JP4634653B2 - 直接射出成型されたクロージャおよびそのための方法 - Google Patents

直接射出成型されたクロージャおよびそのための方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器用の成型したクロージャ(ふた)に関する。より詳細には、クロージャを容器上に直接射出成型することに関する。
【0002】
【従来の技術】
消費者は、液体の食料製品などを貯蔵する容器用の再封止可能なクロージャを認識し、評価するようになってきている。これらの再封止可能なクロージャは、容易に食品を入手できるようにする一方で、容器を再封止する能力を提供して、製品の寿命と新鮮さを延長する。通常、1つまたは複数のポリマ・コーティングあるいはポリマ層を有する厚紙材料の合成物で容器またはカートン(紙箱)を形成し、液体が浸透しない構造を確立する。
【0003】
そのようなクロージャを有する既知の容器では、クロージャは、別々の工程で形成されて包装工程に搬送され、従来、全体の形成充填封止操作の一部として容器に取り付けられる。通常、部分的に立ち上げられたカートンにクロージャを取り付け、その後カートンに製品をつめる。クロージャをカートンに取り付ける1つの既知の方法は、超音波溶接工程を使用する。この方法では、カートンを部分的に立ち上げ、クロージャをカートンに接触させて、カートンの開口と重なるようにする。その後、アンビル(金床)をカートンの材料に接触させて配置し、超音波ホーンがクロージャのフランジと接触するようにする。超音波でフランジをカートンの材料に溶接する超音波ホーンを起動する。
【0004】
クロージャをカートンに取り付ける他の方法は、誘導加熱工程を使用する。この方法では、再び、アンビルをカートンの材料上に配置し、誘導封止ヘッドをフランジと接触させる。誘導封止ヘッドに電流を誘導し、再び、フランジをカートンに溶接する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
クロージャをカートンに取り付けるこれらの方法は、予め形成または予め成型したクロージャを容器に封止するにはよく機能し、製品の新鮮さと容器の再封止可能性の維持を容易にするが、やはり欠点がある。例えば、クロージャの部品を外注することは、製品の製造に重大な逆効果を及ぼすことがある。すなわち、瓶詰め業者または乳製品業者は、大量のクロージャの在庫を維持して、瓶詰め操作中に確実に十分な量が手近にあるようにしなければならない。通常、クロージャは、クロージャの製造業者または納入業者によって提供される。したがって、製造業者または納入業者が、要求された供給量に応じることができない場合、必要な量のクロージャを獲得することができるまで、製品の製造(包装など)が減速または停止する可能性がある。
【0006】
さらに、クロージャを搬送し、カートンに取り付ける設備が必要である。この設備については、貯蔵場所からカートンまでキャップを輸送し、おそらくは、適切にクロージャをカートンに向ける構成要素が必要である。また、カートンでクロージャを支え、クロージャをカートンに封止するために、追加の機械構成要素が必要である。
【0007】
したがって、容易に認識されるように、そのようなクロージャは、既知の折り畳んだゲーブル(切妻屋根形)トップ注ぎ口の構成に対し、多くの利益と利点をもたらすが、これらのクロージャはかなり高価なことがあり、より高価でない製品に使用するには価格が高すぎる可能性がある。
【0008】
したがって、カートン上に再封止可能なクロージャを提供する装置および方法が必要である。そのような装置および方法により、クロージャの納入業者に対する包装業者の依存が解消されることが好ましい。そのような装置および方法は、溶接などによって、クロージャをカートンに取り付けることに関係する形成充填包装機械の部分をなくすことを見込んでいることがより好ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】
カートンを形成、充填、および封止する形成充填封止包装機械は、直接クロージャをカートン上に成型する。この機械は、全体として平坦な形態でカートンを受け取り、平坦な形態のカートンを、内部カートン領域を画定する管状形態に立ち上げるように構成されているカートン立ち上げステーションを含む。
【0010】
直接射出成型ステーションは、内部成型ツールと外部成型ツールを有する。好ましい実施形態では、内部ツールは固定して取り付けられ、外部ツールは、外部ツールが内部ツールから外れる第1位置と、内部ツールと係合する第2位置との間で動くように構成されており、2つのツールの間にカートンが配置される。最も好ましい実施形態では、外部ツールは、外部ツールが第2位置に向かって動くとき、互いに近づき、外部ツールが第1位置に向かって動くとき、互いから離れるように構成されている第1部分および第2部分を有して形成される。
【0011】
内部成型ツールは、内部カートン領域内に入るように構成されている。内部成型ツールと外部成型ツールは、その間でカートンを受け取り、クランプするように構成されている。
【0012】
直接射出成型ステーションは、さらに、カートンの外部の位置から、内部成型ツールにポリマを射出するポリマ射出システムを含み、したがって、カートン上の適切な位置にクロージャを直接成型する。
【0013】
この機械は、さらに、カートンを充填する充填ステーションと、カートンに封をする封止ステーションを有する。
【0014】
ポリマ射出システムは、互いに直列である装填シリンダと射出シリンダを含むように構成することができる。装填シリンダは、射出シリンダにポリマを供給する。装填シリンダと射出シリンダが互いに対向する関係にあり、逆止め弁によって分離されていることが最も好ましい。
【0015】
好ましい実施形態では、機械は、射出シリンダと流れ連通しているスプルー(湯口)ブッシュと、内部ツールへのポリマの流れを開始および終了するためにスプルー・ブッシュ内で往復運動可能な針を含む。
【0016】
形成中にツールとクロージャの適切な温度管理を実施するために、内部成型ツールと外部成型ツールは、冷却チャネル(溝)を含む。熱の移動は、V型の形態の冷却チャネルを備える内部ツールにおいて最大になる。
【0017】
この機械では、フレームを包装機械に取り付けることが可能であり、マンドレルがフレームに取り付けられており、その上にカートンが取り付けられ、クロージャの成型中に、成型ツールによって固定される。内部成型ツールがマンドレルに取り付けられていることが好ましい。
【0018】
管状の形態にあるカートンのブランク(半加工品)上にクロージャを形成する方法であって、カートン・ブランクが、その少なくとも1つの側面上にポリマ層を有する複合材料から形成されている方法は、内部に成型空洞の部分を画定する固定成型ツールを準備し、成型ツールが、ポリマ射出システムと流れ連通している段階と、内部ツールと隣接および係合してカートン・ブランクを配置し、カートン・ブランクが、管状形態を有する少なくとも部分的に立ち上げられた状態にある段階と、内部に成型空洞の他の部分を画定する可動ツールを準備し、固定ツール・成型空洞と可動ツール・成型空洞が、所望のクロージャの構成を画定する段階とを含む。
【0019】
さらに、この方法は、内部ツールとは反対側で、可動ツールをカートン・ブランクに係合させる段階と、可動ツールをカートン・ブランクと固定ツールに押し付ける段階と、ポリマを成型空洞に射出し、好ましいクロージャを形成する段階と、クロージャを成型したカートンを解放する段階とを含む。
【0020】
本発明の他の特徴と利点は、以下の詳細な記述、添付の図面、および請求項から明らかになるであろう。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明は、様々な形態の実施形態が可能であるが、本開示は、本発明の例と見なすべきであり、本発明を示した特定の実施形態に限定するものではないとの理解の下に、現在の好ましい実施形態を図面に示し、以下に記述する。
【0022】
図面、特に図1を参照すると、本発明の原理を具体化する、直接射出成型クロージャ・ステーション12を含む、形成充填封止機械10が示されている。通常の形成充填封止機械10では、様々なステーションが機械10に沿って配置され、カートンの立ち上げ、カートンの底面パネルの折畳みと封止、殺菌、製品の充填、および上面パネルの折畳みと上面フラップの封止を実施する。1つのそのような機械は、Katsumata氏の米国特許第6,012,267号に開示されている。この特許は、本願と同じ譲受人に譲渡されており、参考に本明細書に援用する。充填ステーション11、殺菌システム15、および封止ステーション17を図1に示す。
【0023】
直接射出成型ステーション12(以下では「DIMC」ステーションと呼ぶ)は、カートン・マガジン/立ち上げステーション14とカートン・ローダ(積み込み機)16の間に位置する。しかし、当業者によって認識されるように、ステーション12は機械に沿って様々な位置に配置することができ、全ての位置が本発明の範囲内にある。
【0024】
ここで、図3から図14を参照すると、本発明によるDIMCステーション12の成型構成要素の1つの実施形態が示されている。上述したように、この実施形態では、DIMCステーション12は、カートン・マガジン/立ち上げステーション14とカートン・ローダ16の間に位置し、カートン・ローダは、さらに、組み立てたカートンCを、充填機械10の底面形成マンドレル18に運ぶ。
【0025】
DIMCステーション12は、フレーム20、ポリマ射出システム22、針24、およびスプルー・ブッシュ26を含む。ステーション12は、さらに、内部ツールまたは成型28、マンドレル30、マンドレル30に取り付けられたマンドレル・キャップ32、外部ツール34a,b、および押付け機構36を含む。
【0026】
フレーム20は、構造に提供されており、システムの構成要素を機械10に取り付けるために設けられている。フレーム20は、カートンCの上面Tを配置するマンドレル30と、内部ツールまたは成型28を受け取り、支持するように構成されたポケットまたはチャネル38と、スプルー・ブッシュ26用の角度をつけた通路40と、冷却剤チャネル42とを支持する。冷却剤は、冷却剤供給(図示せず)から、成型ツール28および34a,bに供給される。
【0027】
ポリマ射出システム22は、ペレットPの形態など固体状態のポリマを受け取り、そのポリマを融解して、クロージャ・成型ツール28および34a,bに搬送するDIMCステーション12の部分である。図4から図14に示す、企図したポリマ射出システム22は、シリンダ52に配置されている、スクリュー形式のコンベヤまたは押出し機50を含む。未加工ポリマPは、スクリュー・シリンダ52の上流端でホッパ54に供給される。スクリュー50は回転し、シリンダ52の周囲に配置された加熱要素56は、ポリマの温度を上昇させる。好ましい実施形態では、加熱要素56は電気で稼動する。
【0028】
スクリュー50によって加えられるねじれの力と、加熱要素56によって伝達されるエネルギーにより、ポリマは融解する。スクリュー・シリンダ52の出口端58で、融解したばかりのポリマは、伝達導管57、逆止め弁好ましくはチェック弁59を通って、加圧空間62を有する装填シリンダ60内に流れ込む。
【0029】
装填シリンダ60は、往復運動する装填ピストン64を含む。装填ピストン64は、射出シリンダ68と対向する関係にあり、それと流れ連通している。逆止め弁好ましくはチェック弁70は、装填シリンダ60の出口で、装填シリンダ60と射出シリンダ68の間に配置されている。チェック弁70により、装填シリンダ60から射出シリンダ68にポリマが流れることが可能になるが、逆の流れ(すなわち、射出シリンダ68から装填シリンダ60)は防止する。
【0030】
射出シリンダ68の縦軸Aiは、ほぼ、装填シリンダ60の縦軸Acと整合した向きを向いている。すなわち、例示の射出システム22では、射出シリンダ68と装填シリンダ60は、互いに対向しているかまたは対向した関係にある。以下で記述するように、この構成は、射出システム22の低操作圧力と併せて、クロージャSを容器材料またはカートンC上に直線に直接成型することを可能にする。
【0031】
72で矢印によって示すように、装填ピストン64の圧縮ストローク(すなわち射出ストローク)は、融解したポリマを射出シリンダ68内に押し込む。同様に、74で矢印によって示すように、射出ピストン73の圧縮ストロークは、融解したポリマを、射出シリンダ68から射出出口導管76と制御弁78を通して押し出す。図8と図9を参照すると、DIMCステーション12の現在の実施形態では、射出出口導管76は、スプルー・ブッシュ26と流れ連通して、スプルー・ブッシュ26の一部として形成されており、針24は、スプルー・ブッシュ26内で往復運動または運動し、制御弁78として機能する。
【0032】
図14を参照すると、装填ピストン64は、動作可能なように装填ピストン64に接続されている副次ないし駆動ピストン/シリンダ構成84によって起動される。また、射出ピストン73は、副次ないし駆動ピストン/シリンダ構成(操作ピストン/シリンダ構成)84によって起動される。操作シリンダ86は、射出ピストン73のストロークを妨げるストップ88を含む。この構成により、射出シリンダ68から放出される、融解ポリマの量を精密に制御することが可能になる。
【0033】
上記に述べたように、このシステム22は、低圧を使用して、射出シリンダ68から成型空洞44に、融解ポリマを移動または放出する。そのような低圧のシステムは、既知の高圧射出システムに対して多くの利点を提供する。例えば、本低圧システムにより、射出成型技術によって、クロージャSを直接厚紙カートンC上に成型することが可能になる。これは、以前には、従来の高圧射出成型システムでは実行不可能であると見なされていた。上述したシステムに類似の低圧射出成型システムは、1997年4月3日に公表された、国際出願PCT/SE96/01191(WO97/11829)に開示されている。本実施形態では、射出圧力は、約600バールから約1000バールであり、約800バールであることが好ましい。この直接成型の応用例に使用可能なポリマは、低密度のポリエチレン(LDPE)および線形低密度のポリエチレン(LLDPE)など、食品に使用することが承認されている様々な任意の材料を含む。融解ポリマの好ましい操作温度は、約200℃であり、成型ツール28および34a,bの好ましい操作温度は、約25℃である。
【0034】
ポリマ射出システム22の操作では、ペレットPは、ホッパ54に供給され、スクリュー・シリンダ52内へ供給される。スクリュー50が回転して、加熱要素56によって、熱形態のエネルギーがシリンダ52に伝達され、ポリマが融解する。ポリマはスクリュー・シリンダ52を出て、チェック弁59を通って装填シリンダ60の加圧空間62内へ流れる。融解したポリマは、射出ピストン73の圧縮ストロークまたは射出ストーク74中に一時的に加圧空間62に保存され、その間、チェック弁59は、射出シリンダ68の圧力が増大した結果として閉鎖している。さらに、射出ピストン73の圧縮ストローク74中に、装填ピストン64は、非圧縮位置に戻る。これにより、装填シリンダ60の圧力はより低くなり、チェック弁59が開いて、ポリマが、スクリュー・シリンダ52から装填シリンダ60内へ流れることが可能になる。
【0035】
射出ピストン73が非射出(すなわち非圧縮)位置に戻ると、装填ピストン64は、加圧空間62から射出シリンダ68に材料を移動する。装填シリンダ60の増大した圧力のためにチェック弁59が閉じ、スクリュー・シリンダ52内hへの逆流を防止する。射出ピストン73が圧縮ストロークまたは射出ストローク74を経て動くとき、装填ピストン64は、非装填(非圧縮)位置に戻る。このようにして、スクリュー50は、連続的に回転して、融解したポリマを前方に押し、ポリマは、射出ピストン73の圧縮(射出)ストローク74中に、装填シリンダ60の加圧空間62に一時的に保存される。この構成により、停滞領域など、射出システム22内のデッド・スポットは低減ないし除去される。
【0036】
本射出システム22は、本質的に、3つの圧力領域を画定する。第1に、ほぼ一定圧力の領域を、ほぼチェック弁59までのスクリュー・シリンダ52によって画定する。第2に、やはりほぼ一定圧力の領域を、装填シリンダ60、装填ピストン64、およびチェック弁59と70によって画定する。第3圧力領域は、可変(高)圧力領域であり、針24を通り過ぎて成型空洞44までおよび成型空洞44を含んで、射出シリンダ68と射出ピストン73、チェック弁70とスプルー・ブッシュ26を通る流れ経路によって画定される。
【0037】
針24は、スプルー・ブッシュ26内に配置されており、成型空洞44内に流れるポリマ流を制御する働きをする。針24は、スプルー・ブッシュ26内で往復運動し、内部成型ツール28上で、台座75から離れて上昇する。針24は、ポリマの温度を制御する内部加熱器90を含み、ポリマが成型空洞44に射出されるときに、流動状態に維持する。上記に述べたように、スプルー・ブッシュ26は、射出シリンダ68から成型空洞44まで、流れ導管を提供する。図10と図11を参照すると、スプルー・ブッシュ26は、葉形(lobe)内部通路92を有するように形成されている。ローブは、スプルー・ブッシュ26の中心にある針24を維持する中心スパイン(尾根)を画定する。本実施形態では、葉形通路92とスパイン93は、スプルー・ブッシュ26のほぼ終末端部に形成されている。また、この構成により、成型空洞44に流れるポリマの制御が強化される。本実施形態では、スプルー・ブッシュ26は、葉形が3つである通路92を有する。内部通路の他の構成は、本発明の範囲内にある。
【0038】
内部ツール28と外部ツール34a,bは、(カートンに対して)成型空洞44の内側および外側の表面を形成する。内部ツールまたは雄ツール28は、スプルー・ブッシュ26と同様に静止しており、スプルー・ブッシュ26への封止接続部を設けられている。内部ツール28は、図示したネジ付きボルトなど、複数のファスナ(締着具)94によって、マンドレル30に剛性的に取り付けられている。図10からわかるように、スプルー・ブッシュ26は、葉形通路92の他に、96で示すように、針24用の整合経路を提供する、内向に先細りになっている表面を含む。さらに、内部ツール28は、スプルー・ブッシュ26を受けるボア(孔)98と、融解したポリマが空洞44に流れ込むゲート100を含む。冷却チャネル102が、内部ツール28に形成されており、ポリマが空洞44に射出され、クロージャSを形成した後、ツールとポリマを冷却する。本実施形態では、図13b,cに示すように、内部ツール28にある冷却チャネル102は、V型の流れチャネルまたは流れ経路104を画定するように形成される。この構成は、高熱伝達率および大きな熱伝達領域を提供して、比較的小さく限定された領域での熱伝達の増大に備える。
【0039】
外部ツールまたは雌ツール34a,bの対を使用して、カートンCを内部ツール28に対して圧縮する。外部ツール34a,bを押付け機構36に取り付け、この圧縮を提供する。押付け機構36は、外部ツール34a,bの2方向の運動に備えている。一方の運動方向は、内部ツール28に向かいそしてそれから離れるものである。他方の運動方向は、外部ツール半体34aと34bを互いに近づけ離すように動かす。外部ツール34a,bが互いに押し付けられ、内部ツール28に押し付けられているとき、ツール28および34a,bは、ポリマが射出される成型空洞44を形成する。DIMCステーション12の本実施形態では、押付け機構36は、約2.270キログラム(約5000ポンド)から約3.178キログラム(約7000ポンド)の圧力を内部ツール28と外部ツール34a,bの間に加える。当業者には認識されるように、これは、10から15トンという高さであることがあり得る既知の射出成型システムで必要な圧力よりかなり小さい。
【0040】
2方向の運動は、成型したクロージャSから外部ツール34a,bを引き出すまたは離れるように動かすことができ(カートンCから離れる第1方向)、成型ツール28および34a,bからクロージャを解放することができるように提供される。2個の外部ツールの2つのセクション34aと34bは、成型後、成型した部分を損傷せずに、互いに分離して、クロージャSの解放を容易にする。
【0041】
内部ツール28と同様に、外部ツール34a,bは、ポリマの射出中そしてその後に、ツール34a,bに冷却剤を提供する冷却チャネル106を含む。また、外部ツール34a,bは、押付け機構36にツール34a,bを取り付ける取付けホール110を含む。外部ツール34a,bを取り付けることと、互いに対するおよび内部ツール28に対する外部ツール34a,bの運動については、国際出願PCT/SE97/01594(WO98/18608)およびPCT/SE97/01596(WO98/18609)により完全に議論されている。
【0042】
内部ツール28は、マンドレル30に取り付けられている。マンドレル30は、支持部材であり、その上に、クロージャSの形成中にカートンCが装填される。マンドレル30は、剛性的にフレーム20に取り付けられているか、またはフレーム20の一部として形成され、ポリマの射出によって誘起された液圧力に対抗して内部ツール28を支持する。内部ツール28および外部ツール34a,bは、適切にツール28と34a,bをそれぞれの支持部材に取り付けるために使用する取付けホール110、112と、適切にツール28と34a,bを互いに対して位置合わせするために使用する、位置合わせ開口114とを含む。
【0043】
機械10のセット・アップ中に、外部ツール34a,bは、ネジ付きボルト116などによって、押付け機構36に取り付けられる。外部ツール34a,bは、「閉鎖した」状態で配置されているが、これは、ツール28および34a,bがポリマの射出に対して準備ができている状態である。内部ツール28が外部ツール34a,b上に設定されているので、位置合わせピン118は、内部ツール開口114を通して、外部ツール34a,b内に挿入される。このようにして、ツール28および34a,bは、適切なクロージャSの成型のために設定または位置合わせされる。
【0044】
フレーム20の部分は、内部ツール28が、ツール28を受けるマンドレル・キャップ32に形成されているチャネルまたはポケット38と位置合わせされるまで、機械10のフレームに配置されている。次いで、内部ツール28は、ネジ付きボルト120などによって、マンドレル・キャップ32に固定され、フレーム20は、機械10のフレーム固定される。次いで、位置合わせピン118を除去して、外部ツール34a,bが自由に動くことができるようにする。
【0045】
図8と図9からわかるように、本DIMCステーション12では、ポリマは、カートンCの内部から成型空洞44に射出される。すなわち、カートンCが、内部ツール28と外部ツール34a,bの間に適切な上面がある状態で配置され、押付け機構36が閉鎖しているとき、スプルー・ブッシュ26と内部ツール・ゲート100の境界面は、カートンCに対して内部である位置にある。これは、カートンCの向きが水平方向であることによって可能になる。このようにして、ポリマの流れ経路は、クロージャSの内部部分からクロージャSの外部部分に向かう。本質的に、成型は、組み立てたカートンの内部領域から行われる。
【0046】
この構成は、いくつかの利点を提供し、そのような利点の1つは、あらゆるゲートの痕跡または成型操作から残留した付着しているポリマ(一般に、ポリマを成型空洞内に誘導したところのポリマの部分)は、消費者には見えず、代わりに、容器の内部にあるということである。通常この痕跡は、美的に設計された箇所ではなく、成型工程の残留物なので、この配置はパッケージの全体的な外観を向上する。したがって、クロージャの内部部分にゲートの痕跡を形成するということは、それを普通は消費者が見ることのない領域に位置させるということである。
【0047】
この構成の他の利点は、スプルー・ブッシュ26が、静止内部ツール28に接合することである。したがって、ポリマを成型空洞44に送達するシステム22のその部分は、静止している。これにより、内部ツール28(およびシステム22のポリマ送達部分)を動かす必要がなく、したがって、ツール28および34a,bの不整合が少なくなる。
【0048】
図と本記述を読んで当業者には認識されるように、ポリマは、直線的に、装填シリンダ60と射出シリンダ68の間を流れ、放出後は、射出シリンダ68からゲート100を経て成型空洞44内に(すなわち、スプルー・ブッシュ26とゲート100を経て内部ツール28内に)流れる。この直線的な構成により、射出システム22のデッド・スポットが除去され、結果的にポリマの品質をより低下させないことになる。
【0049】
さらに、マンドレル30とマンドレル・キャップ32は、カートンCの内側と密接して嵌合し、成型ツール28および34a,bに関して、正確な射出位置(カートンの上面パネルまたはフラップ上)を導いて精密に定めるように構成されている。この構成は、成型28と34a,bの間にカートンCを正確に配置する(±0.5mm)ことを保証し、これにより、開口などに存在する可能性がある包装材料の被覆していない縁部を密閉することができる。
【0050】
当業者には認識されるように、従来のクロージャの応用技術では、カートンCは予めパンチした或いは予め形成した開口を備えており、クロージャは、その中にはめ込まれ、続いてカートンに封止されている。この領域の周囲の縁部は、カートン材料の複合構造またはラミネート構造の製造後に開口が形成されるので、被覆されていない。
【0051】
そのような予め形成した開口を有するカートンをDIMCステーション12と共に使用することが予測されるが、予め形成されていない材料を使用することが可能であることと、直接射出成型工程の一部またはそれと一体化して、開口を形成することができることも予測されることである。このために、本方法では、クロージャSを直接カートンC上に成型し、一方、カートンCの被覆されていない開口の縁部Eを密閉する。これにより、カートンCの外観は向上し、被覆していない縁部Eを密閉して露出しない結果として、衛生状態を改善することになる。また、正確にカートンCをマンドレル30の上に配置することにより、包装材料によりツール28および34a,bを損傷する可能性が大いに低減し或いはなくなる。
【0052】
位置合わせピン118を使用して、ツール28および34a,bを整合させる本構成により、内部ツール28と外部ツール34a,bに、非常に小さい許容度を用いることが可能になる。さらに、位置合わせピン118は、ツール28および34a,bが静止しているときに配置され、互いに位置決めされた後にのみ除去されるので、ツール28および34a,bの正確な位置合わせが簡単になる。これにより、クロージャSの質と成型位置の正確さが向上し、さらに、操作中におけるツール28および34a,bを損傷が防止される。
【0053】
スプルー・ブッシュ26と内部ツール28の間の密閉接続部は、122で示すように、シリンダの表面上にあり、スプルー・ブッシュ26の端に対して軸線方向隙間を有する。このために、内部ツール28に応力を加えることなくに、融解したポリマは収容され、スプルー・ブッシュ26の熱膨張に対応する。
【0054】
本ステーションは、コンパクトな冷却チャネル102と106の構成を使用する。これは、内部ツール28の位置合わせホール114と共に、内部ツール28の大きさを最小限に抑える。内部ツール28の大きさを最小限に抑えることにより、マンドレル30の断面の慣性モーメントが最大になり、したがってその剛性を増大する。マンドレル30の剛性は、クロージャSの断面の薄いの厚みを制御するために重要であり、この薄い厚みは、当業者には認識されるように、クロージャSの機能にとって重要である。例えば、(以下で記述するように)クロージャが薄膜またはもろい部材で成型されている場合、もろい部材の厚さ(または薄さ)は、破損が確実に正確な所定の位置で生じるように、厳密に制御されなければならない。また、いたずら即発見の特徴を含めて、クロージャの他の部分についても、同様のことがあてはまる。
【0055】
上述したように、内部ツール28は、V型の冷却チャネル102を含む。これは、内部ツール28からの熱の除去を最大にし、その結果サイクルの時間が短縮され、さらに、現在の形成充填封止包装機械の高速操作に応じるために必要な、成型したクロージャSの高い処理能力を支持する。
【0056】
企図した方法では、カートンCのブランクは、カートン・マガジン14から供給される。カートンCは、この形態では、側部に封をされ、上面と底面のパネルは、封止されておらず、平坦に折り畳まれている。カートンCをマガジン14から取り上げ、(図3に示すように、マンドレル30上に載せて)管状の形態に組み立てる。図1と図2を参照すると、管状形態のカートンCは、コンベヤ・ローダ130の上に配置され、コンベヤ132に移送される。コンベヤ132は、カートンCをDIMCステーション12に移動させる。モールダ・ローダ134は、カートンCをコンベヤ132からステーション12に移送する。管状のカートンCは、DIMCステーション12上で水平方向を向いており(すなわち、側面を下にして)、マンドレル30上に配置されている。押付け機構36は、外部ツール34a,bを互いに対して、そして内部ツール28に対して閉鎖し、必要な負荷または圧力を与えて、ポリマの射出中に成形型が閉鎖されているようにする。
【0057】
射出システム22は、操作時にはほぼ一定であり、次いで、射出ピストン73の圧縮ストローク74によって起動され、融解ポリマは、スプルー・ブッシュ26を通り、針24を通過して、射出シリンダ68から射出される。これにより、針24は、強制的に内部ツール28の台座75から離れて上昇し、融解ポリマは成型空洞44を満たす。カートンCにある開口Oの縁部Eは、融解ポリマが成型空洞44を満たす際に、密閉される。また、これにより、融解ポリマは包装材料の重合被覆に結合される。
【0058】
冷却チャネル102と106を通って流れる冷却剤は、クロージャSを冷却し、ツール28および34a,bを所定の温度範囲内に維持する。次いで、押付け機構36が開き、外部ツール34aと34bを分離して、それらを内部ツール28から引き離す。次いで、完成したクロージャSを成形型から解放する。カートンCは成型したクロージャSを有し、マンドレル30から解放され、コンベヤ136上に置かれる。コンベヤ136はカートンを搬送して、シャトル138に配置する。シャトル138は、底面パネルを折り畳んで封止するために、カートンCをマンドレル・ローダ140に供給する。工程のこの部分(底面形成マンドレル上に配置し、底面パネルを折り畳んで封止する)は、当技術分野ではよく知られている。底面パネルの封止に続いて、カートンCは、形成充填封止機械10の残りの部分を通って移動する。
【0059】
図15は、操作の単一サイクルにおいて、DIMCステーション12を操作して、クロージャSを4つのカートンC上に形成する、1つの構成である。この構成では、カートンC1からC4は、それぞれのマガジン14からコンベヤ132上にのせられる。コンベヤ132は、カートンC1からC4を、4つのDIMCステーション12−1から12−4の1つに搬送する。クロージャSをカートンC1からC4上に成型し、上述したように、カートンをシャトル138−1から138−4に搬送して、さらに処理する。
【0060】
本発明により形成された企図したクロージャSを、図16から図18に示す。
図からわかるように、クロージャSは、底面フランジ部分176と、直立スパウト(注ぎ口)178を含む。クロージャSのキャップ部分180は、フランジ176と一体化しており、かつフランジ176から分離可能に形成される。このクロージャSでは、突起182が、キャップ180から後方に延び、フランジ176の後方から上方に延びるポスト184と係合するように構成されている。後方突起182は、ポスト184と係合し、解放位置にあるキャップ180を固定するフック状の端186を含むことが好ましい。ポスト184は、上方および後方に延びて、突起182によってより大きな「積極的な」係合をもたらすことができる。
【0061】
図17中の拡大図からわかるように、フランジ部分176は、クロージャSが形成されている開口Oの縁部Eで、材料を囲んで密閉する。これは、クロージャSとカートンCの間に、一体性が高く、信頼性の高い封止を提供して有利である。さらに、開口Oの縁部Eは被覆されていないので、これらの縁部Eを密閉することにより、液体がカートンの材料内へ浸入し或いは毛管作用により流出する機会を低減または排除する。浸入または毛管作用による流出を低減するということは、これにより、カートン/クロージャの組合わせが製品の質に影響をもたらす際に、その一体性が強化されるという点で、望ましいことである。また、この密閉構成により、製品の質を向上し、カートンの一体性を損ないおよび/または製品を汚染する機会を低減することによって、再び、製品の貯蔵寿命を改善することが予測される。
【0062】
さらに、クロージャSは、全体を188で示す、いたずら即発見部分を含む。これは、除去または転置されたときに、包装の密封が壊された可能性があることを消費者に示すものである。本構成では、いたずら即発見部分188は、キャップ180と一体状に形成されてカートンCの材料へ延びているタブ190を含む。図18からわかるように、タブ190の端192もカートンCに成型されていることが好ましく、フランジ176から間隔を置いて配置されているカートンCに成型されていることが最も好ましい。このようにして、カートンCの中身を利用する(すなわち、キャップ180を開く)ために、カートンCに成型されているタブ190の部分192を引くか取り除くことが必要である。タブ190は、端192がカートンCから離れるように形成することができる。これに代えて、好ましくは、タブの端192とキャップ180の間に配置されたもろい部分194を有するタブ190を、もろい領域194でタブ190を壊し、キャップ180を開いて、カートンCの中身を入手するように構成することができる。図19に示したカートンCでわかるように、タブ190は、カートンCのゲーブル部分Gから前面壁Fまでに及び、この状態で張力を受けている。これにより、さらに、いたずらを即発見しまたはそれを示すことができるようになる。
【0063】
キャップ180は、細長蝶番196の回りに旋回して、キャップ180の開閉に関連する応力を低減するように構成されている。また、キャップ180は、198で示すように、例えば、包装製造者、乳製品業者、瓶詰め業者などを示す表示(図示せず)を含むように、比較的平坦な上面領域を含むことができる。
【0064】
以上より、本発明の新規な概念の精神および範囲から逸脱せずに、多くの修正および変形を実施することができるということが判ろう。図示した特定の実施形態に関して何ら限定は意図しておらず、または推測すべきでないことを理解されたい。この開示は、添付の請求項によって、請求項の範囲内にあるそのような全ての修正を網羅することを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を実現する、直接射出成型クロージャ(「DIMC」)部を搭載した形成充填封止包装機械の斜視図である。
【図2】機械の他の部分に対するDIMCセクションの配置を示す、図1の機械の拡大部分斜視図である。
【図3】クロージャを成型するために配置した例示的なカートンと共に成型構成要素を示す、DIMCステーションの成型構成要素の斜視図である。
【図4】図3に示す成型構成要素の分解図である。
【図5】図3と図4の成型構成要素の部分分解図である。
【図6】図3と図4の成型構成要素の部分分解図である。
【図7】図3と図4の成型構成要素の部分分解図である。
【図8】針がスプルー・ブッシュ内に配置され、スプルー・ブッシュが内部成型ツール内に配置されていることを示す、成型構成要素の部分断面図である。
【図9】図8の針とスプルー・ブッシュ、および内部ツールと外部ツールの拡大部分断面図である。
【図10】スプルー・ブッシュの断面図である。
【図11】スプルー・ブッシュの内部図である。
【図12】針の側面図である。
【図13a】スプルー・ブッシュ受け開口と冷却チャネルを形成した内部成型ツールの図である。
【図13b】別の方向から見た図13aの内部成型ツールの図である。
【図13c】別の方向から見た図13aの内部成型ツールの図である。
【図13d】別の方向から見た図13aの内部成型ツールの図である。
【図14】DIMCステーションと共に使用するポリマ射出システムの実施形態の図である。
【図15】単一操作サイクルにおいて、複数のクロージャがそれぞれのカートン上に成型される、DIMCステーションの1つの操作モードの図である。
【図16】本発明により形成された例示的なクロージャの図である。
【図17】本発明により形成された例示的なクロージャの図である。
【図18】本発明による例示的なクロージャが、形成、充填、および封止されたカートン上に形成されていることを示す図である。
【符号の説明】
10 形成充填封止機械
11 充填ステーション
12 直接射出成型クロージャ・ステーション
14 カートン・マガジン/立ち上げステーション
17 封止ステーション
18 マンドレル
20 フレーム
22 ポリマ射出システム
24 針
26 スプルー・ブッシュ
28 内部成型ツール
30 マンドレル
32 マンドレル・キャップ
34a,b 外部成型ツール
36 押付け機構
42 冷却チャネル
44 空洞
50 スクリュー
52 スクリュー・シリンダ
54 ホッパ
60 装填シリンダ
62 加圧空間
64 装填ピストン
68 射出シリンダ
73 射出ピストン
98 ボア
102 冷却チャネル
104 流れ経路
106 冷却チャネル
110 取付けホール
114 位置合わせホール
132 コンベヤ
134 モールダ・ローダ
136 コンベヤ
138 シャトル
140 マンドレル・ローダ
178 直立スパウト
180 キャップ
188 いたずら即発見部分
190 タブ
194 もろい部分

Claims (10)

  1. カートンを形成、充填、および封止する形成充填封止包装機械に使用する直接射出成型ステーションであって、カートンの所定の部分にクロージャを成型するように構成されており、この成型ステーションが、
    フレームと、
    第1成型ツールと第2成型ツールを含む成型ツールセットにして、第1成型ツールが前記フレームに担持され、このフレームに設けた冷却剤を供給する溝に連通して該第1成型ツールに形成した冷却溝を有し、第2成型ツールが第1成型ツールから係合を解く第1位置と、カートンを間に置いて第1成型ツールと係合する第2位置との間で可動であり、第1および第2部分を備えて形成され、これら第1および第2部分は、第2成型ツールが第2位置へ移動すると互いへ向けて動き、第2成型ツールが第2位置へ移動すると互いに離れるように構成した成型ツールセットと、
    カートンの外部の位置から前記成型ツールセットへポリマを提供するポリマ流れ導管を含むポリマ射出システムとを備え、
    クロージャが、カートンの所定の部分に直接成型される直接射出成型ステーション。
  2. 請求項1に記載のステーションにおいて、前記第1成型ツールの冷却溝は、V型の経路を備えて形成される、直接射出成型ステーション。
  3. カートンを形成、充填、および封止する形成充填封止包装機械であって、クロージャを直接カートン上に成型するように構成されていて、この機械が、
    全体として平坦な形態のカートンを受け取り、平坦な形態のカートンを、内部カートン領域を画定する管状形態に立ち上げるようになったカートン立ち上げステーションと、
    内部成型ツールと外部成型ツールを備えた成型ツールを有する直接射出成型ステーションにして、この内部成型ツールが内部カートン領域内に入るように構成され、これら内部成型ツールと外部成型ツールが、これらツールの間にカートンを受け取って、締めるように構成されており、直接射出成型ステーションがさらに、カートンの外部の位置から前記成型ツールにポリマを射出するポリマ射出システムを含み、クロージャが、カートン上の適切な位置に直接成型され、外部成型ツールが内部成型ツールから係合を解く第1位置と、カートンを間に置いて内部成型ツールと係合する第2位置との間で移動するように構成され、第1および第2部分を備えて形成され、これら第1および第2部分は、外部成型ツールが第2位置へ移動すると互いへ向けて動き、外部成型ツールが第2位置へ移動すると互いに離れるように構成した直接射出成型ステーションと、
    カートンを充填する充填ステーションと、
    カートンに封をする封止ステーションとを備える形成充填封止包装機械。
  4. 請求項3に記載の機械において、前記直接射出成型ステーションが、包装機械に取付け可能なフレームを含み、このフレームが、クロージャの成型中にカートンをのせるマンドレルを含む、形成充填封止包装機械。
  5. クロージャを直接包装材料に成型する成型ツール・セットであって、ポリマを成型ツール・セットに提供するポリマ射出システムと流れ連通しており、形成充填封止包装機械のフレーム内に配置され、
    前記フレームによって担持される固定成型ツールにして、前記フレームに形成した冷却剤を供給する溝と流れ連通して該固定成型ツール内に形成した冷却溝を有する固定成型ツールと、
    フレームによって担持された可動成型ツールにして、第1および第2部分に形成され、これら第1および第2部分は、可動成型ツールの第1および第2部分が固定成型ツールから係合を解く第1位置と、可動成型ツールの第1および第2部分が間に包装材料を置いて固定成型ツールに係合する第2位置との間で、互いに向けて、また互いから離れるように、そして固定成型ツールに向けて、また固定成型ツールから離れるように可動であり、可動成型ツールの第1および第2部分が、これら第1および第2部分に形成した、固定成型ツールの冷却溝へ冷却剤を供給する冷却溝を有する可動成型ツールとを備え、
    固定成型ツールと可動成型ツールとを互いに係合すると、クロージャに対応する成型空洞が形成され、固定成型ツールが、冷却剤を該固定成型ツールに供給するための冷却剤源と流れ連通して該固定成型ツール内に形成した冷却溝を有する、成型ツール・セット。
  6. 請求項5に記載のセットにおいて、前記固定成型ツールの冷却溝はV型流れ経路を有して形成され、固定成型ツールがポリマ流れ導管を受けるボアを含み、このポリマ流れ導管が、固定成型ツールのV型流れ経路の中心に形成される、成型ツール・セット。
  7. 包装材料上に形成された直接射出成型のクロージャであって、包装材料は上面と底面が開いた管状形態にあり、クロージャは包装材料の上面パネルに形成されており、該クロージャが、
    一体状に包装材料に成型され、接続フランジを形成しているベース部分と、
    ベース部分から上方に延びている注ぎ口部分と、
    注ぎ口部分に封をするように構成されているカバーと、
    カバーと一体状に形成されるいたずら即発見部材にして、クロージャを最初に開けた際に壊れるカバーと一体のもろい部材として形成されるいたずら即発見部材とを備え、
    前記接続フランジは縁部を形成する包装材料の開口において該包装材料に成型され、接続フランジ部分がこの縁部を完全に包む、直接射出成型のクロージャ。
  8. 請求項7に記載のクロージャにおいて、前記いたずら即発見部材がタブとして形成され、このタブは、カバーから延び、ベース部分から間隔を置いて配置されている包装材料に成型された端末部分を有する、クロージャ。
  9. 管状形態のカートン・ブランク上にクロージャを形成する方法であって、カートン・ブランクが、該ブランクの少なくとも1つの側面上にポリマ層を有する複合材料から形成されており、この方法が、
    内部に成型空洞の一部分を画定し、ポリマ射出システムと流れ連通している固定成型ツールを準備する段階と、
    管状形態のカートン・ブランクを、該カートン・ブランクが少なくとも部分的に立ち上げられた状態で、固定成型ツールの周りに該固定成型ツールと係合させて配置する段階と、
    内部に成型空洞の他の部分を画定する可動成型ツールを準備し、固定成型ツールの成型空洞と可動成型ツールの成型空洞が、所望のクロージャ形状を画定する段階と、
    固定成型ツールとは反対側で、可動成型ツールをカートン・ブランクに係合させて成型空洞を形成する段階と、
    可動成型ツールをカートン・ブランクと固定成型ツールに押し付ける段階と、
    ポリマを成型空洞内に射出して、所望のクロージャを形成する段階と、
    成型空洞からクロージャを解放する段階とを含む方法。
  10. 請求項9に記載の方法において、可動成型ツールをカートン・ブランクと係合させ、カートン・ブランクの開口を覆う段階を含む、方法。
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