JP4632030B2 - インタークーラーシステム及び吸入空気冷却方法 - Google Patents
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Description
吸入空気がターボチャージャによって圧縮されると、この圧縮過程で吸入空気温度が上昇する。吸入空気温度が過度に上昇する場合、燃焼特性が悪化する問題があるので、ターボチャージャを備える内燃機関では、吸入空気温度を下げるインタークーラーが一般に用いられる。
様々な冷却方式のインタークーラーがあるが、代表的なものとしては、走行過程で発生する外部空気の流れによって冷却する空冷式インタークーラー及び冷却水によって冷却する水冷式インタークーラーがある。
既存のインタークーラーは、燃焼室に流入する吸入空気温度を下げることにその焦点があり、吸入空気温度を最適の温度に冷却することができないという問題がある。
第2通路を選択的に閉鎖することができるように構成される第3バルブからなり、
外部空気が蒸発器及びヒーターコアのうちのいずれか1つ以上を通過した後にインタークーラーに供給されるように外部空気の流れを調節する。制御ユニットは、空調システム及びバルブユニットを制御する。
前記制御ユニットは、前記検出された冷却水温度が設定した冷却水温度より低い場合には、前記外部空気が前記ヒーターコアによって加熱された後に前記インタークーラーに供給されるように、前記バルブユニットを制御できるプログラムをするのが好ましい。
前記制御ユニットは、前記検出された冷却水温度が設定された冷却水温度以上である場合には、前記外部空気が前記蒸発器によって冷却された後に前記インタークーラーに供給されるように、前記バルブユニット及び前記空調システムを制御できるプログラムをするのが好ましい。
前記制御ユニットは、前記検出された冷却水温度が設定した冷却水温度より低い場合には、前記外部空気が前記ヒーターコアによって加熱された後に前記インタークーラーに供給されるように、前記ヒーターコアの上流側の前記第1通路を開放して前記第3通路は閉鎖するように前記第1バルブを制御し、前記第4通路を開放するように前記第2バルブを制御できるプログラムをするのが好ましい。
また、インタークーラーシステムは、前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが乗客室内部の空気を加熱するための加熱モードである場合には、前記ヒーターコアの下流側の前記第1通路を開放するように前記第2バルブを制御し、前記第2通路を閉鎖するように前記第3バルブを制御できるプログラムをするのが好ましい。
また、インタークーラーシステムは、前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが冷却モードである場合には、前記ヒーターコアの上流側の前記第1通路を閉鎖するように前記第1バルブを制御し、前記第2通路を開放するように前記第3バルブを制御できるプログラムをするのが好ましい。
前記制御ユニットは、前記検出された冷却水温度が設定した冷却水温度より低い場合には、前記外部空気が前記ヒーターコアを通過した後に前記インタークーラーに供給されるように、前記ヒーターコアの上流側の前記第1通路を開放して前記第3通路を閉鎖するように前記第1バルブを制御し、前記第4通路を開放するように前記第2バルブを制御できるプログラムをするのが好ましい。
また、インタークーラーシステムは、前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが冷却モードである場合には、前記ヒーターコアの下流側の前記第1通路を閉鎖するように前記第2バルブを制御し、前記第2通路を開放するように前記第3バルブを制御できるプログラムをするのが好ましい。
また、インタークーラーシステムは、前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが冷却モードである場合には、前記ヒーターコアの上流側の前記第1通路を閉鎖するように前記第1バルブを制御し、前記第2通路を開放するように前記第3バルブを制御できるプログラムをするのが好ましい。
前記外部空気温度を調節する段階は、前記検出された冷却水温度が設定した冷却水温度より低いかを判断する段階;及び前記検出された冷却水温度が前記設定した冷却水温度以上である場合には、前記空調システムを利用して前記外部空気を冷却する段階;を含むのが好ましい。
初期始動状態では、空調システムを利用して外部空気を加熱した後にこれをインタークーラーに供給することによって、初期始動状態で吸入空気が過度に冷却するのを防止できる。
さらに、エンジンが十分にウォームアップされて正常な状態で駆動される場合には、空調システムを利用してインタークーラーに供給される外部空気を冷却することによって、インタークーラーの冷却効率を向上させることができる。
図1に示したように、空調システム200は、エアーダクト201内に配置される蒸発器203及びヒーターコア205を含む。この時、ヒーターコア205は、蒸発器203の下流側に配置されるのが好ましい。
エアーダクト201に流入した外部空気は、ブロワー207及びエアーフィルター209を通過した後で蒸発器203またはヒーターコア205を通過する。
周知のように、空調システム200は、車両室内の空気温度や湿度などを調節するシステムである。
空調システム200が加熱モードで作動する場合には、車両の乗客室内部の空気温度を上昇させる。例えば、加熱モードでは、空調システム200は、外部空気を加熱して、加熱された空気が車両の乗客室に供給されるようにする。そして、空調システム200が冷却モードで作動する場合には、車両の乗客室内部の空気温度を下降させる。例えば、冷却モードでは、空調システム200は、外部空気を冷却して、冷却された空気が車両の乗客室に供給されるようにする。
コンプレッサ211が作動すれば、蒸発器203の内部で蒸発する冷媒は蒸発器230を通過する外部空気から熱を吸収する。この過程で外部空気が冷却されて、冷却された空気は乗客室に供給される。
一方、外部空気がヒーターコア205の周囲を通過する過程で、ヒーターコア205の内部を流れる高温の冷却水から熱の伝達を受けて加熱される。ヒーターコア205で加熱された外部空気は乗客室に供給される。
この時、インタークーラー101は、エアーダクト201から供給される外部空気によって、その内部を通過する吸入空気を冷却することができるように構成する。
インタークーラー101によって冷却された吸入空気は燃焼室105に供給される。
エアーダクト201の内部には、エアーダクト201に流入した外部空気が蒸発器203及びヒーターコア205のうちのいずれか一つ以上を通過した後にインタークーラー101に供給されるように外部空気の流れを調節するバルブユニット107を配置する。
冷却水温度センサー111は、エンジンを循環する冷却水温度を検出して、該当する信号を出力する。
空調システム作動モードスイッチ115は、空調システム200の現在の作動モードを検出して、該当する信号を出力する。即ち、空調システム作動モードスイッチ115は、空調システム200の現在の作動モードが加熱モードであるか冷却モードであるかを検出して、該当する信号を出力する。そして、空調システム作動モードスイッチ115は、空調システム200の作動モードが加熱モードでもなく冷却モードでもない場合(つまり、空調システムによって乗客室の空気温度が調節されない場合)には、該当する信号を出力する。
制御ユニット109は、検出された冷却水温度と設定した冷却水温度に基づいてバルブユニット107の駆動を制御する。
設定した冷却水温度は、エンジンがウォームアップされたかを判断することができる冷却水温度とすることができる。例えば、設定した冷却水温度は100℃とすることができる。
検出された冷却水温度が設定した冷却水温度より低い場合には、制御ユニット109は、外部空気がヒーターコア205によって加熱された後にインタークーラー101に供給されるようにバルブユニット107を制御する。
反面、検出された冷却水温度が設定した冷却水温度以上である場合には、制御ユニット109は、外部空気がヒーターコア205を通過せずに蒸発器203によって冷却された後にインタークーラー101に供給されるようにバルブユニット107及び空調システム200を制御する。
エアーダクト201の内部通路のうちの蒸発器203の下流側の一部は、隔壁215によって第1通路217及び第2通路219に分割する。この時、第1通路217にはヒーターコア205を配置する。
第1通路217のうちのヒーターコア205の上流側部分は、第3通路221を通じてインタークーラー101と連通し、第1通路217のうちのヒーターコア205の下流側部分は、第4通路223を通じてインタークーラー101と連通する。
バルブユニット107は、第1バルブ225、第2バルブ227、及び第3バルブ229を含む。
第1バルブ225は、ヒーターコア205の上流側の第1通路217及び第3通路221を選択的に閉鎖できるように構成する。
第2バルブ227は、ヒーターコア205の下流側の第1通路217及び第4通路223を選択的に閉鎖できるように構成する。
第2バルブ227が図1の実線で示す地点に位置する場合には、ヒーターコア205の下流側の第1通路217は閉鎖されて第4通路223は開放される。反面、第2バルブ227が図1の点線で示す地点に位置する場合には、ヒーターコア205の下流側の第1通路217が開放されて第4通路223は閉鎖される。
第3バルブ229は、第2通路219を選択的に閉鎖できるように構成する。
第3バルブ229が図1の実線で示す地点に位置する場合には、第2通路219が閉鎖され、第3バルブ229が図1の点線で示す地点に位置する場合には、第2通路219が開放される。
図3乃至図5は、検出された冷却水温度が設定した冷却水温度より低い場合の、バルブユニット107の状態を示している。
図面に示したように、検出された冷却水温度が設定した冷却水温度より低い場合には、制御ユニット109は、外部空気がヒーターコア205によって加熱された後に第4通路223を通じてインタークーラー101に供給されるようにバルブユニット107を制御する。
即ち、図3乃至図5に示したように、制御ユニット109は、ヒーターコア205の上流側の第1通路217は開放して第3通路221は閉鎖するように第1バルブ225を制御し、第4通路223は開放するように第2バルブ227を制御する。したがって、外部空気は、ヒーターコア205を通過した後に第4通路223を通じてインタークーラー101に供給される。つまり、外部空気がヒーターコア205によって加熱された後にインタークーラー101に供給される。
そして、図4に示したように、空調システム200の作動モードが冷却モードである場合には、制御ユニット109は、ヒーターコア205の下流側の第1通路217を閉鎖するように第2バルブ227を制御し、第2通路219を開放するように第3バルブ229を開放する。したがって、蒸発器203によって冷却された外部空気が第2通路219を通じて乗客室に供給される。
図6乃至図8は、検出された冷却水温度が設定した冷却水温度以上である場合の、バルブユニット107の状態を示している。
図に示したように、検出された冷却水温度が設定した冷却水温度以上である場合には、制御ユニット109は、外部空気が蒸発器203によって冷却されるように空調システム200を制御して蒸発器203を作動させ、蒸発器203によって冷却された外部空気が第3通路221を通じてインタークーラー101に供給されるようにバルブユニット107を制御する。
より具体的には、図6に示したように、空調システム200の作動モードが加熱モードでもなく冷却モードでもない場合(空調システムの作動要求がない場合)には、制御ユニット109は、ヒーターコア205の上流側の第1通路217を閉鎖するように第1バルブ217を制御し、第2通路219が閉鎖されるように第3バルブ229を制御する。したがって、乗客室に外部空気が供給されない。
結果的に、蒸発器203によって冷却された外部空気が第3通路221を通じてインタークーラー101に供給される。
そして、図7に示したように、空調システム200の作動モードが冷却モードである場合には、制御ユニット109は、ヒーターコア205の上流側の第1通路217を閉鎖するように第1バルブ217を制御し、第2通路219を開放するように第3バルブ229を制御する。したがって、蒸発器203によって冷却された外部空気が第3通路221を通じてインタークーラー101に供給され、同時に蒸発器203によって冷却された外部空気が第2通路219を通じて乗客室に供給される。
そして、制御ユニット109は、蒸発器203が作動するように空調システム200を制御する。
結果的に、蒸発器203によって冷却された空気が第3通路221を通じてインタークーラー101に供給され、ヒーターコア205によって加熱された空気が乗客室に供給される。
本発明の実施例による吸入空気冷却方法は、前記本発明の実施例によるインタークーラーシステムを利用する。
まず、冷却水温度を検出する(S910)。
冷却水温度を検出すれば、検出された冷却水温度に基づいて空調システム200を利用して外部空気が加熱または冷却される(S920)。
その後、加熱または冷却された外部空気を利用してインタークーラー101に流入する吸入空気を冷却する(S930)。
図に示したように、S920段階で検出された冷却水温度が設定した冷却水温度より低いかを判断する(S921)。
検出された冷却水温度が設定した冷却水温度より低い場合には、空調システム200のヒーターコア205によって外部空気が加熱される(S923)。
反面、検出された冷却水温度が設定した冷却水温度以上である場合には、空調システム200の蒸発器203によって外部空気が冷却される(S925)。
結果的に、エンジンがウォームアップされていない初期始動状態では、空調システム200によって加熱された外部空気がインタークーラー101に供給され、エンジンがウォームアップされた正常な状態では、空調システム200によって冷却された外部空気がインタークーラー101に供給される。
したがって、初期始動状態でインタークーラー101によって吸入空気が過度に冷却されるのを防止することができ、エンジンが正常な状態で駆動される場合には、インタークーラー101の冷却効率を向上させることができる。
101 インタークーラー
103 ターボチャージャ
105 燃焼室
107 バルブユニット
109 制御ユニット
111 冷却水温度センサー
115 空調システム作動モードスイッチ
200 空調システム
201 エアーダクト
203 蒸発器
205 ヒーターコア
207 ブロワー
209 エアーフィルター
211 コンプレッサ
213 凝縮機
215 隔壁
217 第1通路
219 第2通路
221 第3通路
223 第4通路
225 第1バルブ
227 第2バルブ
229 第3バルブ
Claims (26)
- 外部空気の供給を受けることができるように構成され、その内部には空調システムの蒸発器及びヒーターコアが配置され、前記蒸発器の下流側の内部通路のうちの一部は、隔壁によって第1通路及び第2通路に分割され、前記第1通路には前記ヒーターコアが配置され、前記第1通路のうちの前記ヒーターコアの上流部分は第3通路と連結し、前記第1通路のうちの前記ヒーターコアの下流部分は第4通路と連結し、前記第3通路及び前記第4通路を通じてインタークーラーと連通するエアーダクト、
前記エアーダクトから前記外部空気の供給を受け、前記供給を受けた外部空気によってその内部を通過する吸入空気を冷却することができるように構成されるインタークーラーであって、
前記ヒーターコアの上流側の前記第1通路及び前記第3通路を選択的に閉鎖することができるように構成される第1バルブと、
前記ヒーターコアの下流側の前記第1通路及び前記第4通路を選択的に閉鎖することができるように構成される第2バルブ、及び
前記第2通路を選択的に閉鎖することができるように構成される第3バルブからなり、
前記外部空気が前記蒸発器及び前記ヒーターコアのうちのいずれか1つ以上を通過した後に前記インタークーラーに供給されるように前記外部空気の流れを調節するバルブユニット、及び
前記空調システム及び前記バルブユニットを制御する制御ユニット、
を含むことを特徴とするインタークーラーシステム。 - 冷却水温度を検出する冷却水温度センサーをさらに含み、
前記制御ユニットは、前記検出された冷却水温度に基づいて前記バルブユニットを制御するようにプログラムすることを特徴とする請求項1に記載のインタークーラーシステム。 - 前記制御ユニットは、
前記検出された冷却水温度が設定された冷却水温度より低い場合には、前記外部空気が前記ヒーターコアによって加熱された後に前記インタークーラーに供給されるように、前記バルブユニットを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項2に記載のインタークーラーシステム。 - 前記制御ユニットは、
前記検出された冷却水温度が設定された冷却水温度以上である場合には、前記外部空気が前記蒸発器によって冷却された後に前記インタークーラーに供給されるように、前記バルブユニット及び前記空調システムが制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項2に記載のインタークーラーシステム。 - 冷却水温度を検出する冷却水温度センサーをさらに含み、
前記制御ユニットは、検出された冷却水温度に基づいて前記第1バルブ、前記第2バルブ、及び前記第3バルブの駆動を制御するようにプログラムすることを特徴とする請求項1に記載のインタークーラーシステム。 - 前記制御ユニットは、
前記検出された冷却水温度が設定された冷却水温度より低い場合には、前記外部空気が前記ヒーターコアによって加熱された後に前記インタークーラーに供給されるように、前記ヒーターコアの上流側の前記第1通路を開放して前記第3通路は閉鎖するように前記第1バルブを制御し、前記第4通路は開放するように前記第2バルブを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項5に記載のインタークーラーシステム。 - 前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、
前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが乗客室内部の空気を加熱するための加熱モードでもなく冷却するための冷却モードでもない場合には、前記ヒーターコアの下流側の前記第1通路を閉鎖するように前記第2バルブを制御し、前記第2通路を閉鎖するように前記第3バルブを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項6に記載のインタークーラーシステム。 - 前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、
前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが乗客室内部の空気を冷却するための冷却モードである場合には、前記ヒーターコアの下流側の前記第1通路が閉鎖されるように前記第2バルブを制御し、前記第2通路が開放されるように前記第3バルブを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項6に記載のインタークーラーシステム。 - 前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、
前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが乗客室内部の空気を加熱するための加熱モードである場合には、前記ヒーターコアの下流側の前記第1通路が開放されるように前記第2バルブを制御し、前記第2通路が閉鎖されるように前記第3バルブを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項6に記載のインタークーラーシステム。 - 前記制御ユニットは、前記検出された冷却水温度が設定された冷却水温度以上である場合には、前記外部空気が前記蒸発器によって冷却された後に前記インタークーラーに供給されるように、前記第3通路が開放されるよう前記第1バルブを制御し、前記第4通路が閉鎖されるように前記第2バルブを制御し、前記蒸発器が作動するように前記空調システムを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項5に記載のインタークーラーシステム。
- 前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、
前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが乗客室内部の空気を加熱するための加熱モードでもなく冷却するための冷却モードでもない場合には、前記ヒーターコアの上流側の前記第1通路が閉鎖されるように前記第1バルブを制御し、前記第2通路が閉鎖されるように前記第3バルブを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項10に記載のインタークーラーシステム。 - 前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、
前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが乗客室内部の空気を冷却するための冷却モードである場合には、前記ヒーターコアの上流側の前記第1通路が閉鎖されるように前記第1バルブを制御し、前記第2通路が開放されるように前記第3バルブを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項10に記載のインタークーラーシステム。 - 前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、
前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが乗客室内部の空気を加熱するための加熱モードである場合には、前記ヒーターコアの上流側の前記第1通路が開放されるように前記第1バルブを制御し、前記第2通路が閉鎖されるように前記第3バルブを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項10に記載のインタークーラーシステム。 - 外部空気の供給を受けることができるように構成され、その内部通路には空調システムの蒸発器及びヒーターコアが配置され、前記蒸発器の下流側のエアーダクトの内部通路のうちの一部は隔壁によって第1通路及び第2通路に分割され、前記ヒーターコアは前記第1通路に配置されるエアーダクト、
前記ヒーターコアの上流側の第1通路部分と第3通路を通じて連結され、前記ヒーターコアの下流側の前記第1通路部分と第4通路を通じて連結され、前記第3通路及び前記第4通路のうちのいずれか一つを通じて供給された前記外部空気によって、その内部を通過する吸入空気を冷却することができるように構成されるインタークーラー、
前記ヒーターコアの上流側の前記第1通路及び前記第3通路を選択的に閉鎖することができるように構成される第1バルブと、
前記ヒーターコアの下流側の前記第1通路と前記第4通路を選択的に閉鎖することができるように構成される第2バルブ、
前記第2通路を選択的に閉鎖することができるように構成される第3バルブ、及び
前記外部空気を加熱したり冷却するように前記空調システムを制御し、前記加熱された外部空気が前記インタークーラーに供給されたり前記冷却された空気が前記インタークーラーに供給されるよう前記第1バルブ、前記第2バルブ、及び前記第3バルブの駆動を制御する制御ユニット、
を含むことを特徴とするインタークーラーシステム。 - 冷却水温度を検出する冷却水温度センサーをさらに含み、
前記制御ユニットは、前記検出された冷却水温度に基づいて前記第1バルブ、前記第2バルブ、及び前記第3バルブの駆動を制御するようにプログラムすることを特徴とする請求項14に記載のインタークーラーシステム。 - 前記制御ユニットは、
前記検出された冷却水温度が設定された冷却水温度より低い場合には、前記外部空気が前記ヒーターコアを通過した後に前記インタークーラーに供給されるように、前記ヒーターコアの上流側の前記第1通路を開放して前記第3通路は閉鎖するように前記第1バルブを制御し、前記第4通路を開放するように前記第2バルブを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項15に記載のインタークーラーシステム。 - 前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、
前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが乗客室内部の空気を加熱するための加熱モードでもなく冷却するための冷却モードでもない場合には、前記ヒーターコアの下流側の前記第1通路を閉鎖するように前記第2バルブを制御し、前記第2通路を閉鎖するように前記第3バルブを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項16に記載のインタークーラーシステム。 - 前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、
前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが乗客室内部の空気を冷却するための冷却モードである場合には、前記ヒーターコアの下流側の前記第1通路を閉鎖するように前記第2バルブを制御し、前記第2通路を開放するように前記第3バルブを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項16に記載のインタークーラーシステム。 - 前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、
前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが乗客室内部の空気を加熱するための加熱モードである場合には、前記ヒーターコアの下流側の前記第1通路を開放するように前記第2バルブを制御し、前記第2通路を閉鎖するように前記第3バルブを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項16に記載のインタークーラーシステム。 - 前記制御ユニットは、
前記検出された冷却水温度が設定された冷却水温度以上である場合には、前記外部空気が前記蒸発器によって冷却された後に前記インタークーラーに供給されるように、前記第3通路を開放するように前記第1バルブを制御し、前記第4通路が閉鎖されるように前記第2バルブを制御し、前記蒸発器が作動するように前記空調システムを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項15に記載のインタークーラーシステム。 - 前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、
前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが乗客室内部の空気を加熱するための加熱モードでもなく冷却するための冷却モードでもない場合には、前記ヒーターコアの上流側の前記第1通路を閉鎖するように前記第1バルブを制御し、前記第2通路が閉鎖されるように前記第3バルブを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項20に記載のインタークーラーシステム。 - 前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、
前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが乗客室内部の空気を冷却するための冷却モードである場合には、前記ヒーターコアの上流側の前記第1通路を閉鎖するように前記第1バルブを制御し、前記第2通路を開放するように前記第3バルブを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項20に記載のインタークーラーシステム。 - 前記空調システムの作動モードを検出する空調システム作動モードスイッチをさらに含み、
前記制御ユニットは、前記空調システムの作動モードが乗客室内部の空気を加熱するための加熱モードである場合には、前記ヒーターコアの上流側の前記第1通路を開放するように前記第1バルブを制御し、前記第2通路を閉鎖するように前記第3バルブを制御できるプログラムをすることを特徴とする請求項20に記載のインタークーラーシステム。 - 外部空気の供給を受けることができるように構成され、その内部には空調システムの蒸発器及びヒーターコアが配置され、
前記蒸発器の下流側の内部通路のうちの一部は、隔壁によって第1通路及び第2通路に分割され、前記第1通路には前記ヒーターコアが配置され、前記第1通路のうちの前記ヒーターコアの上流部分は第3通路と連結し、前記第1通路のうちの前記ヒーターコアの下流部分は第4通路と連結し、前記第3通路及び前記第4通路を通じてインタークーラーと連通するエアーダクトを有し、
前記エアーダクトから前記外部空気の供給を受け、前記供給を受けた外部空気によってその内部を通過する吸入空気を冷却するように構成されるインタークーラーを利用する吸入空気冷却方法であって、
冷却水温度を検出する段階、
前記検出された冷却水温度に基づいて前記空調システムを利用して前記外部空気を加熱もしくは冷却して外部空気を調節する段階、及び
前記加熱もしくは冷却された外部空気を利用して前記インタークーラーに流入する前記吸入空気を冷却する段階、
を含むことを特徴とする吸入空気冷却方法。 - 前記外部空気温度を調節する段階は、
前記検出された冷却水温度が設定された冷却水温度より低いかを判断する段階、及び
前記検出された冷却水温度が前記設定された冷却水温度より低い場合には、前記空調システムを利用して前記外部空気を加熱する段階、
を含むことを特徴とする請求項24に記載の吸入空気冷却方法。 - 前記外部空気温度を調節する段階は、
前記検出された冷却水温度が設定された冷却水温度より低いかを判断する段階、及び
前記検出された冷却水温度が前記設定された冷却水温度以上である場合には、前記空調システムを利用して前記外部空気を冷却する段階、
を含むことを特徴とする請求項24に記載の吸入空気冷却方法。
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