材を設けた
ことを特徴とする。
前記棒状ピンは、その中心線方向の他端側に、その周面に対して直交する方向に突出する前記突起を備え、
前記棒状アーム部材は、前記棒状ピンの前記突起を外部に突出させる第1の透孔溝を備え、前記第1の透孔溝を通じて前記突起を外部に突出させた状態で前記棒状ピンを前記第2の方向に移動可能に収納するようにし、
前記回転アーム部材は、前記突起が入り込むことが可能なように、前記第2の方向に延長される第2の透孔溝を備え、
前記下筐体に対して上筐体が閉じられた状態においては、前記回転アーム部材の前記第2の透孔溝は、前記第1の透孔溝に延長する方向に配されるようにされるが、前記突起は、前記第2の透孔溝には入り込まない状態とされ、
前記下筐体に対して上筐体が前記第1の方向を回転軸線方向として回転して開状態にされたときには、前記カムにより、前記突起が前記第2の透孔溝に入り込んで、前記上筐体が、前記開状態において前記第2の方向を回転軸線方向として回転するのを規制するようにされ、
前記下筐体に対して上筐体が前記第2の方向を回転軸線方向として回転して開状態にされたときには、前記回転アーム部材が前記突起と突き当たって、前記突起の第2の方向への移動が規制されることにより、前記下筐体が前記第1の方向を回転軸線方向として回転するのを規制するようにされる
ことを特徴とする。
棒状アーム部材40のピン部45の円柱状部45aは、回転アーム部材50が、棒状アーム部材40の中空棒状部44の小径部47に回転可能に挿通されたときに、第1の嵌合カム81の貫通孔81a内に回転可能に挿通される状態になる。なお、このとき、ピン部45の円柱状部45aは、第1の嵌合カム81の嵌合凹部83の凹底面83cよりも、ホルダ部材60側には突出しないように構成されている。すなわち、第1の嵌合カム81の嵌合凹部83の凹底面83cよりもホルダ部材60側には、ピン部45の太鼓型形状部45bのみが存在するように構成されている。
以上の実施形態では、一点鎖線14で示す長辺方向を第1の回転軸線の方向とし、一点鎖線15で示す短辺方向を第2の回転軸線の方向としたが、逆にしても良い。その場合には、棒状アーム部材40の中心線方向が上筐体12の長辺方向に平行な方向となり、当該長辺方向において上筐体12の内部に、ヒンジ部13の大部分が収納されるように構成されることになる。
Claims (6)
- 下筐体に対して、上筐体が、第1の方向を回転軸線方向として開閉すると共に、前記第1の方向に対して直交する第2の方向を回転軸線方向として開閉する筐体開閉機構であって、
横断面が所定形状の柱状部材からなり、外周面に平行な方向が前記第1の方向となるような状態で、前記下筐体に対して固定されるカムと、
棒状ピンと、
前記棒状ピンを、当該棒状ピンの中心線方向に移動可能に収納する中空棒状部を備え、前記棒状ピンの中心線方向の一端側の端面が前記カムの前記外周面に対向する状態を維持するように前記中空棒状部を前記第2の方向に配し、かつ、前記中空棒状部が前記第1の方向を回転軸線方向として回転するように、前記カムに対して回転可能に取り付けられる棒状アーム部材と、
前記棒状アーム部材の前記中空棒状部内において、前記棒状ピンの前記一端側の端面を前記カムの外周面に常時圧接させるように前記棒状ピンを前記中心線方向に偏倚させる第1の偏倚手段と、
前記棒状アーム部材の前記中空棒状部に対して、前記第2の方向を回転軸線方向として回転可能とするように挿通される、前記上筐体に対して取り付けられている回転アーム部材と、
前記回転アーム部材の、前記中空棒状部に対する回転に対して抵抗する力を付与する手段と、
を備えることを特徴とする筐体開閉機構。 - 請求項1に記載の筐体開閉機構において、
前記カムの横断面の所定カム形状は、前記上筐体が前記下筐体に対して閉状態のときに前記棒状ピンの前記端面が圧接する前記カムの外周面と前記第1の方向の回転軸線位置との距離よりも、前記第1の方向の軸線位置を回転中心として前記上筐体が前記下筐体に対して回転して開状態となったときに前記棒状ピンの前記端面が圧接する前記カムの外周面と前記第1の方向の回転軸線位置との距離の方が大きくなるようなものとされる
ことを特徴とする筐体開閉機構。 - 請求項2に記載の筐体開閉機構において、
前記カムの、前記閉状態のときに前記棒状ピンの前記端面が圧接する外周面部分と、前記第1の方向を回転軸線方向として前記上筐体が前記下筐体に対して回転して所定の回転角になった位置において前記棒状ピンの前記端面が圧接する前記カムの外周面部分とは、前記棒状ピンの前記端面に対応した面形状とされている
ことを特徴とする筐体開閉機構。 - 請求項2または請求項3に記載の筐体開閉機構において、
前記上筐体を前記閉状態から前記第2の方向を回転軸線方向として回転することで前記回転アーム部材を前記棒状アーム部材に対して回転させるときに、前記閉状態のときと、前記開状態の所定の回転角位置とにおいて嵌合する嵌合部材を設けた
ことを特徴とする筐体開閉機構。 - 請求項2に記載の筐体開閉機構において、
前記棒状ピンは、その中心線方向の他端側に、その周面に対して直交する方向に突出する前記突起を備え、
前記棒状アーム部材は、前記棒状ピンの前記突起を外部に突出させる第1の透孔溝を備え、前記第1の透孔溝を通じて前記突起を外部に突出させた状態で前記棒状ピンを前記第2の方向に移動可能に収納するようにし、
前記回転アーム部材は、前記突起が入り込むことが可能なように、前記第2の方向に延長される第2の透孔溝を備え、
前記下筐体に対して上筐体が閉じられた状態においては、前記回転アーム部材の前記第2の透孔溝は、前記第1の透孔溝に延長する方向に配されるようにされるが、前記突起は、前記第2の透孔溝には入り込まない状態とされ、
前記下筐体に対して上筐体が前記第1の方向を回転軸線方向として回転して開状態にされたときには、前記カムにより、前記突起が前記第2の透孔溝に入り込んで、前記上筐体が、前記開状態において前記第2の方向を回転軸線方向として回転するのを規制するようにされ、
前記下筐体に対して上筐体が前記第2の方向を回転軸線方向として回転して開状態にされたときには、前記回転アーム部材が前記突起と突き当たって、前記突起の第2の方向への移動が規制されることにより、前記下筐体が前記第1の方向を回転軸線方向として回転するのを規制するようにされる
ことを特徴とする筐体開閉機構。 - 請求項1〜5に記載の筐体開閉機構を備える電子機器
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JP2006326679A JP4642008B2 (ja) | 2006-12-04 | 2006-12-04 | 筐体開閉機構および電子機器 |
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