JP4633134B2 - マイクロコントローラ、制御システム及びマイクロコントローラの設計方法 - Google Patents

マイクロコントローラ、制御システム及びマイクロコントローラの設計方法 Download PDF

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Description

本発明は、一方を制御用とし他方を比較用とする同一機能を有する一対のデータ処理ユニットを備えたマイクロコントローラに係り、例えば自動車の制御システムに適用して有効な技術に関する。
マイクロコントローラ(以下単に「マイコン」とも称する)は、家電製品、AV機器、携帯電話、自動車、産業機械等の機器に組み込まれ、メモリに記憶されているプログラムにしたがって処理を行なうことで、それぞれの機器の制御を行なう半導体集積回路である。
自動車では、制御装置の故障が事故につながる可能性があるため、マイコンを含む部品に高い信頼性が求められるとともに、故障が発生した場合にはこれを検出して自動車が危険な状態にならないように安全機能を働かせるように設計されている。マイコンはセンサやアクチュエータの診断を行ってこれらの故障を検出するだけでなく、マイコン自身の故障も検出する必要がある。
マイコンの故障検出には様々な方法があるが、例えばデータ処理ユニットとしてのCPU(Central Processing Unit)を二重化して同一の処理を行わせ、バスの値を常時比較する技術がしばしば用いられている。特許文献1には、マスタCPUと比較用CPUが同一の処理を同時に実行し、それぞれの結果を比較回路で比較する方法が示されている。特許文献2には、比較用CPUがマスタCPUより0.5+n(nは0以上の整数)サイクル遅れて処理を行い、マスタCPUの結果を0.5+nサイクル遅らせたものと比較用CPUの結果とを比較器で比較する技術が示されている。
Fault Tolerance Achieved in VLSI,IEEE MICRO December 1984 特開平10−11309号公報
従来の技術のうち、マスタCPUと比較用CPUが同一の処理を同時に実行する方式は、クロックの立ち上がり後に変化する信号の数がCPUを二重化しない場合に対して2倍以上になるため、電源ノイズのピーク値が大きくなり、この影響を受けて信号の値が不正になるなど故障が発生しやすくなる。これに対し、特許文献2の方式は、2つのCPUのクロックを0.5サイクルずらしているため、それぞれのCPUにおける信号変化が0.5サイクルずらされ、電源ノイズのピークが1サイクル内の2箇所に分れ、その値は半減する。
しかしながら、2つのCPUのクロックを0.5サイクルずらして動作させると共に、2つのCPUの出力の位相を合わせて比較可能にするために、比較用CPUの入力信号とマスタCPUから比較器への信号は夫々比較用CPUのクロックで変化するラッチ回路で一度保持した後に、比較用CPUと比較器に入力している。このため、夫々のラッチ回路へ供給される入信号はマスタCPUのクロックの0.5サイクルで転送が完了される必要があり、動作周波数に厳しい制約を受け、マイクロコントローラの動作周波数を上げ難い、という新たな問題が生じていた。
本発明の目的は、一方を制御用とし他方を比較用とする同一機能を有する一対のデータ処理ユニットのノイズピークを抑えると共に、高速化への対応が容易なマイクロコントローラを提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、同じ機能を持つ2個のデータ処理ユニットの一方をマスタとし、他方を比較用として備え、回路ユニットの制御をマスタのデータ処理ユニットで行い、マスタのデータ処理ユニットと回路ユニットは第1のクロック信号に同期動作させ、第2のデータ処理ユニットは第1のクロック信号と同一周期で位相の異なる第2クロック信号に同期動作させ、双方のデータ処理ユニットによる処理結果を比較回路で比較することによってマスタのデータ処理ユニットの故障若しくは外乱による動作異常を検出可能にする。回路ユニットから比較用のデータ処理ユニットへの信号経路と、マスタのデータ処理ユニットから比較器への信号経路との夫々にラッチ回路を配置し、複数のラッチ回路のラッチタイミングを規定するクロック信号(単にラッチクロックとも称する)にはその入力信号に応じて第1のクロック信号と第2にクロック信号の双方を採用する。ラッチクロックに前記第2のクロック信号を用いるラッチ回路の入力信号は前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号との位相差内での転送に間に合う信号とされる。
前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号との位相差内での転送に間に合う信号が入力されるラッチ回路にだけ第2のクロック信号をラッチクロックに用いるから、それよりも転送タイミングの遅い信号のラッチには第1のクロック信号を用いればよく、クロック信号の周波数を低くすることを要しない。相互に位相の異なるクロック信号によってマスタと比較用のデータ処理ユニットを動作させるから、同じ位相のクロック信号を用いる場合に比べて、その電源系ノイズのピークを抑えることができ、しかもマスタと比較用のデータ処理ユニットがともに同じ故障を生じた場合にもその異常を検出することができる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、一方を制御用とし他方を比較用とする同一機能を有する一対のデータ処理ユニットのノイズピークを抑えることができると共に、動作周波数に厳しい制約を受けず、高速化への対応が容易なマイクロコントローラの実現が可能になる。
1.実施の形態の概要
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面中の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕本発明に一実施の形態に係るマイクロコントローラは、第1のクロック信号(50)に同期して動作する第1のデータ処理ユニット(1)と、前記第1のデータ処理ユニットの制御に基づいて前記第1のクロック信号に同期して動作する回路ユニット(2)と、前記第1のクロック信号と同一周期で位相差のある第2のクロック信号(51)に同期して前記第1のデータ処理ユニットと同じデータ処理を行なう第2のデータ処理ユニット(3)とを備える。さらに、前記第1のデータ処理ユニットから前記回路ユニットに出力される第1の信号(601)を保持する複数のラッチ回路を備えた第1のインタフェース回路(7)と、前記第1のデータ処理ユニットによる前記第1の信号出力に対応して前記第2のデータ処理ユニットから出力される第2の信号(30)と前記第1のインタフェース回路が保持する信号とを前記第2のクロック信号に同期して比較する比較器(4)と、前記回路ユニットから前記第1のデータ処理ユニットに供給される第3の信号(611,21)を保持して前記第2データ処理ユニットに出力する複数のラッチ回路を備えた第2のインタフェース回路(8,9)と、を有する。前記第1及び第2のインタフェース回路が備える複数のラッチ回路(FF)にはラッチタイミングを規定するのに前記第1のクロック信号を使用するものと前記第2のクロック信号を使用するものとが混在される。
前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号との位相差内での転送に間に合う信号が入力されるラッチ回路にだけ第2のクロック信号をラッチクロックに用いるから、それよりも転送タイミングの遅い信号のラッチには第1のクロック信号を用いればよく、クロック信号の周波数を低くすることを要しない。更に、動作周波数を上げる場合にも、一部のラッチ回路のラッチクロックを第2のクロック信号から第1のクロック信号に変えるという簡単な設計変更によって高速化へ対応が可能になる。また、相互に位相の異なるクロック信号によって双方のデータ処理ユニットを動作させるから、同じ位相のクロック信号を用いる場合に比べて、その電源系ノイズのピークを抑えることができ、しかも双方のデータ処理ユニットが共に同じ故障を生じた場合にもその異常を検出することができる。
〔2〕項1のマイクロコントローラにおいて、前記第1及び第2のインタフェース回路が備える複数のラッチ回路には、ラッチタイミングを規定するのに前記第1のクロック信号に対して前記第2のクロック信号よりも大きな位相差のある第3のクロック信号(52)を使用するものを更に混在させることも可能である。第2のクロック信号をラッチクロックに用いるラッチ回路には回路ユニットから第1クロック信号と第2クロック信号の位相差内で入力データが転送されることが必要であり、当該ラッチ回路の出力データは第2クロック信号の1サイクル内で第2のデータ処理ユニットに転送されればよい。一方、第1クロック信号をラッチクロックに用いるラッチ回路には回路ユニットから第1クロック信号の1サイクル内で入力データが転送されればよいが、当該ラッチ回路の出力データは第2クロック信号と第1クロック信号との位相差内で第2データ処理ユニットに転送されることが必要になる。第3クロック信号をラッチクロックに用いるラッチ回路には、回路ユニットから第1クロック信号と第3クロック信号の位相差内で入力データが転送されればよく、当該ラッチ回路の出力データは第3クロック信号と第2クロック信号の位相差内で第2のデータ処理ユニットに転送されればよい。ラッチ回路の入力側の転送条件と出力側の転送条件は、第1のクロック信号をラッチクロックに用いた場合と第2のクロック信号をラッチクロックに用いた場合では相互に逆の関係になり、入力側又は出力側のいずれか一方の転送条件の方が厳しくなっている。第3のクロック信号をラッチタイミングに用いた場合には入力側と出力側の転送条件の差が小さくなる。したがって、第1のクロック信号をラッチタイミングに用いた時の転送条件と第2のクロック信号をラッチタイミングに用いた時の転送条件との何れも満足できないとき、第3のクロック信号をラッチタイミングに用いることによってその転送条件を満足できる場合がある。これにより、動作速度の高速化の要請に対して融通性が増す。
〔3〕項1のマイクロコントローラにおいて、例えば前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号との位相差が180度である。この場合、第1のクロック信号によってタイミング制御されるラッチ回路の入力側の転送サイクルは第1のクロック信号の1サイクル、出力側の転送サイクルは第2のクロック信号の0.5サイクルに相当する。第2のクロック信号によってタイミング制御されるラッチ回路の入力側の転送サイクルは第1のクロック信号の0.5サイクル、出力側の転送サイクルは第2のクロック信号の1サイクルに相当する。
〔4〕項3のマイクロコントローラにおいて、例えば前記第1のクロック信号と第2のクロック信号の位相差が180度であり、第1のクロック信号と第3のクロックの位相差が190度から350度の範囲にある。
〔5〕項3のマイクロコントローラにおいて、例えば第1のクロックと第3のクロック信号の位相差が270度である。この場合、第1のクロック信号によってタイミング制御されるラッチ回路の入力側の転送サイクルは第1のクロック信号の1サイクル、出力側の転送サイクルは第2のクロック信号の0.5サイクルに相当する。第2のクロック信号によってタイミング制御されるラッチ回路の入力側の転送サイクルは第1のクロック信号の0.5サイクル、出力側の転送サイクルは第2のクロック信号の1サイクルに相当する。第3のクロック信号によってタイミング制御されるラッチ回路の入力側の転送サイクルは第1のクロック信号の0.75サイクル、出力側の転送サイクルは第2のクロック信号の0.75サイクルに相当する。
〔6〕項2のマイクロコントローラにおいて、例えば前記第1の信号は前記第1のデータ処理ユニットがバスに出力するコマンド、アドレス及びライトデータである。前記第2の信号は前記第2のデータ処理ユニットが出力するコマンド、アドレス及びライトデータである。前記第3の信号は前記前記第1のデータ処理ユニットが前記バスに出力するコマンド及びアドレスに従ってメモリから前記バスに出力されるリードデータ及び命令である。
〔7〕項6のマイクロコントローラにおいて、前記第3の信号は前記第1のデータ処理ユニットが出力する制御データにしたがって動作する周辺回路から第1のデータ処理ユニット及び第2のデータ処理ユニットに出力されるデータである。
〔8〕本発明に一実施の形態に係る制御システムは、制御回路(1400)、前記制御回路に出力が接続されたセンサ(1100,1200,1201,1300)、及び前記制御回路によって動作が制御されるアクチェータ(1600)を有し、自動車のパワートレイン系を制御する。前記制御回路は、第1のクロック信号に同期して動作する第1のデータ処理ユニットと、前記第1のデータ処理ユニットの制御に基づいて前記第1のクロック信号に同期して動作する回路ユニットと、前記第1のクロック信号と同一周期で位相差のある第2のクロック信号に同期して前記第1のデータ処理ユニットと同じデータ処理を行なう第2のデータ処理ユニットとを有する。更に、前記第1のデータ処理ユニットから前記回路ユニットに出力される第1の信号を保持する複数のラッチ回路を備えた第1のインタフェース回路と、前記第1のデータ処理ユニットによる前記第1の信号出力に対応して前記第2のデータ処理ユニットから出力される第2の信号と前記第1のインタフェース回路が保持する信号とを前記第2のクロック信号に同期して比較する比較器と、前記回路ユニットから前記第1のデータ処理ユニットに供給される第3の信号を保持して前記第2データ処理ユニットに出力する複数のラッチ回路を備えた第2のインタフェース回路とを備える。前記第1及び第2のインタフェース回路が備える複数のラッチ回路にはラッチタイミングを規定するのに前記第1のクロック信号を使用するものと前記第2のクロック信号を使用するものとが混在される。
〔9〕項8の制御システムにおいて、例えば、前記第1及び第2のインタフェース回路が備える複数のラッチ回路には、前記第1のクロック信号に対して前記第2のクロック信号よりも大きな位相差のある第3のクロック信号をラッチ動作に使用するものが更に混在される。
〔10〕本発明に係るマイクロコントローラの設計方法はコンピュータ装置を用いて項1のマイクロコントローラの論理記述(2000)からその回路記述情報(2200)を生成する設計方法であり、前記夫々のラッチ回路のラッチクロックとして前記第1のクロック信号又は第2のクロック信号の何れを用いるかを指定するクロック候補データ(2003)を論理記述データと共にコンピュータ装置(2100,2300)に入力して回路記述情報を生成する処理と、生成された回路記述情報を用いたタイミングチェックによりクロック候補の適否を判定する処理とを行う。これにより、ラッチ回路に対するラッチクロックの割り当てを容易に最適化することが出来る。
〔11〕項10のマイクロコントローラの設計方法は、例えば前記クロック候補の適否の判定結果に基づいて、不適当なクロック候補を適当なクロック候補に代えるように回路記述情報を修正する処理を更に含む。これにより、ラッチ回路に対するラッチクロックの割り当てを最適化した回路記述情報を容易に得ることができる。
〔12〕本発明に係るマイクロコントローラの別の設計方法はコンピュータ装置を用いて項2のマイクロコントローラの論理記述からその回路記述情報を生成する設計方法であり、前記夫々のラッチ回路のラッチクロックに前記第1のクロック信号、第2のクロック信号又は第3のクロック信号の何れを用いるかを指定するクロック候補データを論理記述データと共にコンピュータ装置に入力して回路記述情報を生成する処理と、生成された回路記述情報を用いたタイミングチェックによりクロック候補の適否を判定する処理とを行う。
〔13〕項12のマイクロコントローラの設計方法は、例えば前記クロック候補の適否の判定結果に基づいて、不適当なクロック候補を適当なクロック候補に代えるように回路記述情報を修正する処理を更に含む。
2.実施の形態の詳細
実施の形態について更に詳述する。以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、発明を実施するための最良の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1には本発明に係るマイクロコントローラMCUの一例がブロックダイヤグラムによって示される。1は第1のデータ処理ユニットの一例であるCPU(中央処理装置)であり、命令をフェッチし、フェッチした命令を解読してデータ転送や演算などの処理を実行する。2はCPU1によって制御される回路ユニットを総称する。回路ユニット2には、RAM、ROM、DMAコントローラ等のように内部バスを介して接続される回路部分(以下単にバス接続回路部2A)、割込みコントローラやその他のロジック回路のように専用信号線を介して接続され回路部分(以下単に個別接続回路部2Bとも称する)を含む。
CPU1はバス60、61を介して回路ユニット2のバス接続回路部2Aをアクセスする。バス60はコマンド、アドレス、ライトデータ用であり、バス61はリードデータ若しくは命令フェッチ用である。CPU1がバス接続回路部2Aをアクセスする場合は、出力経路10からバス60にコマンドとアドレスを出力し、それらは入力経路600からバス接続回路部2Aに入力される。リードアクセスの場合は、バス接続回路部2Aの出力経路20からバス61にデータが読み出され、CPU1がこれを入力経路610から内部に取り込む。ライトアクセスの場合は、CPU1が出力経路10からバス60にライトデータを出力し、これが入力経路600よりバス接続回路部2Aに書き込まれる。CPU1は回路ユニット2の個別接続回路部2Bに個別信号線11を介して信号を供給する。個別接続回路部2Bからの出力は個別信号線21を介してCPU1に供給される。
マイクロコントローラMCUはCPUの冗長2重化によってデータ処理の信頼性を向上させるために、第2のデータ処理ユニットとして比較用CPU3、比較器4、インタフェース回路(IF)7〜9を有する。比較用CPU3はCPU1と同一構成のプロセッサである。比較用CPU3はインタフェース回路8を経由してバス61と接続し、インタフェース回路9を介して個別信号線21と接続する。入力信号80はリードデータであり、入力信号90は回路ユニット2の個別接続回路部2Aからの入力である。出力信号30は、CPU1が出力経路10からバス60に出力するコマンド、アドレス、ライトデータに対応されるコマンド、アドレス、ライトデータであり、バス60には接続されず、CPU1が出力するコマンド、アドレス、ライトデータとの比較に用いられる。インタフェース回路7はCPU1が出力するコマンド、アドレス、ライトデータを比較用に取り込む。比較動作は比較器4が行う。
比較器4はCPU1のバス60への出力と、比較用CPU3の出力信号30を比較する。比較結果は出力信号40より出力される。例えば信号40の論理値0は一致を意味し、論理値1は不一致を意味する。出力信号40は例えば回路ユニット2の割込みコントローラへの割込み信号として用いても良い。CPU1の比較結果が不一致の場合は、例外処理プログラムルーチンに移行してマイクロコントローラMCUをリセットするなどの処理が考えられる。あるいは、比較結果出力信号40をマイクロコントローラMCUの外部端子から出力し、外部のウォッチドッグタイマを使ってマイクロコントローラMCUにリセットをかけるなどの方法を採用することも考えられる。
クロック発生回路(CPG)5はマイクロコントローラMCUの内部クロックを生成する。50はCPU1及び回路ユニット2のクロック同期動作に用いられるクロック信号、51は比較用CPU3と比較器4のクロック同期動作に用いられるクロック信号である。クロック信号50とクロック信号51は同一周期で位相が180度異なる。インタフェース回路7、8、9には上記クロック信号50,51と共にクロック信号52が供給される。クロック信号52はクロック信号50と同一周期で位相が270度遅れている。
インタフェース回路7、8、9はそれぞれの入力信号毎にラッチ回路を有し、ラッチ回路はそのラッチタイミングを規定するラッチクロックとして前記クロック信号50,51,52のいずれかを用いる。インタフェース回路7は、バス60のコマンド、アドレス、ライトデータを入力経路601からクロック50、51、52のいずれかを使用してラッチし、出力信号70として比較器へ供給する。インタフェース回路8はバス61のリードデータを入力経路611からクロック50、51、52のいずれかを使用してラッチし、出力信号80として比較用CPUへ出力する。インタフェース回路9は回路ユニット2から個別信号線21を経てCPU1に出力される信号をクロック50、51、52のいずれかを使用してラッチし、出力信号90として比較用CPU3へ出力する。
図2は図1におけるCPG5が発生する3つのクロックを示す。CLK0はクロック信号50、CLK1はクロック信号51、CLK2はクロック信号52である。3つのクロック信号は周期がt0である。CLK1はCLK0に対して立ち上がりエッジがt01遅れるが、本実施例ではt01は0.5×t0であり、位相差が180度ということになる。CLK2はCLK0に対して立ち上がりエッジがt02遅れるが、本実施例ではt02は0.75×t0であり、位相差が270度ということになる。
図3は図1におけるCPU1と比較用CPU3の内部状態を示す。CPU1はCLK0に同期して内部状態が変化し、比較用CPU3はCLK1に同期してCPU1の0.5サイクル遅れで内部状態が変化する。
図4は図1における回路ユニット2の個別接続回路部2Bから比較用CPU3への信号伝達パスを例示する。回路ユニット2において、ブロック200、201、203は組み合わせ回路であり、ブロック202はフリップフロップとも称されるラッチ回路である。組み合わせ回路200はCPU1と比較用CPU3への信号21のもととなる信号を生成し、ラッチ回路202で保持する。組み合わせ回路201はクロック信号50を用いてラッチ回路202の書き込みクロックを生成する組み合わせ回路である。ラッチ回路202の出力は組み合わせ回路203を通った後、信号21となる。ここで信号21は回路ユニット2からCPU1と比較用CPU3への全ての信号を1つで表現しているが、実際には多数の意味の異なる信号の集まりである。また、ラッチ回路202から組み合わせ回路203を通って信号21に出力するまでのディレイは21を構成する各信号によって異なる。
インタフェース回路9において、ブロック900は組み合わせ回路であり、ブロック901はラッチ回路である。組み合わせ回路900はクロック50、51、52を用いてラッチ回路901の書き込みクロックを生成する。ラッチ回路は入力信号21を保持して比較用CPU3への信号90を出力するが、書き込みクロックのもととなるクロックに50、51、52のどれを使用するかは、入力信号21のディレイによって決められている。
比較用CPU3において、ブロック300と301は組み合わせ回路であり、ブロック302はラッチ回路である。入力信号90は組み合わせ回路300を通ってラッチ回路302で保持される。組み合わせ回路301はクロック51を用いてラッチ回路302の書き込みクロックを生成する。回路ユニット2からCPU1への信号転送の場合には、図4におけるインタフェース回路9は必要なく、信号21を直接CPU1に接続でき、回路ユニット2のラッチ回路からCPU1のラッチ回路までのパスは1サイクルで転送を行っている。比較用CPU3の場合は、CPU1に対して処理が0.5サイクル遅れているため、回路ユニット2のラッチ回路から比較用CPU3のラッチ回路までのパスは1.5サイクルとなり、信号を1サイクル以内で一度保持する必要がある。これがインタフェース回路9の役割である。図1におけるインタフェース回路7と8も同様であるため説明は省略する。
図5には図1のバス接続回路部2Aとインタフェース回路7,8との接続状態並びに個別接続回路部2Bとインタフェース回路9との接続状態を詳細に示している。
図6はCPU1からインタフェース回路7を経て比較器4に至る信号経路における信号伝達サイクル、並びに個別接続回路部2Bからインタフェース回路9を経て比較用CPU3に至る信号経路における信号伝達サイクルが例示される。バス接続回路部2Aからインタフェース回路8を経て比較用CPU3に至る信号経路における信号伝達サイクルは個別接続回路部2Bからインタフェース回路9を経て比較器4に至る信号経路における信号伝達サイクルと同じであるからここでは説明を省略する。FF、FF1はラッチ回路を意味し、CPU1には入力初段、出力最終段のラッチ回路FF1が代表的に示され、個別接続回路部2Bには出力最終段のラッチ回路FF1が代表的に例示される。インタフェース回路7,9にはラッチクロックとしてクロック信号50(CLK0)、51(CLK1)、52(CLK2)が入力されるラッチ回路FFを夫々一つづつ代表的に示している。これにあわせて比較用CPU3には入力初段、出力最終段のラッチ回路FF1が代表的に示され、比較器4には入力初段のラッチ回路FF1が代表的に示される。
個別接続回路部2Bから比較用CPU3へ至る信号経路に配置されたインタフェース回路9において、クロック信号50(CLK0)をラッチクロックとするFFへの前段からの転送サイクルは1サイクル、当該FFから次段までの転送サイクルは0.5サイクルとされる。同様に、クロック信号51(CLK1)をラッチクロックとするFFへの前段からの転送サイクルは0.5サイクル、当該FFから次段までの転送サイクルは1サイクルとされ、同じく、クロック信号52(CLK2)をラッチクロックとするFFへの前段からの転送サイクルは0.75サイクル、当該FFから次段までの転送サイクルは0.75サイクルとされる。CPU1から比較器4へ至る信号経路に配置されたインタフェース回路7に関しても同様である。どの信号のFFのラッチクロックにどのクロック信号50,51、又は52を用いるかは前述のとおり、その信号のディレイによって設計上決定される。後述のように例えば論理合成を行う設計段階で決定される。
図7は図4におけるインタフェース回路9のクロックにクロック51を使った場合のタイミングチャートを示す。回路ユニット2の出力信号21はクロック信号50に同期して変化しており、インタフェース回路9のラッチ回路までの転送サイクルは0.5となる。比較用CPU3はクロック信号51に同期して動作しており、インタフェース回路9のラッチ回路から比較用CPU3のラッチ回路までの転送サイクルは1.0となる。この転送方法は、回路ユニット2の信号21のディレイが小さい場合、例えば1サイクルの40%未満の場合に有効である。ディレイが大きい場合は0.5サイクル以内に間に合わずラッチ回路で正しくデータを保持することができない。0.5サイクルで転送しようとすると動作周波数を低下させなくてはならない。
図8は図4におけるインタフェース回路9のクロックにクロック信号50を使った場合のタイミングチャートを示す。回路ユニット2の出力信号21はクロック信号50に同期して変化しており、インタフェース回路9のラッチ回路までの転送サイクルは1.0となる。比較用CPU3はクロック信号51に同期して動作しており、インタフェース回路9のラッチ回路から比較用CPU3のラッチ回路までの転送サイクルは0.5となる。この転送方法は、回路ユニット2の信号21のディレイが大きい場合、例えば1サイクルの60%以上の場合に有効である。インタフェース回路9から比較用CPU3のラッチ回路までの転送サイクルが0.5と短いため、この区間のディレイが大きい場合は0.5サイクル以内に間に合わずラッチ回路で正しくデータを保持することができない。0.5サイクルで転送しようとすると動作周波数を低下させなくてはならない。
図9は図4におけるインタフェース回路9のクロックにクロック信号52を使った場合のタイミングチャートを示す。回路ユニット2の出力信号21はクロック信号50に同期して変化しており、インタフェース回路9のラッチ回路までの転送サイクルは0.75となる。比較用CPU3はクロック信号51に同期して動作しており、インタフェース回路9のラッチ回路から比較用CPU3のラッチ回路までの転送サイクルは0.75となる。この転送方法は、回路ユニット2の信号21のディレイが1サイクルの40〜60%の場合に有効である。回路ユニット2のラッチ回路からインタフェース回路9までのディレイが0.5サイクル程度だと、図5の方式ではインタフェース回路9までの転送が間に合わず、図6の方式ではインタフェース回路9からの転送が間に合わず、ラッチ回路で正しくデータを保持することができない可能性がある。0.5サイクルで転送しようとすると動作周波数を低下させなくてはならない。
図10にはCPUと比較用CPUを同一のクロック信号CLK0で動作させる構成が比較例として示される。図1及び図5と比べると、CPU、回路ユニット2A,2B、比較用CPU3、比較器4はクロック信号50(CLK0)に同期して動作する。インタフェース回路7〜9は設けられていない。
図11は図10の比較例におけるCPUの内部状態を示す。CPU1と比較用CPU3はクロック信号50に同期して同じタイミングで処理を行う。
図12は2つのCPU1と比較用CPU3を同一周期で位相が0.5サイクル異なるクロック信号50(CLK0)、51(CLK1)で動作させる構成が比較例として示される。図1と比較すると、CPG5が発生するクロック信号は50と51で、CPU1と回路ユニット2はクロック信号50(CLK0)に同期して動作し、比較用CPU3と比較器4はクロック信号51(CLK1)に同期して動作する。バス60、61、回路ユニット2からの信号21と比較用CPU3、比較器4の間のインタフェース回路7A、8A、9Aは、クロック信号51(CLK1)を用いて信号を保持した後出力する。
図13には図12の構成におけるCPU1からインタフェース回路7Aを経て比較器4に至る信号経路における信号伝達サイクル、並びに個別接続回路部2Bからインタフェース回路9Aを経て比較器4に至る信号経路における信号伝達サイクルが例示される。図13の標記は図6に準ずる。
以上の説明より明らかなように、前記クロック信号50(CLK0)と前記クロック信号51(CLK1)との位相差内での転送に間に合う信号が入力されるラッチ回路にだけクロック信号51をラッチクロックに用いるから、それよりも転送タイミングの遅い信号のラッチ回路にはクロック信号50を用いればよく、クロック信号50の周波数を低くすることを要しない。
特に、インタフェース回路7〜のラッチ回路FFのラッチクロックとしてクロック信号50(CLK0),51(CLK1)に他にクロック信号52(CLK2)を用いる図1、図6の構成を採用する場合には、ラッチクロックにどのクロック信号を用いるかは、以下が考慮される。すなわち、第2のクロック信号51(CLK1)をラッチクロックに用いるラッチ回路FFには前段(回路ユニット2、CPU1)から第1クロック信号50(CLK0)と第2クロック信号51(CLK1)の位相差(0.5サイクル)内で入力データが転送されることが必要であり、当該ラッチ回路FFの出力データは第2クロック信号51(CLK1)の1サイクル内で次段(比較用CPU3、比較器4)に転送されればよい。一方、第1クロック信号50(CLK0)をラッチクロックに用いるラッチ回路FFには前段から第1クロック信号50(CLK0)の1サイクル内で入力データが転送されればよいが、当該ラッチ回路FFの出力データは第2クロック信号51(CLK1)と第1クロック信号50(CLK0)との位相差内で次段に転送されることが必要になる。第3クロック信号52(CLK2)をラッチクロックに用いるラッチ回路FFには、前段から第1クロック信号50(CLK0)と第3クロック信号52(CLK2)の位相差(0.75サイクル)内で入力データが転送されればよく、当該ラッチ回路FFの出力データも第1クロック信号と第3クロック信号の位相差内で次段に転送されればよい。ラッチ回路FFの入力側の転送条件と出力側の転送条件は、第1のクロック信号50(CLK0)をラッチクロックに用いた場合と第2のクロック信号51(CLK1)をラッチクロックに用いた場合では相互に逆の関係になり、入力側又は出力側のいずれか一方の転送条件の方が厳しくなっている。第3のクロック信号52(CLK2)をラッチタイミングに用いた場合には入力側と出力側の転送条件の差が小さくなる。したがって、第1のクロック信号50をラッチタイミングに用いた時の転送条件と第2のクロック信号51をラッチタイミングに用いた時の転送条件との何れも満足できないとき、第3のクロック信号52をラッチタイミングに用いることによってその転送条件を満足できる場合がある。これにより、インタフェース回路7〜9のラッチ回路にクロック信号50,51だけを用いる場合に比べて、動作速度の高速化の要請に対して融通性を増すことができる。
インタフェース回路7〜9のどのラッチ回路に対しても次段回路のラッチ回路までの信号遅が0.5サイクルよりも小さくなるように当該次段経路の配線遅延を設定すればラッチ回利の入力信号遅延だけに着目してどのラッチクロックを用いるかを決定することができる。
上記より、マイクロコントローラMCUの動作周波数を上げる場合にも、一部のラッチ回路のラッチクロックを第2のクロック信号51(CLK1)から第3のクロック信号52(CLK2)又は第1のクロック信号50(CLK0)に変えるという簡単な設計変更によって高速化へ対応が可能になる。また、相互に位相の異なるクロック信号によってCPU1と比較用CPU3を動作させるから、同じ位相のクロック信号を用いる場合に比べて、その電源系ノイズのピークを抑えることができ、しかもCPU1と比較用CPU3の双方が共に同じ故障を生じた場合にもその異常を検出することが可能になる。
図14には前記マイクロコントローラMCUを使用した自動車のスタビリティコントロールシステムが例示される。自動車1000において、1100はドライバのハンドル操作を検知する操舵角センサ、1200と1201は車輪速センサ、1300は車両の挙動を検知するヨーレートセンサであり、これらセンサ情報をスタビリティコントロール制御装置1400に入力し、前記マイクロコントローラMCUで処理を行い、ブレーキアクチュエータ1600に指令を与えてブレーキ1700、1701を制御する。マイクロコントローラMCUの出力信号40によって本システムの故障を検知したときは、スタビリティコントロールシステムの暴走とならないようにシステムを停止して安全性を確保することができる。
図15には上記マイクロコントローラMCUの設計方法、特に、インタフェース回路7、8、9におけるそれぞれのラッチ回路FFで使用するクロック信号を決定する設計自動化方法が示される。図に示される方法はエンジニアリングワークステーション等のコンピュータ装置に適用された設計ツールを用いて行われる。
マイコンの論理記述2000は図1におけるCPU1、回路ユニット2など、マイクロコントローラMCUを構成する部品の機能とこれらの接続情報とをHDLのようなハードウェア記述言語を用いて記述した論理記述情報である。ライブラリ2001は生成する回路のデバイス情報であり、基本セルの機能、スピード、面積などの情報を含む。制約2002はクロックの周期や端子のタイミング情報などの情報を含む。クロック候補2003は本発明で追加する設定であり、クロック信号が決定されていないラッチ回路FFと候補となるラッチクロックを指定する情報である。例えば、図1においてインタフェース回路7、8、9にはクロック信号50、51、52の候補がある。マイコンの論理記述2000においては仮のクロック信号と接続されており、回路を生成した後のタイミングに応じて最適なクロック信号に接続し直す。回路自動生成ツール2100はマイコンの論理記述2000から実際の回路情報(回路記述情報)2200への変換を行う。タイミングチェックツール2300は回路情報2200を入力し、ラッチ回路間、端子とラッチ回路間などのパスのディレイを計算してレポート2400を出力する。クロック候補2003で指定したラッチ回路FFに関しては、候補に指定したクロック信号ごとに必要なタイミングが満足されているか否かの結果がレポートとして出力される。このレポート結果をもとに、設計ツールで、クロック信号が未決定も若しくはクロック信号候補が不適切であったラッチ回路FFのクロック信号を決定して、マイクロコントローラMCUの論理記述2000を修正する。望ましい形態としては、回路自動生成ツール2100に結果レポート2400が与えられることにより、自動的に最適なクロックが選択されて接続され、これが回路情報2200に反映される。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、インタフェース回路7〜9のラッチ回路に接続可能とするラッチクロックは0.5サイクルの位相差のある2種類のラッチ回路であってもよい。また、3種類のラッチクロックを用いる場合に追加するラッチクロックの位相差は0.75サイクルに限定されず、クロックパルスジェネレータの機能に応じて適宜決定すればよい。データ処理ユニットはCPUに限定されない。例えば、キャッシュメモリやアドレス変換バッファ等を備えたCPUコア、更には浮動小数点演算ユニット等のアクセラレータが密結合されたCPUコア、又は、RAMやROM等を含んだプロセッサコア、その他に、データ演算機能とバスマスタ機能を備えた適宜のデータ処理ユニットであればよい。インタフェース回路に含まれるラッチ回路は所謂マスタ・スレーブ携帯のラッチ回路であることが望ましい。ラッチ動作形態は、エッジトリガ型、又はレベルセンス型の何れであってもよい。
図1は本発明に係るマイクロコントローラMCUの一例がブロックダイヤグラムである。 図2は図1におけるCPGが発生する3つのクロックを示す波形図である。 図3は図1におけるCPUと比較用CPUの内部状態を示すタイミングイチャートである。 図4は図1における回路ユニットの個別接続回路部から比較用CPUへの信号伝達パスを例示するブロックダイヤグラムである。 図5は図1のバス接続回路部とインタフェース回路との接続状態並びに個別接続回路部とインタフェース回路との接続状態を詳細に示すブロックダイヤグラムである。 図6はCPUからインタフェース回路を経て比較器に至る信号経路における信号伝達サイクル、並びに個別接続回路部からインタフェース回路を経て比較器に至る信号経路における信号伝達サイクルを例示するブロックダイヤグラムである。 図7は図4におけるインタフェース回路のクロックにクロック信号51を使った場合のタイミングチャートである。 図8は図4におけるインタフェース回路のクロックにクロック信号50を使った場合のタイミングチャートである。 図9は図4におけるインタフェース回路のクロックにクロック信号52を使った場合のタイミングチャートである。 図10はCPUと比較用CPUを同一のクロック信号CLK0で動作させる構成を比較例として示すブロックダイヤグラムである。 図11は図10の比較例におけるCPUの内部状態を示すタイミングチャートである。 図12はCPUと比較用CPUを同一周期で位相が0.5サイクル異なるクロック信号(CLK0、CLK1)で動作させる構成がを比較例として示すブロックダイヤグラムである。 図13は図12の構成におけるCPUからインタフェース回路を経て比較器に至る信号経路における信号伝達サイクル、並びに個別接続回路部からインタフェース回路を経て比較器に至る信号経路における信号伝達サイクルを例示するブロックダイヤグラムである。 図14はマイクロコントローラを使用した自動車のスタビリティコントロールシステムを例示するブロックダイヤグラムである。 図15はマイクロコントローラの設計方法、特に、インタフェース回路におけるそれぞれのラッチ回路FFで使用するクロック信号を決定する設計自動化方法等について例示するフローチャートである。
符号の説明
MCU マイクロコントローラ
1 CPU
2 回路ユニット
2A バス接続回路部
2B 個別接続回路部
3 比較用CPU
4 比較器
FF ラッチ回路
7〜9 インタフェース回路
50 第1のクロック信号(CLK0)
51 第2のクロック信号(CLK1)
52 第3のクロック信号(CLK2)
60、61 バス
1100、1200、1201、1300 センサ
1400 スタビリティコントロール制御装置
1600 ブレーキアクチュエータ

Claims (13)

  1. 第1のクロック信号に同期して動作する第1のデータ処理ユニットと、
    前記第1のデータ処理ユニットの制御に基づいて前記第1のクロック信号に同期して動作する回路ユニットと、
    前記第1のクロック信号と同一周期で位相差のある第2のクロック信号に同期して前記第1のデータ処理ユニットと同じデータ処理を行なう第2のデータ処理ユニットと、
    前記第1のデータ処理ユニットから前記回路ユニットに出力される第1の信号を保持する複数のラッチ回路を備えた第1のインタフェース回路と、
    前記第1のデータ処理ユニットによる前記第1の信号出力に対応して前記第2のデータ処理ユニットから出力される第2の信号と前記第1のインタフェース回路が保持する信号とを前記第2のクロック信号に同期して比較する比較器と、
    前記回路ユニットから前記第1のデータ処理ユニットに供給される第3の信号を保持して前記第2データ処理ユニットに出力する複数のラッチ回路を備えた第2のインタフェース回路と、を含み、
    前記第1及び第2のインタフェース回路が備える複数のラッチ回路にはラッチタイミングを規定するのに前記第1のクロック信号を使用するものと前記第2のクロック信号を使用するものとが混在される、マイクロコントローラ。
  2. 前記第1及び第2のインタフェース回路が備える複数のラッチ回路には、ラッチタイミングを規定するのに前記第1のクロック信号に対して前記第2のクロック信号よりも大きな位相差のある第3のクロック信号を使用するものが更に混在される、請求項1記載のマイクロコントローラ。
  3. 前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号との位相差が180度である、請求項1記載のマイクロコントローラ。
  4. 前記第1のクロック信号と第2のクロック信号の位相差が180度であり、第1のクロック信号と第3のクロックの位相差が190度から350度の範囲にある、請求項3記載のマイクロコントローラ。
  5. 第1のクロックと第3のクロック信号の位相差が270度である、請求項4記載のマイクロコントローラ。
  6. 前記第1の信号は前記第1のデータ処理ユニットがバスに出力するコマンド、アドレス及びライトデータであり、
    前記第2の信号は前記第2のデータ処理ユニットが出力するコマンド、アドレス及びライトデータであり、
    前記第3の信号は前記前記第1のデータ処理ユニットが前記バスに出力するコマンド及びアドレスに従ってメモリから前記バスに出力されるリードデータ及び命令である、請求項2記載のマイクロコントローラ。
  7. 前記第3の信号は前記第1のデータ処理ユニットが出力する制御データにしたがって動作する周辺回路から第1のデータ処理ユニット及び第2のデータ処理ユニットに出力されるデータである、請求項6記載のマイクロコントローラ。
  8. 制御回路、前記制御回路に出力が接続されたセンサ、及び前記制御回路によって動作が制御されるアクチェータを有し、自動車のパワートレイン系を制御するための制御システムであって、
    前記制御回路は、第1のクロック信号に同期して動作する第1のデータ処理ユニットと、
    前記第1のデータ処理ユニットの制御に基づいて前記第1のクロック信号に同期して動作する回路ユニットと、
    前記第1のクロック信号と同一周期で位相差のある第2のクロック信号に同期して前記第1のデータ処理ユニットと同じデータ処理を行なう第2のデータ処理ユニットと、
    前記第1のデータ処理ユニットから前記回路ユニットに出力される第1の信号を保持する複数のラッチ回路を備えた第1のインタフェース回路と、
    前記第1のデータ処理ユニットによる前記第1の信号出力に対応して前記第2のデータ処理ユニットから出力される第2の信号と前記第1のインタフェース回路が保持する信号とを前記第2のクロック信号に同期して比較する比較器と、
    前記回路ユニットから前記第1のデータ処理ユニットに供給される第3の信号を保持して前記第2データ処理ユニットに出力する複数のラッチ回路を備えた第2のインタフェース回路と、を含み、
    前記第1及び第2のインタフェース回路が備える複数のラッチ回路にはラッチタイミングを規定するのに前記第1のクロック信号を使用するものと前記第2のクロック信号を使用するものとが混在される、制御システム。
  9. 前記第1及び第2のインタフェース回路が備える複数のラッチ回路には、ラッチタイミングを規定するのに前記第1のクロック信号に対して前記第2のクロック信号よりも大きな位相差のある第3のクロック信号を使用するものが更に混在される、請求項8記載の制御システム。
  10. コンピュータ装置を用いて請求項1記載のマイクロコントローラの論理記述からその回路記述情報を生成する設計方法であって、前記夫々のラッチ回路のラッチクロックとして前記第1のクロック信号又は第2のクロック信号の何れを用いるかを指定するクロック候補データを論理記述データと共にコンピュータ装置に入力して回路記述情報を生成し、生成された回路記述情報を用いたタイミングチェックによりクロック候補の適否を判定する、マイクロコントローラの設計方法。
  11. 前記クロック候補の適否の判定結果に基づいて、不適当なクロック候補を適当なクロック候補に代えるように回路記述情報を修正する、請求項10記載のマイクロコントローラの設計方法。
  12. コンピュータ装置を用いて請求項2記載のマイクロコントローラの論理記述からその回路記述情報を生成する設計方法であって、前記夫々のラッチ回路のラッチタイミングを規定するのに前記第1のクロック信号、第2のクロック信号又は第3のクロック信号の何れを用いるかを指定するクロック候補データを論理記述データと共にコンピュータ装置に入力して回路記述情報を生成し、生成された回路記述情報を用いたタイミングチェックによりクロック候補の適否を判定する、マイクロコントローラの設計方法。
  13. 前記クロック候補の適否の判定結果に基づいて、不適当なクロック候補を適当なクロック候補に代えるように回路記述情報を修正する、請求項12記載のマイクロコントローラの設計方法。
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