JPH0646075U - 肛門拭取り洗浄装置 - Google Patents

肛門拭取り洗浄装置

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JPH0646075U
JPH0646075U JP8623292U JP8623292U JPH0646075U JP H0646075 U JPH0646075 U JP H0646075U JP 8623292 U JP8623292 U JP 8623292U JP 8623292 U JP8623292 U JP 8623292U JP H0646075 U JPH0646075 U JP H0646075U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 水量調節弁3を有する高架給水部1より垂下
した所定長さの送水パイプ2の先端にコック5を介して
接続した筒状操作杆4は、その基部にグリップ4aを、
その先端上向きにノズル兼挿着筒6を設ける。そのノズ
ル兼挿着筒6に筒状に形成し、その先端拭取部9aを刷
毛状または略半球状に形成した水溶性拭取駒9と吸水性
の花弁型拭取紙11とをそれぞれの挿通孔10、基部挿
通穴12を静合状態に嵌合することにより順次付替え挿
着可能とする。また、拭取駒9と拭取紙11を整列配置
する格納部14と、操作杆4を納める操作杆収納箱15
を備える。 【効果】 濡らしながら拭うことにより、紙だけ又は水
だけでは充分拭取れない排泄物まで拭い去り、また最後
に残った水滴を吸い取ることにより、肛門部を完璧に洗
浄できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、落差給水部(高架タンク)より送水パイプを経て送られる溢水を用 いて、且つ水溶性拭取駒と花弁型拭取紙を順次装着した筒状操作杆により、肛門 をソフトタッチで洗浄することのできる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまでにも、給水部から送水パイプによって水を導き、操作杆の先端ノズル から水を噴出させ肛門を洗浄する装置が提供されている。 この従来の装置においては、噴出させた水のみで洗浄するものなので、豊富な 水量と強い水圧が必要であり、そのためのポンプや水圧調整機等の付帯装置が必 要不可欠であった。 また、強い水圧によって洗浄するものなので、肛門に疾患を持つ者にとっては 激痛を伴う場合もある。そのため使用の実際には、水圧を落として肛門を濡らし 、その上で柔らかいトイレットペ−パ−で拭く等の対処がなされている。 さらに、身体の不自由な人などが使用する場合、操作杆の操作を誤って肛門か ら外れて便器、衣類、殿部を噴水で濡らしてしまうことが間々あった。 そしていずれの場合においても洗浄後には水滴が肛門部位に残るので必ず最後 にはトイトレットペ−パ−で拭う必要が有った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記実情に鑑みてなされたもので、洗浄機の高水圧による弊害を避 けて自然の落差圧による溢水を用い、第一段階で筒状操作杆に装着した水溶性拭 取駒により、第二段階で同じく筒状操作杆に装着した花弁型拭取紙により、濡ら しながら拭い去り、水滴を完全に吸い取ることのできる肛門拭取り洗浄装置を提 供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するために、本考案は、水量調節弁3を有する高架給水部1よ り垂下した所定長さの送水パイプ2の先端にコック5を介して接続した筒状操作 杆4は、その基部にグリップ4aを、その先端上向きにノズル兼挿着筒6を設け 、そのノズル兼挿着筒6に筒状に形成した水溶性拭取駒9と吸水性の花弁型拭取 紙11とをそれぞれの挿通孔10、基部挿通穴12を静合状態に嵌合することに より順次付替え挿着可能としたものである。 また、前記拭取駒9の先端拭取部9aを刷毛状に、あるいは略半球状に形成し たものである。 さらに、前記操作杆4を納める操作杆収納箱15を備えたものである。 さらにまた、前記拭取駒9と前記拭取紙11を整列配置する格納部14を備え たものである。
【0005】
【実施例】
以下本考案の実施例を図に基づいて説明すると、 本考案は、図1の(イ)に示すように、水量調節弁3を有する加熱器Kを備え た高架給水部1より垂下した長さ約2mの送水パイプ2の先端にコック5を介し て筒状操作杆4を接続する。 その筒状操作杆4は金属パイプ4bの基部にグリップ4aを、その先端上向き にノズル兼挿着筒6を設けてある。 そのノズル兼挿着筒6の挿着筒部分の長さを15mmとして吐出口8を3mm 径に形成する。 このノズル兼挿着筒6に筒状に形成した水溶性拭取駒9と吸水性の花弁型拭取 紙11とをその挿通孔10、基部挿通穴12を静合状態に嵌合することにより順 次付替え挿着可能とする。 なお、前記ノズル兼挿着筒6の基部外周面には拭取駒9又は拭取紙11を載せ る15mm径の円盤状の鍔7を設けて挿着筒6が挿通孔10、基部挿通穴12内 には15mmよりも深く嵌合しないようにする。
【0006】 前記拭取駒9は、図2の(イ)に示すように、その基部9bを20mm径で長 さ25mmの円筒状に形成し、前記吐出口8の径に合致する3mm径の挿通孔1 0を形成して前記ノズル兼挿着筒6に静合状態に挿着する。 そしてその先端拭取部9aを刷毛状に形成する。この拭取駒9は水溶性の紙を テ−プにして片縁部を細かく切込みを入れて刷毛状にし、3mm径の芯棒を入れ て巻き付け、この芯棒を抜き取ると吐出口10aを有する挿通孔10が簡単に形 成できる。 また、これとは別に図2の(ロ)及び図3の(イ)に示すように、拭取駒9の 基部9bを下面20mm径、上面15mm径で長さ25mmの筒状に形成し、前 記吐出口8の径に合致する3mm径の吐出口10aを有する挿通孔10を前記刷 毛状の場合同様に形成して、先端拭取部9aを15mm径の半球状に形成する。 この拭取駒9は、円錐形の金属管の型に3mm径の棒芯を入れ、硬めの水溶性の 紙を細かく切り刻み接着剤を用いずに棒で金属管の型に圧入し、棒芯を抜いて形 成できる。 前記挿通孔10の孔径は吐出口8の口径よりも小さくすると挿通孔10内の溢 水の水圧が高まって吐出口8から拭取駒9外れやすくなるので、小さくしないこ とが好ましい。
【0007】 前記花弁型拭取紙11は、図2の(ハ)及び図3の(ロ)に示すように、先端 拭取部11aをトイレットペ−パ等の吸水性材質を数枚折畳み長さ30乃至40 mmのバラの花弁状に形成する。そして、この基部11bを15mm径で長さ2 0mmに水溶性の紙で途中迄棒芯を入れて巻いて糊付けして円筒形に形成する。 また、前記送水パイプ2を二股に分岐して子供用と大人用とにそれぞれの送水 パイプ2に長さの異なった操作杆4を接続する態様ができる。 さらに、前記拭取駒9と拭取紙11を図1の(ロ)に示すように、縦に二列の 格納溝14b,14b内に別々に重ねて整列配置する格納部14とこれと連結さ せて前記操作杆4を納める操作杆収納箱15を設ける。この格納部14には蓋1 4aを設ける。
【0008】 使用方法については、 まず、加熱して水温を36℃にし、水量調節弁3のコックを調節して、吐出口8 からの水の吹き出し高さを15〜20cmに調節しておく。 そして第一段階として、格納部14の格納溝14bに整列してある拭取駒9を 上にある方から順に吐出口8に静合状態に挿着して、図3の(イ)に示すように 、殿部H肛門に当てがい、コック5のプッシュボタンを押して開き、吐出口8か ら水13を吐出させつつ肛門部に接触させて温水で濡らしながら擦って拭く。拭 き終わったら、ノズル兼挿着筒6を下方に向け筒状操作杆4を軽く叩いて汚れた 拭取駒9を便槽に落とす。 次に第二段階で、図3の(ロ)に示すように、花弁型拭取紙11を筒状操作杆 4に装着し、軽く叩くように花弁部分を接触して肛門部に付着している水滴を吸 い取る。水滴を拭き終わったら、上記と同様に筒状操作杆4を振って濡れた拭取 紙11を便槽に落とす。 使用後、筒状操作杆4を操作杆収納箱15に納める。
【0009】
【作用】
本考案は上記の構成なので、吐出口8から水を吐出させると拭取駒9の挿通孔 10から水が吐出するとともに、拭取駒9が濡れて部分的に溶けて表面が柔らか くなる。この柔らかくなった部分を肛門部に接触させて拭くので疾患部を刺激せ ず心地好く拭える。 拭い終わった拭取駒9は、ノズル兼挿着筒6と静合状態に嵌合されているので 、操作杆4を逆さにして軽く叩くことにより便槽内に落下し、水溶性材質なので 溶けて流せる。 次に、吐出口8に吸水性の花弁型拭取紙11を装着して、軽く花弁部分を接触 させれば肛門部に付着している水滴を完全に吸い取れる。 拭き終わった拭取紙11も水溶性材質なので上記と同様軽く叩いて便槽に落と せる。 また、格納部14を備えれば、前記拭取駒9と拭取紙11を整列配置して取り 出しが容易となる。この際各基部9b,11bの挿通孔10、基部挿通穴12を 表側に向けて格納溝14bにセットしておけば、そこに直にノズル兼挿着筒6の 吐出口8を差込んでセットすることができ、拭取り作業全体が片手だけで行なう ことが可能となる。 前記操作杆4を納める操作杆収納箱14を備えておけば見栄えが良いし操作杆 4が邪魔にならない。
【0010】
【考案の効果】
本考案は以上のようで、自然の落差圧による溢水を利用するものなので、これ までの洗浄機の強制的な高水圧によって引起こされる弊害を避けることができる 。即ち、高水圧に晒されて痔等疾患部の激痛が起こる弊害や、身体の不自由な人 などが使用する場合、操作杆4の操作を誤って肛門から外れて便器、衣類、殿部 を噴水で濡らしてしまう弊害を解消できる。また、強い水圧が必要ではないので 、そのためのポンプや水圧調整機等の付帯装置が不必要となる。 また、トイトレットペ−パ−だけでは充分拭取れない分や水だけでは流し落と すことのできない分の排泄物まで、濡らしながら拭うことにより完全に処理し、 最後に残った水滴を完全に吸い取ることができるので、肛門部の洗浄を完璧を期 することができる。 さらに、これまでの洗浄機と比較して水の使用量が少なくて済むので水不足対 策の一助ともなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図。
【図2】本考案の拭取駒9の先端拭取部9aが、(イ)
が刷毛状、(ロ)が略半球状である態様と、拭取紙11
の先端拭取部11a(ハ)が花弁状である態様を示す正
面図。
【図3】本考案の拭取駒9の先端拭取部9aが、(イ)
が略半球状である態様と、拭取紙11の先端拭取部11
a(ハ)が花弁状である態様の装着状態を示す要部の縦
断側面図。
【符合の説明】
1 高架給水部 2 送水パイプ 3 水量調節弁 4 筒状操作杆 4a グリップ 4b 金属パイプ 5 コック 6 ノズル兼挿着筒 7 鍔 8 吐出口 9 拭取駒 9a 拭取駒の先端拭取部 9b 拭取駒の基部 10 拭取駒の挿通孔 11 拭取紙 11a 拭取紙の先端拭取部 11b 拭取紙の基部 12 拭取紙の挿通穴 13 水 14 格納部 14a 格納部の蓋 14b 格納部の格納溝 15 操作杆収納箱 H 殿部 K 加熱器

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水量調節弁(3)を有する高架給水部
    (1)より垂下した所定長さの送水パイプ(2)の先端
    にコック(5)を介して接続した筒状操作杆(4)は、
    その基部にグリップ(4a)を、その先端上向きにノズ
    ル兼挿着筒(6)を設け、そのノズル兼挿着筒(6)に
    筒状に形成した水溶性拭取駒(9)と吸水性の花弁型拭
    取紙(11)とをそれぞれの挿通孔(10)、基部挿通
    穴(12)を静合状態に嵌合することにより順次付替え
    挿着可能としたことを特徴とする肛門拭取り洗浄装置。
  2. 【請求項2】 拭取駒(9)が、その先端拭取部(9
    a)を刷毛状に形成したことを特徴とする請求項1の肛
    門拭取り洗浄装置。
  3. 【請求項3】 拭取駒(9)が、その先端拭取部(9
    a)を略半球状に形成したことを特徴とする請求項1の
    肛門拭取り洗浄装置。
  4. 【請求項4】 操作杆(4)を納める操作杆収納箱(1
    5)を備えた請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の
    肛門拭取り洗浄装置。
  5. 【請求項5】 拭取駒(9)と拭取紙(11)を整列配
    置する格納部(14)を備えた請求項1乃至4のうちい
    ずれか一項記載の肛門拭取り洗浄装置。
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