JP4631612B2 - クロスコネクト装置 - Google Patents
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Description
SDHネットワークは、異ベンダの伝送装置間の相互接続が可能になること、高度な機能をシンプルな装置構成で実現できること、運用保守性に優れていること等、数々のメリットを備えており、通信ネットワークの発展に寄与するものとなっている。
そして、これらのメリットによる効果をさらに引き出すため、様々なSDH装置が提案されている(例えば、特許文献1、2)。
クロスコネクト装置は、SDHネットワークを構成する各ノード(中継局及び端局)において、主として回線編集を行うものであり、具体的には、プログラム制御に基づくタイムスロットの入れ替えにより、交換機に接続される回線、専用伝送装置に接続される回線、ノードを通過して他のノードへ伝送される回線というように、目的別に回線を集める役割を果たすものである。
そして、このクロスコネクト装置の根幹であるクロスコネクト制御方式等に関する新たな技術が提案されている(例えば、特許文献3、4参照)。
例えば、図7に示すように、一つは、入力した信号を低速信号に変換せずそのまま高次クロスコネクト部10を通過させるパス(P1)であり、もう一つは、特定の低速信号を分離又は挿入するため、低次クロスコネクト部20経由させるパスであり、具体的には、高次クロスコネクト部10から低次クロスコネクト部20を折り返し経由して、再度高次クロスコネクト部10から出力されるパス(P2)である。このP1及びP2のパスはいずれも同一のノード(高次クロスコネクト部10)を通過する高速パスであることでは同じであるが、P2のパスはP1のパスに比べその経路長が長いため伝送遅延が発生し、その結果、P1とP2の間で位相差が生じることとなる。
また、クロスコネクト装置のクライアントにスイッチ,ルータ等が接続されている場合は、パケットが瞬断することによりルーティング情報を再度学習する必要が生じ、その間フラッディングが発生して不要なパケットにより低優先のパケットが廃棄されてしまうという問題が生じるおそれもあった。
例えば、当該クロスコネクト装置の高次クロスコネクト部を通過する高速信号の場合、単に高次クロスコネクト部の一の高速チャネルから入力し、他の高速チャネルから直接出力されるパスと、一の高速チャネルから入力した高速信号を終端部で低速信号に変換した後、低次クロスコネクト部で折り返し、再度終端部を経由し高速信号に変換した後、他の高速チャネルから出力されるパスとは同一の回線だが、経路長が異なるためパス相互間に位相差を生ずることとなる。
そこで、一方のパスに係る出力を通常のタイミングに比べ前記位相差分遅らせて出力させることにより、他方のパスの相対的な伝送遅延を吸収し、結果、パス相互間の位相を一致させることが可能となる。
また、クロスコネクト装置のクライアントにスイッチ,ルータ等が接続されている場合にも、パケットが瞬断することがなくなり、ルーティング情報の再学習等も不要となり、従来技術のように、ルーティング情報の再学習の間にフラッディングが発生して不要なパケットにより低優先のパケットが廃棄されてしまうようなことも有効に防止できるようになる。
さらに、高次クロスコネクト部と低次クロスコネクト部とを分離可能とすることにより、必要に応じて低次クロスコネクト部を配置すればよいため、コストの軽減を図ることが可能であり、また、柔軟なネットワークの構築が可能となる。
このため、高次クロスコネクト部を通過するパスにおいて発生する他のパスとの位相差を解消することが可能となる。
これにより、本発明では、パス相互間の位相差に起因する主信号の瞬断やパケットの瞬断の発生を有効に防止することができる。
これにより、本発明の位相調整方法によれば、パス相互間の位相差に起因してパスの切替,設定変更を行った際に主信号の瞬断が生じることがなくなり、瞬断によるデータの欠落等を防止することができる。
また、クロスコネクト装置のクライアントにスイッチ,ルータ等が接続されている場合にも、パケットが瞬断することがなくなり、ルーティング情報の再学習等も不要となり、従来技術のように、ルーティング情報の再学習の間にフラッディングが発生して不要なパケットにより低優先のパケットが廃棄されてしまうようなことも防止できるようになる。
これにより、SONET/SDH装置のみならず、様々な伝送装置にプログラムをインストールすることによって本発明を実現することができ、汎用性,拡張性に優れた位相調整プログラムとして提供することができる。
これにより、本発明では、パス相互間の位相差に起因する主信号の瞬断、パケットの瞬断の発生を防止することができる。
また、高次クロスコネクト部と低次クロスコネクト部とを分離可能とすることにより、必要に応じて低次クロスコネクト部を配置すればよいため、コストの軽減を図ることが可能であり、柔軟で汎用性に優れたネットワークの構築が可能となる。
ここで、以下に示す本実施形態のクロスコネクト装置は、プログラム(ソフトウェア)の命令によりコンピュータで実行される処理,手段,機能によって実現される。プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、以下に示すような所定の処理・機能を行わせる。すなわち、本実施形態のクロスコネクト装置における各処理・手段は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段によって実現される。
なお、プログラムの全部又は一部は、例えば、磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ,その他任意のコンピュータで読取り可能な記録媒体により提供され、記録媒体から読み出されたプログラムがコンピュータにインストールされて実行される。また、プログラムは、記録媒体を介さず、通信回線を通じて直接にコンピュータにロードし実行することもできる。
本発明のクロスコネクト装置1は、高次クロスコネクト部10、低次クロスコネクト部20、終端部30、高速インターフェース40(40W、40E)及び低速インターフェース50から構成される。なお、低次クロスコネクト部20、終端部30及び低速インターフェース50は必要に応じて本装置から分離可能となっている。
終端部30は、高次クロスコネクト部と低次クロスコネクト部との間に配置され、高速信号を低速信号に分離多重したり、低速信号を高速信号に多重化するものである。
高速インターフェース40W、40Eは、通常、VC−3やVC−4等の高速信号について、高次クロスコネクト部10との間で入出力を行うものである。
低速インターフェース50は、通常、下位装置などからの低速信号について、低次クロスコネクト部20との間で入出力を行うものである。
一方、高速インターフェース40Wを介して入力された高速信号から特定の低速信号を分離するためには終端部30にて終端し、低次クロスコネクト部20にて回線設定が必要となる。
この際、高次クロスコネクト部10、終端部30、低次クロスコネクト部20を経由し、再度、終端部30、高次クロスコネクト部10を通って高速インターフェース40Eに出力される高速パスを高速パス61としている。
高速インターフェース40Wから入力された信号は、高次クロスコネクト部10にてVC−3/VC−4単位の回線設定が行われ、低速信号への分離及び回線設定が必要ない場合はそのまま高速インターフェース40Eから出力される。
また、低速インターフェース50からの入力がある場合は、低次クロスコネクト装置20、終端部30を経て高次クロスコネクト部10から高速インターフェース40W、40Eへ出力される。
一方、高速インターフェース40Wから高速インターフェース40Eへスルーで抜ける高速パス60については、終端部30、低次クロスコネクト部20及び再度終端部30を経由し高速インターフェース40Eを通過する高速パス61の遅延時間分の読出遅延を、予め高次クロスコネクト部10からの読出位相に与えることで、同じ位相で高速インターフェース40Eから出力することが出来る。
[高次クロスコネクト部10]
図2は、本発明の一実施形態に係るクロスコネクト装置を構成する高次クロスコネクト部の詳細な構成を示すブロック図である。
高次クロスコネクト部10は、図2に示すとおり、高速チャネル101、メモリ102、高速フレームデータ書込手段103、高速フレームデータ読出手段104、高速パス通過時間抽出手段105及び位相制御手段106を備えている。
メモリ102は、高速チャネル102から入力した高速信号のフレームデータを一時的に記憶させておくものである。フレームデータは、複数の入力データを時分割し所定のタイムスロットに配置し一つのビット列として構成したものである。
高速フレームデータ読出手段104は、高速フレームデータ書込手段103によって書き込まれた高速信号のフレームデータをメモリ102から読み出し、他の高速チャネル101から出力するものである。
なお、ここではフレームデータのタイムスロットの入れ替えが必要な順番に書き込まれ、出力の際にはその順番に応じて読み出されるランダムアクセス・シーケンシャルリード方式を採用している。
位相制御手段106は、高速フレーム読出手段104によるフレームデータの出力タイミングを制御するものである。例えば、出力タイミングを通常のタイミングに比べ所定時間遅らせることにより、他のパスとの間で生じていた遅延を解消でき、位相を一致させることができる。
図3は、本発明の一実施形態に係るクロスコネクト装置を構成する低次クロスコネクト部の詳細な構成を示すブロック図である。
低次クロスコネクト部20は、図3に示すとおり、低速チャネル201、メモリ202、低速フレームデータ書込手段203、低速フレームデータ読出手段204及び低速パス通過時間抽出手段205を備えている。
その他202〜205については、前述の102〜105とほぼ同様の機能なので詳細な説明は割愛する。
図4は、本発明の一実施形態に係るクロスコネクト装置を構成する高次クロスコネクト部及び低次クロスコネクト部で使用されるメモリへの書き込み及び読み出しの関係を示した位相関係図である。
各クロスコネクト部10、20は、一般的に空間スイッチ又は時間スイッチで構成されるが、本実施形態においては時間スイッチでの実施についての説明を行う。なお、時間スイッチは、メモリへの書き込み及び読み出し順序を制御することでタイムスロットの入れ替えを行うが、本実施形態においてはランダムライト・シーケンシャルリード方式を採用している。
TU−11/TU−12等の低速パスへのクロスコネクトがない場合は、高次クロスコネクト部10のメモリ102へタイムスロットの入れ替えが必要な順番に書き込み、シーケンシャルに読み出すことでクロスコネクト装置としての機能を実現している。
(2)低速パスへのクロスコネクトがある場合
低速パスへのクロスコネクトがある場合は、まず最初に高速インターフェース40Wからの入力信号が高次クロスコネクト部10にてVC−3/VC−4単位に回線設定され、終端が必要な低速信号がある場合は、該当するVC−3/VC−4パスを終端部30で終端し、低次クロスコネクト部20経由にて低速インターフェース50へ出力する。
一方、低速インターフェース50を介して入力された信号は、低次クロスコネクト部20、終端部30を経てクロスコネクトが行われて、高次クロスコネクト部10にて他のVC−3/VC−4パスと多重され、高速インターフェース40W又は40Eより出力される。
高次クロスコネクト部10のメモリ102においても、同様にタイムスロットの入れ替えが必要な順番に書き込み、シーケンシャルに読み出される。
図5は、本発明の一実施形態に係るクロスコネクト装置を構成する高次クロスコネクト部及び低次クロスコネクト部に内蔵される各メモリの内部データの流れを示した図である。
低速パスへのクロスコネクトがない場合は、図中「A」bitの位置から書き込まれたデータが、t1時間後に高次クロスコネクト部10のメモリ102から読み出される。
(2)低速パスへのクロスコネクトがある場合
低速パスへのクロスコネクトがある場合は、図中「A」bitの位置から書き込まれたデータが、t2時間後に高次クロスコネクト部10のメモリ102から読み出され、同じ時間軸上で低次クロスコネクト部20のメモリ202に書き込まれる。低次クロスコネクト部20のメモリ202からはt3時間の後に読み出され、その際にt1=t2+t3となるように、t1分の読み出し遅延を与える。
結果、(1)と(2)のパス相互間に生じる信号の伝送遅延を相対的に解消することができる。
図6は、本発明の一実施形態に係るクロスコネクト装置のメモリ制御方式について全体の動作の流れを示した図である。具体的には、STM−Nから任意のVC−3パスを取り出して、さらにその中からTU−11パスを挿入、分離する動作を表したものである。STM−Nフレームは、STM−1フレーム(155.52Mbit/s)の整数倍のビットレートをもち、Nの値としては1、4、64が標準化されている。
STM−Nの中でVC−3#1パス(高速パス60)はスルーとなっており低次クロスコネクト部20にてクロスコネクトされずにそのまま出力されるものである。
一方、VC−3#2パス(高速パス61)は高次クロスコネクト部内部メモリ−2で書き込み、読み出しが行われた後、終端部30にてVC−3/VC−4パスのポインタ処理が行われる。
その際、低次クロスコネクト部内部メモリと高次クロスコネクト内部メモリ−3でのメモリ書き込み/読み出し位相差に相当する遅延量t1(=t2+t3)分だけ、高次クロスコネクト部内部メモリ−1の読み出し位相を遅らせることで、STM−Nに再度多重するときにVC−3#2パスと同位相となるようにすることができる。
また、クロスコネクト装置のクライアントにスイッチ,ルータ等が接続されている場合にも、パケットが瞬断することがなくなり、ルーティング情報の再学習等も不要となり、従来技術のように、ルーティング情報の再学習の間にフラッディングが発生して不要なパケットにより低優先のパケットが廃棄されてしまう等の問題も有効に防止できるようになる。
このため、コストの軽減を図ることが可能であり、柔軟で汎用性の高いネットワークの構築が可能となる。
例えば、本発明のクロスコネクト装置は、メモリを備えた他の伝送装置であってもよく、またネットワークはSONET/SDHネットワークに限らず他の規格によるネットワークでもよい。
10 高次クロスコネクト部
101 高速チャネル
102 メモリ
103 高速フレームデータ書込手段
104 高速フレームデータ読出手段
105 高速パス通過時間抽出手段
106 位相制御手段
20 低次クロスコネクト部
201 低速チャネル
202 メモリ
203 低速フレームデータ書込手段
204 低速フレームデータ読出手段
205 低速パス通過時間抽出手段
206 位相制御手段
30 終端部
40 高速インターフェース
50 低速インターフェース
Claims (6)
- 高速信号の回線設定を行う高次クロスコネクト部と、入力された信号を終端し、多重化及び多重分離を行う終端部と、低速信号の回線設定を行う低次クロスコネクト部とを備えたクロスコネクト装置であって、
前記低次クロスコネクト部は、
低速信号の入出力を行う低速チャネルと、
入力した低速信号のフレームデータを一時的に記憶するメモリと、
入力した低速信号のフレームデータを所定の順序で前記メモリに書き込む低速フレームデータ書込手段と、
前記低速フレームデータ書込手段によって書き込まれた低速信号のフレームデータを、所定の順序で前記メモリから読み出し、任意の低速チャネルから出力する低速フレームデータ読出手段と、を備え、
前記高次クロスコネクト部は、
高速信号の入出力を行う高速チャネルと、
入力した高速信号のフレームデータを一時的に記憶するメモリと、
入力した高速信号のフレームデータを所定の順序で前記メモリに書き込む高速フレームデータ書込手段と、
前記高速フレームデータ書込手段によって書き込まれた高速信号のフレームデータを、所定の順序で前記メモリから読み出し、任意の高速チャネルから出力する高速フレームデータ読出手段と、
前記高速チャネルから入力した高速信号のフレームデータが前記高次クロスコネクト部を通過して直接他の高速チャネルから出力する場合には、前記終端部、低速クロスコネクト部及び再度前記終端部を経由して通過する遅延時間分の読出遅延を予め前記高速フレームデータ読出手段における読出位相に与えることでこのフレームデータの出力タイミングを制御する位相制御手段と、を備える
ことを特徴とするクロスコネクト装置。 - 前記低次クロスコネクト部は、
フレームデータ中の一のデータが前記低速フレームデータ書込手段によってメモリに書き込まれてから、前記低速フレームデータ読出手段によって読み出しが行われるまでの時間を抽出する低速パス通過時間抽出手段を備え、
前記高次クロスコネクト部は、
前記一のデータが前記高速フレームデータ書込手段によってメモリに書き込まれてから、前記高速フレームデータ読出手段によって読み出しが行われるまでの時間を抽出する高速パス通過時間抽出手段を備え、
前記位相制御手段が、
前記高速チャネルから入力した高速信号のフレームデータが前記高次クロスコネクト部を通過して直接他の高速チャネルから出力する場合には、
前記高速パス通過時間抽出手段によって抽出された時間をAとし、前記低速パス通過時間抽出手段によって抽出された時間をBとした場合に、(A+B)の時差を付加した後、高速信号のフレームデータの読み出しを開始させることでこのフレームデータの出力タイミングを制御する請求項1に記載のクロスコネクト装置。 - 前記高速信号は、ITU−T G.707で規定されたVC−3パス又はVC−4パスであり、前記低速信号は、ITU−T G.707で規定されたTU−11パス又はTU−12パスであることを特徴とする請求項1又は2に記載のクロスコネクト装置。
- 前記高速信号は、ANSIで規定されたSTS−1 SPEパス又はSTS−3c SPEパスであり、前記低速信号は、ANSIで規定されたVT1.5パス又はVT2パスであることを特徴とする請求項1又は2に記載のクロスコネクト装置。
- 入力した高速信号のフレームデータを所定の順序でメモリに書き込む低速フレームデータ書込ステップと、
メモリに書き込まれた高速信号のフレームデータを、所定の順序で読み出し、任意の高速チャネルから出力する高速フレームデータ読出ステップと、
入力した低速信号のフレームデータを所定の順序でメモリに書き込む低速フレームデータ書込ステップと、
メモリに書き込まれた低速信号のフレームデータを、所定の順序で読み出し、任意の低速チャネルから出力する低速フレームデータ読出ステップと、
前記高速チャネルから入力した高速信号のフレームデータが前記高次クロスコネクト部を通過して直接他の高速チャネルから出力する場合には、前記終端部、低速クロスコネクト部及び再度前記終端部を経由して通過する遅延時間分の読出遅延を予め前記高速フレームデータ読出ステップにおける読出位相に与えることでこのフレームデータの出力タイミングを制御する位相制御ステップと、を含むことを特徴とするクロスコネクト装置による位相調整方法。 - 高速信号の回線設定を行う高次クロスコネクト部と、入力された信号を終端し、多重化及び多重分離する終端部と、低速信号の回線設定を行う低次クロスコネクト部とを備えるクロスコネクト装置を構成するコンピュータを、
入力した高速信号のフレームデータを所定の順序でメモリに書き込む高速フレームデータ書込手段、
メモリに書き込まれた高速信号のフレームデータを、所定の順序で読み出し、任意の高速チャネルから出力する高速フレームデータ読出手段、
入力した低速信号のフレームデータを所定の順序でメモリに書き込む低速フレームデータ書込手段、
メモリに書き込まれた低速信号のフレームデータを、所定の順序で読み出し、任意の低速チャネルから出力する低速フレームデータ読出手段、
前記高速チャネルから入力した高速信号のフレームデータが前記高次クロスコネクト部を通過して直接他の高速チャネルから出力する場合には、前記終端部、低速クロスコネクト部及び再度前記終端部を経由して通過する遅延時間分の読出遅延を予め前記高速フレームデータ読出手段における読出位相に与えることでこのフレームデータの出力タイミングを制御する位相制御手段、
として機能させるための位相調整プログラム。
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