JP4638329B2 - 気体用液体トラップ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、気体入口及び気体出口を設けた天井壁を有するトラップハウジングと、内部が前記気体入口に連通する筒状のフィルタエレメントを備えて前記トラップハウジング内に配設される液体フィルタとからなり、この液体フィルタの外側で前記トラップハウジング内部に前記気体出口を開口させ、前記気体入口から前記気体出口に向かって流れる気体が前記フィルタエレメントを通過する際、該気体に含まれる液体を該フィルタエレメントにより捕捉するようにした、気体用液体トラップ装置の改良に関する。
例えば天然ガスを燃料とするエンジンを備える自動車では、天然ガスを圧縮貯蔵した燃料タンクを搭載し、エンジンの作動時には、その燃料タンクから導出した高圧の気体燃料を所定圧力に減圧してエンジンに供給する。ところで、天然ガスを燃料タンクに圧縮貯蔵する際には、天然ガスの圧縮に使用するコンプレッサ内の潤滑オイルが、圧縮される燃料に多少とも混入することになるので、燃料タンク内の気体燃料をエンジンに燃料を供給する際には、その気体燃料から混入オイルを捕捉する必要がある。上記気体用液体トラップ装置は、このように気体から混入液体を捕捉するために使用するものであって、例えば下記特許文献1に開示されるように、既に知られている。
特開平7−328364号公報
従来、この種の気体用液体トラップ装置では、液体フィルタの上端壁に設けられる開口部がフィルタエレメント内の上部に開口しているので、その開口部と気体出口とが比較的近接することになり、このため開口部からフィルタエレメント内に流入した気体の多くはフィルタエレメントの上部を通過する傾向となることから、フィルタエレメントの上部が、気体から捕捉した液体で目詰まりする局部飽和の状態となって、フィルタエレメントの上部の液体捕捉性能が極端に低下する。またフィルタエレメントの、飽和状態となった部分から液体が滲み出すと、その液体はフィルタエレメントを通過した気体の流れに乗って気体出口に進み、再び気体に混入してしまい、液体捕捉性能を低下させることになる。
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、液体の捕捉性能が高い前記気体用液体トラップ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、上端部に気体入口及び気体出口を有するトラップハウジングと、内部が前記気体入口に連通する筒状のフィルタエレメントを備えて前記トラップハウジング内に配設される液体フィルタとからなり、この液体フィルタの外側で前記トラップハウジング内部に前記気体出口を開口させ、前記気体入口から前記気体出口に向かって流れる気体が前記フィルタエレメントを通過する際、該気体に含まれる液体を該フィルタエレメントにより捕捉するようにした、気体用液体トラップ装置において、前記気体出口に、該トラップハウジング内に突出する流出案内管を連設したことを第の特徴とする。
さらに本発明は、第の特徴に加えて、前記流出案内管を、その下端が前記フィルタエレメントの上方位置を占めるように配置したことを第の特徴とする。
さらにまた本発明は、第又は第の特徴に加えて、前記流出案内管を前記トラップハウジングの周方向に複数配設したことを第の特徴とする。
発明の第の特徴によれば、気体出口に連設されてトラップハウジング内に突出した流出案内管により、その周囲に気流の淀み部が形成されるので、フィルタエレメントで捕捉された液体がフィルタエレメントの外周面から滲み出して、フィルタエレメントを通過する気体に乗ってフィルタエレメントから離脱することがあっても、気体に乗った液体は、気体との比重差によりトラップハウジングの内周面に強く当たって付着し、気体から分離する。そして気体は、流れを上方に転じて前記淀み部を避けながら流出案内管に直接向かうので、トラップハウジングの内周面に付着した液体をトラップハウジングの天井面まで押し上げることはなく、その液体が流出案内管に流れ込むこと防ぎ、分離液体の気体への再混入を防ぎ、液体捕捉性能の向上に寄与し得る。
本発明の第の特徴によれば、流出案内管を液体フィルタから上下方向に遠ざけることで、トラップハウジングの大径化を防ぎながら、フィルタエレメントからの滲み出し液体の流出案内管への直接侵入を極力防ぐことができる。
本発明の第の特徴によれば、流出案内管をトラップハウジングの周方向に複数配設したことで、流出案内管の小径を図りつゝ気体出口側の圧力損失を少なくすることができ、これにより液体フィルタ及びトラップハウジング間の半径方向間隙の縮小、延いてはトラップハウジングのコンパクト化を図ることができる。
本発明の実施の形態を、添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の実施例に係る気体用液体トラップ装置を一体に備えるプレッシャレギュレータの縦断面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図1の3−3線断面図、図4はトラップ性能テスト試料となる4種類の気体用液体トラップ装置の断面図、図5は上記4種類の気体用液体トラップ装置の諸元及びトラップ性能テスト結果を示す表、図6は上記4種類の気体用液体トラップ装置のトラップ性能テスト結果を示すグラフである。
先ず、図1において、燃料タンクFには天然ガスが気体燃料として圧縮貯蔵される。この燃料タンクF内の高圧の気体燃料の使用に際しては、その気体燃料は、その圧力を所定値まで減圧すべくプレッシャレギュレータRに高圧燃料通路1を通して送られる。
プレッシャレギュレータRは、一側に高圧ポート1a及び低圧ポート2aを有する略角柱状のレギュレータ本体3を備えており、高圧ポート1aには前記高圧燃料通路1の下流端が、また低圧ポート2aにはエンジンEの燃料噴射弁24に連なる低圧燃料通路2の上流端がそれぞれ接続される。
図1及び図2に示すように、レギュレータ本体3の中心部には、高圧ポート1aに導入された気体燃料の圧力を所定値に減圧する調圧弁4が設けられ、この調圧弁4で減圧された気体燃料が調圧弁4の一側を通るように、調圧弁4の周方向に沿って円弧状に並んで上下方向に延びる複数の連絡通路16,16…がレギュレータ本体3に設けられる。
レギュレータ本体3の下端面には気体用液体トラップ装置Tが取り付けられる。この気体用液体トラップ装置Tは、前記連絡通路16,16…より導入した気体燃料から混入オイルを捕捉、除去し、清浄な気体燃料をレギュレータ本体3の低圧ポート2aへ送るもので、次にこの気体用液体トラップ装置Tについて図1〜図3を参照しながら詳細に説明する。
気体用液体トラップ装置Tは、プレッシャレギュレータRのレギュレータ本体3下面に取り付けられるトラップハウジング5と、このトラップハウジング5内に配設されるオイルフィルタ6とを主たる構成要素とする。
トラップハウジング5は、上端に取り付けフランジ10a及び天井壁10bを有する円筒状のハウジング本体10と、このハウジング本体10の下端に取り外し可能に螺着されるカップ体11と、前記取り付けフランジ10aの上面に重ねられる蓋板12とで構成され、この蓋板12及び取り付けフランジ10aは、プレッシャレギュレータRのレギュレータ本体3下面にボルト13により固着される。その際、トラップハウジング5はレギュレータ本体3と略同軸状に配置される。カップ体11の下端面には、それの着脱のための六角ボルト頭部状の工具係合部11aが一体に形成される。
オイルフィルタ6は、上端壁17と、この上端壁17の下方に配置される下端壁18と、これら上端壁17及び下端壁18間を連結する円筒状のフィルタエレメント20とからなっており、このフィルタエレメント20は、気体燃料の通過を許容すると共に潤滑オイル等の液体を捕捉する機能を有する。上端壁17の中心部には開口部17aが設けられる。
ハウジング本体10の天井壁10bの中心部には気体入口14が設けられ、この気体入口14を前記複数の連絡通路16,16…に連通すべく、蓋板12に半径方向の入口通路25が形成される。また気体入口14には、前記開口部17aを貫通してフィルタエレメント20内に突出する流入案内管7が一体に連設され、上端壁17には、流入案内管7の外周面に密接するシール部材22が装着される。こうして、流入案内管7は、前記開口部17aから下端壁18に向かって延びるようにフィルタエレメント20内に配置される。上記下端壁18は、流入案内管7から噴出した気体を反射させ得る非通気性素材で構成される。
一方、下端壁18には、その下面から突出してカップ体11の底部で支承される支柱18aが一体に形成される。したがってオイルフィルタ6全体がこの支柱18aを介してカップ体11に支持されることになる。
而して、流入案内管7の下端と前記下端壁18との離間距離C1は、20mm以下に設定される。
また流入案内管7のフィルタエレメント20内への突入長さC2は、30mm以上に設定される。
さらに流入案内管7の通路面積aと、フィルタエレメント20の見掛け上の有効面積Aとの比A/aは、14以下に設定される。
こゝで、流入案内管7の通路面積aは下記(1)式により求められる。
a=πd2 /4・・・・・・・・・・(1)
但し、d:流入案内管7の内径
またフィルタエレメント20の見掛け上の有効面積Aは下記(2)式により求められる。
A=πD・C1・・・・・・・・・・(2)
但し、D:フィルタエレメント20の内径
C1:流入案内管7の下端と前記下端壁18との離間距離
図1及び図3に示すように、ハウジング本体10の天井壁10bの一側部に切欠き10cが設けられており、蓋板12には、この切欠き10cに対応する部分でオイルフィルタ6外側のハウジング本体10内に開口する複数の気体出口15,15…が設けられる。これら複数の気体出口15,15…は、トラップハウジング5の周方向に沿って円弧状に配列されると共に、レギュレータ本体3の下面に形成される集合室21を介して前記低圧ポート2aに連通される。またこれら複数の気体出口15には、ハウジング本体10内に突出する複数の流出案内管23,23…が一体に連設される。したがって複数の流出案内管23,23…もトラップハウジング5の周方向に沿って円弧状に配列されることになる。その際、全ての流出案内管23,23…は、その下端が前記フィルタエレメント20より上方位置を占めるように配置される。
またオイルフィルタ6の軸線は、トラップハウジング5の軸線に対して流出案内管23,23…と反対方向に僅かな距離eだけオフセットして配置され、さらに流出案内管23,23…に対向するハウジング本体10の外側壁10dが半径方向に膨出するように形成される。こうすることで、トラップハウジング5の大径化を抑えつゝ、オイルフィルタ6及び外側壁10d間の間隔を充分に確保して、その間に比較的大径の流出案内管23,23…をオイルフィルタ6及び外側壁10dから離間させて配設することを可能にしている。
次に、この実施例の作用について説明する。
プレッシャレギュレータRにより所定圧力まで減圧された気体燃料がオイルフィルタ6の蓋板12の気体入口14に到達すると、その気体燃料は、流入案内管7によりフィルタエレメント20内の下部まで誘導され、そして拡散するため、その気体燃料は、フィルタエレメント20の広い範囲で濾過され、気体燃料中に混在するオイルが捕捉されることになり、特に、前記C1、C2及びA/aの設定により、フィルタエレメント20の局部飽和を極力防ぎ、フィルタエレメント20の耐用時間を延ばすことができる。
またオイルフィルタ6の下端壁18は、流入案内管7から流出した気体を反射させ得る非通気性素材で構成されるので、気体燃料が流入案内管7から下方に吹き出したとき、その気体燃料を上記下端壁18で上方に反射させることで、該気体燃料の拡散を促進し、フィルタエレメント20での局部飽和の発生防止を一層効果的に防ぐことができる。
上記効果は、次のようなトラップ性能テストにより確認することができた。
テストに際して、先ず図4及び図5に示すように、前記C1、C2及びA/aを異にした(A)〜(D)の4種類の気体用液体トラップ装置Tを試料として用意し、次の試験条件で各試料におけるフィルタエレメント20の耐用時間及びオイル捕捉量を測定した。
・雰囲気温度:常温
・気体:CNG(高圧天然ガス)
・気体導入圧力:0.25MPa
・気体流量:490L/min
・混入液体:潤滑オイル
・液体混入率:15ppm
・各試料の共通諸元:d=12mm、D=26mm、a=113mm2 、L=50mm
テストの結果、図4〜図6に示すように、試料(A)では、C2=0mmであるため、フィルタエレメント20内に流入した気体は直ちに気体出口15に向かうことから、捕捉オイルによるフィルタエレメント20の飽和部Sがフィルタエレメント20の上端部に早期に集中し、これに伴ないフィルタエレメント20の耐用時間が短く、したがってオイル捕捉量も少なかった。
C1=20mmとした試料(B)では、フィルタエレメント20の中間部に発生する飽和部Sの範囲が広がり始め、フィルタエレメント20の耐用時間及びてオイル捕捉量の向上が開始された。
そしてC1=15mm、C2=35mm、A/a=11の試料(C)では、フィルタエレメント20全体が長時間をかけて徐々に飽和部Sとなっていくことなり、フィルタエレメント20の耐用時間及びオイル捕捉量の大幅な向上が認められた。
試料(D)のように、C1を更に狭めると、フィルタエレメント20での飽和部Sの範囲が下部に移行し始め、フィルタエレメント20の耐用時間及びオイル捕捉量が徐々に減少し始めたが、大きな落ち込みはなかった。
但し、流入案内管7の通路面積aに対してフィルタエレメント20の見掛け上の有効面積Aを小さくした場合、本テスト条件において、C1<3mm、A/a<2.2となることは、気体の圧力損失が大きくなるため、避ける方がよい。
上記のようにフィルタエレメント20で濾過された気体燃料は、複数の流出案内管23,23…を分流しながら通過し、集合室21で合流した後、低圧ポート2a及び低圧燃料通路2を経てエンジンEの燃料噴射弁24から噴射される。
ところで、フィルタエレメント20で捕捉されたオイルがフィルタエレメント20の外周面から滲み出し、フィルタエレメント20を通過する気体燃料に乗ってフィルタエレメント20から離脱することがあるが、気体出口15に連設されてトラップハウジング5内に突出した流出案内管23,23…の周囲には気流の淀み部が形成されるので、フィルタエレメント20を通過した気体燃料は一旦半径方向外方に向うとき、その気体燃料に乗ったオイルは、気体燃料との比重差によりトラップハウジング5の内周面に強く当たって付着し、気体燃料から分離することになる。その後、気体燃料は、流れを上方に転じて前記淀み部を避けながら流出案内管23,23…に直接向かうので、トラップハウジング5の内周面に付着したオイルをトラップハウジング5の天井面まで押し上げることはなく、したがってそのオイルが流出案内管23,23…に流れ込むことはない。
かくして、フィルタエレメント20からの滲み出しオイルの気体燃料への再混入を防ぎ、オイル捕捉性能の向上に寄与することができる。
しかも流出案内管23,23…は、その下端がフィルタエレメント20の上方位置を占めるように配置されることで、流出案内管23,23…をオイルフィルタ6から上下方向に遠ざけることになり、トラップハウジング5の大径化を防ぎながら、フィルタエレメント20からの滲み出し液体の流出案内管23,23…への直接侵入を極力防ぐことができる。
さらに流出案内管23,23…はトラップハウジング5の周方向に複数配設されることで、各流出案内管23の小径を図りつゝ気体出口15側の圧力損失を少なくすることができ、これによりオイルフィルタ6及びトラップハウジング5間の半径方向間隙の縮小、延いてはトラップハウジング5のコンパクト化を図ることができる。
フィルタエレメント20により捕捉されたオイルや、トラップハウジング5の内周面に付着したオイルは、次第に滴となって落下し、オイルはカップ体11の底部に溜まる。そこで、カップ体11をハウジング本体10から離脱すれば、それを清掃することができる。また汚れたオイルフィルタ6を清掃したり新規のものと交換することもできる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
本発明の実施例に係る気体用液体トラップ装置を一体に備えるプレッシャレギュレータの縦断面図 図1の2−2線断面図 図1の3−3線断面図 トラップ性能テスト試料となる4種類の気体用液体トラップ装置の断面図 上記4種類の気体用液体トラップ装置の諸元及びトラップ性能テスト結果を示す表 上記4種類の気体用液体トラップ装置のトラップ性能テスト結果を示すグラフ
T・・・・・気体用液体トラップ装置
5・・・・・トラップハウジング
6・・・・・液体フィルタ(オイルフィルタ)
7・・・・・流入案内管
14・・・・気体入口
15・・・・気体出口
17・・・・上端壁
17a・・・開口部
18・・・・下端壁
20・・・・フィルタエレメント
23・・・・流出案内管

Claims (3)

  1. 端部に気体入口(14)及び気体出口(15)を有するトラップハウジング(5)と、内部が前記気体入口(14)に連通する筒状のフィルタエレメント(20)を備えて前記トラップハウジング(5)内に配設される液体フィルタ(6)とからなり、この液体フィルタ(6)の外側で前記トラップハウジング(5)内部に前記気体出口(15)を開口させ、前記気体入口(14)から前記気体出口(15)に向かって流れる気体が前記フィルタエレメント(20)を通過する際、該気体に含まれる液体を該フィルタエレメント(20)により捕捉するようにした、気体用液体トラップ装置において、
    前記気体出口(15)に、該トラップハウジング(5)内に突出する流出案内管(23)を連設したことを特徴とする、気体用液体トラップ装置。
  2. 請求項記載の気体用液体トラップ装置において、
    前記流出案内管(23)を、その下端が前記フィルタエレメント(20)の上方位置を占めるように配置したことを特徴とする、気体用液体トラップ装置。
  3. 請求項又は記載の気体用液体トラップ装置において、
    前記流出案内管(23)を前記トラップハウジング(5)の周方向に複数配設したことを特徴とする、気体用液体トラップ装置。
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