JP4632427B2 - 発光ダイオード組立体の組立方法および発光ダイオード組立体 - Google Patents

発光ダイオード組立体の組立方法および発光ダイオード組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP4632427B2
JP4632427B2 JP2005098298A JP2005098298A JP4632427B2 JP 4632427 B2 JP4632427 B2 JP 4632427B2 JP 2005098298 A JP2005098298 A JP 2005098298A JP 2005098298 A JP2005098298 A JP 2005098298A JP 4632427 B2 JP4632427 B2 JP 4632427B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
emitting diode
chip type
diode assembly
types
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005098298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005317951A (ja
Inventor
眞和 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CI Kasei Co Ltd
Original Assignee
CI Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CI Kasei Co Ltd filed Critical CI Kasei Co Ltd
Priority to JP2005098298A priority Critical patent/JP4632427B2/ja
Publication of JP2005317951A publication Critical patent/JP2005317951A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4632427B2 publication Critical patent/JP4632427B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Led Device Packages (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Description

本発明は、少なくとも光学特性の異なる2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードを一つのサブマウントに配置し、これらの組立体の少なくとも一つを印刷配線基板に取り付けた発光ダイオード組立体の組立方法および発光ダイオード組立体に関するものである。
特に、本発明は、少なくとも光学特性の異なる2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードの電極とサブマウントに施されている配線との接合に対する信頼性を向上させるために金80%、錫20%からなる共晶ハンダ、あるいは前記共晶ハンダペーストを使用した発光ダイオード組立体の組立方法および発光ダイオード組立体に関するものである。
さらに、本発明は、フリプチップ型発光ダイオードを囲むプラスチック製筒体に少なくとも2組みのリードフレームを一体成形することにより、作製方法の容易あるいは取り付け作業の容易を図る発光ダイオード組立体の組立方法および発光ダイオード組立体に関するものである。
たとえば、特開2003−46135号公報に記載されている半導体発光装置は、薄型化を図るために、保持基板の裏面にサブマウントの厚みと同等のサブマウント収納用凹部を形成し、前記サブマウント収納用凹部に前記サブマウントを収納した状態で、前記サブマウントの電極のそれぞれと保持基板の配線を接続している。
また、特開2003−218403号公報に記載された複合発光素子は、サブマウントの配線とフリプチップ型発光ダイオードの電極とをバンプを介して接続している。
さらに、特開2003−304003号公報の表面実装型発光ダイオードは、鉛を使用しない金−錫ハンダを使用して発光ダイオードを実装している。
特開2003−46135号公報 特開2003−218403号公報 特開2003−304003号公報
発光層からの光を電極の反対側の面から取り出すフリプチップ型発光ダイオードは、電極による光の遮りがないため、明るさが明るく、発光効率が良い。しかし、前記フリプチップ型発光ダイオードの電極は、サブマウントの配線と金線を介して接続するか、あるいは前記配線上に載置されたハンダバンプにより接続されていた。
前記金線は、自動機による取り付けを行っても、線でフリプチップ型発光ダイオードの電極とサブマウントの配線とを接続するため、熱サイクルにより、接続部の寿命や信頼性に問題があった。また、ハンダバンプは、フラックス成分が飛散するとともに、温度を上げると、フリプチップ型発光ダイオードの重みで薄くなり、接合部が広がったり、あるいはハンダの一部が溶けて流出し、配線間の短絡を起こす恐れがあった。さらに、前記ハンダの広がりや流出を防止するために、その近傍に絶縁膜を配し、配線における短絡を防いでいた。
前記ハンダバンプによるフリプチップ型発光ダイオードとサブマウントにおける配線との接続は、使用中に発生する熱により膨張するため、接続部分が剥がれたり、発光ダイオードが破壊され易いという欠点がある。また、従来の発光ダイオードは、それぞれが持つ特有の色を発生するが、その中間色や色調を変えることが困難であった。
以上のような課題を解決するために、本発明は、サブマウントに形成された配線上に金80%、錫20%からなる共晶ハンダを載置し、あるいは蒸着法、スクリーン印刷法、メッキ法で形成した後、リフロー処理することにより配線間の短絡を防止する発光ダイオード組立体の組立方法および発光ダイオード組立体を提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも光学特性の異なる2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードの発光を効率良く反射させるプラスチック製筒体を貫通する少なくとも3つのリードを有するリードフレームにより、印刷配線基板に形成されたプリント配線と、サブマウントに形成された配線とを接続することにより、組立と発光の効率の向上、および色調を変えることができる発光ダイオード組立体の組立方法および発光ダイオード組立体を提供することを目的とする。
本発明は、フリプチップ型発光ダイオードをサブマウントとリードフレームが埋設されたプラスチック製筒体を印刷配線基板上に載置するだけで済むため組立方法が容易であり、フリプチップ型発光ダイオードの熱がサブマウントおよび印刷配線基板から外部に伝達されるため、フリプチップ型発光ダイオードの発熱が内部に籠ることがなく、経年変化によっても発光効率に劣化のない発光ダイオード組立体の組立方法および発光ダイオード組立体を提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明の発光ダイオード組立体の組立方法は、少なくとも3つの配線が多数形成されたサブマウント基板の各配線上の所定位置に、金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダを載置し、前記各配線の前記第1の共晶ハンダ上に、光学特性の異なる少なくとも2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードの各電極を配置した後、リフロー炉で加熱して、前記第1の共晶ハンダを介して前記配線と電極とを接続した後、前記サブマウント基板を、前記少なくとも2種類のフリプチップ型発光ダイオードを一組としてダイシングし、一方、プラスチック製筒体と、前記プラスチック製筒体を貫通する少なくとも3つのリードを持つリードフレームとを一体成形により作製した後、前記リードフレームをカッティングして一個のプラスチック製筒体とし、前記一個のプラスチック製筒体の内部に突出する前記少なくとも3つのリードを、導電性熱硬化性接着剤、または融点が120℃から230℃である第2の共晶ハンダを介して前記サブマウントに形成された少なくとも3つの配線にそれぞれ接続し、前記プラスチック製筒体の上面に透明樹脂を封止したことを特徴とする。
(第2発明)
第2発明の発光ダイオード組立体の組立方法は、少なくとも3つの配線が多数形成されたサブマウント基板の各配線上の所定位置に、金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダ層を形成した後、前記第1の共晶ハンダ層上にフラックスを載置し、前記各配線上のフラックス上に、光学特性の異なる少なくとも2種類のフリプチップ型発光ダイオードの各電極を配置した後、リフロー炉を加熱して、前記第1の共晶ハンダを介して前記配線と電極とを接続した後、前記サブマウント基板を、前記少なくとも2種類のフリプチップ型発光ダイオードを一組としてダイシングし、一方、プラスチック製筒体と、前記プラスチック製筒体を貫通する少なくとも3つのリードを持つリードフレームとを一体成形により作製した後、前記リードフレームをカッティングして一個のプラスチック製筒体とし、前記一個のプラスチック製筒体の内部に突出する少なくとも3つのリードを、導電性熱硬化性接着剤、または融点が120℃から230℃である第2の共晶ハンダを介して前記サブマウントに形成された少なくとも3つの配線にそれぞれ接続し、前記プラスチック製筒体の上面に透明樹脂を封止したことを特徴とする。
(第3発明)
第3発明の発光ダイオード組立体の組立方法は、第2発明の共晶ハンダ層が各配線上の所定位置に、蒸着法、スクリーン印刷法、またはメッキ法によって形成されていることを特徴とする。
(第4発明)
第4発明の発光ダイオード組立体は、少なくとも2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードの各電極が金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダを介して少なくとも3つの配線に接続されているサブマウントと、内部を貫通する少なくとも3つのリードが一体成形により作製されたプラスチック製筒体と、前記プラスチック製筒体の内部に突出する少なくとも3つのリードを、導電性熱硬化性接着剤、または融点が120℃から230℃である第2の共晶ハンダを介して前記サブマウントに形成された少なくとも3つの配線にそれぞれ接続した発光部組立体と、前記発光部組立体の上面を封止した透明樹脂封止部材とから構成されていることを特徴とする。
(第5発明)
第5発明の発光ダイオード組立体において、第4発明の第1の共晶ハンダは、金−錫共晶ハンダペーストであることを特徴とする。
(第6発明)
第6発明の発光ダイオード組立体は、第4発明または第5発明において、一つの印刷配線基板上にプラスチック製筒体により囲まれた少なくとも2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードがマトリクス状に組み立てられていることを特徴とする。
(第7発明)
第7発明の発光ダイオード組立体は、第4発明または第5発明において、一つの印刷配線基板上にプラスチック製筒体により囲まれた少なくとも2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが所望の形状に組み立てられていることを特徴とする。
(第8発明)
第8発明の発光ダイオード組立体は、第4発明から第7発明において、印刷配線基板上のプリント配線に接続された制御回路によって前記発光ダイオード組立体におけるフリプチップ型発光ダイオードの点滅制御が行われることを特徴とする。
(第9発明)
第9発明の発光ダイオード組立体は、第4発明から第8発明において、フリプチップ型発光ダイオードが赤色、黄色、橙色、緑色、青色の内の少なくとも2種類であることを特徴とする。
(第10発明)
第10発明の発光ダイオード組立体は、第4発明から第9発明において、発光部組立体が異なる色を発光する複数種類が予め印刷配線基板に配置されていることを特徴とする。
(第11発明)
第11発明の発光ダイオード組立体は、第4発明から第10発明において、2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵されたプラスチック製筒体がそれぞれの電極に印加する電圧を変えることにより、全体の色調を調整することを特徴とする。
(第12発明)
第12発明の発光ダイオード組立体は、第4発明から第11発明において、2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵されたプラスチック製筒体がそれぞれの電極に印加する電圧を変えることにより、白色光にすることを特徴とする。
(第13発明)
第13発明の発光ダイオード組立体は、第4発明から第12発明において、2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵されたプラスチック製筒体は、それぞれの電極に印加する電圧を変えることにより、橙色光にすることを特徴とする。
(第14発明)
第14発明の発光ダイオード組立体は、第12発明または第13発明において、2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵された複数個のプラスチック製筒体に赤色の領域と橙色の領域とを作製し、信号灯として使用することを特徴とする。
(第15発明)
第15発明の発光ダイオード組立体は、第12発明または第13発明において、2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵された複数個のプラスチック製筒体でそれぞれの電極に印加する電圧を変えて赤色の領域、橙色の領域、および青色の領域を作製し、信号機として使用することを特徴とする。
(第16発明)
第16発明の発光ダイオード組立体は、第4発明から第15発明において、2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードがサブマウントの中心に発光部を集め、電極を端部に配置することを特徴とする。
本発明によれば、フリプチップ型発光ダイオードの電極とサブマウントの配線とを金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダ、前記第1の共晶ハンダとフラックス、あるいは金80%、錫20%からなるハンダペーストを用い、また、プラスチック製筒体の内部に突出するリードと前記サブマウントに形成された一対の配線とを導電性熱硬化性接着剤、または融点が120℃から230℃である第2の共晶ハンダを介して接続するため、前記ハンダが溶融して広がり、隣の配線と短絡するのを防止することができる。
本発明によれば、プラスチック製筒体を貫通する少なくとも3つのリードにより、少なくとも2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードの各電極と、金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダ、前記第1の共晶ハンダとフラックス、あるいは金80%、錫20%からなる共晶ハンダペーストを介して接続できるため、金線やハンダバンプによる接続と比較して、温度サイクルを受けても接続強度が高く、組立効率および発光効率を向上させ、かつ色調を変えることができる。
本発明によれば、前記フリプチップ型発光ダイオードの電極と、サブマウントの配線との接触面積を金線より大きくとることができるため、これらの接続強度を大きくすることが可能であるだけでなく、前記フリプチップ型発光ダイオードから発生する熱をサブマウントおよび印刷配線基板を介して外部に逃がすことができ、経年変化による不良や劣化を防止することができる。
(第1発明)
第1発明は、たとえば、シリコン等からなる半導体ウエハのサブマウント基板上に絶縁膜を成形し、その上に少なくとも3つの配線が多数形成されている。そして、前記サブマウント基板に形成された少なくとも3つの配線上には、金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダが所定位置に載置される。
前記少なくとも光学特性の異なる2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードの電極は、前記金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダ上に配置された後、リフロー炉で加熱して、前記第1の共晶ハンダを介して前記サブマウント基板に形成された配線とそれぞれ接続される。その後、前記サブマウント基板は、前記少なくとも2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードを一組としてダイシングされる。なお、前記金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダは、融点が300℃近くである。
一方、前記少なくとも2種類の発光ダイオードを囲むプラスチック製筒体は、成形時にその内部を貫通する少なくとも3つリードを持つリードフレームがインサートまたはアウトサート成形により一体的に作製される。前記少なくとも2種類からなる発光ダイオードが多数設けられているサブマウント基板は、前記3つのリードを持つようにリードフレームを切断して、一個のプラスチック製筒体に取り付けられる。
前記一個のプラスチック製筒体の内部に突出する少なくとも3つからなるリードは、導電性熱硬化性接着剤を介して前記サブマウントに形成された配線にそれぞれ接続される。前記プラスチック製筒体の上面には、所望の配光特性を有する透明樹脂が封止される。その後、印刷配線基板に形成されているプリント配線上には、少なくとも一つのプラスチック製筒体の外部に突出する少なくとも3つからなるリードの他端が接続される。前記光学特性の異なる少なくとも2つのフリプチップ型発光ダイオードの電極は、一方が共通電極として一つのリードに接続され、他方の電極がそれぞれ残る2つのリードに接続される。
第1発明の発光ダイオード組立体の組立方法は、前記サブマウント基板の配線と、フリプチップ型発光ダイオードの電極との接続が金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダをリフロー処理によって接続しており、前記プラスチック製筒体のリードと前記サブマウントの配線との接続が導電性熱硬化性接着剤、または融点が120℃から230℃である第2の共晶ハンダを用いている。前記導電性熱硬化性接着剤は、リフロー処理より低い温度で硬化するため、サブマウントの配線、フリプチップ型発光ダイオードの電極、およびリードがそれぞれ堅固に接続される。
第1発明の発光ダイオード組立体の組立方法は、前記サブマウントに形成された配線とフリプチップ型発光ダイオードの電極との接続を金線またはハンダバンプを使用しないため、熱変化に強くまたハンダ付けの際に広がらなく、配線間の短絡を防止することができる。
(第2発明)
第2発明は、第1発明における第1の共晶ハンダの代わりに共晶ハンダ層とフラックスを使用している点で異なっている。
(第3発明)
第3発明の発光ダイオード組立体の組立方法は、共晶ハンダ層の作製方法として、蒸着またはメッキ法が使用される。前記共晶ハンダ層は、蒸着法またはメッキ法により所望の厚さで、しかも均一に形成されるため、一対の配線と一対の電極とが安定して接続される。
(第4発明)
第4発明の発光ダイオード組立体は、少なくとも2種類の異なる色を発光するフリプチップ型発光ダイオードの電極が金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダを介してサブマウント基板に形成された少なくとも3つの配線に接続されている。一方、プラスチック製筒体は、その内部を貫通する少なくとも3つのリードが一体成形により作製されている。前記プラスチック製筒体は、前記少なくとも3つのリードが備えられており、複数個が同時に成形される。
前記プラスチック製筒体は、前記リードフレームの部分で、一個ずつに切断され、その内部に突出する少なくとも3つリードの一端と前記サブマウントに形成された配線とが導電性熱硬化性接着剤、または融点が120℃から230℃である第2の共晶ハンダを介して接続され、発光部組立体となる。前記発光部組立体の上面には、所望の配光特性を有する透明樹脂封止部材が封止される。
たとえば、前記少なくとも一つの発光部組立体は、少なくとも3つのリードがサブマウントに形成された配線に接続される。第3発明の発光ダイオード組立体は、少なくとも2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードがプラスチック製筒体の外部に設けられリードが印刷配線基板のプリント配線に取り付けられる。
(第5発明)
第5発明は、第4発明における金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダを金−錫共晶ハンダペーストとしている。前記金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダペーストは、リフロー処理における温度であっても、はみだすことがなく、隣合った場所と短絡することがない。
(第6発明)
第6発明の発光ダイオード組立体は、一つの印刷配線基板上にプラスチック製筒体により囲まれた少なくとも2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードがマトリクス状に組み立てられているため、表示装置、掲示板、広告装置、信号装置等に利用することができる。
(第7発明)
第7発明の発光ダイオード組立体は、一つの印刷配線基板上にプラスチック製筒体により囲まれた少なくとも2種類のフリプチップ型発光ダイオードが所望の形状に組み立てられているため、画像として掲示板、広告装置、方向表示装置等に用いられる。
(第8発明)
第8発明の発光ダイオード組立体は、印刷配線基板上のプリント配線に接続された制御回路によって少なくとも2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードの点滅制御が行われるため、文字や画像を動かすことができる。また、第8発明の発光ダイオード組立体は、たとえば、赤色のフリプチップ型発光ダイオード、橙色のフリプチップ型発光ダイオード、青色のフリプチップ型発光ダイオードの三色をそれぞれ複数個並べ、一つのプラスチック製筒体に設け、それぞれの電圧を制御することで、強い赤色、薄い緑色、白色に近い赤色等、色調を各種制御することができる。
(第9発明)
第9発明の発光ダイオード組立体は、フリプチップ型発光ダイオードの色を赤色、黄色、橙色、緑色、青色の内、たとえば、2種類または3種類とした。前記2種類または3種類のフリプチップ型発光ダイオード組立体は、複数個が配置されることにより、また電圧の印加を調整することにより動画像等を表示することができる。
(第10発明)
第10発明の発光部組立体は、少なくとも2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが、赤色、黄色、橙色、緑色、青色の内から選択され、異なる色を発光する複数種類が予め印刷配線基板に配置されている。第10発明の発光部組立体は、色を複数種類とすることで、画像に適し色調等を表すことができる。
(第11発明)
第11発明の発光ダイオード組立体は、2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵されたプラスチック製筒体のそれぞれの電極に印加する電圧を変えることにより、全体の色調を調整することができ、赤色や黄色にすることにより自動車のウインカーとして使用できる。
(第12発明)
第12発明の発光ダイオード組立体は、2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵されたプラスチック製筒体のそれぞれの電極に印加する電圧を変えることにより、白色光を作製することができる。白色光は、制御回路により点滅を行うことにより、見易い文字を表示することができる。
(第13発明)
第13発明の発光ダイオード組立体は、2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵されたプラスチック製筒体のそれぞれの電極に印加する電圧を変えることにより、橙色光にすることができる。たとえば、前記発光ダイオード組立体は、電圧に変化を与え、橙色と赤色を交互に発光することで信号機とすることができる。
(第14発明)
第14発明の発光ダイオード組立体は、2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵された複数個のプラスチック製筒体を、たとえば、赤色の領域用と橙色の領域用とを作製しておき、これらを組み合わせて自動車のウインカーのような信号灯として使用することができる。
(第15発明)
第15発明の発光ダイオード組立体は、2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵された複数個のプラスチック製筒体がそれぞれの電極に印加する電圧を変えて赤色の領域、橙色の領域、および青色の領域を作製し、たとえば、道路等の信号機として使用することができる。
(第16発明)
第16発明の発光ダイオード組立体は、2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードがサブマウントの中心に発光部を集め、電極を端部に配置している。前記サブマウントは、光のバランスを良くすることができ、一つのプラスチック製筒体からなる発光部に明るさのムラを無くすことができる。
図1は本発明の第1実施例で、発光ダイオード組立体を説明するための模式斜視図である。図2は本発明の第1実施例で、発光ダイオード組立体を説明するための平面図である。図1および図2において、発光ダイオード組立体1は、印刷配線基板11と、当該印刷配線基板11の上に設けられたサブマウント12と、前記サブマウント12の周囲を囲むプラスチック製筒体13と、発光色の異なる3種類のフリプチップ型発光ダイオード151ないし153と、前記フリプチップ型発光ダイオード151、152、153を覆う透明封止樹脂16とから構成される。
前記サブマウント基板12は、熱伝導性が優れており、配線が成形できる部材であれば特に限定されないが、たとえば、シリコン基板の表面に酸化膜の絶縁層を形成したものを使用した。前記絶縁膜上には、マスクを形成し、金を蒸着することによって配線が形成される。また、金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダ層は、蒸着法、スクリーン印刷法、またはメッキ法等により形成される。さらに、前記のように作製された配線の厚さは、たとえば、1μmから5μm程度で、前記共晶ハンダ層の厚さは、たとえば、0.2μmから0.5μm程度が好ましい。
前記プラスチック製筒体13は、たとえば、エポキシ樹脂を主成分とした熱硬化性樹脂により、リードフレーム14とともに一体成形される。また、透明封止樹脂16は、エポキシ樹脂を主成分とした熱硬化性樹脂で、透明性および耐熱性に優れたものが選択される。
前記印刷配線基板11には、前記フリプチップ型発光ダイオード151ないし153を点灯させるための図示されていない制御回路と接続するプリント配線111がエッチング等により所望のパターンに形成されている。前記サブマウント12は、上面に前記印刷配線基板11と同様にプリント配線(図示されていない)が形成されている。また、前記サブマウント12には、たとえば、半導体ウエハ上に絶縁膜を形成し、その上に前記配線が形成されている。
プラスチック製筒体13は、リードフレーム14が内部を貫通している。また、複数のプラスチック製筒体13は、共通電極211と、3組みからなる制御電極212ないし214とからなるリードフレーム14が一体に成形されており、前記3種類からなるフリプチップ型発光ダイオード151ないし153の発光を内部周囲により反射する。
さらに、前記プラスチック製筒体13は、インジェクション成形の際に3組みからなるリードフレーム14を内部に埋設する、いわゆるインサートまたはアウトサート成形により作製される。フリプチップ型発光ダイオード151ないし153は、下部にそれぞれ二つの電極を備えており、一つ一つが半導体ウエハからダイシングにより切り出される。
前記フリプチップ型発光ダイオード151ないし153は、下部に配置された電極が前記サブマウント12の配線と、金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダ、前記第1の共晶ハンダとフラックス、あるいは金80%、錫20%からなる共晶ハンダペースト231ないし233によって接続される。前記共晶ハンダは、前記配線を接続する際に、フラックス等を予め塗布する。また、前記フリプチップ型発光ダイオード151ないし153は、種類として赤色、橙色、黄色、緑色、青色等がある。前記透明封止樹脂16は、耐熱性を有し、前記プラスチック製筒体13の内部に充填され、平板状または凸状のレンズを構成することができる。
次に、前記発光ダイオード組立体の作製方法を説明する。サブマウント12は、たとえば、シリコンからなる半導体ウエハで構成される基板上に絶縁膜を成形する。前記絶縁膜の上には、所望の形状で図示されていない配線が成形される。そして、前記サブマウント12に形成された前記配線上には、金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダ、前記第1の共晶ハンダとフラックス、あるいは前記共晶ハンダペースト231ないし233が所定の位置に所定量、たとえば、ロボット等により自動的に載置される。
前記金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダ、前記第1の共晶ハンダとフラックス、あるいは前記共晶ハンダペースト231ないし233上には、異なる色の3種類からなるフリプチップ型発光ダイオード151ないし153の電極が配置された後、図示されていないリフロー炉を通過させて、前記フリプチップ型発光ダイオード151ないし153と前記サブマウント12上に設けられた前記配線とが接続される。
前記リフロー炉内における前記共晶ハンダペースト231ないし233は、後述する割合になっているため、加熱によりフラックスが発散した際に、前記ハンダ等が広がって、配線間で短絡を起こすことがない。
その後、前記サブマウント12基板は、前記複数のフリプチップ型発光ダイオード151ないし153を一組としてダイシングされ、サブマウントとなる(図において、サブマウント基板どダイシングされた後のものと同じ符号になっている)。前記ダイシングされた個々のフリプチップ型発光ダイオード151ないし153は、図示されていない検査装置により、良品または不良品の検査が行われて選別される。
一方、前記フリプチップ型発光ダイオード151ないし153を囲む複数のプラスチック製筒体13は、成形時にその内部を貫通する4組のリードフレーム14がインサートまたはアウトサート成形により一体成形される。前記複数のフリプチップ型発光ダイオード151ないし153が設けられているサブマウント12は、前記リードフレーム14部分をダイシングして一個のプラスチック製筒体13とする。
前記一個のプラスチック製筒体13の内部に突出するリードフレーム14(図において、リードフレームと切断後のリードとが同じ符号になっている)の一端は、たとえば、エポキシ系樹脂と銀粒子等を主成分とする導電性熱硬化性接着剤、または融点が120℃から230℃の範囲である第2の共晶ハンダ221ないし223を介して前記サブマウント12に形成された配線に接続される。前記プラスチック製筒体13の上面には、所望の配光特性を有するレンズとなるように透明樹脂樹脂16が封止される。前記レンズの形状は、使用目的に合わせて平板状、あるいは凸状レンズとすることができる。
その後、印刷配線基板11に施されているプリント配線111、112上には、少なくとも一つのプラスチック製筒体13の外部に突出するリードフレーム14の他端を折り曲げて作製された折り曲げ部142の先端部が導電性熱硬化性接着剤、融点が120℃から230℃である第2の共晶ハンダ221ないし223により接続される。前記印刷配線基板11には、たとえば、使用目的に合わせて、一列またはマトリクス状、あるいは所望の形状にプラスチック製筒体13からなる発光部組立体が配列された後、必要に応じて、全体を透明樹脂によって覆う。
図3は本実施例で使用した金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダの接着強度を説明するための図である。本実施例に使用した前記第1の共晶ハンダは、金80重量%、錫20重量%、フラックス(荒川化学製)とし、接着面積は、0.23×0.23μmとした。試験試料1ないし10の接着強度は、約800gから900gあった。
これに対して、従来のサブマウントとフリプチップ型発光ダイオードの電極との接合強度は、バンプ(直径の大きさ80μm)5個について前記と同様な試験を行った結果、1個当たり80g程度であり、本実施例と比較して、約1/10以下の強度であった。
図4は本発明の第2実施例で、異なる色の3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが取り付けられたプラスチック製筒体を複数個印刷配線基板に取り付けた状態を説明するための図である。図4において、印刷配線基板11上には、実施例1により作製されたプラスチック製筒体41ないし43内に色の異なる3種類からなるフリプチップ型発光ダイオード151ないし153が取り付けられたサブマウント12を複数個、リードフレームの折り曲げ部142を介してマトリクス状または所望の形状で印刷配線基板11上に設けられる。
前記サブマウント12が組み込まれたプラスチック製筒体41ないし43がいろいろな形状に設けられた印刷配線基板11は、図示されていない制御回路により、フリプチップ型発光ダイオード151ないし153を点滅させて、文字列、画像、信号等にすることができる。また、前記フリプチップ型発光ダイオード151ないし153は、印加電圧をかえることによりその色を変え、表示装置、掲示板、広告装置、信号灯、信号装置等に使用することができる。
図5は本発明の第3実施例で、3種類の異なる色を発光するフリプチップ型発光ダイオードを均等に配置した発光ダイオード組立体を説明するための概念図である。図5において、サブマウント12上には、フリプチップ型発光ダイオード51ないし53が共通電極54の中心部において互いに接するように配置されている。
前記フリプチップ型発光ダイオード51ないし53は、それぞれプラスチック製筒体13に向けて30度離れるように配置される。すなわち、フリプチップ型発光ダイオード51の一辺と、隣合ったフリプチップ型発光ダイオード52の一辺とは、30度開き、他の一辺とは120度離れるように、均等に配置されている。
第1実施例のフリプチップ型発光ダイオード組立体は、前記プラスチック製筒体13内において、3種類の異なる色を発光するフリプチップ型発光ダイオードの一方が1個の場合、他方が2個になるため、全体を一つの発光素子として見た場合、1個を配置した方が暗目で、2個配置した方が明る目になるという欠点があった。
第3実施例のフリプチップ型発光ダイオード組立体は、前記プラスチック製筒体13内において、3種類の異なる色を発光するフリプチップ型発光ダイオードが前記プラスチック製筒体13の中心に対して、全く均等に配置されているため、全体を一つの発光素子として見た場合、光ムラのない品質の高いものを得ることができる。
次に、特許請求の範囲に記載された第1の共晶ハンダおよび第2の共晶ハンダの実例をあげる。
第1共晶ハンダ 溶融温度
Sn−80Au 280℃
第2共晶ハンダ
Sn−0.75Cu 227℃
Sn−3.5Ag 221℃
Sn−0.7Ag−0.3Cu 217℃〜227℃
Sn−3.5Ag−0.75Cu 217℃〜219℃
Sn−2.5Ag−0.5Cu−1.0Bi 214℃〜221℃
Sn−2.0Ag−0.5Cu−2.0Bi 211℃〜221℃
Sn−2.5Ag−2.5Bi−2.5In 190℃〜210℃
Sn−3.5Ag−3.0Bi−6.0In 165℃〜206℃
Sn−9.0Zn 199℃
Sn−58Bi 139℃
Sn−8.0Zn−3.0Bi 187℃〜199℃
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。本発明のフリプチップ型発光ダイオード、サブマウント、プラスチック製筒体、リードフレーム、印刷配線基板、配線、共晶ハンダ、共晶ハンダとフラックス、共晶ハンダペースト等の材質は、公知または周知のものを使用することができる。
本発明のフリプチップ型発光ダイオードは、赤色、橙色、黄色、緑色、青色の内の一色または少なくとも複数色を印刷配線基板の上に所望の形状にすることができる。本発明の用途は、前記フリプチップ型発光ダイオードをマトリクス状、その他の形状に配置することで、表示装置、掲示板、広告装置、信号装置等に使用できる。また、前記フリプチップ型発光ダイオードは、前記各色を予め適当に配置することで、制御回路からの信号によりいろいろな文字、画像、あるいは模様等にして表示することができる。
発光部組立体は、印刷配線基板に複数所望の形状あるいは位置に配置して、単体とすることができる。前記印刷配線基板からなる単体は、所望の形状あるいは位置に配置して、各種用途に合わせて使用することができる。また、導電性熱硬化性接着剤、または融点が120℃から230℃である第2の共晶ハンダは、公知または周知のものの中から任意のものを選択することができる。
本発明の第1実施例で、発光ダイオード組立体を説明するための模式斜視図である。(実施例1) 本発明の第1実施例で、発光ダイオード組立体を説明するための平面図である。 本実施例で使用した金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダの接着強度を説明するための図である。 本発明の第2実施例で、異なる色の3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが取り付けられたプラスチック製筒体を複数個印刷配線基板に取り付けた状態を説明するための図である。(実施例2) 本発明の第3実施例で、3種類の異なる色を発光するフリプチップ型発光ダイオードを均等に配置した発光ダイオード組立体を説明するための概念図である。(実施例3)
符号の説明
1・・・発光ダイオード組立体
11・・・印刷配線基板
111、112・・・プリント配線
12・・・サブマウント基板またはサブマウント
13・・・プラスチック製筒体
14・・・リードフレームまたはリード
151ないし153・・・フリプチップ型発光ダイオード
16・・・透明封止樹脂
211・・・共通電極
212ないし214・・・制御電極
221ないし223・・・導電性熱硬化性接着剤、または融点が120から230の第2の共晶ハンダ
231ないし233・・・金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダ、前記共晶ハンダとフラックス、前記共晶ハンダペースト
41ないし43・・・プラスチック製筒体 412・・・折り曲げ部

Claims (16)

  1. 少なくとも3つの配線が多数形成されたサブマウント基板の各配線上の所定位置に金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダを載置し、
    前記各配線の第1の共晶ハンダ上に、光学特性の異なる少なくとも2種類のフリプチップ型発光ダイオードの各電極を配置した後、リフロー炉で加熱して、前記第1の共晶ハンダを介して前記配線と電極とを接続した後、
    前記サブマウント基板を、前記少なくとも2種類のフリプチップ型発光ダイオードを一組としてダイシングし、
    一方、プラスチック製筒体と、前記プラスチック製筒体を貫通する少なくとも3つのリードを有するリードフレームとを一体成形により作製した後、前記少なくとも3つのリードを有するリードフレームをカッティングして一個のプラスチック製筒体とし、
    前記一個のプラスチック製筒体の内部に突出する少なくとも3つのリードを、導電性熱硬化性接着剤、または融点が120℃から230℃である第2の共晶ハンダを介して前記サブマウントに形成された少なくとも3つの配線にそれぞれ接続し、
    前記プラスチック製筒体の上面に透明樹脂を封止したことを特徴とする発光ダイオード組立体の組立方法。
  2. 少なくとも3つの配線が多数形成されたサブマウント基板の各配線上の所定位置に、金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダ層形成した後、前記第1の共晶ハンダ層上にフラックスを載置し、
    前記フラックス上に、光学特性の異なる少なくとも2種類のフリプチップ型発光ダイオードの各電極を配置した後、リフロー炉で加熱して、前記第1の共晶ハンダを介して前記配線と電極とを接続した後、
    前記サブマウント基板を、前記少なくとも2種類のフリプチップ型発光ダイオードを一組としてダイシングし、
    一方、プラスチック製筒体と、前記プラスチック製筒体を貫通する少なくとも3つのリードを持つリードフレームとを一体成形により作製した後、前記リードフレームをカッティングして一個のプラスチック製筒体とし、
    前記一個のプラスチック製筒体の内部に突出する前記少なくとも3つのリードを、導電性熱硬化性接着剤、または融点が120℃から230℃である第2の共晶ハンダを介して前記サブマウントに形成された少なくとも3つの配線にそれぞれ接続し、
    前記プラスチック製筒体の上面に透明樹脂を封止したことを特徴とする発光ダイオード組立体の組立方法。
  3. 前記第1の共晶ハンダ層は、各配線上の所定位置に、蒸着法、スクリーン印刷法、またはメッキ法によって形成されたことを特徴とする請求項2に記載された発光ダイオード組立体の組立方法。
  4. 少なくとも2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードの各電極が金80%、錫20%からなる第1の共晶ハンダを介して少なくとも3つの配線に接続されているサブマウントと、
    内部を貫通する少なくとも3つのリードが一体成形により作製されたプラスチック製筒体と、
    前記プラスチック製筒体の内部に突出する少なくとも3つのリードを、導電性熱硬化性接着剤、または融点が120℃から230℃である第2の共晶ハンダを介して前記サブマウントに形成された少なくとも3つの配線にそれぞれ接続した発光部組立体と、
    前記発光部組立体の上面を封止した透明樹脂封止部材と、
    から構成されていることを特徴とする発光ダイオード組立体。
  5. 前記第1の共晶ハンダは、金−錫共晶ハンダペーストであることを特徴とする請求項4に記載された発光ダイオード組立体。
  6. 前記一つの印刷配線基板上にプラスチック製筒体により囲まれた少なくとも2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードは、一つの印刷配線基板上にマトリクス状に組み立てられていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載された発光ダイオード組立体。
  7. 前記一つの印刷配線基板上にプラスチック製筒体により囲まれた少なくとも2種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが所望の形状に組み立てられていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載された発光ダイオード組立体。
  8. 前記発光ダイオード組立体におけるフリプチップ型発光ダイオードは、制御回路によって点滅制御が行われることを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか1項に記載された発光ダイオード組立体。
  9. 前記フリプチップ型発光ダイオードは、赤色、黄色、橙色、緑色、青色の内の少なくとも2種類であることを特徴とする請求項4から請求項8のいずれか1項に記載された発光ダイオード組立体。
  10. 前記発光部組立体は、異なる色を発光する複数種類が予め印刷配線基板に配置されていることを特徴とする請求項4から請求項9のいずれか1項に記載された発光ダイオード組立体。
  11. 前記2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵されたプラスチック製筒体は、それぞれの電極に印加する電圧を変えることにより、全体の色調を調整することを特徴とする請求項4から請求項10のいずれか1項に記載された発光ダイオード組立体。
  12. 前記2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵されたプラスチック製筒体は、それぞれの電極に印加する電圧を変えることにより、白色光にすることを特徴とする請求項4から請求項11のいずれか1項に記載された発光ダイオード組立体。
  13. 前記2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵されたプラスチック製筒体は、それぞれの電極に印加する電圧を変えることにより、橙色光にすることを特徴とする請求項4から請求項12のいずれか1項に記載された発光ダイオード組立体。
  14. 前記2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵された複数個のプラスチック製筒体は、赤色の領域と橙色の領域とを作製し、信号灯として使用することを特徴とする請求項12または請求項13に記載された発光ダイオード組立体。
  15. 前記2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードが内蔵された複数個のプラスチック製筒体は、それぞれの電極に印加する電圧を変えて赤色の領域、橙色の領域、および青色の領域を作製し、信号機として使用することを特徴とする請求項12または請求項13に記載された発光ダイオード組立体。
  16. 前記2種類または3種類からなるフリプチップ型発光ダイオードは、前記サブマウントの中心に発光部を集め、電極を端部に配置することを特徴とする請求項4から請求項15のいずれか1項に記載された発光ダイオード組立体。
JP2005098298A 2004-03-31 2005-03-30 発光ダイオード組立体の組立方法および発光ダイオード組立体 Expired - Fee Related JP4632427B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005098298A JP4632427B2 (ja) 2004-03-31 2005-03-30 発光ダイオード組立体の組立方法および発光ダイオード組立体

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004107044 2004-03-31
JP2005098298A JP4632427B2 (ja) 2004-03-31 2005-03-30 発光ダイオード組立体の組立方法および発光ダイオード組立体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005317951A JP2005317951A (ja) 2005-11-10
JP4632427B2 true JP4632427B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=35445002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005098298A Expired - Fee Related JP4632427B2 (ja) 2004-03-31 2005-03-30 発光ダイオード組立体の組立方法および発光ダイオード組立体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4632427B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007266396A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Showa Denko Kk フリップチップ型半導体発光素子、フリップチップ型半導体発光素子の実装方法、フリップチップ型半導体発光素子の実装構造、発光ダイオードランプ
US9502624B2 (en) 2006-05-18 2016-11-22 Nichia Corporation Resin molding, surface mounted light emitting apparatus and methods for manufacturing the same
TWM461876U (zh) * 2013-05-17 2013-09-11 Genesis Photonics Inc 覆晶式發光二極體單元
CN117293248B (zh) * 2023-11-27 2024-03-01 华引芯(武汉)科技有限公司 一种具有光能自反馈的uv led器件及其制备方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05121642A (ja) * 1991-10-26 1993-05-18 Nec Corp 半導体装置
JP2003046135A (ja) * 2001-07-27 2003-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体発光装置
JP2003110144A (ja) * 2001-10-01 2003-04-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体発光装置
JP2005117041A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Agilent Technol Inc 高出力発光ダイオードデバイス
JP2006054209A (ja) * 2003-09-30 2006-02-23 Toyoda Gosei Co Ltd 発光装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05121642A (ja) * 1991-10-26 1993-05-18 Nec Corp 半導体装置
JP2003046135A (ja) * 2001-07-27 2003-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体発光装置
JP2003110144A (ja) * 2001-10-01 2003-04-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体発光装置
JP2006054209A (ja) * 2003-09-30 2006-02-23 Toyoda Gosei Co Ltd 発光装置
JP2005117041A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Agilent Technol Inc 高出力発光ダイオードデバイス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005317951A (ja) 2005-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8878200B2 (en) Light emitting package having a guiding member guiding an optical member
CN104078551B (zh) 发光装置及其制造方法
US9961770B2 (en) Solder pads, methods, and systems for circuitry components
US20060220051A1 (en) System and method for surface mountable display
CN103456729A (zh) 发光二极管显示屏
US11621381B2 (en) Mounting structure for mounting micro LED
JP4632426B2 (ja) 発光ダイオード組立体の組立方法および発光ダイオード組立体
JP6065586B2 (ja) 発光装置及びその製造方法
KR20190129178A (ko) 박막 패드를 구비하는 발광 소자 패키지 및 그 제조 방법
JP2006514426A (ja) 表面実装型発光ダイオード
JP4632427B2 (ja) 発光ダイオード組立体の組立方法および発光ダイオード組立体
JP2006019319A (ja) 発光ダイオード組立体および発光ダイオード組立体の製造方法
JP4754245B2 (ja) 発光素子ユニットの製造方法
JP4679267B2 (ja) 発光ダイオード複合素子
JP4593201B2 (ja) チップ部品型発光装置及びそのための配線基板
JP4679268B2 (ja) 発光ダイオード複合素子
JP2011146611A (ja) 発光素子パッケージ、及びこれを用いた線状発光装置、面状発光装置
JP2007329370A (ja) 発光装置および発光装置の製造方法
KR100609971B1 (ko) 발광 소자 패키지 및 그의 제조 방법
CN211150596U (zh) 维修用倒装微发光二极管
JP2006041113A (ja) 発光ダイオード組立用基板および発光ダイオード組立体用基板を用いた表示装置
JP3025726B2 (ja) フルカラー表示用ledランプの製造方法
CN214203726U (zh) 显示面板以及发光元件平坦接合装置
JP2006039122A (ja) 液晶表示パネル用バックライト
CN217086563U (zh) Led灯珠、led显示模组及led显示屏

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080317

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101012

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees