JP4632937B2 - フライヤ回転式巻線装置 - Google Patents

フライヤ回転式巻線装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4632937B2
JP4632937B2 JP2005345091A JP2005345091A JP4632937B2 JP 4632937 B2 JP4632937 B2 JP 4632937B2 JP 2005345091 A JP2005345091 A JP 2005345091A JP 2005345091 A JP2005345091 A JP 2005345091A JP 4632937 B2 JP4632937 B2 JP 4632937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball spline
rotating member
motor
flyer
spline shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005345091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007150134A (ja
Inventor
和也 尾村
毅浩 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2005345091A priority Critical patent/JP4632937B2/ja
Publication of JP2007150134A publication Critical patent/JP2007150134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4632937B2 publication Critical patent/JP4632937B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、例えばコア、ボビン等にマグネットワイヤを整列巻きで高速で巻回するために、マグネットワイヤを繰り出すフライヤノズルを、コア、ボビンの周りに円軌道で周回させるフライヤ回転式巻線装置に関する。
従来のこの種の巻線装置として、例えば巻線が施されるコアの周囲にワイヤノズルを周回させるノズル回転用モータを可動台上に固定し、コアの軸線に沿ってワイヤノズルを進退させるリニアモータによりノズル回転駆動用モータごと可動台を移動させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−313661号公報(図1)
しかしながら、ワイヤノズルを進退させるリニアモータによりノズル回転駆動用モータごと可動台を移動させるようにしたものにあっては、リニアモータにかかる負荷が大きく、応答性が悪い。これを解消するには、容量の大きなリニアモータが必要となり、コスト高となるだけでなく、装置の大型化が避けられない。
本発明の技術的課題は、フライヤ回転式巻線装置において、装置のコストを安価にし、高速での整列巻線を可能とすることにある。
本発明に係るフライヤ回転式巻線装置は、ワーク方向へ進退可能に台板上に設けられた直動機構と、直動機構を駆動する直動機構駆動用モータと、台板上に直動機構を介して設けられた可動台と、ワーク軸線周りを円軌道で回転可能なフライヤノズルを有し、可動台上に回転自在に支持された回転部材と、台板に固定されて回転部材を駆動する回転部材駆動用モータと、回転部材駆動用モータと回転部材との間の動力伝達系内に配置されて、この回転部材に動力を伝達するボールスプラインシャフトを備え、フライヤノズルよりマグネットワイヤを供給しながら、フライヤノズルをワークの周囲に円軌道で一方向に連続に周回させつつワークの軸線に沿って間歇的に進退させることで、マグネットワイヤをワークに整列巻回するフライヤ回転式巻線装置であって、直動機構駆動用モータをリニアモータとし、可動台をリニアモータの可動子側、回転部材駆動用モータをリニアモータの固定子側、にそれぞれ配置し、回転部材とボールスプラインシャフトは直列に連結され、ボールスプラインシャフトがボールスプライン外筒を介して台板側に回転自在かつ軸方向移動自在に支承されているとともに、ボールスプライン外筒と回転部材駆動用モータとの間がタイミングベルトにより連結され、さらに回転部材およびボールスプラインシャフトは、いずれも同軸上に配置された中空軸からなり、内部には前記フライヤノズルへ供給するマグネットワイヤが挿通されているものである。
本発明のフライヤ回転式巻線装置によれば、直動機構駆動用モータをリニアモータとし、可動台をリニアモータの可動子側、回転部材駆動用モータをリニアモータの固定子側、にそれぞれ配置し、回転部材とボールスプラインシャフトは直列に連結され、ボールスプラインシャフトがボールスプライン外筒を介して台板側に回転自在かつ軸方向移動自在に支承されているとともに、ボールスプライン外筒と回転部材駆動用モータとの間がタイミングベルトにより連結され、さらに回転部材およびボールスプラインシャフトは、いずれも同軸上に配置された中空軸からなり、内部には前記フライヤノズルへ供給するマグネットワイヤが挿通されているので、回転部材駆動用モータを、リニアモータの負荷側から分離し、別置きとすることができ、リニアモータにかかる負荷を軽減することができる。このため、小型軽量化が図れ、装置のコストが安価となり、フライヤノズルを円軌道で一方向に連続に高速動作させることができて、高速での整列巻線が可能となり、生産性の向上が図れる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るフライヤ回転式巻線装置の概略構成を示す正面断面図、図2はその平面図である。
本実施形態のフライヤ回転式巻線装置は、図1及び図2のようにワークである直方体状のコア11を保持する例えばクランパ等でなるワーク保持部材12と、台板13と、台板13上に配置された直動機構すなわち一対のリニアガイド14,14と、これらリニアガイド14,14を介して台板13上に移動可能に配設された可動台15と、この可動台15と台板13の間に水平方向に配設され、台板13側に固定子16aが、また可動台15側に可動子16bが、それぞれ対向して固着された直動機構駆動用モータすなわちリニアモータ16と、台板13上に可動台15と連動して動くように併設され、可動台15を介してリニアモータ16の可動子16bの位置を検出するリニア位置検出器17とを備えている。
また、可動台15上に第1の軸受装置18が設置されているとともに、台板13側に第1の軸受装置18と軸線が一致するように第2の軸受装置25が設置されている。第2の軸受装置25には、中空のボールスプラインシャフト19aに外嵌してスプライン係合するボールスプライン外筒19bが回転可能に支持されている。つまり、ボールスプラインシャフト19aがボールスプライン外筒19bを介して台板13側に回転自在かつ軸方向移動自在に支承されている。第1の軸受装置18には、中空軸からなる回転部材20が支持され、回転部材20とボールスプラインシャフト19aとがカップリング22を介して直列に連結されている。回転部材20の中空部は、ボールスプラインシャフト19a内を通して供給されるマグネットワイヤ21を案内するための案内穴20aとして機能する。さらに、回転部材20には、その他端側にフライヤノズル23が取り付けられており、回転部材20が回転することで、フライヤノズル23がコア11の周りを円軌道で一方向に連続に周回し、マグネットワイヤ21をコア11に巻回し、コイル24に形成するようになっている。
また、台板13には回転部材駆動用モータ30が固定されており、ボールスプライン外筒19bと回転部材駆動用モータ30との間がタイミングベルト31により連結されている。つまり、回転部材駆動用モータ30の出力軸に第1の刃付きプーリ32が取り付けられ、またボールスプライン外筒19bに第2の刃付きプーリ33が取り付けられ、これらプーリにタイミングベルト31が掛け回されており、回転部材駆動用モータ30で発生する動力が、第1の刃付きプーリ32、タイミングベルト31、第2の刃付きプーリ33を介してボールスプライン外筒19bに伝わり、さらにボールスプライン外筒19bからボールスプラインシャフト19a、カップリング22を介して回転部材20に伝わり、フライヤノズル23がコア11の周りを円軌道で周回するようになっている。
次に、本実施形態のフライヤ回転式巻線装置の動作について図1及び図2を用いて説明する。まず、マグネットワイヤ21を巻回すべきコア11がワーク保持部材12に保持されて所定位置にセットされると、回転部材駆動用モータ30が駆動し、その動力が、タイミングベルト31を介してボールスプラインシャフト19a側に伝わり、回転部材20が回転を開始し、フライヤノズル23がコア11の周りを円軌道で一方向に連続に周回する。また、この周回が1ピッチだけ進められる領域において、リニアモータ16が駆動され、可動台15がリニアガイド14に案内されて図中の矢印A方向に移動を開始し、これに伴って可動台15に配置されている第1の軸受装置18も矢印A方向に移動する。このため、回転部材20及びフライヤノズル23も矢印A方向に移動する。そして、フライヤノズル23の周回がクロス領域を外れて整列領域に差し掛かる位置において、リニアモータ16が停止し、可動台15及びフライヤノズル23も矢印A方向への移動を中断する。これにより、フライヤノズル23がコア11の軸方向へ1ピッチ分移動する。
前記リニアモータ16による可動台15及びフライヤノズル23の矢印A方向への移動中、ボールスプラインシャフト19aも追従して矢印A方向に移動する。しかし、回転部材駆動用モータ30からボールスプライン外筒19bに至る動力伝達系は、台板13に位置が固定されているとともに、ボールスプライン外筒19bがボールスプラインシャフト19aとスプライン係合しているため、矢印A方向に移動することはない。
以上の動作により、フライヤノズル23は、直方体状のコア11の周囲の3面をコア軸心に直交する面内で周回した後、残りの1面をコア軸方向へ1ピッチ分の移動を加えながら周回する。そして、この動作を繰り返すことにより、供給されるマグネットワイヤ21をコア11周りに螺旋状に密に巻回する。そして、1層目の巻回が終了すると、今度はリニアモータ16が逆方向(矢印B方向)に駆動され、可動台15が矢印B方向に移動して、フライヤノズル23も1層目とは逆の矢印B方向に移動される。そして、1層目と同様の動作を繰り返すことにより、折り返し部(2層目の巻回開始点)からマグネットワイヤ21が1層目とクロスした状態でコア11周りに順次、螺旋状に2層目の巻回が行われる。以下、同様の動作が繰り返されて所望の層数に巻回された巻線が完成する。なお、リニアモータ16は、その位置がリニア位置検出器17によって常時検出され、フィードバックされることにより制御される。
このように、本実施形態によれば、回転部材20とボールスプラインシャフト19aを直列に連結し、ボールスプラインシャフト19aがボールスプライン外筒19bを介して台板13側に回転自在かつ軸方向移動自在に支承されるようにするとともに、ボールスプライン外筒19bと回転部材駆動用モータ30との間をタイミングベルト31により連結しているので、回転部材駆動用モータ30を、直動機構駆動用モータであるリニアモータ16の負荷側から分離し、別置きとすることができて、リニアモータ16にかかる負荷を軽減することができる。このため、小型軽量化が図れ、装置のコストが安価となり、フライヤノズル23を円軌道で一方向に連続に高速動作させることができて、高速での整列巻線が可能となり、生産性の向上が図れる。
また、回転部材20及びボールスプラインシャフト19aを、中空軸から形成して同軸上に配置し、内部にはフライヤノズル23へ供給するマグネットワイヤ21を挿通しているので、マグネットワイヤ21の供給路の確保が容易となる。
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2に係るフライヤ回転式巻線装置の概略構成を示す正面断面図、図4はその平面図であり、各図中、前述の実施の形態1に相当する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態のフライヤ回転式巻線装置は、中空軸からなる回転部材20と中実軸からなるボールスプラインシャフト40aとを平行に配置し、ボールスプラインシャフト40aの一端を、台板13側に固定した回転部材駆動用モータ30の出力軸にカップリング41を介して直接連結するとともに、ボールスプラインシャフト40aの他端を、同じく台板30側に固定設置した軸受装置46で回転自在に支承している。また、ボールスプラインシャフト40aの中央部にはボールスプライン外筒40bが取り付けられ、ボールスプライン外筒40bが可動台15側に固定設置した軸受装置45に回転自在に支承され、ボールスプライン外筒40bと回転部材20との間がタイミングベルト42により連結されている。つまり、ボールスプライン外筒40bに第1の刃付きプーリ44が取り付けられ、また回転部材20に第2の刃付きプーリ43が取り付けられ、これらプーリにタイミングベルト42が掛け回されており、回転部材駆動用モータ30で発生する動力が、ボールスプラインシャフト40a、ボールスプライン外筒40b、第1の刃付きプーリ44、タイミングベルト42、第2の刃付きプーリ43を介して回転部材20に伝わり、フライヤノズル23がコア11の周りを円軌道で周回するようになっている。
次に、本実施形態のフライヤ回転式巻線装置の動作について図3及び図4を用いて説明する。まず、マグネットワイヤ21を巻回すべきコア11がワーク保持部材12に保持されて所定位置にセットされると、回転部材駆動用モータ30が駆動し、その動力が、ボールスプラインシャフト40aからボールスプライン外筒40bに伝わり、さらにタイミングベルト42を介して回転部材20に伝わり、回転部材20がが回転を開始し、フライヤノズル23がコア11の周りを円軌道で一方向に連続に周回する。また、この周回が1ピッチだけ進められる領域において、リニアモータ16が駆動され、可動台15がリニアガイド14に案内されて図中の矢印A方向に移動を開始し、これに伴って可動台15に固定設置されている軸受装置18も矢印A方向に移動する。このため、回転部材20及びフライヤノズル23も矢印A方向に移動する。そして、フライヤノズル23の周回がクロス領域を外れて整列領域に差し掛かる位置において、リニアモータ16が停止し、可動台15及びフライヤノズル23も矢印A方向への移動を中断する。これにより、フライヤノズル23がコア11の軸方向へ1ピッチ分移動する。
前記リニアモータ16による可動台15及びフライヤノズル23の矢印A方向への移動中、第2の刃付きプーリ43、タイミングベルト42、第1の刃付きプーリ44、及びボールスプライン外筒40bも追従して矢印A方向に移動する。しかし、回転部材駆動用モータ30からボールスプラインシャフト40aに至る動力伝達系は、台板13に位置が固定されているとともに、ボールスプライン外筒40bがボールスプラインシャフト40aとスプライン係合しているため、矢印A方向に移動することはない。
以上の動作により、フライヤノズル23は、直方体状のコア11の周囲の3面をコア軸心に直交する面内で円軌道で周回した後、残りの1面をコア軸方向へ1ピッチ分の移動を加えながら周回する。そして、前述の実施の形態1と同様に、この動作を繰り返すことにより、供給されるマグネットワイヤ21をコア11周りに螺旋状に密に巻回する。そして、1層目の巻回が終了すると、今度はリニアモータ16が逆方向(矢印B方向)に駆動され、可動台15が矢印B方向に移動して、フライヤノズル23も1層目とは逆の矢印B方向に移動される。そして、1層目と同様の動作を繰り返すことにより、折り返し部(2層目の巻回開始点)からマグネットワイヤ21が1層目とクロスした状態でコア11周りに順次、螺旋状に2層目の巻回が行われる。以下、同様の動作が繰り返されて所望の層数に巻回された巻線が完成する。なお、リニアモータ16は、その位置がリニア位置検出器17によって常時検出され、フィードバックされることにより制御される。
このように、本実施形態によれば、回転部材20とボールスプラインシャフト40aを平行に配置し、ボールスプラインシャフト40aの一端を回転部材駆動用モータ30の出力軸に接続し、ボールスプラインシャフト40aの他端を台板13側に設置した軸受装置46に回転自在に支承し、ボールスプラインシャフト40aの中央部をボールスプライン外筒40bを介して可動台15側に回転自在かつ軸方向相対移動可能に支承し、ボールスプライン外筒40bと回転部材20との間をタイミングベルト42により連結しているので、前述の実施の形態1と同様、回転部材駆動用モータ30を、直動機構駆動用モータであるリニアモータ16の負荷側から分離し、別置きとすることができて、リニアモータ16にかかる負荷を軽減することができる。このため、小型軽量化が図れ、装置のコストが安価となり、フライヤノズル23を円軌道で一方向に連続に高速動作させることができて、高速での整列巻線が可能となり、生産性の向上が図れる。
また、回転部材20を中空軸から形成して、内部にフライヤノズル23へ供給するマグネットワイヤ21が挿通するとともに、ボールスプラインシャフト40aを中実軸形成しているので、マグネットワイヤ21の供給路を短くでき、かつボールスプラインシャフト40aの小径化が図れる。
なお、前述の実施の形態1,2においてはいずれも直動機構とこれを駆動する直動機構駆動用モータを、リニアガイド14,14とリニアモータ16とから構成したものを例に挙げて説明したが、これに限るものでなく、例えば送りねじとねじ駆動用モータとから構成してもよい。
本発明の実施の形態1に係るフライヤ回転式巻線装置の概略構成を示す正面断面図である。 本発明の実施の形態1に係るフライヤ回転式巻線装置の平面図である。 本発明の実施の形態2に係るフライヤ回転式巻線装置の概略構成を示す正面断面図である。 本発明の実施の形態2に係るフライヤ回転式巻線装置の平面図である。
符号の説明
11 コア(ワーク)、13 台板、14 リニアガイド(直動機構)、15 可動台、16 リニアモータ(直動機構駆動用モータ)、19a ボールスプラインシャフト(中空軸)、19b,40b ボールスプライン外筒、20 回転部材(中空軸)、21 マグネットワイヤ、23 フライヤノズル、30 回転部材駆動用モータ、31,42 タイミングベルト、40a ボールスプラインシャフト(中実軸)、46 軸受装置。

Claims (2)

  1. ワーク方向へ進退可能に台板上に設けられた直動機構と、前記直動機構を駆動する直動機構駆動用モータと、前記台板上に前記直動機構を介して設けられた可動台と、ワーク軸線周りを円軌道で回転可能なフライヤノズルを有し、前記可動台上に回転自在に支持された回転部材と、前記台板に固定されて前記回転部材を駆動する回転部材駆動用モータと、前記回転部材駆動用モータと前記回転部材との間の動力伝達系内に配置されて、該回転部材に動力を伝達するボールスプラインシャフトを備え、前記フライヤノズルよりマグネットワイヤを供給しながら、該フライヤノズルを前記ワークの周囲に円軌道で一方向に連続に周回させつつワークの軸線に沿って間歇的に進退させることで、マグネットワイヤを前記ワークに整列巻回するフライヤ回転式巻線装置であって、
    前記直動機構駆動用モータをリニアモータとし、前記可動台を該リニアモータの可動子側、前記回転部材駆動用モータを該リニアモータの固定子側、にそれぞれ配置し、
    前記回転部材と前記ボールスプラインシャフトは直列に連結され、該ボールスプラインシャフトがボールスプライン外筒を介して前記台板側に回転自在かつ軸方向移動自在に支承されているとともに、前記ボールスプライン外筒と前記回転部材駆動用モータとの間がタイミングベルトにより連結され、さらに前記回転部材および前記ボールスプラインシャフトは、いずれも同軸上に配置された中空軸からなり、内部には前記フライヤノズルへ供給するマグネットワイヤが挿通されていることを特徴とするフライヤ回転式巻線装置。
  2. ワーク方向へ進退可能に台板上に設けられた直動機構と、前記直動機構を駆動する直動機構駆動用モータと、前記台板上に前記直動機構を介して設けられた可動台と、ワーク軸線周りを円軌道で回転可能なフライヤノズルを有し、前記可動台上に回転自在に支持された回転部材と、前記台板に固定されて前記回転部材を駆動する回転部材駆動用モータと、前記回転部材駆動用モータと前記回転部材との間の動力伝達系内に配置されて、該回転部材に動力を伝達するボールスプラインシャフトを備え、前記フライヤノズルよりマグネットワイヤを供給しながら、該フライヤノズルを前記ワークの周囲に円軌道で一方向に連続に周回させつつワークの軸線に沿って間歇的に進退させることで、マグネットワイヤを前記ワークに整列巻回するフライヤ回転式巻線装置であって、
    前記直動機構駆動用モータをリニアモータとし、前記可動台を該リニアモータの可動子側、前記回転部材駆動用モータを該リニアモータの固定子側、にそれぞれ配置し、
    前記回転部材と前記ボールスプラインシャフトは平行に配置され、該ボールスプラインシャフトの一端が回転部材駆動用モータの出力軸に接続され、該ボールスプラインシャフトの他端が前記台板に設置された軸受装置に回転自在に支承され、該ボールスプラインシャフトの中央部がボールスプライン外筒を介して前記可動台側に回転自在かつ軸方向相対移動可能に支承され、前記ボールスプライン外筒と前記回転部材との間がタイミングベルトにより連結されてなり、さらに前記回転部材は中空軸からなり、内部には前記フライヤノズルへ供給するマグネットワイヤが挿通されているとともに、前記ボールスプラインシャフトは中実軸からなることを特徴とするフライヤ回転式巻線装置。
JP2005345091A 2005-11-30 2005-11-30 フライヤ回転式巻線装置 Expired - Fee Related JP4632937B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005345091A JP4632937B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 フライヤ回転式巻線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005345091A JP4632937B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 フライヤ回転式巻線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007150134A JP2007150134A (ja) 2007-06-14
JP4632937B2 true JP4632937B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=38211142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005345091A Expired - Fee Related JP4632937B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 フライヤ回転式巻線装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4632937B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002313661A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Mitsubishi Electric Corp 巻線装置
JP2002353059A (ja) * 2001-05-22 2002-12-06 Nittoku Eng Co Ltd フライヤトラバース巻線機および巻線方法
JP2005020827A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Nittoku Eng Co Ltd 電機子の巻線装置及び巻線方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0819228A (ja) * 1994-06-30 1996-01-19 Besutetsuku:Kk 巻線機
JP2942719B2 (ja) * 1995-07-11 1999-08-30 日特エンジニアリング株式会社 コイル巻線機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002313661A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Mitsubishi Electric Corp 巻線装置
JP2002353059A (ja) * 2001-05-22 2002-12-06 Nittoku Eng Co Ltd フライヤトラバース巻線機および巻線方法
JP2005020827A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Nittoku Eng Co Ltd 電機子の巻線装置及び巻線方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007150134A (ja) 2007-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100656107B1 (ko) 권선 장치
US6622954B2 (en) Coil winder and wire winding method
TWI385900B (zh) 繞線裝置
TWI384727B (zh) Winding method and winding device
JP5075429B2 (ja) 多極電機子の巻線装置及び巻線方法
JP2008091688A (ja) コイル巻線方法および装置
JP4632937B2 (ja) フライヤ回転式巻線装置
JP2020145778A (ja) 巻線装置及び巻線方法
KR101218549B1 (ko) 고정밀 고속 권선기
JP4799186B2 (ja) コイル巻線装置及びコイル巻線方法
JP2009010145A (ja) 巻線方法および巻線装置
JP3751292B2 (ja) 電機子の巻線装置及び巻線方法
JP4340479B2 (ja) 電機子の巻線方法と巻線装置
JPH11312620A (ja) 巻線装置
JP3836108B2 (ja) 巻線機
KR20090115989A (ko) 권선 장치 및 권선 방법
JP4713222B2 (ja) 巻線方法及び巻線装置
CN112352299A (zh) 绕线装置以及绕线方法
JP2020096026A (ja) コイル成形方法及びコイル成形装置
JP2002313661A (ja) 巻線装置
JP2008258454A (ja) スピンドル装置
JP4775183B2 (ja) 巻線装置
JP2011125143A (ja) 分割コアの巻線装置
SU716681A1 (ru) Устройство дл изготовлени пружин
JP3451053B2 (ja) 巻線方法および巻線装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4632937

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees