JP4636109B2 - ギヤケース及びギヤ軸取付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ギヤ軸を軸支するために隔壁の表面にリング状段差部に囲まれたギヤ用軸端支持部を形成したギヤケース、及びギヤケースへのギヤ軸取付方法に関する。
ギヤケース、例えば変速機に用いられるギヤケースにおいて、入力軸及びカウンタ軸とは別に後退用のリバースアイドラ軸が設けられている(例えば特許文献1参照)。
特開2006−183739号公報(第8−9頁、図1,5)
リバースアイドラ軸は、ギヤケース内の隔壁に設けられた貫通状の軸孔や凹状の軸穴などの軸端支持部に支持されるが、このリバースアイドラ軸の配置時に、組立工程上の都合から、既に、径の大きい多数のギヤを支持している入力軸やカウンタ軸が配置されている場合がある。
特許文献1ではリバースアイドラ軸とリバースアイドラギヤとがシャフト支持部に配置された後に、リバースレバーをリブに案内させることによりリバースアイドラギヤの環状溝に係合させている。これはリバースアイドラギヤの背面側にある環状溝が、リバースレバーの係合作業時には作業者には視認できないために、リブを利用して見えない場所に係合させるための構成である。
しかしリバースアイドラギヤ自体を軸端支持部に取り付ける場合においては、上述したごとく入力軸やカウンタ軸などの他の部材により軸方向から取り付けることが困難な場合がある。すなわち入力軸やカウンタ軸に取り付けられている大径のギヤにより、リバースアイドラ軸は隔壁に向かって垂直に移動させて軸端支持部に配置することは困難である。このため取付作業は、リバースアイドラ軸の一端を、隔壁の表面に一旦載置して摺動状態にて移動させ、最後に作業者が隔壁の表面から持ち上げることにより軸端支持部を囲んでいるリング状段差部を越えて、軸端を軸端支持部に挿入して取り付けている。このように取付作業性が悪い。このようなリバースアイドラギヤ自体の取付困難性についての解決方法は特許文献1では開示されていない。
本発明は軸端を隔壁の表面から持ち上げて軸端支持部に挿入する作業をなくしてギヤケースに対するギヤ軸の取付作業性を高めることを目的とするものである。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載のギヤケースは、ギヤ軸を軸支するために隔壁の表面にリング状段差部に囲まれたギヤ用軸端支持部を形成したギヤケースであって、前記ギヤ軸の軸端を前記隔壁の外周側から前記隔壁に沿って前記リング状段差部の頂面位置に誘導する誘導面を前記隔壁の表面に形成したことを特徴とする。
このように隔壁の表面にギヤ軸の軸端をリング状段差部の頂面位置に誘導する誘導面を形成していることにより、ギヤ端を誘導面に摺動させて移動させるのみで、ギヤ軸の軸端をリング状段差部の頂面位置に容易に到達させることができ、この状態から軸端を軸端支持部に挿入することが容易となる。このことにより軸端を隔壁の表面から持ち上げて軸端支持部に挿入する作業が不要となり、ギヤケースに対するギヤ軸の取付作業性を高めることができる。
請求項2に記載のギヤケースでは、請求項1において、前記隔壁の外周には段差状縁部を有し、該段差状縁部と前記リング状段差部との頂面間を、前記誘導面が接続していることを特徴とする。
このことによりギヤ軸の軸端を隔壁の段差状縁部に載置してから、あるいは誘導面上に載置してから、単に摺動するのみで、ギヤ軸の軸端を隔壁の表面から持ち上げる作業を伴うことなく、リング状段差部の頂面位置に容易に到達させることができ、軸端を軸端支持部に挿入することが容易となる。こうしてギヤケースに対するギヤ軸の取付作業性を高めることができる。
請求項3に記載のギヤケースでは、請求項2において、前記隔壁の段差状縁部と前記誘導面との間には、前記ギヤ軸の軸端幅よりも幅の狭い溝が形成されていることを特徴とする。
このようにギヤ軸の軸端より幅の狭い溝が隔壁の段差状縁部と誘導面との間に存在しても、ギヤ軸の軸端は溝に落ち込むことはなく、軸端の摺動移動には支障は生じない。
しかも隔壁の段差状縁部には液状シールなどのシール材を配置することがあるが、このようなシール材の形状が、段差状縁部と誘導面とが接続されている場合には、他の位置と不連続な形状となるが、間に溝が存在すれば、その形状的な連続性は阻害されないので、より完全なシール性を維持することができる。
請求項4に記載のギヤケースでは、請求項1において、前記隔壁の外周は段差状縁部を有し、該段差状縁部と前記リング状段差部との頂面間を、前記誘導面が前記ギヤ軸の軸端幅よりも狭い間隔にて断続的に接続することを特徴とする。
このように飛び石状に配置された誘導面の間隔がギヤ軸の軸端幅よりも狭ければ、ギヤ軸の軸端は誘導面間で隔壁表面に落ち込むことはなく、軸端の摺動移動には支障は生じない。したがってギヤ端を誘導面に摺動させて移動させるのみで、ギヤ軸の軸端をリング状段差部の頂面位置に容易に到達させることができ、更に軸端を軸端支持部に挿入することが容易となる。このことにより軸端を隔壁の表面から持ち上げて軸端支持部に挿入する作業が不要となり、ギヤケースに対するギヤ軸の取付作業性を高めることができる。
請求項5に記載のギヤケースでは、請求項1において、前記誘導面は、前記隔壁の表面から次第に上昇していることで、前記ギヤ軸の軸端を前記隔壁に沿って、前記リング状段差部の頂面より下の位置から、前記リング状段差部の頂面高さに誘導することを特徴とする。
このようにリング状段差部の頂面より下の位置から、頂面の高さに軸端を誘導する誘導面としても良い。この場合には軸端を一旦隔壁表面などのリング状段差部の頂面より下の位置に配置しても、隔壁に沿って移動させることにより自ずと次第に上昇してリング状段差部の頂面に到達し、軸端を軸端支持部に挿入することが容易となる。このことにより軸端を作業者が隔壁の表面から持ち上げる動作をして軸端支持部に挿入する作業が不要となり、ギヤケースに対するギヤ軸の取付作業性を高めることができる。
請求項6に記載のギヤケースでは、請求項1〜5のいずれか一項において、変速機のギヤケースであることを特徴とする。
このように変速機のギヤケースに適用することにより、変速機のギヤ組み付けを効率的に実行することができる。
請求項7に記載のギヤケースでは、請求項6において、前記ギヤ軸はリバースアイドラギヤのギヤ軸であることを特徴とする。
このようにリバースアイドラギヤのギヤ軸の組み付けに適用することで、変速機のリバースアイドラギヤのギヤ軸を変速機のギヤケースに効率的に組み付けることができる。
請求項8に記載のギヤケースでは、請求項1〜7のいずれか一項において、前記誘導面は、前記ギヤ軸に支持されたギヤを軸方向にシフトさせるためのシフトフォークが軸支されるシフトフォーク用軸端支持部を中心とした円弧状に形成されていることを特徴とする。
このことによりシフトフォークを取り付けたギヤとギヤ軸とを、シフトフォークを介してシフトフォーク用軸端支持部により、摺動を誘導面上に拘束させることができる。したがってギヤ軸をシフトフォークと誘導面とにより移動を拘束することになり、より安定した誘導が可能となり、極めて容易にかつ正確にギヤ軸をリング状段差部の頂面に到達させて、軸端支持部に挿入させることができる。
請求項9に記載のギヤ軸取付方法は、請求項1〜8のいずれか一項に記載のギヤケースの前記誘導面に、ギヤを支持した状態の前記ギヤ軸の軸端を接触させて摺動させることで、前記ギヤ軸の軸端を前記リング状段差部の頂面に誘導し、かつ前記ギヤ用軸端支持部に挿入することを特徴とする。
このような誘導により、ギヤ端を誘導面に摺動状態で移動させるのみで、ギヤ軸の軸端をリング状段差部の頂面位置に容易に到達させることができ、この状態から軸端を軸端支持部に挿入することが容易となる。このことにより軸端を隔壁の表面から持ち上げて軸端支持部に挿入する作業が不要となり、ギヤケースに対するギヤ軸の取付作業性を高めることができる。
請求項10に記載のギヤ軸取付方法では、請求項8に記載のギヤケースの前記シフトフォーク用軸端支持部に、ギヤ軸に支持されたギヤに組み付けたシフトフォークを軸支し、前記シフトフォークと前記円弧状の誘導面との両者によって、前記ギヤ軸の軸端を前記リング状段差部の頂面に誘導し、かつ前記ギヤ用軸端支持部に挿入することを特徴とする。
このようにシフトフォークと誘導面との両者による誘導によりより安定した誘導が可能となり、極めて容易にかつ正確にギヤ軸をリング状段差部の頂面に到達させて、軸端支持部に挿入させることができる。
請求項11に記載のギヤ軸取付方法では、請求項9又は10において、初期において前記ギヤを支持した状態の前記ギヤ軸の軸端を前記隔壁の段差状縁部に載置した後、前記誘導面側へ摺動させて、前記誘導面での誘導に移行することを特徴とする。
このように一旦、ギヤ軸の軸端を隔壁の段差状縁部に載置した後、誘導面側へ摺動させて、誘導面での誘導に移行するようにしても良い。
請求項12に記載のギヤ軸取付方法では、請求項9〜11のいずれか一項において、ギヤケースに対する他のギヤ軸の取付後に、前記ギヤ軸の取付を実行することを特徴とする。
このように特に他のギヤ軸が取り付けられた後にギヤ軸の取付がなされる場合には、軸方向からのギヤ軸の取付は困難となり、しかもリング状段差部や軸端支持部が見えにくくなることから、本発明のごとくの取付方法により、作業性向上に顕著な効果を生じる。
[実施の形態1]
図1は上述した発明が適用された変速機のギヤケースの一部であるトランスアクスルケース2を示し、特に隔壁4側から見た平面図である。隔壁4にはリバース軸を支持するためのリバース軸穴6(ギヤ用軸端支持部に相当)、入力軸を支持するための入力軸穴8、カウンタ軸を支持するためのカウンタ軸穴10、及び差動部のファイナルギヤ軸の軸穴11等が形成されている。
図2の要部斜視図に示すごとく、隔壁4の表面4aに開口するリバース軸穴6の周囲にはリング状段差部6aが設けられている。隔壁4全体についても外周には段差状縁部4bが形成されている。この段差状縁部4bは変速機のギヤケースの一部であるトランスミッションケースが締結される。尚、図2を含む各斜視図において、隔壁4の表面4aからの各部の段差の高さは、理解し易くするために強調して示している。他の実施の形態についても同じである。
リング状段差部6aと段差状縁部4bとの間には、これらを接続する誘導部12が形成されている。この誘導部12の誘導頂面12a(誘導面に相当)は、リング状段差部6aの頂面6bと段差状縁部4bの頂面4cとを段差無く滑らかに接続している。更にリング状段差部6aの頂面6bの平面視した形状は、リバースシフトフォークのためのシフト軸穴14を中心とした円弧状に形成されている。
このようなトランスアクスルケース2に対して、各軸穴6,8,10に対しては、図3の平面図、図4の要部斜視図に示すごとく、リバース軸20、入力軸16及びカウンタ軸18が配置される。
この内、入力軸16及びカウンタ軸18はリバース軸20よりも先に図5のごとく隔壁4に配置される。その後、リバース軸20がシフトフォーク軸22と共に配置される。
リバース軸20とシフトフォーク軸22との一体物の取り付けは、まず図5に示したごとくリバースシフトフォーク24をリバース軸20に支持されたリバースギヤ26に嵌め込む。このようにリバースシフトフォーク24とリバースギヤ26とを介して一体化したシフトフォーク軸22とリバース軸20とを、シフトフォーク軸22についてはシフト軸穴14に挿入すると共に、この挿入に伴ってリバース軸20及びリバースギヤ26を段差状縁部4bの頂面4c上に載置する。この載置状態を図6に示す。最初に頂面4c上に載置することにより、リバース軸20とリバースギヤ26とは頂面4cよりも内側の隔壁4の表面4aに落下することはない。
次に図6に矢線にて示したごとく、シフト軸穴14に軸支されているシフトフォーク軸22を中心として、頂面4c上を摺動させるようにして、リバース軸20とリバースギヤ26との一体物をリバース軸穴6に向けて公転状態に移動させる。この公転軌道の半径はシフト軸穴14と誘導頂面12aとの距離と同じである。
このためリバース軸20とリバースギヤ26との一体物は隔壁4の表面4aに落下することなく、図7,8に示すごとく誘導頂面12a上をリバース軸穴6に向かって摺動する。尚、図8におけるリバースギヤ26を垂直に破断した状態を図9に示す。このようにリバース軸20とリバースギヤ26とが共に誘導頂面12a上に維持されている。
そしてリバース軸20が、誘導頂面12aからリバース軸穴6を囲むリング状段差部6aの頂面6bに至り、更にリバース軸穴6上に到達すると、図10に矢線にて示すごとく自ずとリバースギヤ26の中心孔から、下端がリバース軸穴6内に落ち込む。このことによりリバース軸20はリバース軸穴6に挿入されて支持される。
以上説明した本実施の形態1によれば、以下の効果が得られる。
(イ).隔壁4の表面4aには、リバース軸20の軸端20aを隔壁4に沿ってリング状段差部6aの頂面6b位置に誘導する誘導面として、誘導部12の誘導頂面12aが存在する。したがってリバース軸20の軸端20aを、隔壁4の段差状縁部4bにおける頂面4cに載置した後に、隔壁4に沿ってリバース軸穴6方向へ移動させることで、リバース軸20の軸端20aを持ち上げることなく、容易にリング状段差部6aの頂面6bに到達できる。そしてそのままリバース軸穴6にリバース軸20の軸端20aを落とし込むようにして挿入してリバース軸穴6にリバース軸20を支持させることができる。
このように入力軸16やカウンタ軸18のギヤを避けてリバース軸20とリバースギヤ26との一体物を移動させる場合に、リバース軸20の軸端20aを隔壁4の表面4aから持ち上げて軸端支持部であるリバース軸穴6に挿入する作業が不要となり、トランスアクスルケース2に対するリバース軸20の取付作業性を高めることができる。
(ロ).特にリバースシフトフォーク24を取り付けたリバースギヤ26とリバース軸20との一体物は、リバースシフトフォーク24を介してシフトフォーク用軸端支持部であるシフト軸穴14により、摺動が誘導頂面12a上に拘束されており、この状態でリバース軸20の取付作業が実行されている。
したがってリバース軸20を、リバースシフトフォーク24と誘導頂面12aとにより移動が拘束できることになり、段差状縁部4bの頂面4cからリング状段差部6aの頂面6bへと、より安定した誘導が可能となる。このため極めて容易、かつ正確にリバース軸20をリング状段差部6aの頂面6bに到達させて、リバース軸穴6に挿入させることができる。
[実施の形態2]
本実施の形態のトランスアクスルケース102の隔壁104の構成を図11の要部平面図及び図12の要部斜視図に示す。本実施の形態では誘導部112と段差状縁部104bとの間には間隙128が設けられ、段差状縁部104bの頂面104cと誘導部112の誘導頂面112a(誘導面に相当)とは連続していない。尚、ここでは間隙128の底面は隔壁104の表面104aと同一平面である。
ただし間隙128の幅、すなわち段差状縁部104bの頂面104cと誘導頂面112aとの間の距離は、図13に示すごとくリバース軸120の軸端120aの幅である直径よりも小さく形成されている。したがって前記実施の形態1の取付作業と同様にリバースギヤ126を支持した状態のリバース軸120を、段差状縁部104bの頂面104cに載置した状態で、図13に示したごとく、リバース軸120の軸端120aを、間隙128内に落下させることなく、摺動により誘導部112の誘導頂面112aへ移動させることができる。そして更に摺動させることにより、リバースシフトフォーク124と誘導頂面112aとにより誘導されて、リング状段差部106aの頂面106bに至り、最終的にリバース軸120をリバース軸穴106(ギヤ用軸端支持部に相当)内に挿入させることができる。
以上説明した本実施の形態2によれば、以下の効果が得られる。
(イ).前記実施の形態1の効果を生じる。
(ロ).トランスアクスルケース102はトランスミッションケースとの間でシールするために、段差状縁部104bの頂面104cに液状パッキン(FIPG)が内側の縁に沿って塗布される場合がある。このように液状パッキンが塗布される場合には、トランスアクスルケース102とトランスミッションケースとのシール面同士を圧着すると、或程度、トランスアクスルケース102及びトランスミッションケース内に、液状パッキンが全周が線状にはみ出ることで内側から圧着面を覆う。このことでシールをより完全なものとしている。このような液状パッキンを使用した場合、誘導部112の誘導頂面112aが段差状縁部104bの頂面104cに連続していると、内側へのはみ出しが不連続となり、シール性としては好ましくない。
本実施の形態では、間隙128を設けることで、液状パッキンを使用してもシール性を阻害するおそれをなくすことができる。
[実施の形態3]
本実施の形態のトランスアクスルケース202の隔壁204の構成を図14の要部平面図及び図15の要部斜視図に示す。本実施の形態では誘導部212a,212b,212cは連続した1本ではない。複数(ここでは3つ)に分かれて、これらの誘導頂面213a,213b,213c(誘導面に相当)はシフト軸穴214を中心として円弧状に配列されている。これらの間隙228a,228b、段差状縁部204bの頂面204cとの間隙228c及びリング状段差部206aの頂面206bとの間隙228dの各幅、すなわち各隣接する頂面204c、誘導頂面213a,213b,213c及び頂面206b間の距離は図16に示すごとくリバース軸220の軸端220aの直径よりも小さくされている。
したがって前記実施の形態2の取付作業と同様に、本実施の形態においても、まずリバースギヤ226を支持した状態のリバース軸220を、頂面204cに載置する。そして図16に示したごとく、リバース軸220の軸端220aをリング状段差部206aの頂面206b側へ摺動状態で移動させる。この移動において、リバース軸220は間隙228c,228a,228b,228d内に落下せず、摺動により誘導部212a,212b,212cの各誘導頂面213a,213b,213cへ順次移動させることができる。そして最終的にリング状段差部206aの頂面206bに至ってリバース軸220をリバース軸穴206(ギヤ用軸端支持部に相当)内に挿入させることができる。
以上説明した本実施の形態3によれば、以下の効果が得られる。
(イ).前記実施の形態2の効果を生じる。
(ロ).間隙228a,228b,228c,228dを多数設けることで、誘導部212a,212b,212cの全体を小さくすることができ、本実施の形態のトランスアクスルケース202の重量増加を抑制できる。
[実施の形態4]
本実施の形態のトランスアクスルケース302の隔壁304の構成を図17の要部斜視図に示す。本実施の形態では誘導部312は、次第に上昇することで、リング状段差部306aの頂面306bより下の位置から、ここでは隔壁304の表面304aから、リング状段差部306aの頂面306bの高さへと誘導する傾斜誘導面312a(誘導面に相当)を形成している。この傾斜誘導面312aは、長さ方向については、シフト軸穴314を中心とする円弧状に形成されている。
したがって図18に示すごとくリバースギヤ326を支持した状態のリバース軸320を、段差状縁部304bの頂面304cではなく、隔壁304の表面304aに載置して、リバース軸320の軸端320aを摺動により誘導部312の先端部312bに移動させると、リバース軸320の軸端320aは傾斜誘導面312aにより上昇し始める。このことによりリバース軸320の軸端320aはリング状段差部306aの頂面306bに達する。こうしてリバース軸320をリバース軸穴306(ギヤ用軸端支持部に相当)内に挿入させることができる。
以上説明した本実施の形態4によれば、以下の効果が得られる。
(イ).段差状縁部304bと誘導部312との間が離れて、リバース軸320の軸端320aの直径よりも幅が大きくても、隔壁304の表面304aに沿ってリバース軸320の軸端320aを摺動することでリング状段差部306aの頂面306bに誘導してリバース軸穴306に挿入することができる。
したがってリバース軸320の軸端320aを、作業者が隔壁304の表面304aから持ち上げて、軸端支持部であるリバース軸穴306に挿入する作業が不要となり、トランスアクスルケース302に対するリバース軸320の取付作業性を高めることができる。
(ロ).前記実施の形態1の(ロ)の効果と、前記実施の形態2の(ロ)の効果を生じる。
(ハ).傾斜誘導面312aが傾斜している分、誘導部312の材料が少なくて済み、トランスアクスルケース302の重量増加を抑制できる。
[その他の実施の形態]
(a).図19に示すごとく、誘導部412を連続した1本として形成した場合も、誘導部412と段差状縁部404bとの間、及び誘導部412とリング状段差部406aとの間の両方に、間隙428,429を設けても良い。これらの間隙428,429はいずれも、その幅がリバース軸の軸端の幅よりも小さく形成されている。尚、図19では、誘導部412の誘導頂面412aの形状は、一点鎖線にて示すごとく、シフト軸穴414を中心として、リバース軸穴406の中心までの距離を半径とする円が通過するように、円弧状にしている。
この構成にて、段差状縁部404bの頂面404cから誘導部412の誘導頂面412aを介してリング状段差部406aの頂面406bへリバース軸を摺動することにより、リバース軸の軸端を隔壁404の表面404aから持ち上げる作業が不要となり、トランスアクスルケースに対するリバース軸の取付作業性を高めることができる。
(b).前記各実施の形態において、各軸穴は、軸が該当する軸方向位置で支持される貫通孔でも、貫通していない底のあるものとして形成したものであっても良い。
(c).前記各実施の形態においては、リバースシフトフォークを利用してシフト軸穴を中心としてリバース軸を誘導していた。このリバースシフトフォークは用いずにリバースギヤを支持した状態のリバース軸を、誘導面にて誘導することで、リング状段差部の頂面に至らせてリバース軸穴に挿入し、その後にリバースシフトフォークをリバースギヤとシフト軸穴とに取り付けるようにしても良い。すなわち誘導面のみの誘導でリバース軸穴にリバース軸を挿入するようにしても良い。
実施の形態1のギヤケースの平面図。 同じく要部斜視図。 同じく各軸が取り付けられた状態のギヤケースの平面図。 同じく各軸が取り付けられた状態のギヤケースの要部斜視図。 実施の形態1にてリバース軸を取り付けるための工程説明図。 同じく工程説明図。 同じく工程説明図。 同じく工程説明図。 同じく部分破断した状態での工程説明図。 同じく工程説明図。 実施の形態2のギヤケースの要部平面図。 同じく要部斜視図。 実施の形態2にてリバース軸を取り付けるための工程説明図。 実施の形態3のギヤケースの要部平面図。 同じく要部斜視図。 実施の形態3にてリバース軸を取り付けるための工程説明図。 実施の形態4のギヤケースの要部斜視図。 実施の形態4にてリバース軸を取り付けるための工程説明図。 他の実施の形態のギヤケースの平面図。
符号の説明
2…トランスアクスルケース、4…隔壁、4a…表面、4b…段差状縁部、4c…頂面、6…リバース軸穴、6a…リング状段差部、6b…頂面、8…入力軸穴、10…カウンタ軸穴、11…軸穴、12…誘導部、12a…誘導頂面、14…シフト軸穴、16…入力軸、18…カウンタ軸、20…リバース軸、20a…軸端、22…シフトフォーク軸、24…リバースシフトフォーク、26…リバースギヤ、102…トランスアクスルケース、104…隔壁、104a…表面、104b…段差状縁部、104c…頂面、106…リバース軸穴、106a…リング状段差部、106b…頂面、112…誘導部、112a…誘導頂面、120…リバース軸、120a…軸端、124…リバースシフトフォーク、126…リバースギヤ、128…間隙、202…トランスアクスルケース、204…隔壁、204b…段差状縁部、204c…頂面、206…リバース軸穴、206a…リング状段差部、206b…頂面、212a,212b,212c…誘導部、213a,213b,213c…誘導頂面、214…シフト軸穴、220…リバース軸、220a…軸端、226…リバースギヤ、228a,228b,228c,228d…間隙、302…トランスアクスルケース、304…隔壁、304a…表面、304b…段差状縁部、304c…頂面、306…リバース軸穴、306a…リング状段差部、306b…頂面、312…誘導部、312a…傾斜誘導面、312b…先端部、314…シフト軸穴、320…リバース軸、320a…軸端、326…リバースギヤ、404…隔壁、404a…表面、404b…段差状縁部、404c…頂面、406…リバース軸穴、406a…リング状段差部、406b…頂面、412…誘導部、412a…誘導頂面、414…シフト軸穴、428,429…間隙。

Claims (12)

  1. ギヤ軸を軸支するために隔壁の表面にリング状段差部に囲まれたギヤ用軸端支持部を形成したギヤケースであって、
    前記ギヤ軸の軸端を前記隔壁の外周側から前記隔壁に沿って前記リング状段差部の頂面位置に誘導する誘導面を前記隔壁の表面に形成したことを特徴とするギヤケース。
  2. 請求項1において、前記隔壁の外周には段差状縁部を有し、該段差状縁部と前記リング状段差部との頂面間を、前記誘導面が接続していることを特徴とするギヤケース。
  3. 請求項2において、前記隔壁の段差状縁部と前記誘導面との間には、前記ギヤ軸の軸端幅よりも幅の狭い溝が形成されていることを特徴とするギヤケース。
  4. 請求項1において、前記隔壁の外周は段差状縁部を有し、該段差状縁部と前記リング状段差部との頂面間を、前記誘導面が前記ギヤ軸の軸端幅よりも狭い間隔にて断続的に接続することを特徴とするギヤケース。
  5. 請求項1において、前記誘導面は、前記隔壁の表面から次第に上昇していることで、前記ギヤ軸の軸端を前記隔壁に沿って、前記リング状段差部の頂面より下の位置から、前記リング状段差部の頂面高さに誘導することを特徴とするギヤケース。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、変速機のギヤケースであることを特徴とするギヤケース。
  7. 請求項6において、前記ギヤ軸はリバースアイドラギヤのギヤ軸であることを特徴とするギヤケース。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項において、前記誘導面は、前記ギヤ軸に支持されたギヤを軸方向にシフトさせるためのシフトフォークが軸支されるシフトフォーク用軸端支持部を中心とした円弧状に形成されていることを特徴とするギヤケース。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のギヤケースの前記誘導面に、ギヤを支持した状態の前記ギヤ軸の軸端を接触させて摺動させることで、前記ギヤ軸の軸端を前記リング状段差部の頂面に誘導し、かつ前記ギヤ用軸端支持部に挿入することを特徴とするギヤ軸取付方法。
  10. 請求項8に記載のギヤケースの前記シフトフォーク用軸端支持部に、ギヤ軸に支持されたギヤに組み付けたシフトフォークを軸支し、前記シフトフォークと前記円弧状の誘導面との両者によって、前記ギヤ軸の軸端を前記リング状段差部の頂面に誘導し、かつ前記ギヤ用軸端支持部に挿入することを特徴とするギヤ軸取付方法。
  11. 請求項9又は10において、初期において前記ギヤを支持した状態の前記ギヤ軸の軸端を前記隔壁の段差状縁部に載置した後、前記誘導面側へ摺動させて、前記誘導面での誘導に移行することを特徴とするギヤ軸取付方法。
  12. 請求項9〜11のいずれか一項において、ギヤケースに対する他のギヤ軸の取付後に、前記ギヤ軸の取付を実行することを特徴とするギヤ軸取付方法。
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