JP4633750B2 - サポーター - Google Patents

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この発明は、足関節捻挫などの障害に対する予防や回復のために用いられるサポーターに関し、特にこの発明は、靴下を兼ねることができるサポーターに関する。
足関節捻挫は、足関節に無理な力が加わり、足関節の正常な運動範囲を超える動きが強制されたときに、足首の部分の靭帯や骨が損傷されることで起こる疾患である。足首の部分の靭帯は、脛腓靭帯と外側靭帯(前距腓靭帯、踵腓靭帯、および後距腓靭帯の総称)と内側(三角)靭帯とから成り、これらの靭帯によって足首の部分の安定性が確保されている。足関節捻挫のうち、特に外側靭帯の前距腓靭帯が伸びたり断裂したりする内反捻挫の発生頻度が高く、靭帯損傷の程度が重くなければ、テーピングやサポーターなどの足首固定具による患部の固定が行われる。
図7は、外側靭帯の一部が断裂した状態(図中、点線Xで示す。)を示している。なお、図中、aは外側靭帯、b内側靭帯、cは脛骨、dは腓骨、eは距骨、fは踵骨、gは内果、hは外果であり、同図は、足から脚にかけての部分を背後より見た図である。
上記の足関節捻挫用の足首固定具には種々のものがあり、例えば、脛当てパッドを脛部に当接させた状態で第1の伸縮帯を脛部に巻いて止め、第2の伸縮帯をふくらはぎから足甲を介し足裏にかけて8の字に巻いて止めるようにしたものが提案されている(例えば特許文献1参照。)。
特開平10−24055号公報
しかし、上記した構成の足首固定具は、取扱が簡易でなく、足首の部分を固定するのに手数がかかるという欠点がある。また、足首の部分に装着した状態は見栄えが悪いだけでなく、その装着部分が嵩張るために、履物が履きずらく、歩行に支障をきたすという問題もある。
この発明は、上記の問題に着目してなされたもので、着用時に見栄えが損なわれたり、嵩張ったりすることがなく、取扱もきわめて容易なサポーターを提供することを目的とする。
また、この発明が他に目的とするところは、全体を靴下の形状とすることにより、靴下を兼ねることが可能なサポーターを提供することにある。
この発明によるサポーターは、足の部分が挿入される袋状の足挿入部と脚の部分が挿入される筒状の脚挿入部とが連なった靴下形状を有し、足挿入部と脚挿入部との全体が長さ方向と周方向とに伸縮可能に形成されている。脚挿入部は、外装部とその外装部の内側に折り込まれて一体に縫い付けられた内装部との二重構造であって、その外周面の足首の部分に対して上方の位置に、長さ方向に伸縮性を有しかつ脚回りの締付状態を自在に設定可能なベルトが取り付けられるとともに、締め付けられたベルトの全体を覆うように上半分を足首の部分まで外側へ折り返すことが可能な長さに設定されている。
上記した構成のサポーターは、靴下を履くようにして足首の部分に着用されるもので、足挿入部に足の部分が、脚挿入部に脚の部分が、それぞれ挿入された状態でベルトを脚の回りに巻き付ける。この場合、靭帯損傷の程度に応じてベルトを引き伸ばして巻き付けるもので、これにより脚回りの締付状態を最適に設定する。ベルトの締付固定後、脚挿入部の上半分を外側へ足首の部分まで折り返すと、ベルトの全体が覆われて外から見えず、靴下を履いたのと同じ外観となり、見栄えが損なわれることはない。この状態では、伸びたベルトの引張力が締付力として作用し、この締付力により足首の上方が保持される。そのうえ、脚挿入部が二重構造になっているので、脚挿入部の締付力が強められる結果、保持および固定作用が高められる。さらに、脚挿入部を折り返すことでその折返部の締付力が強められる結果、足首の保持および固定作用が一層高められる。
この発明の好ましい実施態様においては、前記ベルトは、表面の基端部が面ファスナーの一方の噛合面に形成され、裏面の全長が面ファスナの他方の噛合面に形成されており、ベルトの基端部の裏面が脚挿入部の外周面に固着されている。
この実施態様によれば、ベルトの基端部の噛合面にベルトの裏面の噛合面をどの位置で噛み合わせるかによってベルトの引張力が変わり、その結果、脚回りの締付力が変わる。
この発明によれば、着用時に見栄えが損なわれたり、嵩張ったりすることがなく、取扱がきわめて容易なサポーターが得られる。また、全体が靴下の形状であるので、靴下を兼ねることができ、別に靴下を履く必要がない。
図1および図2は、この発明の一実施例であるサポーター1の外観を示している。
図示例のサポーター1は、足の部分が挿入される袋状の足挿入部2と、脚の部分が挿入される筒状の脚挿入部3とが連なった靴下の形状を有している。足挿入部2と脚挿入部3とは、全体を伸縮糸によりメリヤス編みすることで長さ方向と周方向とに伸縮可能に形成されている。同図中、足挿入部2において、2aは爪先の部分、2bは踵の部分、2cは足首の部分である。また、2d,2eはくるぶしの内果や外果に当接する部分である。
脚挿入部3は、図3に示すように、適度な締付力を生じさせるために、外装部3Aと内装部3Bとの二重構造になっている。内装部3Bは外装部3Aの内側へ折り込まれたもので、外装部3Aの上端と内装部3Bの上端とが連続する。内装部3Bの下端部3Cは外装部3Aに一体に縫着されている。なお、図1〜図3において、4,5は縫い糸による縫付線を示している。
脚挿入部3の外周面には、足首の部分2cに対して上方の位置、すなわち、内果や外果が当接する部分2d,2eよりやや上方の位置に、脚挿入部3の長さ(高さ)の半分以下の幅のベルト6が取り付けられている。また、脚挿入部3は、図4および図5に示すように、ベルト6の全体を覆うことが可能なように、上半分を足首の部分2cまで外側へ折り返すことが可能な長さに設定されている。なお、図4,5において、11は脚挿入部3の折返し部を指している。
前記ベルト6は、帯状をなすベルト本体部7と、ベルト本体部7の表面の基端部に縫い付けられた矩形状の固定部8とから成る。ベルト本体部7は基端部の裏面が脚挿入部3の外周面に縫い付けられている。ベルト本体部7の長さは少なくとも脚挿入部3の周囲長以上に設定されている。ベルト本体部7は基布を構成する経糸の一部に弾性繊維を用いることで長さ方向に伸縮性が付与されている。
固定部8とベルト本体部7とは面ファスナーによって構成されている。図示例では、固定部8の表面をフック状係合素子より成る噛合面9に形成し、一方、ベルト本体部7の裏面の全長をループ状係合素子より成る噛合面10に形成しており、これにより、噛合面9,10が互いに噛み合って接合したり、噛合状態が外れて分離したりするようになっている。このベルト6によると、脚回りの締付状態が自在に設定可能であり、固定部8の噛合面9にベルト本体部7の噛合面10を長さ方向に沿うどの位置で噛み合わせるかによってベルト本体部7の引張度合が変わり、その結果、脚回りの締付力が変わる。
上記した構成のサポーター1は、靴下を履くようにして足首の部分に着用される。この場合、足挿入部2に足の部分が、脚挿入部3に脚の部分が、それぞれ挿入された状態で、足首の部分2cに対してやや上方に位置するベルト6のベルト本体7を適度に引き伸ばした状態で脚の回りに巻き付け、固定部8の噛合面9にベルト本体部7の噛合面10の適所を噛み合わせる。これにより、靭帯損傷の程度に応じて、脚回りの締付を最適な状態に設定でき、足首の部分を固定することができる。
ベルト6の締付固定後、脚挿入部3の上半分を足首の部分まで外側へ折り返すと、ベルト6の全体が覆われて外から見えず、靴下を履いたのと同じ外観となり、見栄えが損なわれることはない。この状態では、足首の部分のやや上方の位置がベルト6の引張力による締付力によって保持され、そのうえ、脚挿入部3を折り返すことで折返し部11の締付力が強められるので、足首の部分の保持および固定作用が一層高められる。
図6は、足首の部分へのサポーター1の着用状態を示しており、足首の部分に対して上方の位置、すなわち、くるぶし(内果gおよび外果h)のすぐ上の部位がベルト6および脚挿入部3の折返し部11により締付け固定されることで、外側靭帯の断裂部位Xが安定保持されている。
この発明の一実施例であるサポーターの外観を示す正面図である。 この発明の一実施例であるサポーターの外観を示す背面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 脚挿入部を折り返した状態を示す正面図である。 図4の折返し部の一部を破断した正面図である。 サポーターの着用状態を示す足の靭帯構造を示す背面図である。 外側靭帯が断裂した状態を示す足の靭帯構造を示す背面図である。
符号の説明
1 サポーター
2 足挿入部
3 脚挿入部
3A 外装部
3B 内装部
6 ベルト
9,10 噛合部

Claims (2)

  1. 足の部分が挿入される袋状の足挿入部と脚の部分が挿入される筒状の脚挿入部とが連なった靴下形状を有し、足挿入部と脚挿入部との全体が長さ方向と周方向とに伸縮可能に形成され、脚挿入部は、外装部とその外装部の内側に折り込まれて一体に縫い付けられた内装部との二重構造であって、その外周面の足首の部分に対して上方の位置に、長さ方向に伸縮性を有しかつ脚回りの締付状態を自在に設定可能なベルトが取り付けられるとともに、締め付けられたベルトの全体を覆うように上半分を足首の部分まで外側へ折り返すことが可能な長さに設定されて成るサポーター。
  2. 前記ベルトは、表面の基端部が面ファスナーの一方の噛合面に形成され、裏面の全長が面ファスナの他方の噛合面に形成されており、ベルトの基端部の裏面が脚挿入部の外周面に固着されている請求項1に記載されたサポーター。
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