JP4632624B2 - 印刷制御システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,端末装置と,該端末装置から要求される印刷条件に応じて印刷処理を実行する印刷装置とを具備してなる印刷制御システムに関し,特に印刷条件の変更に起因する印刷ミスをユーザに事前に教えることで,印刷ミスの発生を減少させることのできる印刷制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在市場に流通しているプリンタドライバは,印字濃度や印刷部数等の印刷条件をユーザ側で自由に設定変更できる機能を有している。ユーザの使用目的やアプリケーションソフトに合致した印刷等を可能とするためである。
これらの印刷条件は,ユーザがプリンタを使用するたびに必要に応じて変更するものであるが,従来のプリンタドライバは,印刷時において,印刷条件を変更しないで印刷処理を実行する場合は,初期印刷条件(以下,「デフォルト」と呼ぶ)で印刷が行われる。尚,通常,デフォルトはユーザが一般的に頻繁に使用する印刷条件に設定されている。
しかし,時に印刷条件をデフォルトから変更すべきであるにもかかわらず,デフォルトのままで印刷処理を実行する場合がある。また,印刷条件の確認作業に時間がかかることを嫌い,この確認をせずに印刷処理を実行する場合もある。かかる場合,例えば必要以上の部数を印刷したり,印刷用紙の大きさや向きが異なる印刷をする等の印刷ミスの原因となる。
【0003】
このような印刷ミスを防止する方法として特許文献1の提案がなされている。
特許文献1には,デフォルトと異なる印刷条件で印刷処理を実行した場合に,デフォルトと印刷条件が異なる旨の警告等を発することでユーザの注意を喚起し,これにより現在の印刷条件でよいのかどうかの確認をさせる印刷制御システム及びその方法が提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−309924号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,上記特許文献1記載の提案は,ユーザーが意図的に印刷条件をデフォルトから変更した場合であっても,警告が発せられる。このような不必要な警告は,かえって印刷処理を煩わしくさせる。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,ユーザが要求した印刷条件に対して,でき得る限り適切な警告や表示を行うことで印刷条件の変更に起因する印刷ミスを減少するとともに,不必要な表示,警告等をできるだけ発しない操作性のよいプリンタドライバを含む印刷制御システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は,端末装置と,該端末装置から要求される印刷条件に応じて印刷処理を実行する印刷装置と,を具備してなる印刷制御システムにおいて,上記端末装置が,過去に実行された印刷条件を上記印刷装置毎に集計して蓄積記憶する印刷条件履歴記憶手段と,上記印刷条件履歴記憶手段により記憶された印刷条件のうち印刷処理に使用する印刷装置に対応する印刷条件と,新たに要求された印刷条件とを照合する印刷条件照合手段と,上記印刷条件照合手段により照合した結果に関する表示及び/又は警報を出力する照合結果出力手段と,を具備してなり,上記印刷条件履歴記憶手段が,該印刷条件毎に過去に実行された印刷条件の使用頻度として,組み合わされる印刷条件の順序を反映させた印刷条件の組み合わせの使用頻度を更に記憶するものであることを特徴とする印刷制御システムとして構成されている。使用頻度の高い印刷条件ほど高い確率でユーザが意図する印刷条件に合致するからである。上記印刷条件履歴記憶手段,印刷条件照合手段,照合結果出力手段は,上記端末装置にインストールされたプリンタドライバにより実行される機能を実現する手段である。
ユーザは過去に実行した印刷条件と同じ条件で印刷を行うことが多い。要求された印刷条件を印刷条件履歴と照合することで,ユーザに対して適切な警告等を発することができる。
この場合,上記印刷条件照合手段が,上記印刷条件履歴記憶手段により記憶された使用頻度の高い印刷条件と新たに要求された印刷条件とを照合し,使用頻度の高い印刷条件と異なる印刷条件が要求された場合にのみ,警告等を発するようにすることが望ましい。
【0007】
上記印刷条件履歴記憶手段が,使用アプリケーション毎に過去に実行された印刷条件を更に記憶するものであってもよい。またこの場合,上記印刷条件照合手段は,上記印刷条件履歴記憶手段により記憶された使用アプリケーション毎の印刷条件と新たに要求された印刷条件とを照合するものであることが望ましい。
ユーザが求める印刷条件は,使用されるアプリケーション毎に異なることが多い。従って,これにより,使用されるアプリケーションの目的に合った印刷条件と要求された印刷条件とが照合されることとなり,使用されるアプリケーションで多用される印刷条件と異なる印刷条件が要求されたときにだけ警告等を発することで,警告等の適正さが高まる。
【0008】
上記印刷条件履歴記憶手段が,過去に印刷処理の実行途中で印刷処理の実行が取り消された場合の失敗印刷条件を更に記憶するものであってもよい。またこの場合,上記印刷条件照合手段としては,上記失敗印刷条件と新たに要求された印刷条件とを照合するものが採用される。
過去に実行が取り消された失敗印刷条件は,今後も取り消される可能性が極めて高いものと思われる。従って,要求された印刷条件が上記失敗印刷条件と同じものであれば,要求された印刷条件が本当に正しい印刷条件かどうかをユーザに問い直すことで失敗の再発が高い確率で防止され得る。
【0009】
上記印刷条件履歴記憶手段が,過去に実行された印刷条件とともに,所定の日付及び/又は時刻を更に記憶するものであってもよい。この場合,上記印刷条件照合手段は,上記印刷条件履歴記憶手段により記憶された所定日付及び/又は時刻を参照して抽出された印刷条件と新たに要求された印刷条件とを照合することができる。
印刷処理の実際においては,同じ印刷条件が繰り返し用いられることが多いという経験則が成り立つ。従って,このように,印刷条件が使用された日付や時刻を参照できるようにしておき,例えば,要求された印刷条件が最近実行された印刷条件と異なるときにのみ警告等を発するよう構成すれば,警告の適正度は著しく向上する。
更にこの場合,所定の期間が経過した印刷条件を印刷条件履歴から消去する印刷条件消去手段を更に具備するものが考えられる。印刷条件は印刷処理を実行する毎に蓄積記憶され,蓄積された印刷条件は時を経るにしたがって増大する一方である。従って,例えば,照合対象から除外されている印刷条件を消去する機能を有することで,信頼性の高い照合結果を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る印刷制御システムにおける印刷処理の制御系を表す機能ブロック図,図2は本発明の実施の形態に係る印刷制御システムに用いられる端末装置が具備する印刷条件履歴記憶手段によって記憶された印刷条件の具体例を示す図,図3は本発明の実施の形態に係る印刷制御システムに用いられる印刷装置毎に使用された印刷条件の使用頻度を表すテーブル,図4は本発明の実施の形態に係る印刷制御システムにおいて使用された印刷条件の組み合わせの使用頻度を表すテーブル,図5,6は本発明の実施の形態に係る印刷制御システムにおいて印刷処理が実行されるまでの処理手順を示したフローチャート,図7は本発明の実施の形態に係る印刷制御システムに用いられる端末装置が印刷条件履歴を更新する処理手順を示したフロ−チャート,図8は本発明の実施例に係る印刷制御システムにおいて印刷処理が実行されるまでの処理手順を示したフローチャート,図9は印刷条件及び設定内容の一例と,これらを機械に読み取り可能とした印刷データを表す図表である。
【0011】
まず,図1を用いて,本発明の実施の一実施形態に係る印刷制御システム中のプリンタドライバが実行する印刷処理の概略について説明する。
このプリンタA(印刷装置の一例)は,ユーザ端末1(端末装置の一例)が備えるネットワークインターフェース(以下,「I/F」と称す)6を介してユーザ端末1に外部接続されており,ユーザ端末1には表示部2及び操作部3が外部接続されている。
ユーザ端末1は,入力された印刷条件や過去に実行された印刷条件等を記憶する記憶部5と,他の外部端末やプリンタA等に接続可能なI/F6と,設定手段22とデータ作成編集手段21とを有するアプリケーションソフト20と,印刷条件履歴記憶機能(印刷条件履歴記憶手段14が達成),印刷条件照合機能(印刷条件照合手段16が達成),及び照合結果出力機能(照合結果出力手段17が達成)の各機能を有し,印刷条件に基づいてプリンタAで印刷処理を行うための印刷データを作成するプリンタドライバ(以下,「ドライバ」と称す)10と,上記各部を統括制御する制御部4と,を具備して構成されている。
表示部2は,後述する各種表示やアイコンを表示するためのものであり,操作部3は,マウスやキーボード等の外部入力手段であって,印刷条件の入力や,印刷処理実行の指示等をするために用いるものである。
アプリケーション20のデータ作成編集手段21は,ユーザが操作部3の操作により設定手段22において入力した印刷条件を使用アプリケーションに適合するデータに作成・編集するものである。かかる作成・編集データは制御部4によりドライバ10へ転送され,ドライバ10が備える上記各種機能に基づいて印刷処理が可能となるような印刷データに変換される。更に,この印刷データはドライバ10によって,印刷処理を実行しようとするプリンタAに転送される。
【0012】
ここで,ドライバ10が有する印刷条件履歴記憶手段14,印刷条件照合手段16,照合結果出力手段17について説明する。
印刷条件履歴記憶手段14とは,過去に実行された印刷条件を記憶部5に蓄積記憶する手段であって,例えば記憶部5に図2のような形式で,印刷処理が実行された時の印刷条件をデータベース(D/B)化して蓄積記憶することを実施するためのドライバ10の機能を達成する手段である。
印刷条件照合手段16とは,上記印刷条件履歴記憶手段14により記憶された印刷条件と,新たに入力された印刷条件とを照合する手段であって,例えばユーザにより操作部3から新たに入力された印刷条件と図2に示す印刷条件履歴D/Bに記憶された印刷条件とを比較し,印刷条件が合致するか否かの照合を実施するためのドライバ10の機能を達成する手段である。
照合結果出力手段17とは,上記印刷条件照合手段16による照合結果に基づいて,所定の出力を行う手段であって,例えば,後述する図5のステップS31,S41,S51の各種表示を実施するためのドライバ10の機能を達成する手段である。
【0013】
上記印刷条件には,例えば使用プリンタの選択,印刷部数,両面印刷,1枚の記憶用紙にNページ分のデータを印刷するN−up印刷(割付印刷),用紙の排紙口位置等が考えられる。更には,図2に示すように,プリンタやアプリケーションの使用履歴,印刷条件の使用頻度(例えば使用回数や使用比率),印刷処理の実行指示を行ったアプリケーション名,ファイル名,印刷開始日付及び時刻,ユーザ名,使用プリンタ名,印刷失敗か否かの別,等が印刷条件と関連付けられて記憶される。他に,図9の印刷条件項目の欄に掲げる各印刷条件も考えられる。尚,図9は印刷条件及びその具体的な設定内容の一例と,これらを機械に読み取り可能な形式に変換した印刷データを表す図表である。
【0014】
次に,図5,6を用いてユーザ端末1におけるドライバ10の制御部4における処理手順の一例を説明する。図中のS10,S20,…は処理手順(ステップ)番号を示し,Yは「YES」,Nは「NO」を示す。処理はステップS10より開始される。
制御部4は,まずユーザが操作する操作部3の入力に基づいて,印刷処理の実行指示があったか否かを判断する(S10)。
ステップS10で上記指示があると判断された場合は,入力された印刷条件と,後述する図2の印刷条件履歴D/Bに記憶された過去の印刷条件とを照合する(S20)。
上記照合の結果に基づいて,ステップS30では,ユーザにより入力された印刷条件が,最近使用された印刷条件と合致するか否か判断される。
次に,ステップS30で,ユーザにより入力された印刷条件が最近使用された印刷条件と合致すると判断された場合は,続いて上記印刷条件が失敗印刷条件であるか否かを判断する(S40)。ここで,失敗印刷条件とは,過去に印刷処理の実行途中で印刷処理が取り消された場合の印刷条件をいう。
ステップS40で,ユーザにより入力された印刷条件が,失敗印刷条件でないと判断された場合は,続いて上記印刷条件が,使用アプリケーションについて頻繁に用いられた印刷条件であるか否かを判断する(S50)。かかる判断は,過去に実施した印刷条件と同じ条件で印刷処理が実行された場合に,その印刷条件の使用回数及び使用比率に基づいて,所定の使用回数及び使用比率を越えているか否かで判断される。
ステップS50で,ユーザにより入力された印刷条件が,使用アプリケーションについて頻繁に用いられた印刷条件であると判断された場合は,印刷処理が実行されるのであるが(S70),かかる印刷処理実行中に印刷が中断されたか否かを判断する(S60)。
ステップS60で印刷中断されていないと判断された場合は,そのまま印刷処理が続行され,印刷完了後は,印刷処理を実行した印刷条件を図2のようにD/B化して記憶部5に記憶する(S70→S80)。記憶する際には,印刷処理を実行した日付及び時刻,使用アプリケーション名,使用プリンタ名,印刷失敗か否かの別,過去に実行された印刷条件と同条件の印刷条件を使用した場合はその印刷条件の使用回数及び使用比率等の使用頻度等も併せて記憶する。
【0015】
次に,ユーザにより入力された印刷条件が,ステップS20の照合の結果,最近使用された印刷条件と合致しないと判断された場合(S30でN)について説明する。この場合,制御部4はユーザに対して,ユーザにより入力された印刷条件が,最近使用されていない印刷条件である旨の表示を行う(S31)。即ち,ユーザにとって所望の印刷条件であるかどうかの確認を行う。
次に,ステップS40で,ユーザにより入力された印刷条件が,ステップS20の照合の結果,失敗印刷条件であると判断された場合,制御部4はユーザに対して,ユーザにより入力された印刷条件が過去の失敗印刷条件である旨の表示を行う(S41)。過去の失敗例と同一の印刷条件は,再度失敗する確率が高いからである。
次に,ステップS50で,ユーザにより入力された印刷条件が,ステップS20の照合の結果,使用アプリケーションについて過去に頻繁に用いられた印刷条件であると判断されなかった場合,制御部4はユーザに対して,現在使用のアプリケーションではあまり用いられていない印刷条件である旨の表示を行う(S51)。ユーザがアプリケーション毎に定めている印刷条件と異なる条件は失敗印刷条件である確率が高いからである。
次に,ステップS60で印刷が中断されたと判断された場合は,制御部4は,印刷中断された場合の印刷条件(失敗印刷条件)を図2のようにD/B化して記憶部5に記憶する(S61)。記憶する際には,印刷処理が中断した日付及び時刻,使用アプリケーション名,使用プリンタ名,失敗印刷であるか否かの別,過去に実行された印刷条件と同条件の印刷条件を使用した場合はその印刷条件の使用回数及び使用比率等の使用頻度等も記憶することが望ましい。
【0016】
ステップS31,S41,S51の表示がされた場合は,制御部4は,ユーザが操作する操作部3の入力に基づいて,印刷継続の指示があったか否か(図6のS110),印刷条件が修正されたか否か(S210),印刷中止の指示があったか否か(S310)を判断する。
制御部4は,ステップS110で,ユーザにより印刷継続の指示があったと判断した場合は,現在入力されている印刷条件で印刷処理を実行すべく,上述したS60以降の手順で印刷処理を行う。
ステップS210で,ユーザにより印刷条件が修正されたと判断した場合は,修正された印刷条件に基づいて上述したS20以降の手順で印刷処理を行う。
ステップS310で,ユーザにより印刷中止の指示があったと判断した場合は,印刷処理を中止し(S320),印刷処理が終了する。
【0017】
次に,印刷条件履歴D/Bについて,図2に基づいて説明する。
図2示すテーブルは,過去に実行された印刷条件とともに,その印刷条件が失敗印刷か否の別,印刷処理実行の日付及び時刻,使用プリンタ名,アプリケーション名,印刷条件使用回数とその使用比率の別を併記したものである。失敗印刷か否かの別は,例えば上記テーブルに失敗印刷の項目を設け,失敗印刷条件である場合はその項目欄に×印で表示し,失敗印刷条件でない場合は空白とする方法が例示されている。なお,使用比率とは,任意の印刷条件に基づいて実行された印刷処理回数を全印刷処理回数に対する比率(割合)で表したものをいう。
かかる印刷条件履歴D/Bは上記ステップS61やステップS80の処理により,蓄積記憶される。
【0018】
上記実施の形態では,制御部4が印刷条件履歴記憶機能,印刷条件照合機能及び照合結果出力機能を有する形態について述べたが,制御部4はこれらの機能のほかに,更に印刷条件消去機能(印刷条件消去手段が達成)を有する形態であってもよい。
ここで,印刷条件消去手段とは,所定の期間が経過した印刷条件を印刷条件履歴D/Bから消去する手段であって,例えば,制御部4の判断対象から除外されている印刷条件を印刷条件履歴D/Bから消去することを実施するための制御部4の機能を達成する手段である。
【0019】
以下に,図7を用いて,印刷条件履歴D/Bの印刷条件の中から古いものを削除して印刷条件履歴D/Bを更新する手順について,使用回数及び使用比率(図2参照)が使用アプリケーション別に更新される手順を一例として,具体的に説明する。尚,他の印刷条件である日付,時刻,プリンタ名,ファイル名等の更新については同様の処理手順により達成可能であるので,ここでは説明を省略する。
処理はステップS500より開始される。
制御部4は,まず印刷条件履歴D/Bの更新の指示があったか否かを判断する(S500)。かかる印刷条件履歴D/Bの更新の指示は,例えば,図5のステップS20で入力された印刷条件と印刷条件履歴D/Bとを照合する際に,若しくは,ステップS61,ステップS80において各印刷条件が記憶される際に制御部4が指示するものが考えられる。或いは,ユーザが操作部3の操作により指示するもの,所定周期で定期的に発せられるものでもよい。
ステップS500で上記指示があると判断した場合は,制御部4は,印刷条件履歴D/Bの過去の印刷条件が失敗印刷条件に該当するか否かを判断する(S510)。以下に述べるように,失敗条件か否かで,印刷条件履歴D/Bに残しておく期間を切り換えるためである。
ステップS510において,失敗印刷条件ではないと判断された場合は,印刷条件履歴D/Bの印刷条件が,印刷処理が実行された日時から所定期間t1を経過したものであるか否かを判断する(S520)。ステップS520で,所定期間t1が経過していると判断された場合は,その印刷条件は図2の印刷条件履歴D/Bから削除され(S610),その後ステップS540に進む。t1が経過していない場合はステップS530に進む。
ステップS510で失敗印刷条件であると判断された場合は,印刷条件履歴D/Bの失敗印刷条件が,印刷処理が実行された日時から所定期間t2を経過したものであるか否かを判断する(S511)。ステップS511で,所定期間t2が経過していたと判断された場合は,その印刷条件は印刷条件履歴D/Bから削除され(S610),その後ステップS540に進む。t2が経過していない場合は,その印刷条件は削除されずに履歴に残されたまま,その後ステップS540に進む。通常,失敗条件は成功条件より長く残しておく必要が無いので,t1>t2に設定される。
ステップS530では,t1が経過していない印刷条件を使用したアプリケーションが,過去に印刷処理を行ったことがあるアプリケーションであるか否かを判断する。かかるアプリケーションが過去にない新たなものであると判断された場合は,印刷条件履歴D/Bに,新しいアプリケーションの枠を設け(S531),その後ステップS540に進む。
ステップS530において,上記アプリケーションで過去に印刷処理を行ったことがある場合は,既にかかるアプリケーション枠が存在するので,その後ステップS540に進む。
ステップS540では,印刷条件履歴D/B中の使用回数(図2参照)がカウントされる。使用回数のカウント処理は,所定期間(t1,t2)経過により印刷条件が削除された場合は,削除された分だけ印刷条件履歴D/B中の使用回数を減じることにより行い,新たに印刷条件が使用された場合は,その分だけ使用回数を増加させることにより行う。かかるカウント処理により印刷条件履歴D/Bの使用回数が更新される。また続いて,ステップS550において使用回数の比率が計算される。こうして,使用回数と使用比率が更新される(S560)と,一連の更新処理が終了する。
上述のステップS610の印刷条件履歴削除手段をプリンタAに設けることで,随時蓄積記憶され増大する印刷条件履歴D/Bを縮小させることができ,余計な印刷条件履歴D/Bとの照合をせずに済み,照合時間が短縮されるので,ユーザに対して速やかな表示等をすることが可能となる。
【0020】
上記実施の形態では,上述のステップS50が,過去に実施した印刷条件と同じ条件で印刷処理が実行された場合に,その印刷条件の使用回数及び使用比率に基づいて,所定の使用回数,使用比率を越えているか否かで判断する。
しかし,かかる使用回数,使用比率に代わって,例えば,使用アプリケーション別に各プリンタ毎の印刷条件を判別するためのテーブルを作成して,これに基づいて印刷条件の使用頻度を判断することも可能である。
具体的には,図3に示すように,アプリケーション20Aが使用するプリンタα,β,γ毎に,印刷処理に用いられる全ての印刷条件(図3の設定1〜n)の使用実績を集計する。使用実績がある印刷条件はテーブルに○印を付し,使用実績がない場合は空欄とする。
こうすることで,例えばプリンタαを使用する場合に,使用実績のない印刷条件(設定4)が選択されていた場合には,使用実績がない印刷条件である旨の表示等をユーザにすることで印刷ミスの抑制を図る効果を奏する。
【0021】
また,使用アプリケーション別に,各プリンタ毎の印刷条件の組み合わせ頻度を判別するためのテーブルを作成して,これに基づいて印刷条件の使用頻度を判断することも可能である(図4のa,b参照)。
具体的には,図4(a)に示すように,アプリケーション20Aにおいて使用された印刷条件(図4の設定1〜n)の組み合わせにおいて,最も使用頻度の高い組み合わせ(例えば,図中の設定1と設定3の組み合わせ)をテーブルに◎印で,使用実績が有るが使用頻度は低い組み合わせ(例えば,図中の設定2と設定4の組み合わせ)を○印で,まったく使用実績のない組み合わせ(例えば,図中の設定3と設定mの組み合わせ)を空欄とする。こうすることで,アプリケーション毎の頻繁に使用される印刷条件の組み合わせを認識することができる。
【0022】
さらにまた,組み合わされる印刷条件の順序を反映させた,印刷条件の組み合わせの使用頻度を判別するためのテーブルを作成して,これに基づいて印刷条件の使用頻度を判断することも可能である(図4のc,d参照)。印刷条件の組み合わせの使用頻度も,例えば,組み合わせる印刷条件の選択順序等により使用頻度が異なる場合がある。図4(c)に示すように,例えばxという先に選択された印刷条件を横軸(列方向)にとり,yというxより後に選択された印刷条件を縦軸(行方向)にとった場合を考える。先に設定2を選択し,その後に設定mを選択した組み合わせは,◎印が付されているように,組み合わせて使用される頻度が高いことが分かる。しかし先に設定mを選択し,その後に設定2を選択した場合は,○印が付されているように,組み合わせて使用されることはあるが,その頻度が低いことが分かる。これらは同じ組み合わせ(設定2と設定m)ではあるが,その組み合わせる印刷条件の選択順序により,組み合わされる印刷条件の使用頻度に差が生じることを意味している。
このようなテーブルを作成することで,より緻密な使用頻度の管理が可能となり,正確な使用頻度の判断をすることができる。
【0023】
上記テーブルを参照することにより,例えばアプリケーション20Aにおいては,プリンタの印刷条件を設定する場合に,まったく使用実績のない組み合わせ,例えば,先に設定1を選択し,後で設定2が選択されていた場合には,使用実績のない印刷条件の組み合わせである旨の表示・警告等をユーザにすることができる。
また,例えばアプリケーション20Cにおいて,組み合わされた印刷条件に,不足印刷条件がある場合は,その旨をユーザに表示・警告し,不足する印刷条件を付加する旨の提案をすることができる。一方,過剰に設定された印刷条件がある場合は,同じくその旨をユーザに表示・警告し,削除すべき印刷条件を提示して削除すべき旨の提案をすることができる。
【0024】
【実施例】
上記実施の形態では,ユーザ端末1が各印刷条件の判断を比較的簡略な流れに沿った形で行う印刷処理手順について説明したが(図5,6参照),本発明はこれに限られるものではなく,上述した種々の印刷条件が相互に関連した形で行われる印刷処理手順であってもよい。
以下図8を用いてその一例を説明する。処理はステップS610より開始される。
例えば,アプリケーション20により印刷処理の実行要求がされると,印刷処理はステップS610〜S630のループに進む。
制御部4はユーザにより入力された印刷条件が,印刷処理実行中に印刷が中断等された,つまり印刷が失敗に終わったもの(失敗印刷条件)であるか否かを判断する(S610)。
ステップS610で,入力された印刷条件が失敗印刷条件であると判断された場合は,続いて上記印刷条件と,印刷条件履歴D/B(図2参照)に記憶された過去の印刷条件とを照合し,過去の失敗印刷条件と合致するか否かを判断する(S620)。ステップS620において,過去の失敗印刷条件と合致すると判断されれば,ユーザに対して与える警告の内容(警告一時記憶データ)を記憶部5に記憶する(S630)。
ステップS610及びステップS620において,入力された印刷条件がそれぞれ失敗印刷条件ではない又は,過去の失敗印刷条件と合致しないと判断された場合は,ユーザに対してその旨の警告をする必要が無いため,そのままループエンドに達する。
全ての印刷条件について上記処理が行われると,ステップS640に進む。ステップS640では,前述のステップS630において,ユーザに警告すべきデータが記憶部5に一時記憶されているか否かを判断する。ここで一時記憶データがある場合は,入力された印刷条件に誤りがある旨をユーザに対し警告すると同時に,印刷条件を修正するか否かの提案をする(S650)。過去の失敗例と同一の印刷条件は,再度失敗する確率が高いからである。
ステップS660では,ステップS650でされた提案に対して,ユーザによる印刷条件を修正する指示があったか否かを判断する。
前述のステップS640において,記憶部5に,警告一時記憶データがない場合は,ステップS641に進む。ここでは,例えば図3,図4に示すアプリケーション20毎の印刷条件の使用頻度を判別するテーブル等が作成されているか否かを判断する。ステップS641において,かかるテーブルが作成されていないと判断された場合は,過去に印刷処理を行ったことがないアプリケーションである旨をユーザに警告し(S642),その後ステップS660に進む。使用アプリケーションにおいて,過去に使用実績がない印刷条件である場合は,入力した印刷条件に誤りがある確率が高いからである。
ステップS641において,上記テーブルが作成されていると判断された場合は,ステップS710〜S714のループに進む。
ステップS710では,上記テーブルを参照して,入力された印刷条件が過去に使用されたことがあるか,過去に頻繁に使用されたものであるか,或いは過去に使用されたことが無いか否かを判別する。
過去に使用されたことがある場合(図中の「有」)はそのままループエンドに達する。
頻繁に使用されたものである場合(図中の「頻」)は,上記テーブルを参照して,他の組み合わせの印刷条件が有るか否かを判断する(S711)。ここで,上記組み合わせの印刷条件が有ると判断された場合はそのままループエンドに達し,無いと判断された場合はユーザに対して与える提案の内容(提案一時記憶データ)を記憶部5に記憶し(S712),その後ループエンドに達する。
上記ステップS710で,入力された印刷条件が,過去に一度も使用されたことが無い(図中の「無」)と判断された場合はステップS713に進む。ここでは,上記テーブルを参照して,入力された印刷条件に,上記テープルには存在しない新たな印刷条件が有るか否かを判断する。かかる判断において,新たな印刷条件が無いと判断された場合はそのままループエンドに達し,新たな印刷条件が有ると判断された場合,つまり,入力された印刷条件が過剰に設定されていると判断された場合は,ユーザに対して与える警告の内容(警告一時記憶データ)を記憶部5に記憶し(S714),ループエンドに達する。
S710〜S714の処理が終了すると,ステップS810に進み,上記一時記憶データが存在するか否かを判断する。かかる一時記憶データが存在しない場合はステップS662に進み,印刷処理を実行する印刷条件を印刷条件履歴D/Bに記憶し(S662),印刷処理が実行される(S663)。
上記一時記憶データが存在する場合はステップS820において,それが警告一時記憶データであるか否かを判断し,警告一時記憶データでないと判断されればステップS840に進む。警告一時記憶データであると判断されればステップS830に進み,印刷条件が過剰であることをユーザに警告した後,ステップS840に進む。
ステップS840では,上記一時記憶データが提案一時記憶データであるか否かを判断し,提案一時記憶データでないと判断されればステップS660に進む。提案一時記憶データであると判断されればステップS850において,ユーザに対して,印刷条件が不足していることを警告すると同時に,追加すべき印刷条件を例示提案し,ステップS660に進む。
ステップS660では,入力された印刷条件の修正指示がされるか否かを判断する。ここで,印刷条件が警告,提案等に応じてユーザにより修正されれば(S670),再度ステップS610から処理が開始される。ステップS660で印刷条件の修正指示が無く,そのままの印刷条件で再度印刷処理実行の指示がされればステップS662に進み,上述した処理を行う。ステップS661で印刷処理中止の指示がされれば,印刷処理が中止され(S664),印刷処理が終了する。
【0025】
上述の印刷制御システムに用いられるユーザ端末1は,パーソナルコンピュータ,スキャナ,デジタルカメラ等が考えられる。要は,プリンタAに接続可能であり,ドライバ10が搭載又は実装され,制御可能な機器であれば本実施例におけるユーザ端末1となり得る。
このようにして,印刷制御システムは,ユーザが入力した印刷条件に対して,でき得る限り適切な表示等を行うことができ,印刷条件の変更に起因する印刷ミスを軽減するとともに,不必要な表示等を出来るだけ発しない操作性を得ることができる。
【0026】
また,本発明は,上記印刷制御システムの具備する各手段に相当する処理を行う印刷制御方法として捉えたものであってもよい。
即ち,端末装置と,該端末装置から要求される印刷条件に応じて印刷処理を実行する印刷装置と,を具備してなる印刷制御システムに用いられる印刷制御方法であって,過去に実行された印刷条件を上記印刷装置毎に集計して蓄積記憶する印刷条件記憶工程と,上記印刷条件履歴記憶工程により記憶された印刷条件のうち印刷処理に使用する印刷装置に対応する印刷条件と,新たに要求された印刷条件とを照合する印刷条件照合工程と,上記印刷条件照合工程による照合結果に基づいて,所定の出力をする照合結果出力工程と,を備えることを特徴とする印刷制御方法として構成することができる。
【0027】
更に,本発明は,上記印刷制御方法の有する各手段を行う機能を有するプログラムとして捉えたものであってもよい。
即ち,端末装置と,該端末装置から要求される印刷条件に応じて印刷処理を実行する印刷装置と,を具備してなる印刷制御システムにおいて実行されるプログラムあって,上記端末装置のコンピュータに,過去に実行された印刷条件を上記印刷装置毎に集計して蓄積記憶する印刷条件記憶機能と,上記印刷条件履歴記憶工程により記憶された印刷条件のうち印刷処理に使用する印刷装置に対応する印刷条件と,新たに要求された印刷条件とを照合する印刷条件照合機能と,上記印刷条件照合工程による照合結果に基づいて,所定の出力をする照合結果出力機能と,を実行させるための印刷制御プログラムとして構成することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,ユーザにより入力された印刷条件を過去に実行された印刷条件と照合し,その照合結果を出力することで,印刷するたびに印刷条件を確認するという煩わしい作業を軽減する効果を有する。更に,不適切な表示等も軽減されることにより,操作性が向上し,印刷ミスの抑制を図ることが出来る。
上記印刷条件履歴は使用プリンタ毎,アプリケーション毎にも作成され,更に日付及び時刻,使用頻度,失敗印刷などの条件を付加することにより,本発明にユーザの使用状況に応じた照合か可能となり,いっそう操作性の高い印刷制御システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る印刷制御システムにおける印刷処理の制御系を表す機能ブロック図。
【図2】本発明の実施の形態に係る印刷制御システムに用いられる端末装置が具備する印刷条件履歴記憶手段によって記憶された印刷条件の具体例を示す図。
【図3】本発明の実施の形態に係る印刷制御システムに用いられる印刷装置毎に使用された印刷条件の使用頻度を表すテーブル。
【図4】本発明の実施の形態に係る印刷制御システムにおいて使用された印刷条件の組み合わせの使用頻度を表すテーブル。
【図5】本発明の実施の形態に係る印刷制御システムにおいて印刷処理が実行されるまでの処理手順を示したフローチャート1。
【図6】本発明の実施の形態に係る印刷制御システムにおいて印刷処理が実行されるまでの処理手順を示したフローチャート2。
【図7】本発明の実施の形態に係る印刷制御システムに用いられる端末装置が印刷条件履歴を更新する処理手順を示したフロ−チャート。
【図8】本発明の実施例に係る印刷制御システムにおいて印刷処理が実行されるまでの処理手順を示したフローチャート。
【図9】印刷条件及び設定内容の一例と,これらを機械に読み取り可能とした印刷データを表す図表。
【符号の説明】
1…ユーザ端末
2…表示部
3…操作部
4…制御部
5…記憶部
6…ネットワークI/F
10…プリンタドライバ
14…印刷条件履歴記憶手段
16…印刷条件照合手段
19…照合結果出力手段
20…アプリケーション
21…データ作成編集手段
22…設定手段
Claims (9)
- 端末装置と,該端末装置から要求される印刷条件に応じて印刷処理を実行する印刷装置と,を具備してなる印刷制御システムにおいて,
上記端末装置が,
過去に実行された印刷条件を上記印刷装置毎に集計して蓄積記憶する印刷条件履歴記憶手段と,
上記印刷条件履歴記憶手段により記憶された印刷条件のうち印刷処理に使用する印刷装置に対応する印刷条件と,新たに要求された印刷条件とを照合する印刷条件照合手段と,
上記印刷条件照合手段により照合した結果に関する表示及び/又は警報を出力する照合結果出力手段と,
を具備してなり,
上記印刷条件履歴記憶手段が,該印刷条件毎に過去に実行された印刷条件の使用頻度として,組み合わされる印刷条件の順序を反映させた印刷条件の組み合わせの使用頻度を更に記憶するものであることを特徴とする印刷制御システム。 - 上記印刷条件照合手段が,上記印刷条件履歴記憶手段により記憶された使用頻度の高い印刷条件と,新たに要求された印刷条件とを照合するものである,請求項1に記載の印刷制御システム。
- 上記印刷条件履歴記憶手段が,使用アプリケーション毎に過去に実行された印刷条件を更に記憶するものである,請求項1又は2のいずれかに記載の印刷制御システム。
- 上記印刷条件照合手段が,上記印刷条件履歴記憶手段により記憶された使用アプリケーション毎の印刷条件と,新たに要求された印刷条件とを照合するものである,請求項3に記載の印刷制御システム。
- 上記印刷条件履歴記憶手段が,過去に印刷処理の実行途中で印刷処理が取り消された場合の失敗印刷条件を更に記憶するものである,請求項1〜4のいずれかに記載の印刷制御システム。
- 上記印刷条件照合手段が,上記失敗印刷条件と新たに要求された印刷条件とを照合するものである,請求項5に記載の印刷制御システム。
- 上記印刷条件履歴記憶手段が,過去に実行された印刷条件とともに,所定の日付及び/又は時刻を更に記憶するものである,請求項1〜6のいずれかに記載の印刷制御システム。
- 上記印刷条件照合手段が,上記印刷条件履歴記憶手段により記憶された所定の日付及び/又は時刻の印刷条件と新たに要求された印刷条件とを照合するものである,請求項7に記載の印刷制御システム。
- 上記印刷条件履歴記憶手段により記憶された所定の日付及び/又は時刻の印刷条件であって,所定の期間が経過した印刷条件を消去する印刷条件消去手段を更に具備してなる,請求項1〜8のいずれかに記載の印刷制御システム。
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