JP4636572B2 - アルミニウム溶射装置及び亜鉛アルミニウム溶射装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水素ガス発生方法及び装置並びにこれを用いた燃料電池、アルミニウム溶射装置及び亜鉛アルミニウム溶射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の水素ガス発生方法及び装置並びにこれを用いた燃料電池、アルミニウム溶射装置及び亜鉛アルミニウム溶射装置での水素ガスの発生方法としては、
(1)水の電気分解により水素ガスを得る方法、
(2)天然ガス等の燃料を改質して水素ガスを作成する方法
等があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の方法では次のような問題点があった。
【0004】
(1)の方法では、水素ガスを得るのに多量の電力を必要とし、コストの面と環境面で問題がある。
【0005】
(2)の方法では、改質器が必要であり、改質のためのエネルギーを必要とし、機器の効率を下げ、容積が大きくなる、機器コストがアップする、応答性が悪い等の問題がある。
【0006】
また(2)の方法では、水素ガスと共にCOガスも含まれ、燃料電池に使用すると劣化の原因となり、寿命に悪影響を及ぼす。
【0007】
本発明の目的は、産業廃棄物である粉塵廃材を利用して低コストで水素ガスを発生させて、この水素ガスを用いて燃料電池で発電を行わせ、この燃料電池から得られる電力を利用することにより、コストを低減してアルミニウム溶射が行えるようにしたアルミニウム溶射装置を得ることにある。
【0008】
本発明の他の目的は、産業廃棄物である粉塵廃材を利用して低コストで水素ガスを発生させて、この水素ガスを用いて燃料電池で発電を行わせ、この燃料電池から得られる電力を利用することにより、コストを低減して亜鉛アルミニウム溶射が行なえるようにした亜鉛アルミニウム溶射装置を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るアルミニウム溶射装置は、溶射粉末回収室内で被溶射物に溶射ガンで少なくともアルミニウムの溶射を行なう溶射装置部と、溶射粉末回収室内からアルミニウムを主体とする溶射粉末の集塵を行なう集塵装置と、該集塵装置で集塵されたアルミニウムを主体とする粉塵廃材を水と反応させて水素ガスを発生させる反応装置と、該反応装置から発生した水素ガスを回収する水素ガス回収装置と、燃料電池本体と、水素ガス回収装置内の水素ガスの必要量を前記燃料電池本体に供給する水素ガス供給装置と、水の必要量を燃料電池本体に供給する水供給装置と、空気の必要量を燃料電池本体に供給する空気供給装置と、燃料電池本体から発電された電力を溶射装置部に供給する給電装置とからなることを特徴とする。
【0010】
このようなアルミニウム溶射装置では、水素ガス発生装置が溶射粉末回収室内から回収したアルミニウムを主体とする溶射粉末を原料として水素ガスを発生し、この水素ガスを原料として燃料電池本体を作動させ、この燃料電池本体から得られた電力を溶射装置部の電源として利用しているので、コストを低減してアルミニウム溶射を行なうことができる。また、このような構成によれば、アルミニウム溶射装置の省エネルギーを図ることができると共に、環境に優しいシステムを構築することができる。また、アルミニウム粉末を水と反応させて得た水素ガスは、COガスを含まないので燃料電池本体の劣化を防ぐことができる。
【0011】
また本発明に係るアルミニウム溶射装置は、溶射粉末回収室内で被溶射物に溶射ガンで少なくともアルミニウムの溶射を行なう溶射装置部と、溶射粉末回収室内からアルミニウムを主体とする溶射粉末の集塵を行なう集塵装置と、該集塵装置で集塵されたアルミニウムを主体とする粉塵廃材にブラスト粒廃材としての鉄粉末を混合したものを水と反応させて水素ガスを発生させる反応装置と、該反応装置から発生した水素ガスを回収する水素ガス回収装置と、燃料電池本体と、水素ガス回収装置内の水素ガスの必要量を前記燃料電池本体に供給する水素ガス供給装置と、水の必要量を燃料電池本体に供給する水供給装置と、空気の必要量を燃料電池本体に供給する空気供給装置と、燃料電池本体から発電された電力を溶射装置部に供給する給電装置とからなることを特徴とする。
【0012】
このようなアルミニウム溶射装置では、水素ガス発生装置が溶射粉末回収室内から回収したアルミニウムを主体とする粉塵廃材にブラスト粒廃材としての鉄粉末を混合したものを原料として水素ガスを発生し、この水素ガスを原料として燃料電池本体を作動させ、この燃料電池本体から得られた電力を溶射装置部の電源として利用しているので、コストを低減してアルミニウム溶射を行なうことができる。また、この装置では、鉄粉末の存在により低コストで活発に水素ガスを発生させることができる。また、廃材の利用により、アルミニウム溶射装置の省エネルギーを図ることができると共に、環境に優しいシステムを構築することができる。また、アルミニウム粉末を水と反応させて得た水素ガスは、COガスを含まないので燃料電池本体の劣化を防ぐことができる。
【0013】
また本発明に係るアルミニウム溶射装置では、反応装置内の水はPH7から酸またはアルカリ側にシフトされていることを特徴とする。
【0014】
このように反応装置内の水をPH7から酸またはアルカリ側にシフトさせると、水素ガスの発生速度が早くなり、水素ガスの発生効率を上げることができる。
【0015】
また本発明に係るアルミニウム溶射装置では、燃料電池本体から得られる温水が、反応装置の水の温度を上げる加熱手段となっていることを特徴とする。
【0016】
このように反応装置に水の温度を上げる加熱手段を設けると、水素ガスの発生速度がより早くなり、水素ガスの発生効率をより一層上げることができる。この加熱手段は、燃料電池本体から得られる温水を利用するので、コストをかけずに温水を得ることができる。
【0017】
また本発明に係る亜鉛アルミニウム溶射装置は、溶射粉末回収室内で被溶射物に溶射ガンで亜鉛アルミニウムの溶射を行なう溶射装置部と、溶射粉末回収室内から亜鉛アルミニウムを主体とする溶射粉末の集塵を行なう集塵装置と、該集塵装置で集塵された亜鉛アルミニウムを主体とする粉塵廃材を水と反応させて水素ガスを発生させる反応装置と、該反応装置から発生した水素ガスを回収する水素ガス回収装置と、燃料電池本体と、水素ガス回収装置内の水素ガスの必要量を燃料電池本体に供給する水素ガス供給装置と、水の必要量を燃料電池本体に供給する水供給装置と、空気の必要量を燃料電池本体に供給する空気供給装置と、燃料電池本体から発電された電力を溶射装置部に供給する給電装置とからなることを特徴とする。
【0018】
このような亜鉛アルミニウム溶射装置では、水素ガス発生装置が溶射粉末回収室内から回収した亜鉛アルミニウムの溶射粉末を原料として水素ガスを発生し、この水素ガスを原料として燃料電池本体を作動させ、この燃料電池本体から得られた電力を溶射装置部の電源として利用しているので、コストを低減して亜鉛アルミニウム溶射を行なうことができる。特に、アルミニウムと亜鉛との混合粉末によれば、より活発に水素ガスを発生させることができる。また、このような構成によれば、亜鉛アルミニウム溶射装置の省エネルギーを図ることができると共に、環境に優しいシステムを構築することができる。また、亜鉛アルミニウム粉末を水と反応させて得た水素ガスは、COガスを含まないので燃料電池本体の劣化を防ぐことができる。
【0019】
また本発明に係る亜鉛アルミニウム溶射装置は、溶射粉末回収室内で被溶射物に溶射ガンで少なくとも亜鉛アルミニウムの溶射を行なう溶射装置部と、溶射粉末回収室内から亜鉛アルミニウムを主体とする溶射粉末の集塵を行なう集塵装置と、該集塵装置で集塵された亜鉛アルミニウムを主体とする粉塵廃材にブラスト粒廃材としての鉄粉末を混合したものを水と反応させて水素ガスを発生させる反応装置と、該反応装置から発生した水素ガスを回収する水素ガス回収装置と、燃料電池本体と、水素ガス回収装置内の水素ガスの必要量を前記燃料電池本体に供給する水素ガス供給装置と、水の必要量を燃料電池本体に供給する水供給装置と、空気の必要量を燃料電池本体に供給する空気供給装置と、燃料電池本体から発電された電力を溶射装置部に供給する給電装置とからなることを特徴とする。
【0020】
このような亜鉛アルミニウム溶射装置では、水素ガス発生装置が溶射粉末回収室内から回収した亜鉛アルミニウムを主体とする粉塵廃材にブラスト粒廃材としての鉄粉末を混合したものを原料として水素ガスを発生し、この水素ガスを原料として燃料電池本体を作動させ、この燃料電池本体から得られた電力を溶射装置部の電源として利用しているので、コストを低減して亜鉛アルミニウム溶射を行なうことができる。また、この装置では、鉄粉末の存在により低コストで活発に水素ガスを発生させることができる。また、廃材の利用により、亜鉛アルミニウム溶射装置の省エネルギーを図ることができると共に、環境に優しいシステムを構築することができる。また、亜鉛アルミニウム粉末を水と反応させて得た水素ガスは、COガスを含まないので燃料電池本体の劣化を防ぐことができる。
【0021】
また本発明に係る亜鉛アルミニウム溶射装置では、反応装置内の水はPH7から酸またはアルカリ側にシフトされていることを特徴とする。
【0022】
このように反応装置内の水をPH7から酸またはアルカリ側にシフトさせると、水素ガスの発生速度が早くなり、水素ガスの発生効率を上げることができる。
【0023】
また本発明に係る亜鉛アルミニウム溶射装置では、燃料電池本体から得られる温水が、反応装置の水の温度を上げる加熱手段となっていることを特徴とする。
【0024】
このように反応装置に水の温度を上げる加熱手段を設けると、水素ガスの発生速度がより早くなり、水素ガスの発生効率をより一層上げることができる。この加熱手段は、燃料電池本体から得られる温水を利用するので、コストをかけずに温水を得ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る水素ガス発生方法及び装置並びにこれを用いた燃料電池、亜鉛アルミニウム溶射装置を含む本発明に係るアルミニウム溶射装置における実施の形態の一例を示す概略構成の系統図である。
【0026】
本例のアルミニウム溶射装置は、溶射粉末回収室1内に配置した被溶射物2に対して、溶射電源3から給電しつつ溶射ガン4でアルミニウムを主体とする溶射を行なう溶射装置部5を備えている。この溶射装置部5は、溶射粉末回収室1内からアルミニウムを主体とする溶射粉末の集塵を行なう集塵装置6を備えている。
【0027】
集塵装置6で集塵されたアルミニウムを主体とする粉塵廃材7は、容器8内で該粉塵廃材7を水9と反応させて水素ガスを発生させる反応装置10と、該反応装置10から発生した水素ガスを回収する水素ガス回収装置11とを備えた水素ガス発生装置12の原料として使われるようになっている。
【0028】
水素ガス回収装置11の近くには燃料電池本体13が配置されている。この燃料電池本体13には、水素ガス回収装置11内の水素ガスの必要量を供給する水素ガス供給装置14と、水の必要量を供給する水供給装置15と、空気の必要量を供給する空気供給装置16とが接続されて燃料電池17が構成されている。この燃料電池17は、その出力側に燃料電池本体13から出力される直流を交流に変換する直・交変換器18が設けられている。
【0029】
直・交変換器18から出力される交流電力は、線路を含む給電装置19で溶射電源3に給電されたり、或いは他の電気負荷20に給電されたりできるようになっている。
【0030】
また、燃料電池本体13か得られる温水は、反応装置10の水9の温度を上げる加熱手段と利用されたり、熱負荷21に供給されるようになっている。
【0031】
次に、このような構成のアルミニウム溶射装置の動作と、水素ガス発生方法及び装置と燃料電池の動作について説明する。
【0032】
溶射装置部5の溶射ガン4でアルミニウムを主体とする溶射を被溶射物2に行なって、被溶射物2の表面を溶射被膜22で被覆し防錆処理をする。
【0033】
この際に、被溶射物2の表面に付着されなかったアルミニウムを主体とする溶射粉末を集塵装置6で集塵して、アルミニウムを主体とする粉塵廃材7を回収する。
【0034】
回収されたアルミニウムを主体とする粉塵廃材7を、水素ガス発生装置12が備えている反応装置10の容器8内に入れ、水9と反応させて水素ガスを発生させる。得られた水素ガスを水素ガス回収装置11で回収する。
【0035】
燃料電池17の運転に応じて、燃料電池本体13に対して、水素ガス供給装置14から水素ガスの必要量を、水供給装置15から水の必要量を、空気供給装置16から空気の必要量を供給して発電を行なう。燃料電池17は、反応により直流電力と温水を発生する。発生した直流電力は、直・交変換器18で交流電力に変換して、給電装置19で溶射電源3に給電したり、或いは他の電気負荷20に給電する。また、発生した温水は、反応装置10の水9の温度を上げる加熱手段と利用したり、熱負荷21に供給したりした活用する。発生する電力と温水は、他の用途に使用することもできる。
【0036】
反応ガスの分析結果と、水9との反応前後の粉末のX線回折を用いて分析した結果から、水素ガスの発生は、粉塵廃材7中のアルミニウムが水9と反応して、水酸化アルミニウムになる過程で水素ガスを発生させると考えている。その反応式は、
2Al+6H2 O→2Al(OH)3 +3H2 ↑
となる。
【0037】
溶射後の粉塵は、比較的微粒(数μm〜数十μm)であり、非常に反応性が高くなっている。
【0038】
また、実験によると、アルミニウム粉末だけでも水素ガスは発生するが、亜鉛アルミウム粉末、例えば亜鉛アルミウムを主体とする溶射粉末の粉塵廃材を用いると、より活発に水素ガスを発生することが明らかになった。その理由は、アルミニウムの方が亜鉛と比べるとイオン化傾向が大きく、アルミニウム単独で存在するよりも反応を効率的に起こすためと考えられる。
【0039】
同様の理由で、溶射前の被溶射物2のブラスト処理で使用されて消耗した鉄粉末からなるブラスト廃材を回収し、このブラスト廃材をブラスト廃材供給装置23で集塵装置6に供給して粉塵廃材7と混合し、この混合廃材を容器8内の水9に入れて、水素ガスの発生効率を上げることもできる。
【0040】
また、水9は、地下水や水道水等でもよいが、PH7から酸またはアルカリ側にシフトさせ水9を使うと、水素ガスの発生速度が早くなり、水素ガスの発生効率をよくすることができる。
【0041】
このようにして水素ガスを発生させた後の粉塵廃材7は、水中に沈殿するため後処理が容易になる。
【0042】
また、アルミニウム粉末又はアルミニウム粉末とアルミニウムよりイオン化傾向の小さい金属粉末の少なくとも一種類以上とを混合した粉末を水と反応させて得た水素ガスは、COガスを含まないので燃料電池本体13の劣化を防ぐことができる。
【0043】
また、アルミニウム粉末又はアルミニウム粉末とアルミニウムよりイオン化傾向の小さい金属粉末の少なくとも一種類以上とを混合した粉末を水と反応させて水素ガスを発生させると、エネルギー的にも効率がよくなる。
【0044】
また、ケーシングの防錆工場等で、廃材の再資源化と、燃料電池による発電電力と温水とを利用すると、防錆作業に要するエネルギーの省エネルギーを図ることができ、環境に優しいシステムを構築することができる。
【0045】
【発明の効果】
本発明に係るアルミニウム溶射装置では、水素ガス発生装置が溶射粉末回収室内から回収したアルミニウムを主体とする溶射粉末を原料として水素ガスを発生し、この水素ガスを原料として燃料電池本体を作動させ、この燃料電池本体から得られた電力を溶射装置部の電源として利用しているので、コストを低減してアルミニウム溶射を行なうことができる。また、このような構成によれば、アルミニウム溶射装置の省エネルギーを図ることができると共に、環境に優しいシステムを構築することができる。また、アルミニウム粉末を水と反応させて得た水素ガスは、COガスを含まないので燃料電池本体の劣化を防ぐことができる。
【0046】
また本発明に係るアルミニウム溶射装置では、水素ガス発生装置が溶射粉末回収室内から回収したアルミニウムを主体とする粉塵廃材にブラスト粒廃材としての鉄粉末を混合したものを原料として水素ガスを発生し、この水素ガスを原料として燃料電池本体を作動させ、この燃料電池本体から得られた電力を溶射装置部の電源として利用しているので、コストを低減してアルミニウム溶射を行なうことができる。また、この装置では、鉄粉末の存在により低コストで活発に水素ガスを発生させることができる。また、廃材の利用により、アルミニウム溶射装置の省エネルギーを図ることができると共に、環境に優しいシステムを構築することができる。また、アルミニウム粉末を水と反応させて得た水素ガスは、COガスを含まないので燃料電池本体の劣化を防ぐことができる。
【0047】
また本発明に係るアルミニウム溶射装置で、反応装置内の水をPH7から酸またはアルカリ側にシフトさせると、水素ガスの発生速度が早くなり、水素ガスの発生効率を上げることができる。
【0048】
また本発明に係るアルミニウム溶射装置で、燃料電池本体から得られる温水を、反応装置の水の温度を上げる加熱手段として用いるので、水素ガスの発生速度がより早くなり、水素ガスの発生効率をより一層上げることができる。この加熱手段は、燃料電池本体から得られる温水を利用するので、コストをかけずに温水を得ることができる。
【0049】
また本発明に係る亜鉛アルミニウム溶射装置では、水素ガス発生装置が溶射粉末回収室内から回収した亜鉛アルミニウムの溶射粉末を原料として水素ガスを発生し、この水素ガスを原料として燃料電池本体を作動させ、この燃料電池本体から得られた電力を溶射装置部の電源として利用しているので、コストを低減して亜鉛アルミニウム溶射を行なうことができる。特に、アルミニウムと亜鉛との混合粉末によれば、より活発に水素ガスを発生させることができる。また、このような構成によれば、亜鉛アルミニウム溶射装置の省エネルギーを図ることができると共に、環境に優しいシステムを構築することができる。また、亜鉛アルミニウム粉末を水と反応させて得た水素ガスは、COガスを含まないので燃料電池本体の劣化を防ぐことができる。
【0050】
また本発明に係る亜鉛アルミニウム溶射装置では、水素ガス発生装置が溶射粉末回収室内から回収した亜鉛アルミニウムを主体とする粉塵廃材にブラスト粒廃材としての鉄粉末を混合したものを原料として水素ガスを発生し、この水素ガスを原料として燃料電池本体を作動させ、この燃料電池本体から得られた電力を溶射装置部の電源として利用しているので、コストを低減して亜鉛アルミニウム溶射を行なうことができる。また、この装置では、鉄粉末の存在により低コストで活発に水素ガスを発生させることができる。また、廃材の利用により、亜鉛アルミニウム溶射装置の省エネルギーを図ることができると共に、環境に優しいシステムを構築することができる。また、亜鉛アルミニウム粉末を水と反応させて得た水素ガスは、COガスを含まないので燃料電池本体の劣化を防ぐことができる。
【0051】
また本発明に係る亜鉛アルミニウム溶射装置で、反応装置内の水をPH7から酸またはアルカリ側にシフトさせると、水素ガスの発生速度が早くなり、水素ガスの発生効率を上げることができる。
【0052】
また本発明に係る亜鉛アルミニウム溶射装置で、燃料電池本体から得られる温水を、反応装置の水の温度を上げる加熱手段として用いると、水素ガスの発生速度がより早くなり、水素ガスの発生効率をより一層上げることができる。この加熱手段は、燃料電池本体から得られる温水を利用するので、コストをかけずに温水を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る水素ガス発生方法及び装置並びにこれを用いた燃料電池、アルミニウム溶射装置を含む本発明に係る亜鉛アルミニウム溶射装置における実施の形態の一例を示す概略構成の系統図である。
【符号の説明】
1 溶射粉末回収室
2 被溶射物
3 溶射電源
4 溶射ガン
5 溶射装置部
6 集塵装置
7 粉塵廃材
8 容器
9 水
10 反応装置
11 水素ガス回収装置
12 水素ガス発生装置
13 燃料電池本体
14 水素ガス供給装置
15 水供給装置
16 空気供給装置
17 燃料電池
18 直・交変換器
19 給電装置
20 電気負荷
21 熱負荷
22 溶射被膜
23 ブラスト廃材供給装置
Claims (8)
- 溶射粉末回収室内で被溶射物に溶射ガンで少なくともアルミニウムの溶射を行なう溶射装置部と、前記溶射粉末回収室内から前記アルミニウムを主体とする溶射粉末の集塵を行なう集塵装置と、該集塵装置で集塵された前記アルミニウムを主体とする粉塵廃材を水と反応させて水素ガスを発生させる反応装置と、該反応装置から発生した前記水素ガスを回収する水素ガス回収装置と、燃料電池本体と、前記水素ガス回収装置内の前記水素ガスの必要量を前記燃料電池本体に供給する水素ガス供給装置と、水の必要量を前記燃料電池本体に供給する水供給装置と、空気の必要量を前記燃料電池本体に供給する空気供給装置と、前記燃料電池本体から発電された電力を前記溶射装置部に供給する給電装置とからなることを特徴とするアルミニウム溶射装置。
- 溶射粉末回収室内で被溶射物に溶射ガンで少なくともアルミニウムの溶射を行なう溶射装置部と、前記溶射粉末回収室内から前記アルミニウムを主体とする溶射粉末の集塵を行なう集塵装置と、該集塵装置で集塵された前記アルミニウムを主体とする粉塵廃材にブラスト粒廃材としての鉄粉末を混合したものを水と反応させて水素ガスを発生させる反応装置と、該反応装置から発生した前記水素ガスを回収する水素ガス回収装置と、燃料電池本体と、前記水素ガス回収装置内の前記水素ガスの必要量を前記燃料電池本体に供給する水素ガス供給装置と、水の必要量を前記燃料電池本体に供給する水供給装置と、空気の必要量を前記燃料電池本体に供給する空気供給装置と、前記燃料電池本体から発電された電力を前記溶射装置部に供給する給電装置とからなることを特徴とするアルミニウム溶射装置。
- 前記水はPH7から酸またはアルカリ側にシフトされていることを特徴とする請求項1または2に記載のアルミニウム溶射装置。
- 前記燃料電池本体から得られる温水が、前記反応装置の前記水の温度を上げる加熱手段となっていることを特徴とする請求項1,2または3に記載のアルミニウム溶射装置。
- 溶射粉末回収室内で被溶射物に溶射ガンで亜鉛アルミニウムの溶射を行なう溶射装置部と、前記溶射粉末回収室内から前記亜鉛アルミニウムを主体とする溶射粉末の集塵を行なう集塵装置と、該集塵装置で集塵された前記亜鉛アルミニウムを主体とする粉塵廃材を水と反応させて水素ガスを発生させる反応装置と、該反応装置から発生した前記水素ガスを回収する水素ガス回収装置と、燃料電池本体と、前記水素ガス回収装置内の前記水素ガスの必要量を前記燃料電池本体に供給する水素ガス供給装置と、水の必要量を前記燃料電池本体に供給する水供給装置と、空気の必要量を前記燃料電池本体に供給する空気供給装置と、前記燃料電池本体から発電された電力を前記溶射装置部に供給する給電装置とからなることを特徴とする亜鉛アルミニウム溶射装置。
- 溶射粉末回収室内で被溶射物に溶射ガンで亜鉛アルミニウムの溶射を行なう溶射装置部と、前記溶射粉末回収室内から前記亜鉛アルミニウムを主体とする溶射粉末の集塵を行なう集塵装置と、該集塵装置で集塵された前記亜鉛アルミニウムを主体とする粉塵廃材にブラスト粒廃材としての鉄粉末を混合したものを水と反応させて水素ガスを発生させる反応装置と、該反応装置から発生した前記水素ガスを回収する水素ガス回収装置と、燃料電池本体と、前記水素ガス回収装置内の前記水素ガスの必要量を前記燃料電池本体に供給する水素ガス供給装置と、水の必要量を前記燃料電池本体に供給する水供給装置と、空気の必要量を前記燃料電池本体に供給する空気供給装置と、前記燃料電池本体から発電された電力を前記溶射装置部に供給する給電装置とからなることを特徴とする亜鉛アルミニウム溶射装置。
- 前記水はPH7から酸またはアルカリ側にシフトされていることを特徴とする請求項5または6に記載の亜鉛アルミニウム溶射装置。
- 前記燃料電池本体から得られる温水が、前記反応装置の前記水の温度を上げる加熱手段となっていることを特徴とする請求項5,6または7に記載の亜鉛アルミニウム溶射装置。
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