JP4403865B2 - 開閉装置 - Google Patents

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本発明は、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の各種電子機器に使用される開閉装置に関するものである。
近年、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の電子機器の小型化や軽量化が進む中、固定筐体に対し可動筐体が開閉可能に装着された、所謂、折畳み式のものが増えており、これらに用いられる開閉装置においても、より良好な開閉操作感触の得られるものが求められている。
このような従来の開閉装置について、図3〜図5を用いて説明する。
なお、これらの図面の内、断面図は固定カムと可動カムの関係を判り易くするため、径方向を拡大して表わしている。
図4は従来の開閉装置の断面図、図5は同分解斜視図であり、同図において、1は略円筒状で金属または樹脂製の固定体で、この右側面外周には突出部2A、及びこの突出部2Aから上下へ延出する二つの傾斜部2B、2Cから形成された固定カム2が設けられている。
そして、3は同じく略円筒状で金属または樹脂製の可動体で、固定体1に対し開閉方向へ回転可能に配置され、固定カム2との対向面である左側面外周には可動カム4が設けられると共に、外周には略三角形状の平坦な保持部3Aが形成されている。
また、5は略円筒状で金属または樹脂製の可動ケースで、上下面には平坦なガイド部5Aが形成され、このガイド部5A内面に可動体3外周の保持部3Aが当接して、可動体3が可動ケース5内に軸線方向へ移動可能に収納されている。
さらに、6は可動体3右側面と可動ケース5右底面との間にやや撓んだ状態で装着されたコイル状のばねで、このばね6によって可動体3が左方向へ付勢され、可動カム4の先端が固定カム2の傾斜部2Bへ弾接している。
また、7は略円柱状の固定軸で、この固定軸7の左端部に固定体1が固着されると共に、固定軸7右端部は可動体3の中空部やばね6を挿通し、止め輪8によって可動ケース5右側面に回転可能に装着されている。
そして、可動ケース5左側面から固定体1の固定部1Aが回転可能に突出すると共に、この固定体1や可動体3、ばね6等が可動ケース5内に収納されて、開閉装置10が構成されている。
また、このように構成された開閉装置10は、例えば、図3の携帯電話の斜視図に示すように、固定体1の固定部1Aが上面に複数のキーからなる操作部12Aやマイクロフォン等の音声入力部12Bが形成された固定筐体12へ、可動ケース5が、表面にLCD等の表示部13Aやスピーカ等の音声出力部13Bが形成された可動筐体13へ各々固着され、開閉装置10によって固定筐体12に対して可動筐体13が開閉可能に軸支されて電子機器が構成される。
以上の構成において、図4に示したように、可動カム4の先端が固定カム2下側の傾斜部2Bへ弾接した状態では、可動体3がばね6によって下方向の閉方向へ付勢され、この力が保持部3Aから可動ケース5のガイド部5A内面に加わっているため、可動ケース5が固着された可動筐体13は、固定筐体12に対して閉じた状態で保持されている。
また、この閉状態から、可動筐体13を手で開くと、可動筐体13に固着された可動ケース5を介して、可動体3の保持部3Aにガイド部5A内面から上方向へ回転する力が加わるため、可動体3がばね6を撓めながら可動ケース5内を右方向へ移動し、可動カム4先端は固定カム2の傾斜部2B上を突出部2Aの方向へ弾接摺動する。
そして、可動カム4先端が固定カム2の突出部2Aを超えて上側の傾斜部2Cへ弾接すると、可動体3がばね6によって上方向の開方向へ付勢され、この力が保持部3Aから可動ケース5のガイド部5A内面に加わるため、可動ケース5が固着された可動筐体13は開いた状態となる。
つまり、可動筐体13に固着された可動ケース5を回転させ、この力をガイド部5A内面から保持部3Aに加えることによって、可動体3を軸線方向へ移動させ、可動カム4先端を固定カム2の傾斜部2Bまたは2Cのいずれかへ弾接させて、固定筐体12に対する可動筐体13の開閉操作が行われるように構成されているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2002−89542号公報
しかしながら、上記従来の開閉装置においては、可動カム4が可動体3の外周に設けられているため、可動筐体13の開閉時等に、可動ケース5のガイド部5A内面との間で回転方向への力が加わる保持部3Aが略三角形等の形状となって、ガイド部5A内面に当接する平坦な面積をあまり大きくすることができず、特に可動体3を樹脂等の軟らかな材料で形成した場合には、開閉を繰返すと保持部3Aが磨耗し、この結果、開閉操作にガタつきが生じ易くなるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、開閉操作時のガタつきがなく、良好な開閉操作感触の開閉装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、側面に固定カムが設けられた固定体と、この固定体に対し回転可能に配置されると共に、上記固定カムとの対向面に上記固定カムに弾接する可動カムが設けられた略円筒状の可動体と、この可動体を軸線方向へ移動可能に収納した略円筒状の可動ケースからなり、上記固定カムに対し上記可動カム先端が弾接摺動することにより、上記可動体が上記固定体に対し開方向または閉方向へ回転する開閉装置であって、上記可動体の略円筒状の壁の内周に上記可動カムを設けると共に、可動カム外周の相対する2面に、平坦な略長方形状の保持部を形成し、この保持部を上記可動ケースの相対する2面に設けた平坦なガイド部の内面に当接させて開閉装置を構成したものであり、可動体の保持部を可動ケースのガイド部とほぼ同じ大きさに形成できるため、繰返し開閉を行っても保持部の磨耗が少なく、ガタつきのない良好な開閉操作感触の開閉装置を得ることができるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、ガタつきがなく、良好な開閉操作感触の開閉装置を実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
なお、これらの図面の内、断面図は固定カムと可動カムの関係を判り易くするため、径方向を拡大して表わしている。
また、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による開閉装置の断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、1は略円筒状で金属または樹脂製の固定体で、この右側面外周には突出部2A、及びこの突出部2Aから上下へ延出する二つの傾斜部2B、2Cから形成された固定カム2が設けられている。
そして、23は同じく略円筒状で金属または樹脂製の可動体で、固定体1に対し開閉方向へ回転可能に配置され、固定カム2との対向面である左側面内周には可動カム24が設けられると共に、外周上下面には略長方形状の平坦な保持部23Aが形成されている。
また、5は略円筒状で金属または樹脂製の可動ケースで、上下面には平坦なガイド部5Aが形成され、このガイド部5A内面に、ガイド部5Aよりやや小さな幅の可動体23外周の保持部23Aが当接して、可動体23が可動ケース5内に軸線方向へ移動可能に収納されている。
さらに、6は可動体23右側面と可動ケース5右底面との間にやや撓んだ状態で装着されたコイル状のばねで、このばね6によって可動体23が左方向へ付勢され、可動カム24の先端が固定カム2の傾斜部2Bへ弾接している。
また、7は略円柱状の固定軸で、この固定軸7の左端部に固定体1が固着されると共に、固定軸7右端部は可動体23の中空部やばね6を挿通し、止め輪8によって可動ケース5右側面に回転可能に装着されている。
そして、可動ケース5左側面から固定体1の固定部1Aが回転可能に突出すると共に、固定体1や可動体23、ばね6等が可動ケース5内に収納されて、開閉装置20が構成されている。
また、このように構成された開閉装置20は、例えば、図3の携帯電話の斜視図に示すように、固定体1の固定部1Aが上面に複数のキーからなる操作部12Aやマイクロフォン等の音声入力部12Bが形成された固定筐体12へ、可動ケース5が、表面にLCD等の表示部13Aやスピーカ等の音声出力部13Bが形成された可動筐体13へ各々固着され、開閉装置20によって固定筐体12に対して可動筐体13が開閉可能に軸支されて電子機器が構成される。
以上の構成において、図1に示したように、可動カム24の先端が固定カム2下側の傾斜部2Bへ弾接した状態では、可動体23がばね6によって下方向の閉方向へ付勢され、この力が保持部23Aから可動ケース5のガイド部5A内面に加わっているため、可動ケース5が固着された可動筐体13は、固定筐体12に対して閉じた状態で保持されている。
また、この閉状態から、可動筐体13を手で開くと、可動筐体13に固着された可動ケース5を介して、可動体23の保持部23Aにガイド部5A内面から上方向へ回転する力が加わるため、可動体23がばね6を撓めながら可動ケース5内を右方向へ移動し、可動カム24先端は固定カム2の傾斜部2B上を突出部2Aの方向へ弾接摺動する。
そして、可動カム24先端が固定カム2の突出部2Aを超えて上側の傾斜部2Cへ弾接すると、可動体23がばね6によって上方向の開方向へ付勢され、この力が保持部23Aから可動ケース5のガイド部5A内面に加わるため、可動ケース5が固着された可動筐体13は開いた状態となる。
つまり、可動筐体13に固着された可動ケース5を回転させ、この力をガイド部5A内面から保持部23Aに加えることによって、可動体23を軸線方向へ移動させ、可動カム24先端を固定カム2の傾斜部2Bまたは2Cのいずれかへ弾接させて、固定筐体12に対する可動筐体13の開閉操作が行われるように構成されている。
そして、この時、可動カム24は可動体23の内周に設けられ、可動筐体13の開閉時等に、可動ケース5のガイド部5A内面との間で回転方向への力が加わる保持部23Aは、可動体23外周にガイド部5Aとほぼ同じ幅で、略長方形状の大きな面積で形成されているため、開閉が繰返されても磨耗や破損、及びこの結果としての開閉操作時のガタつき等が生じにくいように構成されている。
このように本実施の形態によれば、固定カム2に弾接する可動カム24を可動体23の内周に設けると共に、可動体23の外周に平坦な保持部23Aを形成し、この保持部23Aを可動ケース5の平坦なガイド部5Aに当接させることによって、可動体23の保持部23Aを、ほぼ同じ幅で略長方形状の大きな面積に形成できるため、繰返し開閉を行っても保持部23Aの磨耗が少なく、ガタつきのない良好な開閉操作感触の開閉装置を得ることができるものである。
本発明による開閉装置は、ガタつきのない良好な開閉操作感触のものを得ることができ、各種電子機器の開閉装置として有用である。
本発明の一実施の形態による開閉装置の断面図 同分解斜視図 同携帯電話の斜視図 従来の開閉装置の断面図 同分解斜視図
符号の説明
1 固定体
1A 固定部
2 固定カム
2A 突出部
2B、2C 傾斜部
5 可動ケース
5A ガイド部
6 ばね
7 固定軸
8 止め輪
12 固定筐体
12A 操作部
12B 音声入力部
13 可動筐体
13A 表示部
13B 音声出力部
20 開閉装置
23 可動体
23A 保持部
24 可動カム

Claims (1)

  1. 側面に固定カムが設けられた固定体と、この固定体に対し回転可能に配置されると共に、上記固定カムとの対向面に上記固定カムに弾接する可動カムが設けられた略円筒状の可動体と、この可動体を軸線方向へ移動可能に収納した略円筒状の可動ケースからなり、上記固定カムに対し上記可動カム先端が弾接摺動することにより、上記可動体が上記固定体に対し開方向または閉方向へ回転する開閉装置であって、上記可動体の略円筒状の壁の内周に上記可動カムを設けると共に、可動カム外周の相対する2面に、平坦な略長方形状の保持部を形成し、この保持部を上記可動ケースの相対する2面に設けた平坦なガイド部の内面に当接させた開閉装置。
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