JP4137675B2 - 自動変速機のセレクトアシスト装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、セレクトレバーに運転者の操作力をアシストするアシストトルクを出力する自動変速機のセレクトアシスト装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、セレクトレバーには、誤操作防止、および過大な変速ショックを伴うレンジ切り換えを阻止するレバー移動規制手段が設けられている。
【0003】
このレバー移動規制手段は、図6に示すように、セレクトレバーに突設されたポジションピンと、このポジションピンの所定位置から所定方向への移動を阻止する規制溝が形成されたディテントプレートとを主要な構成としている。
【0004】
ポジションピンは、セレクトレバーに設けられたセレクトボタンを解除することにより、解除位置(規制溝と干渉しない位置)へ移動し、PレンジからRレンジ、NレンジからRレンジ、RレンジからPレンジ、セカンドレンジからローレンジへのレンジ切り換えが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
実開平2−94965号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、セレクトレバーに運転者の操作力を補助するアシストアクチュエータを設け、このアシストアクチュエータの出力するアシストトルクをセレクトレバーへの入力トルクやセレクトレバーの操作位置に応じて制御する場合には、上記レバー移動規制手段によって、次のような問題が発生する。
【0007】
例えば、運転者がPレンジ位置にあるセレクトレバーに手を乗せたとき、セレクトレバーにP→Rレンジ方向へのトルクが入力されると、その入力トルクに応じたアシストトルクが出力される。
【0008】
ここで、運転者にレンジ切り換えの意志は無く、セレクトボタンは非解除のままであるため、ポジションピンは図6のAとBの位置でディテントプレートの規制溝と接触し、激しく振動を繰り返す。よって、不快な振動音の発生、レバー移動規制手段の破損等を招いてしまうという問題があった。
【0009】
なお、セレクトレバーの操作位置に応じてアシストトルクを制御する構成であっても、運転者がセレクトレバーに手を掛けただけでセレクトレバーの操作位置は変化し、アシストトルクが出力されるため、上述した入力トルクによる制御の場合と同様の問題が生じる。
【0010】
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、セレクトレバーに運転者の操作力を補助するアシストアクチュエータを設けた自動変速機のセレクトアシスト装置において、セレクトレバーが移動を規制された方向へ操作されていると判断したとき、セレクトボタンが解除されていない場合のアシストトルクの出力を禁止することにより、異音の発生およびレバー移動規制手段の破損等を防止することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明請求項1に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置では、自動変速機のレンジ切り換え機構と連結されたセレクトレバーと、ボタンと連動し、且つセレクトレバーの軸方向に移動するポジションピン及びポジションピンの所定位置への移動を規制する溝形状の規制溝で構成され、前記セレクトレバーの所定レンジ位置への移動を規制するレバー移動規制手段と、ボタン操作でポジションピンをセレクトレバーの軸方向に移動させて前記規制溝への係合を解除し、前記レバー移動規制手段によるレバーの移動規制を解除するセレクトボタンと、前記セレクトレバーのレンジ位置を検出する位置検出手段と、前記セレクトレバーに運転者の操作力を補助するアシストトルクを出力するアシストアクチュエータと、前記セレクトレバーの状態に応じてアシストアクチュエータのアシストトルクを制御するアシストトルク制御手段と、を備えた自動変速機のセレクトアシスト装置において、前記アシストトルク制御手段は、セレクトレバーが受ける機械的負荷特性から設定された目標アシストトルクをデータとして備え、操作位置から目標アシストトルクを決定する目標アシストトルク演算手段を備え、前記セレクトボタンの解除・非解除を検出するセレクトボタン解除・非解除検出手段と、前記セレクトレバーの操作方向を検出する操作方向検出手段と、を設け、前記アシストトルク制御手段に、レンジ位置と操作方向とに基づいて、セレクトレバーが移動規制レンジ位置へ操作されているかどうかを判断するレバー規制判断部と、前記セレクトボタンが非解除のとき、セレクトレバーが移動規制レンジ位置へ操作されていると判断された場合に、アシストアクチュエータにアシストトルクの出力を禁止するアシスト禁止部と、を設けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、アシストトルク制御手段は、セレクトボタンが非解除のとき、セレクトレバーが移動規制レンジ位置へ操作されていると判断された場合に、アシストアクチュエータにアシストトルクの出力を禁止するアシスト禁止部を備えている。
【0013】
よって、セレクトレバーが移動規制レンジ位置へ操作されているときには、セレクトボタンが解除されているとき、すなわちレバー移動規制手段によるセレクトレバーの移動規制が解除されている場合にのみアシストトルクを発生させることとしたため、セレクトレバーの誤作動による不快な異音の発生、レバー移動規制手段の破損等を防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は本発明の自動変速機のセレクトアシスト装置を適用した自動変速装置の構成を示す側面図、図2は自動変速装置の構成を示す背面図である。
【0015】
コントロール部1は運転者により操作されるセレクトレバー2を有し、例えば、図外のセンタクラスタの上部に設置されている。セレクトレバー2は、下端の支点軸4を中心として車両の前後方向に操作するよう設定されている。
【0016】
セレクトレバー2には、運転者により押圧操作されるセレクトボタン2aと、このセレクトボタン2aと連動しセレクトレバー2の軸方向に移動するポジションピン2bが設けられている。
【0017】
ポジションピン2bは、セレクトレバー2の内部に設けられたスプリング2cによりセレクトレバー2の先端方向(図中上方)へ付勢されている。そして、セレクトボタン2aを非解除の状態でセレクトレバー2を操作したとき、ポジションピン2bは、ディテントプレート3に形成された規制溝3aの上端縁に沿って移動する。この規制溝3aは、図3に示すように、セレクトレバー2のP→Rレンジ、R→Pレンジ、N→Rレンジおよびセカンド→ローレンジの移動を阻止する形状に設定されている。このポジションピン2bとディテントプレート3によりレバー移動規制手段が構成されている。
【0018】
一方、ポジションピン2bは、セレクトボタン2aを解除したとき、セレクトボタン2aの押圧量に応じて支点軸4側へ移動する。そして、セレクトボタン2aが規制溝3aと接触しない位置まで移動したとき、セレクトレバー2のP→Rレンジ、R→Pレンジ、N→Rレンジおよびセカンド→ローレンジへの移動が可能となる。
【0019】
セレクトボタン2aには、セレクトボタン解除・非解除センサ(セレクトボタン解除・非解除検出手段)16が設けられている。このセレクトボタン解除・非解除センサ16は、セレクトボタン2aの解除・非解除を検出し、セレクトボタン信号としてコントロールユニット(アシストトルク制御手段)14へ出力する。
【0020】
セレクトレバー2の支点軸4には、この支点軸4と一体で上下方向に回動する制御レバー5の上端部が固定されている。また、支点軸4には、セクタギヤ6が固定され、このセクタギヤ6には、運転者の操作力を補助する電動モータ(アシストアクチュエータ)7が連結されている。
【0021】
制御レバー5の下端部には、前方の自動変速機8に設けられたディテント機構の制御アーム10の上端部と、ロッド状のリンケージ11とを介して連結されている。
【0022】
セレクトレバー2の支点軸4には、支点軸4への入力トルクを検出するトルクセンサ12と、セレクトレバー2のストローク角度を検出する位置センサ13とが連結されている。
【0023】
トルクセンサ12は、支点軸4に設けられた一対の回転部12aと、その間のねじれトルクを検出する検出部12bとから構成されている。トルクセンサ12はセレクトレバー2の支点軸4に設けられているため、実際にセレクトレバー2に入力される運転者の操作力を検出することができる。トルクセンサ12の出力電圧は、入力トルク信号としてコントロールユニット14へ出力される。
【0024】
また、位置センサ13は、セレクトレバー2がPレンジ最端部に位置しているときを0度として、セレクトレバー2を操作したときのストローク角度を随時検出する。位置センサ13の出力電圧は、ストローク角度信号としてコントロールユニット14に出力される。
【0025】
コントロールユニット14には、セレクトボタン信号と、入力トルク信号と、ストローク角度信号と、自動変速機8に設けられたインヒビタスイッチ(位置検出手段)15から出力されるレンジ信号とが入力される。
【0026】
コントロールユニット14は、検出されたセレクトレバー2のストローク角度と、予め設定された目標アシストトルクマップ(図4参照)とに基づいて、電動モータ7が出力するアシストトルクの目標値である目標アシストトルクを演算する。続いて、実際の入力トルクに応じて目標アシストトルクを補正し、補正した目標アシストトルクに基づき、電動モータ7を制御する。
【0027】
図4は、P→Rレンジ方向における目標アシストトルクマップである。この目標アシストトルクマップには、セレクトレバー2のストローク角度に応じた目標アシストトルクTmotが設定されている。この目標アシストトルクTmotは、機械的負荷力Fmisによる軸トルクが理想操作力Ftによる軸トルクを減ずることにより求められる。すなわち、この目標アシストトルクTmotを目標値として電動モータ7のアシストトルクを制御することにより、セレクト時に良好な操作力となる運転者の理想操作力Ftによる軸トルクが得られる。
【0028】
機械的負荷力Fmisは、上述した自動変速機8のディテント機構で発生する負荷力に、リンケージ11の摩擦力、電動モータ7のイナーシャ等を合成したものであり、電動モータ7によるトルクアシストが無い状態でレンジ切り換えを行うには、この機械的負荷力Fmis以上の操作力が必要となる。
【0029】
なお、D→Nレンジ方向へのセレクト時には、機械的負荷力Fmisは上述したP→Rレンジ方向における機械的負荷力とは異なる特性となるため、その特性に応じて目標アシストトルクマップも別途設定する。よって、セレクトレバー2のアシスト制御においては、セレクトレバー2の操作方向を検出し、操作方向に応じた目標アシストトルクマップを用いてアシストトルクの制御を行う必要がある。
【0030】
セレクトレバー2の操作方向を検出する方法としては、トルクセンサ12の入力トルク値からの判定、位置センサ13の取得最新値と前回取得値との増減差分による判定、または、目標アシストトルクマップ上の各レンジ停止位置の中央値に対する位置センサ13の大小判定等で行うことができる。
【0031】
目標アシストトルクマップは、セレクトレバー2の操作速度に応じて予め複数設定されている。セレクトレバー2の操作速度は、ストローク角度の変化率等から推定できる。
【0032】
また、コントロールユニット14は、セレクトボタン2aが非解除のとき、セレクトレバー2がレバー移動規制手段(ポジションピン2b,ディテントプレート3)によって規制されたレンジ切り換えが行われていると判断された場合には、電動モータ7によるアシストを一時的に禁止するセレクトボタン非解除時アシスト禁止制御処理を実行する。
【0033】
次に、作用を説明する。
[セレクトボタン非解除時アシスト禁止制御処理]
図5は、コントロールユニット14で実行されるセレクトボタン非解除時アシスト禁止制御処理の流れを示すフローチャートである。
【0034】
ステップS1では、インヒビタスイッチ15のレンジ信号から現在のレンジ位置がPレンジかどうかを判断する。YESの場合にはステップS5へ進み、NOの場合にはステップS2へ進む。
【0035】
ステップS2では、現在のレンジ位置がRレンジかどうかを判断する。YESの場合にはステップS9へ進み、NOの場合にはステップS3へ進む。
【0036】
ステップS3では、現在のレンジ位置がNレンジかどうかを判断する。YESの場合にはステップS11へ進み、NOの場合にはステップS4へ進む。
【0037】
ステップS4では、現在のレンジ位置がセカンドレンジかどうかを判断する。YESの場合にはステップS13へ進み、NOの場合には本制御を終了する。
【0038】
ステップS5では、セレクトボタン解除・非解除センサ16のセレクトボタン信号からセレクトボタンが解除されているかどうかを判断する。YESの場合にはステップS6へ進み、NOの場合にはステップS8へ進む。
【0039】
ステップS6では、セレクトレバー2の移動方向を、トルクセンサ12の入力トルク値が128よりも小さいかどうかにより判断する(操作方向検出手段に相当)。YESの場合にはステップS7へ進み、NOの場合にはステップS8へ進む。なお、入力トルク値は、P→ローレンジ方向へ作用しているとき、128よりも小さく、ロー→Pレンジ方向へ作用しているとき、128よりも大きくなる。
【0040】
ステップS7では、検出されたセレクトレバー2のストローク角度と、予め設定された目標アシストトルクマップ(図4参照)とに基づいて、電動モータ7が出力するアシストトルクの目標値である目標アシストトルクを演算する。そして、実際の入力トルクに応じて目標アシストトルクを補正し、補正した目標アシストトルクに基づき、電動モータ7を所定のONデューティ比で駆動し、本制御を終了する。
【0041】
ステップS8では、電動モータ7の出力を禁止して本制御を終了する。
【0042】
ステップS9では、セレクトボタンが解除されているかどうかを判断する。YESの場合にはステップS7へ進み、NOの場合にはステップS10へ進む。
【0043】
ステップS10では、入力トルク値が128よりも小さいかどうかを判断する。YESの場合にはステップS7へ進み、NOの場合にはステップS8へ進む。
【0044】
ステップS11では、セレクトボタンが解除されているかどうかを判断する。YESの場合にはステップS7へ進み、NOの場合にはステップS12へ進む。
【0045】
ステップS12では、入力トルク値が128よりも小さいかどうかを判断する。YESの場合にはステップS7へ進み、NOの場合にはステップS8へ進む。
【0046】
ステップS13では、セレクトボタンが解除されているかどうかを判断する。YESの場合にはステップS7へ進み、NOの場合にはステップS14へ進む。
【0047】
ステップS14では、入力トルク値が128よりも小さいかどうかを判断する。YESの場合にはステップS8へ進み、NOの場合にはステップS7へ進む。
【0048】
[セレクトボタン非解除時アシスト禁止制御作用]
セレクトボタン2aを解除した状態でセレクトレバー2をP→Rレンジへ操作した場合には、図5のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS5→ステップS6→ステップS7へと進む流れとなる。すなわち、ステップS5によりセレクトボタン2aが解除されていると判断され、ステップS6によりP→ローレンジ方向へ操作していると判断され、ステップS7により、電動モータ7が所定のONデューティ比で駆動され、セレクト操作がアシストされる。
【0049】
運転者がPレンジ位置にあるセレクトレバー2に手を乗せた場合には、図5のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS5→ステップS8へと進む流れとなる。すなわち、ステップS5によりセレクトボタン2aが非解除であると判断され、ステップS8によりアシストトルクの出力が禁止される。
【0050】
次に、効果を説明する。
本実施の形態の自動変速機のセレクトアシスト装置にあっては、セレクトレバー2が移動規制レンジ位置へ操作されているときには、セレクトボタン2aが解除されているときにのみ電動モータ7にアシストトルクを発生させることとしたため、不快な異音の発生、ポジションピン2bおよびディテントプレート3の破損等を防止できる。
【0051】
以上、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
【0052】
例えば、本実施の形態では、セレクトレバーへの入力トルクと操作位置(ストローク角度)とに基づいて電動モータのONデューティ比を設定する構成を示したが、入力トルクと操作位置のどちらか一方に基づいてアシストトルクを制御する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動変速機のセレクトアシスト装置を適用した自動変速装置の構成を示す側面図である。
【図2】本発明の自動変速機のセレクトアシスト装置を適用した自動変速装置の構成を示す背面図である。
【図3】セレクトレバーの移動規制区間を示す説明図である。
【図4】P→Rレンジ方向における目標アシストトルクマップである。
【図5】コントロールユニットで実行されるセレクトボタン非解除時アシスト禁止制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】レバー移動規制手段を示す図である。
【符号の説明】
1 コントロール部
2 セレクトレバー
2a セレクトボタン
2b ポジションピン
2c スプリング
3 ディテントプレート
3a 規制溝
4 支点軸
5 制御レバー
6 セクタギヤ
7 電動モータ
8 自動変速機
10 制御アーム
11 リンケージ
12 トルクセンサ
12a 回転部
12b 検出部
13 位置センサ
14 コントロールユニット
15 インヒビタスイッチ
16 セレクトボタン解除・非解除センサ
Claims (1)
- 自動変速機のレンジ切り換え機構と連結されたセレクトレバーと、
ボタンと連動し、且つセレクトレバーの軸方向に移動するポジションピン及びポジションピンの所定位置への移動を規制する溝形状の規制溝で構成され、前記セレクトレバーの所定レンジ位置への移動を規制するレバー移動規制手段と、
ボタン操作でポジションピンをセレクトレバーの軸方向に移動させて前記規制溝への係合を解除し、前記レバー移動規制手段によるレバーの移動規制を解除するセレクトボタンと、
前記セレクトレバーのレンジ位置を検出する位置検出手段と、
前記セレクトレバーに運転者の操作力を補助するアシストトルクを出力するアシストアクチュエータと、
前記セレクトレバーの状態に応じてアシストアクチュエータのアシストトルクを制御するアシストトルク制御手段と、
を備えた自動変速機のセレクトアシスト装置において、
前記アシストトルク制御手段は、セレクトレバーが受ける機械的負荷特性から設定された目標アシストトルクをデータとして備え、操作位置から目標アシストトルクを決定する目標アシストトルク演算手段を備え、
前記セレクトボタンの解除・非解除を検出するセレクトボタン解除・非解除検出手段と、
前記セレクトレバーの操作方向を検出する操作方向検出手段と、
を設け、
前記アシストトルク制御手段に、レンジ位置と操作方向とに基づいて、セレクトレバーが移動規制レンジ位置へ操作されているかどうかを判断するレバー規制判断部と、
前記セレクトボタンが非解除のとき、セレクトレバーが移動規制レンジ位置へ操作されていると判断された場合に、アシストアクチュエータにアシストトルクの出力を禁止するアシスト禁止部と、
を設けたことを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。
Priority Applications (1)
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JP2003068784A JP4137675B2 (ja) | 2003-03-13 | 2003-03-13 | 自動変速機のセレクトアシスト装置 |
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JP2003068784A JP4137675B2 (ja) | 2003-03-13 | 2003-03-13 | 自動変速機のセレクトアシスト装置 |
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Family Applications (1)
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2003
- 2003-03-13 JP JP2003068784A patent/JP4137675B2/ja not_active Expired - Fee Related
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