JP4630636B2 - 現像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置において電子写真感光体に形成した静電潜像を現像するための現像装置に関する。特に、容器内に収納された現像剤を攪拌するための攪拌構成に関するものである。
ここで、電子写真方式の画像形成装置としては、例えば複写機、プリンタ(例えば、LEDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、ファクシミリ装置、及び、ワードプロセッサ等が含まれる。
又、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段及びクリーニング手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであるか、又は少なくとも電子写真感光体と現像装置とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
従来、電子写真方式の画像形成装置において、現像剤たるトナーが使用されて消費された場合、画像形成装置に着脱自在な現像剤補給容器を交換することによりトナーを補給する画像形成装置が一成分方式や二成分方式共に広く用いられている。特に一成分方式はキャリアが不要で装置もシンプルな構成にしやすいことから色々な構成が提案されている。
補給されたトナーをスクリューを用いて攪拌・循環させる現像剤循環経路を持つ現像装置構成が知られている。特許文献1には、現像剤の搬送力を損なうことなく、攪拌性を高め、かつ、トナーの劣化防止といった現象の改善を目的として、スクリューに間欠的に板状の羽部分を設置した構成が開示されている。
また、現像剤循環経路を持つ現像装置以外のものに用いられる現像剤攪拌部材として、図6の(a)のようなクランク型の棒状の回転攪拌部材101、(b)のような回転支持体に板状の部材を取り付けた、所謂、羽根攪拌部材102、更には(c)のような攪拌棒にコイルスプリングを巻きつけた構成の攪拌部材103など、様々なものが提案され、現像装置の攪拌部材として実用化されている。
特開平4−204877号公報 第2図
しかしながら、現像剤循環経路を持つ現像装置では以下のような問題が生じる事があった。
現像装置内のトナーは攪拌及び循環するうちに少なからず劣化していく。トナー劣化を明確に定義する事は出来ないが、一般に機械的摺擦によってトナー樹脂が磨耗、変形したり、表面に添加されている外添剤が遊離したり樹脂内に埋め込まれたりして、現像剤補給容器から補給された新品のトナーに対して帯電特性等の挙動が変わってしまう、といった現象を指すことが多い。
特にこのトナー劣化という現象は、近年、画像形成装置のプリントスピードの高速化、及び省エネルギー化に対する要求の高まりにより、トナーの定着性の観点から、トナー特性としてトナーの融点を低下させる技術傾向の中で顕著に現れ、特に上記を改善させるために用いられる低融点トナーの場合、トナーの劣化に対する効力が弱く、上記したトナー劣化現象が一層顕著になる。
また、シリカ等の外添剤により、トナー自体に流動性や帯電性を大きく付与している場合においても顕著に現れている。
加えて、近年の現像装置自体の長寿命化傾向も、トナーの劣化に対して不利な方向である。
このような劣化トナーに対し現像剤補給容器から補給された新品のトナーが偏在した状態で、電子写真感光体上の静電潜像を現像する現像剤担持体上に搬送されると、新旧トナーの帯電量差が画像に現れて濃度ムラやカブリ画像の発生、及び両者が静電凝集して、画像上に斑点状にあらわれる、所謂、ボタ落ちが発生、といった場合があった。
従って、新旧トナーは少なくとも現像部に供給される以前に、速やかに緻密に混ざり合っていることが好ましく、それは現像剤が搬送される過程で達成されることが望ましい。
この課題に対し、攪拌部材としてスクリュー構成を用いた場合、二本スクリュー構成に代表されるように、互いに逆方向に搬送する搬送部材を用いて現像剤を循環させているため、現像装置内の現像剤の循環時間が早すぎて、必要十分な攪拌時間を持てないことがあった。
また、図6の(b)のような攪拌棒に板状の部材を取り付けた羽根攪拌部材102は、トナー面の上下を大きく入れ替えることが可能であるものの、大きくトナーを入れ替えるのみで、細かく攪拌する能力に劣るため、一定の搬送時間の間に十分な攪拌作用を得ることが困難であった。(a)のようなクランク型の棒状の回転攪拌部材101や、(c)のような攪拌棒にコイルスプリングを巻きつけた構成の攪拌部材103は、大きくトナーを入れ替えるといった点でその攪拌能力は劣るため、一定の搬送時間の間で、十分な攪拌作用が得ることが非常に困難であった。
だからと言って、攪拌室において十分な攪拌時間を持たせるために全体の循環速度を遅くしてしまうと、現像剤担持体に供給される現像剤の量が減ってしまうことになり、トナーの供給不足による濃度低下などの画像品質が低下する弊害が発生してしまう。
そこで、本発明は上記問題点を解決するものであって、充分な攪拌時間と必要な循環量確保を両立させて、補給されたトナーを効率的に十分に攪拌し、現像容器内のトナーと補給された新品トナーとを十分に攪拌した状態で現像剤担持体に供給することを可能とし、新旧トナーが偏在することによって発生する濃度ムラやかぶり、ボタ落ち等を有効に防止すること、またこれを可能とする攪拌を容易に実現する事を目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る現像装置の代表的な構成は、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために用いられる現像剤を担持搬送する現像剤担持体を有する現像室と、前記現像室とは壁で仕切られた状態で隣接して設けられ、現像剤を攪拌する攪拌部材を有し、前記現像室との間で現像剤が循環する攪拌室と、前記攪拌室に現像剤を随時補給する補給室と、を有する現像装置において、前記攪拌部材は、回転軸と、前記回転軸とは異なる位置に設けられ、前記回転軸の軸線方向に対し所定の回転半径で回転する攪拌棒と、前記攪拌棒に設けられた羽根形状の第一攪拌部と、前記攪拌棒に対して前記第一攪拌部が設けられた位置とは異なる位置に外嵌するコイル形状の第二攪拌部と、を有することを特徴とする。
上記の現像装置によれば、攪拌室に補給された現像剤を、攪拌室内の現像剤と充分に攪拌された状態で、現像室に供給することができ、従来の攪拌構成では防ぐことが困難だった、撹拌不良によるカブリやボタ落ち等の画像不良を防止し、画質の長期安定化を計ることが可能となる。
(1)画像形成装置例
図1は本発明に係る現像装置を用いた画像形成装置例の概略構成図である。本例の画像形成装置はレーザービーム走査露光方式の電子写真画像形成装置(レーザービームプリンタ)である。
1は画像形成装置本体(以下、プリンタ本体と記す)である。このプリンタ本体1はパーソナルコンピュータ等のホスト装置(不図示)と電気的に接続されていて、両者の制御部間で各種の電気的情報の授受をする。プリンタ本体1はホスト装置からのプリント要求信号を受けて画像データを受取り、その画像データを制御手段としての制御部2で展開する。制御部2はプリンタの画像形成シーケンス制御を司る。
3は像担持体としての回転ドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと記す)である。この感光ドラム3は、プリンタ本体1内の概略中心部に回転可能に支持されていて、所定の制御タイミングにて駆動機構(不図示)により矢印の時計方向に所定の速度で回転駆動される。
4は帯電手段としての帯電ローラであり、感光ドラム3に接触させてある。この帯電ローラ4に所定の帯電バイアスが印加される。これにより感光ドラム3の外周面が所定の極性・電位に一様に帯電される。
この感光ドラム3の一様帯電処理面に像露光手段としてのレーザースキャナー5により所定の制御タイミングにて画像露光Lがなされる。すなわち、レーザースキャナー5はプリンタ制御部2で展開した画像データの時系列電気デジタル画素信号に対応して変調(オン/オフ)したレーザービームを出力し、偏向ミラー5aを介して感光ドラム3の一様帯電処理面を走査露光する。これにより感光ドラム3の外周面に走査露光パターンに対応した静電潜像が形成される。
その静電潜像は現像装置6により現像剤で現像される。本実施例ではこの現像装置6は現像剤として一成分現像剤を用いるものである。特に、非磁性一成分現像剤を用いる。以下、特に言及しない場合には、非磁性一成分現像剤を単に「トナー」と呼ぶ。なお、この現像装置6については次の(2)項で詳述する。
一方、所定の制御タイミングにてカセット給紙部7の給紙ローラ7aが駆動される。これにより、カセット給紙部7内に積載収納させてある記録材(転写材)Pが一枚分離給送される。その記録材Pがレジストローラ8、シートパス9を通って、感光ドラム3と転写手段としての転写ローラ10との当接部である転写ニップ部Tに所定の制御タイミングで給送される。記録材Pは転写ニップ部Tで挟持搬送され、その間転写ローラ10にトナーの帯電極性とは逆極性の所定の転写バイアスが印加される。これにより感光ドラム3と転写ローラ10との間に形成される転写電界により感光ドラム3側から記録材P側にトナー像が静電的に転写される。
記録材Pは転写ニップ部Tを出て感光ドラム3の面から分離され、シートパス12を通って定着装置13へ導入される。そしてこの定着装置13により記録材Pはトナー像の熱・圧定着処理を受ける。これにより、記録材P上の未定着トナー像は永久固着像として定着される。定着装置13を出た記録材Pはシートパス14を通って、プリンタ本体上面部の排紙トレイ部15に排出される。
また、記録材分離後の感光ドラム3は、ブレード状のクリーニング部材11aを備えるクリーニング装置11により転写残トナーなどの残留物の除去を受けて清掃されて、繰り返して作像に供される。
(2)現像装置6
ここで、現像装置あるいは現像装置の構成部材について長手とは像担持体である感光ドラム3の軸線に並行な方向とする。
図2は現像装置6部分の拡大横断面模式図、図3は現像装置6の長手断面模式図(図2の右方向)である。本実施例における現像装置6は下から上に順に、現像室61と、現像室61とは壁70で仕切られた状態で隣接して設けられ、現像剤を攪拌する攪拌部材を有し、前記現像室との間で現像剤が還流する現像剤攪拌室62と、攪拌室62に現像剤を随時補給する現像剤補給手段としての補給室(現像剤補給容器、トナーホッパー)63の3段構成である。
現像室61において、現像容器64は感光ドラム3と対向する側の一部が開口している。この開口部から一部露出するように、現像剤を担持搬送し現像を行なうための現像剤担持体としての現像ローラ65が回転可能に現像容器64に支持されている。現像ローラ65は、シリコーン、ウレタンなどの低硬度のゴム材或いは発泡体、或いはその組み合わせにより構成された弾性体ローラである。現像ローラ65は所定の当接圧にて感光ドラム3に当接して配置される。現像ローラ65と感光ドラム3との当接部が現像領域Dである。
現像容器64内の下側と上側には、現像ローラ65に対する現像剤供給及び回収手段としての供給ローラ66と、現像剤搬送部材としての送りスクリュー67が、現像ローラ65に並行或いは略並行に配列されて回転可能に現像容器64に支持されている。供給ローラ66は弾性スポンジローラであり、現像ローラ65に当接して配設されている。また現像容器64には現像ローラ65に加圧するように現像剤層厚規制部材としてのブレード68が設けられている。ブレード68は金属製の板ばねであり、所定の当接圧にて現像ローラ65に当接している。現像容器64内には非磁性一成分現像剤としてのトナーtが収納されている。69は供給ローラ66と現像容器64との隙間を閉塞して現像剤の漏れ飛散を防止する弾性シート部材(シール部材)である。現像室61とその上側の攪拌室62は両者間の仕切り壁70の長手方向両端部寄りに設けられた2つの開口部71と72によってのみ連通している。
現像室61において、現像ローラ65は感光ドラム3の回転と順方向に回転駆動される。供給ローラ66は現像ローラ65の回転に対してカウンター方向に回転駆動される。送りスクリュー67は回転駆動されて現像室6内のトナーtを現像室の長手方向に搬送して、攪拌室62側からトナー入側の開口部71を通って現像室61側に落ちて入ってきた入りトナーを現像室61内の長手中央方面に送り出す。これと共に現像室61内のトナーをトナー出側の開口部72まで搬送して、この開口部72を通して再び現像室61側から攪拌室62側へ戻りトナーとして送り出す。
そして、現像室61内のトナーの一部は供給ローラ66によって現像ローラ65に供給され、ブレード68によって層厚規制と電荷付与がされる。これにより現像ローラ64上に電荷付与されたトナーの薄層が形成される。そのトナーの薄層が現像ローラ64の回転により現像領域Dへと供給される。また、現像に寄与せず、現像ローラ64上に残留して担持されたままのトナーは引き続く現像ローラ65の回転で現像容器64内に持ち運ばれて、供給ローラ66による摺擦で現像ローラ64上から剥ぎ取られる。その剥ぎ取られたトナーの一部は新たに供給ローラ66上に供給されたトナーと共に再び供給ローラ66によって現像ローラ64へと供給される。残りは現像容器64内へと戻される。
攪拌室62は、補給室63と補給口74のみで繋がっており、また現像室61と長手両端部のみに設けられた開口部71・72によってのみ繋がっており、壁によって仕切られて別空間とされる。攪拌室62は、補給室63からの補給トナーと、現像室61からの戻りトナーとを回転する攪拌部材73により効率的に十分に攪拌する。そして十分に攪拌されたトナーを入側の開口部71から現像室61側へ供給する役目をする。
現像室61内の送りスクリュー67と攪拌室62内の攪拌部材73は、不図示のギアによって現像ローラ65や供給ローラ66と接続されており、画像形成時すなわち現像ローラ65が回転している間は共に回転運動を行い、画像形成終了と共に回転が停止する構成となっている。攪拌室62内の攪拌部材73の構成については後述する。
補給室63はトナー補給指令に基づいて攪拌室62に対して随時にトナーを補給する役目を行なう。補給室63は攪拌室62の上側において、プリンタ本体1に対して着脱自在の現像剤補給ユニットとしてある。補給室63はプリンタ本体1に装着された状態において、補給室63の底板側に配設した補給ローラ75の部分が攪拌室62の天井板側に配設した補給口74に対応して合致した状態になる。攪拌室62の上記補給口74は現像室61から攪拌室62へのトナー出側の前記開口部72の略上方に対応位置している。なお、図3には補給室63側の補給ローラ75は省略してある。補給室63内にはこの補給室63内に収納してある補給用トナーtを解す為の攪拌部材76が配置されている。本実施例における攪拌部材76は補給用トナーtを解すと共に、トナーtを補給ローラ75側に搬送するスクリュー軸を用いている。攪拌室63内のトナーtは現像室61内のトナーtが感光ドラム3の静電潜像の現像に消費されていくにつれて減少していく。制御部2(図1)はトナー補給指令により補給室63の攪拌部材76と補給ローラ75を駆動して、所定駆動時間当たり一定量のトナーを補給室64から攪拌室301内に補給口74を通して補給する。このように補給室63は攪拌室62にトナーを適時適量供給して現像室61内のトナー量を常に一定量に保つように動作している。
トナー補給指令の方式としては、攪拌室62内にピエゾセンサーを設けてトナーの有無を知る方式、光検知方式、インダクタンス検知方式、画像の印字比率から消費されたトナー量を計算する方式などがあるが、本実施例では攪拌室62に光検知方式のトナー量センサーを設け、不足となる量のトナーを補給室63の補給機構75・76を作動させて攪拌室62にトナーを補給するものとした。また、光検知方式のトナー量センサー自体は一般に広く用いられているため、不図示とした。
図3において斜線入り矢印は現像室61と攪拌室62の両者間におけるトナー循環を示している。攪拌室62において、補給室63からの補給トナーと、現像室61からの戻りトナーの動きとして、現像室61の送りスクリュー67のトナー搬送方向下流側のトナー出側の開口部72からトナーが送られてきて攪拌室62内で盛り上がり、それを攪拌部材73が水平に均すことの繰り返しによって、徐々に反対側、すなわち攪拌室62内をトナー入側の開口部71側へ広がっていくことになる。この動作を繰り返す事によって最終的に攪拌室62と現像室61内にトナーの循環を作り出すことが可能となる。
補給室63は攪拌室62から取り外されると、補給ローラ75の部分がシャッタ部材(不図示)の閉じ動作で隠蔽された状態になる。これにより補給ローラ75の部分からのトナー飛散が防止される。また攪拌室62側のトナー補給口74もシャッタ部材(不図示)の閉じ動作で閉鎖された状態になる。逆に、補給室63の攪拌室62に対する装着時には補給室63側と攪拌室62側の両者のシャッタ部材が開き動作する。
現像装置6の現像室61と攪拌室62の部分はプリンタ本体1に対して着脱自在の現像ユニット(現像カートリッジ)にすることができる。
また、現像装置6の現像室61と攪拌室62の部分は、少なくとも感光ドラム3と一体的にカートリッジ化してプリンタ本体1に対して着脱自在のプロセスカートリッジにすることができる。本実施例では、感光ドラム3と、帯電ローラ4と、現像装置6の現像室61と攪拌室62の部分と、およびクリーニング装置11とを一体的にカートリッジ化してプリンタ本体1に対して着脱自在のプロセスカートリッジにしている。
続いて、本発明の特徴点である、攪拌室62内の攪拌部材73の構造を説明する。図4の(a)は攪拌部材73の外観斜視模型図、(b)は(a)におけるb−b線部分における拡大断面模型図である。
この攪拌部材73は、長手方向において規定の回転半径で回転する、異なる攪拌形状、攪拌特性をもつ部材26(21)と27(22)を混在させて構成したものである。具体的に本実施例では、攪拌部材73は長手方向において規定の回転半径で回転する、羽根部材26で構成された羽根攪拌部21とコイルスプリング状部材27で構成されたコイル攪拌部22とを混在させて構成したものである。
本実施例の攪拌部材73は、攪拌室62内の長手方向長さにほぼ相当する長さを有する並行2条の攪拌棒23・23と、この2条の攪拌棒23・23の両端部をそれぞれ固定支持させた回転部材24・24と、その各回転部材24・24の長手中央部において外方に直角に突出させて設けた回転軸25・25と、を有している。そして上記2条の攪拌棒23・23のそれぞれに攪拌棒長手方向において上記の羽根攪拌部(羽根形状の第一攪拌部)21とコイル攪拌部(第一攪拌部よりも現像剤を細かく攪拌する第二攪拌部)22とを交互に混在させて具備させている。この攪拌部材73は回転軸25・25を中心に回転可能に攪拌室62内に支持されている。羽根攪拌部21とコイル攪拌部22が取り付けられた攪拌棒23・23は、攪拌棒23・23の両端に取り付けられた回転部材24・24の回転により、周方向に回転する。この時の回転半径は10mmであり、その周速は40rpmである。
攪拌棒23・23はそれぞれ長さ約180mm・太さ1mm・断面円形のSUS製の剛性棒材である。
羽根攪拌部21を構成させる羽根部材26には、本実施例では、巾15mm、長さ30mm、厚さ0.1mmの板状のSUS部材を用いた。この部材26を攪拌棒23に対して接着剤や溶接等の手段で固着して取り付けて羽根攪拌部21を構成させている。この羽根攪拌部21は、攪拌棒23の回転に伴う羽根部材26の周方向への回転に伴い、攪拌室62内においてこの羽根攪拌部21に対応する位置部分のトナーを上下で大きく入れ替えることが可能である。そのため、羽根部材26は、トナーを持ち上げられれば良く、その目的を果たすことが可能であれば材質、形状に関し本実施例に限定されるものではない。
コイル攪拌部22を構成させるコイルスプリング状部材(以下、コイルと記す)27には、SUS製の太さ0.1mmのSUS製の針金を、内径2.5mm、ピッチは2mmでコイル巻きにしたコイルを長さ45mmに切断したものを用いた。このコイル27を攪拌棒23に外嵌してコイル攪拌部22を構成させている。コイル27は攪拌棒23に特に固定はされていない。このコイル攪拌部22は攪拌棒23の回転に伴う周方向への回転に伴い、攪拌室62内においてこのコイル攪拌部22に対応する位置部分のトナーの表面を細かく切り刻むことで、コイル近傍のトナーを細かく攪拌させることが可能である。
続いて、本実施例における上記攪拌部材73による、補給室63から攪拌室62に補給されたトナーの攪拌の様子について詳細に述べる。補給室63から攪拌室62内に補給された新トナーの塊は、まず、攪拌部材73の羽根攪拌部21に補給される。補給されたトナーは、羽根部材26の周方向への回転により、この羽根攪拌部21に対応する位置部分のトナー溜まり面が大きく持ち上げられ、トナー層の上下を入れ替える大きな回転周方向の循環が発生する。
このように、羽根攪拌部21上に補給されたトナーは、その羽根部材26の回転に伴い、攪拌室62内の耐久劣化したトナーと共に、持ち上げられ、落とされる。この落下時に、補給された新トナーは、攪拌室62内のトナーに埋め込まれる。さらに、この上に、また、羽根部材26によって持ち上げられたトナーが降り積もることを繰り返すことで、トナーの循環が成されるものである。
このようして、羽根部材26により大幅に領域を入れ替え、攪拌されたトナーは、続いて、コイル攪拌部22に到達する。コイル攪拌部22に到達したトナーは、コイル27の回転により、細かく切り刻まれ、ほぐされ、混ぜ合わされる。
本発明者らによると、コイル攪拌部22の効果として、コイル攪拌部22におけるトナー層はそのコイル長手方向に均す効果があっても、トナーを搬送する力は実質的には無い一方、滞在するトナー層に切り込むような形で侵入し、トナー層の表面を細かく切り刻むことにより、コイル近傍のトナーに対して攪拌作用効果があることがわかった。
とりわけ、外的な流れを持つトナーに対する攪拌能力は優れたものがあり、流れているトナー面に対し、絶えず切り込みを入れるので、常に異なるトナーの表面を細かく切り刻むこと出来、十分な攪拌効果を確認することが出来た。
このような効果に基づき、補給トナーがコイル攪拌部22に滞在する間、何度か細かく切り刻み、ほぐされ、均された後、現像室61側の送りスクリュー67により作られた外的なトナー搬送力により、トナーは攪拌室62内を長手方向に搬送移動される。
このコイル攪拌部22の領域において、何度となく細かく切り刻み、ほぐされ、均されたトナーは、コイル攪拌部22を通過するや否や、再び、羽根攪拌部21の羽根部材26により、大規模な循環作用効果による攪拌を受けることになる。
このように、攪拌部材73に、異なる攪拌形状、攪拌特性をもつ部材26(21)・27(22)を長手方向で混在させることによって、従来では得られなかった、非常に攪拌効果の高い攪拌部材を提供することができる。
上記のような本実施例の現像装置6を用いた画像形成装置において、トナー劣化に厳しい画像ドット比率1%の低印字耐久を行ったが、現像装置6の寿命、約30000枚まで、かぶり、ボタといった画像不良を出すことなく、安定した画像出力を行うことが出来た。
比較例として、現像装置6の攪拌室61の攪拌部材73を図6の(b)のような羽根攪拌部材102の形態のものにして同様の耐久を行った。この羽根攪拌部材102はトナー面の上下を大きく入れ替えることが可能であるものの、大きくトナーを入れ替えるのみで、細かく攪拌する能力に劣るため、一定の搬送時間の間に十分な攪拌作用を得ることが困難であるため、耐久約5000枚位で、かぶり等の画像不良が発生した。
また、図6の(a)のようなクランク型の棒状の回転攪拌部材101や、(c)のような攪拌棒にコイルスプリングを巻きつけた構成の攪拌部材103の形態のものにして同様の耐久を行った。このような攪拌部材は大きくトナーを入れ替えるといった点でその攪拌能力は劣るため、一定の搬送時間の間で、十分な攪拌作用が得ることが非常に困難であであるため、耐久約10000枚位で、かぶり等の画像不良が発生した。
かくして、本実施例では、攪拌室62内の攪拌部材73として、長手方向において規定の回転半径で回転する、羽根部材26で構成された羽根攪拌部21と、コイルスプリング状部材27で構成されたコイル攪拌部22とを混在させて構成したものを用いたことにより、補給系の現像装置において、現像装置内の補給トナーへの攪拌性能を向上させて、補給されたトナーの攪拌不足に起因するかぶりやボタといった画像不良を防ぐことが可能となった。
なお、本実施例では、攪拌部材73として攪拌棒長手方向に関して、羽根攪拌部21とコイル攪拌部22とが混在していれば、特にこの構成に限る必要は無く、適宜、羽根攪拌部21及びコイル攪拌部22の長さ、及び組み合わせ等を変えたものなど、好適に用いることが可能である。
また、本実施例では攪拌棒23を2本としていたが、これに限定されることなく、1本でも、もしくは3本以上でも適宜の構成が可能である。
本発明は上記実施例に限定されるものでなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正及び変更を加え得ることも適宜可能である。
また、本実施例では単色のトナーを用いた画像形成装置であるが、フルカラー画像形成装置に係る現像装置においても好適である。
補給系の現像装置において、現像装置内の補給トナーへの攪拌性能を向上させて、補給されたトナーの攪拌不足に起因する諸問題(濃度ムラ、かぶりなど)を有効に防止する。
続いて、実施例2について説明する。図5の(a)は本実施例における攪拌部材73の平面模型図、(b)は外観斜視模型図である。
本実施例における攪拌部材73は実施例1の攪拌部材73のコイル攪拌部22部分を櫛攪拌部22Aに変更した形態のものである。画像形成装置の構成、上記の攪拌部材73以外の現像装置の構成は実施例1と同様であるから再度の説明を省略する。
櫛攪拌部22Aを構成するために本実施例で使用した櫛状部材(櫛形状部材)29は、長さ約7mm、太さ約0.1mm、横断面円形のSUS製の針状部材を攪拌棒23の長手方向45mmに渡って、0.1mm間隔で櫛歯状に配列して接着固定して形成したものである。なお、本実施例において櫛状部材29を形成する針状部材は断面円形であったが、三角錐や棒状の形状などで適宜可能である。
このような櫛攪拌部22Aにおいても、実施例1のコイル攪拌部22と同様に、トナーを細かく切り刻む効果を確認することが出来た。
かくして、本実施例2の攪拌部材73も、攪拌部材73を回転させると、櫛攪拌部22Aがトナー面を細かく切り刻むことで攪拌し、羽根攪拌部21がトナーの上下を大きく入れ替えるため、従来の攪拌部材に対し、良好な攪拌効果を得ることが出来る。
実施例1の画像形成装置の概略構成図 現像装置部分の拡大横断面模式図 現像装置の長手断面模式図(現像装置内トナー循環模式図) 攪拌室内の攪拌部材の構成説明図 実施例2における攪拌部材の構成説明図 従来の各種攪拌部材の形態例の図
符号の説明
3・・電子写真感光体、6・・現像装置、61・・現像室、62・・攪拌室、63・・補給室、65・・現像剤担持体、t・・現像剤、73・・攪拌部材、21・・羽根攪拌部、22・・コイル攪拌部、22A・・櫛攪拌部

Claims (9)

  1. 電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために用いられる現像剤を担持搬送する現像剤担持体を有する現像室と、前記現像室とは壁で仕切られた状態で隣接して設けられ、現像剤を攪拌する攪拌部材を有し、前記現像室との間で現像剤が循環する攪拌室と、前記攪拌室に現像剤を随時補給する補給室と、を有する現像装置において、
    前記攪拌部材は、回転軸と、前記回転軸とは異なる位置に設けられ、前記回転軸の軸線方向に対し所定の回転半径で回転する攪拌棒と、前記攪拌棒に設けられた羽根形状の第一攪拌部と、前記攪拌棒に対して前記第一攪拌部が設けられた位置とは異なる位置に外嵌するコイル形状の第二攪拌部と、を有することを特徴とする現像装置。
  2. 前記第二攪拌部は、前記攪拌棒に固定されていないことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記攪拌室は、前記補給室から現像剤を補給する際に通過する補給口を有し、前記攪拌棒の長手方向において前記補給口の下に前記第一攪拌部が位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記攪拌室は、前記現像剤の循環により前記現像室から前記現像剤が戻る際に通過する開口部を有し、
    前記攪拌棒の長手方向において、前記開口部の上に前記補給口が位置することを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記現像室は、前記攪拌室との間で現像剤を循環させるためのスクリューを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 前記攪拌棒と前記回転軸とは平行に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記現像剤は、一成分現像剤であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能な現像ユニットが、前記現像室と前記攪拌室とを有しており、電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能な現像剤補給ユニットが、前記補給室を有していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジが、前記電子写真感光体と前記現像室と前記攪拌室とを有しており、電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能な現像剤補給ユニットが、前記補給室を有していることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の現像装置。
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