JP4637500B2 - 位置表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両、船舶などの移動体に搭載可能な位置表示システムに関する。
車両、船舶などの移動体の位置情報を表示するシステムとして、GPSを利用したナビゲーション装置などが知られている。そのようなシステムでは、GPSを利用して移動体の現在位置情報を算出し、ディスプレイ上に表示された地図上に、その移動体の現在位置を表示する。これにより、利用者は自分の移動体の現在位置を知ることができる。また、GPSを利用したナビゲーション装置などにおいて、電波により位置補正データを取得して測位精度を向上させることが知られている。
また、複数の移動体間で自己の位置情報を相互に伝達し、自身及び他の移動体の位置情報をディスプレイなどに表示するものも知られている。しかし、このような装置では、自己の移動体及び周辺に位置する他の移動体はその位置を示す点として表示されるにすぎない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、自己及び周辺に存在する他の移動体の位置及びそれらの形状を表示することが可能な移動体の位置表示システムを提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、移動体に搭載される位置表示システムは、単一のGPS受信機を備えるGPS受信装置と、前記移動体上において、前記GPS受信機を移動させる移動手段と、前記移動手段により移動された前記移動体上の異なる2点において、前記GPS受信機から2つの位置座標データを取得する手段と、前記GPS受信装置により測位された前記2つの位置座標データと、形状データとを含む位置表示用データを生成するデータ生成手段と、生成された位置表示用データを他の移動体へ送信する送信手段と、他の移動体から、当該送信元の移動体において生成された位置表示用データを受信する受信手段と、受信した位置表示用データに含まれる前記2つの位置座標データを用いて前記送信元の移動体の位置及び方向を決定して当該移動体の地理上の配置を決定し、前記形状データを配置した表示データを作成する表示位置決定手段と、前記表示データを表示する表示装置と、を備える。
上記の位置表示システムは、例えば車両、船舶などの移動体に搭載され、当該移動体及びその周辺に位置する移動体の形状を表示する。具体的には、位置表示システムは、GPS受信装置により、そのシステムが搭載されている移動体の自己位置を示す位置座標データを生成する。また、当該移動体の形状を示す形状データが移動体毎に予め用意されており、位置座標データと形状データを含む位置表示用データを生成して他の移動体へ送信する。位置表示用データの移動体間での送受信には、例えば無線通信方式や携帯電話などを利用することができる。
位置表示用データを受信した移動体は、受信した位置表示用データに含まれる位置座標データを用いて、送信元の移動体の地理上の配置、具体的には送信元の移動体が地理上のどの位置(緯度、経度、高度など)に存在するか、どの方位に向いている(進行しているか)などを決定する。そして、その結果に基づいて、同じく位置表示用データに含まれる形状データ、つまり送信元の移動体の形状データを配置して表示データを作成し、表示装置に表示する。
これにより、各移動体は、周辺に位置する移動体からそれぞれ位置表示用データを受信し、それらの移動体の配置を表示装置上に時々刻々と表示することができる。ここで、表示装置上に表示されるのは各移動体の位置のみではなく、その移動体の実際の形状に対応した形状データであり、その進行方向などを把握しやすいので、移動体の運転者らにとっては非常に有益な案内情報となる。
また、2台のGPS受信機を備える代わりに、1台のGPS受信機を移動体上で移動手段により移動させ、異なる時刻において移動体上の2点の位置座標データを取得し、位置表示用データに含めて他の移動体へ送信する。これにより、擬似的に2つのGPS受信機を備える場合に近い精度で位置表示が可能となる。
好適な実施例では、前記移動手段は、円盤状の回転盤と、前記回転盤の駆動装置とを備え、前記単一のGPS受信機は前記回転盤上の外周近傍に設置される。この例では、回転板を一定速度で回転させ、半周毎の周期で移動体上の離れた2点の位置座標データを取得する。
上記の位置表示システムの一態様では、GPS補正データを受信する補正データ受信機と、受信したGPS補正データに基づいて、前記GPS受信機が出力する位置座標データを補正する補正手段と、をさらに備える。GPS補正データを利用して位置座標データを補正することにより、より正確な位置表示が可能となる。特に、本発明では、移動体の実際の形状に対応する形状データを表示するので、正確な位置座標データを用いて表示位置の決定を行うことにより、例えば狭い道での走行、視界不良時の衝突回避などに特に有効となる。
上記の位置表示システムの他の一態様は、画像データを生成するカメラと、音声データを生成するマイクと、前記画像データ又は音声データを再生する再生手段と、を更に備え、前記データ生成手段は、前記画像データ及び前記音声データの少なくとも一方を前記位置表示用データに含め、前記再生手段は、他の移動体から受信した前記画像データ及び前記音声データの少なくとも一方を再生する。
この態様では、他の移動体や基地局などへ送信する位置表示用データに、必要な画像データや音声データを含めることにより、当該移動体に関する情報、例えば事故に関連する情報などを伝達することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1に第1実施形態に係る移動体の位置表示システムの概略構成を示す。本発明の位置表示システムは、車両、船舶などの移動体に搭載され、GPSなどを利用して当該移動体自身の位置(以下、「自己位置」とも呼ぶ。)及び周辺に存在する他の移動体の位置を表示装置などに表示するものである。
図1に示すように、位置表示システム1は、コントローラ20と、2つのGPS受信機21a及び21bと、スードライト(Pseudolite)受信機22と、衛星データ受信機23と、地上波受信機24と、携帯電話25と、カメラ26と、マイク27と、無線送受信機29と、ディスプレイ5とを備える。
コントローラ20は、他の各構成要素と接続され、それらを制御して位置表示システムによる各種の動作を制御する。
GPS受信機21a及び21bは、図示しないGPS衛星から電波を受信し、既知の測位手法により当該位置表示システム1が搭載された移動体の自己位置を算出する。本発明では、単に地図座標系における移動体の位置座標を点として特定するのみではなく、その移動体の配置、方向などを特定して表示する。このため、本実施例では、2つのGPS受信機21a及び21bを用いて、移動体の異なる箇所の位置座標データ(緯度、経度及び高度)を測定し、それらに基づいて移動体の方向を含めた自己位置を決定する。よって、2つのGPS受信機21a及び21bは移動体の異なる場所に設置され、好ましくは移動体上の比較的距離が離れた2点、例えば車両の左前方端部と右後方端部(又はその逆)、船舶の前端部と後端部などに設置される。
スードライト受信機22は、スードライト、即ち地上に設置される擬似衛星(Pseudolite:Pseudo-Satellite)から位置情報を示す信号を受信する。スードライトは、例えば地下、トンネル内、ビルの陰など、移動体がGPS衛星から電波を受信できない位置に設置され、基本的にGPSと同じ周波数でGPS衛星信号と互換性のある信号を送信する。移動体がGPS衛星信号を受信不能な位置にいるときに、スードライト受信機22はスードライト信号を受信し、自己位置を算出する。よって、コントローラ20は、GPS衛星信号の受信の可否に応じてGPS衛星受信機21a及び21bとスードライト受信機22を切り替えて使用することにより、地下、トンネル内、ビル陰などにおいても移動体の自己位置を取得することができる。
衛星データ受信機23及び地上波受信機24は、GPS測位における補正データの受信機として機能する。補正データは、予め決定された電子基準点(即ち、緯度、経度などが既知)を基準として算出した誤差データであり、CS及びBSディジタル放送、準天頂衛星又は補正データ用衛星からの送信波、TV音声多重データ放送、地上波ディジタル放送などにより伝送される。衛星データ受信機23は、CS及びBSディジタル放送、準天頂衛星又は補正データ用衛星からの送信波などを受信し、補正データを取得する。また、地上波受信機24は、TV音声多重データ放送、地上波ディジタル放送などを受信し、補正データを取得する。補正データを使用することにより、GPS受信機は自己位置の測位精度を向上させることができる。
無線送受信機29は、例えばBluetooth(登録商標)などの微弱電波又は無線電話の送受信を行うものであり、主として隣接する移動体間で位置表示用データを授受するために使用される。位置表示用データとは、移動体の自己位置などを含むデータであり、その詳細は後述するが、ある移動体から位置表示用データを受信することにより、送信元の移動体の位置情報を取得し、表示することが可能となる。即ち、無線送受信機29は、それが搭載された移動体の自己位置を含む位置表示用データを近隣の移動体へ一斉送信するとともに、近隣の移動体からその移動体の位置表示用データを受信する。
携帯電話25は、補正データの取得機能及び位置表示用データの送受信機能を兼ね備えている。即ち、補正データが携帯電話により受信可能である場合、携帯電話25は上述の衛星データ受信機23や地上波受信機24と同様に、補正データを取得し、GPS測位精度向上に利用する。
また、無線送受信機29により位置表示用データが送受信できない場合などには、携帯電話25を利用して他の移動体との間で位置表示用データを送受信することができる。
カメラ26及びマイク27は、移動体の周辺状況など、位置表示用データの送受信を利用して送信すべき画像データ及び音声データを作成するために使用される。例えば、ある移動体が車両であり、交通事故に遭遇した場合、カメラ26により事故現場の状況を静止画又は動画として撮影し、状況説明や事故現場の場所、地域などを発声して音声データとして収録することができる。これらの画像データや音声データを位置表示用データに含めて近隣の移動体やそれ以外の基地局などに送信し、警察、消防などへの連絡に利用することができる。
メモリ28は各種データを記憶するものであり、具体的には、当該位置表示システム1を搭載している移動体に割り当てられた移動体ID、及び、当該移動体の形状データなどを予め記憶している。また、上記のカメラ26により撮影された画像データや、マイク27により収録された音声データも一時的にメモリ28に記憶される。
ディスプレイ5は、自己位置及び近隣の移動体の位置を同時に画像データとして表示するものであり、例えば比較的小型のCRTや液晶ディスプレイなどとすることができる。ディスプレイ5上の移動体の位置表示例を図2に示す。図2の例は、自身の移動体を含む3つの移動体の位置を平面表示(XY座標面)した例であり、自身の移動体10及び2つの近隣の移動体12はいずれも図中上方向(X方向)へ移動中である。このように、本発明の位置表示システム1では、同一のディスプレイ5上に、自己の移動体10に加えて、近隣に存在する他の移動体の形状が表示される。
特に、本発明では、各移動体の位置を点で表示するのではなく、各移動体の実際の形状に応じた形状データに基づいて移動体の形状を表示する点を特徴とする。図2の例では、例えば移動体が車両であればその車両の平面形状が表示され、移動体が船舶であればその船舶の平面形状が表示される。よって、移動体毎に大きさが異なれば、表示される形状もその割合で異なる大きさに表示される。これにより、単に各移動体の位置を点などで表示する場合と比較して、運転の補助的情報としての有用性が大きく向上する。実際、GPS測位において、DGPS(Differential GPS)やRTK(Real Time Kinematik)等の高精度位置補正手法を適用すれば、数cm単位の精度での測位が可能となる。その場合には、位置表示を見ることにより、移動体間の接触や衝突の可能性までも予測することができ、濃霧又は雨などで視界が悪い場合などに特に威力を発揮する。
また、既知の車両ナビゲーション装置と同様に、地図データ上に各移動体の形状を表示することも可能である。その場合には、高精度で表示された移動体の形状を見ることにより、例えば車庫入れや狭い道の走行などにおいても良好な運転補助を提供することができる。
図3に他の表示例を示す。図3の例は、図2に示した3つの移動体の位置を側方から見た状態、即ちXZ平面にて表示した例である。なお、図3の例は、便宜上図2において右側(Y方向)に行くほど路面(又は水面)が高くなっていると仮定した場合の側面表示である。GPSにより位置座標データとして、緯度、経度に加えて高度(高さ)も測位することができるので、図3の如き高さ方向を含む表示が可能である。実際の実施例としては、図2の如き平面表示と図3の如き側面表示のいずれかのみを表示する方法、利用者の指示により両者を切替表示可能とする方法などが可能である。また、緯度、経度及び高度のデータに基づいて、各移動体の位置を3次元表示することも可能である。
図4に、移動体10における2つのGPS受信機21a及び21bの設置例を示す。本例では、1つのGPS受信機21aを移動体10の前方ほぼ中央に、もう1つのGPS受信機21bを移動体10の後方ほぼ中央に設置している。これにより、GPS受信機21aは移動体10上の位置52aの位置座標データを算出し、GPS受信機21bは位置52bの位置座標データを算出する。こうして移動体10上の2点の絶対的位置座標データを得ることにより、当該移動体10の位置及び方向を正確に決定することができる。
図5に、位置表示用データのフォーマット例を示す。位置表示用データ30は、位置表示のために移動体間を送受信されるデータであり、図示のように、2つの位置座標データ31a及び31bと、移動体ID32と、形状データ33と、画像データ34と、音声データ35とを含む。2つの位置座標データ31a及び31bは、それぞれGPS受信機21a及び21bにより測位されたデータであり、緯度、経度及び高度を含む。
移動体ID32は当該移動体に予め割り当てられた識別情報である。他の移動体から位置表示用データを受信した移動体は、移動体ID32に基づいて、その位置表示用情報の送信元の移動体を特定する。また、必要に応じて、ディスプレイ5上に移動体IDを表示することもできる。図2の例では、移動体IDが「001」及び「002」の移動体12が移動体IDとともに表示されている。
形状データ33は、ディスプレイ5上に表示されるデータであり、移動体の概略形状を示す。よって、ディスプレイ5上には各移動体の形状が同一縮尺で表示されるので、移動体が大きければ、ディスプレイ5上には大きな形状データが表示される。図2の例では、移動体ID「001」の移動体より、移動体ID「002」の移動体の方が大きい。例えば、移動体ID「001」の移動体が中型車、移動体ID「002」の移動体がバスなどの大型車である場合などの例に対応する。なお、本実施形態では、形状データは図4に示す点52a及び52bとを基準点とする、又は、それらの点との位置関係を有することが好ましい。例えば図4の例では、基準点52aを基準として移動体10の前方の両端点10FL及び10FRを規定し、基準点52bを基準として移動体10の後方の両端点10RL及び10RRを規定する。位置表示システム1は、2つのGPS受信機21a及び21bにより2つの基準点52a及び52bの位置座標(緯度及び経度)を算出し、それらを基準として形状データ33を配置する。これにより、形状データ33を実際の移動体10の方向に正しく配置することができる。
画像データ34はカメラ26により撮影された静止画又は動画データであり、音声データ35はマイク27により収録された音声データである。これらは、必要に応じて、移動体の利用者が生成するものであり、任意のデータである。前述の例では、例えば交通事故に遭遇したときに、その現場状況を示す画像データや、事故発生場所を説明する音声データなどを位置表示用データ30に含めて送信する。
このように、位置座標データ31a及び31b、移動体ID32及び形状データ33は位置表示用データ30に必須のデータであり、画像データ34及び音声データ35は任意のデータである。
次に、複数の移動体に搭載された位置表示システム1間における位置表示用データ30の送信処理及び受信処理について説明する。なお、以下の送信処理及び受信処理は、各移動体が所定の周期毎に繰り返し行うものである。
まず、送信処理について説明する。図6(a)は送信処理のフローチャートである。送信処理は、ある移動体に搭載された位置表示システム1が自己位置についての位置表示用データ30を生成し、他の移動体に搭載された位置表示システムへ送信する処理である。なお、送信処理は、その位置表示システム1内のコントローラ20が予め用意されたプログラムを実行することにより実現することができる。
図6(a)において、位置表示システム1は、まず、2つのGPS受信機21a及び21bによりそれぞれ位置座標データを取得する(ステップS10)。これにより、図4に示すように、移動体10における所定位置52a及び52bの位置座標データが得られる。
次に、コントローラ20は、当該移動体の移動体ID32及び形状データ33を読み出す(ステップS11)。移動体ID32及び形状データ33は、予め用意されてメモリ28に記憶されているので、コントローラ20はメモリ28からこれらを読み出す。
また、コントローラ20は、その時点でメモリ28に記憶されている画像データ34及び音声データ35を読み出す(ステップS12)。前述のように、利用者が必要に応じてカメラ26を使用して撮影した画像データ34やマイク27を使用して収録した音声データ35はメモリ28に一時的に記憶されているので、コントローラ20はこれらを読み出す。
そして、コントローラ20は、ステップS10〜S12により用意された位置座標データ21a及び21b、移動体ID32、形状データ33、画像データ34及び音声データ35を図5に示すフォーマットに従って配列して位置表示用データ30を生成し(ステップS13)、これを周辺の他の移動体へ送信する(ステップS14)。位置表示用データ30の送信は、基本的には前述の無線送受信機29により行われるので、当該無線送受信機29による無線通信可能領域内に存在する全ての移動体へ一斉送信されることになる。なお、無線送受信機29の代わりに携帯電話25が使用される場合には、当該携帯電話25による通信可能領域内に存在する全ての移動体へ位置表示用データ30を送信することができる。こうして、送信処理が終了する。
次に、受信処理について説明する。図6(b)は受信処理のフローチャートである。受信処理も位置表示システム1のコントローラ20が予め用意されたプログラムを実行することにより実現することができる。
まず、位置表示システム1は、他の移動体から位置表示用データ30を受信する(ステップS20)。そして、受信した位置表示用データ30に含まれる位置座標データに基づいて、自己位置を決定し、ディスプレイ5上における自身の移動体の表示位置を算出する(ステップS21)。具体的には、2つの位置座標データ21a及び21bに基づいて、図4に示す位置52a及び52bを決定する。次に、コントローラ20は、決定した表示位置を基準として、形状データ33をディスプレイ5上に表示する(ステップS22)。これにより、図2に示すように、他の移動体12をディスプレイ5上に表示することができる。なお、この際、図2の例のように、受信した位置表示用データ30に含まれる移動体ID(「001」など)を当該形状データ33に重ねて表示してもよい。
次に、コントローラ20は、受信した位置表示用データ30に画像データ34及び音声データ35が含まれている場合には、それらを再生する(ステップS23)。こうして、受信処理が終了する。
以上説明したように、第1実施形態の位置表示システム1によれば、自身の移動体の位置のみならず、周辺の所定範囲内に存在する他の移動体の形状を、実際の位置関係に基づいて表示することができる。よって、移動体の運転者などは、周辺に位置する移動体との正確な距離や、それらの進行方向などを正確に知ることができ、自己防止や危険回避などに役立てることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、他の移動体から受信した位置座標データに基づいて、その移動体の形状をディスプレイ5に表示する際の処理が第1実施形態と異なる。第1実施形態では、各移動体は2つのGPS受信機21a及び21bにより移動体上の2点の位置座標データを取得する。また、他の移動体から位置表示用データを受信した移動体は、それに含まれる2点の位置座標データに基づいて送信元の移動体の位置及び方向を決定した。これに対し、第2実施例では、各移動体は1つのGPS受信機のみを備え、移動体上の1点の位置座標データのみを取得する。そして、その1点を基準として、形状データを配置してディスプレイ5上に表示する。
図7に、第2実施形態による位置表示システム1aの構成を示す。図示のように、1つのGPS受信機21cのみを有する点以外は、図1に示す第1実施形態の位置表示システム1と同様の構成を有する。なお、同一の構成要素については、説明を省略する。
図8に、移動体上におけるGPS受信機21cの配置例を模式的に示す。第2実施形態においては、単一のGPS受信機21cは移動体の略中心又は略重心位置に設置される。第2実施形態では単一のGPS受信機21cのみを使用するので、移動体上の1点の位置座標データしか取得することができず、第1実施形態と比較して位置表示精度は低下する。但し、単一のGPS受信機21cを移動体の中心又は重心位置近傍に設置し、その点を基準として形状データを表示することにより、位置表示精度の低下を最小限に抑制することができる。
具体的には、GPS受信機21cは図8に示すように、移動体の中心点又は重心点52cの位置座標データを取得する。形状データは、この点52を基準として用意される。即ち、形状データ上に、中心点又は重心点52cを示す情報を含めておく。
図9に、第2実施形態における位置表示用データのフォーマットを示す。GPS受信機が単一であるので、位置表示用データ30aは1つの位置座標データ31cのみを含む。それ以外のデータは図5に示す位置表示用データ30と同一であるので、説明は省略する。
第2実施形態における送信処理及び受信処理は基本的に図6(a)及び(b)に示すものと同様である。即ち、送信処理においては、ステップS10において単一のGPS受信機21cが位置座標データを取得する。また、第1実施形態と同様に、移動体ID、形状データ並びに必要な画像データ及び音声データを用意する(ステップS11、S12)。そして、コントローラ20は、ステップS13において図9に示すように単一の位置座標データ31cのみを含む位置表示用データ30aを生成し、ステップS14でそれを他の移動体へ送信する。
一方、受信処理においては、他の移動体から位置表示用データ30aを受信し(ステップS20)、そこに含まれる単一の位置座標データ31cに基づいて、図8に示すように、当該移動体の形状データの表示位置を決定し(ステップS21)、ディスプレイ5上に形状データを表示する(ステップS22)。また、必要に応じて、受信した位置表示用データ30aに含まれる画像データ及び/又は音声データを再生する(ステップS23)。
このように、第2実施形態では、位置表示システム1aは単一のGPS受信機21cにより単一の位置座標データ31cを取得し、それを含む位置表示用データ30aを他の移動体へ送信する。よって、移動体の位置表示精度は低下することとなるが、搭載するGPS受信機の数を減少させることができ、低コスト化を図ることができる。特に、本発明において使用される高精度のGPS受信機は比較的高価であるので、適用されるアプリケーションにおける要求精度が許容すれば、第2実施形態のようにGPS受信機を1台のみとして低コスト化を図ることは非常に有効であり、システムの普及にも貢献する。
また、第1実施形態においては、形状データを位置表示する際の基準点を2台のGPS受信機の位置(図4における点52a及び52b)とし、第2実施形態においては基準点を1台のGPS受信機の位置(図8における点52c)としているが、移動体間で送受信される形状データに、それらの点の位置関係を示す情報を含めるようにすれば、両実施形態のシステム間の互換性を確立することができる。例えば、形状データについて、点52a〜52cの3点の位置を示す情報を含めることを規格化などすればよい。こうすれば、両実施形態のシステムが混在して使用されている環境においても、ある移動体は、第1実施形態の位置表示システム1を搭載する移動体から位置表示用データ30を受信した場合は2つの位置座標データに基づいて点52a及び52bを基準として形状データを配置すればよく、第2実施形態の位置表示システム1aを搭載する移動体から位置表示用データ30aを受信した場合は、1つの位置座標データに基づいて点52cを基準として形状データを配置すればよい。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第2実施形態と同様に、単一のGPS受信機21cを備えるものであるが、方位測定手段を搭載することにより、移動体の表示位置精度の低下を抑制するものである。具体的には、第3実施形態では、各移動体は1つのGPS受信機のみを備え、移動体上の1点の位置座標データのみを取得する。また、各移動体は磁石などを利用した方位測定手段を備え、その移動体の方位を測定する。そして、測定した方位データを位置表示用データに含めて他の移動体へ送信する。他の移動体は、GPS受信機による位置座標データと、方位データとを用いて形状データの配置(方向を含む)を決定し、ディスプレイ5上に表示する。
図10に、第3実施形態による位置表示システム1bの構成を示す。位置表示システム1bは、第2実施形態と同様に単一のGPS受信機21cを備えるが、磁石などを利用した方位測定手段36を備える点が第2実施形態とは異なる。なお、同一の構成要素については、説明を省略する。
図11に、移動体上におけるGPS受信機21cの配置例を模式的に示す。第2実施形態と同様に、GPS受信機21cは移動体の略中心又は略重心位置に設置され、中心点又は重心点52cの位置座標データを取得する。これに加えて、方位測定手段36は地理上の真北を基準とした方位を測定し、方位データを生成する。なお、方位測定手段36の測定出力が磁北に対する方位である場合には、それを真北に対する方位に変換する演算処理をコントローラ20などが行えばよい。
図12に、第3実施形態における位置表示用データのフォーマットを示す。GPS受信機が単一であるので、位置表示用データ30cは1つの位置座標データ31cのみを含む。また、方位測定手段36により得られた方位データ46が含められる。それ以外のデータは図5に示す位置表示用データ30と同一であるので、説明は省略する。
第3実施形態における送信処理及び受信処理のフローチャートを図13(a)及び(b)に示す。なお、図13(a)に示す送信処理は、ステップS10−2を除いて図6(a)に示す送信処理と同様であり、図13(b)に示す受信処理は図6(b)に示す受信処理と同様である。
まず、送信処理においては、ステップS10において単一のGPS受信機21cが位置座標データを取得する。次に、方位測定手段36が移動体の方位を測定し、方位データ46を生成する(ステップS10−2)。また、第1及び第2実施形態と同様に、移動体ID32、形状データ33並びに必要な画像データ34及び音声データ35を用意する(ステップS11、S12)。そして、コントローラ20は、ステップS13において図12に示すように単一の位置座標データ31c及び方位データ46を含む位置表示用データ30cを生成し、ステップS14でそれを他の移動体へ送信する。
一方、受信処理においては、他の移動体から位置表示用データ30cを受信し(ステップS20)、そこに含まれる単一の位置座標データ31c及び方位データ46に基づいて、図11に示すように、当該移動体の形状データ33の表示位置を決定し(ステップS21)、ディスプレイ5上に形状データ33を表示する(ステップS22)。また、必要に応じて、受信した位置表示用データ30cに含まれる画像データ34及び/又は音声データ35を再生する(ステップS23)。
このように、第3実施形態では、位置表示システム1aは単一のGPS受信機21cにより単一の位置座標データ31cを取得し、それを含む位置表示用データ30cを他の移動体へ送信する。搭載するGPS受信機の数を減少させることができ、低コスト化を図ることができる。また、方位測定手段36を搭載して移動体の方位データを生成し、これを他の移動体へ送信するので、他の移動体は1つのGPS受信機による位置座標データと、方位データとに基づいて、移動体の形状データを正確な方向に配置し、表示することができる。よって、GPS受信機より安価な方位測定手段を搭載すれば、第1実施形態に近い高精度の位置表示を低コストで実現することが可能となる。
なお、第2実施形態と同様に、形状データの規格を統一すれば、第1及び第2実施形態の位置表示システムとの互換性を維持することも可能となる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態は、第2実施形態と同様に、単一のGPS受信機21cを備えるものであるが、その単一のGPS受信機の位置を移動手段により変化させて、移動体上の2点の位置座標データを取得することにより、擬似的に2つのGPS受信機を搭載した場合と同等の精度で位置表示を行うものである。
図14に、第4実施形態による位置表示システム1cの構成を示す。位置表示システム1cは第2実施形態と同様に単一のGPS受信機21cを備える。一方、GPS受信機21cを移動させる移動手段38を備える点が第2実施形態とは異なる。なお、同一の構成要素については、説明を省略する。
図15(a)に、移動体上におけるGPS受信機21c及び移動手段38の配置例を模式的に示す。この例では、移動手段38は回転盤として構成されている。移動手段38の概略構成を図15(b)に示す。移動手段38は、ステップモータなどのモータ41により円盤42を回転させる。円盤42の外周近傍の一点にGPS受信機21cが設置される。また、好ましくは円盤42上のGPS受信機21cと対向する位置、より正確には、GPS受信機21cを含む円盤42の直径上においてGPS受信機21cと反対側の外周近傍位置に、GPS受信機21cとほぼ同重量のウェイト39を設置することが好ましい。このウェイト39により、円盤42のバランスをとることができ、円盤42を円滑に回転させることが可能となる。
移動手段38は、円盤42を所定の回転速度で回転させる。そして、GPS受信機21cは、例えば図15(a)に示すように、GPS受信機21cが移動体10の進行方向51の最も前方位置45fに到達したとき(時刻t1)と、最も後方位置45rに到達したとき(時刻t2)において位置座標データを取得する。これにより、移動体上の異なる2点52c1及び52c2の位置座標データを1つのGPS受信機21cを用いて取得することができる。これら2つの位置座標データを送信することにより、第1実施形態と同様に、移動体の方向を含めた正確な位置表示が可能となる。
なお、円盤42の大きさは、理論上は、それを搭載する移動体に対して大きいほど、即ち、位置座標データを取得する移動体上の2点間の距離が長いほど、位置表示精度は高くなる。但し、実際には、移動手段の構造は、移動体の大きさやそれに搭載可能な移動手段の大きさ、及び、要求される精度などに応じて適切な値に決定される。
また、図15では移動手段38として回転盤を用いたものを示したが、本発明の適用はこれには限定されない。例えば、船首から船尾までの距離が長い船舶などの場合には、GPS受信機を搭載したアクチュエータなどが船舶の長さ方向に配置されたレール上を移動するような機構を採用してもよい。また、上記の移動手段38はGPS受信機自体を移動させる構成としているが、GPS衛星信号を受信するアンテナ部分のみを移動させる構造としてもよい。
図16に、第4実施形態における位置表示用データのフォーマットを示す。GPS受信機21cを移動手段38により移動させて2点の位置座標データを取得するので、位置表示用データ30dは2つの位置座標データ31c1及び31c2を含む。それ以外のデータは図5に示す位置表示用データ30と同一であるので、説明は省略する。
第4実施形態における送信処理及び受信処理は基本的に図6(a)及び(b)に示すものと同様である。まず、送信処理においては、ステップS10において単一のGPS受信機21cを移動手段38により移動し、2点の位置座標データを取得する。また、第1乃至第3実施形態と同様に、移動体ID32、形状データ33並びに必要な画像データ34及び音声データ35を用意する(ステップS11、S12)。そして、コントローラ20は、ステップS13において図16に示すように2つの位置座標データ31c1及び31c2を含む位置表示用データ30dを生成し、ステップS14でそれを他の移動体へ送信する。
一方、受信処理においては、他の移動体から位置表示用データ30dを受信し(ステップS20)、そこに含まれる2つの位置座標データ31c1及び31c2に基づいて、図15(a)に示すように、当該移動体の形状データの表示位置を決定し(ステップS21)、ディスプレイ5上に形状データを表示する(ステップS22)。また、必要に応じて、受信した位置表示用データ30dに含まれる画像データ34及び/又は音声データ35を再生する(ステップS23)。
このように、第4実施形態では、位置表示システム1cは単一のGPS受信機21cを移動手段38により移動させて、移動体上の2点の位置座標データを取得し、それを含む位置表示用データ30dを他の移動体へ送信する。これにより、第1実施形態と比較して、搭載するGPS受信機の数を減少させることができ、低コスト化を図ることができる。また、移動手段38を利用して、移動体上の2点の位置座標データを取得し、送信するので、移動体の形状データを正確な方向に配置し、表示することができる。
また、第2実施形態と同様に、形状データの規格を統一すれば、第1及び第2実施形態の位置表示システムとの互換性を維持することも可能となる。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。第2実施形態においては、単一のGPS受信機21cから得られる単一の位置座標データを利用して、形状データの配置を決定し、位置表示を行っている。従って、基本的には、他の移動体から位置表示用データを受信した位置表示システムは、その移動体の方向を正確に決定することはできない。但し、その移動体がほぼ直進しているという条件下では、時間的に連続して受信した位置表示用データに含まれる位置座標データに基づいて、当該移動体の進行方向を決定することができる。即ち、位置座標データに加えて、その移動体がほぼ直進していることを示す情報(例えば、直進フラグ)を同時に位置表示用データに含めて送信すればよい。位置表示用データを受信した位置表示システムは、直進フラグが直進走行状態を示す期間中に連続して受信した位置座標データに基づいて当該移動体の進行方向を算出し、算出された進行方向に基づいてディスプレイ5上に表示している形状データの方向を修正すればよい。
なお、移動体が直進しているか否かの判断方法としては、例えば移動体の操舵装置の操舵角を検出し、操舵角が所定範囲内である場合に直進状態であると判断することができる。また、移動体が車両である場合に車両が高速道路の制限速度程度で高速走行している場合には、一般的にはその車両はほぼ直進していると考えることもできる。即ち、所定速度以上で進行している場合には直進状態であるとみなすなどの手法を採用することも可能である。
第5実施形態によれば、移動体が直進している期間中に得られた位置座標データにより、ディスプレイ5に表示された形状データの方向が補正されるので、位置表示精度を向上させることができる。実際、移動体が車両である場合になどには、ほぼ直線的な道路に沿って車両が直進する機会は比較的多いと考えられるので、位置表示精度の向上が期待できる。
[変形例]
上記の各実施形態では、移動体間における位置表示用データの送受信は、無線送受信機29による通信及び/又は携帯電話25による通信を想定しているが、移動体が船舶である場合には、AIS(Automatic Identification System)船舶自動識別装置を利用することもできる。AISは国際条約で定められており、一定規模以上の船舶に設置を義務づけられた装置である。AISでは、無線通信により、他船、陸上局などへ船舶の種類、位置、進路、速力、信号符号などの情報を自動的に提供し、また、自動的に他船、陸上局からの情報を受信して各船舶を追尾するとともに、安全に関する情報などの交換を行う機能を有している。よって、この装置を搭載する船舶間においては、本発明の位置表示用データを、AISの無線通信により送受信することも可能である。
本発明は、車両、船舶などの移動体に搭載され、自己及び周辺の移動体の位置及び形状を表示するシステムに利用することが可能である。
本発明の第1実施形態による位置表示システムの概略構成を示すブロック図である。 移動体のディスプレイ上の表示例を示す図である。 移動体のディスプレイ上の他の表示例を示す図である。 第1実施形態における移動体の形状とGPS受信機による測位位置との関係を示す図である。 第1実施形態における位置表示用データのフォーマット例を示す。 第1実施形態による送信処理及び受信処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態による位置表示システムの概略構成を示すブロック図である。 第2実施形態における移動体の形状とGPS受信機による測位位置との関係を示す図である。 第2実施形態における位置表示用データのフォーマット例を示す。 本発明の第3実施形態による位置表示システムの概略構成を示すブロック図である。 第3実施形態における移動体の形状とGPS受信機による測位位置との関係を示す図である。 第3実施形態における位置表示用データのフォーマット例を示す。 第3実施形態による送信処理及び受信処理のフローチャートである。 本発明の第4実施形態による位置表示システムの概略構成を示すブロック図である。 第4実施形態における移動体の形状とGPS受信機による測位位置との関係を示す図である。 第4実施形態における位置表示用データのフォーマット例を示す。
符号の説明
1 位置表示システム
5 ディスプレイ
10、12 移動体
20 コントローラ
21 GPS受信機
22 スードライト受信機
23 衛星データ受信機
24 地上波受信機
25 携帯電話
26 カメラ
27 マイク
28 メモリ
29 無線送受信機

Claims (4)

  1. 移動体に搭載される位置表示システムであって、
    単一のGPS受信機を備えるGPS受信装置と、
    前記移動体上において、前記GPS受信機を移動させる移動手段と、
    前記移動手段により移動された前記移動体上の異なる2点において、前記GPS受信機から2つの位置座標データを取得する手段と、
    前記GPS受信装置により測位された前記2つの位置座標データと、形状データとを含む位置表示用データを生成するデータ生成手段と、
    生成された位置表示用データを他の移動体へ送信する送信手段と、
    他の移動体から、当該送信元の移動体において生成された位置表示用データを受信する受信手段と、
    受信した位置表示用データに含まれる前記2つの位置座標データを用いて前記送信元の移動体の位置及び方向を決定して当該移動体の地理上の配置を決定し、前記形状データを配置した表示データを作成する表示位置決定手段と、
    前記表示データを表示する表示装置と、を備えることを特徴とする移動体の位置表示システム。
  2. 前記移動手段は、円盤状の回転盤と、前記回転盤の駆動装置とを備え、前記単一のGPS受信機は前記回転盤上の外周近傍に設置されていることを特徴とする請求項に記載の位置表示システム。
  3. GPS補正データを受信する補正データ受信機と、受信したGPS補正データに基づいて、前記GPS受信機が出力する位置座標データを補正する補正手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の位置表示システム。
  4. 画像データを生成するカメラと、音声データを生成するマイクと、前記画像データ又は音声データを再生する再生手段と、を更に備え、
    前記データ生成手段は、前記画像データ及び前記音声データの少なくとも一方を前記位置表示用データに含め、
    前記再生手段は、他の移動体から受信した前記画像データ及び前記音声データの少なくとも一方を再生することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の位置表示システム。
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