JP4641878B2 - 歌詞カード - Google Patents

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本発明は、所定の楽曲の歌詞が表示される歌詞カードに関する。
例えば、発表された新曲を覚えたい場合、今まで知らなかった楽曲を覚えたい場合、また歌詞の記憶が曖昧な状態や全く知らない状態で歌唱する場合等に歌詞カードが利用される。一般に、歌詞カードは、音楽媒体のジャケット内に含まれていたり、有償、無償に拘わらず単体で個別に配られることなどで取得可能となっている。このような歌詞カードは、文字の大きさなどの視認性、コンパクト性が望まれる。
歌詞カードに表示される歌詞は、通常二番以上のものであり、単葉の用紙基材に全歌詞を印刷したものが殆どであると共に、これに付加価値を施したものが下記の特許文献等に提案されている。当該特許文献は、カード媒体について開示され、当該カード媒体は、歌詞カード本体に、録音された楽曲等に関連するファイル部材に添付するための剥離可能な第1表示部が形成され、また録音された楽曲に関連する剥離可能な第2表示部と、前記カード本体に形成されると共に、録音された楽曲に関連があり、前記ファイル部材に取り付けるための第3表示部とが形成されたものである。
再表00−65557号公報
しかしながら、上記特許文献に提案されている歌詞カードを含めて、一般の歌詞カードは単葉の用紙基材に全歌詞を表示させたものであり、このような歌詞カードにおいて、歌詞の視認性を向上させるために文字を大とすると用紙基材が長大となってコンパクト性に欠けるという問題がある。一方、歌詞を表示させる用紙基材をコンパクト化させた場合には、歌詞を表示させる文字を小さくしなければならず、視認性に欠けるという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、歌詞表示の視認性を向上させ、コンパクト性を向上させる歌詞カードを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、所定楽曲の少なくとも複数番の歌詞を表示する歌詞カードであって、一方面に、前記楽曲に関する固定情報が形成される固定情報領域、及び当該楽曲の一の番の歌詞形成領域に複数番の歌詞を形成させる可変表示領域を備え、当該可変表示領域に、上記各番のそれぞれの歌詞が合成された合成歌詞が形成される歌詞表示基材と、前記歌詞表示基材の少なくとも前記可変表示領域上に設けられ、当該可変表示領域上に形成された前記各番それぞれの合成歌詞を、角度によって各番ずつの歌詞として視認させる多面表示レンズと、を有する構成とする。
請求項2、3の発明では、「前記歌詞表示基材の他方面に、少なくとも前記可変表示領域を設けて所定楽曲の複数番の歌詞をそれぞれ合成させた合成歌詞を形成し、当該他方面の可変表示領域上に、当該合成歌詞を角度によって各番ずつの歌詞として視認させる多面表示レンズが設けられる」構成であり、
「前記歌詞表示基材に所定数の折り目安を設定し、当該折り目安で分割された領域ごとに前記多面表示レンズを分割してそれぞれ設ける」構成である。
請求項1の本発明によれば、歌詞表示基材の一方面に、楽曲に関する固定情報が形成される固定情報領域、及び当該楽曲の一の番の歌詞形成領域に複数番の歌詞を形成させる可変表示領域を備え、当該可変表示領域に、上記各番のそれぞれの歌詞が合成された合成歌詞が形成され、少なくとも可変表示領域上に多面表示レンズが設けられて当該可変表示領域上に形成された当該楽曲の各番それぞれの合成歌詞を、角度によって各番ずつの歌詞として視認させる構成とすることにより、従前の全歌詞を表示する歌詞カードの大きさで歌詞表示させる場合にはその分文字を大とすることが可能となって歌詞表示の視認性を向上させることができ、従前の全歌詞を表示する歌詞カードの文字大で歌詞表示させる場合には一の番の歌詞表示領域の大きさで歌詞表示させることが可能となってコンパクト性を向上させることができるものである。
請求項2の発明によれば、歌詞表示基材の一方面だけでなく、両面に前記複数番の歌詞及び多面表示レンズを設けることにより、一方面だけでは全歌詞を表示できない場合に全歌詞を搭載させることができ、一方、両面で異なる楽曲のそれぞれの歌詞を複数番表示させることもできるものである。
請求項3の発明によれば、歌詞表示基材の少なくとも可変表示領域上の所定数の折り目安に相当させて分割させた多面表示レンズをそれぞれ設けることにより、多面表示レンズが設けられても折り曲げが可能となって、コンパクト性をより向上させることができるものである。
以下、本発明の最良の実施形態を図により説明する。本実施形態では、ある楽曲の全歌詞を全3番とし、多面表示レンズとしてのレンチキュラーレンズで角度によって3面を表示させる場合を一例として示すが、当該レンチキュラーレンズで2面から6面の表示による全6番の歌詞若しくはそれ以上の番を有する歌詞の多面表示であっても適用することができるものである。
図1に、本発明に係る歌詞カードの第1実施形態の構成図を示す。図1(A)〜(C)において、歌詞カード11は、例えばハガキ大の歌詞表示基材12上に多面表示レンズであるレンチキュラーレンズ13が設けられたものであり、当該歌詞表示基材12上には一の番の歌詞表示領域に所定楽曲の全3番のそれぞれの歌詞が合成された合成歌詞が形成されるものである。すなわち、ある視点14より角度を異ならせて当該歌詞表示基材12上に形成された合成歌詞を見たときに角度によって各番ずつの歌詞として視認させるものである。
具体例として、上記歌詞表示基材12には、固定情報領域15及び可変表示領域16が適宜な領域配分で形成され、当該固定情報領域15上に、対象の楽曲に関連する、曲名、リクエスト番号、作曲者、作詞者、歌手等の固定情報が適宜形成される。また、上記可変表示領域16には、一の番の歌詞表示領域に、一番〜三番の歌詞「一番、あいう・・・」16A、「二番、いろは・・・」16B、「三番、アイウ・・・」16Cの合成歌詞が形成される。
そして、図1(A)に示すように、歌詞カード11を視点14より角度aで見たときには固定情報領域15の固定情報、及び可変表示領域16の一番の歌詞「一番、あいう・・・」16Aが視認される。また、歌詞カード11を視点14より角度bで見たときには固定情報領域15の固定情報、及び可変表示領域16の二番の歌詞「二番、いろは・・・」16Bが視認される。さらに、歌詞カード11を視点14より角度cで見たときには固定情報領域15の固定情報、及び可変表示領域16の三番の歌詞「三番、アイウ・・・」16Cが視認されるものである。
ここで、図2に、図1の歌詞カードの詳細な説明図を示す。図2(A)に示すように、歌詞カード11は、歌詞表示基材12とレンチキュラーレンズ13とで構成され、歌詞表示基材12は上述のように固定情報領域15及び可変表示領域16に区分けされている(文字の印刷形態は図2(C)で説明する)。当該歌詞表示基材12は、例えば紙類、フィルム、不織布、樹脂板、金属簿板等の印刷が可能な部材が適用可能である。
また、レンチキュラーレンズ13は、当該歌詞カード11の長手方向を縦方向としたときに横方向に延長したかまぼこ型レンズ(当該縦方向のみ拡大)を、縦方向に所定数配列させたもので、例えば樹脂により形成される。上記一のかまぼこ型レンズを線状帯としたときに、当該かまぼこ型レンズの大きさ、配列ピッチ、配列数は、表示する歌詞の文字の大きさ、カードの大きさに応じて適宜設定され、また、拡大率においても表示面数(ここでは3面)に応じて、レンズ厚(文字表面からの距離)、レンズ曲率が適宜設定されるものである。ここでは、3面表示として拡大率を3倍としている(例えば6面表示では6倍とされる)。
そして、図2(B)に示すように、歌詞表示基材12とレンズキュラーレンズ13を接着剤により接着させることにより一枚の歌詞カード11となる。なお、本実施形態では、レンズキュラーレンズ13を歌詞表示基材12の全面に設けた場合を示しているが、少なくとも可変表示領域16上に設ければ足りる。
ここで、図2(C)は図2(B)のA−A断面を、理解しやすいように誇張して概念的に示したもので、歌詞表示基材12を表示基材12A及び歌詞形成層12Bで構成するものとして示す。表示基材12A上の歌詞形成層12Bであって、可変表示領域16に形成される文字情報は、3面表示として一線状帯のかまぼこ型レンズの断面山型の幅に、3種類の情報(歌詞一番から三番までの対応文字の部分構成文字情報)が配置されるもので(例えば、部分構成文字情報16C−1,16B−2,16A−3)、順次各線状帯に応じたそれぞれの対応文字の部分構成文字情報が配置される。なお、固定情報領域15に形成される固定情報(歌詞形成層12B)は、3面表示でも常に同一の文字が表示されるものであり、3つの同じ対応文字のそれぞれ対応する同じ部分構成文字情報が順次配列されるものである(後述する)。
続いて、図3及び図4に、図1の歌詞カードにおける合成歌詞の形成説明図を示す。なお、図3及び図4における合成歌詞形成手法を、ピックアップ法と称し、また、縦方向の一文字を、例えば48ライン分に分けて各一ライン分を上記部分構成文字情報とする。
図3(A)は、上記楽曲の一番歌詞を示したもので、当該一番歌詞元データ16Aが48ラインに分けられて、それぞれを部分構成文字情報16A−1〜16A−48とされる。これら部分構成文字情報16A−1〜16A−48のうち、第3ライン目から2ライン置きに部分構成文字情報16A−3,16A−6,16A−9,16A−12,・・・がピックアップされる。この部分構成文字情報16A−3,16A−6,16A−9,16A−12,・・・が並べられると、一文字分の縦方向の長さが元データの1/3となる。すなわち、これが拡大率3倍のレンチキュラーレンズ13で縦方向のみが拡大されると元データの縦方向の長さと同様となるものである。
また、図3(B)は、上記楽曲の二番歌詞を示したもので、当該二番歌詞元データ16Bが48ラインに分けられて、それぞれを部分構成文字情報16B−1〜16B−48とされる。これら部分構成文字情報16B−1〜16B−48のうち、第2ライン目から2ライン置きに部分構成文字情報16B−2,16B−5,16B−8,16B−11,・・・がピックアップされる。この部分構成文字情報16B−2,16B−5,16B−8,16B−11,・・・が並べられると、一文字分の縦方向の長さが元データの1/3となる。
さらに、図3(C)は、上記楽曲の三番歌詞を示したもので、当該三番歌詞元データ16Cが48ラインに分けられて、それぞれを部分構成文字情報16C−1〜16C−48とされる。これら部分構成文字情報16C−1〜16C−48のうち、第1ライン目から2ライン置きに部分構成文字情報16C−1,16C−4,16C−7,16C−10,・・・がピックアップされる。この部分構成文字情報16C−1,16C−4,16C−7,16C−10,・・・が並べられると、一文字分の縦方向の長さが元データの1/3となる。
そこで、図4に示すように、一番歌詞の部分構成文字情報16A−3,16A−6,16A−9,16A−12,・・・と、二番歌詞の部分構成文字情報16B−2,16B−5,16B−8,16B−11,・・・と、三番歌詞の部分構成文字情報16C−1,16C−4,16C−7,16C−10,・・・とを、三番歌詞16C、二番歌詞16B、一番歌詞16Aの順に16C−1,16B−2,16A−3,16C−4,16B−5,16A−6・・・の各部分構成文字情報を配列することで一番〜三番までの全歌詞が48ラインとして合成されるものである。
上記のように合成された合成歌詞が歌詞表示基材12の可変表示領域16上に印刷されて形成されるものである。なお、固定情報領域15上に形成される固定情報を図3(A)を用いて説明すると、ピックアップした部分構成文字情報16A−3,16A−6,16A−9,16A−12,・・・を、それぞれ3つずつ縦方向に順次配列(16A−3,16A−3,16A−3,16A−6,16A−6,16A−6,・・・)して48ラインとするものである。
そこで、図5に、図1の歌詞カードの表示状態の概略説明図を示す。図5(A)は一番歌詞を視認するもので、視点14Aより見た場合、レンチキュラーレンズ13によって可変表示領域16上の部分構成文字情報16A−3,16A−6,16A−9,16A−12,・・・が縦方向に3倍拡大されて、図1(A)のように視認される。また、図5(B)は二番歌詞を視認するもので、視点14Bより見た場合、レンチキュラーレンズ13によって可変表示領域16上の部分構成文字情報16B−2,16B−5,16B−8,16B−11,・・・が縦方向に3倍拡大されて、図1(B)のように視認される。
さらに、図5(C)は三番歌詞を視認するもので、視点14Cより見た場合、レンチキュラーレンズ13によって可変表示領域16上の部分構成文字情報16C−1,16C−4,16C−7,16C−10,・・・が縦方向に3倍拡大されて、図1(C)のように視認されるものである。なお、固定情報領域15上の固定情報は、上述のように合成されていることから、各視点14A〜14Cによっても常に同一の情報が視認されるものである。
次に、図6〜図8に、図1の歌詞カードにおける合成歌詞の他の形成説明図を示す。なお、図6及び図7における合成歌詞形成手法を、圧縮法と称し、また、上述と同様に縦方向の一文字を、例えば48ライン分に分けて各一ライン分を上記部分構成文字情報とする。
図6(A)は、上記楽曲の一番歌詞を示したもので、当該一番歌詞元データ16Aが48ラインに分けられて、それぞれを部分構成文字情報16A−1〜16A−48とされる。これら部分構成文字情報16A−1〜16A−48のうちの文字内部情報「あいう・・・」のみを縦方向に1/3に圧縮する。圧縮された文字内部情報は、一文字分の縦方向の長さが元データの1/3となる。これが拡大率3倍のレンチキュラーレンズ13で縦方向のみが拡大されると元データの縦方向の長さと同様となる。また、圧縮された文字内部情報は、第1ライン(16A−1)〜第16ライン(16A−16)に配置されることとなり、これらを部分構成文字情報16A−1〜16A−16として採用する。
同様に、図6(B)は、上記楽曲の二番歌詞を示したもので、当該二番歌詞元データ16Bが48ラインに分けられて、それぞれを部分構成文字情報16B−1〜16B−48とされる。これら部分構成文字情報16B−1〜16B−48のうちの文字内部情報「いろは・・・」のみを縦方向に1/3に圧縮する。圧縮された文字内部情報は、一文字分の縦方向の長さが元データの1/3となる。これが拡大率3倍のレンチキュラーレンズ13で縦方向のみが拡大されると元データの縦方向の長さと同様となる。また、圧縮された文字内部情報は、第1ライン(16B−1)〜第16ライン(16B−16)に配置されることとなり、これらを部分構成文字情報16B−1〜16B−16として採用する。
同様に、図6(B)は、上記楽曲の三番歌詞を示したもので、当該三番歌詞元データ16Cが48ラインに分けられて、それぞれを部分構成文字情報16C−1〜16C−48とされる。これら部分構成文字情報16C−1〜16C−48のうちの文字内部情報「アイウ・・・」のみを縦方向に1/3に圧縮する。圧縮された文字内部情報は、一文字分の縦方向の長さが元データの1/3となる。これが拡大率3倍のレンチキュラーレンズ13で縦方向のみが拡大されると元データの縦方向の長さと同様となる。また、圧縮された文字内部情報は、第1ライン(16C−1)〜第16ライン(16C−16)に配置されることとなり、これらを部分構成文字情報16C−1〜16C−16として採用する。
そこで、図7に示すように、一番歌詞の部分構成文字情報16A−1〜16A−16と、二番歌詞の部分構成文字情報16B−1〜16B−16と、三番歌詞の部分構成文字情報16C−1〜16C−16とを、三番歌詞16C、二番歌詞16B、一番歌詞16Aの順に16C−1,16B−1,16A−1,16C−2,16B−2,16A−2・・・の各部分構成文字情報を配列することで一番〜三番までの全歌詞が48ラインとして合成されるものである。
上記のように合成された合成歌詞が、図8に示すように、歌詞表示基材12の可変表示領域16上であって、一の線状帯の幅内に一番歌詞から三番歌詞の合成歌詞16C−1,16B−1,16A−1,16C−2,16B−2,16A−2・・・として印刷(この場合、上記1ラインの幅の最低限1/3の解像度による印刷)されるものである。なお、固定情報領域15上の固定情報についても同様の圧縮法(若しくは上述のピックアップ法でもよい)で形成されて48ラインとされる。そして、上述のような合成歌詞が、図5(A)〜図5(C)と同様な視点14A〜14Cによって、縦方向に3倍拡大されて図1(A)〜図1(C)のようにそれぞれの番の歌詞が視認されるものである。
このように、従前の全歌詞を表示する歌詞カードの大きさで歌詞表示させる場合にはその分文字を大とすることが可能となって歌詞表示の視認性を向上させることができ、従前の全歌詞を表示する歌詞カードの文字大で歌詞表示させる場合には一の番の歌詞表示領域の大きさで歌詞表示させることが可能となってコンパクト性を向上させることができるものである。また、上記のように合成歌詞を形成するにあたり、圧縮法の方がピックアップ法より視認に対する表示品質を向上させることができるものである。
次に、図9に、本発明に係る歌詞カードの第2実施形態の構成図を示す。図9に示す歌詞カード21は、図2(B)のA−A断面を示したもので、歌詞表示基材12(表示基材12A)の一方面に上記同様の固定情報領域15及び可変表示領域16を形成して当該可変表示領域16に合成歌詞12Bを形成させると共に、他方面においても固定情報領域15(特に必要ではない)及び可変表示領域16を形成して当該可変表示領域16に合成歌詞12Cを形成させることとし、それぞれの面にレンチキュラーレンズ13A,13Bを設けたものである。
例えば、ある楽曲の全歌詞の番数が多く、一面では多面表示できない場合に両面を用いて全歌詞を一枚の歌詞カード21に納めることができ、一方で、一方面と他方面とで、同じ歌手又は異なる歌手におけるそれぞれの楽曲の歌詞を多面表示させることができるものである。
次に、図10に、本発明に係る歌詞カードの第3実施形態の構成図を示す。図10(A)において、歌詞カード31は、歌詞表示基材12における表示基材12A上であって、可変表示領域16の所定部分に、横方向(レンチキュラーレンズ13の線状帯の延長方向)に所定数(ここでは1本)の折り目安線32を設定し、歌詞形成層12B上の当該折り目安線32を避けるような位置に合成歌詞(形成手法は、上記ピックアップ法又は圧縮法)が形成される。そして、歌詞表示基材12上であって、上記折り目安線32により分割された領域のそれぞれに分割されたレンチキュラーレンズ13C,13Dを設けたものである。
このような歌詞カード31は、図10(B)に示すように、レンチキュラーレンズが設けられても折り目安線32で折り曲げることが可能となって、コンパクト性をより向上させることができるものである。なお、図10では一の折り目安線32を設定した場合を示したが、2以上の折り目安線32を設定することも可能であり、この場合には巻き込み折りにより畳ませることができ、さらなるコンパクト性を向上させることができるものである。
本発明の歌詞カードは、所定楽曲の有償、無償を問わない付属物、カラオケ施設で提供される有償、無償を問わない印刷加工物等の楽曲関連での利用に適する。
本発明に係る歌詞カードの第1実施形態の構成図である。 図1の歌詞カードの詳細な説明図である。 図1の歌詞カードにおける合成歌詞の形成説明図(1)である。 図1の歌詞カードにおける合成歌詞の形成説明図(2)である。 図1の歌詞カードの表示状態の概略説明図である。 図1の歌詞カードにおける合成歌詞の他の形成説明図(1)である。 図1の歌詞カードにおける合成歌詞の他の形成説明図(2)である。 図1の歌詞カードにおける合成歌詞の他の形成説明図(3)である。 本発明に係る歌詞カードの第2実施形態の構成図である。 本発明に係る歌詞カードの第3実施形態の構成図である。
符号の説明
11,21,31 歌詞カード
12 歌詞表示基材
13 レンチキュラーレンズ
15 固定情報領域
16 可変表示領域
32 折り目安線

Claims (3)

  1. 所定楽曲の少なくとも複数番の歌詞を表示する歌詞カードであって、
    一方面に、前記楽曲に関する固定情報が形成される固定情報領域、及び当該楽曲の一の番の歌詞形成領域に複数番の歌詞を形成させる可変表示領域を備え、当該可変表示領域に、上記各番のそれぞれの歌詞が合成された合成歌詞が形成される歌詞表示基材と、
    前記歌詞表示基材の少なくとも前記可変表示領域上に設けられ、当該可変表示領域上に形成された前記各番それぞれの合成歌詞を、角度によって各番ずつの歌詞として視認させる多面表示レンズと、
    を有することを特徴とする歌詞カード。
  2. 請求項1記載の歌詞カードであって、前記歌詞表示基材の他方面に、少なくとも前記可変表示領域を設けて所定楽曲の複数番の歌詞をそれぞれ合成させた合成歌詞を形成し、当該他方面の可変表示領域上に、当該合成歌詞を角度によって各番ずつの歌詞として視認させる多面表示レンズが設けられることを特徴とする歌詞カード。
  3. 請求項1記載の歌詞カードであって、前記歌詞表示基材に所定数の折り目安を設定し、当該折り目安で分割された領域ごとに前記多面表示レンズを分割してそれぞれ設けることを特徴とする歌詞カード。
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