JP4632721B2 - 処理装置及びガンマ値調整プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、処理装置及びガンマ値調整プログラムに関する。
従来の映像システムは、1つの映像を分割して撮影していた(例えば、非特許文献1、非特許文献2、非特許文献3参照)。また、分割して撮影した映像をつなぎ合わせる場合に、映像のつなぎ目を改善する処理として光学的重複映像生成処理を行うことが知られている(例えば、非特許文献4,非特許文献5,非特許文献6参照)。
(財)新映像産業推進センター開発委員会 「平成10年度日本自転車振興会補助事業(機械枠) 新映像(ハイビジョン、高精細映像等)に関する研究開発と実証 超大画面映像システムの基本構想 報告書」 平成11年3月,p27−p34 財団法人 機械システム振興協会 委託先 財団法人 新映像産業推進センター 「イベント用超大画面映像撮影システムの開発に関するフィージビリティスタディ 報告書」 平成12年3月,p15−p23 財団法人 機械システム振興協会 委託先 財団法人 デジタルコンテンツ協会(旧 財団法人 新映像産業推進センター) 「イベント用超大画面映像撮影システムの開発に関するフィージビリティスタディ 報告書」 平成13年6月,p35 財団法人 新映像産業推進センター開発委員会 ハイビジョンを用いた超大画面映像研究会 「平成11年度日本自転車振興会補助事業(機械枠) 新映像(高精細映像等)に関する研究開発と実証 超大画面映像システムの研究開発と実証実験 報告書」 平成12年3月,p20−p63 財団法人 新映像産業推進センター開発委員会 ハイビジョンを用いた超大画面映像研究会 「平成12年度日本自転車振興会補助事業(機械枠) 新映像に関する研究開発と実証 超大画面映像システムの実用化に向けた開発と検証 報告書」 平成13年3月,p46−p54 財団法人 デジタルコンテンツ協会 「平成13年度日本自転車振興会補助事業(機械枠) 新映像に関する調査・研究事業 超大画面映像システムのつなぎ目改善に係わる調査研究 報告書」 平成14年3月,p28−p42
しかし、従来の映像システムでは、光学的重複映像が付与された映像データの重ね合わせ処理を処理装置でどのように実現するのか不明であった。
また、従来の映像システムでは、3台または2台のカメラの色温度やガンマ値については、大きなばらつきがないレベルまでチューニングがあらかじめ行われている。しかし、従来の映像システムでは、若干の微調整が必要なケースもある。そのため、従来の映像システムでは、例えば、左映像と中央映像、中央映像と右映像等というように、重ねあわされる映像のつなぎ目を人間がモニタで監視する。そして、監視者は、重ねあわされる映像の明るさが同じになるようにカメラの色温度やガンマ値について調整する。そのため、従来の映像システムでは、処理が煩雑であった。
本発明は、光学的重複映像が付与された映像データの重ね合わせを行う処理装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、映像データの光学的重複映像の部分を重ね合わせ、その明るさを単純加算して均一なつなぎ目を実現する場合に、所定のカメラから出力された映像データに対してガンマ除去処理を行うためのガンマ除去テーブルのガンマ設定値を基準として、他の重ねあわされる映像データに対してガンマ処理を除去するためのガンマ除去テーブルのガンマ設定値を調整する作業を自動化するガンマ値調整プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の処理装置は、
光を分割する分割手段が、撮影対象からの光が入射するメインレンズの焦点位置と分割された光を導くリレーレンズの焦点位置とが一致している位置以外の位置に配置されることにより生成される光学的重複映像の映像データが付与された映像データに施されたガンマ処理を除去するガンマ除去手段と、
前記ガンマ処理が除去された映像データのうちの隣り合う映像データを重ね合わせる加算手段と、
前記重ね合わされた映像データに対してガンマ処理を施すガンマ付加手段と、を備える。
また、本発明の処理装置は、
光を分割する分割手段が、撮影対象からの光が入射するメインレンズの焦点位置と分割された光を導くリレーレンズの焦点位置とが一致している位置以外の位置に配置されることにより生成される光学的重複映像の映像データが付与された第1の映像データに対して、ルックアップテーブルを用いてガンマ処理を除去する第1のガンマ除去手段と、
前記分割手段が、撮影対象からの光が入射するメインレンズの焦点位置と分割された光を導くリレーレンズの焦点位置とが一致している位置以外の位置に配置されることにより生成される光学的重複映像の映像データが付与された第2の映像データに対して、ルックアップテーブルを用いてガンマ処理を除去する第2のガンマ除去手段と、
前記第1の映像データと前記第2の映像データとを合成する合成手段と、
前記合成手段により合成された映像データに対して、ルックアップテーブルを用いてガンマ処理を施すガンマ付加手段と、を備える。
また、本発明のガンマ値調整プログラムは、
コンピュータを、
ガンマ値の入力を受け付ける受付手段、
前記入力されたガンマ値によりガンマ処理が除去された第1の映像データと所定のガンマ値によりガンマ処理が除去された第2の映像データとが重ねあわされた部分の映像データの輝度のうち、所定ラインにおいて、所定の範囲外の輝度であるか否かを判定する判定手段、
前記判定手段の判定の結果、前記所定の範囲外の輝度である場合に、前記所定のラインの明るさを判定する明るさ判定手段、及び、
前記明るさ判定手段の判定の結果、前記所定のラインが明るくずれている場合は、前記重ねあわされた部分の映像データの輝度を減らすように、前記第1の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値及び前記第2の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値の少なくともいずれか一方を変更し、
前記明るさ判定手段の判定の結果、前記所定のラインが暗くずれている場合は、前記重ねあわされた部分の映像データの輝度を増加させるように、前記第1の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値及び前記第2の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値の少なくともいずれか一方を変更して、前記判定手段による判定を再度行わせる変更手段、として機能させる。
このように、本発明の処理装置は、映像データに施されたガンマ処理を、重ね合わせ処理のために除去する。そして、本発明の処理装置は、ガンマ処理が除去された映像データの光学的重複映像の部分を重ね合わせる。そして、本発明の処理装置は、映像データを重ね合わせることで、つなぎ目を均一にし、つなぎ目を無くす。そして、本発明の処理装置は、重ね合わされた映像データに対し、ガンマ処理を再度適正に施す。このような処理により、本発明の処理装置は、分割手段で像を分割することにより発生する画素抜け等の無い、メインレンズの光学像とほぼ同一の1面横長の映像を、カメラから出力された状態と同じデータであるデジタルデータで再現できる。
また、本発明の処理装置は、ガンマ付加手段が、光学的重複映像の重ね合わせ後の完全に接合された1面の映像データに対して、ガンマ処理を一括して施す。そのため、本発明の処理装置は、カメラ2台分ないし3台分の一面の映像データのガンマ値を均一なものとすることができ、カメラ2台分ないし3台分の一面の映像の輝度も均一なものとすることができる。
また、本発明のガンマ値調整プログラムでは、カメラごとの出力データにおけるガンマ値の差異を、あらかじめガンマ除去テーブルのガンマ値を調整することにより調整する。そのため、本発明のガンマ値調整プログラムでは、光学的重複映を重ね合わせた部分の輝度とその周囲の部分の輝度とが均一になるようにできる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。以下の実施の形態の構成は例示であり、本発明は実施の形態の構成に限定されない。
<全体構成>
まず、本発明の処理装置の一実施形態を用いた映像システムの全体構成について図1を参照して説明する。図1は、本発明の処理装置の一実施形態を用いた映像システムの全体構成図である。なお、図1は、映像システムを上側(空側)から見た図である。
図1に示されるように、本発明の処理装置の一実施形態を用いた映像システムは、レンズ部101と、カメラ102,103,104と、イメージプロセッサ105,106と、表示システム107,108,109とを備える。この表示システム107,108,109の数はカメラの数に合わせる必要はなく、任意の数であって良い。
イメージプロセッサ105は、プリプロセッサとも呼ばれる。イメージプロセッサ106は、ポストプロセッサとも呼ばれる。このイメージプロセッサ105が、本発明の処理装置の一例となる。
また、図1に示される映像システムは、録画再生システム110と、中継・伝送ネットワーク111とが接続可能である。また、録画再生システム110と、中継・伝送ネットワーク111とが接続されていない場合は、例えば近距離の生中継が行われる。
以下の説明は、映像が3分割される場合を例に挙げて行う。しかし、本実施形態は、映像を2分割する場合にも適用できる。
<レンズ部101>
まず、レンズ部101について説明する。レンズ部101は、撮影対象140からの光が入力するメインレンズ131と、メインレンズ131からの光を分割する分割部135と、分割部135により分割された映像の光が入力するリレーレンズ132,133,1
34とから構成される。なお、図1では、メインレンズ131と、リレーレンズ132,133,134とは、1枚のレンズとして図示されているが、実際は、それぞれ少なくとも1枚以上のレンズの組合せからなる。
メインレンズ131は、カメラ3台分のワイド映像を歪みなく結像することができる。リレーレンズ132,133,134は、分割された光をカメラ102,103,104に導く。
分割部135は、入力した光を2分割する2分割プリズムと、入力した光を3分割する3分割プリズムとから構成される。
また、映像システムの上側(空側)から見て、左のリレーレンズ132には、撮影対象140の右部分の映像が届いている。また、上側(空側)から見て、中央のリレーレンズ133には、撮影対象140の中央部分の映像が届いている。また、上側(空側)から見て、右のリレーレンズ134には、撮影対象140の左部分の映像が届いている。
また、図2に示されるように、撮影対象140から出力された左部分の光201は、メインレンズ131により屈折し結像された後、再度リレーレンズによって屈折し結像されているため、カメラに入力する映像用の光は正立したものとなる。また、この映像の光はプリズムの反射面により左右が逆転しているため、ミラーで左右反転する。図2は、図1に示される映像システムにおける、光路の一部を示す概念図である。
また、撮影対象140から出力された中央部分の光202は、メインレンズ131により屈折し結像された後、再度リレーレンズによって屈折し結像されているため、中央カメラに入力する中央映像用の光は正立したものとなる。
また、図2に示されるように、撮影対象140から出力された右部分の光203は、メインレンズ131により屈折し結像された後、再度リレーレンズによって屈折し結像されているため、左カメラに入力する右映像用の光は正立したものとなる。この右映像の光はプリズムの反射面により左右が逆転しているため、ミラーで左右反転する。
カメラ102,103,104は、入力した光をデジタルデータである映像データに変換する。このカメラ102,103,104は、市販のカメラであっても、図1に示される映像システムにおいて専用に開発するカメラであっても、現存する放送規格に準拠するものであれば利用可能である。
また、カメラ102,103,104が出力する映像データは、放送規格に合致したガンマ処理が施されている。
また、カメラ102、103,104には、撮影対象140が正立した映像が入射する。そのため、カメラ102,103,104は上下を逆にして配置される。
したがって、カメラ102は、撮影対象140の右部分の映像データ120を出力する。また、カメラ103は、撮影対象140の中央部分の映像データ121を出力する。また、カメラ104は、撮影対象140の左部分の映像データ122を出力する。
<2分割プリズム>
次に、図1に示される映像システムに使用される2分割プリズムについて図3を参照して説明する。図3は、図1に示される映像システムに使用される2分割プリズムの概略図である。
2分割プリズム301は、反射面304と、反射面305とを備える。図2に示されるように、メインレンズ131からの光302,303は、2分割プリズム301に入射する。
メインレンズ131から出力された光302は、反射面304により反射される。反射面304により反射された光302は、反射鏡306により反射される。反射鏡306により反射された光302は、右映像用の光となる。
メインレンズ131から出力された光303は、反射面305により反射される。反射面305により反射された光303は、反射鏡307により反射される。反射鏡307により反射された光303は、左映像用の光となる。
<3分割プリズム>
次に、図1に示される映像システムに使用される3分割プリズムについて図4を参照して説明する。図4は、図1に示される映像システムに使用される3分割プリズムの概略図である。
3分割プリズム401は、反射面405と、透過面406と、反射面407とを備える。図4に示されるように、メインレンズ131から出力された光402,403,404は、3分割プリズム401に入射する。
メインレンズ131から出力された光402は、反射面405により反射される。反射面405により反射された光402は、反射鏡306により反射される。反射鏡306により反射された光402は、右映像用の光となる。
メインレンズ131から出力された光403は、透過面406を透過する。透過面406を透過した光403は、中央映像用の光となる。
メインレンズ131から出力された光404は、反射面407により反射される。反射面407により反射された光404は、反射鏡307により反射される。反射鏡307により反射された光404は、左映像用の光となる。
これらの2分割プリズム301と3分割プリズム401とは、必要に応じて交換される。
<光学的重複映像生成処理>
図1に示されるレンズ部101は、光学的重複映像生成を行なうことができる。この光学的重複映像生成処理について以下、説明する。
まず、分割部135は、2分割プリズムを備える。そして、2分割プリズムの場合、そのエッジに入射した光はカメラへ向かう方向以外に反射する場合がある。この反射により、2分割プリズムに入射したエッジ部分の光がカメラに入射しない場合がある。
さらに、レンズ部101内には、メインレンズ131の焦点面とリレーレンズ132,133,134の焦点面とが一致する位置がある。ここで、この焦点面とは、メインレンズ及びリレーレンズのそれぞれの焦点により形成される面をいう。
この位置に、2分割プリズムを配置すると、2分割プリズムのエッジにもメインレンズ及びリレーレンズの焦点があってしまう。
そのため、カメラのCCDにおいて映像が記録される場合に、カメラに入射しない光の部分が画像の抜けや線としてカメラに認識される。そのため、このカメラに画像の抜けや線として認識された部分が1〜数ドットの映像の抜け落ちとなる。
また、分割部135は3分割プリズムを備える。そして、3分割プリズムに反射膜(左右)及び透過膜(中央)を形成する際に、そのエッジに3分割プリズムの物理的な被膜形成上の欠陥が発生する。
さらに、レンズ部101内には、メインレンズ131の焦点面とリレーレンズ132,133,134の焦点面とが一致する位置がある。この位置に、3分割プリズムを配置すると、3分割プリズムのエッジにもメインレンズ及びリレーレンズの焦点があってしまう。
そのため、エッジの欠陥が、カメラのCCDにおいて映像が記録される場合に、映像の抜けや線となってカメラに認識される。そのため、このカメラに認識された部分が1〜数ドットの映像の抜け落ちとなる。
図1に示される映像システムでは、上述のような2分割プリズム及び3分割プリズムにおいて発生している映像の抜け落ちに対処するため、レンズ部101内における、メインレンズ131の焦点面とリレーレンズ132,133,134の焦点面とが一致する焦点面の位置から分割部135の位置をずらす機能を有する。また、この機能を有効/無効とすることができる。
このずらしにより、映像欠落の原因となる2分割プリズム及び3分割プリズムのエッジは、焦点があっていない状態、すなわちボケる状態となる。そして、3分割プリズムの物理的な被膜形成によるエッジ上の映像欠落、及び、2分割エッジにおける反射によるエッジ上の映像欠落も焦点外となる。その結果、これらの映像欠落は目視できなくなる。すなわち、カメラにおいて、明確な画素欠落(白トビ、黒ヌケ)として撮影されなくなる。
さらに、このずらしによって、光の回り込みが発生する。この光の回り込みにより、分割線の左右双方に徐々に暗くなる(弱くなる)と共に、光学的な重複映像が発生する。この光学的な重複映像は、分割された映像の双方の分割面に均等に発生する。この重複映像を生成することを本明細書では、光学的重複映像生成処理という。
この重複映像のことを、本発明では光学のりしろともいう。そして、この重複映像を生成することを光学のりしろ処理ともいう。この重複映像のサイズは、焦点面からの分割部135のずらし量によって増減する。図1に示される映像システムは、この重複映像を用いて、後段のイメージプロセッサ105内で映像処理を行う。図1に示される映像システムは、この映像処理により、課題となっているプリズムエッジ又は2分割/3分割手段によって発生する映像の一部欠落をなくすこと(シームレス化)ができる。
以下、この重複映像生成処理について図5、図6及び図7を参照してさらに詳細に説明する。図5は、3分割プリズム上面をメインレンズの焦点面に配置した場合の概略図であり、図6は、3分割プリズムの上面をメインレンズの焦点面よりも下にした場合の概略図であり、図7は、図6に示される場合における左カメラ、中央カメラ及び右カメラに入射する映像を重ね合わせた状態を示す概念図である。以下の説明では、3分割プリズムによる光学的重複映像生成処理について説明するが、2分割プリズムによる場合であっても略同様の説明がなりたつ。
まず、図5のグラフ501,502及び503に示されるように、3分割プリズムの上面をメインレンズの焦点面Sに配置した場合、左カメラ、中央カメラ及び右カメラに入射する光の光量は理想的には略矩形となる。この図5に示される場合は、光学的重複映像が生成されない場合である。また、グラフ501は、左カメラに入射する光の光量を示すグラフである。また、グラフ502は、中央カメラに入射する光の光量を示すグラフである。また、グラフ503は、右カメラに入射する光の光量を示すグラフである。また、グラフ501、502及び503のそれぞれにおいて、光量の増加方向と直交する方向は映像の水平方向の位置(横幅)を示す。
しかし、図5に示される場合、左カメラには中央カメラに入る映像は入らず、中央カメラには左カメラの映像も右カメラの映像も入らない。したがって、3分割プリズムの像分割部分(A3,C3があたる部分)にバリなどがあると、映像が欠落することになるが、3分割プリズムは、透過/反射膜の乱れが原因で映像の欠落が発生するほど、高い精度で加工されている。
次に、図6に示される場合は、メインレンズの焦点面Sを3分割プリズムの上面よりも上にした場合である。この場合、グラフ601、602及び603に示されるように、例えば各カメラへの光量は、映像の範囲が終わりに向かうにつれて徐々に減っている。また、例えば、グラフ603に示されるように中央カメラに入射していた映像が一部、右カメラにも入射している。ここで、グラフ601は、左カメラに入射する光の光量を示すグラフである。また、グラフ602は、中央カメラに入射する光の光量を示すグラフである。また、グラフ603は、右カメラに入射する光の光量を示すグラフである。また、グラフ601、602及び603のそれぞれにおいて、光量の増加方向と直交する方向は映像の水平方向の位置(横幅)を示す。
そして、図6に示される状態において、左カメラ、中央カメラ及び右カメラの映像を重ね合わせると、図7に示されるような状態になる。ただし、実際の重複映像は均一な幅の帯として生成されるが、図7に示される例では、この帯が左へ行くほど暗くなるということを光量のグラフとして示している。また、図7に示されるグラフにおいて、光量の増加方向と直交する方向は映像の水平方向の位置(横幅)を示す。
図7に示されるように、各カメラに入力する映像には、光量は小さいが、他のカメラに写るべき映像の部分701,702も含まれることになる。この部分を重ね合わせれば、画素をぴったり合わせられるし、画素抜けも起こらない。また、図7において、重ねあわされた部分703,704は、足し合わせると光学的に光量が光学的重複映像以外の部分と同じ光量になることを意味している。以上が、図1に示される映像システムにおける光学的重複映像生成処理である。
<イメージプロセッサ105>
次に、図1に示されるイメージプロセッサ105について説明する。イメージプロセッサ105は、カメラ102,103及び104から出力された映像データから単一の映像データを生成する。
イメージプロセッサ105は、レンズ部101において生成された重複映像に対してシームレス化処理を行なう。このシームレス化処理については後述する。そして、イメージプロセッサ105は、生成された単一の映像データを、カメラ数に応じて再度分割して出力する。
なお、図1に示される映像システムでは、イメージプロセッサ105における処理が不要な場合も考慮して、イメージプロセッサ105によるシームレス処理等の処理のオンま
たはオフを設定可能としておく。すなわち、この場合は、光学のりしろをつけない場合で、かつ、画素欠落を許容する場合である。
<シームレス化処理>
次に、イメージプロセッサ105において行われるシームレス化処理について説明する。イメージプロセッサ105は、入力した映像データに対して、逆ガンマ処理を行う。この逆ガンマ処理は、カメラ102,103,104において映像データに施されたガンマ処理とは逆の処理である。すなわち、この逆ガンマ処理は、カメラ102,103,104においてその出力映像データに施されたガンマ処理を解除して、カメラによってガンマ処理が施されて入力した映像データをカメラが出力時にガンマ処理を施す前の映像データに戻す処理である。
次に、イメージプロセッサ105は、逆ガンマ処理がなされた、互いに隣り合う同一の光学的重複映像の映像データを重ね合わせ、その輝度を光学的に加算して重ね合わされない映像データと均一の輝度にする。このように重ね合わせる部分は、光学的重複映像生成により生成された重複映像の部分である。
次に、イメージプロセッサは、重ねあわされた映像データに対してガンマ処理を行い、カメラの出力データと同じくガンマ処理が施された状態に戻す。
以上の処理により、イメージプロセッサ105は、ノイズや画素抜けのない、メインレンズ上の映像と同じ一面の超ワイド映像の映像データを、イメージプロセッサ105内部のメモリ上に生成する。
このイメージプロセッサ105の処理は、映像の撮影時点において、映像データの録画や、映像データの伝送若しくは直接の表示に先立って行う必要がある。また、イメージプロセッサ105は、水平方向にカメラ3台分の横長映像を基準フォーマットとして、映像データをメモリに格納する。なお、カメラ2台で撮影した場合は、イメージプロセッサ105は、水平方向にカメラ2台分の映像データをメモリに格納する。
また、イメージプロセッサ105は、シームレス化処理の後、映像データを撮影したカメラの数と同じ数に分割して出力する。なお、1面を撮影する場合は映像データの分割は行われない。
また、イメージプロセッサ105は、イメージプロセッサ105に備えられたスイッチ又は映像信号に含まれる命令(処理ビット)に基づいて、入力した映像に対して、1分割された映像の処理、2分割された映像の処理、3分割された映像の処理のいずれかに切り換える。ここで、映像信号に含まれる命令(処理ビット)に基づいて、映像の分割処理を切り換えを行う処理については後述する。
イメージプロセッサ105が、映像データをカメラの数と同じ数で出力する理由は、映像データをカメラの数と同じ数で出力すると、本実施形態の映像システムと、既存の映像記録システムや、伝送中継システムや、表示再生システム等との親和性を実現しやすいためである。
ここで、イメージプロセッサ105が、入力された映像の分割数に応じた光学的重複映像生成処理を行うための制御情報を、カメラ102,103,104から出力される映像データのどこにセットするのかについて説明する。
本実施形態では、カメラ102,103,104から出力されるHD(High−De
finition)−SDI(Serial Data Interface)ストリーム中のユーザデータ領域に、処理すべき映像パターン(従来の映像との互換を優先するため1分割のときは何もセットせず、2分割又は3分割のときには、例えば"MV2"、"M
V3"の値をセットして識別させる)についての制御情報を重畳する。ここで、MV2や
MV3という所定の値をセットするのは、イメージプロセッサの誤動作を防止するためである。もちろん、これらの値はこの他の文字の組み合わせであっても良い。
この場合、重畳する場所は、「ARIB TR−B22」で規定される「素材伝送補助データ(汎用情報)」(574ライン)を使用することになる。
ARIBとは「社団法人電波産業会」のことで、「TR−B22」はその規格番号である。ただし、図1に示される映像システムでは、その対象をハイビジョン(HDTV)のみに限定するものではないため、上記は、あくまでも一例である。
<イメージプロセッサ105の詳細な説明>
次に、図8から図14を参照して、図1に示されるイメージプロセッサ105の構成及び動作についてより詳細に説明する。まず、図1に示されるイメージプロセッサ105の構成について図8から図11を参照して説明する。図8から図11は、図1に示されるイメージプロセッサ105の内部構成を示すブロック図である。以下の説明は、映像が3分割された場合を例に説明する。しかし、以下説明は、映像が2分割され、左映像データと右映像データとがイメージプロセッサ105に入力する場合であっても略同様に成り立つ。また、図8から図11に示される各ブロックにより、1つのイメージプロセッサが構成されるとしてよい。
図8に示されるように、イメージプロセッサ105は、左映像データが入力するBNC端子801と、中央映像データが入力するBNC端子802と、右映像データが入力するBNC端子803とを備える。なお、図8に示されるイメージプロセッサ105は、Y,Pb,Pr(4:2:2)が入力する場合を例に説明するが、本発明の処理装置としてのイメージプロセッサは、この入力のほか、Y,Pb,Pr(4:4:4)、G,B,R(4:4:4)の少なくともいずれかが入力する場合にも対応可能であるとしても良い。ここで、A,B,C(X:Y:Z)とは、A,B,Cのデータが、X対Y対Zの割合で数値化された映像信号のことを意味する。
BNC端子801に入力した左映像データは、SDI I/F804に入力される。SDI I/F804は、1.485/1.001(ここで、A/BとはAをBで割ることを意味する。以下同じである。)Gbpsのシリアル信号をサンプリング周波数74.25/1.001MHzの20Bit(Y:10Bit,Pb/Pr:10Bit)パラレル信号に変換する。ここで、Yはイエロー、Pbは青色差、Prは赤色差を示す。
SDI I/F804は、変換したY,PbPrのパラレル信号をマトリックス変換部807に出力する。マトリックス変換部807は、Y,PbPr信号をグリーン(以下、Gと記す。)の信号、ブルー(以下、Bと記す。)の信号、レッド(以下、Rと記す。)の信号に変換する。
また、BNC端子802に入力した中央映像データは、SDI I/F805に入力される。SDI I/F805は、1.485/1.001Gbpsのシリアル信号をサンプリング周波数74.25/1.001MHzの20Bit(Y:10Bit,PbPr:10Bit)パラレル信号に変換する。
また、SDI I/F805は、変換したY,PbPrのパラレル信号をマトリックス
変換部808に出力する。マトリックス変換部808は、Y,PbPr信号をG,B,R信号に変換する。
また、BNC端子803に入力した右映像データは、SDI I/F806に入力される。SDI I/F806は、1.485/1.001Gbpsのシリアル信号をサンプリング周波数74.25/1.001MHzの20Bit(Y:10Bit,PbPr:10Bit)パラレル信号に変換する。
SDI I/F806は、変換したY,PbPrのパラレル信号をマトリックス変換部809に出力する。マトリックス変換部809は、Y,PbPr信号をG,B,R信号に変換する。
すなわち、Y,PbPr方式は信号の規格上、Y信号は74.25/1.001MHzでサンプリングされ、PbPr信号は74.25/1.001×2MHzでサンプリングされる。このため、この方式では映像を1ピクセル単位で処理することが困難である。そこで、本実施形態では、マトリックス変換部807,808,809は、行列演算回路を用いて、Y,PbPr(20Bit、74.25/1.001MHzサンプリング)をG,B,R(30Bit,74.25/1.001MHzサンプリング)に変換し、後段の処理ブロックが1ピクセル単位に処理し易いようにしている。ここで、マトリックス変換部807,808,809は、G,B,R(4:4:4)が入力した場合処理を行わず、未処理で通過させる。一方、マトリックス変換部807,808,809は、Y,Pb,Pr(4:4:4)が入力した場合、4:4:4用のマトリックス変換を行う。
そして、マトリックス変換部807,808,809から出力された信号は、それぞれ、ガンマ除去部810,811,812に入力する。
カメラで撮影された映像は、モニターテレビで見て自然に見える様に、Y=X^(1/γ)の演算が施されている。ここで、Xは入力、Yは出力、γは係数である。そこで、本実施形態では、2つの映像データをリニアに合成が可能なように、Y=X^(1/γ)の逆演算である下記の式(1)をガンマ除去部が備えるルックアップテーブル(Look Up Table;以下、単に、LUTと記す。)に定義する。
Figure 0004632721
この逆演算により、光学的重複映像を重ね合わせる処理において、カメラから出力された映像データに施されたガンマ付加処理の影響をなくすことができる。ここで、LUTとは半導体メモリに設定されたテーブルである。半導体メモリに設定されたLUTを用いた演算処理は、入力信号Xをアドレスバスに接続し、データバスを出力信号Yとすることによって、高速に信号を変換する処理である。
また、信号は、グリーンのデータ、ブルーのデータ、レッドのデータの3種に分かれている。そのため、図8に示される各ガンマ除去部は、同じ構成のLUTを3個持つ。
図8に示される例では、ガンマ除去部810は、入力したGデータの値をガンマを除去した値に変換するLUTであるG係数テーブル813と、入力したBデータの値をガンマを除去した値に変換するLUTであるB係数テーブル814と、入力したRデータの値をガンマを除去した値に変換するLUTであるR係数テーブル815とを備える。
また、ガンマ除去部811は、入力したGデータの値をガンマを除去した値に変換するLUTであるG係数テーブル816と、入力したBデータの値をガンマを除去した値に変換するLUTであるB係数テーブル817と、入力したRデータの値をガンマを除去した値に変換するLUTであるR係数テーブル818とを備える。
また、ガンマ除去部812は、入力したGデータの値をガンマを除去した値に変換するLUTであるG係数テーブル819と、入力したBデータの値をガンマを除去した値に変換するLUTであるB係数テーブル820と、入力したRデータの値をガンマを除去した値に変換するLUTであるR係数テーブル821とを備える。
このガンマ除去部810,811,812から出力された信号は、それぞれ、合成位置調整部822,823,824に入力する。
合成位置調整部822,823,824は映像データの位置調整を行う。すなわち、3台のカメラは、物理的に固定されている。しかし、これらのカメラからの3つの映像データは、数ピクセルの単位で位置にズレが生ずる場合がある。合成位置調整部822,823,824は、このズレを補正する。そのため、合成位置調整部822,823,824はFIFOメモリを利用する。つまり、合成位置調整部822,823,824は、FIFOメモリからの入出力タイミングをピクセル単位で調整して3つの映像データの位置調整を行う。
合成位置調整部822,823,824から出力された信号は、映像合成部825に入力する。映像合成部825は、カメラによるガンマ付加処理の影響がなくなっている映像データのつなぎ目を単純に加算する。すなわち、映像合成部825は、左映像データと中央映像データを合成する。また、映像合成部825は、右映像データと中央映像データを合成する。したがって、映像合成部825は、2個の加算器を持つ。そして、映像合成部825から出力された信号は、ガンマ付加部826に入力する。
ガンマ付加部826は、光学的重複映像の重ね合わせ処理において、カメラからの出力映像データからガンマ付加処理を除去することにより発生した、カメラからの出力映像データの変化を打ち消し、入力した映像データを元どおりのカメラからの出力映像データの状態に戻す処理を行う。すなわち、ガンマ付加部826は、入力をXとし、出力をYとして、Y=X^(1/γ)の出力をなす。ここで、γは所定の数である。このγは、ガンマ除去部810,811,812のいずれかにおいて使用したγと同じ値であっても、異なる値であっても良い。
ガンマ付加部826は、Gデータ、Bデータ及びRデータのそれぞれについて、Y=X^(1/γ)の出力を与えるLUTを備える。すなわち、図8に示されるように、ガンマ付加部826は、Gデータ、Bデータ及びRデータのそれぞれについて、Y=X^(1/γ)の出力を与えるLUTである、G係数テーブル827と、B係数テーブル828と、R係数テーブル829とを備える。そして、ガンマ付加部826から出力された信号は、図9に示されるマトリックス変換部901に入力する。
マトリックス変換部901は、行列演算回路を用いてG,B,R(30Bit,74.25/1.001MHzサンプリング)のデータをY,PbPr(30Bit,74.25/1.001MHzサンプリング)のデータに変換する。
ここで、変換されたY,PbPr信号は30Bitである。そのため、マトリックス
変換部901は、変換されたY,PbPr信号を規格に合わせるため、フィルタを用いて
Y,PbPr(20Bit,74.25/1.001MHzサンプリング)に間引きする。マトリックス変換部901から出力された信号は、取り出し位置調整部902,903,904に入力する。ここで、マトリックス変換部901は、入力したG,B,Rが、4:4:4入力の場合は、間引かずに、1対1で出力する。
取り出し位置調整部902,903,904に入力する映像データは5760(1920×3)×1080ピクセルのシームレス映像となっている。しかし、現在の規格にはそのようなものは存在しない。
そのため、取り出し位置調整部902,903,904は、1920×1080ピクセルの映像3枚に分割する。ここでの位置調整は2ピクセル・2ライン単位に制限されている。
取り出し位置調整部902,903,904による位置調整が2ピクセル・2ライン単位に制限されているのは、Y,PbPr(20Bit,74.25/1.001MHzサンプリング)で処理しているためである。この処理により回路規模が軽減できる。
すなわち、Y,Pb,Pr(4:2:2)入力の場合、取り出し位置調整部902,903,904は、回路を簡素化するために2ピクセル単位で処理を行っている。Y,Pb,Pr(4:4:4)入力の場合、取り出し位置調整部902,903,904は、1ピクセル単位で比較的簡単に処理を行うことが可能である。しかし、図9に示される取り出し位置調整部902,903,904は、Y,Pb,Pr(4:2:2)入力の場合と回路を共通にしてコスト削減を図るため2ピクセル単位の処理となっている。一方、取り出し位置調整部902,903,904によるラインでの処理はインターレスかプログレッシブかによって異なる。インターレスの場合、1ライン単位に動かすとフレームメモリが必要になる。これを避けるため、取り出し位置調整部902,903,904は、2ライン単位の処理を行う。プログレッシブの場合、フレームメモリは必要ないが、インターレスの場合と同様に扱うほうがコストの削減になるため、2ライン単位とする。なお、ピクセルとは、ドットのことをいう。また、ラインとは、画面の行を示す単位である。また、本実施形態では、コスト面から4:2:2の2ピクセル単位の処理で妥協している。しかし、本発明はこのような2ピクセル単位の処理に限定されるものではない。
取り出し位置調整部902,903,904から出力された信号は、それぞれ、SDI
I/F905,906,907及び3to1Multiplex(3to1MPX)908に入力する。
SDI I/F905,906,907は、サンプリング周波数74.25/1.001MHzの20Bit(Y:10Bit,PbPr:10Bit)パラレル信号を1.485/1.001Gbpsのシリアル信号に変換する。
3to1Multiplex(MPX)908は、中央映像データの信号、左映像データの信号及び右映像データの信号の3種の信号の内から1種類を選択する。この選択された信号は、モニタに出力するため、SDI I/F909に出力される。
SDI I/F905は、入力した信号をサンプリング周波数74.25/1.001MHzの20Bit(Y:10Bit,PbPr:10Bit)パラレル信号を1.485/1.001Gbpsのシリアル信号に変換して出力する。
BNC端子910は、SDI I/F905から出力された信号を左映像出力1として出力する。また、BNC端子911は、SDI I/F905から出力された信号を左映
像出力2として、3面ビューワI/Fに出力する。ここで、3面ビューワとは、電子回路の1ブロックである。3面ビューワは、1つのHD−SDI信号中に3つのHD−SDI信号を1/3縮小してつなぎ合わせて出力する回路である。3面ビューワは、1画面で3面の映像全体が見られる撮影時のためのビューワである。この3面ビューワは、1枚の別基板で構成されている。この3面ビューワは、オプションとしてイメージプロセッサ筐体の拡張スロットに挿入して使用できる。ここでは、その3面ビューワボードが拡張スロットに挿入された際に、そこへ映像信号を送る電子回路のことを3面ビューワインタフェース(I/F)といっている。
BNC端子912は、SDI I/F906から出力された信号を中央映像出力1として出力する。また、BNC端子913は、SDI I/F906から出力された信号を中央映像出力2として、3面ビューワI/Fに出力する。
BNC端子914は、SDI I/F907から出力された信号を右映像出力1として出力する。また、BNC端子915は、SDI I/F907から出力された信号を右映像出力2として、3面ビューワI/Fに出力する。
BNC端子916は、SDI I/F909から出力された信号をモニタ出力として出力する。
一方、図10に示されるように、REF処理回路1003は、BNC端子1001とBNC端子1002とに接続されている。REF処理回路1003はイメージプロセッサ105全体のタイミングを調整するブロックである。
イメージプロセッサ105は、各ブロックが各々の処理を行う。REF処理回路1003は、イメージプロセッサ105の各ブロックの処理を調整して目的のタイミングで映像を出力する。すなわち、外部より基準となるREF信号が入力された場合、その信号に同期して、映像出力を行うためにイメージプロセッサ105内部のタイミングを調整する。このREF処理回路1003は、イメージプロセッサ105全体のタイミングコントロールとして接続されているので、図8及び図9に示される各ブロック毎に接続関係が異なる。
次に、図11を参照して、図8及び図9に示されるイメージプロセッサの制御部について説明する。図11に示されるように、図8及び図9に示されるイメージプロセッサは、CPU1103と、操作パネル1104と、3面ビューワ制御I/F1105とを備える。図11に示されるCPU1103は、図8及び図9に示される各ブロックと制御バス及びデータバスで接続されている。
CPU1103は、不図示のメモリに格納されたプログラムと協働してイメージプロセッサ105の動作の制御を行う。CPU1103は、LAN I/FであるBNC端子1101とホストI/FであるBNC端子1102とに接続されている。また、CPU1103は、操作パネル1104と接続されている。また、CPU1103は、3面ビューワ制御I/F1105と接続されている。また、操作パネル1104は、BNC端子1101と接続されている。
CPU1103は、不図示のメモリに格納されたプログラムと協働して、操作パネル1104から入力された、3分割映像に対応した処理の指示、2分割映像に対応した処理の指示、1分割映像に対応した処理の指示又は入力した映像データに付与されたデータに基づいて処理を行うという指示のいずれかの指示に基づいて、イメージプロセッサ105での処理を切り換えるという動作を行う。
<ガンマ値調整動作>
次に、図8及び図9に示されるイメージプロセッサ105によるガンマ値調整動作について説明する。まず、図12及び図13を参照して、図8及び図9に示されるイメージプロセッサ105において、自動ガンマ調整を行うための均一な映像をカメラに与えるしくみについて説明する。図12は、図1に示されるイメージプロセッサ105においてガンマ値を調整するための入射光を得るためのレンズキャップの概略図であり、図13は、図12に示されるレンズキャップの断面図であり、図14は、図1に示されるイメージプロセッサ105の動作のフローチャートである。
図12に示されるように、図1に示される映像システムでは、メインレンズの先端1201に、レンズキャップ1202が取り付けられる。このレンズキャップ1202には、その内側に、白く発光する発光部1203を備える。
この発光部1203は、レンズキャップ1202にスリットを設け、後述する白く光るプレートをこのスリットの背後からレンズキャップ1202に設けることにより形成される。
また、図13の(a)に示されるように、白く光る発光部1203は、白く光るプレート1301と、このプレートを覆うケース1302とから構成される。また、図13の(b)に示されるように、白く光るプレート1301は、乳白ガラス板1303と、拡散板1304と、複数個の白色LED1305とを備える。ここで、図13の(b)は、図13の(a)に示される白く光るプレート1301の構成を示す図である。
拡散板1304は、入射した光を面全体に均一に拡散して出射する。この拡散板1304に代えて液晶などで使われている導光板を用いても良い。白色LED1305は、拡散板1304を囲むように、例えば8個から16個というように複数個設けられる。この白色LED1305の電源は、電池を用いることも可能であり、外部電源を使用することも可能である。この電池は、ケース1302に入れられる。ここで、白色LED1305を拡散板1304の周辺に複数個取り付け、レンズの反対側に取り付けないのは、レンズキャップ1202の構造を薄くするため、及び、拡散板1304を使用した場合に、光量の均一化を図るためである。また、レンズキャップ1202の内側に白く光るプレート1301とケース1302とを取り付けると、レンズキャップ1202の深さが深くなるとともに、発光部1203がレンズと接触してこれを傷つけるおそれがある。
図12及び図13に示されるような構造により、白く光るプレート1301からの光がメインレンズに入射する。本実施形態のイメージプロセッサは、この白く光るプレート1301から入射した均一な光を用いて、各カメラのガンマ値の相違に対してガンマ処理を除去するためのLUTを調整する。
に、図8及び図9に示されるイメージプロセッサ105におけるガンマ値調整動作について図14を参照して説明する。図14に示される処理は、図11に示されるCPU1103が、不図示のメモリに格納されているプログラムと協働して行う処理である。また、図14に示される処理が、本発明のガンマ値調整プログラムの一実施形態の動作となる。また、以下のガンマ値調整動作が行われる場合、前述の図13において示されるプレート1301からの光がメインレンズに入力している。
以下、図1に示される映像システムにおいて、3面の映像を撮影する場合を例に説明する。図14に示されるように、まず、CPU1103は、中央カメラのガンマ値の設定を
行う(S1401)。このステップでは、CPU1103は、操作パネル1104よりガンマ値の入力を受け付ける。これは、カメラのガンマ値が設定されているので、まずこの値を基準とするために行われる。すなわち、CPU1103は、カメラのガンマ値に対応した値を入力させる。
次に、CPU1103は、ガンマデータの初期化を行う(S1402)。すなわち、CPU1103は、中央映像データに対してなされるガンマ除去のためのLUTのガンマ値を入力値に従い設定する。また、CPU1103は、左映像データ及び右映像データに対してなされるガンマ除去のためのLUTのガンマ値を基準値にする。ここで例えばこの基準値には、1.0を選択することができる。これは、テーブルの入力と出力が同じ値になる設定である。このように、ガンマ値の設定とは、図8に示されるガンマ除去部810,811,812の各ガンマ除去テーブルのガンマ値を設定することを意味する。
次に、CPU1103は、左映像データと中央映像データとが重ね合わされた映像データの部分(左映像−中央映像とも記す。)を処理対象に設定する(S1403)。
次に、CPU1103は、左映像−中央映像の検査位置を初期化する(S1404)。すなわち、CPU1103は、光学的重複映像の重ね合わせ位置を設定し、その位置から検査を行うための内部変数の初期化を行う。
ここで、図14に示されるフローチャートにおいて、CPU1103が複数のラインを検査する理由について説明する。イメージプロセッサにおける処理はデジタルである。しかし、レンズを通して入ってきた映像をカメラで撮影した結果の値はアナログ的な値である。そのため、この結果の値はある程度の範囲に分布することが予想される。そこで、本実施形態の検査では、画面の一点だけを検査するのではなく、映像の上部から下部にかけて全体的に検査する。そして、本実施形態では、CPU1103は、検査した結果、最適なガンマ値を選び出す必要がある。そのため、CPU1103は、複数のラインを検査している。
次に、CPU1103は、対象ラインデータを判定する(S1405)。すなわち、CPU1103は、対象となるラインが横方向にフラットになっているか検査する。このステップにおいて、CPU1103は、光学的重複映像を重ね合わせた部分の輝度が、所定の範囲内にあるか否かを判定する。この判定は、画面上部、中心部、下部で異なることが予想されるので、ライン単位で行われる。つまり、CPU1103は、所定のライン毎に検査を行い、画面全体で問題のないガンマ値を選び出し、そのガンマ値を唯一のものとする。すなわち、CPU1103は、選び出されたガンマ値を選択して使用する。
ここで、対象となるラインが横方向にフラットになっているか検査する点について説明する。フラットになっているとは、図12及び図13に示される発光部1203から出力された、検査のための評価調整用の映像が例えば白一色であった場合、光学的重複映像の部分において合成による、ガンマ値の盛り上がりや盛り下がりがない状態をいう。つまり、CPU1103は、検査中のラインにおいて、所定の輝度の範囲内にない輝度のピクセルがある1つでもある場合、フラットではないと判断する。このフラットでない状態の場合、不一致と判定する。
次に、CPU1103は、対象ラインデータ判定処理において、不一致であった場合に、S1409に移行する。S1409では、CPU1103は、明るさを判定する。すなわち、CPU1103は、フラットでない場合に、このステップにおいて、対象となっているラインが明るくずれているのか、又は、暗くずれているのかを判定する。
S1409において、CPU1103は、水平方向にピクセル単位でデータN個を読み取る。水平方向にピクセル単位でデータN個を読み取る範囲は、重ね合わされた光学的重複映像の部分と、光学的重複映像ではない部分とを含む。そして、CPU1103は、読み取ったデータのうち、同じ値をとるデータの数を数える。そして、CPU1103は、最も数が多いデータをXとし、それ以外のデータでXより明るいデータが所定の数以上多い場合、明るいと判定し、Xより暗いデータが所定の数以上多い場合、暗いと判定する。
そして、CPU1103は、S1409の明るさ判定処理において、明るいと判定された場合は、ガンマ除去テーブルにおけるガンマ値を暗くするように変更して、ガンマ除去テーブルを書き換える(S1410)。一方、CPU1103は、S1409の明るさ判定処理において、暗いと判定された場合は、ガンマ除去テーブルにおけるガンマ値を明るくするように変更して、ガンマ除去テーブルを書き換える(S1411)。
ここで、CPU1103は、原則として、中央カメラからの映像データに対するガンマ除去テーブルのガンマ値は変化させず、左映像データ又は右映像データに対するガンマ除去テーブルのガンマ値を変化させて調整を行う。しかし、CPU1103は、調整が、左映像データ又は右映像データのガンマ値の調整範囲(例えば±5.0)で済まない場合は、中央カメラからの映像データに対するガンマ除去テーブルのガンマ値も合わせて調整する。
次に、CPU1103は、S1405の対象ラインデータの判定において一致していると判定した場合は、S1406に移行する。S1406では、CPU1103は、検査位置を変更し、NEXTライン設定を行う。ここで、次のラインとは、いくらかの間隔を空けたラインのことをいう。この間隔は1からnの範囲である。
次に、CPU1103は、現在のラインが最終検査位置であるか否かを判定する(S1407)。途中である場合はS1405に移行し、最終検査位置である場合はS1408に移行する。
S1408では、CPU1103は、右映像−中央映像が検査中であるか否かを判定する。CPU1103は、検査中である場合は(YES)、処理を終了し、検査中でない場合は(NO)、S1412に移行する。つまり、CPU1103が検査を行うのが、左映像−中央映像と右映像−中央映像の二組であるため、右映像−中央映像の検査中で最終検査位置が済んでいれば、これ以上検査する対象がないので終了と考える。逆に、右映像−中央映像が検査中でなければ、右映像−中央映像の検査が残っていると判断する。S1412では、CPU1103は、右映像−中央映像を処理対象に設定し、その後、S1404に移行する。なお、上記説明は、3面の映像を撮影する場合の具体的説明であり、2面の映像を撮影する場合は、CPU1103の検査は、例えば、右映像−左映像の1組の映像データの検査のみで終了する。
<イメージプロセッサ106>
次に、イメージプロセッサ106の動作について説明する。レンズ部101で撮影した映像を大きなスクリーンでそのまま再現するには、既存の表示システムとの互換性を考慮する必要がある。既存の表示システム中でも代表的な表示システムがプロジェクタである。図1に示される映像システムでは、一例として、映像データを横方向に3つつなぎ合わせて再生する。
そのため、図1に示される映像システムは、表示装置として3台のプロジェクタを用いる。また、映像を2分割して撮影した場合は、表示装置として2台のプロジェクタを用いる。また、3分割された映像の一面の映像のみを使用する場合は、表示装置として1台の
プロジェクタを用いる。
一方、2台又は3台のプロジェクタを使用して、映像をつなぎ合わせる場合、完全なシームレス映像が再現できない場合がある。その理由は、2台又は3台のプロジェクタの個々の投影レンズの図形歪みや機器間の、色合いや輝度その他の電気的特性の違いなどが原因である。これを解決しないまま、単に2面又は3面の映像を突き合わせただけでは、つなぎ目に隙間や重複部分が生じたり、2面又は3面が明らかに異なる色合いとなり、1面のシームレス映像として認識されにくくなる。
そこで、本実施形態の撮影装置が使用される映像システムでは、これらの問題を回避するために、イメージプロセッサ106においてつなぎ目処理のための電気的重複映像生成処理を行う。
この電気的重複映像生成処理は、分割され、隣り合う映像データの一方の映像のつなぎ目の部分の映像データを、他方の映像データのつなぎ目に付与して重複部分の映像データを生成する処理である。
この電気的重複映像生成処理により付与された重複映像の部分は、プロジェクタで重ね合わされて照射される。
プロジェクタにより重ね合わせて照射される部分の光量は2倍となる。そのため、本実施形態では、イメージプロセッサ106が、この2倍となっている部分の光量に対して、光量を減少させるというクロスフェード処理を行って光量を調整して均一の明るさになるようにする。この処理により、本実施形態では、スムーズなシームレス映像のための前処理を実現する。
上記の電気的重複映像生成処理及びクロスフェード処理は、表示装置に対応するための、表示時のつなぎ目の上映品質向上のためのものである。そのため、電気的重複映像が付与されていなくても、入力された映像を全て正しく表示するため突合せて表示するだけできちんとシームレス表示できるような場合がある。
このように、電気的重複映像生成処理及びクロスフェード処理を行う必要がない場合もある。そのため、図1に示される映像システムでは、イメージプロセッサ106により上記電気的重複映像生成処理及びクロスフェード処理について処理のオンまたはオフを可能とする。
ここで、イメージプロセッサ106が、入力された映像パターンに応じた電気的重複映像生成処理を行うための制御情報を、カメラ102,103,104から出力される映像データのどこにセットするのかについて説明する。
イメージプロセッサ106は、イメージプロセッサ106に備えられたスイッチ又は映像信号に含まれる命令(処理ビット)に基づいて、入力した映像に対して、1分割された映像の処理を行うのか、2分割された映像の処理を行うのか、3分割された映像の処理を行うのかを切り換える。ここで、映像信号に含まれる命令(処理ビット)に基づいて、映像の分割処理を切り換えを行う。
前述のイメージプロセッサ105の場合と同様に、本実施形態では、イメージプロセッサ106は、カメラ102,103,104から出力されるHD−SDIストリーム中のユーザーデータ領域に、処理すべき映像パターン(従来の映像との互換を優先するため1分割のときは何もセットせず、2分割又は3分割のときには、例えば"MV2"又は"MV
3"の値をセットして識別させる)についての制御情報を重畳する。ここで、MV2やM
V3という所定の値をセットするのは、イメージプロセッサの誤動作を防止するためである。もちろん、これらの値はこの他の文字の組み合わせであって良い。
この場合、重畳する場所は、「ARIB TR−B22」で規定される「素材伝送補助データ(汎用情報)」(574ライン)を使用することになる。ARIBとは「社団法人電波産業会」のことで、「TR−B22」はその規格番号である。
ただし、図1に示される映像システムでは、その対象をハイビジョン(HDTV)のみに限定するものではないため、上記は、あくまでもの一例である。
<録画再生システム110>
次に、図1に示される録画再生システム110について説明する。録画再生システム110は、イメージプロセッサ105から出力されたカメラ数に対応した映像チャネル数で映像を記録する。また、録画再生システム110は、記録された映像を再生する。録画再生システム110は、例えばテープ、HDD等を構成要素とする。
<中継・伝送ネットワーク111>
次に、中継・伝送ネットワーク111について説明する。中継・伝送ネットワーク111は、イメージプロセッサ105又は録画再生システム110からの出力映像をネットワークに中継・伝送する。
<表示システム107,108,109>
次に、図1に示される表示システム107,108,109について説明する。表示システム107,108,109は、例えばプロジェクタにより構成される。もちろん本発明に用いることのできる表示システム107,108,109としてはプロジェクタのみに限定されるものではなく、他の表示システムを用いることもできる。この表示システムは、市販の表示システム又は専用の表示システムであり、かつ、放送規格又はPC規格に準拠するものであれば利用可能である。
表示システム107,108,109は、イメージプロセッサ105から出力された映像データや、記録再生システム110から出力された映像データや、中継・伝送ネットワーク111を介して出力された映像データに基づいて、映像を表示する。上述のように、表示システム107,108,109は、入力した映像データに電気的重複映像が付与されている場合は、電気的重複映像の部分を重ね合わせて映像を表示する。
<本実施形態の効果>
このように、本実施形態のイメージプロセッサ105は、分割された映像データの光学的重複映像の部分を重ね合わせる場合に、カメラにて映像データに付与されたガンマ処理を、ガンマ除去部810、811、812が、LUTを用いて、重ね合わせ処理のために除去する。
そして、本実施形態のイメージプロセッサ105は、映像合成部825が、映像データを重ね合わせることで、つなぎ目を均一にして無くす。
そして、本実施形態のイメージプロセッサ105は、重ね合わされた映像データに対し、ガンマ処理を再度適正に施す。このような処理により、本実施形態のイメージプロセッサ105は、例えばプリズムで像を分割することにより発生する画素抜け等の無いメインレンズの光学像と全く同一の1面横長の映像をカメラから出力された状態と同じデジタルデータで再現できる。
また、本実施形態のイメージプロセッサ105は、光学的重複映像の重ね合わせ後の完全に接合された1面の映像データに対して、ガンマ付加部826が、ガンマ値を一括で付加する。そのため、本実施形態のイメージプロセッサから出力された映像データでは、カメラ2台分ないし3台分の一面の横長映像データのガンマ値も均一なものとなり、カメラ2台分ないし3台分の一面の横長映像データの輝度も均一なものとなる。
また、本実施形態のガンマ値調整プログラムでは、あらかじめカメラごとの出力データにおけるガンマ値の差異に基づいて、ガンマ除去テーブルのガンマ値を自動的に調整するため(S1410,S1411)、光学的重複映像を重ね合わせた部分の明るさがその周囲の部分と均一になるようにできる。
本発明は、光学的重複映像が付与された複数の分割された映像データから1つの映像データを生成する場合に使用することができる。
本発明の処理装置の一実施形態を用いた映像システムの全体構成図である。 図1に示される映像システムにおける、光路の一部を示す概念図である。 図1に示される映像システムに使用される2分割プリズムの概略図である。 図1に示される映像システムに使用される3分割プリズムの概略図である。 3分割プリズム上面をメインレンズの焦点面に配置した場合の概略図である。 3分割プリズムの上面をメインレンズの焦点面よりも下にした場合の概略図である。 図6に示される場合における左カメラ、中央カメラ及び右カメラに入射する映像を重ね合わせた状態を示す概念図である。 図1に示されるイメージプロセッサ105の内部構成を示すブロック図である。 図1に示されるイメージプロセッサ105の内部構成を示すブロック図である。 図1に示されるイメージプロセッサ105の内部構成を示すブロック図である。 図1に示されるイメージプロセッサ105の内部構成を示すブロック図である。 図1に示されるイメージプロセッサ105においてガンマ値を調整するための入射光を得るためのレンズキャップの概略図である。 図12に示されるレンズキャップの断面図である。 図1に示されるイメージプロセッサ105の動作のフローチャートである。
符号の説明
101 レンズ部
102,103,104 カメラ
105,106 イメージプロセッサ
107,108,109 表示システム
110 録画再生システム
111 中継・伝送ネットワーク
120 右映像
121 中央映像
122 左映像
131 メインレンズ
132,133,134 リレーレンズ
135 分割部
140 撮影対象
301 2分割プリズム
304,305 反射面
306,307 反射鏡
401 3分割プリズム
405 反射面
406 透過面
407 反射面
810,811,812 ガンマ除去部
813 G係数テーブル
814 B係数テーブル
815 R係数テーブル
816 G係数テーブル
817 B係数テーブル
818 R係数テーブル
819 G係数テーブル
820 B係数テーブル
821 R係数テーブル
822,823,824 合成位置調整部
825 映像合成部
826 ガンマ付加部
827 G係数テーブル
828 B係数テーブル
829 R係数テーブル
901 マトリックス変換部
902,903,904 取り出し位置調整部
1103 CPU
1104 操作パネル
1201 メインレンズの先端
1202 レンズキャップ
1203 発光部
1301 プレート
1302 ケース
1303 乳白ガラス板
1304 拡散板
1305 白色LED

Claims (8)

  1. 隣り合う映像データのうちの重ね合わせられた画像部分を横切るラインに沿って輝度を順次比較していったときの輝度の変動を抑制するようにガンマ値を調整するガンマ値調整手段と、
    光を分割する分割手段が、撮影対象からの光が入射するメインレンズの焦点位置と分割された光を導くリレーレンズの焦点位置とが一致している位置以外の位置に配置されることにより生成される光学的重複映像の映像データが付与された映像データに施されたガンマ処理を前記調整されたガンマ値を用いて除去するガンマ除去手段と、
    前記ガンマ処理が除去された映像データのうちの隣り合う映像データを重ね合わせる加算手段と、
    前記重ね合わされた映像データに対してガンマ処理を施すガンマ付加手段と、を備える処理装置。
  2. 隣り合う映像データのうちの重ね合わせられた画像部分を横切るラインに沿って輝度を順次比較していったときの輝度の変動を抑制するようにガンマ値を調整し、ルックアップテーブルに設定するガンマ値調整手段と、
    光を分割する分割手段が、撮影対象からの光が入射するメインレンズの焦点位置と分割された光を導くリレーレンズの焦点位置とが一致している位置以外の位置に配置されることにより生成される光学的重複映像の映像データが付与された第1の映像データに対して、ルックアップテーブルを用いてガンマ処理を除去する第1のガンマ除去手段と、
    前記分割手段が、撮影対象からの光が入射するメインレンズの焦点位置と分割された光を導くリレーレンズの焦点位置とが一致している位置以外の位置に配置されることにより生成される光学的重複映像の映像データが付与された第2の映像データに対して、ルックアップテーブルを用いてガンマ処理を除去する第2のガンマ除去手段と、
    前記第1の映像データと前記第2の映像データとを合成する合成手段と、
    前記合成手段により合成された映像データに対して、ルックアップテーブルを用いてガンマ処理を施すガンマ付加手段と、を備える処理装置。
  3. 前記ガンマ値調整手段は、
    ガンマ値の入力を受け付ける受付手段と、
    前記入力されたガンマ値によりガンマ処理が除去された第1の映像データと所定のガンマ値によりガンマ処理が除去された第2の映像データとが重ねあわされた部分の映像データの輝度のうち、所定ラインにおいて、所定の範囲外の輝度であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定の結果、前記所定の範囲外の輝度である場合に、前記所定のラインの明るさを判定する明るさ判定手段と、
    前記明るさ判定手段の判定の結果、前記所定のラインが明るくずれている場合は、前記重ねあわされた部分の映像データの輝度を減らすように、前記第1の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値及び前記第2の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値の少なくともいずれか一方を変更し、
    前記明るさ判定手段の判定の結果、前記所定のラインが暗くずれている場合は、前記重ねあわされた部分の映像データの輝度を増加させるように、前記第1の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値及び前記第2の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値の少なくともいずれか一方を変更して、前記判定手段による判定を再度行わせる変更手段とを有する請求項1または2に記載の処理装置。
  4. コンピュータを、
    ガンマ値の入力を受け付ける受付手段、
    前記入力されたガンマ値によりガンマ処理が除去された第1の映像データと所定のガンマ値によりガンマ処理が除去された第2の映像データとが重ねあわされた部分の映像データの輝度のうち、所定ラインにおいて、所定の範囲外の輝度であるか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段の判定の結果、前記所定の範囲外の輝度である場合に、前記所定のラインの明るさを判定する明るさ判定手段、及び、
    前記明るさ判定手段の判定の結果、前記所定のラインが明るくずれている場合は、前記重ねあわされた部分の映像データの輝度を減らすように、前記第1の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値及び前記第2の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値の少なくともいずれか一方を変更し、
    前記明るさ判定手段の判定の結果、前記所定のラインが暗くずれている場合は、前記重ねあわされた部分の映像データの輝度を増加させるように、前記第1の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値及び前記第2の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値の少なくともいずれか一方を変更して、前記判定手段による判定を再度行わせる変更手段、として機能させるためのガンマ値調整プログラム。
  5. コンピュータを、
    隣り合う映像データのうちの重ね合わせられた画像部分を横切るラインに沿って輝度を順次比較していったときの輝度の変動を抑制するようにガンマ値を調整するガンマ値調整手段と、
    光を分割する分割手段が、撮影対象からの光が入射するメインレンズの焦点位置と分割された光を導くリレーレンズの焦点位置とが一致している位置以外の位置に配置されることにより生成される光学的重複映像の映像データが付与された映像データに施されたガンマ処理を前記調整されたガンマ値を用いて除去するガンマ除去手段と、
    前記ガンマ処理が除去された映像データのうちの隣り合う映像データを重ね合わせる加算手段と、
    前記重ね合わされた映像データに対してガンマ処理を施すガンマ付加手段として機能させるためのプログラム。
  6. 前記ガンマ値調整手段は、
    ガンマ値の入力を受け付ける受付手段と、
    前記入力されたガンマ値によりガンマ処理が除去された第1の映像データと所定のガンマ値によりガンマ処理が除去された第2の映像データとが重ねあわされた部分の映像データの輝度のうち、所定ラインにおいて、所定の範囲外の輝度であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定の結果、前記所定の範囲外の輝度である場合に、前記所定のラインの明るさを判定する明るさ判定手段と、
    前記明るさ判定手段の判定の結果、前記所定のラインが明るくずれている場合は、前記重ねあわされた部分の映像データの輝度を減らすように、前記第1の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値及び前記第2の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値の少なくともいずれか一方を変更し、
    前記明るさ判定手段の判定の結果、前記所定のラインが暗くずれている場合は、前記重ねあわされた部分の映像データの輝度を増加させるように、前記第1の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値及び前記第2の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値の少なくともいずれか一方を変更して、前記判定手段による判定を再度行わせる変更手段とを、含む請求項5に記載のプログラム。
  7. コンピュータが、
    隣り合う映像データのうちの重ね合わせられた画像部分を横切るラインに沿って輝度を順次比較していったときの輝度の変動を抑制するようにガンマ値を調整するガンマ値調整ステップと、
    光を分割する分割手段が、撮影対象からの光が入射するメインレンズの焦点位置と分割された光を導くリレーレンズの焦点位置とが一致している位置以外の位置に配置されることにより生成される光学的重複映像の映像データが付与された映像データに施されたガンマ処理を前記調整されたガンマ値を用いて除去するガンマ除去ステップと、
    前記ガンマ処理が除去された映像データのうちの隣り合う映像データを重ね合わせる加算ステップと、
    前記重ね合わされた映像データに対してガンマ処理を施すガンマ付加ステップと、を実行するガンマ値調整方法。
  8. 前記ガンマ値調整ステップは、
    ガンマ値の入力を受け付ける受付ステップと、
    前記入力されたガンマ値によりガンマ処理が除去された第1の映像データと所定のガンマ値によりガンマ処理が除去された第2の映像データとが重ねあわされた部分の映像データの輝度のうち、所定ラインにおいて、所定の範囲外の輝度であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定手段の判定の結果、前記所定の範囲外の輝度である場合に、前記所定のラインの明るさを判定する明るさ判定ステップと、
    前記明るさ判定手段の判定の結果、前記所定のラインが明るくずれている場合は、前記重ねあわされた部分の映像データの輝度を減らすように、前記第1の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値及び前記第2の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値の少なくともいずれか一方を変更し、
    前記明るさ判定手段の判定の結果、前記所定のラインが暗くずれている場合は、前記重ねあわされた部分の映像データの輝度を増加させるように、前記第1の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値及び前記第2の映像データに対するガンマ処理を除去するために使用されるガンマ値の少なくともいずれか一方を変更して、前記判定手段による判定を再度行わせる変更ステップとを、含む請求項7に記載のガンマ値調整方法。
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