JP4633304B2 - 字消し - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は字消しに関し、更に詳しくは、低温でゲル化し、生産性を大巾に向上させるとともに、エネルギーの節約を可能とし、優れた消字性を有し、更に好ましくはブリードしない字消しに関する。
【0002】
【従来の技術】
塩化ビニル系樹脂製字消しは、優れた消字性、消字作業中の感触及び装飾性から広く使用されている。
塩化ビニル系樹脂製字消しは、塩化ビニル系樹脂に可塑剤を配合し、更に必要に応じて、安定剤、着色料、香料等の字消し材料を配合し、プレス成形、射出成形、押出成形等の成形方法により成形され製品とされている。
【0003】
上記の如く、塩化ビニル系樹脂製字消しは、可塑剤の使用が必須であるため、例えば、特公昭44−25905号、特公昭46−42018号、特公昭57−22948号、特許第2655278号に記載されているような可塑剤のブリード(移行)の防止等が研究されている。
またエポキシ系可塑剤を配合した字消しが提案され、特開昭61−29597号ではフタル酸、アジピン酸系可塑剤にエポキシ化大豆油を併用することにより、消字性、透明性に優れ、削りカスが字消しから容易に分離する字消しが、また、最近では特開平9−66699号のように、エポキシ化脂肪酸エステル、エポキシ化脂肪酸トリグリセリドを添加して消し屑の散乱を防止した消しゴムが提案されている。更に、特開2001−81259号では、4,5−エポキシヘキサヒドロフタル酸ジ−2−エチルヘキシルの添加により、ブリードを起こさず、弾性強度に優れた字消しが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
エポキシ系可塑剤は熱安定性が良好で、低揮発性であり、移行性、耐油性、熱老化性に優れているが、一般にゲル化速度が遅く、加工性に劣るため、特に大量配合には適していない。
ところで、使用する可塑剤のゲル化速度が遅い場合は、成形の際に高温を必要とし、所定の温度まで昇温するのに時間が掛り、省エネルギーの観点からも生産性の視点からも好ましいものではない。一方、ゲル化速度が速い場合は、上記のような問題は解消される反面、温度の管理がシビアとなり、一定の品質の製品が得られにくくなるばかりでなく、得られた製品において可塑剤がブリードする場合があるという問題を孕んでいる。
【0005】
かくして、消字性を低下させることなく、ゲル化速度が速く、更に好ましくはブリードし難い可塑剤が待望されるが、従来、この問題については殆ど研究がなされていないのが実情である。勿論、上記した従来技術も、この問題については一切言及されていない。
【0006】
本発明はかかる実情に鑑み、消字性を低下させることなく、ゲル化温度が低く、低温での成形が可能であり、省エネルギー及び生産性の向上を図るとともに、更に好ましくはブリードのない字消しを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するための本発明の請求項1は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、可塑剤としてエポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステルを4〜160重量部配合したことを特徴とする字消しを内容とする。
【0008】
本発明の請求項2は、エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステルが、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し20〜140重量部である請求項1記載の字消しを内容とする。
【0009】
本発明の請求項3は、さらに、エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステル以外の可塑剤を196〜40重量部配合してなる請求項1又は2に記載の字消しを内容とする。
【0010】
本発明の請求項4は、エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステル以外の可塑剤がフタル酸系可塑剤、トリメリット酸系可塑剤、ピロメリット酸系可塑剤、ポリエステル系可塑剤、エポキシ系可塑剤、アジピン酸系可塑剤、セバシン酸系可塑剤、アゼライン酸系可塑剤、リン酸系可塑剤、クエン酸系可塑剤から選ばれる請求項3記載の字消しを内容とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に用いられる塩化ビニル系樹脂としては、従来用いられている塩化ビニル系樹脂が全て用いられ、例えば、重合度400〜3000程度のポリ塩化ビニルの他、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等が挙げられ、これらは単独で又は必要に応じ2種以上組み合わせて用いられる。
【0012】
本発明に用いられる可塑剤であるエポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステルは、例えば「アデカサイザーD−178」(商品名、旭電化工業株式会社製)として市販されている。本発明においては、このエポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステルのみが特異的にゲル化促進効果を示し、後記するように、その他のエポキシ系可塑剤にはゲル化促進効果が認められない。
【0013】
エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステルの配合量は、ゲル化速度を速くする観点からは塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、4〜160重量部が好ましく、より好ましくは20〜140重量部である。4重量部未満ではゲル化促進効果が十分でなく、一方、140重量部を越えるとブリードし易くなる傾向がある。尚、エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステルを単独で使用する場合は、ブリード回避の観点からは、140重量部以下が好ましく、より好ましくは130重量部以下である。
【0014】
エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステルは、優れたゲル化促進効果を示すので、他の可塑剤と併用することにより、他の可塑剤のゲル化を促進することができる。
併用する可塑剤としては、例えば、ジ−2−エチルヘキシルフタレート(DOP)、ジ−n−オクチルフタレート(n−DOP)、ジイソノニルフタレート(DINP)、ジノニルフタレート(DNP)、ジイソデシルフタレート(DIDP)、ジトリデシルフタレート(DTDP)、ジウンデシルフタレート(DUP)等のフタル酸系可塑剤;トリ−2−エチルヘキシルトリメリテート(TOTM)、トリイソデシルトリメリテート(TIDTM)、トリイソオクチルトリメリテート(TIOTM)、トリイソノニルトリメリテート等のトリメリット酸系可塑剤;トリオクチルピロメリット酸(TOPM)等のピロメリット酸系可塑剤;分子量1000以上のポリエステル系可塑剤;エポキシ化トリグリセリド、エポキシ化脂肪酸モノエステル、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、エポキシ化脂肪酸エステル、エポキシヘキサヒドロフタル酸ジ−2−エチルヘキシル(E−PS)、エポキシヘキサヒドロフタル酸ジ−n−オクチル(nE−PS)、エポキシヘキサヒドロフタル酸ジエポキシステアリル(E−PO)等のエポキシヘキサヒドロフタル酸エステル等のエポキシ系可塑剤;ジ−2−エチルヘキシルアジペート(DOA)、ジイソノニルアジペート(DINA)、ジイソデシルアジペート(DIDA)等のアジピン酸系可塑剤;ジ−2−エチルヘキシルセバケート(DOS)、ジブチルセバケート(DBS)等のセバシン酸系可塑剤;ジ−2−エチルヘキシルアゼレート(DOZ)等のアゼライン酸系可塑剤;トリクレジルフォスフェート(TCP)、トリ−2−エチルヘキシルフォスフェート(TOP)等のリン酸系可塑剤; トリエチルシトレート、アセチルトリ−n−ブチルシトレート、トリ−n−ブチルシトレート、アセチルトリエチルシトレート、アセチルトリ−(2−エチルヘキシル)シトレート等のクエン酸系可塑剤が挙げられる。これらは単独で又は必要に応じ2種以上組み合わせて用いられる。
【0015】
また、エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステルは、特異的にゲル化促進効果を示すものの、消し屑の散乱防止(以下、消し屑のまとまり性と記す)には全く効果を示さない。そこで、上記した可塑剤のうち、フタル酸系可塑剤、トリメリット酸系可塑剤、ピロメリット酸系可塑剤、ポリエステル系可塑剤、エポキシ系可塑剤、アジピン酸系可塑剤、セバシン酸系可塑剤、アゼライン酸系可塑剤、リン酸系可塑剤を併用することにより、他の可塑剤のゲル化促進とともに、エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステルの消し屑のまとまり性を改善することができる。これらは単独で又は必要に応じ2種以上組み合わせて用いられる。
【0016】
エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステルとその他の可塑剤とを併用する場合、可塑剤の合計量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し200重量部以下が好ましく、併用する可塑剤の使用量の割合は、エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステルが4〜160重量部、エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステル以外の可塑剤が196〜40重量部の範囲が好ましい。可塑剤の合計量が200重量部を越えると、字消し本体の硬さが柔らかくなりすぎたり、ブリードがし易く、消し能力も低下する。
【0017】
更に、必要に応じて、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、シリカ、珪藻土、酸化マグネシウム、タルク、セリサイト、石英粉末、モンモリロナイト、ホタテ、カキ、しじみなどの貝殻粉末などの充填剤、有機中空粒子、無機中空粒子及び有機・無機顔料、染料などの着色材、香料、安定剤、滑剤、紫外線吸収剤、防カビ剤などの他の添加物も適宜任意に使用することも可能である。また、更にインキ等を溶解する溶剤を内包したマイクロカプセルや、インキ筆跡などを摩消する研磨剤を添加することにより、鉛筆筆跡以外の消去も可能な字消しを提供することができる。
【0018】
上記の如き成分からなる字消し組成物は、混練され、プレス成形、射出成形、押出成形等により成形され、所定の寸法に裁断されて製品とされる。
【0019】
【実施例】
以下、実験例、実施例、比較例及び参考例に基づいて本発明を更に詳細に説明するが、これらは本発明の範囲を何ら制限するものではない。
【0020】
実験例1
表1に示した塩化ビニル樹脂、各種エポキシ系可塑剤及び安定剤を表2に示す割合にて配合し、ゾル粘度を測定することによりゲル化促進効果の有無についてテストした。
(1)使用材料
【0021】
【表1】
【0022】
(2)機器
オイルバス、パイプヒーター(八光電気製作所製)、パールサーモー(温度調節器)(TOHOELECTRONIC製)、マグネチックスターラー、300mlビーカー、水銀温度計、BH型粘度計(東京計器製)
【0023】
(3)配合
【0024】
【表2】
【0025】
(4)測定方法
1)オイルバスに温度調節器を接続したヒーターをセットし、マグネチックスターラーでオイルを攪拌しながら昇温させた。
2)表2のように配合したゾルをいれた300mlビーカーをオイルバスに浸し、ゾルの温度が60℃、70℃、80℃、85℃、90℃、100℃、110℃、120℃、130℃、140℃になるごとにゾル粘度を測定した。
3)ゾルの温度が測定温度に達したことを水銀温度計で確認し、ゾルの粘度をBH型粘度計(東京計器製)4号ローター・6rpm で測定した。
4)測定粘度が100000cps に達するか、又はゾルの温度が140℃に達した時点で測定を終了した。
【0026】
(5)測定結果
表3及び図1にDOPとD178を組み合わせた場合、表4及び図2にDOPとE−PSを組み合わせた場合、表5及び図3にDOPとE−2000Hを組み合わせた場合、表6及び図4にDOPとE−4030を組み合わせた場合、表7及び図5にDOPとE−6000を組み合わせた場合、表8及び図6にDOPとE−9000Hを組み合わせた場合、表9及び図7にDOPとD−55を組み合わせた場合、表10及び図8にDOPとD−32を組み合わせた場合の測定結果をそれぞれ示した。
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】
【表6】
【0031】
【表7】
【0032】
【表8】
【0033】
【表9】
【0034】
【表10】
【0035】
図1から明かなように、本発明のエポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステル(D−178)は配合割合のいかんを問わずDOPよりもゲル化が促進され、また配合割合が多くなるにつれてゲル化が促進されることがわかる。
一方、他のエポキシ系可塑剤は、図2〜図8から明かなように、DOPよりもゲル化速度が遅いことがわかる。
【0036】
実施例1〜2、比較例1〜4
以下の実施例及び比較例で用いた使用材料を表11に示す。また、「部」は特に断らない限り「重量部」を表す。
【0037】
【表11】
【0038】
表12に示す配合により、100×100×10m/m内寸の金型を用いて、130℃、135℃、140℃、145℃、150℃の各温度条件で26分間加熱した後、冷却して成形した。この成形品が、字消しとして一番よい物性を示す成形温度を考察する目的で、JIS−S−6050に示された方法に基づいて、消字率の測定を行った。結果を表12及び図9に示す。
【0039】
消字率の測定方法(JIS−S−6050より)
(1)試料を厚さ5m/mの板状に切り、試験紙との接触部分を半径6m/mの円弧に仕上げたものを試験片とした。
(2)試験片を着色紙に対して垂直に、しかも着色線に対して直角になるように接触させ、試験片におもりとホルダの質量の和が0.5kgとなるようにおもりを載せ、150±10cm/min の速さで着色部を4往復摩消させた。
(3)濃度計(DENSITOMETER PDA65 sakura社製)によって、着色紙の非着色部分の濃度を0として、着色部及び摩消部の濃度をそれぞれ測定した。
(4)消字率は次の式によって算出した。
消字率(%)=(1−(摩消部の濃度÷着色部の濃度))×100
【0040】
【表12】
【0041】
図9より、D−178の添加量が0〜3部の場合、消字率の最大となる成形温度は145℃であり、一方、4部、5部の場合は140℃である。
従って、十分なゲル化促進効果(成形温度の低下効果)を得るには、4部以上の添加が必要である。
一方、135℃成形品同士を比べると、段階的に消字率が上がっていることから、低温成形品においては消字率の観点からは1.5部でも効果が認められる。5部以上添加することが好ましい。
尚、他のエポキシ系可塑剤にもD−178と同様の効果が見られるかを調べるために、エポキシ化大豆油(E−2000)をテストした。しかし、20部添加したにもかかわらず、無添加の場合に比べて、低い成形温度で消字能力に優れる字消し(消字率の最大値)を得ることはできなかった(比較例4)。
【0042】
実施例3〜6、比較例5
表13に示す配合により、100×100×10m/m内寸の金型を用い、115℃、120℃、125℃、130℃、135℃の各温度条件で26分間加熱した後、冷却して成形した。この成形品が、字消しとして一番よい物性を示す成形温度を考察する目的で、JIS−S−6050に示された方法に基づいて、消字率の測定を行った。結果を表13及び図10に示す。
【0043】
【表13】
【0044】
図10より、D−178の添加量が0部、5部、10部の場合は消字率の最大となる成形温度が130℃であり、添加量が増すごとに125℃における消字率の値が上昇する。
また、D−178の添加量が20部、30部の場合には消字率の最大値は125℃となった。このことより、D−178の添加量が増加するごとに消字率の最大値は、より低温側に移動する傾向にある。
よって、D−178の添加量を増やすと、より低い温度で消字能力に優れる字消しが得られることがわかる。
【0045】
実施例7〜13
表14の配合の樹脂組成物を、混合攪拌し、真空脱泡した後、この字消し材料を130℃に保温した100×100×10m/mの内寸の金型に流し込み26分間加熱した後冷却し、型より取り出して字消しサンプルを得た。
得られたサンプルを用いて、消字率及びブリードの有無をテストした。結果を表14に示す。
表14より、ブリードの面からはD−178の添加量は140部以下が好ましく、より好ましくは130部以下である。
(ブリードの試験方法)
画用紙の上に、接する面積が5.6cm2 となるように裁断した字消しを置き、その上に重さ20gの重りを置いて、70℃の恒温槽で4時間放置した後、画用紙に油分のにじみがあるかどうかを、目視で確認した。結果を表14に示す。
【0046】
【表14】
【0047】
実施例14〜19、参考例1〜2
表15に示す配合により、実施例7〜13と同様にして字消しサンプルを得て、消し屑のまとまり性テストを行った。尚、比較のために、本発明においてD−178を単独使用した場合を参考例1として、またDOPを単独使用した場合を参考例2として示した。結果を表15に示す。
(消し屑のまとまり性の試験方法)
特開平9−66699号公報に準じ、消去荷重500gfで10往復させて、最も大きな消し屑の重量を試験片が減量した重量で割った値に100を乗じたものを屑のまとまり率(%)として算出した。
尚、1配合につき4回ずつ屑の重量を測定し、それらの平均をとった。
屑のまとまり率(%)
=〔最大の屑の重量/(テスト前の試験片の重量−テスト後の試験片の重量部)〕
×100
【0048】
【表15】
【0049】
表15中、参考例1、2から明らかなように、D−178を単独で使用した場合は消し屑のまとまり性は悪く、DOPよりも悪い。しかし、実施例14〜19に示すように、D−178を他の可塑剤と併用することにより、消し屑のまとまり性を高めることが可能である。
【0050】
【発明の効果】
叙上のとおり、本発明によれば、低温でゲル化し、生産性を大巾に向上させるとともに、エネルギーの節約を可能とし、且つ消し能力に優れ、更に好ましくはブリードしない字消しを提供することができ、その有用性は頗る大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 温度と粘度との関係を示すグラフである。
【図2】 温度と粘度との関係を示すグラフである。
【図3】 温度と粘度との関係を示すグラフである。
【図4】 温度と粘度との関係を示すグラフである。
【図5】 温度と粘度との関係を示すグラフである。
【図6】 温度と粘度との関係を示すグラフである。
【図7】 温度と粘度との関係を示すグラフである。
【図8】 温度と粘度との関係を示すグラフである。
【図9】 成形温度と消字率との関係を示すグラフである。
【図10】 成形温度と消字率との関係を示すグラフである。
Claims (4)
- 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、可塑剤としてエポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステルを4〜160重量部配合したことを特徴とする字消し。
- エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステルが、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し20〜140重量部である請求項1記載の字消し。
- さらに、エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステル以外の可塑剤を196〜40重量部配合してなる請求項1又は2に記載の字消し。
- エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチルエステル以外の可塑剤がフタル酸系可塑剤、トリメリット酸系可塑剤、ピロメリット酸系可塑剤、ポリエステル系可塑剤、エポキシ系可塑剤、アジピン酸系可塑剤、セバシン酸系可塑剤、アゼライン酸系可塑剤、リン酸系可塑剤、クエン酸系可塑剤から選ばれる請求項3記載の字消し。
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