JP2000051790A - 電磁モ―タ及びこのようなモ―タを少なくとも1つ備えたアクティブ振動制御装置 - Google Patents

電磁モ―タ及びこのようなモ―タを少なくとも1つ備えたアクティブ振動制御装置

Info

Publication number
JP2000051790A
JP2000051790A JP11217768A JP21776899A JP2000051790A JP 2000051790 A JP2000051790 A JP 2000051790A JP 11217768 A JP11217768 A JP 11217768A JP 21776899 A JP21776899 A JP 21776899A JP 2000051790 A JP2000051790 A JP 2000051790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuators
motor
vibration
electromagnetic motor
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11217768A
Other languages
English (en)
Inventor
Michel Pompei
ポンペイ ミシェル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hutchinson SA
Original Assignee
Hutchinson SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hutchinson SA filed Critical Hutchinson SA
Publication of JP2000051790A publication Critical patent/JP2000051790A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • F16F15/03Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using magnetic or electromagnetic means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K5/00Arrangement or mounting of internal-combustion or jet-propulsion units
    • B60K5/12Arrangement of engine supports
    • B60K5/1283Adjustable supports, e.g. the mounting or the characteristics being adjustable
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K33/00Motors with reciprocating, oscillating or vibrating magnet, armature or coil system
    • H02K33/12Motors with reciprocating, oscillating or vibrating magnet, armature or coil system with armatures moving in alternate directions by alternate energisation of two coil systems
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2201/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the magnetic circuits
    • H02K2201/18Machines moving with multiple degrees of freedom

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変位を適切に制御できる、長さが短い電磁モ
ータを提供する。 【解決手段】 電磁モータは、並列して配置されて反対
方向に力を交互に及ぼす複数のアクチュエータを有して
いる。この電磁モータは、少なくとも4つの平行軸アク
チュエータ(21.1、21.2、21.3、21.
4)を有し、第1の方向に力(27.1、27.2)を
及ぼす2つの第1アクチュエータ(21.1、21.
2)と、反対方向に力(27.3、27.4)を及ぼす
2つの他のアクチュエータ(21.3、21.4)とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として電磁モー
タ(特にリニアモータ)及びこのようなモータを少なく
とも1つ備えたアクティブ振動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リニアモータは、極板を吸引する少なく
とも1つの電磁石を用いて実現され得る。反対方向の2
つの力が、このようなモータによって得られ、或いは、
極板を吸引する電磁石の使用によって得られる。これに
関して、極板又は電磁石のいずれかが、いずれの一方が
移動可能かに依存して第1の方向に移動され、また、弾
性戻り手段が反対方向に作用する。この方法は、双方の
方向において変位を制御出来るように望まれる場合には
不適切である。或いは、それぞれが極板に面して配置さ
れて極板を吸引するようにされた、整列した一対の電磁
石を実装することによって、反対方向の2つの力が得ら
れる。この第2の方法では、かなりの長さを有するリニ
アモータを用いるという結果を招く。さらに、このよう
なモータは、複数の軸に沿った変位を提供することが出
来ず、このような異なる軸に沿って延びるモータの組立
は、著しく複雑でかさばったアセンブリという結果を招
いてしまう。
【0003】いずれが移動部分であるかに依存して起こ
る極板又は電磁石の変位は、他の機械的部材への伝達の
ために使用され得る。勿論、移動部分は機械的案内手段
や弾性サスペンションによって静的に保持される。弾性
サスペンションによって保持される場合、移動部分の質
量は、サスペンションの自然振動数を超える場合に、力
を加える作用点として働く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、変位を適切に
制御できる、長さが短いモータの要請があった。
【0005】本発明の目的は、このような要請に応え、
短い電磁モータを提供することである。
【0006】本発明の他の目的は、既存の装置に適合可
能な形状を有し、振動する機械用のバイブレータとして
も使用され得る上記のようなモータを提供することであ
る。
【0007】本発明のさらに他の目的は、上記のような
リニアモータを提供することである。
【0008】本発明のさらに他の目的は、必要に応じ
て、2つ又は3つの直交軸に沿った変位を実現するのに
適切なモータを提供することである。
【0009】本発明のさらに他の目的は、コンパクトで
効率の良いアクティブ振動制御装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、複
数のアクチュエータを備え、並列して配置されて反対方
向に力を交互に及ぼす複数のアクチュエータを有する電
磁モータであって、該モータは、少なくとも4つの平行
軸アクチュエータを有し、第1の方向に力を及ぼす2つ
の第1アクチュエータと、反対方向に力を及ぼす2つの
他のアクチュエータとを備える電磁モータによって達成
される。
【0011】前記2つの第1アクチュエータ及び前記2
つの他のアクチュエータは、前記アクチュエータの作動
軸について対称的に配置されていることが望ましい。
【0012】前記モータはリニアモータであってもよ
い。
【0013】前記アクチュエータは、電磁石であっても
よい。
【0014】様々なアクチュエータを受け入れ、前記モ
ータの慣性質量を形成するプレートを備えていてもよ
い。
【0015】必要に応じて、移動装置を3つの直交軸に
沿って配置することを可能にするアクチュエータをさら
に備えていてもよい。
【0016】振動吸収性スタッドを受け入れるのに適切
なハウジング又はケースと、前記スタッドを固定する手
段とを備えていてもよい。
【0017】振動吸収性スタッドを受け入れる中央凹部
を備えていてもよい。
【0018】或いは、本発明のアクティブ振動制御装置
は、排除すべき振動を検知する振動センサと、リアルタ
イムでアクチュエータ制御信号を発生するコントローラ
手段とを備え、また、該コントローラ手段の制御のもと
に振動を発生する少なくとも一つの上記本発明のモータ
を備えており、前記振動は、制御すべき振動に対して同
振幅、逆位相であり、これにより上記目的を達成する。
【0019】このように上記目的は、本発明のモータに
従って、複数の電磁アクチュエータ(典型的にはコイル
又は電磁石)を整列化することを回避できる構造とする
ことによって達成される。
【0020】有利な変形例では、本発明のモータの電磁
アクチュエータは、対をなす平行な軸を有している。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明を
説明する。図2〜図16において、同じ参照符号は同じ
要素を表すものとして用いられている。本発明は、以下
の説明及び(限定を意図しない例示としての)添付の図
面により、より良く理解される。
【0022】図1は、従来タイプのリニアモータ1を示
す。リニアモータ1は、ケース又はハウジング3内にお
いて、同軸線上に配置され、共通軸9に対して整列する
2つの電磁石7.1及び7.2を有し、慣性質量(内部
質量)を形成する移動装置5を備える。必要に応じて、
電磁石7.1は吸引を行う。すなわち、電磁石7.1
は、電力が供給されると、ハウジング3に安定的に固定
され電磁石7.1に面している極板11.1を吸引す
る。この引力により、慣性質量5は矢印13.1の方向
に移動する。
【0023】必要に応じて、電磁石7.2は、吸引を行
う。すなわち、電磁石7.2は、電力が供給されると、
ハウジング3に安定的に固定され電磁石7.2に面して
いる極板11.2を吸引する。この引力により、慣性質
量5は矢印13.2に沿って移動する。
【0024】図2は、本発明による電磁モータ15の第
1の実施態様を示す。電磁モータ15は、ケース又はハ
ウジング17内に備えられ、並列して配置された2つの
アクチュエータ21.1及び21.2を有する慣性質量
19を形成する移動装置を備える。例として、アクチュ
エータ21.1及び21.2は、電磁石タイプ又は電磁
コイルタイプで構成される。有利には、2つのアクチュ
エータ21.1及び21.2は、2つの平行する軸2
3.1及び23.2上に配置される。それらの軸が平行
な状態で、アクチュエータ21.1及び21.2が並列
して配置されることにより、慣性質量19の長さを低減
することが可能になり、従って、本発明のモータの全体
寸法を低減することが可能になる。2つのアクチュエー
タ21.1及び21.2は、反対方向に配置され、それ
ぞれは、相互に他方と反対方向に作用を与えるのに適切
である。典型的には、シリコン鋼からなる磁気シートで
ある極板25.1は、ハウジング17に安定的に固定さ
れ、アクチュエータ21.1に面する。アクチュエータ
21.1に電気が供給されると、このアクチュエータに
より極板25.1が吸引されることになり、従って、慣
性質量19が矢印27.1の方向に移動することにな
り、これにより力が発生する。
【0025】典型的にはシリコン鋼からなる磁気シート
である極板25.2は、ハウジング17に安定して固定
され、アクチュエータ21.2に面する。アクチュエー
タ21.2に電気が供給されると、このアクチュエータ
により極板25.2が吸引されることになり、従って、
慣性質量19が矢印27.2の方向に移動することにな
り、これにより力が発生する。
【0026】アクチュエータ21.1及び21.2に電
気が供給されない場合において、慣性質量19は、電磁
気力を受けず、サスペンション手段(図示せず)によっ
て保持される。
【0027】アクチュエータ21.1及び21.2によ
って発生した力はまた、慣性質量19の回転トルクをも
発生する。
【0028】対照的に、図3及び図4に示す実施態様で
は、線形変位が回転トルクなしで達成される。これらの
図において、慣性質量19のみが示されており、対応す
る極板は、ハウジング(図示せず)に安定して固定さ
れ、アクチュエータに面していることが理解される。
【0029】図3に示す実施態様では、4つのアクチュ
エータ、すなわち、軸23.1上のアクチュエータ2
1.1、軸23.2上のアクチュエータ21.2、軸2
3.3上のアクチュエータ21.3、軸23.4上のア
クチュエータ21.4が用いられる。これらのアクチュ
エータは、慣性質量19において規則的に間隔を設けて
配置されており、例えば、直方体の形状に配置されてい
る。慣性質量19の重心を通り、その主面29.1及び
29.2に垂直な軸23’が示されている。軸23.
1、23.2、23.3、23.4及び23’は、有利
には、全て平行である。軸23’に対して対称的に配置
されたアクチュエータは、有利には、アクチュエータ2
1.1〜21.4により及ぼされる引力を記号で表した
矢印27.1〜27.4で示されるように、慣性質量1
9の一つの主面へと方向づけられている。示した例にお
いては、アクチュエータ21.1及び21.2は、上面
29.1の方向に面し、一方、アクチュエータ21.3
及び21.4は、底面29.2の方向に面している。
【0030】任意の一方向について、前記軸上で同じ方
向に動作するアクチュエータは、アクチュエータの作動
軸の回りに対称的に配置され、これにより、トルクの発
生が避けられる。任意の一つの軸に沿って同じ方向に動
作するアクチュエータの数Nは、偶数すなわちN=2m
(m=1,2,・・・,)であり、これらのアクチュエ
ータは、作動軸の回りに対称的に配置される。
【0031】第1の実施態様において、慣性質量19の
厚さeは、実質的にアクチュエータ21.1〜21.4
の高さに等しい。このような状況のもとで、アクチュエ
ータは、実質的に慣性質量19の厚さ方向全体に亘って
延びる。変形例においては、厚さeは、アクチュエータ
21.1〜21.4の長さよりも大きい。このような状
況のもとでは、アクチュエータを、各アクチュエータが
面する方向の慣性質量19の主面の近くに移動させるこ
とが有利である。
【0032】図4は、本発明の慣性質量19の一実施態
様を示す。この慣性質量19の一実施態様は、慣性質量
を3つの相互に垂直な軸に沿って移動することを可能に
するアクチュエータを備える。アクチュエータ21.1
〜21.4に加えて、慣性質量19は4つのアクチュエ
ータ21.5〜21.8を有し、これらは反対方向に対
をなして整列されており、主面29.1及び29.2の
対角線と平行に、慣性質量19の厚さ方向における中心
の位置に位置している。
【0033】アクチュエータ21.6及び21.8は、
アクチュエータ21.5及び21.7のように、整列さ
れており、慣性質量の寸法を増大させ得る。それでもな
お、このことは、2つ又は3つの直交軸に沿って動作可
能なモータにおいて比較的容易に許容される。なぜな
ら、追加のアクチュエータは、他の軸に対応したアクチ
ュエータ間の、利用可能に残された空間において受容さ
れるからである。
【0034】4つの平行軸アクチュエータ(図3に示す
慣性質量のアクチュエータ21.1〜21.4に類似)
を変位軸ごとに実装することもやはり、本発明の範囲を
超えるものではない。このような状況の下で、慣性質量
19は例えば立方体形状を取り得、慣性質量の重心を通
過する軸に対して規則的に分布された12個のアクチュ
エータを有し得る。ただし、これらのアクチュエータは
好適にはオフセットされ、慣性質量内部で利用可能な体
積を最大限に利用するものとする。
【0035】勿論、本発明のモータは所望に応じて、起
動されるアクチュエータに電気を供給する手段、アクテ
ィブ軸の数に対応する弾性サスペンション手段、なかで
もリーフサスペンション手段、又は有利にはエラストマ
ーからなる全方向性サスペンション手段を、ハウジング
17内部の慣性質量19の位置を検出してサーボ制御を
可能にする任意のセンサとともに、さらに備えることが
できる。
【0036】勿論、本発明は、慣性質量上にアクチュエ
ータを配置する形態に限られず、アクチュエータが極板
の代わりに、極板と交換されてハウジング17に安定的
に固定され、慣性質量19により形成された移動装置が
様々な磁石によって吸引される1つ又はそれ以上の極板
を携えるような変形態様もまた包含する。
【0037】図5は、本発明のモータの変形態様を示
す。この態様では、極性質量(pole masses)が、軸23
上で正反対にあり反対方向の極性を与えられた永久磁石
25’.1及び25’.2によって置き換えられてい
る。単一のアクチュエータ21(例えばコイル)は、矢
印21.1により記号で表されるように、永久磁石2
5’.1によって吸引され永久磁石25’.2によって
反発される。或いは反対に、アクチュエータ21は、矢
印21.2により表されるように、永久磁石25’.2
によって吸引され永久磁石25’.1によって反発され
る。これらは、電気がコイルを流れる方向に依存して決
まる。
【0038】同様に、引力の代わりに斥力を及ぼすアク
チュエータを実装することは、本発明の範囲を超えるも
のではない。
【0039】図6〜図10は、3つの垂直な軸に沿って
動作するのに適切な、本発明のモータの第1の好適な実
施態様を示し、モータは、正方形のベースを有する直方
体の形状のコンパクトな高さの低いハウジング内に収容
される。ハウジングのこの形状により、本発明のモータ
に他のデバイスを重ね合わせることが可能になり、振動
吸収材(有利には、例えば天然ゴムなどのエラストマ
ー)からなるスタッド31と重ねあわせることが可能に
なる。一組のこのようなスタッドは、振動を発生する傾
向がある機械、例えば回転性機械の支持部材として使用
され得る。振動は、スタッド31により極めて大きく減
衰される。本発明のモータは、スタッド31によって伝
達されるような残余振動(residual vibration)を積極的
に制御するための装置内に組み込まれ得、その一例を図
16に示す。
【0040】図6〜図10に示すモータは、電磁アクチ
ュエータを支持する支持プレート33を有し、このプレ
ートは、上部要素33.1と底部要素33.2とを有
し、これらは有利には水平面について対称とされてい
る。プレート33は、アクチュエータ21.1〜21.
8を受容し、それらの軸は、必要に応じて所望の変位を
得ることが可能なように配置される。限定的なものでは
ない示された例において、プレート33は八角形であ
り、8つのアクチュエータ受け入れ凹部を有する。一例
として、変圧器の磁気回路を使用することが可能であ
る。アクチュエータに付与されたプレート(図6、図
7、図9及び図10)は、円柱状ケース(図7)内、或
いは、有利には、正方形のベースを有する直方体(図
8、図9及び図10)形状のハウジング内に配置され
る。極板25.5、25.6、25.7及び25.8
は、ハウジング17の垂直壁に安定的に固定される。極
板25.1及び25.2は、本発明のモータの頂部閉鎖
プレート35に安定的に固定される。極板25.3及び
25.4は、本発明のモータの底部閉鎖プレート37に
安定的に固定される。
【0041】ハウジング17はまた、プレート33を懸
垂する(suspend)サスペンション手段(例えば、4つの
エラストマースタッド39(図6及び図7にはそのうち
の一つのみを示す)及び/又は同様にエラストマーから
なる弾性当接部材41を受容する。変形例では、サスペ
ンションは、ばね、特に鋼ばねを用いて得られ得る。ア
クチュエータ21.1〜21.8は、互いに対して安定
して固定される以前に、プレート33における2つの部
分33.1及び33.2の間に配置される。組み立てら
れたプレート33は、ハウジング17内に配置される。
有利には、スタッド31用の支持プレートを有する底部
プレート及び頂部プレートが、例えば、これらの要素の
4つの角部に配置された開口部43を通るボルト及びナ
ット(図示せず)によって、一緒に組み立てられる。モ
ータ15及び固定スタッド31を備える組み立て体は、
次に振動が制御されるべき機械の支持部に安定的に固定
され得る。機械は適所に配置され、必要な電気的接続が
為される。
【0042】図11〜図15は、スタッド31を受け入
れる中央開口を有する、本発明のモータ15の変形例を
示す。この中央開口は、底部プレート37、プレート3
3及び頂部プレート35の全てにわたって形成される。
図12〜図15に示す本発明のモータのハウジングの垂
直方向での拡がりは、スタッド31の高さよりも小さ
く、これにより、その振動を排除すべき回転性機械又は
その他の形態の機械と、本発明のモータ15との間の直
接的な接触が避けられる。図11〜図15に示すモータ
は、スタッド上に支持される既存の機械に容易に適合さ
れ得る。この実装は、以下のようにして行われる。振動
を排除すべき機械が分離及び除去され、スタッドが本発
明のモータにより取り囲まれ、機械が本発明のモータに
より取り囲まれたスタッド上に戻されて適所配置され、
必要な電気的接続が為される。
【0043】図16は、本発明のアクティブ振動制御装
置を示す。この装置において注目すべきことは、本発明
のモータ15(例えば、本願の図6〜図10に示される
ようなモータ)を有していることである。機械45(例
えば、モータ)は、4つの振動ダンピングスタッド31
を介してフロア47により支持されている。振動ダンピ
ングスタッドのそれぞれは、本発明のモータ15(図に
は2つのみを示す)によって支持されている。変形例
(図示せず)において、図11〜図15に示すモータ1
5は、スタッド31を取り囲む。第1の振動センサ49
が機械45上に配置され、第2の振動センサ51がフロ
ア47上に配置される。センサ49及び51は、モータ
15の様々なアクチュエータにリアルタイムで制御信号
を送達するコントローラ53に接続されており、これに
より機械45の動作により発生された振動と同振幅であ
り逆位相である振動を生成する。有利には、制御信号
は、増幅器55.1〜55.4を介して関与するモータ
15に付与される。
【0044】本発明は、主として振動の制御に適用さ
れ、産業上では、ロータリマシン、変圧器、測定器など
に適用可能である。また、振動を利用する機械のための
振動発生器又は逆位相のノイズを発するのに適した構造
において振動を発生することによってノイズを制御する
ための振動発生器としても使用し得る。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、変位の
制御が可能な比較的寸法が小さい短い電磁モータ(例え
ばリニアモータの形態であり得る)が提供される。ま
た、このようなモータは、既存の装置に適合可能な形状
を有し、振動する機械用のバイブレータとしても使用さ
れ得る。また、必要に応じて、2つ又は3つの直交軸に
沿った変位を実現するのに適切であり得る。
【0046】或いは、本発明によれば、上述のようなモ
ータを備えるコンパクトで効率の良いアクティブ振動制
御装置もまた提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知のタイプのモータの断面図である。
【図2】本発明によるモータの第1の実施態様の断面図
である。
【図3】本発明のモータの好適な実施態様が動作して、
単一軸に沿う変位を提供する上での原理を示す斜視図で
ある。
【図4】必要に応じて、3つの直交軸に沿って移動する
のに適切なモータの実施態様を示す図3と類似の図であ
る。
【図5】本発明のモータの変形態様の断面図である。
【図6】本発明の図3に示すモータの関連するアクチュ
エータ−キャリアプレートの一実施形態及び極板の斜視
図である。
【図7】円柱状ケースに搭載された図6のプレートの斜
視図である。
【図8】支持スタッド上に重ね合わせられるように設計
された、本発明の図4のモータの第1の好適な変形態様
の分解斜視図である。
【図9】アクチュエータキャリアプレートが組み立てら
れた状態の図8のモータの類似図である。
【図10】プレートがハウジング内部に配置された状態
の図8のモータの類似図である。
【図11】支持スタッドの回りに外装されるように設計
された、本発明の図4のモータの第2の好適な変形態様
の分解斜視図である。
【図12】アクチュエータ支持プレートが組み立てられ
た状態の図11のモータの類似図である。
【図13】アクチュエータ支持プレートがこれのハウジ
ング内に配置された状態の図11のモータの類似図であ
る。
【図14】支持スタッドの回りに配置された図11のモ
ータの類似図である。
【図15】オーバーがハウジング上に適所配置された状
態の図11のモータの類似図である。
【図16】本発明のリニアモータを4つ使用したアクテ
ィブ振動制御装置の概略図である。
【符号の説明】
15 電磁モータ 17 ハウジング 19 慣性質量 21.1〜21.4 アクチュエータ 23.1〜23.4 軸 23’ 重心を通る垂直軸 25.1、25.2 極板 27.1〜27.4 引力 29.1、29.2 主面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアクチュエータを備え、並列して
    配置されて反対方向に力を交互に及ぼす複数のアクチュ
    エータを有する電磁モータであって、 該モータは、少なくとも4つの平行軸アクチュエータ
    (21.1、21.2、21.3、21.4)を有し、
    第1の方向に力(27.1、27.2)を及ぼす2つの
    第1アクチュエータ(21.1、21.2)と、反対方
    向に力(27.3、27.4)を及ぼす2つの他のアク
    チュエータ(21.3、21.4)とを備えることを特
    徴とする電磁モータ。
  2. 【請求項2】 前記2つの第1アクチュエータ(21.
    1、21.2)及び前記2つの他のアクチュエータ(2
    1.3、21.4)は、前記アクチュエータの作動軸に
    ついて対称的に配置されていることを特徴とする請求項
    1に記載の電磁モータ。
  3. 【請求項3】 前記モータはリニアモータであることを
    特徴とする請求項1に記載の電磁モータ。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエータ(21.1、21.
    2、21.3、21.4)は、電磁石であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の電磁モータ。
  5. 【請求項5】 様々なアクチュエータを受け入れ、前記
    モータの慣性質量を形成するプレート(33)を備える
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電
    磁モータ。
  6. 【請求項6】 必要に応じて、移動装置(19、33)
    を3つの直交軸に沿って配置することを可能にするアク
    チュエータ(21.5、21.6、21.7、21.
    8)をさらに備えることを特徴とする請求項1から5に
    記載の電磁モータ。
  7. 【請求項7】 振動吸収性スタッド(31)を受け入れ
    るのに適切なハウジング又はケース(17)と、 前記スタッド(31)を固定する手段(43)とを備え
    ることを特徴とする請求項1から6にいずれかに記載の
    電磁モータ。
  8. 【請求項8】 振動吸収性スタッド(31)を受け入れ
    る中央凹部を備えることを特徴とする請求項1から7の
    いずれかに記載の電磁モータ。
  9. 【請求項9】 アクティブ振動制御装置であって、 排除すべき振動を検知する振動センサ(49、51)
    と、リアルタイムでアクチュエータ制御信号を発生する
    コントローラ手段(53)とを備え、 該コントローラ手段(53)の制御のもとに振動を発生
    する、少なくとも一つの前記請求項1から8のいずれか
    に記載のモータ(15)を備え、 前記振動は、制御すべき振動に対して同振幅、逆位相で
    あることを特徴とするアクティブ振動制御装置。
JP11217768A 1998-07-30 1999-07-30 電磁モ―タ及びこのようなモ―タを少なくとも1つ備えたアクティブ振動制御装置 Pending JP2000051790A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9809760 1998-07-30
FR9809760A FR2781938B1 (fr) 1998-07-30 1998-07-30 Moteur electromagnetique et dispositif de controle actif des vibrations comportant au moins un tel moteur

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000051790A true JP2000051790A (ja) 2000-02-22

Family

ID=9529198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11217768A Pending JP2000051790A (ja) 1998-07-30 1999-07-30 電磁モ―タ及びこのようなモ―タを少なくとも1つ備えたアクティブ振動制御装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6064129A (ja)
EP (1) EP0976946B1 (ja)
JP (1) JP2000051790A (ja)
AT (1) ATE276454T1 (ja)
DE (1) DE69920116T2 (ja)
DK (1) DK0976946T3 (ja)
ES (1) ES2229645T3 (ja)
FR (1) FR2781938B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018030269A1 (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 日本電産サンキョー株式会社 振動発生装置

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10117817A1 (de) 2001-04-10 2002-10-17 Bayerische Motoren Werke Ag Vorrichtung zur Unterdrückung von Schwingungen an einem bewegten System
US6914351B2 (en) 2003-07-02 2005-07-05 Tiax Llc Linear electrical machine for electric power generation or motive drive
US20060236456A1 (en) * 2005-03-03 2006-10-26 Beale Robert S Patient transport method and apparatus
US20070290632A1 (en) * 2006-06-15 2007-12-20 Progym International Ltd. Dual-motor whole body vibration machine with tilt mode
US7769281B1 (en) * 2006-07-18 2010-08-03 Siimpel Corporation Stage with built-in damping
TW200842536A (en) * 2006-12-06 2008-11-01 Shinko Electric Co Ltd Damping device, control method of damping device, correcting method of offset of damping device, and laminated spring
EP1936787B1 (en) * 2006-12-21 2012-03-14 Saab Ab AMPG device for generation of electrical energy from vibrations, an AMPG device assembly, and a method to optimize the generation of said electrical energy
EP2146422A1 (en) 2008-06-06 2010-01-20 Jose Salvador Olmo Electromagnetic motor self-powered by an external AC/DC generator
US8290630B2 (en) * 2008-09-30 2012-10-16 Rockwell Automation Technologies, Inc. Condition monitoring parameter normalization system and method
GB2533943B (en) * 2015-01-07 2020-09-23 Bae Systems Plc Improvements in and relating to electromechanical actuators
CA2972852C (en) 2015-01-07 2022-07-12 Bae Systems Plc Improvements in and relating to electromechanical actuators
US11028898B2 (en) * 2019-01-11 2021-06-08 The Boeing Company Couplings that actively stabilize vibrations
WO2021000074A1 (zh) * 2019-06-29 2021-01-07 瑞声声学科技(深圳)有限公司 一种振动马达
US20220407392A1 (en) * 2021-06-22 2022-12-22 Olvin Ivan Castro Martinez Electric Motor by Reciprocating System

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3924730A (en) * 1966-09-21 1975-12-09 Fmc Corp Two mass swing system with independently controlled vibratory exciter means
DE3027557A1 (de) * 1980-01-24 1982-02-18 Crull, Siegfried, 2121 Vögelsen Mit gleichstrom betriebene kolben-arbeitsmaschine
US4455496A (en) * 1982-02-25 1984-06-19 Fmc Corporation Electromagnetic vibratory exciter
US4631455A (en) * 1983-11-15 1986-12-23 Taishoff Howard A Method and apparatus for converting a conventional internal combustion engine into a high speed electric motor and generator
DE3431117A1 (de) * 1984-08-24 1986-03-06 Adam Opel AG, 6090 Rüsselsheim Elastisches lager und lagerung eines motors
JPS62288741A (ja) * 1986-06-06 1987-12-15 Tokai Rubber Ind Ltd パワ−ユニツトのマウンテイング装置
DE3713979C2 (de) * 1987-04-25 1996-08-29 Vossloh Schwabe Gmbh Schwingförderer
US4874998A (en) * 1987-06-11 1989-10-17 International Business Machines Corporation Magnetically levitated fine motion robot wrist with programmable compliance
FR2630354B1 (fr) * 1988-04-20 1990-08-31 Mecanique Magnetique Sa Dispositif vibrateur actif a suspension magnetique asservie selon trois axes
US5091710A (en) * 1988-07-28 1992-02-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Step linear actuator
US4945269A (en) * 1989-01-26 1990-07-31 Science Applications International Corporation Reciprocating electromagnetic actuator
US5036930A (en) * 1990-05-17 1991-08-06 Bisel Charley W Electromagnetically powered engine apparatus and method
GB9015983D0 (en) * 1990-07-20 1990-09-05 Anvt Europ Limited Electromagnetic actuator
FR2675559B1 (fr) * 1991-04-16 1993-08-27 Mecanique Magnetique Sa Amortisseur de vibrations hybride a vibrateur magnetique actif.
US5457349A (en) * 1993-06-30 1995-10-10 Gifford; Leland W. Reciprocating electromagnetic engine
EP0701314B1 (en) * 1994-09-06 2002-04-03 Bridgestone Corporation Vibration isolating apparatus and vibration isolating table
US5453675A (en) * 1994-10-13 1995-09-26 Allied Signal Inc Arrangement using sensed magnetic flux for rate damping and vibration suppression
JPH0985168A (ja) * 1995-09-26 1997-03-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 慣性型電磁加振装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018030269A1 (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 日本電産サンキョー株式会社 振動発生装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE69920116D1 (de) 2004-10-21
EP0976946A1 (fr) 2000-02-02
FR2781938A1 (fr) 2000-02-04
FR2781938B1 (fr) 2003-09-19
EP0976946B1 (fr) 2004-09-15
ATE276454T1 (de) 2004-10-15
DK0976946T3 (da) 2005-01-31
DE69920116T2 (de) 2005-11-17
ES2229645T3 (es) 2005-04-16
US6064129A (en) 2000-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000051790A (ja) 電磁モ―タ及びこのようなモ―タを少なくとも1つ備えたアクティブ振動制御装置
EP1101273B1 (en) Low frequency vibrator
US8188622B1 (en) Tunable resonant frequency kinetic energy harvester
US6853103B2 (en) Low profile push-pull magnetic vibrating apparatus
JP2016127789A (ja) アクチュエータ
JPH0646058B2 (ja) 振動源から支持構造物への振動伝達を減衰させるための装置
JP6667033B2 (ja) 振動モータ
KR102498082B1 (ko) 전기기계 액츄에이터의 또한 그에 관한 개선
KR20120086056A (ko) 진동발생장치
CN108880169A (zh) 线性振动电机
JP2007111619A (ja) 振動発生装置
WO2016153029A1 (ja) 振動アクチュエータ
CN209072304U (zh) 线性振动电机
JPH08308201A (ja) 振動アクチュエータ
EP3043453A1 (en) Vibration energy harvester
US6600283B1 (en) Device and method for a controlled generation of vibrations
KR200414161Y1 (ko) 진동운동장치
WO2020027157A1 (ja) リニア振動アクチュエータ
CN219718068U (zh) 银幕振动器
CN116915013B (zh) 一种线性振动装置及电子设备
KR20190057963A (ko) 진동 모터
WO2021020013A1 (ja) リニア振動アクチュエータ
JPH07113394B2 (ja) 除振装置
JPH04355641A (ja) 振動発生アクチュエータ
JP2021094527A (ja) アクチュエータおよび触覚デバイス