JP4175926B2 - 自動変速機のセレクトアシスト装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動変速機のセレクトアシスト装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動変速機のレンジセレクト装置としては、車室内の運転席付近にセレクトレバーを設け、このセレクトレバーの操作力をケーブルやロッドなどの操作力伝達手段を介して自動変速機のレンジ切り換え装置に伝達し、自動変速機のレンジ(P,R,N,Dなど)を切り換える構成のものが知られている。
【0003】
セレクトレバーの操作には、ケーブルやロッドのフリクション、ディテント機構においてディテントピンがカム山を乗り越える際に発生する抵抗等により、大きな操作力が必要となる。このため、セレクトレバーを十分な長さに設定し、その梃子力を利用することにより、乗員の操作力を大きな力に変換し、レンジセレクトを行うよう構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−323559号公報(1頁〜3頁,第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術にあっては、十分な梃子力を得るために長いセレクトレバーが必要となり、車室内レイアウトの自由度が小さくなるという問題がある。また、設置場所にも制約が多く、運転席脇やステアリングコラム付近に限定されている。
【0006】
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、車室内のレイアウト自由度とセレクトレバーのデザイン性を高めることができ、しかも節度感のある良好な操作特性が得られる自動変速機のセレクトアシスト装置を提供することにある。
【0007】
上述の目的を達成するため、本発明請求項1に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置では、自動変速機のレンジ切り換え機構と連結されたセレクトレバーへの入力トルクを検出する入力トルク検出手段と、前記セレクトレバーにより選択されたレンジ位置を検出するインヒビタスイッチと、運転者の操作力を補助するアシストトルクをセレクトレバーへ出力するアシストアクチュエータと、前記アシストアクチュエータを制御するアシストトルク制御手段と、を備えた自動変速機のセレクトアシスト装置であって、前記アシストトルク制御手段は、前記レンジ位置及びアシスト時のセレクトレバーへの入力トルクに基づいてセレクトレバーの操作位置を推定する操作位置推定部と、推定された操作位置に応じてアシストアクチュエータを制御するアシストトルク制御部と、を備え、前記アシストトルク制御部は、セレクトレバーが受ける機械的負荷特性に基づいて、操作位置に対して設定された目標アシストトルクをデータとして備え、推定された操作位置から目標アシストトルクを決定する目標アシストトルク演算手段を備えた、ことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、前記アシストトルク制御手段に、各レンジ位置毎にレンジ切り換えの開始から終了までの入力トルクパターンを記憶する入力トルクパターン記憶部と、前記機械的負荷特性に対抗してレンジ切り換えを行うのに必要となる必要操作力特性に基づいて、記憶された入力トルクパターンとレンジ位置の対応関係を判定するレンジ位置判定部と、を設け、前記操作位置推定部は、レンジ位置に対応するように記憶された入力トルクパターンと、実際の入力トルクパターンとを比較して操作位置を推定することを特徴とする。
ここで、「レンジ切り換えの必要操作力特性」とは、各レンジ位置においてレンジ切り換え開始から終了までのセレクトレバーの必要操作力、すなわち、セレクトレバーの機械的負荷力をいう。この機械的負荷力としては、セレクトレバーからレンジ切り換え機構に至るまでの負荷力、例えば、ディテント機構による負荷力、アシストアクチュエータを含む機構部のイナーシャ、フリクション等をいう。
【0009】
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、車速を検出する車速検出手段と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、を設け、前記アシストトルク制御手段に、判定された入力トルクパターンに対応するレンジ位置の正誤を、車速とエンジン回転数に基づいて判断するレンジ位置正誤判断部と、レンジ位置が誤りであると判断されたとき、入力トルクパターン記憶部に対し、入力トルクパターンの学習をキャンセルする指令を出力する入力トルクパターン学習キャンセル部と、を設けたことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明では、請求項2または請求項3に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、前記レンジ位置判定部は、入力トルクの方向に基づいてセレクトレバーの操作方向を検出し、レンジ切り換えの必要操作力特性に基づいて予め設定されたレンジ毎の設定ピーク点と、実際の入力トルクのピーク点とを比較して入力トルクパターンとレンジ位置の対応関係を判定することを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、前記アシストトルク制御部は、実際の入力トルクが入力トルクパターンのピーク点とトルク方向反転点との間に予め設定されたアシスト停止点に到達したとき、次のレンジ位置に到達するまでアシストトルクの出力を停止させることを特徴とする。
ここで、「トルク方向反転点」とは、ピーク点とレンジ切り換え終了点との間で入力トルクが正から負、または負から正へと切り替わる点、すなわち、入力トルクがゼロとなる点をいう。
【0012】
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、前記セレクトレバーの操作速度を検出する操作速度検出手段を設け、前記アシストトルク制御手段に、セレクトレバーの操作速度に応じてアシスト停止点を設定するアシスト停止点設定部を設け、このアシスト停止点設定部は、セレクトレバーの操作速度が大きいときほどアシスト停止点をトルク方向反転点からピーク点側へオフセットさせることを特徴とする。
【0013】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、アシストトルク制御部は、レンジ位置とセレクトレバーへの入力トルクに応じてアシストアクチュエータを制御し、運転者のセレクトレバー操作力をアシストする。よって、運転者は小さな操作力でセレクト操作可能となるため、セレクトレバーの長さを短く設定でき、車室内のレイアウト自由度を高めることができる。
【0014】
また、アシストトルク制御部は、入力トルクに基づいてセレクトレバーの操作位置を推定し、推定した操作位置に応じてアシストアクチュエータを制御するため、セレクトレバーの操作位置を検出する手段を設けることなく、操作位置に応じたきめ細かなアシスト制御が可能となり、良好な操作特性が得られる。
【0015】
請求項2に記載の発明では、レンジ切り換えの必要操作力特性に基づいて記憶された入力トルクパターンに対応するレンジ位置を判定し、レンジ位置に対応する入力パターンと実際の入力トルクパターンとを比較して操作位置を判定するため、操作位置の推定精度が高まる。
【0016】
レンジ切り換えの必要操作力は、各レンジで異なり、さらに、同一レンジでも操作方向で異なるため、必要操作力特性に基づいて記憶された入力トルクパターンに対応するレンジ位置を判定することにより、入力トルクパターンに対応するレンジ位置を正確に判定できる。
【0017】
請求項3に記載の発明では、車速とエンジン回転数に基づいて判定された入力トルクパターンに対応するレンジ位置の正誤を判断し、推定したレンジ位置が誤りであると判断されたとき、入力トルクパターンの学習をキャンセルするため、レンジ位置判定部の誤判定を減少でき、操作位置の推定精度向上を図ることができる。
【0018】
例えば、レンジ位置正誤判断部がR→Pレンジと判定し、その後レンジが切り替わっていないのに所定の車速が検出された場合は、明らかにレンジ位置判定部が誤判定していると判断できる。よって、誤判定したと判断した場合には、入力トルクパターンの学習をキャンセルすることにより、誤った入力トルクパターンに基づいて操作位置が推定されるのを防止できる。
【0019】
請求項4に記載の発明では、レンジ切り換えの必要操作力のピーク値は、各レンジ毎に異なり、さらに同一レンジでも操作方向により異なるため、設定ピーク点、すなわち、あるレンジ位置でのレンジ切り換えの必要操作力の最大値と、実際の入力トルクの最大値とを比較することにより、入力トルクパターンに対応するレンジ位置を正確かつ容易に判定できる。
【0020】
請求項5に記載の発明では、アシストトルク制御部は、セレクトレバーの操作位置がアシスト停止点に到達したとき、アシストトルクの出力を停止させるため、セレクトレバーの機械的負荷特性による引き込み力(慣性力)によって節度感のある操作特性が得られ、オーバーランを防止できる。
【0021】
請求項6に記載の発明では、セレクトレバーの操作速度が大きいほどアシスト停止点をトルク方向反転点からピーク点側へ寄せて設定するアシスト停止点設定部を設けたため、セレクトレバーの速度に応じて最適なアシスト停止点を設定でき、セレクトレバーが速い速度で操作されたときでも、オーバーランを防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は本発明の自動変速機のセレクトアシスト装置を適用した自動変速装置の構成を示す側面図、図2は自動変速装置の背面図である。
【0023】
コントロール部1は運転者により操作されるセレクトレバー2を有し、例えば、運転席脇のセンタクラスタ3の上部に設置されている。セレクトレバー2は、下端の支点軸4を中心として車両の前後方向に操作するよう設定されている。このセレクトレバー2の長さは100mm程度に設定され、従来の一般的なセレクトレバーよりも250mm程度短く設計されている。
【0024】
セレクトレバー2の支点軸4には、この支点軸4と一体で上下方向に回動する制御レバー5の上端部が固定されている。また、支点軸4には、セクタギヤ6が固定され、このセクタギヤ6には、運転者の操作力を補助する電動モータ(アシストアクチュエータ)7が連結されている。
【0025】
制御レバー5の下端部には、前方の自動変速機8に設けられた図外のディテント機構の制御アーム10の上端部と、ロッド状のリンケージ11とを介して連結されている。
【0026】
セレクトレバー2の支点軸4には、支点軸4への入力トルクを検出するトルクセンサ(入力トルク検出手段)12が連結されている。このトルクセンサ12は、支点軸4に設けられた一対の回転部12aと、その間のねじれトルクを検出する検出部12bとから構成されている。
【0027】
コントロールユニット(アシストトルク制御部)14には、トルクセンサ12の入力トルク信号と、自動変速機8に設けられたインヒビタスイッチ17のレンジ信号と、図外のエンジンに設けられた車速センサ(車速検出手段)15の車速信号およびエンジン回転数センサ(エンジン回転数検出手段)16のエンジン回転数信号とが入力される。
【0028】
コントロールユニット14は、セレクトレバー2への入力トルクからセレクトレバー2の操作位置を推定し、推定した操作位置と目標アシストトルクマップ(図3参照)とに基づいて、電動モータ7が出力するアシストトルクの目標値である目標アシストトルクを設定する。そして、実際の入力トルクに応じて目標値を補正し、補正した目標アシストトルクを目標値として電動モータ7に駆動電力を出力する。
【0029】
[目標アシストトルクマップ]
図3に、目標アシストトルクマップの一例を示す。この目標アシストトルクマップは、P→Dレンジ方向におけるマップであり、セレクトレバー2の操作位置に応じた目標アシストトルクが設定されている。この目標アシストトルクは、機械的負荷力による軸トルクが理想操作力による軸トルクを減ずることにより求められる。
【0030】
この目標アシストトルクマップには、アシストを行うアシスト区間と、アシストを停止する非アシスト区間とが設定されている。アシスト区間は、主に、セレクトレバー2の移動を妨げる方向に機械的負荷力が作用する区間に設定されている。一方、非アシスト区間は、主に、セレクトレバー2の移動方向と同一方向に機械的負荷力(引き込み力)が作用する区間に設定されている。
なお、アシスト区間と非アシスト区間の境界は固定であるが、入力トルクやセレクトレバー2の操作速度に応じて移動する構成としてもよい。
【0031】
機械的負荷力は、上述した自動変速機8のディテント機構で発生する負荷力に、リンケージ11の摩擦力、電動モータ7のイナーシャ等を合成したものであり、電動モータ7によるトルクアシストが無い状態でレンジ切り換えを行うには、この機械的負荷力以上の操作力が必要となる。
【0032】
なお、D→Pレンジ方向へのセレクト時には、機械的負荷力は上述したP→Dレンジ方向における機械的負荷力とは異なる特性となるため、その特性に応じて目標アシストトルクマップも別途設定する。よって、セレクトレバー2のアシスト制御においては、セレクトレバー2の操作方向を検出し、操作方向に応じた目標アシストトルクマップを用いてアシストトルクの制御を行う必要がある。
【0033】
セレクトレバー2の操作方向は、図4に示すトルクセンサ12の入力トルク−出力電圧特性から判断できる。すなわち、セレクトレバー2にトルクが入力されていない場合には、トルクセンサ12の出力電圧は2.5Vである。そして、セレクトレバー2がP→Dレンジ方向へ操作されているときには、出力電圧が2.5Vよりも大きくなり、セレクトレバー2がD→Pレンジ方向へ操作されているときには、出力電圧が2.5Vよりも小さくなる。
【0034】
従って、出力電圧が2.5Vよりも大きい場合にはセレクトレバー2がP→Dレンジ方向へ操作され、2.5Vよりも小さい場合にはセレクトレバー2がD→Pレンジ方向へ操作されていると判断することができる。
【0035】
また、目標アシストトルクマップは、セレクトレバー2の操作速度に応じて予め複数設定されている。セレクトレバー2の操作速度は、推定した操作位置の変化率から求めることができる。
【0036】
次に、作用を説明する。
[セレクトレバーの操作位置推定]
コントロールユニット14は、各レンジ位置での入力トルクパターンを記憶し、この入力トルクパターンと実際の入力トルクとを比較してセレクトレバー2の操作位置を推定する。各レンジ位置での入力トルクパターンは、同じレンジ位置でレンジ切り換えが行われる都度更新されるが、エンジン始動後、各レンジ位置において最初にレンジ切り換えが行われたときに更新してもよい。
【0037】
なお、入力トルクパターンが記憶されていないエンジン始動直後のアシスト制御については、工場出荷時に記憶させた初期設定値、または前回のエンジン始動時に記憶したデータを用いることにより、セレクトレバー2の操作位置に応じたアシスト制御が可能となる。
【0038】
[入力トルクパターンのレンジ位置判定]
コントロールユニット14は、各レンジ位置でレンジ切り換えが行われる都度、トルクセンサ12の入力トルクパターンを記憶し、記憶した入力トルクパターンがどのレンジ間の入力トルクパターンであるかを判定する。
【0039】
図5,6は、セレクトレバー2をPレンジからDレンジ(DレンジからPレンジ)まで移動させたときの必要操作力を示す図である。トルクセンサ12の入力トルク変化、すなわち、出力電圧変化を示す図である。
【0040】
トルクセンサ12の出力電圧が描く波形のピーク点(V1〜V6)は、各レンジ位置で異なる電圧値となっている。これは、自動変速機8の機械的負荷力がレンジ位置により異なることに起因している。さらに、図4にも示したように、トルクセンサ12の出力波形は、操作方向で逆向きとなる。
【0041】
よって、セレクト時に検出された実際の出力電圧のピーク点を、記憶した出力電圧パターンのピーク点と比較することにより、記憶した出力電圧パターンのレンジ位置を判定できる。
【0042】
[セレクトレバーのアシスト制御処理]
図7は、コントロールユニット14で実行されるアシスト制御処理の流れを示すフローチャートである。
【0043】
ステップS1では、トルクセンサ12の出力電圧から、セレクトレバー2の入力トルクを読み込む。
【0044】
ステップS2では、とインヒビタスイッチ17のレンジ信号から、レンジ位置を読み込む。
【0045】
ステップS3では、入力トルクの正負出力状態から、セレクトレバー2の操作方向を演算する。
【0046】
ステップS4では、トルクセンサ12の出力電圧波形と記憶された入力トルクパターンとを比較し、セレクトレバー2の操作位置を推定する(操作位置推定部に相当)。
【0047】
ステップS5では、推定したセレクトレバー2の操作位置と、前回推定したセレクトレバー2の操作位置の変化率から、セレクトレバー2の操作速度を検出する(操作速度検出手段に相当)。
【0048】
ステップS6では、推定した操作位置からアシスト区間であるかどうかを判断する。YESの場合にはステップS7へ進み、NOの場合には本制御を終了する。
【0049】
ステップS7では、入力トルクがしきい値よりも大きいかどうかを判断する。YESの場合にはステップS6へ進み、NOの場合には本制御を終了する。すなわち、本実施の形態では、入力トルクが不感帯域(アシストを行わないトルク範囲)を超えたとき、アシストトルクの出力を開始する。
【0050】
ステップS8では、セレクトレバー2の操作方向と操作速度に応じて目標アシストトルクマップを読み込む。
【0051】
ステップS9では、読み込んだ目標アシストトルクマップと推定されたセレクトレバー2の操作位置に応じて目標アシストトルクを設定する。
【0052】
ステップS10では、入力トルクに応じて目標アシストトルクを補正する。
【0053】
ステップS11では、補正した目標アシストトルクを目標値として電動モータ7を駆動して本制御を終了する。
【0054】
[入力トルクパターンのレンジ位置判定制御処理]
図8は、コントロールユニット14で実行される入力トルクパターン記憶時のレンジ位置判定制御処理の流れを示すフローチャートである。なお、本制御はエンジン始動時からエンジン停止時まで繰り返し実行されるものであり、制御開始時のレンジ位置は、PまたはNレンジである。
【0055】
ステップS21では、エンジンが始動しているかどうかを、エンジン回転数Neが所定回転数N0以上であるかにより判断する。YESの場合にはステップS22へ進み、NOの場合には本制御を終了する。
【0056】
ステップS22では、トルクセンサ12の出力電圧Vを読み込む。出力電圧Vが2.5よりも大きい場合にはステップS23へ進み、出力電圧Vが2.5Vよりも小さい場合にはステップS25へ進む。また、出力電圧Vが2.5である場合には本制御を終了する。
【0057】
ステップS23では、出力電圧Vのピーク値VpeakがV5よりも大きいかどうかを判断する。YESの場合にはステップS24へ進み、NOの場合には本制御を終了する。
【0058】
ステップS24では、N→Rのレンジ切り換えと判定する。
【0059】
ステップS25では、出力電圧Vのピーク値VpeakがV3よりも小さいかどうかを判断する。YESの場合にはステップS26へ進み、NOの場合には本制御を終了する。
【0060】
ステップS26では、出力電圧Vのピーク値VpeakがV1よりも小さいかどうかを判断する。YESの場合にはステップS27へ進み、NOの場合には本制御を終了する。
【0061】
ステップS27では、P→Rのレンジ切り換えと判定する。
【0062】
ステップS28では、N→Dのレンジ切り換えと判定する。
【0063】
ステップS29では、車速Vspとエンジン回転数Neに基づいて、判定したレンジ切り換えが正しいかどうかを判断する(レンジ位置正誤判断部に相当)。YESの場合にはステップS30へ進み、NOの場合にはステップS31へ進む(入力トルクパターン学習キャンセル部に相当)。
【0064】
ステップS30では、レンジ位置を記憶する(入力トルクパターン記憶部に相当)。
【0065】
ステップS31では、トルクセンサ12の出力電圧の変化によるレンジ位置判定制御を実行する。ステップS22〜ステップS28、ステップS31がレンジ位置判定部に相当する。
【0066】
ステップS23では、車速Vspとエンジン回転数Neに基づいて、判定したレンジ切り換えが正しいかどうかを判断する(レンジ位置正誤判断部に相当)。YESの場合にはステップS33へ進み、NOの場合にはステップS34へ進む(入力トルクパターン学習キャンセル部に相当)。
【0067】
ステップS33では、レンジ位置を記憶する(入力トルクパターン記憶部に相当)。
【0068】
ステップS34では、ンジンが始動しているかどうかを、エンジン回転数Neが所定回転数N0以上であるかにより判断する。YESの場合にはステップS31へ戻り、NOの場合には本制御を終了する。
【0069】
図9は、図8のステップS31で実行される出力電圧変化によるレンジ位置判定制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートは、操作前のレンジ位置がRレンジである場合を示す。
【0070】
ステップS311では、トルクセンサ12の出力電圧Vを判断する。出力電圧Vが2.5Vよりも大きい場合にはステップS312へ進み、出力電圧Vが2.5よりも小さい場合にはステップS313へ進む。また、出力電圧Vが2.5である場合には、本制御を終了する。
【0071】
ステップS312では、出力電圧Vのピーク値VpeakがV6よりも大きいかどうかを判断する。YESの場合にはステップS315へ進み、NOの場合にはステップS314へ進む。
【0072】
ステップS313では、出力電圧Vのピーク値VpeakがV2よりも小さいかどうかを判断する。YESの場合にはステップS316へ進み、NOの場合にはステップS317へ進む。
【0073】
ステップS314では、Rレンジのままであると判定して本制御を終了する。
【0074】
ステップS315では、P→Rのレンジ切り換えと判定して本制御を終了する。
【0075】
ステップS316では、R→Nのレンジ切り換えと判定して本制御を終了する。
【0076】
ステップS317では、Rレンジのままであると判定して本制御を終了する。
【0077】
なお、操作前のレンジ位置が他のレンジ位置の場合には、ステップS312とステップS313のピーク値を別の電圧値と比較する。また、ステップS314〜ステップS317も別の判定結果となる。
【0078】
例えば、操作前のレンジ位置がNレンジの場合は、ステップS312のピーク値ピーク値VpeakをV5と比較し、ステップS313のピーク値VpeakをV2と比較する。また、ステップS314とステップS317はNレンジのまま、ステップS315はN→Rのレンジ切り換え、ステップS316はN→Dのレンジ切り換えとなる。
【0079】
[セレクトレバーの操作位置推定制御作用]
図10は、停車した状態でP→Rレンジ切り換えを行ったときの操作位置推定制御作用を示す図であり、運転者がセレクトレバー2に手を掛ける直前は、セレクトレバー2への入力トルクはゼロであるため、トルクセンサ12の出力電圧Vは2.5Vとなっている。
【0080】
セレクトレバー2がP→Rレンジ方向へ操作され、トルクセンサ12の出力電圧VがVaとなるまでは、図7のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→ステップS7へと進む流れとなる。すなわち、ステップS1,S2により入力トルクとレンジ位置が読み込まれ、ステップS3によりセレクトレバー2の操作方向が演算される。続いて、ステップS4により出力電圧Vaと記憶されたP→Rレンジの入力トルクパターンとに基づいてセレクトレバー2の操作位置が推定され、ステップS5によりセレクトレバー2の操作速度が演算される。次に、ステップS6によりアシスト区間であると判断されるが、ステップS7により出力電圧Vが不感帯域にあると判断されるため、アシストトルクは出力されない。
【0081】
出力電圧VがVaとなったとき、図7のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→ステップS7→ステップS8→ステップS9→ステップS10→ステップS11へと進む流れとなる。すなわち、ステップS7により出力電圧Vが不感帯域を超えたと判断され、ステップS8によりセレクトレバー2の操作方向と操作速度に応じた目標アシストトルクマップが読み込まれる。続いて、ステップS9により推定されたレンジ位置と目標アシストトルクマップに基づいて目標アシストトルクが設定され、ステップS10により入力トルクに応じて目標アシストトルクが補正され、ステップS11により目標アシストトルクマップに応じてアシストトルクが出力される。
【0082】
この後、出力電圧Vは、入力トルクの増大に伴って下降し、ピーク値Vbを迎えた後、入力トルクの減少に伴って上昇する。そして、出力電圧VがVcとなったとき、図7のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6へと進む流れとなる。すなわち、ステップS4によりセレクトレバー2の操作位置がアシスト停止点に到達したと推定され、ステップS6により非アシスト区間であると判断されてアシストトルクの出力が停止する。
【0083】
出力電圧が2.5Vとなってから、再び2.5Vとなるまで、すなわち、セレクトレバー2の操作位置がトルク方向反転点に到達してから、レンジ切り換え終了点に至るまでの間には、セレクトレバー2に、ディテント機構の引き込み力が発生するが、電動モータ7はアシスト停止点を通過したとき既に停止しているため、セレクトレバー2には引き込み力のみが作用する。そして、セレクトレバー2は、レンジ切り換え終了点に到達したとき停止する。
【0084】
一方、セレクトレバー2の操作位置を推定せずに、出力電圧Vのみに応じて電動モータ7を停止させる制御を行った場合、図の波線で示すように、セレクトレバー2がトルク方向反転点を通過した後も電動モータ7の慣性によってアシストトルクが出力されてしまう。よって、セレクトレバー2にディテント機構の引き込み力とアシストトルクが作用するため、セレクトレバー2がレンジ切り換え終了点で停止せず、オーバーランしてしまう。このオーバーランは、セレクトレバー2の操作速度に比例して大きくなる。
【0085】
[レンジ位置判定制御作用]
セレクトレバー2がレンジ切り換え終了点に到達したとき、図8のフローチャートのステップS31、すなわち、図9のフローチャートにおいて、ステップS311→ステップS313→ステップS316へと進む流れとなり、続いて、図8のフローチャートにおいて、ステップS32→ステップS33→ステップS34へと進む流れとなる。
【0086】
すなわち、図9のステップS311により出力電圧Vが2.5V以下であると判断され、ステップS313によりピーク値Vpeak=VbがV1よりも小さいと判断され、ステップS316によりP→Rのレンジ切り換えであると判定される。そして、図8のステップS32により車速V=0からレンジ位置判定は正しいと判断され、ステップS33によりP→Rのレンジ切り換えの出力電圧パターンが記憶される。続いて、ステップS34によりエンジンが始動中であると判断されてステップS31へ戻る。
【0087】
次に、効果を説明する。
本実施の形態の自動変速機のセレクトアシスト装置にあっては、次に列挙する効果を得ることができる。
【0088】
(1) トルクセンサ12の出力電圧Vに基づいてセレクトレバー2の操作位置を推定し、推定した操作位置に応じて電動モータ7を制御するため、セレクトレバー2の操作位置を検出する手段(ポテンショメータ等)を設けることなく、操作位置に応じた制御が可能となる。
【0089】
(2) セレクトレバー2の操作位置が出力電圧Vにより推定されたアシスト停止点に到達したとき、次のレンジ位置のアシスト区間に到達するまでアシストを停止させることとしたため、セレクトレバー2にディテント機構の引き込み力のみを作用させて節度感のある操作特性が得られるとともに、引き込み力と電動モータ7の慣性力に起因するオーバーランを防止できる。
【0090】
(3) 各レンジ位置における必要操作力のピーク値と、実際の出力電圧Vのピーク値とを比較して出力電圧パターンのレンジ位置を判定するため、出力電圧パターンに応じたレンジ位置を正確かつ容易に判定できる。
【0091】
(4) 車速Vとエンジン回転数Neに基づいて判定された出力電圧パターンに対応するレンジ位置の正誤を判定し、推定したレンジ位置が誤りであると判断されたとき、出力電圧パターンの学習をキャンセルするため、レンジ位置の誤判定を減少できる。
【0092】
(その他の実施の形態)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0093】
例えば、セレクトレバー2の操作速度が大きいほどアシスト停止点をトルク方向反転点からピーク点側へ寄せて設定する構成とし、セレクトレバー2の速度に応じて最適なアシスト停止点を設定する構成としてもよい。このような構成とすることにより、セレクトレバー2の操作速度が速い場合でも、節度感のある操作特性が得られるとともに、セレクトレバー2のオーバーランが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動変速機のセレクトアシスト装置を適用した自動変速装置の構成を示す側面図である。
【図2】本発明の自動変速機のセレクトアシスト装置を適用した自動変速装置の構成を示す背面図である。
【図3】目標アシストトルクマップである。
【図4】トルクセンサの入力トルク−出力電圧特性図である。
【図5】セレクトレバーをPレンジからDレンジまで移動させたときのトルクセンサの出力電圧変化を示す図である。
【図6】セレクトレバーをDレンジからPレンジまで移動させたときのトルクセンサの出力電圧変化を示す図である。
【図7】コントロールユニットで実行されるアシスト制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】コントロールユニットで実行される入力トルクパターン記憶時のレンジ位置判定制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】図7のステップS111で実行されるトルクセンサ出力電圧変化によるレンジ位置判定制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】停車した状態でP→Rレンジ切り換えを行ったときの操作位置推定制御作用を示す図である。
【符号の説明】
1 コントロール部
2 セレクトレバー
3 センタクラスタ
4 支点軸
5 制御レバー
6 セクタギヤ
7 電動モータ
8 自動変速機
9 ディテント機構
10 制御アーム
11 リンケージ
12 トルクセンサ
12a 回転部
12b 検出部
14 コントロールユニット
15 車速センサ
16 エンジン回転数センサ
17 インヒビタスイッチ
Claims (6)
- 自動変速機のレンジ切り換え機構と連結されたセレクトレバーへの入力トルクを検出する入力トルク検出手段と、
前記セレクトレバーにより選択されたレンジ位置を検出するインヒビタスイッチと、
運転者の操作力を補助するアシストトルクをセレクトレバーへ出力するアシストアクチュエータと、
前記アシストアクチュエータを制御するアシストトルク制御手段と、
を備えた自動変速機のセレクトアシスト装置であって、
前記アシストトルク制御手段は、
前記レンジ位置及びアシスト時のセレクトレバーへの入力トルクに基づいてセレクトレバーの操作位置を推定する操作位置推定部と、
推定された操作位置に応じてアシストアクチュエータを制御するアシストトルク制御部と、
を備え、
前記アシストトルク制御部は、セレクトレバーが受ける機械的負荷特性に基づいて、操作位置に対して設定された目標アシストトルクをデータとして備え、推定された操作位置から目標アシストトルクを決定する目標アシストトルク演算手段を備えた、
ことを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。 - 請求項1に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、
前記アシストトルク制御手段に、各レンジ位置毎にレンジ切り換えの開始から終了までの入力トルクパターンを記憶する入力トルクパターン記憶部と、
前記機械的負荷特性に対抗してレンジ切り換えを行うのに必要となる必要操作力特性に基づいて、記憶された入力トルクパターンとレンジ位置の対応関係を判定するレンジ位置判定部と、
を設け、
前記操作位置推定部は、レンジ位置に対応するように記憶された入力トルクパターンと、実際の入力トルクパターンとを比較して操作位置を推定することを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。 - 請求項2に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、
車速を検出する車速検出手段と、
エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、
を設け、
前記アシストトルク制御手段に、判定された入力トルクパターンに対応するレンジ位置の正誤を、車速とエンジン回転数に基づいて判断するレンジ位置正誤判断部と、
レンジ位置が誤りであると判断されたとき、入力トルクパターン記憶部に対し、入力トルクパターンの学習をキャンセルする指令を出力する入力トルクパターン学習キャンセル部と、
を設けたことを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。 - 請求項2または請求項3に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、
前記レンジ位置判定部は、入力トルクの方向に基づいてセレクトレバーの操作方向を検出し、レンジ切り換えの必要操作力特性に基づいて予め設定されたレンジ毎の設定ピーク点と、実際の入力トルクのピーク点とを比較して入力トルクパターンとレンジ位置の対応関係を判定することを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。 - 請求項4に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、
前記アシストトルク制御部は、実際の入力トルクが入力トルクパターンのピーク点とトルク方向反転点との間に予め設定されたアシスト停止点に到達したとき、次のレンジ位置に到達するまでアシストトルクの出力を停止させることを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。 - 請求項5に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、
前記セレクトレバーの操作速度を検出する操作速度検出手段を設け、
前記アシストトルク制御手段に、セレクトレバーの操作速度に応じてアシスト停止点を設定するアシスト停止点設定部を設け、
このアシスト停止点設定部は、セレクトレバーの操作速度が大きいときほどアシスト停止点をトルク方向反転点からピーク点側へオフセットさせることを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。
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