JP4638063B2 - 自動変速機のシフトレバー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にニュートラルレンジからリバースレンジへのシフト操作を最適に行う自動変速機のシフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動変速機においては、前進走行中にリバースレンジ(以下、Rレンジと略称)にシフト操作すると、リバースクラッチに過大な負荷がかかり、クラッチ板を傷める等の虞がある。このため、判定車速以上では、ニュートラルレンジ(以下、Nレンジと略称)からRレンジへのシフト操作を禁止するシフトロック機構が実用化されており、実開平7−20460号公報等に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一方、車両の車庫入れ等で、車両を前進から急減速で停車し、直ちに後退発進する、所謂、スイッチバックをする状況では、ドライバは前進からの減速中に、早めにRレンジにシフト操作したい場合がある。
【0004】
しかし、上記先行技術では、急減速時における車速検出の応答遅れ等により、実際の車速が判定車速以下になっているにも関わらず、Rレンジにシフト操作できない状況が発生し、シフト操作の操作性が悪化し、その改善が切望されている。
【0005】
また、判定車速以下になった状況を判断してからシフトロックを解除するまでのシフトロック機構の解除に必要な応答時間や、シフトレバーがRレンジに操作されてからリバースクラッチトルクが発生するまでのリバースクラッチの油圧回路の応答時間を考慮すると、減速時においてRレンジへのシフト操作を行った時、実際にリバースクラッチトルクが発生する車速は、本来クラッチ保護上必要な車速よりも低い車速となっている可能性がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、車両減速時における各応答時間等を考慮して正確にクラッチ保護上必要な車速を設定することができ、トランスミッションの保護機能を損なうことなく、且つ、シフトレバーの操作性も良好に保つことが可能な自動変速機のシフトレバー装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため第1の自動変速機のシフトレバー装置は、少なくともパーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレンジ、の各シフトレンジを有する自動変速機のシフトレバー装置において、上記複数のシフトレンジのうちの一つを選択し操作される上記自動変速機と連結したレバー部と、上記ニュートラルレンジに位置する上記レバー部に係合自在に配置して、該レバー部と係合状態では、上記ニュートラルレンジに位置する上記レバー部のリバースレンジへの移動を阻止するストッパーと、上記ストッパーと連結し、該ストッパーを上記レバー部と係合又は係合解除するアクチュエータと、予め設定する車速に応じて上記アクチュエータを作動して、上記ストッパーを上記レバー部と係合又は係合解除させるアクチュエータ作動手段と、車両のブレーキング状態に応じて上記予め設定する車速を可変設定する判定速度設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
また、第2の自動変速機のシフトレバー装置は、少なくともパーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレンジ、の各シフトレンジを有する自動変速機のシフトレバー装置において、上記複数のシフトレンジのうちの一つを選択し操作される上記自動変速機と連結したレバー部と、上記ニュートラルレンジに位置する上記レバー部に係合自在に配置して、該レバー部と係合状態では、上記ニュートラルレンジに位置する上記レバー部のリバースレンジへの移動を阻止するストッパーと、上記ストッパーと連結し、該ストッパーを上記レバー部と係合又は係合解除するアクチュエータと、予め設定する車速に応じて上記アクチュエータを作動して、上記ストッパーを上記レバー部と係合又は係合解除させるアクチュエータ作動手段と、車両の減速度に応じて上記予め設定する車速を可変設定する判定速度設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
更に、第3の自動変速機のシフトレバー装置は、少なくともパーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレンジ、の各シフトレンジを有する自動変速機のシフトレバー装置において、上記複数のシフトレンジのうちの一つを選択し操作される上記自動変速機と連結したレバー部と、上記ニュートラルレンジに位置する上記レバー部に係合自在に配置して、該レバー部と係合状態では、上記ニュートラルレンジに位置する上記レバー部のリバースレンジへの移動を阻止するストッパーと、上記ストッパーと連結し、該ストッパーを上記レバー部と係合又は係合解除するアクチュエータと、予め設定する車速に応じて上記アクチュエータを作動して、上記ストッパーを上記レバー部と係合又は係合解除させるアクチュエータ作動手段と、車両がブレーキング状態の場合にのみ車両の減速度に応じて上記予め設定する車速を可変設定する判定速度設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
また、第4の自動変速機のシフトレバー装置は、第2の自動変速機のシフトレバー装置又は第3の自動変速機のシフトレバー装置において、上記判定速度設定手段は、上記予め設定する車速に上限車速を設けていることを特徴とする。
【0011】
すなわち、第1の自動変速機のシフトレバー装置では、まず、判定速度設定手段で車両のブレーキング状態に応じて予め設定する車速を可変設定し、アクチュエータ作動手段で予め設定する車速に応じてアクチュエータを作動して、ストッパーをレバー部と係合又は係合解除させる。そして、ストッパーがニュートラルレンジに位置するレバー部と係合した状態では、ニュートラルレンジに位置するレバー部のリバースレンジへの移動が阻止され、トランスミッションが確実に保護される。ここで、予め設定する車速は、判定速度設定手段で車両のブレーキング状態に応じて設定されるので、車両がブレーキング状態においては、車両減速時における各応答時間等を考慮して正確にクラッチ保護上必要な車速を設定することができ、トランスミッションの保護機能を損なうことなく、且つ、シフトレバーの操作性も良好に保つことができる。
【0012】
また、第2の自動変速機のシフトレバー装置では、まず、判定速度設定手段で車両の減速度に応じて予め設定する車速を可変設定し、アクチュエータ作動手段で予め設定する車速に応じてアクチュエータを作動して、ストッパーをレバー部と係合又は係合解除させる。そして、ストッパーがニュートラルレンジに位置するレバー部と係合した状態では、ニュートラルレンジに位置するレバー部のリバースレンジへの移動が阻止され、トランスミッションが確実に保護される。ここで、予め設定する車速は、判定速度設定手段で車両の減速度に応じて設定されるので、車両がブレーキング状態においては、車両減速時における各応答時間等を考慮して正確にクラッチ保護上必要な車速を設定することができ、トランスミッションの保護機能を損なうことなく、且つ、シフトレバーの操作性も良好に保つことができる。
【0013】
更に、第3の自動変速機のシフトレバー装置では、まず、判定速度設定手段で車両がブレーキング状態の場合にのみ車両の減速度に応じて予め設定する車速を可変設定し、アクチュエータ作動手段で予め設定する車速に応じてアクチュエータを作動して、ストッパーをレバー部と係合又は係合解除させる。そして、ストッパーがニュートラルレンジに位置するレバー部と係合した状態では、ニュートラルレンジに位置するレバー部のリバースレンジへの移動が阻止され、トランスミッションが確実に保護される。ここで、予め設定する車速は、判定速度設定手段で車両がブレーキング状態の場合にのみ車両の減速度に応じて設定されるので、車両がブレーキング状態においては、車両減速時における各応答時間等を考慮して正確にクラッチ保護上必要な車速を設定することができ、トランスミッションの保護機能を損なうことなく、且つ、シフトレバーの操作性も良好に保つことができる。
【0014】
また、第4の自動変速機のシフトレバー装置では、第2の自動変速機のシフトレバー装置又は第3の自動変速機のシフトレバー装置において、判定速度設定手段は予め設定する車速に上限車速を設け、予め設定する車速が過大になることを確実に防止する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1〜図5は本発明の実施の一形態を示し、図1は自動変速機のシフトレバー装置のストッパー係合時の概略側面図、図2は自動変速機のシフトレバー装置のストッパー係合解除時の概略側面図、図3はシフトロック制御部の機能ブロック図、図4は車両加速度に対するアクチュエータ作動切替車速の説明図、図5はシフトロック制御のフローチャートである。
【0016】
図1及び図2において符号1はシフトレバー装置のレバー部を示し、このレバー部1のレバー2の上端にはドライバが把持するシフトノブ3が装着され、レバー2の下端には図示しない自動変速機と連結されたセレクトケーブル4の後端が連結されている。
【0017】
レバー部1を前後に回動自在に軸支するセレクトレバー取付部には、レバー部1の側方にガイドプレート5が配設されており、このガイドプレート5に形成したガイド溝6に、レバー2の側部に突出し、シフトノブ3の上下押圧操作、または図示しないシフトボタンの押圧操作によりレバー2の軸方向に移動するピン7が案内されるように構成されている。
【0018】
このシフトレバー装置には、パーキングレンジ(Pレンジ)、Rレンジ、Nレンジ、ドライブレンジ(Dレンジ)、3速レンジ、2速レンジ、1速レンジと前方から順に設けられており、ガイドプレート5のガイド溝6のPレンジとRレンジとの間は、下方に突出して形成されている。このため、PレンジからRレンジ、或いは、RレンジからPレンジにシフト操作するには、図示しないシフトボタン等を押し、ピン7を下に移動させて行うようになっている。
【0019】
また、ガイド溝6のRレンジとNレンジとの間は、Nレンジ側がRレンジ側に対して切り立って形成されており、これにより、RレンジからNレンジにシフト操作するにはそのままピン7を下に移動させることなく操作可能な一方、NレンジからRレンジにシフト操作するにはピン7を下に移動させて操作するようになっている。
【0020】
更に、ガイド溝6のNレンジ、Dレンジ、3速レンジの間は、Dレンジを頂点として緩やかな山状に形成されており、これら3つのレンジ間でシフト操作する場合は、そのままピン7を下に移動させることなく操作可能になっている。
【0021】
また、ガイド溝6の3速レンジと2速レンジとの間は、3速レンジ側が2速レンジ側に対して切り立って形成されており、これにより、2速レンジから3速レンジにシフト操作するにはそのままピン7を下に移動させることなく操作可能な一方、3速レンジから2速レンジにシフト操作するにはピン7を下に移動させて操作するようになっている。
【0022】
更に、ガイド溝6の2速レンジと1速レンジとの間は、緩やかに形成されており、2速レンジと1速レンジとの間でシフト操作する場合は、そのままピン7を下に移動させることなく操作可能になっている。
【0023】
一方、レバー部1のレバー2とガイドプレート5との間には、上下に回動自在で、上に位置された際にガイド溝6のRレンジ位置を閉塞するストッパー8が配設されている。このストッパー8は、レバー部1がNレンジに位置した際、上に回動された状態(図1の状態)では、レバー部1のピン7に係合し、レバー部1がRレンジに移動することを阻止するように形成され、下に回動された状態(図2の状態)では、レバー部1のピン7との係合が解除されレバー部1がRレンジに移動することを許容する形状に形成されている。
【0024】
また、ガイドプレート5には、ストッパー8の下端と連結されて、このストッパー8を上下に回動するアクチュエータ9が配設されており、このアクチュエータ9は、シフトロック制御部10からの駆動信号で駆動される。
【0025】
シフトロック制御部10は、図3に示すように、車速を検出する車速センサ21、及び、ブレーキペダルが踏み込まれた際にONするブレーキスイッチ22からの信号が入力され、これら入力信号を基に後述するシフトロック制御を実行してアクチュエータ9に駆動信号を出力する。
【0026】
すなわち、シフトロック制御部10は、車速演算部11、車両減速度演算部12、ブレーキ操作検出部13、及び、アクチュエータ作動制御部14から主要に構成されている。
【0027】
車速演算部11は、車速センサ21から信号が入力され、この信号から車速Vを演算してアクチュエータ作動制御部14に出力する。
【0028】
車両減速度演算部12は、車速センサ21から信号が入力され、この信号の所定の微少時間内での変化量から、負の変化量を車両の減速度Xとして演算し、アクチュエータ作動制御部14に出力する。
【0029】
ブレーキ操作検出部13は、ブレーキスイッチ22からの信号が入力され、この入力信号により、車両がブレーキング状態か否か判定してアクチュエータ作動制御部14に出力する。
【0030】
アクチュエータ作動制御部14は、車速演算部11、車両減速度演算部12、ブレーキ操作検出部13から各信号が入力され、車両がブレーキング状態の場合にのみアクチュエータ9の作動を判断するアクチュエータ作動切替車速Yを車両の減速度Xに応じて予め可変設定する。そして、車速Vがこのアクチュエータ作動切替車速Y未満の場合には、アクチュエータ9を作動してストッパー8をNレンジに位置するレバー部1と係合解除させるべく駆動信号をアクチュエータ9に出力する。逆に、車速Vがアクチュエータ作動切替車速Y以上の場合には、アクチュエータ9を非作動として、ストッパー8をNレンジに位置するレバー部1と係合する位置に保つように制御する。すなわち、アクチュエータ作動制御部14は、予め設定する車速(アクチュエータ作動切替車速Y)に応じてアクチュエータ9を作動して、ストッパー8をレバー部1と係合又は係合解除させるアクチュエータ作動手段と、車両がブレーキング状態の場合にのみ車両の減速度Xに応じてアクチュエータ作動切替車速Yを可変設定する判定速度設定手段としての機能を有している。
【0031】
次に、アクチュエータ作動制御部14で実行されるシフトロック制御を図5のフローチャートで説明する。まず、ステップ(以下、「S」と略称)101で、車速演算部11から車速V、車両減速度演算部12から車両の減速度X、ブレーキ操作検出部13からブレーキスイッチ22の状態等の必要パラメータを読み込む。
【0032】
次いで、S102に進み、ブレーキスイッチ22がONでドライバにより車両がブレーキング状態か否か判定する。この結果、ブレーキスイッチ22がONの場合はS103に進み、アクチュエータ9の作動を判断するアクチュエータ作動切替車速Yを車両の減速度Xに応じて可変設定し、ブレーキスイッチ22がOFFの場合はS104に進んで、アクチュエータ作動切替車速Yを一定値B(例えば、2〜3km/h)に設定する。
【0033】
S103のアクチュエータ作動切替車速Yの設定は、具体的には、以下の式のように減速度Xに応じて増加補正し設定する。
Y=A・|X|+B
ここで、Aは係数(正値)であり、演算したYの値は、予め設定した最大値(例えば、5km/h)以上にならないように制限される。
【0034】
そして、このように、車両のブレーキング状態の場合に、アクチュエータ作動切替車速Yを減速度Xにて増加補正するのは、急減速時における車速検出の応答遅れ等により実際の車速がアクチュエータ作動切替車速Y以下になっている可能性がある。また、アクチュエータ作動切替車速Y以下になった状況を判断してからシフトロックを解除するまでのシフトロック機構の解除に必要な応答時間や、シフトレバーがRレンジに操作されてからリバースクラッチトルクが発生するまでのリバースクラッチの油圧回路の応答時間を考慮し、通常より高めに補正するためである。
【0035】
尚、S103におけるアクチュエータ作動切替車速Yの設定は、上述の式により設定する以外に、例えば、図4に示すような、予め実験、演算等により求めておいたマップを参照して設定するようにしても良い。
【0036】
S103或いはS104でアクチュエータ作動切替車速Yを設定した後は、S105に進み、車速Vをアクチュエータ作動切替車速Yと比較して、車速Vがアクチュエータ作動切替車速Y未満の場合はS106に進み、アクチュエータ9を作動させ、ストッパー8をNレンジに位置するレバー部1のピン7と係合解除させる位置に(下側に)回動させてシフトロック解除しルーチンを抜ける。
【0037】
一方、車速Vがアクチュエータ作動切替車速Y以上の場合はS107に進み、アクチュエータ9を非作動とし、ストッパー8をNレンジに位置するレバー部1のピン7と係合する位置に保つように制御してNレンジに位置するレバー部1がRレンジに移動することを確実に阻止し、ルーチンを抜ける。
【0038】
このように、本実施の形態によれば、車両がブレーキング状態の場合にのみ車両の減速度Xに応じて補正し設定されるので、車両がブレーキング状態においては、車両減速時における各応答時間等を考慮して正確にクラッチ保護上必要な車速を設定することができ、トランスミッションの保護機能を損なうことなく、且つ、シフトレバーの操作性も良好に保つことが可能となる。
【0039】
尚、本発明の実施の形態では、車両がブレーキング状態の場合にのみアクチュエータ9の作動を判断するアクチュエータ作動切替車速Yを車両の減速度Xに応じてきめ細かく可変設定するようにしているが、車両がブレーキング状態の場合は高めの一定値に設定して制御時間の短縮化を図るようにしても良い。また、単純に車両の前後加速度のみ監視し、車両加速度が負、すなわち、減速を示す際に、この減速度に応じてアクチュエータ作動切替車速Yを補正するようにしても良い。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、車両減速時における各応答時間等を考慮して正確にクラッチ保護上必要な車速を設定することができ、トランスミッションの保護機能を損なうことなく、且つ、シフトレバーの操作性も良好に保つことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機のシフトレバー装置のストッパー係合時の概略側面図
【図2】自動変速機のシフトレバー装置のストッパー係合解除時の概略側面図
【図3】シフトロック制御部の機能ブロック図
【図4】車両加速度に対するアクチュエータ作動切替車速の説明図
【図5】シフトロック制御のフローチャート
【符号の説明】
1 レバー部
8 ストッパー
9 アクチュエータ
10 シフトロック制御部
14 アクチュエータ作動制御部(アクチュエータ作動手段、判定速度設定手段)
21 車速センサ
22 ブレーキスイッチ

Claims (4)

  1. 少なくともパーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレンジ、の各シフトレンジを有する自動変速機のシフトレバー装置において、
    上記複数のシフトレンジのうちの一つを選択し操作される上記自動変速機と連結したレバー部と、
    上記ニュートラルレンジに位置する上記レバー部に係合自在に配置して、該レバー部と係合状態では、上記ニュートラルレンジに位置する上記レバー部のリバースレンジへの移動を阻止するストッパーと、
    上記ストッパーと連結し、該ストッパーを上記レバー部と係合又は係合解除するアクチュエータと、
    予め設定する車速に応じて上記アクチュエータを作動して、上記ストッパーを上記レバー部と係合又は係合解除させるアクチュエータ作動手段と、
    車両のブレーキング状態に応じて上記予め設定する車速を可変設定する判定速度設定手段と、
    を備えたことを特徴とする自動変速機のシフトレバー装置。
  2. 少なくともパーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレンジ、の各シフトレンジを有する自動変速機のシフトレバー装置において、
    上記複数のシフトレンジのうちの一つを選択し操作される上記自動変速機と連結したレバー部と、
    上記ニュートラルレンジに位置する上記レバー部に係合自在に配置して、該レバー部と係合状態では、上記ニュートラルレンジに位置する上記レバー部のリバースレンジへの移動を阻止するストッパーと、
    上記ストッパーと連結し、該ストッパーを上記レバー部と係合又は係合解除するアクチュエータと、
    予め設定する車速に応じて上記アクチュエータを作動して、上記ストッパーを上記レバー部と係合又は係合解除させるアクチュエータ作動手段と、
    車両の減速度に応じて上記予め設定する車速を可変設定する判定速度設定手段と、
    を備えたことを特徴とする自動変速機のシフトレバー装置。
  3. 少なくともパーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレンジ、の各シフトレンジを有する自動変速機のシフトレバー装置において、
    上記複数のシフトレンジのうちの一つを選択し操作される上記自動変速機と連結したレバー部と、
    上記ニュートラルレンジに位置する上記レバー部に係合自在に配置して、該レバー部と係合状態では、上記ニュートラルレンジに位置する上記レバー部のリバースレンジへの移動を阻止するストッパーと、
    上記ストッパーと連結し、該ストッパーを上記レバー部と係合又は係合解除するアクチュエータと、
    予め設定する車速に応じて上記アクチュエータを作動して、上記ストッパーを上記レバー部と係合又は係合解除させるアクチュエータ作動手段と、
    車両がブレーキング状態の場合にのみ車両の減速度に応じて上記予め設定する車速を可変設定する判定速度設定手段と、
    を備えたことを特徴とする自動変速機のシフトレバー装置。
  4. 上記判定速度設定手段は、上記予め設定する車速に上限車速を設けていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の自動変速機のシフトレバー装置。
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