JP4638028B2 - 磁気支持システム - Google Patents

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  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【0001】
物体を振動させずに支持することが可能な支持システムが必要とされている。実例として、したがって物体は、まるでその環境から切り離されて、自由に浮遊しているかのような挙動を示すことができることを観察可能である。その物体は、プラットホーム、ワークトップ、またはテーブルであってよく、その上に、実験構成物が構築され、したがって本発明は、このような実用例を後述する。しかしながら、他の実用例、たとえば位置決めシステムにおける特定部品もまた可能であることは理解され得るであろう。
【0002】
このようなプラットホームに課せられる重要な要求は、前記プラットホームが振動しないように、すなわち環境振動が前記プラットホームとその上に構築された実験構成物に感じられてはならないということである。このことは、前記プラットホームを固定物(床)に関して、たとえば重力に抗して何とかして支持されなければならないという問題を必要とするが、前記固定物には一般的に振動が存在する。
【0003】
一般的に、前記プラットホームの軸受またはサスペンションは、ばね系とみなすことができる。外界の振動は、ばね系に長さの変化を生じさせ、その長さの変化は、ばね系によって前記プラットホームに作用する力Fの変化に置換えられる。その力Fは、一般的に周知の数式によって記述される。
【0004】
【数1】
Figure 0004638028
ここで、xは前記長さを示し、kはばね系の剛性を示す。振動のない支持システムの場合、kはできるだけ小さいことが望ましい。
【0005】
従来から、低剛性の緩衝要素は、支持体またはサスペンション、たとえば支持体におけるゴムブロックまたはサスペンションにおける長尺かつ弱いばねに組込まれ、前記プラットホームは、大質量体を有して構成される、または大質量体に取付けられる。前記緩衝要素の低剛性によって、力の変化は相対的に低く、前記プラットホームの大質量体によって、力の変化によって生じる振動の振幅は相対的に小さい。しかしながら、この従来からのアプローチでは、不十分な結果を生じる。
【0006】
よりよい結果は、支持システムによって与えられ、該支持システムにおいて、前記プラットホームの支持体が動作点を有し、該動作点において、剛性が零であるが、動作点まわりのある動作領域内において、剛性が特に低い値を有する。しかしながら、零の剛性を有する周知の支持システムは多くの欠点を有し、以下にさらに詳細に検討する。
【0007】
本発明の一般的な目的は、先行技術の欠点を取り除くことである。
特に、本発明の目的は、前記プラットホームと固定物との機械的接触がなく、原則として支持のために外部エネルギを必要とせず、簡単でかつコンパクトな構成を有する零の剛性の支持システムを提供することである。
【0008】
本発明の重要な局面に従えば、位置決めシステムは少なくとも2つの電気的または磁気的結合を含み、一方が前記プラットホームに正の剛性の斥力を作用させ、他方が前記プラットホームに負の剛性の引力を作用させ、このようにして力の合計が動作点において零の剛性を有する。
【0009】
本発明のこれらと他の局面、特徴および利点は、以下に記述する本発明に従う支持システムの好適な実施形態によって添付図面を参照して明確にされるであろう。該図面において、同一の参照符号が同一のまたは類似の部分に付される。
【0010】
図1は、固定物2に関してプラットホーム1の軸受(A)またはサスペンション(B)の原理を示す。以下においては、プラットホームと固定物との関係に関する総称的用語として、「結合」、「軸受」または「支持」という用語も用いられる。
【0011】
地球上では、重力Fzが常に前記プラットホームに作用し、前記プラットホームを所定の位置に保持するために、前記プラットホームは引力を補償する抗力によって保持されなければならない。軸受の場合、前記プラットホーム1は、押圧力F1を前記プラットホームに作用させる支持部材3に載置される。この押圧力F1は支持部材3から離反する方向に向けられるので、この力もまた斥力として言及される。サスペンションの場合、前記プラットホーム1は、引寄せ力F2を前記プラットホームに作用させる懸架部材4から懸架される。この引寄せ力F2は懸架部材4に向かう方向に向けられるので、この力もまた引力として言及される。
【0012】
静止した状態で、力の釣合いが伴う。すなわち前記押圧力F1または前記引寄せ力F2は前記プラットホーム1に作用する引力Fzと正確に同じ大きさである。
【0013】
当業者によって理解されるであろうように、実際には、前記プラットホームは最少で3つのこのような部材3,4によって支持され、前記力の釣合いは全ての部材3,4にともに適用される。それらの3つの部材3,4は、一直線ではない3つの異なる位置に配置される。図1は、2つの異なる位置における2つの部材3,4を示す。以下において、それらの異なる位置は「軸受位置」とも称され、1つの軸受位置に配置される前記支持部材3および/または懸架部材4は「軸受要素」とも称される。
【0014】
重量物が前記プラットホーム1に載置される場合、力の釣合いが再び確立され、該力の釣合いにおいて、押圧力F1または引寄せ力F2は増加する。このことは、前記支持部材3がわずかに圧縮され、または前記懸架部材4がわずかに伸長されることを伴う。静止した状態で、前記プラットホーム1の垂直方向変位Δzおよび力の変化ΔFは、少なくとも良好な近似(Δzが微小な値)において、次式に従って相互に比例する。
ΔF=kΔz …(1)
ここで、kは剛性定数であり、その値は、特に、部材3,4の材料に依存する。
【0015】
逆に、振動が固定物2に生じる場合、それらの振動は、部材3,4に長さの変化Δzを生じさせ、その結果、力の変化ΔFが前記プラットホーム1に作用させられる。それらの力の変化によって、振動が前記プラットホーム1に生じるであろう。
【0016】
前記プラットホーム1が振動しないようにすべき場合、前記部材3,4は、最小の実現可能な剛性定数kを有するようにそれぞれ設計される。前記支持部材3は、たとえばゴムブロックであってもよい。前記懸架部材4は、たとえば長尺かつ弱いばねであってもよい。さらに前記プラットホーム1の質量は、かなり大きくなるように典型的に選ばれる。上述のように、それによって達成された結果は、高い要求が振動しない程度に課せられるような適用のためには不十分である。したがって、kが零である構成が必要である。
【0017】
図2は、前記プラットホーム1のサスペンションの簡単な構成の原理をを示す。そのサスペンションに関して、明確にするために、1つの軸受要素10だけが図2に示される。プーリ11に掛けられたケーブル13によって、前記プラットホーム1は、釣合い錘12に取付けられる。したがって、その力は、これに関連する位置に依存せず、前記プラットホームの振動は、少しでもあれば、ほとんど前記固定物2に伝達されないであろう(kはその方向において零である)。理想的な場合において、前記プラットホーム1が垂直方向に変位された場合、前記釣合い錘12によって前記プラットホーム1に作用させられる引寄せ力F2は変化しないということが理解されるであろう。しかしながら、図2の構成は、理想からかけ離れている。なぜなら前記固定物2における振動は、前記プーリ11および前記ケーブル13を介して、前記プラットホーム1に直接伝達されるからである。さらに、前記釣合い錘および前記プーリのために必要な空間がかなり大きくなるという欠点がある。
【0018】
図3は、軸受要素20の他の機械的構成の原理を示し、kは少なくとも良好な近似において、零である。まず最初に、前記プラットホーム1はヘリカルばね21によって支持され、該ヘリカルばね21は図示される形状において、垂直押圧力F1を作用させ、したがって図1Aの支持部材3と比較することができる。水平に向けられた押圧ばね22、たとえば図示された板ばねによって、前記プラットホーム1は、前記固定物2に側方から結合される。前記押圧ばね22は、長手方向に従う方向に押圧力F3を作用させる。前記プラットホーム1が上方に移動するとき、前記ヘリカルばね21によって作用させられる前記押圧力F1が減少する。しかしながら、前記押圧ばね22はその水平位置から同時にかつわずかに持ち上がり、前記押圧ばねによって作用させられる前記押圧力F3は垂直成分を得る。適切に均衡の取れた設計において、このF3の垂直成分は、F1の減少を正確に補償する。
【0019】
図3の構成は、同様に多くの欠点を有する。前記固定物2における振動は、前記押圧ばね22によって与えられる機械的結合を介して、前記プラットホーム1に直接伝達される。さらに、そのシステムは、10〜100Hzの範囲の特定の振動数に特に敏感であり、その振動数が前記ばね21,22の共振振動数であるからである。さらに、前記ばね21,22はかなり大きな空間を占有する。さらに、製造上の誤差のために、使用される前記ばね21,22の特性を正確に予測することは特に困難である。このことは、このような軸受要素20の設計が特に困難であることを意味するが、あったとしても、再現性はほとんどない。
【0020】
図4は、軸受要素30の電磁気的構成の原理を示し、kは少なくとも良好な近似において、零である。前記プラットホーム1には、前記固定物2に接続される磁気ヨーク22に間隔をあけて配置される電気コイル31が接続される。前記磁気ヨーク22によって前記コイル31に作用させられる力(ローレンツ力FL=B・I・l)は、当業者によって理解されるように、前記コイル31の軸線方向位置に依存しない。このローレンツ構成の重要な欠点は、使用中、多くの電気的エネルギを特に必要とすることである。また、その結果、使用中、かなりの量の熱が発生するという欠点がある。
【0021】
K. Nagaya et al., "A Noncontact Permanent Magnet Levitation
Table with Electromagnetic Control and Its Vibration Isolation Method
Using Direct Disturbance Cancellation Combining Optimal Regulators",
IEEE Transactions on Magnetics, Vl.31, no.1, January 1995, p885において、構成が記述され、該構成において、加工テーブルが永久磁石によって懸架されている。前記永久磁石は、構成の動作点における重力を補償するが、必要とされる剛性は零ではない。その結果、電磁石を用いて解決しようと試みる。このことは、複雑でコンピュータ制御されたレギュレータを必要とし、その構成は、かなり多くのエネルギを必要とする。
【0022】
本発明の重要な局面に従えば、軸受要素50は、z方向成分をともに有する2つの協働する磁気的および/または静電気的結合を含み、それらの結合の各剛性は、相互に異なる符号を有する。この局面は、磁気的結合の例として図5に大略的に示される。図5Aにおいて、前記プラットホーム1と前記固定物2との間の第1の磁気的結合は、参照符51によって特定され、前記プラットホーム1と前記固定物2との間の第2の磁気的結合は、参照符52によって特定される。図示される例において、それら2つの結合51,52は、軸線方向に一直線であり、実質的に垂直方向に向けられる。言い換えれば、それら2つの結合51,52は同一の垂直方向動作線に従って作用し、この方向はZ方向として言及されるであろう。前記軸受要素50の軸受位置は、前記動作線のXおよびY座標によって定められるが、これは、簡略化のために、図5には示されていない。
【0023】
より詳細に、この局面の原理を説明するために、まず図1および式1を参照する。上述したように、図1Aおよび1Bに図示される状態において、前記プラットホーム1が力の方向に抗して変位する場合、前記部材3および4によって作用させられる力F1およびF2はそれぞれ増加する。逆に作用させられる力の方向に変位する間、その作用させられる力は減少する。本発明の枠組内では、剛性k(式1)がこのような状態において、負として言及されるであろう。
【0024】
図5Bは、グラフであり、該グラフにおいて、前記プラットホーム1に作用させられるいくつかの力が述べられた重要な局面の効果を示すように前記プラットホーム1の垂直方向位置に対してプロットされる。座標系の正のZ軸は、垂直方向上方に向けられる。図5Bは、3つの曲線を示す。第1の曲線は、第1の磁気結合51によって作用させられる引寄せ力F1に関する。第2の曲線は、第2の磁気結合52によって作用させられる押圧力F2に関する。図5Bは、各磁気結合51および52に関連する剛性k51およびk52がそれぞれ異なる符号であり、k51は正であり、負であることを明確に示している。この点に関して、剛性k51,k52がzの関数として一定である必要はないことがわかる。このことは、図5Bにおいて、F1およびF2の曲線の曲率によって示されている。
【0025】
図5Bにおける第3の曲線は、合力FTOT=F1+F2に関する。特定の垂直方向位置Z0において、剛性k51およびk52が同一の絶対値をそれぞれ有する場合、その点において、FTOTはzに依存しない(有効剛性kTOT=k51+k52=0)。この位置Z0は、動作点として言及される。
【0026】
したがって、前記動作点Z0において、前記磁気結合51,52によって形成される軸受要素50は、正確に零に等しい有効剛性を有する。前記動作点Z0に関する前記プラットホーム1の垂直方向位置の微小な誤差に対して、前記有効剛性は、一般的に、もはや正確には零に等しくはないが、微小な正または負の値を有し、該値はzの関数としてk51およびk52を正確にたどる。しかしながら、前記有効剛性kTOTが実際には受け入れることができる予め定める極限値よりも小さい範囲内で、z0まわりの動作領域を設定することができるであろう。
【0027】
51およびk52がzの全ての値に対して同一符号を有することは必要ではなく、k51およびk52がz0まわりの特定領域において反対の符号を有していれば十分であることが観察される。
【0028】
本発明の他の重要な局面に従えば、述べられた前記2つの磁気結合51および52は永久磁石を用いて確立される。永久磁石は以下の利点を組合せている。
【0029】
力は、直接かつ機械的接触なしに作用する。
永久磁石は、力を作用させるための電気的エネルギなどの外部エネルギの供給を必要としない。
【0030】
適用される材料の適切な選択を経て、相対的にわずかな大きさの永久磁石で相対的に大きな力を作用させることができる。
【0031】
図6は、本発明に従う第1の実現可能な軸受要素50を示す。この軸受要素50は、前記固定物2に関して固定された第1の永久磁石61を含み、前記第1の永久磁石61の磁軸62は、少なくとも実質的に垂直方向に向けられる。前記軸受要素50は、前記プラットホーム1に関して固定される第2の永久磁石63をさらに含み、前記第2の永久磁石63の磁軸64は、少なくとも実質的に垂直方向に向けられ、少なくとも実質的に前記第1の永久磁石61の前記磁軸62と一直線となる。前記2つの磁石61,63は、相互に斥力F2を作用させるように相互に対向して設けられる同極を有し、図6において、前記2つの磁石61,63のN極は、相互に対向して設けられる。前記2つの磁石61,63の組合せは、図5Aの負の剛性を有する前記第2の磁気結合52を定義する。
【0032】
前記軸受要素50は、前記第2の磁石63の上方に配置される引寄せ部材65をさらに含み、該引寄せ部材65に前記第2の磁石63が引力F1を作用させる。前記引寄せ部材65は、鉄などの磁性材料から成り、好ましくは磁気的に絶縁されて、前記固定物2に関して、たとえばアルミニウムから成る支持体66を用いて固定される。前記第2の磁石33および前記引寄せ部材35の組合せは、図5Aの正の剛性を有する前記第1の磁気的結合51を定義する。
【0033】
図7AおよびBは、正の剛性を有する第1の永久磁場が存在し(磁気結合51)、負の剛性を有する第2の永久磁場が存在し(磁気結合52)、両磁場が、この場合前記プラットホーム1に垂直な成分を有する力を作用させるように、前記プラットホーム1に作用することを全て共通に有する図6に示される実施形態の変形を示す。
【0034】
図7Aに示される変形において、前記第2の磁石63は、前記第2の磁気結合52を与えるように前記第1の磁石61と協働して排他的に存在する。前記第1の磁気結合51を与えるように引寄せ部材65と協働するために、第3の永久磁石71が存在し、該磁石71は前記プラットホーム1に関して固定され、その磁軸72は前記磁軸62,64と一直線とされる。ここで前記第3の磁石71の方位(N−SまたはS−N)が何の役割も果たさないことは理解されるであろう。しかしながら、前記第3の磁石71をそのN極を下方に向けて配置することが賢明であり、前記磁石71,63は相互に引付け合う。
【0035】
図7Bに示される変形において、前記引寄せ部材65は、第4の永久磁石73によって置換えられ、その磁軸74は少なくとも実質的に垂直方向に向けられ、少なくとも実質的に前記第2の永久磁石63の磁軸64と一直線とされる。前記第4の永久磁石73は、前記第2の永久磁石63と同様な方位を有し、この場合、このことは、前記第4の永久磁石73のN極が前記第3の永久磁石63のS極に向けられることを意味する。
【0036】
他の変形もまた可能であることは明らかであろう。図7Aおよび図7Bに示される変形の組合せ、すなわち前記第3の磁石71および前記第4の磁石71の両方が存在することもまた可能であることは明らかであろう。
【0037】
以上のように、本システムは、一般的に、剛性が正確に零であるただ1つの動作点z0を有することが説明された。実際には、本システムを正確にその動作点z0において操作することは困難であろう。すなわち一旦本システムが前記動作点z0からずれると、本システムはさらにずれ、さらにその動作点から離れることになり、これは望ましくない。
【0038】
さらに、実際には、前記プラットホーム1が大きさが変化する外力を受けることが可能であり、この場合、前記プラットホームを所望の位置に保持するために、本システムによって前記プラットホームに作用させられる力は、その変化する外力に適合されるべきである。言い換えれば、このような場合、前記軸受要素は、振動がない状態を維持している間、外力に対抗するより大きな見掛けの剛性を有することが好ましい。
【0039】
さらに、実際には、前記動作点を前記プラットホームの他の垂直方向位置に移動させることが望ましい。
【0040】
図8は、本発明に従う軸受要素を示し、固定された動作点において関連した合力F0を変化させること、および/または固定された合力F0において前記動作点z0をずらすことは簡単にできる。これに関して、原則として2つの変形(およびその組合せ)が考えられる。すなわち第1の変形においては、前記永久磁石によって及ぼされる力が操作され(空隙の変化、図8A)、第2の変形においては、追加の力が及ぼされ、その大きさが操作される(図8B)。
【0041】
図8Aは任意の適切な変位部材81を用いる軸受要素を示し、前記第1の永久磁石61が軸線方向に、すなわちz方向に沿って変位することができる。こうして、本システムの静的設置が実現されるが、動的変化を補償することができる。前記変位部材81は、制御部材83によって制御されるモータ82によって駆動され、該制御部材83は、前記プラットホーム1の正確な位置に関する情報を非接触位置センサ84から受取る。もちろん、前記引寄せ部材65または第4の永久磁石71がz方向にそれぞれ変位されることもまた可能である。
【0042】
図8Bは前記プラットホーム1上の軸受要素を示し、追加の力が外力発生部85によって作用させられる。好ましくは、その外力は非接触であり、その外力発生部85は、図示されるように、前記固定物2に関して固定された電気コイルである。好ましくは、その外力発生部85は、図示されるように、前記プラットホーム1に取付けられる、前記第2の永久磁石63などの永久磁石に結合され、前記外力発生部85は引力と同様に斥力も作用させる。前記外力発生部85は、前記プラットホーム1の正確な位置に関する情報を非接触位置センサ88から受取る制御部材87によって制御される電源86によって与えられてもよい。
【0043】
前記外力発生部85は、これに代えて、ローレンツアクチュエータであってもよい。
【0044】
前記外力発生部85は、他の力発生部(磁石)と一直線とされる必要はない。
実施例
図9は、実際に実現された本発明に従う軸受要素の略断面図である。前記2つの磁石61,63には標準的にNdFeB磁石を使用することができ、前記磁石はディスク形状および円形部分を有し、直径25mmおよび厚み(高さ)10mmを有する。前記引寄せ部材65は鉄から成り、同様に円形部分を有するディスク形状を有し、直径72mmおよび厚み(高さ)10mmを有する。
【0045】
磁力線の誘導および集中のために、下部磁石61は、底部と壁部との厚みが6mmの鉄ビーカ91内に配置される。前記ビーカ91の壁部は32mmの内径を有する。前記磁石61と前記前記ビーカ91の壁部との間には、PVC位置決めリング92が配置される。同様の理由のために、上部磁石63は、内径32mm、外径50mm、高さ10mmを有する鉄製環状容器93内に配置される。前記上部磁石63と前記環状容器93との間には、PVC位置決めリング94が配置される。
【0046】
試験的構成において、前記引寄せ部材65と前記下部磁石61を有する前記ビーカ91とは、相互に固定されるようにフレーム95上に設置される。前記引寄せ部材65の底部側と前記下部磁石61の上部側との間の距離は、14mmである。前記環状容器93は、軸線方向に変位可能なクランプ96に嵌まり込む。前記クランプ96は、力センサ97(たとえば、ひずみゲージ)を含んでおり、前記力センサ97は、環状容器93に軸線方向に作用する力を測定する。さらに、前記構成は、前記環状容器93の位置を測定する距離センサ98を含む。
【0047】
図10は、試験的構成のシミュレーション結果を示す。水平方向にプロットされているのはzであり、ここでは前記上部磁石63の底部側と前記下部磁石61の上部側との距離を意味する。曲線Fは、環状容器93によって受けられる力を示し(右側垂直軸線方向に沿う目盛り)、重力は含まない。曲線kは、これらの測定値から計算された剛性を示す(左側垂直軸線方向に沿う目盛り)。動作点におけて、その力は約185Nである。動作点における剛性曲線の勾配は、約11N/mm2であり、このことは動作点のまわりに(5(mの動作領域では、剛性が55N/mであることを意味する。
【0048】
上述において、1次元(垂直方向)における剛性が零の位置決めに関して、基本的には、前記プラットホーム1の1点に作用する永久磁石31,33の組合せに関して、非接触位置決めシステムがどのようにして実現されるかが述べられている。前記プラットホーム1の全支持体は最少で3つのサスペンションの組合せ(一直線ではない)によって達成されることが、垂直方向に関する限り当業者によって理解される。もちろん、前記プラットホーム1は、2つの水平方向(X,Y)にも位置決めされなければならない。まず、従来手段がそのために用いられる。しかしながら、全ての6つの機械的自由度(X,Y,Z方向の平行移動およびX,Y,Z軸まわりの回転)において零の剛性が達成される意味で、さらに改良された位置決めシステムも必要である。このような要求は問題をかなり複雑化し、これは、6自由度の運動が相互に独立して考えることができないからである。さらに特に、横方向の剛性は一般的に零に等しくない。図6の前記磁石31,33に関して以下のことが判る。前記プラットホーム1が特定の距離にわたって右に変位すると仮定すると、前記2つの磁石31,33間の反発押圧力は、水平方向成分を得る。
【0049】
クレームによって定義付けられたような本発明の権利範囲は、図および記述された実施例には制限されないが、本発明の概念の枠組み内で、本発明に従う支持システムの示された実施例を変更または修正することは、当業者によって理解されるであろう。たとえば、より大きな、またはより小さな磁石が用いられ、あるいは複数の磁石が平行に配置されることが可能である。
【0050】
さらに前記プラットホーム自体が磁気を帯びていることが可能であり、別の磁石63が省略されてもよい。
【0051】
さらに、別の磁石が一直線に配置される必要はない。
上述において、特に重力を考慮し、垂直方向の力の作用を支持している実施例が記述されている。しかしながら、本発明が水平方向または他方向に力が作用することに関しても明らかであろう。
【0052】
上述において、本発明に従う構成は、1自由度の運動、すなわち垂直方向の変位において零の剛性を生ずることが説明される。完全なものにするために、記述されたような構造は、任意の軸線まわりで回転する間、零の剛性を生じ、全体で4自由度において零の剛性が与えられる。
【0053】
上述においては、本発明は、反発作用と引寄せ作用とを有する磁気結合について説明した。しかしながら、本発明は静電気的結合(力場)によっても実現され、静電気的結合は、たとえばエレクトレットが用いられる。
【0054】
上述において、本発明は、永久磁石に効果のある磁気結合を説明した。これは好ましいものであるが、本発明が電磁石を用いて応用できることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 軸受取付けの原理を大略的に示す。
【図2】 重力補償および/または零の剛性を得るための周知の構成を大略的に示す。
【図3】 重力補償および/または零の剛性を得るための他の周知の構成を大略的に示す。
【図4】 重力補償および/または零の剛性を得るためのさらに他の周知の構成を大略的に示す。
【図5】 図5Aおよび図5Bは、2つの協働する磁気的結合による零の剛性を得るための本発明に従う原理を大略的に示す。
【図6】 本発明に従う軸受要素の実用的な実現を大略的に示す。
【図7】 図7Aおよび図7Bは、図6に示された本発明に従う軸受要素のいくつかの変形である。
【図8】 図8Aおよび図8Bは、図6に示された本発明に従う軸受要素を設置可能および/または可変にするための構成を大略的に示す。
【図9】 本発明に従う特に実現される軸受要素を有する試験的構成を大略的に示す。
【図10】 本発明に従う特に実現される軸受要素の性能を示すグラフである。

Claims (9)

  1. 物体(1)を振動なく、固定物(2)に関して支持する支持システムであって、前記物体(1)に磁気的、電磁気的または静電気的引寄せ力(F1)を作用させる手段と、前記物体(1)に磁気的、電磁気的または静電気的押圧力(F2)を作用させる手段とを含み、前記2つの力(F1,F2)は、相互に反対の符号の剛性(k51,k52)を有し、動作点(z)において、合力(FTOT=F1+F2)は実質的に零に等しい剛性(kTOT)を有し、
    少なくとも1つの軸受要素を含み、軸受要素は、
    第1の磁石(61)と、
    引寄せ部材(65)と、
    前記第1の磁石(61)と前記引寄せ部材(65)との間に配置され、前記第1の磁石(61)に斥力(F2)を作用させ、前記引寄せ部材(65)に引力(F1)を作用させる第2の磁石(63)と、を備え、
    前記第1の磁石(61)と前記引寄せ部材(65)とは前記固定物(2)に結合され、前記第2の磁石(63)は、前記物体(1)に結合され、
    外部磁場を発生させることによって、前記第2の磁石(63)に対し、非接触で外力を付与する外力発生手段(85)が設けられ、前記外部磁場が前記物体(1)の位置情報に基づいて制御されることを特徴とする支持システム。
  2. 前記2つの力(F1,F2)は、一直線をなしていることを特徴とする請求項記載の支持システム。
  3. 前記引寄せ部材(65)は、鉄などの磁性材料から成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の支持システム。
  4. 前記引寄せ部材(65)は、さらなる磁石(73)によって定義されることを特徴とする請求項1又は2に記載の支持システム。
  5. 前記第1の磁石(61)の軸線方向位置および前記引寄せ部材(65)の軸線方向位置のうち少なくともいずれか一方を変えるための変位手段(81)が設けられることを特徴とする請求項のうちのいずれか1つに記載の支持システム。
  6. 第2の磁石(63)の軸線方向位置が一定に保持されるように、前記変位手段(81)を制御するための手段(84,83,82)が設けられることを特徴とする請求項記載の支持システム。
  7. 前記第2の磁石(63)の軸線方向位置が一定に保持されるように、前記外力発生手段(85)を制御するための手段(88,87,86)が設けられることを特徴とする請求項記載の支持システム。
  8. 前記第1の磁石(61)および第2の磁石(63)は、永久磁石であることを特徴とする請求項のうちのいずれか1つに記載の支持システム。
  9. 前記永久磁石は、NdFeBなどの希土類金属から成ることを特徴とする請求項記載の支持システム。
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