JP4627387B2 - 液の吸取材及び該吸取材を用いた洗浄器具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人体、例えば鼻腔等に洗浄液や薬液を噴射して噴射部位を洗浄或いは薬剤投与を行なったとき、噴射部位から落下した洗浄液や薬液を吸い取る吸取材と、この吸取材を用いた洗浄器具とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の排気成分や各種の埃,花粉等の微細な粒子、及び雑菌等或いはハウスダストと呼ばれる黴等を含む微細な粒子が、人の呼吸に伴って鼻腔内に侵入し、呼吸器系に悪影響を及ぼしたり、アレルギー反応を引き起こすことがある。このため、最近では鼻腔内に洗浄液を噴射して侵入した粒子を洗浄して排出したり、薬液を噴射して投与することが行われている。
【0003】
上記部位を洗浄し或いは薬液を投与するための器具としては、出先で簡単に使用し得るように小型の(例えばペンタイプ)ポンプを利用するものが一般的である。またこのような器具では、容器の上部に細長いノズルが設けられており、このノズルを噴射の対象となる部位に向けた後、所定の操作を行なって容器の内部に収容された洗浄液或いは薬液を吸い上げてノズルから噴射する。従って、ノズルから噴射された洗浄液や薬液によって目的の部位を洗浄し、或いは薬液を投与することで出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記器具では洗浄液や薬液を上方に向けて噴射することになることが多く、且つ噴射された洗浄液や薬液は必ずしも全てが噴射部位に付着した状態を保持するものではなく、噴射部位から落下することが多い。特に、噴射された液が洗浄液である場合、この洗浄液は噴射部位から垂れ落ちるのが一般的である。垂れ落ちた洗浄液や薬液はノズルの周辺に落下し、該ノズルや、器具を操作する手を汚すという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、噴射された洗浄液や薬液が垂れ落ちたときこれらの液を吸い取ることが出来る液の吸取材と、この吸取材をノズルに取り付けた洗浄器具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る液の吸取材は、顔面に向けて噴射され該噴射部位から落下した液を吸い取る吸取材であって、液の吸収性を有し碗状に成形したときに顔面を覆うことが可能な平面形状と寸法を持ったシート状に形成され、該シート状面の内部に顔面に向けて噴射する液の噴射部材を挿通する穴を形成すると共に該穴を起点として外周方向に複数の折り線又は切断線を形成し、前記折り線に沿って折り曲げ、或いは切断線の両側部位を重ねることで略碗状に成形し得るようにしたものである。
【0007】
上記吸取材では、液の吸収性を有するので顔面に向けて噴射され、噴射部位から該吸取材上に落下した液を吸い取ることが出来る。また穴を起点として形成された折り線を折り曲げて、或いは切断線を基準として両側を重ね合わせて略碗状に形成することによって顔面を覆うことが出来、これにより、噴射部位の周辺に飛散した液を広い範囲に浮遊させることなく、吸取材に接触したものを吸い取ることが出来る。
【0008】
また洗浄器具は、顔面に向けて洗浄液を噴射するノズルを有する洗浄器具と、洗浄液の吸収性を有し碗状に成形したときに顔面を覆うことが可能な平面形状と寸法を持ったシート状に形成され且つ面内に前記ノズルを挿通する穴を形成すると共に該穴を起点として外周方向に複数の折り線又は切断線を形成した吸取材と、を有し、前記吸取材に形成した穴に前記洗浄器具のノズルを挿通すると共に該吸取材を折り線に沿って折り曲げ或いは切断線の両側部位を重ねることで略碗状に形成して顔面を覆ってノズルから噴射されて噴射部位から落下した洗浄液を吸い取るようにしたものである。
【0009】
上記洗浄器具では、洗浄液を噴射するノズルをシート状の吸取材に形成した穴に挿通することで取り付けることが出来る。この状態で洗浄器具を操作して顔面に向けてノズルから洗浄液を噴射することが出来、且つ噴射された洗浄液が、付着部位からノズルに落下したとき、落下した洗浄液を吸取材で吸い取ることが出来る。
【0010】
また鼻腔を洗浄するような場合には、吸取材に形成した折り線に沿って折り、或いは切断線の両側を重ね合わせて吸取材を碗状にし、この吸取材によって鼻腔を覆うことで、噴射された洗浄液の飛散を防止して液滴を吸取材によって吸い取ることが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、上記吸取材の好ましい実施形態と、この吸取材を用いた洗浄器具の好ましい実施形態について図を用いて説明する。図1は第1実施例に係る吸取材の構成を説明する図である。図2は第2実施例に係る吸取材の構成を説明する図である。図3は第3実施例に係る吸取材の構成を説明する図である。図4は洗浄器具の例としての鼻腔洗浄エアゾールの構成を説明する図である。図5は鼻腔洗浄エアゾールに吸取材を取り付けて使用する際の状態を説明する図である。
【0012】
先ず、図1(a),(b)により第1実施例に係る吸取材Aの構成について説明する。吸取材Aは、洗浄液や薬液等の液に対し好ましい吸収性を有し、且つ適度な強さのコシを持ったシート状の材料からなるシート1を用いて構成されている。シート1は例えば吸取紙に代表される液体に対する良好な吸収性を有することが必要であり、この吸収性と適度なコシがあれば材質を限定するものではない。
【0013】
上記シート1の材料として、例えば吸取紙のようなパルプ繊維、木綿のような天然繊維からなる布、不織布、多孔質の発泡合成樹脂、高分子吸収剤を塗布或いは貼付したパルプ繊維又は布等があり、これらを単品或いは複数の種類を選択的に使用することが可能である。前記高分子吸収剤の材料としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム,アクリル酸重合体ナトリウム塩,デンプン・アクリル酸・グラフト重合体等がある。しかし、後述する洗浄用具のノズルに装着されて落下する液を吸収し得る高分子であれば良く、前記種類に限定するものではない。そして前記材料を適度な厚さとコシを持ったシート状に形成することで、吸取材A〜Cの材料としてのシート1を構成することが可能である。
【0014】
吸取材Aの平面形状は、後述する洗浄器具のノズルに装着されて顔面を覆ったとき、落下する液を吸い取ることが可能な形状であれば良い。また吸取材Aの寸法も特に限定するものではなく、後述するように碗状に形成した顔面を覆うことが可能な寸法を有していれば良い。
【0015】
このため、本実施例では吸取材Aとして、円形のシート1の外周の一部を略円弧状に切断した切欠部1aを有する形状を持って形成されている。この切欠部1aは洗浄器具を操作して洗浄液を鼻腔に噴射する際に吸取材Aを碗状に形成したとき、鼻孔の下方の顔面に当接される部位となるものである。
【0016】
シート1の面の内部であって所定位置(例えば略中心と対応する位置)には穴2が形成されている。この穴2は、後述する洗浄器具のノズルを挿通する機能を有するものであり、該ノズルの外径と略等しい径を持って形成されている。また穴2を起点として外周方向(半径方向)に1本の山折り線1bが形成されると共に、該山折り線1bの両側に夫々1本の谷折り線1cが形成され、各折り線1b,1cの間に2つの片1dが形成されている。
【0017】
上記の如く構成された吸取材Aでは、同図(b)に示すように、山折り線1b及び各谷折り線1cを夫々折り曲げて2つの片1dを立ち上げて互いに重ね合わせると、立ち上げた片1dが指でつまむことを可能としたつまみ状となり、これに伴って吸取材Aは碗状、或いはロート状に形成される。
【0018】
従って、穴2にノズルを挿通しておき、人が片1dをつまんでノズルを鼻孔に挿入し、切欠部1aを唇の上部に当接させると共につまんだ部位を鼻梁に接近させることで、吸取材Aによって鼻孔の周辺を覆うことが可能である。このため、鼻腔内に洗浄液を噴射し、或いは鼻腔内に薬液を噴射したとき、これらの液の飛散を防止すると共に鼻孔から落下した液を受け入れて吸い取ることが可能となり、ノズルの周辺を液によって汚染することなく有効な洗浄、或いは薬液の投与を行なうことが可能となる。他の部位を洗浄し或いは薬液を噴射する場合も同様に、目的の噴射部位を覆って液の飛散を防止し、且つノズルの周囲に落下した液を受け入れて該ノズルの周囲の汚染を防止することが可能となる。
【0019】
次に第2実施例に係る吸取材Bについて図2により説明する。尚、図に於いて前述の第1実施例と同一の部分及び同一の機能を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0020】
図に於いて、吸取材Bを構成するシート1には、所定位置に形成された穴2を起点として外周方向(半径方向)に切断線1eが形成されている。また穴2を中心として直交する方向に夫々谷折り線1cが形成されている。
【0021】
上記の如く構成された吸取材Bでは、同図(b)に示すように、切断線1eの両側を互いに引き寄せて重ね合わせて重ね合わせ部位を指でつまむことで、碗状に形成することが可能である。従って、穴2にノズルを挿通すると共に前記の如くして碗状に形成することで、第1実施例の場合と同様に、鼻腔内或いは他の部位を洗浄し又は薬液を噴射したとき、目的の噴射部位を覆って液の飛散を防止し、且つノズルの周囲に落下した液を受け入れて該ノズルの周囲の汚染を防止することが可能となる。
【0022】
次に、第3実施例に係る吸取材Cについて図3により説明する。尚、図に於いて前述の第1実施例と同一の部分及び同一の機能を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0023】
図に於いて、本実施例に係る吸取材Cは、第1実施例を基本としており、該第1実施例に於ける切欠部1aを形成することなく、折り曲げることで鼻梁に対応し得るように構成したものである。このため、吸取材Cを構成するシート1には第1実施例に於ける切欠部1aを形成するための切断線に対応して谷折り線1fが形成されており、更に、所定位置に形成された穴2を起点として1本の山折り線1bと、該梁折り線1bの両側に夫々1本の谷折り線1cが形成されている。
【0024】
上記の如く構成された吸取材Cでは、同図(b)に示すように、谷折り線1fに沿ってシート1を谷折りし、且つ山折り線1b及び各谷折り線1cを夫々折り曲げて2つの片1dを立ち上げて互いに重ね合わせると、立ち上げた片1dが指でつまむことを可能としたつまみ状となり、これに伴って吸取材Aは碗状、或いはロート状に形成される。
【0025】
従って、穴2にノズルを挿通しておき、人が片1dをつまんでノズルを鼻孔に挿入し、谷折り線1fに沿って折り曲げたシート1を唇の上部に当接させると共につまんだ部位を鼻梁に接近させることで、吸取材Aによって鼻孔の周辺を覆うことが可能である。このため、鼻腔内に洗浄液を噴射し、或いは鼻腔内に薬液を噴射したとき、これらの液の飛散を防止すると共に鼻孔から落下した液を受け入れて吸い取ることが可能となり、ノズルの周辺を液によって汚染することなく有効な洗浄、或いは薬液の投与を行なうことが可能となる。他の部位を洗浄し或いは薬液を噴射する場合も同様に、目的の噴射部位を覆って液の飛散を防止し、且つノズルの周囲に落下した液を受け入れて該ノズルの周囲の汚染を防止することが可能となる。
【0026】
上記の如く構成された吸取材A〜Cを取り付ける洗浄器具としては、図4に示すエアゾールDや図示しないポンプがあり、夫々選択的に使用することが可能である。図4によりエアゾールDの場合について説明する。このエアゾールDは鼻腔洗浄用として使用するのに有利なように構成されており、剛性を有する容器本体10に、塩化ナトリウムを主成分とする洗浄液が収容されている。
【0027】
容器本体10の内部には図示しないエアゾールバルブが設けられており、該エアゾールバルブにボタン11が接続されている。ボタン11にはノズル12が一体的に形成されており、該ノズル12が鼻腔内に挿入し得るような形状を持って形成されている。従って、ノズル12を鼻腔内に挿入してボタン11を押すことで、容器に充填されている洗浄液は、噴射剤の圧力により、ノズル12より霧状に噴霧される仕組みになっている。
【0028】
洗浄液は塩化ナトリウムを主成分としており、精製水に塩化ナトリウムを0.1重量%〜1.5重量%の範囲で含んでいる。このような洗浄液をミスト状に鼻腔に噴射することによって、鼻腔内に吸入された大気中に含まれた埃や花粉,自動車の排気成分或いはハウスダスト等を洗浄して排出することが可能である。
【0029】
容器本体10の内部に形成された空間には、噴射剤として、不活性ガスと酸素ガスとの混合ガスが充填されている。この場合、不活性ガスとしては窒素ガス又は二酸化炭素を用いることが好ましく、これらの不活性ガスに対し、酸素ガスを15重量%〜35重量%の範囲で混合させたものであることが好ましく、20重量%〜25重量%の範囲であることがより好ましい。
【0030】
例えば不活性ガスに対し酸素ガスを15重量%未満で混合させた混合ガスを噴射剤として利用した場合、容器本体10の内部にある洗浄液の量が減少しノズル11の操作に伴って洗浄液と共に噴射剤が噴霧されたとき、酸素不足によりむせたり、息苦しさを参じる虞がある。また不活性ガスに対し酸素ガスを35重量%以上で混合させた混合ガスを噴射剤として利用した場合、過剰酸素量による洗浄液び酸化現象を引き起こす虞がある。
【0031】
またボタン11は、ノズル12が人の鼻腔内に挿入されて該鼻腔内に鼻腔洗浄剤を噴射する機能を有するものである。このため、ノズル12はボタン11から斜め上方に突起するように形成されており、この形状によってエアゾールDを顔の近くに接近させた場合であっても、容器本体10が邪魔にならないように構成されている。
【0032】
容器本体10に対するエアゾール組成物の充填条件は、温度35℃に於いて容器本体10の内部圧力が1MPa未満であり、且つ洗浄液の体積が容器本体10の内部容積の90%以下となるように設定されている。通常容器本体10の内部圧力は、温度35℃で0.5MPa〜0.9MPaの範囲にあるように調整することが好ましい。特に、低温時に於ける全量噴射を保証するためには、容器本体10の内部圧力を0.5MPaを超えて設定することが望ましい。
【0033】
図5に示すように、上記の如く構成されたエアゾールDのノズル12に吸取材A〜Cが選択的に装着される。例えば、吸取材aをノズル12に装着するには、該吸取材Aに形成した穴2にノズル12を挿通することで行なわれる。そして前述したように各折り線1b,1cを夫々折り曲げると共に片1dを指でつまみ、その後、人が容器本体10を把持して顔に接近させ、ボタン11のノズル12を鼻腔に挿入する。
【0034】
ノズル12の鼻腔内への挿入に伴って、該ノズル12に装着した吸取材Aが鼻腔の周囲を遮蔽し、顔面と吸取材Aによって簡易な空間を形成する。そしてボタン11を押し下げ操作すると、この操作に伴って、容器本体10に充填された洗浄液がノズル12から鼻腔内に噴射され、ボタン11の押し下げ操作を停止すると、洗浄剤の噴射が停止する。
【0035】
上記の如くして鼻腔内に噴射された洗浄液はミスト状になり、鼻腔内外に飛散する。また鼻腔内に噴射された洗浄液は該鼻腔内にある埃や花粉,自動車の排気成分或いはハウスダスト等を洗浄して排出する。このとき、鼻腔の周囲が吸取材Aによって覆われるため、飛散した洗浄液は吸取材Aに付着して吸収される。また鼻腔から垂れ落ちた洗浄液は、該鼻腔の下方にある吸取材Aに受け取られで吸収される。
【0036】
上記の如くして鼻腔の洗浄が終了したとき、エアゾールDを顔面から離隔させると共に、ノズル12に装着した吸取材Aを該ノズル12から離脱させて廃棄することで、常に、ノズル12及びボタン11の周辺に於ける洗浄液による汚染を防止することが可能である。
【0037】
上記洗浄器具の実施例では洗浄液をエアゾールに充填した場合について説明したが、洗浄器具をエアゾールのみに限定するものではなく、ポンプ機構を用いたものであっても良い。この場合であっても、吸取材A〜Cのノズルに対する装着手順や使用手順は同一である。
【0038】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明に係る吸取材では、所定位置に設けた穴にノズルを挿通すると共に碗状に形成することで、使用の際に周囲を覆うことが出来る。このため、飛散した液を吸取材によって吸収し、且つ垂れ落ちた液を吸取材に受け入れて吸収することが出来る。従って、ノズルの周囲を液によって汚染することなく、美麗な状態で使用することが出来る。
【0039】
また本発明に係る洗浄器具では、ノズルに吸取材を着脱させることが可能であり、使用の都度、新たな吸取材をノズルに装着して該ノズルの周囲の汚染を防止することが出来る。このため、常に美麗な使用状態を保持することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る吸取材の構成を説明する図である。
【図2】第2実施例に係る吸取材の構成を説明する図である。
【図3】第3実施例に係る吸取材の構成を説明する図である。
【図4】洗浄器具の例としての鼻腔洗浄エアゾールの構成を説明する図である。
【図5】鼻腔洗浄エアゾールに吸取材を取り付けて使用する際の状態を説明する図である。
【符号の説明】
A〜C 吸取材
D エアゾール
1 シート
1a 切欠部
1b,1c,1f 折り線
1d 片
1e 切断線
2 穴
10 容器本体
11 ボタン
12 ノズル

Claims (2)

  1. 顔面に向けて噴射され該噴射部位から落下した液を吸い取る吸取材であって、液の吸収性を有し碗状に成形したときに顔面を覆うことが可能な平面形状と寸法を持ったシート状に形成され、該シート状面の内部に顔面に向けて噴射する液の噴射部材を挿通する穴を形成すると共に該穴を起点として外周方向に複数の折り線又は切断線を形成し、前記折り線に沿って折り曲げ、或いは切断線の両側部位を重ねることで略碗状に成形し得るようにしたことを特徴とする液の吸取材
  2. 顔面に向けて洗浄液を噴射するノズルを有する洗浄器具と、洗浄液の吸収性を有し碗状に成形したときに顔面を覆うことが可能な平面形状と寸法を持ったシート状に形成され且つ面内に前記ノズルを挿通する穴を形成すると共に該穴を起点として外周方向に複数の折り線又は切断線を形成した吸取材と、を有し、前記吸取材に形成した穴に前記洗浄器具のノズルを挿通すると共に該吸取材を折り線に沿って折り曲げ或いは切断線の両側部位を重ねることで略碗状に形成して顔面を覆ってノズルから噴射されて噴射部位から落下した洗浄液を吸い取るようにしたことを特徴とする吸収材を用いた洗浄器具。
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