JP2004353748A - ヒンジ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で方向の異なる開閉と回転とを可能にするとともに、コンパクト化や回転部のスリム化を実現できるヒンジ装置を提供すること。
【解決手段】第1の部材4に回転可能に支持される回転軸8と、この回転軸に貫通させた支持軸12により屈曲可能に支持されるとともに第2の部材6に取り付けられる開閉部材10と、この開閉部材に2以上の角度調整面83を形成して該角度調整面を基準面85に当接させ、回転軸の軸方向に付与されるスプリング力を受けて回転軸に対して開閉部材が所定の角度で安定点(安定面83A、83B、83C)となるように保持させる安定機構部86とを備え、第1の部材に対して第2の部材を回転可能に支持するとともに、第2の部材を開閉させ、2以上の角度を開閉角度とする構成である。
【選択図】 図1
【解決手段】第1の部材4に回転可能に支持される回転軸8と、この回転軸に貫通させた支持軸12により屈曲可能に支持されるとともに第2の部材6に取り付けられる開閉部材10と、この開閉部材に2以上の角度調整面83を形成して該角度調整面を基準面85に当接させ、回転軸の軸方向に付与されるスプリング力を受けて回転軸に対して開閉部材が所定の角度で安定点(安定面83A、83B、83C)となるように保持させる安定機構部86とを備え、第1の部材に対して第2の部材を回転可能に支持するとともに、第2の部材を開閉させ、2以上の角度を開閉角度とする構成である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオカメラ、携帯電話等、2部材の開閉等に用いられるヒンジ装置に関し、特に、部材間の回転による角度設定や部材間の開閉を所定角度で可能にしたヒンジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオカメラや、カメラ付き携帯電話等の電子機器では多様なシーンの撮影とその映像確認が要請されており、1つの機器でその要請に答えるには、機能部分を2以上に分割し、その各部材をヒンジ装置で連結して開閉や回転等を可能にしている。また、カメラ付き携帯電話では、電話機能とカメラ機能との併合により、その部材間の回転や開閉を複雑化させている。
【0003】
このようなヒンジ装置について、先行特許文献には次のようなものがある。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−239287号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平7−319587号公報
【0006】
【特許文献3】
特開2002−155923号公報
【0007】
【特許文献4】
特開2002−227826号公報
【0008】
特許文献1には、ビデオカメラのカメラ本体の側面部にヒンジブロックを介してモニタブロックが取り付けられ、モニタブロックをヒンジブロックにより開閉又は回転させる構成が開示されている。ヒンジブロックは開閉軸によってカメラ本体とモニタブロックとの開閉を可能にし、開閉軸に支持されたヒンジ本体に回転軸を介してモニタブロックを回転可能にした構成である。
【0009】
特許文献2には、携帯型パソコンに表示部がヒンジ部を介して取り付けられ、このヒンジ部はアームに回転保持部を取り付け、この回転保持部に表示部を回転可能に取り付けた構成が開示されている。パソコンの本体部に対して表示部の開閉角度がアームの開閉角度とアームに対する表示部の開閉角度とにより設定され、この開閉角度の位置を中心に表示部が回転可能に構成されている。
【0010】
特許文献3には、複数のトルク発生部を有する2軸ヒンジについて、2軸により回転と方向転換を行う構成が開示されている。
【0011】
また、特許文献4には、本体側に取り付けられた開閉軸に貫通させて回転軸を取り付けた構成が開示されており、蓋等の部材を開閉軸の回転により開閉角度、回転軸の回転により開閉角度の位置を中心に向きが変えられる構成である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ヒンジ装置において、2軸を直交方向に連結させる構造は各軸を独立して回転させる構成とすることで、開閉と方向転換等の多様な変化を得ることができるが、一方の軸に他方の軸を貫通させた構成では、一方の軸を径大化する必要があり、しかも、各軸の保持のために構成が複雑化し、部品点数が増加する虞がある。
【0013】
係る課題は、先行特許文献に開示された技術を用いても解決することができない。
【0014】
そこで、本発明は、簡易な構成で方向の異なる開閉と回転とを可能にするとともに、コンパクト化や回転部のスリム化を実現できるヒンジ装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、第1の部材4に回転可能に支持される回転軸8と、この回転軸に貫通させた支持軸12により屈曲可能に支持されるとともに、第2の部材6に取り付けられる開閉部材10と、この開閉部材に2以上の角度調整面83を形成して該角度調整面を基準面85に当接させ、前記回転軸の軸方向に付与されるスプリング力を受けて前記回転軸に対して前記開閉部材が所定の角度で安定点(安定面83A、83B、83C)となるように保持させる安定機構部86とを備え、前記第1の部材に対して前記第2の部材を回転可能に支持するとともに、前記第2の部材を開閉させ、2以上の角度を開閉角度とする構成である。
【0016】
係る構成によれば、第1の部材と第2の部材とは回転軸及び開閉部材を以て連結され、回転軸と開閉部材とは支持軸により屈曲可能に支持されている。また、回転軸と開閉部材との間には設定される角度に安定して保持する安定機構部が設けられ、回転軸の軸方向に付与されたスプリング力の作用により、2以上の開閉角度の位置に安定点が設定され、その開閉角度に第1及び第2の部材が保持される。この結果、第1の部材に対して第2の部材を回転可能に支持され、第2の部材を開閉させ、2以上の角度の開閉角度を第1及び第2の部材に設定させることができる。単一のスプリング力により開閉部材の開閉角度の保持と、回転軸側への負荷を付与することができる。
【0017】
上記目的を達成するためには、前記開閉部材の屈曲方向を前記回転軸の回転角度に応じて規制する方向規制部66を備える構成としてもよい。
【0018】
上記目的を達成するためには、前記回転軸の回転角度を規制する回転規制部48を備えた構成としてもよい。
【0019】
上記目的を達成するためには、前記回転軸の所定の回転角度を表すクリック機構部53を備えた構成としてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図1〜図3を参照して説明する。図1は、実施形態に係るヒンジ装置の分解斜視図、図2は実施形態に係るヒンジ装置の正面図、図3は実施形態に係るヒンジ装置の側面図である。
【0021】
このヒンジ装置2は、第1の部材4と第2の部材6との連結部材であって、これら部材4、6間のねじれ等の相対的な回転、屈曲や開閉等の互いの成す角度の変更等、機械的操作に用いられる。部材4は、例えば、ビデオカメラではカメラ本体、携帯電話機では電話機本体であり、部材6は例えば、表示部である。
【0022】
このヒンジ装置2には、図2に回転方向θmで示すように、部材4側に回転可能に取り付けられる回転軸8と、部材6側に取り付けられる開閉部材10とが備えられ、回転軸8と開閉部材10とは支持軸12により支持され、回転軸8と開閉部材10とは支持軸12を中心に図3に開閉方向θnで示すように、開閉ないし屈曲可能である。この実施形態では、回転軸8は、円柱状のフラットなシャフトで構成されており、その中途部に支持軸12を貫通させる軸支孔14、その下端面に固定手段としてねじ孔16が形成されている。また、開閉部材10は、上方から径大部11A、径小部11B及びホーク状の軸支部18、20が形成され、各軸支部18、20の間に回転軸8が挟まれる。各軸支部18、20の正面部は平坦面となっている。この場合、支持軸12に対する軸支部18、20の軸支孔22と回転軸8の軸支孔14との関係は、支持軸12を回転軸8側に又は軸支部18、20側の何れに固定してもよく、即ち、軸支部18、20に固定された支持軸12を軸支孔14に回転可能にし、又は回転軸8に固定された支持軸12を軸支孔22に回転可能に構成してもよい。
【0023】
回転軸8が取り付けられる部材4側にはヒンジフレーム24が設置され、このヒンジフレーム24は板状の取付部26を以て部材4の溝部28内に取り付けられる。この場合、取付部26の両端に形成された透孔30にねじ32を貫通させ、各ねじ32を部材4の溝部28側の対応するねじ孔34に固定することにより、部材4とヒンジフレーム24とが固定される。
【0024】
このヒンジフレーム24の中央には、透孔36が形成されているとともに、透孔36に貫通させた回転軸8が回転可能に支持され、この回転軸8の下端面には回転軸8と一体に回転させるためのフランジ板38が固定され、この場合、フランジ板38の透孔40に貫通させたねじ42が回転軸8のねじ孔16に固定されている。この実施形態では、回転軸8とフランジ板38とを別部材として構成しているが、回転軸8に一体にフランジ板38を形成してフランジを持つ単一の軸部材として構成してもよい。即ち、フランジ板38は、回転軸8のヒンジフレーム24からの抜け止めと回転規制等に用いられる。このフランジ板38には、その周縁部に図4に示すように、突部44が形成されているとともに、その上面の2箇所に膨出させた突起45が設けられている。
【0025】
また、ヒンジフレーム24の取付部26の背面部には回転軸8の回転角度を規制する回転規制枠46が取り付けられており、この回転規制枠46とフランジ板38の突部44とにより回転規制部48が構成される。回転規制枠46には、フランジ板38の突部44を係止する係止突起50が例えば、切り起こしによって形成されているとともに、図4及び図5に示すように、フランジ板38の突部44に対応する係止凹部51が形成されている。この係止凹部51とフランジ板38の突起45により、回転軸8の回転角度で異ならせた摩擦の変化による刻回動感、クリック感を生じさせるクリック機構部53を構成している。この場合、回転規制枠46には、取付部26の透孔36に合致する透孔52が形成されているとともに、一辺側にコ字形に形成された一対の固定片54と、他辺に形成されたL字形の固定片56とが備えられている。回転規制枠46は固定片54によりヒンジフレーム24の取付部26を部分的に幅を狭くして形成された係止部58を挟み込み、固定片52は取付部26の透孔60に貫通させるとともに、取付部26の立壁部62に形成された透孔64に挿入して固定されている。この結果、回転規制枠46は、ヒンジフレーム24に一体に固定されている。また、ヒンジフレーム24の立壁部62の頂部には、開閉部材10の開閉方向を規制する方向規制部66が形成されている。この場合、取付部26と平行に切欠部68を挟んで2つの係止片70、72が形成されている。係止片70、72の下面部には回転軸10の軸支部18、20の径小部11B側の上面部を接触させてある。
【0026】
また、ヒンジフレーム24の取付部26の上面には、開閉部材10に図中上方にスプリング力を作用させる板ばね74が透孔75に貫通させたねじ76とヒンジフレーム24のねじ孔77とを以て固定され、この板ばね74は、端部に切り起こされた係止片78を取付部26の係止孔80に挿入させて係止することにより、取付部26に位置決めされている。従って、板ばね74の中央に開口された透孔82は、取付部26の透孔36に合致しており、回転軸8は取付部26と板ばね74の各透孔36、82に貫通して垂直に維持される。この場合、スプリング力を得る手段である板ばね74に代えてコイルばねを用いてもよい。
【0027】
また、回転軸8には環状の加圧板84が取り付けられ、この加圧板84は回転軸8を挿入させて板ばね74の上面に設置される。この加圧板84の上面には開閉部材10の軸支部18、20の下面側が当接されている。各軸支部18、20の外周面部には、例えば、図6に示すように、2以上の角度調整面83が設けられ、回転軸8の軸方向に付与されるスプリング力を受けて角度調整面83が加圧板84の表面に設定された基準面85に当接することにより、回転軸8に対して開閉部材10が所定の角度で安定点となるように保持させる角度調整手段としての安定機構部86が構成されている。この場合、角度調整面83は、所望の開閉角度を設定するための平坦面からなる複数の安定点を構成する安定面83A、83B、83Cと、湾曲面からなる不安定面83D、83Eとを備えている。この実施形態では、板ばね74と、スプリング力を加圧板84を介して作用させる軸支部18、20の周面部に交互に形成された複数の安定面83A、83B、83C及び不安定面83D、83Eとを以て安定機構部86が構成されている。
【0028】
そして、開閉部材10の上面部には部材6側に取付板90が固定されており、この場合、開閉部材10の頂部に形成されたねじ孔88に取付板90及びワッシャ94を介してねじ92を取り付けることにより、取付板90が固定されている。この取付板90は部材6の下面部に固定され、取付板90の両端側に形成された透孔96に取付板90を介在させ、ねじ98及びワッシャ100が取り付けられている。
【0029】
以上の構成によれば、図7に示すように、開閉部材10が回転軸8を中心に折曲げられる角度を0度、180度とすれば、この角度は、方向規制部66によって設定される。そして、図3に示すように、例えば、0度の位置で開閉部材10を回転軸8に対して垂直状態にすると、この位置で開閉部材10を回転させることができ、その回転角度は、例えば、270度の範囲で回転可能である。図4に示すように、突部44の幅によって形成される角度をθ1 、係止突起50の幅で設定される角度をθ2 とすると、これらの加算角度θdはθd=θ1 +θ2 となり、回転可能角度θmは、
となる。ここで、例えば、θd=θ1 +θ2 =90〔°〕とすると、回転可能角度θmは、
θm=360〔°〕−90〔°〕=270〔°〕 ・・・(2)
となる。よって、部材6は270度の範囲で回転させることができるとともに、方向規制部66により、0度と180度の位置で開閉することができ、開閉角度θnの位置は、90度と270度の位置に設定することもでき、180度の角度差を持たせて開閉が可能である。
【0030】
部材4に対する部材6の開閉、部材6の回転について、部材6をビデオカメラやカメラ付き携帯電話機に当てはめて見ると、部材4である装置本体に部材6である表示部を立てて回転させて所望方向の撮影角度を設定でき、しかも、表示部は装置本体側に別けて折り畳むことができるとともに、装置本体の外側に別けて折り畳み、表示部の表示面を装置本体の外面に設定することができる。
【0031】
このような構成によれば、板ばね74のスプリング力が、開閉部材10の軸支部18、20の開閉角度θnを安定面83A、83B、83Cの各面に保持する第1の保持力と、回転軸8の回転時のトルク感、クリック感を得るための第2の保持力とを発生させている。これらの保持力が単一の板ばね74によって形成され、構成の簡略化に寄与している。
【0032】
したがって、このようなヒンジ装置では、部品点数を少なくでき、安価に提供できる。しかも、実施形態では、説明を容易にするため、回転軸8及び開閉部材10、ねじ42、92を無垢材料で形成した場合について説明したが、これらを中空体として構成すれば、その内部にワイヤ等の導体を貫通させ、部材4及び部材6間の電気的な連結も可能である。
【0033】
なお、実施の形態では、部材4、6としてビデオカメラ、カメラ付き携帯電話機を例示したが、本発明のヒンジ装置は、これらビデオカメラ、カメラ付き携帯電話機に用いられるものに限定されるものではない。
【0034】
また、実施形態では、開閉部材10の軸支部18、20の安定面83A、83B、83Cの各面によって安定した0度及び90度の開閉角度を設定したが、安定面と不安定面の数を増加して軸支部18、20の周面の形状を多角形状とすることで、例えば、0度、45度、90度及び105度等の複数の各開閉角度を設定することも可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次の効果が得られる。
(1) 部品点数が少なく、組立てが容易であって、安易した部材間の開閉や回転を行うことができる。
(2) 所望の開閉角度を設定でき、設定された開閉角度で各部材を安定して維持できる。
(3) 部材の回転に回転角度を認識できるクリック感を得ることができる。
(4) 単一のスプリング力を以て開閉部材の開閉角度の維持と回転方向のクリック感及びトルク感を得ることができ、部品点数の削減と構成の簡略化に寄与している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るヒンジ装置を示す分解斜視図である。
【図2】実施形態に係るヒンジ装置を示す正面図である。
【図3】実施形態に係るヒンジ装置を示す側面図である。
【図4】実施形態に係るヒンジ装置を示す底面図である。
【図5】実施形態に係るヒンジ装置のクリック機構を示す拡大断面図である。
【図6】開閉部材の開閉角度と安定点を示す図である。
【図7】閉じた状態のヒンジ装置を示す側面図である。
【符号の説明】
2 ヒンジ装置
4 第1の部材
6 第2の部材
8 回転軸
10 開閉部材
12 支持軸
48 回転規制部
53 クリック機構部
66 方向規制部
83 角度調整面
83A、83B、83C 安定面(安定点)
85 基準面
86 安定機構部
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオカメラ、携帯電話等、2部材の開閉等に用いられるヒンジ装置に関し、特に、部材間の回転による角度設定や部材間の開閉を所定角度で可能にしたヒンジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオカメラや、カメラ付き携帯電話等の電子機器では多様なシーンの撮影とその映像確認が要請されており、1つの機器でその要請に答えるには、機能部分を2以上に分割し、その各部材をヒンジ装置で連結して開閉や回転等を可能にしている。また、カメラ付き携帯電話では、電話機能とカメラ機能との併合により、その部材間の回転や開閉を複雑化させている。
【0003】
このようなヒンジ装置について、先行特許文献には次のようなものがある。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−239287号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平7−319587号公報
【0006】
【特許文献3】
特開2002−155923号公報
【0007】
【特許文献4】
特開2002−227826号公報
【0008】
特許文献1には、ビデオカメラのカメラ本体の側面部にヒンジブロックを介してモニタブロックが取り付けられ、モニタブロックをヒンジブロックにより開閉又は回転させる構成が開示されている。ヒンジブロックは開閉軸によってカメラ本体とモニタブロックとの開閉を可能にし、開閉軸に支持されたヒンジ本体に回転軸を介してモニタブロックを回転可能にした構成である。
【0009】
特許文献2には、携帯型パソコンに表示部がヒンジ部を介して取り付けられ、このヒンジ部はアームに回転保持部を取り付け、この回転保持部に表示部を回転可能に取り付けた構成が開示されている。パソコンの本体部に対して表示部の開閉角度がアームの開閉角度とアームに対する表示部の開閉角度とにより設定され、この開閉角度の位置を中心に表示部が回転可能に構成されている。
【0010】
特許文献3には、複数のトルク発生部を有する2軸ヒンジについて、2軸により回転と方向転換を行う構成が開示されている。
【0011】
また、特許文献4には、本体側に取り付けられた開閉軸に貫通させて回転軸を取り付けた構成が開示されており、蓋等の部材を開閉軸の回転により開閉角度、回転軸の回転により開閉角度の位置を中心に向きが変えられる構成である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ヒンジ装置において、2軸を直交方向に連結させる構造は各軸を独立して回転させる構成とすることで、開閉と方向転換等の多様な変化を得ることができるが、一方の軸に他方の軸を貫通させた構成では、一方の軸を径大化する必要があり、しかも、各軸の保持のために構成が複雑化し、部品点数が増加する虞がある。
【0013】
係る課題は、先行特許文献に開示された技術を用いても解決することができない。
【0014】
そこで、本発明は、簡易な構成で方向の異なる開閉と回転とを可能にするとともに、コンパクト化や回転部のスリム化を実現できるヒンジ装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、第1の部材4に回転可能に支持される回転軸8と、この回転軸に貫通させた支持軸12により屈曲可能に支持されるとともに、第2の部材6に取り付けられる開閉部材10と、この開閉部材に2以上の角度調整面83を形成して該角度調整面を基準面85に当接させ、前記回転軸の軸方向に付与されるスプリング力を受けて前記回転軸に対して前記開閉部材が所定の角度で安定点(安定面83A、83B、83C)となるように保持させる安定機構部86とを備え、前記第1の部材に対して前記第2の部材を回転可能に支持するとともに、前記第2の部材を開閉させ、2以上の角度を開閉角度とする構成である。
【0016】
係る構成によれば、第1の部材と第2の部材とは回転軸及び開閉部材を以て連結され、回転軸と開閉部材とは支持軸により屈曲可能に支持されている。また、回転軸と開閉部材との間には設定される角度に安定して保持する安定機構部が設けられ、回転軸の軸方向に付与されたスプリング力の作用により、2以上の開閉角度の位置に安定点が設定され、その開閉角度に第1及び第2の部材が保持される。この結果、第1の部材に対して第2の部材を回転可能に支持され、第2の部材を開閉させ、2以上の角度の開閉角度を第1及び第2の部材に設定させることができる。単一のスプリング力により開閉部材の開閉角度の保持と、回転軸側への負荷を付与することができる。
【0017】
上記目的を達成するためには、前記開閉部材の屈曲方向を前記回転軸の回転角度に応じて規制する方向規制部66を備える構成としてもよい。
【0018】
上記目的を達成するためには、前記回転軸の回転角度を規制する回転規制部48を備えた構成としてもよい。
【0019】
上記目的を達成するためには、前記回転軸の所定の回転角度を表すクリック機構部53を備えた構成としてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図1〜図3を参照して説明する。図1は、実施形態に係るヒンジ装置の分解斜視図、図2は実施形態に係るヒンジ装置の正面図、図3は実施形態に係るヒンジ装置の側面図である。
【0021】
このヒンジ装置2は、第1の部材4と第2の部材6との連結部材であって、これら部材4、6間のねじれ等の相対的な回転、屈曲や開閉等の互いの成す角度の変更等、機械的操作に用いられる。部材4は、例えば、ビデオカメラではカメラ本体、携帯電話機では電話機本体であり、部材6は例えば、表示部である。
【0022】
このヒンジ装置2には、図2に回転方向θmで示すように、部材4側に回転可能に取り付けられる回転軸8と、部材6側に取り付けられる開閉部材10とが備えられ、回転軸8と開閉部材10とは支持軸12により支持され、回転軸8と開閉部材10とは支持軸12を中心に図3に開閉方向θnで示すように、開閉ないし屈曲可能である。この実施形態では、回転軸8は、円柱状のフラットなシャフトで構成されており、その中途部に支持軸12を貫通させる軸支孔14、その下端面に固定手段としてねじ孔16が形成されている。また、開閉部材10は、上方から径大部11A、径小部11B及びホーク状の軸支部18、20が形成され、各軸支部18、20の間に回転軸8が挟まれる。各軸支部18、20の正面部は平坦面となっている。この場合、支持軸12に対する軸支部18、20の軸支孔22と回転軸8の軸支孔14との関係は、支持軸12を回転軸8側に又は軸支部18、20側の何れに固定してもよく、即ち、軸支部18、20に固定された支持軸12を軸支孔14に回転可能にし、又は回転軸8に固定された支持軸12を軸支孔22に回転可能に構成してもよい。
【0023】
回転軸8が取り付けられる部材4側にはヒンジフレーム24が設置され、このヒンジフレーム24は板状の取付部26を以て部材4の溝部28内に取り付けられる。この場合、取付部26の両端に形成された透孔30にねじ32を貫通させ、各ねじ32を部材4の溝部28側の対応するねじ孔34に固定することにより、部材4とヒンジフレーム24とが固定される。
【0024】
このヒンジフレーム24の中央には、透孔36が形成されているとともに、透孔36に貫通させた回転軸8が回転可能に支持され、この回転軸8の下端面には回転軸8と一体に回転させるためのフランジ板38が固定され、この場合、フランジ板38の透孔40に貫通させたねじ42が回転軸8のねじ孔16に固定されている。この実施形態では、回転軸8とフランジ板38とを別部材として構成しているが、回転軸8に一体にフランジ板38を形成してフランジを持つ単一の軸部材として構成してもよい。即ち、フランジ板38は、回転軸8のヒンジフレーム24からの抜け止めと回転規制等に用いられる。このフランジ板38には、その周縁部に図4に示すように、突部44が形成されているとともに、その上面の2箇所に膨出させた突起45が設けられている。
【0025】
また、ヒンジフレーム24の取付部26の背面部には回転軸8の回転角度を規制する回転規制枠46が取り付けられており、この回転規制枠46とフランジ板38の突部44とにより回転規制部48が構成される。回転規制枠46には、フランジ板38の突部44を係止する係止突起50が例えば、切り起こしによって形成されているとともに、図4及び図5に示すように、フランジ板38の突部44に対応する係止凹部51が形成されている。この係止凹部51とフランジ板38の突起45により、回転軸8の回転角度で異ならせた摩擦の変化による刻回動感、クリック感を生じさせるクリック機構部53を構成している。この場合、回転規制枠46には、取付部26の透孔36に合致する透孔52が形成されているとともに、一辺側にコ字形に形成された一対の固定片54と、他辺に形成されたL字形の固定片56とが備えられている。回転規制枠46は固定片54によりヒンジフレーム24の取付部26を部分的に幅を狭くして形成された係止部58を挟み込み、固定片52は取付部26の透孔60に貫通させるとともに、取付部26の立壁部62に形成された透孔64に挿入して固定されている。この結果、回転規制枠46は、ヒンジフレーム24に一体に固定されている。また、ヒンジフレーム24の立壁部62の頂部には、開閉部材10の開閉方向を規制する方向規制部66が形成されている。この場合、取付部26と平行に切欠部68を挟んで2つの係止片70、72が形成されている。係止片70、72の下面部には回転軸10の軸支部18、20の径小部11B側の上面部を接触させてある。
【0026】
また、ヒンジフレーム24の取付部26の上面には、開閉部材10に図中上方にスプリング力を作用させる板ばね74が透孔75に貫通させたねじ76とヒンジフレーム24のねじ孔77とを以て固定され、この板ばね74は、端部に切り起こされた係止片78を取付部26の係止孔80に挿入させて係止することにより、取付部26に位置決めされている。従って、板ばね74の中央に開口された透孔82は、取付部26の透孔36に合致しており、回転軸8は取付部26と板ばね74の各透孔36、82に貫通して垂直に維持される。この場合、スプリング力を得る手段である板ばね74に代えてコイルばねを用いてもよい。
【0027】
また、回転軸8には環状の加圧板84が取り付けられ、この加圧板84は回転軸8を挿入させて板ばね74の上面に設置される。この加圧板84の上面には開閉部材10の軸支部18、20の下面側が当接されている。各軸支部18、20の外周面部には、例えば、図6に示すように、2以上の角度調整面83が設けられ、回転軸8の軸方向に付与されるスプリング力を受けて角度調整面83が加圧板84の表面に設定された基準面85に当接することにより、回転軸8に対して開閉部材10が所定の角度で安定点となるように保持させる角度調整手段としての安定機構部86が構成されている。この場合、角度調整面83は、所望の開閉角度を設定するための平坦面からなる複数の安定点を構成する安定面83A、83B、83Cと、湾曲面からなる不安定面83D、83Eとを備えている。この実施形態では、板ばね74と、スプリング力を加圧板84を介して作用させる軸支部18、20の周面部に交互に形成された複数の安定面83A、83B、83C及び不安定面83D、83Eとを以て安定機構部86が構成されている。
【0028】
そして、開閉部材10の上面部には部材6側に取付板90が固定されており、この場合、開閉部材10の頂部に形成されたねじ孔88に取付板90及びワッシャ94を介してねじ92を取り付けることにより、取付板90が固定されている。この取付板90は部材6の下面部に固定され、取付板90の両端側に形成された透孔96に取付板90を介在させ、ねじ98及びワッシャ100が取り付けられている。
【0029】
以上の構成によれば、図7に示すように、開閉部材10が回転軸8を中心に折曲げられる角度を0度、180度とすれば、この角度は、方向規制部66によって設定される。そして、図3に示すように、例えば、0度の位置で開閉部材10を回転軸8に対して垂直状態にすると、この位置で開閉部材10を回転させることができ、その回転角度は、例えば、270度の範囲で回転可能である。図4に示すように、突部44の幅によって形成される角度をθ1 、係止突起50の幅で設定される角度をθ2 とすると、これらの加算角度θdはθd=θ1 +θ2 となり、回転可能角度θmは、
となる。ここで、例えば、θd=θ1 +θ2 =90〔°〕とすると、回転可能角度θmは、
θm=360〔°〕−90〔°〕=270〔°〕 ・・・(2)
となる。よって、部材6は270度の範囲で回転させることができるとともに、方向規制部66により、0度と180度の位置で開閉することができ、開閉角度θnの位置は、90度と270度の位置に設定することもでき、180度の角度差を持たせて開閉が可能である。
【0030】
部材4に対する部材6の開閉、部材6の回転について、部材6をビデオカメラやカメラ付き携帯電話機に当てはめて見ると、部材4である装置本体に部材6である表示部を立てて回転させて所望方向の撮影角度を設定でき、しかも、表示部は装置本体側に別けて折り畳むことができるとともに、装置本体の外側に別けて折り畳み、表示部の表示面を装置本体の外面に設定することができる。
【0031】
このような構成によれば、板ばね74のスプリング力が、開閉部材10の軸支部18、20の開閉角度θnを安定面83A、83B、83Cの各面に保持する第1の保持力と、回転軸8の回転時のトルク感、クリック感を得るための第2の保持力とを発生させている。これらの保持力が単一の板ばね74によって形成され、構成の簡略化に寄与している。
【0032】
したがって、このようなヒンジ装置では、部品点数を少なくでき、安価に提供できる。しかも、実施形態では、説明を容易にするため、回転軸8及び開閉部材10、ねじ42、92を無垢材料で形成した場合について説明したが、これらを中空体として構成すれば、その内部にワイヤ等の導体を貫通させ、部材4及び部材6間の電気的な連結も可能である。
【0033】
なお、実施の形態では、部材4、6としてビデオカメラ、カメラ付き携帯電話機を例示したが、本発明のヒンジ装置は、これらビデオカメラ、カメラ付き携帯電話機に用いられるものに限定されるものではない。
【0034】
また、実施形態では、開閉部材10の軸支部18、20の安定面83A、83B、83Cの各面によって安定した0度及び90度の開閉角度を設定したが、安定面と不安定面の数を増加して軸支部18、20の周面の形状を多角形状とすることで、例えば、0度、45度、90度及び105度等の複数の各開閉角度を設定することも可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次の効果が得られる。
(1) 部品点数が少なく、組立てが容易であって、安易した部材間の開閉や回転を行うことができる。
(2) 所望の開閉角度を設定でき、設定された開閉角度で各部材を安定して維持できる。
(3) 部材の回転に回転角度を認識できるクリック感を得ることができる。
(4) 単一のスプリング力を以て開閉部材の開閉角度の維持と回転方向のクリック感及びトルク感を得ることができ、部品点数の削減と構成の簡略化に寄与している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るヒンジ装置を示す分解斜視図である。
【図2】実施形態に係るヒンジ装置を示す正面図である。
【図3】実施形態に係るヒンジ装置を示す側面図である。
【図4】実施形態に係るヒンジ装置を示す底面図である。
【図5】実施形態に係るヒンジ装置のクリック機構を示す拡大断面図である。
【図6】開閉部材の開閉角度と安定点を示す図である。
【図7】閉じた状態のヒンジ装置を示す側面図である。
【符号の説明】
2 ヒンジ装置
4 第1の部材
6 第2の部材
8 回転軸
10 開閉部材
12 支持軸
48 回転規制部
53 クリック機構部
66 方向規制部
83 角度調整面
83A、83B、83C 安定面(安定点)
85 基準面
86 安定機構部
Claims (4)
- 第1の部材に回転可能に支持される回転軸と、
この回転軸に貫通させた支持軸により屈曲可能に支持されるとともに、第2の部材に取り付けられる開閉部材と、
この開閉部材に2以上の角度調整面を形成して該角度調整面を基準面に当接させ、前記回転軸の軸方向に付与されるスプリング力を受けて前記回転軸に対して前記開閉部材が所定の角度で安定点となるように保持させる安定機構部と、
を備え、前記第1の部材に対して前記第2の部材を回転可能に支持するとともに、前記第2の部材を開閉させ、2以上の角度を開閉角度とすることを特徴とするヒンジ装置。 - 前記開閉部材の屈曲方向を前記回転軸の回転角度に応じて規制する方向規制部を備えることを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置。
- 前記回転軸の回転角度を規制する回転規制部を備えたことを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置。
- 前記回転軸の所定の回転角度を表すクリック機構部を備えたことを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置。
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JP2003151440A JP2004353748A (ja) | 2003-05-28 | 2003-05-28 | ヒンジ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2003
- 2003-05-28 JP JP2003151440A patent/JP2004353748A/ja active Pending
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