JP4641821B2 - プレス機械のダイクッション装置 - Google Patents
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図28に示す従来のプレス機械102は、ダイ101aを着脱自在に装着するスライド(ラム)103と、スライド103を駆動するクランク軸104a及びコンロッド104bなどの駆動機構部を収容するクラウン104と、パンチ101bを着脱自在に装着するボルスタ105と、プレス作業中にこのボルスタ105を固定するベッド106と、クラウン104とベッド106とを連結するコラム(アプライト)107と、ダイ101aとパンチ101bとによって加工対象物Wを絞り成形するときに、しわを抑えるためにこの加工対象物Wにクッション力F2を作用させるダイクッション装置111などを備えている。
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、図26及び図27に示すように、加工対象物(W)をプレス加工するときにこの加工対象物にクッション力(F2)を作用させるプレス機械のダイクッション装置であって、前記プレス機械のスライド(3)とともに昇降動作する昇降動作部(15)と、前記クッション力を発生するためのクッションシリンダ(13)と、前記クッションシリンダを支持するクッションシリンダ支持部(16)と、前記クッションシリンダ支持部を昇降動作可能なように弾性支持する弾性支持部(17)と、加工開始から加工終了までの加工域では前記昇降動作部と前記クッションシリンダ支持部とを機械的及び磁気的に連結し、加工終了から加工開始までの非加工域では前記昇降動作部と前記クッションシリンダ支持部との機械的及び磁気的な連結を解除する連結部(30)とを備えるプレス機械のダイクッション装置(11)である。
以下、図面を参照して、この発明の第1実施形態について詳しく説明する。
図1は、この発明の第1実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の模式図であり、図1(A)はスライドが上死点に位置する状態を示す図であり、図1(B)はプレス加工動作中の状態を示す図である。図2は、この発明の第1実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置におけるスライドが上死点に位置する状態を示す正面図である。図3は、この発明の第1実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置におけるスライドが下死点に位置する状態を示す正面図である。図4は、この発明の第1実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置におけるスライドが下死点から上死点に上昇した状態を示す正面図である。図5は、図2のV-V線で切断した状態を示す断面図である。
図1〜図6に示すダイクッション装置11は、加工対象物Wをプレス加工するときにこの加工対象物Wにクッション力F2を作用させる装置である。ダイクッション装置11は、絞り加工時に加工対象物Wにしわが生じるのを抑えるためのしわ抑え力を発生するしわ抑え機能と、絞り加工後の成形品をパンチ1bから突き上げるためのノックアウト力を発生するノックアウト機能とを有する。ダイクッション装置11は、図1〜図4に示すクッションパッド12と、クッションシリンダ13と、図6及び図7に示すロッキング/ストローク調整部14と、図1〜図4に示すクッションロッド15と、クッションベース16と、エアシリンダ17と、連結部18などを備えている。
ダイクッション装置11は、図1(B)に示すように、加工開始から加工終了までの加工域では、クッションロッド15とクッションベース16とを連結して、ダイ1a、スライド3、ブランクホルダ9、クッションピン10、クッションパッド12、クッションシリンダ13、クッションロッド15及びクッションベース16を一体となって下降させる。このとき、プレス機械2には、図1(B)に示すように、加工対象物Wをプレス加工するための成形力F1がダイ1aからスライド3、コンロッド4b、クランク軸4a及びクラウン4を通じて作用する。また、プレス機械2には、ボルスタ5にパンチ1bが固定されているため、このパンチ1bからボルスタ5及びベッド6にこの成形力F1の反力−F1が作用する。プレス機械2は、クラウン4とベッド6とをコラム7が連結しており、これらの部材が一体となって一つの系を構成するため、成形力F1とこの成形力F1の反力−F1とが内力となり、プレス機械2のフレームを構成するこれらの部材の中でこれらの力が釣り合っている。
図2〜図4、図6及び図8に示す連結部18は、加工開始から加工終了までの加工域ではクッションロッド15とクッションベース16とを機械的に連結し、加工終了から加工開始までの非加工域ではクッションロッド15とクッションベース16との機械的な連結を解除する装置である。連結部18は、加工開始から加工終了までの加工域ではクッションシリンダ13のシリンダ室が略一定の体積を維持するように、クッションロッド15とクッションベース16とを噛み合い結合によって連結する。連結部18は、図1(B)に示すように、加工対象物Wにクッション力F2を作用させプレス加工するときには、スライド3とクッションベース16とが一体となって下降するように、クッションロッド15とクッションベース16とを機械的に連結する。一方、連結部18は、図2及び図4に示すように、加工対象物Wにクッション力F2を作用させないプレス加工開始前及びプレス加工終了後には、クッションロッド15とクッションベース16との機械的な連結を解除してこれらを解放する。連結部18は、図6〜図8に示すように、歯18aと、スライダ18bと、ガイド部18cと、油圧シリンダ18dと、固定部材18eと、回転軸18fと、軸受18gと、コンロッド18hとを備えている。
図11に示す操作部19は、プレス機械2及びダイクッション装置11を運転操作する装置であり、プレス機械2の種々の動作を選択する運転選択スイッチなどを備えている。情報入力部20は、プレス機械2及びダイクッション装置11に関する種々の情報を入力する装置である。情報入力部20は、クッションロッド15とクッションベース16とが連結する位置に関する連結位置情報と、クッションロッド15とクッションベース16とが連結解除する位置に関する連結解除位置情報と、スライド3の連結時の速度に関するスライド連結速度情報、クッション力F2の大きさを設定するためのクッション使用圧力情報、クッションパッド12のストロークを調整するためのクッションストローク調整情報、ロッキング機能の使用の有無を設定するためのロッキング使用有無情報、ロッキング機能を使用する際のノックアウト開始時間を設定するためのロッキング開放タイミング情報などを入力する。
図12は、この発明の第1実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図12に示す左側の縦軸はスライド変位であり、右側の縦軸はクッション位置であり、横軸は時間である。
図1(A)及び図2に示すように、図示しない搬送装置によって加工対象物Wがブランクホルダ9上に搬送されるとプレス機械2のスライド3が上死点P1から下降を開始する。この状態では、クッションシリンダ13を介してクッションパッド12がクッションベース16に支持されており、加工対象物W、ブランクホルダ9、クッションピン10、クッションパッド12及びクッションベース16がプレス加工開始前の位置である最上位に保持され、静止している。
図13に示す縦軸は加圧能力(tf)であり、横軸は下死点上のスライド変位(mm)である。図28に示す従来のプレス機械102のように成形力F1とクッション力F2とを合わせた荷重がスライド103に作用する場合には、加圧能力が1000tfのプレス機械では不十分であり、加圧能力が1500tfのプレス機械が必要になる。一方、この第1実施形態のようにクッション力F2がスライド3からプレス機械2のフレームに作用せず略成形力F1のみがプレス機械2のフレームに作用する場合には、加圧能力が1500tfのプレス機械よりもプレス能力を下げることができ、加圧能力が1000tfのプレス機械で十分にプレス加工が可能になる。
(1) この第1実施形態では、加工開始から加工終了までの加工域ではクッションロッド15とクッションベース16とを連結部18が機械的に連結し、加工終了から加工開始までの非加工域ではクッションロッド15とクッションベース16との機械的な連結を連結部18が解除する。このため、図1(B)に示すように、クッション力F2とこのクッション力F2の反力−F2とが内力となり、プレス機械2のフレームにはクッション力F2が作用しない。その結果、図28に示すような従来のプレス機械102に比べて加圧能力を下げることができ、作業エネルギーが低減して消費エネルギーが削減し省エネルギー化を図ることができる。また、従来技術1のように油圧シリンダを利用する弾性的な連結構造に比べて、クッションロッド15とクッションベース16とを連結部18が機械的に連結するため、偏心荷重などによってクッションベース16が傾くのを防止することができる。
図14は、この発明の第2実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図14に示す時間T21において、加工対象物Wにダイ1aが接触してクッションロッド15とクッションベース16とが同一速度で下降を開始する。加工対象物Wにダイ1aが接触する前には、図1(A)に示すクッションシリンダ13のシリンダ室内への作動油の供給及び排出が遮断されているため、クッションシリンダ13のピストンロッド13bの昇降が規制されている。このため、加工対象物Wにダイ1aが接触してスライド3がさらに下降すると、ブランクホルダ9、クッションピン10、クッションパッド12、クッションシリンダ13及びクッションベース16がスライド3及びクッションロッド15と同一速度で下降を開始する。
この第2実施形態では、クッションロッド15とクッションベース16とを連結部18が連結するときに、スライド3とクッションベース16との間に僅かに速度差が生ずるように、このクッションベース16の速度を制御部29が制御する。このため、クッションロッド15の歯15aと連結部18の歯18aとの位相が一致しないときに、これらの相対位置を強制的に僅かにずらすことによってこれらを確実に噛み合わせることができる。
図15は、この発明の第3実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置のブロック図である。
図15に示すダイクッション装置11は、図11に示すダイクッション装置11とは異なり、クッションベース動作検出部22及びクッションシリンダ流量検出部26が省略されている。制御部29は、クッションロッド15とクッションベース16とを連結部18が連結するときに、スライド3が停止するようにこのスライド3の速度を制御する。制御部29は、例えば、クッションロッド15側の歯15aと連結部18側の歯18aとが噛み合う連結位置までスライド3が降下すると、このスライド3を停止させ連結部18に連結動作させる。
図16は、この発明の第3実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図16に示す時間T31において、スライド3が停止する。クッションロッド15側の歯15aと連結部18側の歯18aとの位相が一致してこれらが噛み合う連結位置までスライド3が降下すると、スライド駆動機構部25に制御部29がスライド動作停止を指令する。その結果、機械プレスの場合にはプレス機械2のフライホイールと駆動軸とを接続するクラッチが回転トルクの伝達を遮断し、サーボプレスの場合にはサーボモータの回転を停止してスライド3が停止する。次に、制御部29がサーボ弁を制御して油圧シリンダ18dを動作させると、クッションロッド15と連結部18とが連結される。また、制御部29がサーボ弁を制御してクッションシリンダ13を動作させると、クッション力F2が発生してプレス加工が開始される。以降の時間T33〜T34では、図12に示す時間T13〜T14と同様に動作する。
この第3実施形態では、クッションロッド15とクッションベース16とを連結部18が連結するときに、スライド3が停止するようにこのスライド3の速度を制御部29が制御する。特に、プレス機械2がスライド速度を任意に可変できない機械プレスである場合に、クッションベース16を停止させた状態でクッションロッド15とクッションベース16とを簡単に連結することができる。
図17は、この発明の第4実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図17に示す時間T41において、スライド3が減速する。加工対象物Wにダイ1aが接触する前に、スライド3が減速するようにスライド駆動機構部25のサーボモータを制御部29が制御する。
この第4実施形態では、クッションロッド15とクッションベース16とを連結部18が連結するときに、スライド3が減速するようにこのスライド3の速度を制御部29が制御する。このため、連結時にスライド3を停止する必要がないためプレス加工に要する時間が長くなるのを防止することができる。
図18は、この発明の第5実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の模式図であり、図18(A)はスライドが上死点に位置する状態を示す図であり、図18(B)はプレス加工動作中の状態を示す図である。図19は、この発明の第5実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の連結部の横断面図であり、図19(A)は連結解除状態を示し、図19(B)は連結状態を示す。
図20は、この発明の第6実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の模式図であり、図20(A)はスライドが上死点に位置する状態を示す図であり、図20(B)はプレス加工動作中の状態を示す図である。図21は、この発明の第6実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の連結部の縦断面図であり、図21(A)は連結解除状態を示し、図21(B)は連結状態を示す。
図22は、この発明の第7実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の模式図であり、図22(A)はスライドが上死点に位置する状態を示す図であり、図22(B)はプレス加工動作中の状態を示す図である。図23は、この発明の第7実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の連結部の縦断面図であり、図23(A)は連結解除状態を示し、図23(B)は連結状態を示す。
図24は、この発明の第8実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の模式図であり、図24(A)はスライドが上死点に位置する状態を示す図であり、図24(B)はプレス加工動作中の状態を示す図である。図25は、この発明の第8実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の連結部の横断面図であり、図25(A)は連結解除状態を示し、図25(B)は連結状態を示す。
図26は、この発明の第9実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の模式図であり、図26(A)はスライドが上死点に位置する状態を示す図であり、図26(B)はプレス加工動作中の状態を示す図である。図27は、この発明の第9実施形態に係るプレス機械のダイクッション装置の連結部の断面図であり、図27(A)は連結解除状態の横断面図であり、図27(B)は連結状態の横断面図である。
この発明は、以上説明した実施形態に限定するものではなく、以下に記載するように種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内である。
(1) この実施形態では、絞り加工を例に挙げて説明したがこの成形方法に限定するものではない。例えば、上型と下型との間に加工対象物を投入し閉塞状態の加工対象物を成形パンチで成形する閉塞成形(閉塞鍛造)や、上型と下型との間で加工対象物をプレス加工するときにこの加工対象物の流れに対して反対方向から圧力を加えて成形する背圧付加成形(背圧付加鍛造)についてもこの発明を適用することができる。また、この実施形態では、スライド3にダイ1aを装着し、ボルスタ5にパンチ1bを装着した場合を例に挙げて説明したが、スライド3にパンチ1bを装着し、ボルスタ5にダイ1aを装着した場合についてもこの発明を適用することができる。さらに、この実施形態では、ロッキング/ストローク調整部14を備えるプレス機械2を例に挙げて説明したが、ロッキング/ストローク調整部14を省略することもできる。
1b パンチ
2 プレス機械
3 スライド
5 ボルスタ
6 ベッド
7 コラム
8 スライドガイド
9 ブランクホルダ
10 クッションピン
11 ダイクッション装置
12 クッションパッド
13 クッションシリンダ
15 クッションロッド(昇降動作部)
15a 歯
16 クッションベース(クッションシリンダ支持部)
17 エアシリンダ(弾性支持部)
18 連結部
18a 歯
18i,18j ブロック
18k 油圧シリンダ
18m 歯
18n 固定体
18p 移動体
18q 油圧シリンダ
18r,18s 摩擦面
18t 弾性体
18u 油圧シリンダ
18v 摩擦面
29 制御部
30 連結部
30a 電磁石
30e 磁石
W 加工対象物
P1 上死点
P2 下死点
F1 成形力
F2 クッション力
Claims (8)
- 加工対象物をプレス加工するときにこの加工対象物にクッション力を作用させるプレス機械のダイクッション装置であって、
前記プレス機械のスライドとともに昇降動作する昇降動作部と、
前記クッション力を発生するためのクッションシリンダと、
前記クッションシリンダを支持するクッションシリンダ支持部と、
前記クッションシリンダ支持部を昇降動作可能なように弾性支持する弾性支持部と、
加工開始から加工終了までの加工域では前記昇降動作部と前記クッションシリンダ支持部とを機械的及び磁気的に連結し、加工終了から加工開始までの非加工域では前記昇降動作部と前記クッションシリンダ支持部との機械的及び磁気的な連結を解除する連結部と、
を備えるプレス機械のダイクッション装置。 - 請求項1に記載のプレス機械のダイクッション装置において、
前記連結部は、磁気結合及び摩擦結合によって前記昇降動作部と前記クッションシリンダ支持部とを連結すること、
を特徴とするプレス機械のダイクッション装置。 - 加工対象物をプレス加工するときにこの加工対象物にクッション力を作用させるプレス機械のダイクッション装置であって、
前記プレス機械のスライドとともに昇降動作する昇降動作部と、
前記クッション力を発生するためのクッションシリンダと、
前記クッションシリンダを支持するクッションシリンダ支持部と、
前記クッションシリンダ支持部を昇降動作可能なように弾性支持する弾性支持部と、
加工開始から加工終了までの加工域では前記昇降動作部と前記クッションシリンダ支持部とを非接触で磁気的に連結し、加工終了から加工開始までの非加工域では前記昇降動作部と前記クッションシリンダ支持部との非接触の磁気的な連結を解除する連結部と、
を備えるプレス機械のダイクッション装置。 - 請求項3に記載のプレス機械のダイクッション装置において、
前記連結部は、磁気結合によって前記昇降動作部と前記クッションシリンダ支持部とを連結すること、
を特徴とするプレス機械のダイクッション装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のプレス機械のダイクッション装置において、
前記昇降動作部と前記クッションシリンダ支持部とを前記連結部が連結するときに、前記スライドと前記クッションシリンダ支持部とが略同一速度になるように、このスライドの速度及び/又はこのクッションシリンダ支持部の速度を制御する制御部を備えること、
を特徴とするプレス機械のダイクッション装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のプレス機械のダイクッション装置において、
前記昇降動作部と前記クッションシリンダ支持部とを前記連結部が連結するときに、前記スライドと前記クッションシリンダ支持部との間に僅かに速度差が生ずるように、このスライドの速度及び/又はこのクッションシリンダ支持部の速度を制御する制御部を備えること、
を特徴とするプレス機械のダイクッション装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のプレス機械のダイクッション装置において、
前記昇降動作部と前記クッションシリンダ支持部とを前記連結部が連結するときに、前記スライドを停止可能又は減速可能にするようにこのスライドの速度を制御する制御部を備えること、
を特徴とするプレス機械のダイクッション装置。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のプレス機械のダイクッション装置において、
前記連結部は、前記加工域では前記クッションシリンダのシリンダ室が略一定の体積を維持するように、前記昇降動作部と前記クッションシリンダ支持部とを連結すること、
を特徴とするプレス機械のダイクッション装置。
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