JPH0238834Y2 - - Google Patents

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JPH0238834Y2
JPH0238834Y2 JP16385384U JP16385384U JPH0238834Y2 JP H0238834 Y2 JPH0238834 Y2 JP H0238834Y2 JP 16385384 U JP16385384 U JP 16385384U JP 16385384 U JP16385384 U JP 16385384U JP H0238834 Y2 JPH0238834 Y2 JP H0238834Y2
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slide cover
shift lever
housing
groove
protrusion
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車用自動変速機のシフトレバー
に使用されるスライドカバー部の構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の自動変速機用シフトレバーのスライドカ
バーの支持構造は、コントロールポジシヨン表示
装置のハウジングに形成されたシフトレバー動作
方向に延びる溝に、スライドカバーの両側に延び
る平板状部分を摺動可能にはめ込む構造になつて
いる。たとえば、第9図、第10図にスライドカ
バー部の構造を示すように、シフトレバー1a、
1bに嵌合されたスライドカバー2a、2bは、
その両側でハウジングアツパ3a、3bとハウジ
ングロア4a、4bとによつて形成される溝に摺
動可能に支持されるようになつている。また、ス
ライドカバー2a、2bの一側面には、シフトレ
バー1a、1bのドライブポジシヨンを表示する
指示針5a、5bがスライドカバー2a、2bと
一体に形成されている。そして、指示針5a、5
bは、右ハンドル車、左ハンドル車により設ける
位置が反対側になるので、スライドカバー2a、
2bは車種に応じて別々に成形されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記のようなスライドカバーの支持構
造においては、スライドカバー2a、2bのスラ
イド方向に沿う方向のハウジングアツパ3a、3
bとハウジングロア4a、4bとによつて形成さ
れる受け溝7がコ字状であるため、シフトレバー
1a、1bがポジシヨン表示部と反対方向からの
荷重を受けると、スライドカバー2a、2bにも
横方向に負荷がかかり、スライドカバー2a、2
bが溝7から容易に外れてしまうという問題があ
る。
たとえば、第11図に示すように、シフトレバ
ー1がポジシヨン表示部6と反対側から横荷重P
を受けると、ハウジングアツパ3とハウジングロ
ア4とによつて形成される溝7から、スライドカ
バー2の平板状部8が容易に外れるおそれがあ
る。この対策として、単に平板状部8の寸法Aを
拡げる方法をとると、ハウジングの外形寸法Bが
大きくなるという問題が生じる。
そこで本考案は、ハウジングの寸法をとくに大
にすることなく、シフトレバーに横荷重がかかつ
た場合のスライドカバーのハウジング溝からの外
れを防止することを目的とする。そして、望まし
くは、右ハンドル車、左ハンドル車の両方につい
てこの外れ防止構造を容易に適用できるようにす
ることも目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本考案の自動変速
機用シフトレバーのスライドカバー構造において
は、シフトレバーの動作とともにコントロールポ
ジシヨン表示装置のハウジングの溝長手方向に沿
つてスライドされ、シフトレバーのドライブポジ
シヨンを表示可能な指示針を有する自動変速機用
シフトレバーのスライドカバーのハウジング溝内
にスライド可能に保持されるスライドカバー側面
からの突起部のうち少なくとも一つが、スライド
カバーの両側に形成された指示針のうち一方の先
端部を切断したものであつて、ハウジングの溝内
でシフトレバーの動作方向と直角の方向にハウジ
ング側に係止されることが可能な突起部から構成
されている。
〔作用〕
このようなスライドカバー構造においては、ス
ライドカバーに横荷重がかかつた場合、突起部が
ハウジング溝内で荷重方向に対してハウジング側
に係止されるので、スライドカバーの横荷重方向
への動きが制止され、溝からの外れが防止され
る。
そして、この突起部を、あるいは突起部のうち
の一つを、右ハンドル車、左ハンドル車両用のた
めにスライドカバーの両側にたとえば左右対称構
造に成形された指示針のうちの一方の先端部を切
断することによつて形成すれば、スライドカバー
の成形型を一つとしつつ、簡単な2次加工のみ
で、右ハンドル車にも左ハンドル車にも容易に本
外れ防止構造が採用され得る。
〔実施例〕
以下に本考案の自動変速機用シフトレバーのス
ライドカバー構造の望ましい実施例を図面を参照
して説明する。
第1図および第2図は、本考案の一実施例に係
る自動変速機用シフトレバーのスライドカバー構
造を示している。図において、11はシフトレバ
ーを示しており、シフトレバー11には、スライ
ドカバー12がシフトレバー11の軸方向に摺動
可能に嵌合されている。
13は、コントロールポジシヨン表示装置のハ
ウジングを示しており、ハウジング13は、ハウ
ジングアツパ14とハウジングロア15から構成
されている。このハウジングアツパ14とハウジ
ングロア15によつて、スライドカバー12の両
側に、シフトレバー11の動作方向(摺動方向で
紙面と垂直方向)に延び断面形状が折れ線状の溝
16a、16bが形成されている。この溝16
a、16b内に、詳細は後述する如く、スライド
カバー12の両側部が溝16a、16bの長手方
向(シフトレバー11の動作方向)に摺動可能に
支持されている。
スライドカバー12の一側面側には、指示針1
7がスライドカバー12と一体に形成されてい
る。指示針17の表面には、螢光塗料の塗布、螢
光テープの貼付け等が施してあり、指示針17
は、ランプハウジング15a内に収納されたラン
プ18からの光、外部光等により、インジケータ
プレート19を介してシフトレバー11のドライ
ブポジシヨンを表示する。
シフトレバー11には、コネクタピン20によ
り倍速リンクレバー21が係合されており、その
部分でスライドカバー12は袋状に形成されてい
る。
断面折れ線状の溝16a、16bには、その溝
16a、16bの形状に沿う折れ線状のスライド
カバー12の両側部がはめ込まれている。このス
ライドカバー12の両側部はつぎのように形成さ
れる。
まず、スライドカバー12は、第3図および第
4図に示すように、右ハンドル車、左ハンドル車
両用のスライドカバーとして、両側に指示針17
a、17bを有するものに形成される。そして、
右ハンドル車であれば、第5図に示すように一方
の指示針17aの先端部が切断され、左ハンドル
車であれば、第6図に示すように他方の指示針1
7bの先端部が成形後に切断される。切断は第3
図に示す線Cにて行なわれる。そして、切断され
た後には、第2図に示すように、一方は指示針1
7として残り、他方は、折れ線状の突起部22と
して形成される。この指示針17の折れ線状の根
元部と、折れ線状の突起部22がそれぞれ対応す
る溝16a、16b内に支持される。
また、本実施例では、上記指示針を切断した突
起部とは別個に、折れ線状に延びる突起部として
サポート23a、23b、23c、23dが、ス
ライドカバー12の両側にスライドカバー12と
一体に形成されている。このサポートは、必要に
応じて適当な幅、個数に成形される。
上記のように構成されたスライドカバー構造の
作用について以下に説明する。
指示針17の機能、構造は従来のものと変わら
ないが、指示針17として残されるものと反対側
の指示針の先端部が2次加工により切断されるこ
とによつて、指示針17と反対側には容易に折れ
線状の突起部22が形成される。
折れ線状の突起部22および23a、23bが
折れ線状の溝16aに挾持されるわけであるか
ら、第2図にたとえば突起部22の断面を示すよ
うに、シフトレバー11に横荷重Pがかかりスラ
イドカバー12に横荷重がかかつた場合、ハウジ
ング側、すなわち折れ線状(クランク状)の突起
部22の縦壁22aが、溝16aのハウジングロ
ア15によつて形成される縦壁面15bに当接さ
れることになる。すなわち、突起部22は、シフ
トレバーの動作方向と直角の方向に、溝16a内
で係止される。したがつて、突起部22の溝16
aからの外れは防止される。そして、この外れ防
止は、突起部22の大きさをとくに大きくしない
でも達成されるので、スライドカバー12、ハウ
ジング13をとくに大にする必要もない。
この外れ防止作用は、サポート23a、23b
についても全く同様である。
また、突起部22は、単に指示針用として成形
された部分を切断するだけで簡単に所定形状に形
成されるので、スライドカバー12の成形段階で
はスライドカバー12を右ハンドル車、左ハンド
ル車兼用タイプに形成することが可能となり、型
は一つでよいことになる。
また、スライドカバー12は通常薄板から構成
されるので、その長手方向にベコベコしやすく、
溝16a、16bへ挿入される支持部が小さい
と、その支持部が変形状態となつたり左右のバラ
ンスがくずれたりしてスライドカバー12の摺動
性が悪化するおそれがあるが、本実施例の如くサ
ポート23a、23b、23c、23dを設けれ
ば、その支持力によりベコベコの発生は防止さ
れ、左右のバランスも維持される。しかも、サポ
ート23a、23b、23c、23dは部分的に
設けるだけであるから、スライドカバー12の軽
量化が達成されながら、スライドカバー12のシ
フトレバー11の動作方向の摺動性も向上され
る。
なお、以上の実施例は、溝16a、16bとと
もに突起部22、23a、23b、23c、23
dを折れ線状に形成したものについて説明した
が、本考案はこれに限定されるものではなく、ハ
ウジング溝内でシフトレバーの動作方向と直角の
方向に係止可能な突起部であればよい。たとえ
ば、第7図に突起部まわりを示すように、ハウジ
ングアツパ24とハウジングロア25によつて形
成される溝26内のハウジングロア25側に、突
起27を形成し、スライドカバー28に単に平板
状の突起部29を設け、この突起部29の下面に
突起27と係合しシフトレバー動作方向に延びる
溝30を設けるような構造であつてもよい。さら
に、第8図に示すように、スライドカバー31か
ら側方に延びる突起部32を湾曲板状に形成し、
この部分をハウジングロア33あるいはハウジン
グアツパ34に係止させるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明からも明らかなように、本考案によ
るときは、スライドカバーやコントロールポジシ
ヨン表示装置のハウジングをとくに大きくするこ
となく、横荷重によるスライドカバーの外れを容
易に防止することができるという効果が得られ
る。
また、上記外れ防止を達成しつつ、スライドカ
バーの成形に際し、右ハンドル車、左ハンドル車
に対して金型を一つにすることもでき、金型コス
トを半減することができるという効果も容易に得
られる。
さらに、スライドカバーの摺動性を向上するこ
とができるという効果も容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る自動変速機用
シフトレバーのスライドカバー構造の縦断面図、
第2図は第1図の装置の拡大部分縦断面図、第3
図はスライドカバーの成形後の部分斜視図、第4
図はスライドカバーの成形後の平面図、第5図は
第4図のスライドカバーの切断加工の状態を示す
平面図、第6図は第4図のスライドカバーの切断
加工の別の状態を示す平面図、第7図は本考案の
別の実施例に係る自動変速機用シフトレバーのス
ライドカバー構造の部分縦断面図、第8図は本考
案のさらに別の実施例に係る自動変速機用シフト
レバーのスライドカバー構造の部分縦断面図、第
9図は従来のスライドカバー構造の縦断面図、第
10図は従来の別のスライドカバー構造の縦断面
図、第11図は従来のスライドカバー構造の縦断
面図、である。 11……シフトレバー、12、28、31……
スライドカバー、13……コントロールポジシヨ
ン表示装置のハウジング、14、24、34……
ハウジングアツパ、15、25、33……ハウジ
ングロア、16a、16b、26……溝、17、
17a、17b……指示針、22、29、32…
…突起部、23a、23b、23c、23d……
突起部としてのサポート、27……突起、30…
…溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シフトレバーの動作とともにコントロールポジ
    シヨン表示装置のハウジングの溝に沿つてスライ
    ドされ、シフトレバーのドライブポジシヨンを表
    示可能な指示針を有する自動変速機用シフトレバ
    ーのスライドカバーにおいて、前記ハウジングの
    溝内にスライド可能に保持されるスライドカバー
    の側面からの突起部のうち少なくとも一の突起部
    を、スライドカバーの両側に形成された指示針の
    うちの一方の先端部を切断したものであつて、ハ
    ウジングの溝内で前記シフトレバーの動作方向と
    直角の方向にハウジング側に係止されることが可
    能な突起部から構成したことを特徴とする自動変
    速機用シフトレバーのスライドカバー構造。
JP16385384U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH0238834Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16385384U JPH0238834Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16385384U JPH0238834Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6178732U JPS6178732U (ja) 1986-05-26
JPH0238834Y2 true JPH0238834Y2 (ja) 1990-10-18

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JP16385384U Expired JPH0238834Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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