JP4637826B2 - 5−クロロ−1−アリール−4−(4,5−ジシアノ−1h−イミダゾール−2−イル)−3−アルキル−1h−ピラゾール誘導体を合成するための方法 - Google Patents
5−クロロ−1−アリール−4−(4,5−ジシアノ−1h−イミダゾール−2−イル)−3−アルキル−1h−ピラゾール誘導体を合成するための方法 Download PDFInfo
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Description
− R1〜R5は、同一又は異なり得、以下から選択される基を示す:
* 水素原子
* ハロゲン原子
* 式−(X)n−R7に対応する基(ここでXは、酸素、硫黄、スルフィニル基及びスルホニル基から選択される基を示し、nは0又は1に等しく、R7は、直鎖又は分枝を有し、飽和又は不飽和の、必要に応じて同一又は異なり得る1つ以上のハロゲン原子で置換されたアルキル基であり、このアルキル基は1〜4個の炭素原子を含む)
− R6は、直鎖または分枝を有し、飽和又は不飽和の、必要に応じて同一又は異なり得る1つ以上のハロゲン原子で置換された、1〜6個の炭素原子を含むアルキル基を示す。
(a) 第一ステップにおいて、ピラゾリン−5−オン誘導体(II)は、POCl3及びDMFの存在下でフィルスマイヤー処理によって1つのステップにおいて式(IV)の1−アリール−3−アルキル−4−カルボキシアルデヒド−5−クロロピラゾール誘導体に、変換され、
(b) 第二ステップにおいて、アルデヒド(IV)は、アルデヒド(IV)とジアミノマレオニトリルとの縮合によって、一般式(V)に対応する1−アリール−3−アルキル-4−〔(2−アミノ−1,2−ジシアノエテニルイミノ)メチル〕−5−クロロピラゾールに、変換され、
(c) 第三ステップにおいて、イミン(V)は、ハイポクロライトを用いた処理によって実施される酸化的環化により一般式(I)に従う誘導体を与える。
− R1〜R5は、同一又は異なり得、以下から選択される基を示す:
* 水素原子
* ハロゲン原子
* 直鎖又は分枝を有し、飽和又は不飽和の、必要に応じて同一又は異なり得る1つ以上のハロゲン原子で置換されたアルキル基R7であり、このアルキル基は1〜4個の炭素原子を含み、
−R6は、直鎖又は分枝を有し、飽和又は不飽和の1〜4個の炭素原子を含むアルキル基を示す。
− R1〜R5は、同一又は異なり得、以下から選択される基を示す:
* 水素原子
* 塩素原子
* 直鎖又は分枝を有し、飽和又は不飽和の必要に応じて1つ以上のフッ素原子で置換されたアルキル基R7であり、このアルキル基は、1〜4個の炭素原子を含み、
− R6は、メチル、エチル、tert−ブチルおよびイソプロピルから選択される基を示す。
5−クロロ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−(4,5−ジシアノ−1H−イミダゾール−2−イル)−3−メチル−1H−ピラゾール、
5−クロロ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−(4,5−ジシアノ−1H−イミダゾール−2−イル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール、
5−クロロ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−(4,5−ジシアノ−1H−イミダゾール−2−イル)−3−エチル−1H−ピラゾール、
5−クロロ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−(4,5−ジシアノ−1H−イミダゾール−2−イル)−3−tert−ブチル−1H−ピラゾール。
− 式(III)のプロダクトの中間体の単離および精製なく、プロダクト(IV)を得ること;
− 排出物の量を制限すること、そして従って環境制約(constraint)を軽減すること;
− 先行技術の方法が、これらのステップでたった50%収率を与え、約250モル当量のPOCl3の使用を必要とした(EP−0 412 489)のに対し、シリカカラム上のクロマトグラフィーによる精製の後に85%の収率でプロダクト(IV)を得ること。
− メタノール中で、
− 0.005M〜0.1M、有利には、0.01M〜0.08M、更により好ましくは、0.02〜0.06Mの範囲のモル濃度の(V)において、
− 質的に、プロダクト(V)に対して、1〜5モル当量、好ましくは2〜3モル当量の範囲であるハイポクロライトを用いる(このハイポクロライトは、1〜5M、好ましくは2〜5Mの範囲の濃度を有する水溶液中に存在する)。
(a) 第一ステップにおいて、ピラゾリン−5−オン誘導体(II)は、POCl3及びDMFの存在下でフィルスマイヤー処理によって1つのステップにおいて式(IV)の1−アリール−3−アルキル−4−カルボキシアルデヒド−5−クロロピラゾール誘導体に変換され、
(d) 第二ステップにおいて、式(IV)の化合物をジアミノマレオニトリル、次いでハイポクロライトを用いた連続的な処理による。
5.27gのエチルアセトアセテート(40.5mmol)は、周囲温度において、50mlの氷酢酸中において、9.8gの2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニルヒドラジン(40mmol)を含む溶液中に流され、この混合物は、撹拌下に3時間還流される。減圧下で溶媒の除去の前に、周囲温度へ戻す間、撹拌は維持される。このようにして標題のプロダクトを得るために、残留物は85%の収率で80mlのヘキサンから固化され、このプロダクトは、以下の特徴を有する:
− 融点:169〜170℃
− 1H NMR (CDCl3): 2.02(s,3H) H6; 3.25(s,2H)H4; 7.5(s,2H)H9 H9’. 13C NMR: 18.0(C6); 41.5(C4); 123.0(q,JC−F=273.4Hz, C11); 126.6 (q, JC−F=3.6Hz, C9,C9’); 133.8(q,JC−F=34.4 Hz, C10); 136.6(C7); 137.1(C8,C8’);158.6(C3);171.9(C5). 19F NMR:−63.7。
100mlのPOCl3(1.09mol)は、冷却器及び滴下漏斗を備え付けた500mlの丸底フラスコ中に導入される。2.8mlのN,N−ジメチルホルムアルデヒド(36.3mmol)中でゆっくりと流れるように、温度は0〜5℃にされる。10〜15分で、周囲温度に戻した後、11.3g(36.3mmol)のピラゾロン(IIa)が加えられる。溶解後、混合物全体が16時間還流される。反応混合物は、次いで1.5リットルの氷冷水中にゆっくりと注がれ、そして炭酸ナトリウムを用いて中和される。
− 融点:76℃
− 1H NMR (CDCl3): 2.55(s,3H) H6; 7.80 (s,2H) H9,H9’; 10.0(s,1H)H12. 13C NMR: 14.8 (C6); 117.7 (C5);122.8(q,JC−F=274.2 Hz, C11); 126.7 (q,JC−F=4.0 Hz,C9,C9’); 135.2 (q,JC−F=34.4 Hz,C10); 136.4(C4);136.7(C7);137.2(C8,C8’); 154.1(C3);184.0(C12).19F NMR: −63.7。
127mlのPOCl3(1.39mol)は、冷却器及び滴下漏斗を備え付けた500mlの丸底フラスコ中に導入される。3.09g(42.2mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド中でゆっくりと流れるように、温度は0〜5℃にされる。10〜15分で周囲温度に戻した後、11.3g(36.3mmol)のピラゾロン(IIa)が加えられる。この混合物全体は、30分間還流され、過剰なPOCl3は、減圧下で除去され、残留物は注意深く氷冷水中に流される。炭酸ナトリウムを用いた中和およびエーテルを用いた抽出の後、残留物はシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製され、メタノール/塩化メチレン(2/98)混合物を用いて溶出が実施される。7.85gの中間体(IIIa)、即ち1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−3−メチル−4−((ジメチルアミノ)メチリデン)−1H−ピラゾリン−5−オンがこのようにして得られる。
− 融点:201℃
− 1H NMR (CDCl3): 2.20 (s,3H)H6; 3.31(s,3H)及び3.85(s,3H)(2つのメチル基について) (N−CH3); 7.18(s,1H)H12;7.65(s,2H)H9,H9’. 13C NMR:4.5(C6);44.2及び44.8(2つのメチル基について)(N−CH3); 98.1(C4); 123.6(q、JC−F=273.4 Hz,C11); 126.4(q、JC−F=3.6 Hz,C9,C9’); 133.8 (q,JC−F=34.4 Hz,C10); 137.6(C7); 138.7 (C8,C8’); 152.7 (C3);153.4 (C12),163.1(C5). 19F NMR: −63.7。
200mlのメタノール中に16.1gのアルデヒド(IVa)(45mmol)及び5gのジアミノマレオニトリル(46.3mmol)を含む溶液は、コンデンサを備え付けた500mlの丸底フラスコ中に調製される。0.35mlのトリフルオロ酢酸(即ち、10mol%)が、撹拌しながらこの溶液に加えられる。撹拌は、周囲温度において30分間延長され、次いで減圧下での溶媒の除去および冷却前に、1時間還流される。
− 融点:199℃
− 1H NMR (CDCl3): 2.25(s,3H) H6; 5.30 (s,2H) H15; 7.80 (s,2H) H9,H9’; 8.40 (s,1H) H12. 13C NMR: 15.8 (C6); 109.2, 112.8,114.3 (C14,C15又はC15’); 115.5(C5);122.8(q,JC−F=273.6Hz,C11); 125.1(C14’); 126.7(q,JC−F=4.0Hz,C9,C9’); 133.9(C4);135.1(q,JC−F=34.4 Hz,C10);136.7(C7);137.2(C8,C8’); 150.2(C12); 152.9 (C3). 19F NMR: −63.7。
− 融点98℃
− 1H NMR (CDCl3): 2.68 (s,3H) H6; 7.80 (s,2H) H9; 10.80 (s, 1H) H15. 13C NMR: 15.6 (C6);108.0 (C16,C16’); 111.0 (C14,C14’); 122.6 (q,JC−F=271.7 Hz,C11); 126.8 (q,JC−F=3.8 Hz, C9,C9’); 129.3(C4); 135.3 (q,JC−F=34.6 Hz,C10); 136.6 (C7); 137.2 (C8,C8’); 144.5 (C12); 153.0(C3). 19F NMR: −63.7。
400mlのメタノール中に8gのイミン(Va)(17.9mmol)を含む溶液が、滴下漏斗を備え付けた500mlの丸底フラスコ中で調製され、0℃にされる。同温において、15.7ml(35.8mmol)の2,3Mの次亜塩素酸ナトリウム溶液が添加される。この反応混合物は、周囲温度において30分間撹拌され、次いで1.3リットルの水の中に流し込まれる。酢酸エチルを用いた抽出が繰り返された後、有機相は水で三度洗浄され、次いで硫酸マグネシウム上で乾燥される。減圧下での溶媒の除去後、残留物は、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製され、メタノール/塩化メチレン(2/98)混合物を用いて溶出が実施され、88%の収率で7gの標題のプロダクトを与える。
140mlのアセトニトリル中に8gのイミン(Va)(17.9mmol)及び5.9g(26mmol)の2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノンを含む溶液が、コンデンサを備え付けた500mlの丸底フラスコ中で、18時間還流される。減圧下で、溶媒が除去され、対応する暗赤色の残留物がシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製され、メタノール/塩化メチレン(2/98)混合物を用いて溶出が実施され、54%の収率で4.3gの標題のプロダクトを与える。
8gのイミン(Va)(17.9mmol)、2.39g(17.9mmol)のN−クロロスクシンイミド及び2.44g(20mmol)のニコチンアミドが、250mlの丸底フラスコ中で、45mlのN,N−ジメチルホルムアミド中で混合される。結果生じる溶液は、55〜70℃で1時間撹拌され、次いで、周囲温度に戻された後、この溶液は、150mlの水の中に流される。ジクロロメタンを用いた抽出、乾燥、及び減圧下での溶媒の除去の後、対応する残留物は、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製され、メタノール/塩化メチレン(2/98)混合液を用いて溶出が実施され、56%の収率で4.5gの標題のプロダクトを与える。
実施例2に従って調製された8g(22.4mmol)のアルデヒド(IVa)及び2.24g(22.4mmol)のジアミノマレオニトリルを120mlのメタノール中に含む溶液が、冷却器を備え付けた1リットルの丸底フラスコ中で調製され、0.18mlのトリフルオロ酢酸、即ち10モル当量%が添加される。結果生じる溶液は、周囲温度において30分間撹拌され、1時間還流される。周囲温度に戻し、360mlのメタノールを用いた希釈及び約0℃の温度への冷却後、19.6ml(44.8mmol)の2.3Mの次亜塩素酸ナトリウム溶液が流し込まれる。結果生じる溶液は、周囲温度において、30分間撹拌され、1.6リットルの水を用いた希釈後に、酢酸メチルを用いた反復抽出(repeated extraction)が実施される。有機相は次いで水を用いて三度洗浄され、次いで硫酸マグネシウム上で乾燥される。減圧下での溶媒の除去の後、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって残留物は精製され、メタノール/塩化メチレン(2/98)混合液を用いて溶出が実施され、82%の収率で8.2gの標題のプロダクトを与える。標題のプロダクトは、70.5%の全収率で、ピラゾール(IIa)(即ち、1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−3−メチル−1H−ピラゾリン−5−オンからこのようにして得られる。
実施例2において詳細に与えられる条件下、ピラゾロン(IIb)、即ち、1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾリン−5−オンを用いて、対応するアルデヒド(IVb)、即ち、より正確には5−クロロ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−カルボキシアルデヒドが得られる。プロダクト(IVb)は、実施例6に従って説明される条件下、約68%の全収率で標題のプロダクトを生産するために、変換され、このプロダクトは、96〜99℃の融点を有する。
実施例2において詳細において与えられる条件下、ピラゾロン(IIc)、即ち、1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−3−エチル−1H−ピラゾリン−5−オンを用いて、対応するアルデヒド(IVc)、即ち、より正確には5−クロロ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−3−エチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシアルデヒドが得られる。プロダクト(IVc)は、実施例6に従って説明される条件下、約70%の全収率で標題のプロダクトを生産するために変換され、このプロダクトは75〜78℃の融点を有する。
実施例2において詳細において与えられる条件下、ピラゾロン(IId)、即ち、1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−(4,5−ジシアノ−1H−イミダゾール−2−イル)−3−tert−ブチル−1H−ピラゾリン−5−オンを用いて、対応するアルデヒド(IVd)、即ち、より正確には5−クロロ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシアルデヒドが得られる。プロダクト(IVd)は、実施例6に従って説明される条件下、約68%の全収率で標題のプロダクトを生産するために変換され、このプロダクトは、118〜120℃の融点を有する。
Claims (20)
- 以下の一般式(I):
− R1〜R5は、同一又は異なり得、以下から選択される基を示す:
* 水素原子、
* ハロゲン原子、
* 式−(X)n−R7に対応する基(ここでXは、酸素、硫黄、スルフィニル基及びスルホニル基から選択される基を示し、nは0又は1に等しく、R7は、直鎖又は分枝を有し、飽和又は不飽和の、必要に応じて同一又は異なり得る1つ以上のハロゲン原子で置換されたアルキル基であり、このアルキル基は1〜4個の炭素原子を含む)。
− R6は、直鎖または分枝を有し、飽和又は不飽和の、必要に応じて同一又は異なり得る1つ以上のハロゲン原子で置換された、1〜6個の炭素原子を含むアルキル基を示す)
の5−クロロ−1−アリール−4−(4,5−ジシアノ−1H−イミダゾール−2−イル)−3−アルキル−1H−ピラゾール誘導体を合成するための方法であり、
この方法において、式(II)の1−アリール−3−アルキル−1H−ピラゾリン−5−オン誘導体は、出発プロダクトとして使用され、この方法は、以下において特徴付けられる:
(a) 第一ステップにおいて、ピラゾリン−5−オン誘導体(II)は、POCl3及びDMFの存在下でフィルスマイヤー処理によって1つのステップにおいて式(IV)の1−アリール−3−アルキル−4−カルボキシアルデヒド−5−クロロピラゾール誘導体に、変換され、
(b) 第二ステップにおいて、アルデヒド(IV)は、アルデヒド(IV)とジアミノマレオニトリルとの縮合によって、一般式(V)に対応する1−アリール−3−アルキル-4−〔(2−アミノ−1,2−ジシアノエテニルイミノ)メチル〕−5−クロロピラゾールに、変換され、
(c) 第三ステップにおいて、イミン(V)は、アルキルハイポクロライト、アルカリ金属ハイポクロライト、及びアルカリ土類金属ハイポクロライトからなる群より選択されるハイポクロライトを用いた処理によって実施される酸化的環化により一般式(I)に従う誘導体を与える。 - 前記ステップ(a)が、DMF中において、20〜40モル当量のPOCl 3 の存在下、前記式(II)の化合物の処理によって実施されることにおいて特徴付けられる、請求項1に記載の方法。
- 該(II)/DMFの割合が、1〜2であることにおいて特徴付けられる、請求項2に記載の方法。
- 前記ステップ(b)が、0〜70℃の温度において溶媒中で実施されることにおいて特徴付けられる、請求項1〜3のいずれか1つに記載の方法。
- 前記ステップ(b)が、酸触媒を用いてメタノ−ル性媒体中で実施されることにおいて特徴付けられる、請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法。
- 該触媒が、トリフルオロ酢酸であることにおいて特徴付けられる、請求項5に記載の方法。
- 前記ステップ(c)が、前記式(V)に対応する該化合物の、ヒドロキシル化された脂肪族溶媒中において、−5℃〜25℃の温度において実施されることにおいて特徴付けられる、請求項1〜6のいずれか1つに記載の方法。
- 次亜塩素酸ナトリウムが使用されることにおいて特徴付けられる、請求項7に記載の方法。
- 前記プロダクト(V)に対して1〜5モル当量の前記ハイポクロライトが使用されることにおいて、特徴付けられる、請求項1〜8のいずれか1つに記載の方法。
- 2〜3モル当量の前記ハイポクロライトが使用されることにおいて、特徴付けられる、請求項9に記載の方法。
- 前記一般式(V)のプロダクトが、以下の処理をされることにおいて特徴付けられる、請求項1〜10のいずれか1つに記載の方法:
− メタノール中において、
− 0.005M〜0.1Mの範囲のモル濃度の(V)において、
− 該プロダクト(V)に対して、1〜5モル当量の範囲の量である前記ハイポクロライトを用い、前記ハイポクロライトは、1〜5Mの範囲の濃度を有する水溶液中に存在する。 - 前記プロダクト(V)に対して2〜3モル当量の前記ハイポクロライトを用いることにおいて、特徴付けられる、請求項11に記載の方法。
- 前記ハイポクロライトが2〜5Mの範囲の濃度を有する水溶液中に存在する、請求項11又は12のいずれかに記載の方法。
- 以下において特徴付けられる、請求項14に記載の方法:
(a) 第一ステップにおいて、ピラゾリン−5−オン誘導体(II)は、POCl3及びDMFの存在下でフィルスマイヤー処理によって1つのステップにおいて式(IV)の1−アリール−3−アルキル−4−カルボキシアルデヒド−5−クロロピラゾール誘導体に変換され、
(d) 第二ステップにおいて、式(IV)の該化合物をジアミノマレオニトリル、次いで前記ハイポクロライトを用いた連続的な処理による。 - 前記ステップ(d)が、ヒドロキシル化された脂肪族溶媒中において、第一に、ジアミノマレオニトリルを用いた該イミンの形成のために、0.15〜0.2Mのモル濃度の基質と、0.02〜0.2モル当量の割合で存在する酸触媒を用い、そして次いで、第二に、酸化的環化及びイミダゾリル環の形成のために、0.01〜0.08Mの濃度への基質の希釈、及び2M〜5Mの範囲の濃度を有する次亜塩素酸ナトリウムの2〜3モル当量の使用により実施されることにおいて特徴付けられる、請求項15に記載の方法。
- 前記式(I)において、n=0であることにおいて特徴付けられる、請求項1〜16のいずれか1つに記載の方法。
- 以下の1つ以上の条件が満たされることにおいて特徴付けられる、請求項1〜17のいずれか1つに記載の方法:
− R1〜R5は、同一又は異なり得、以下から選択される基を示す:
* 水素原子、
* ハロゲン原子、
* 直鎖又は分枝を有する、飽和又は不飽和の、同一又は異なり得る1つ以上のハロゲン原子によって必要に応じて置換されたアルキル基R7であり、このアルキル基は、1〜4個の炭素原子を含む、
− R6は、直鎖又は分枝を有する、飽和又は不飽和の、1〜4個の炭素原子を含むアルキル基を示す。 - 以下の1つ以上の条件が満たされることにおいて特徴付けられる、請求項1〜18のいずれか1つに記載の方法:
− R1〜R5は、同一又は異なり得、以下から選択される基を示す:
* 水素原子
* 塩素原子
* 直鎖又は分枝を有する、飽和又は不飽和の、1つ以上のフッ素原子によって必要に応じて置換されたアルキル基R7であり、このアルキル基は、1〜4個の炭素原子を含む、
− R6は、メチル、エチル、tert−ブチル及びイソプロピルから選択される基を示す。 - 前記式(I)のプロダクトが、以下から選択されることにおいて特徴付けられる、請求項1〜19のいずれか1つに記載の方法:
5−クロロ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−(4,5−ジシアノ−1H−イミダゾール−2−イル)−3−メチル−1H−ピラゾール、
5−クロロ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−(4,5−ジシアノ−1H−イミダゾール−2−イル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール、
5−クロロ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−(4,5−ジシアノ−1H−イミダゾール−2−イル)−3−エチル−1H−ピラゾール、
5−クロロ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−(4,5−ジシアノ−1H−イミダゾール−2−イル)−3−tert−ブチル−1H−ピラゾール。
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