JP4635926B2 - 鍵盤蓋の開閉装置 - Google Patents
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なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
前記鍵盤蓋は、前蓋(12)と後蓋(13)とを備え、これら前蓋と後蓋とが連結部材(14)によって分離可能に連結され、
前記楽器ケースには、前記鍵盤蓋を閉じた状態のときに前記前蓋と前記後蓋とを前記楽器ケース内の前部側にほぼ平坦状にガイドする共通ガイド溝部(16)と、前記鍵盤蓋を開いときに前記後蓋を前記楽器ケース内の後部側にガイドする第1ガイド溝部(17)と、前記前蓋を前記後蓋とほぼ平行に前記楽器ケース内の後部側にガイドする第2ガイド溝部(18)と、前記第1、第2ガイド溝部を前記共通ガイド溝部から分岐する分岐部(19)とが設けられていることを特徴とする鍵盤蓋の開閉装置である。
前記後蓋(13)の前後部には前記第1溝内に挿入して移動する第1突起部(22)が設けられ、前記前蓋(12)の前後部には少なくとも前記第2溝内に挿入して移動する第2突起部(23)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤蓋の開閉装置である。
前記鍵盤部は、複数の蓋体(30)が屈曲可能な連結シート(31)で折り曲がり可能に順次連結され、
前記楽器ケースには、前記鍵盤蓋を閉じた状態のときに前記複数の蓋体を前記楽器ケース内の前部側にほぼ平坦状にガイドする共通ガイド溝部(16)と、前記鍵盤蓋を開いときに前記複数の蓋体を順次折り畳みながら前記楽器ケース内の後部側にガイドする第1、第2ガイド溝部(17、18)と、この第1、第2ガイド溝部を前記共通ガイド溝部から分岐する分岐部(19)とが設けられていることを特徴とする鍵盤蓋の開閉装置である。
前記複数の蓋体(30)のうち、互いに隣接して谷折りとなる前記蓋体の端部には、前記第1溝内に挿入して移動する第1突起部(22)が設けられ、互いに隣接して山折りとなる前記蓋体の端部には、少なくとも前記第2溝内に挿入して移動する第2突起部(23)が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の鍵盤蓋の開閉装置である。
以下、図1〜図10を参照して、この発明を適用した鍵盤楽器の実施形態1について説明する。
図1はこの発明の鍵盤楽器を示した断面図、図2は図1の鍵盤蓋を拡大して示した要部の分解斜視図、図3は図2の鍵盤蓋を取り外した状態の鍵盤楽器を示した断面図である。
この鍵盤楽器は、図1に示すように、楽器ケース1を備え、この楽器ケース1内の前側(図1では左側)に鍵盤部2が配置され、この鍵盤部2の上側に鍵盤蓋3が開閉自在に設けられた構成になっている。
まず、鍵盤蓋3を閉じた状態のときには、図1に示すように、前蓋12と後蓋13とが楽器ケース1の共通ガイド溝部16によって楽器ケース1内の前部側にガイドされてほぼ平坦状に保持され、これにより鍵盤部2を覆う。このときには、前蓋12の第2突起部23が共通ガイド溝部16の第1、第2溝20、21に挿入して保持されると共に、後蓋13の第1突起部22が共通ガイド溝部16の第1溝20に挿入して保持される。なお、取手蓋15は、その第2突起部23が第1、第2溝20、21に挿入してほぼ垂直に配置された状態で保持されている。
次に、図11〜図14を参照して、この発明を適用した鍵盤楽器の実施形態2について説明する。なお、図1〜図10に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この鍵盤楽器は、複数の蓋体30を屈曲自在の連結シート31で折り曲げ可能に順次連結した鍵盤蓋32で、楽器ケース1内の前部側に設けられた鍵盤部2を開閉自在に覆う構成で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
まず、鍵盤蓋32を閉じた状態のときには、図11に示すように、複数の蓋体30が楽器ケース1の共通ガイド溝部16によって楽器ケース1の前部側にガイドされてほぼ平坦状に保持され、これにより鍵盤部2を覆う。このときには、複数の蓋体30の第1、第2突起部22、23が共通ガイド溝部16の第1、第2溝20、21にそれぞれ挿入されて保持されている。
2 鍵盤部
3、32 鍵盤蓋
12 前蓋
13 後蓋
14 連結部材
16 共通ガイド溝部
17 第1ガイド溝部
18 第2ガイド溝部
20 第1溝
21 第2溝
22 第1突起部
23 第2突起部
23a 大径突起部
23b 小径突起部
24 板ばね部材
25 規制部材
25a 切欠け部
26 第1連結片
27 第2連結片
27a スリット孔
28 連結突起部
30 蓋体
31 連結シート
Claims (7)
- 楽器ケース内の前部側に設けられた鍵盤部を鍵盤蓋で開閉自在に覆う鍵盤蓋の開閉装置において、
前記鍵盤蓋は、前蓋と後蓋とを備え、これら前蓋と後蓋とが連結部材によって分離可能に連結され、
前記楽器ケースには、前記鍵盤蓋を閉じた状態のときに前記前蓋と前記後蓋とを前記楽器ケース内の前部側にほぼ平坦状にガイドする共通ガイド溝部と、前記鍵盤蓋を開いときに前記後蓋を前記楽器ケース内の後部側にガイドする第1ガイド溝部と、前記前蓋を前記後蓋とほぼ平行に前記楽器ケース内の後部側にガイドする第2ガイド溝部と、前記第1、第2ガイド溝部を前記共通ガイド溝部から分岐する分岐部とが設けられていることを特徴とする鍵盤蓋の開閉装置。 - 前記共通ガイド溝部は、幅の広い第1溝と、この第1溝内の底部に設けられた幅の狭い第2溝とからなり、前記第1ガイド溝部は前記第1溝が前記分岐部で分岐されて前記楽器ケース内の後部側に延長され、前記第2ガイド溝部は少なくとも前記第2溝が前記分岐部で分岐されて前記楽器ケース内の後部側に前記第1ガイド溝部とほぼ平行に延長され、
前記後蓋の前後部には前記第1溝内に挿入して移動する第1突起部が設けられ、前記前蓋の前後部には少なくとも前記第2溝内に挿入して移動する第2突起部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤蓋の開閉装置。 - 前記前蓋と前記後蓋とを分離可能に連結する前記連結部材は、前記後蓋の後部に設けられた前記第1突起部に回動可能に取り付けられて前記後蓋の前方に突出する前端部に連結突起部を有する第1連結片と、前記前蓋の前後部にそれぞれ設けられた前記第2突起部に取り付けられて前記第1連結片の前記連結突起部が移動可能に挿入するスリット孔を有する第2連結片とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の鍵盤蓋の開閉装置。
- 前記分岐部は、幅の狭い前記第2溝内に設けられて前記第2突起部の先端面が弾接して深さ方向に弾性変形する板ばね部材と、前記第2突起部の先端部のみが通過する切欠き部を有して前記板ばね部材の弾性変形に伴って前記第1溝内から前記第2溝側に向けて出没する規制部材とを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鍵盤蓋の開閉装置。
- 楽器ケース内の前部側に設けられた鍵盤部を鍵盤蓋で開閉自在に覆う鍵盤蓋の開閉装置において、
前記鍵盤蓋は、複数の蓋体が屈曲可能な連結シートで折り曲がり可能に順次連結され、
前記楽器ケースには、前記鍵盤蓋を閉じた状態のときに前記複数の蓋体を前記楽器ケース内の前部側にほぼ平坦状にガイドする共通ガイド溝部と、前記鍵盤蓋を開いときに前記複数の蓋体を順次谷折りと山折りとに折り畳みながら前記楽器ケース内の後部側にガイドする第1、第2ガイド溝部と、この第1、第2ガイド溝部を前記共通ガイド溝部から分岐する分岐部とが設けられていることを特徴とする鍵盤蓋の開閉装置。 - 前記共通ガイド溝部は、幅の広い第1溝と、この第1溝内に設けられた幅の狭い第2溝とからなり、前記第1ガイド溝部は前記第1溝が前記分岐部で分岐されて前記楽器ケース内の後部側に延長され、前記第2ガイド溝部は少なくとも前記第2溝が前記分岐部で分岐されて前記楽器ケース内の後部側に前記第1ガイド溝部とほぼ平行に延長され、
前記複数の蓋体のうち、互いに隣接して谷折りとなる前記蓋体の端部には、前記第1溝内に挿入して移動する第1突起部が設けられ、互いに隣接して山折りとなる前記蓋体の端部には、少なくとも前記第2溝内に挿入して移動する第2突起部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の鍵盤蓋の開閉装置。 - 前記分岐部は、幅の狭い前記第2溝内に設けられて前記第2突起部の先端面が弾接して深さ方向に弾性変形する板ばね部材と、前記第2突起部の先端部のみが通過する切欠き部を有して前記板ばね部材の弾性変形に伴って前記第1溝内から前記第2溝側に向けて出没する規制部材とを備えていることを特徴とする請求項5または6に記載の鍵盤蓋の開閉装置。
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