JPS58181934A - 衛生洗浄器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 温水をノズルから噴出させて、用便後の肛門部を洗うこ
とを目的として、衛生洗浄器があるが、本発明は、この
衛生洗浄器に関するものである。

現在市販されている衛生洗浄器は、大別して三種類ある
。

一つは、設置型であって、腰かけ式の洋風便器に一体的
をこ組込まれ、便器内のノズルから噴出する温水で洗浄
する構造のもので、乾燥用温風装置をそなえたものが多
い。

もう一つは、可搬型であって、洗浄器の本体部は床」−
におぎ、ここであたためられた温水は、カールチューブ
（コイル状で伸縮するチューブ）（こよって、その先き
に設けられた棒状の手持ちのノズルから噴射するように
したもので、洗浄の際（こは、この棒状の手持ちノズル
をおしりの下にさし込むようにして使用する。

さて、この第一のタイプ、設置型の洗浄器は、便座後方
に設けたノズルより肛門の一点に向けて斜めに噴射する
型式のものが多い。ところで、便座に腰かけた人の肛門
の位置は、人により時により、定まった一点というわけ
にはいかない。従って、ノズルからの噴射を肛門に命中
させるため（こは、腰を浮かせて前後左右（こ移動させ
てやらなければならない。だから、不器用な人はなかな
か命中させられなかったり、衣類をぬらしたり、不快な
ことが多かった。

それから、肛門に向けて斜めに噴射するため、肛門のひ
だのかくれた側のよごれが落ちをこくかったり、肛門に
当った後の飛散が拡がりやすいことや、ビデ使用は出来
ないなど、洗浄の働きや使い勝手に於て性能のすぐれた
ものとはいいがたい洗浄器であった。

更に、現在の設置型の洗浄器はあまりにも洋式便器専Ｊ
［１（こできすぎている。例えば、このような洗浄器を
購入したユーザ〜が、引越して住居が変わったとする。

そして移転先きのトイレが和式の便器だったら、その高
価な洗浄器はむだになってしまう。製造者にしても、洋
式用と和式用で全く異なる洗浄器を生産するのは、製造
設備や部品在庫などが二重Ｑこなりむだが大きい。

その点、第二のタイプ、可搬型は、和式洋式どちらの便
器に於ても使用できるし、手持ちのノズルというのは、
手の器用さがそのまま生かされて、実に簡単（こ肛門（
こ命中させることかできるすばらしい特長をもっている
。

ところが、残念なことをこ、次のような欠点もある。洋
風便器に腰かけた人が、手持ちのノズルをおしりの下に
さし込もうとすると、どうもやりにくい。つまり、前か
らさし込もうとすると、両ひざの間にある衣類がじゃま
になるし、側方からさし込むためには腰を浮かさなけれ
ばならないから姿勢が不安定（こなり、ひざからももの
あたりがひどく疲れるのである。

それから、手持ちのノズルは、噴射を実に簡単（こ要望
するところへ命中させられるのだけれども、ｔＨ二手で
持っているだけであるから、命中した状態を維持しにく
いという面がある。手のぶれがそのままノズルのぶれと
なるからである。

そこで、これらの欠点を反省し、本発明は、洗浄水の噴
射がごく簡単（こ洗浄したいところへ命中させられて完
全な洗浄ができ、少数の部品を変えるだけで洋式和式の
両方の便器で使用でき、更（こビデとしても使用できる
衛生洗浄器を得ることを目的とする。

図面は本発明の実施例を示している。温水タンク（３１
）の中には外部から水が供給され、ヒーター（３３）に
よって体温程度に加温され貯えられている。

この温水は、ポンプ（３２）によってカールチューブ（
４）（こ送られ、その先きにつらなる手持ちノズル（５
）に圧送される。この温水タンク（３１）やポンプ（３
２）や、それをつなぐ水路などの温水装置の下Ｇこは、
水受は冊（３４）が設けられており、万一の故障でこれ
らの部分から水が漏れた場合には、その水はこの水受は
皿（３４）で受けとめられて排水通路（３５）を通して
洋式便器（１）内へ落下排水される構造である。即ち、
水受は皿（３４）は、便器」−面よりもやや高いところ
に位置している。そして、その下には洗浄後のおしりを
乾かすため、或いは冬期トイレ内をあたためるための温
風発生装置として、５− ブロアー（３６）があり、ここで発生した風はヒーター
　（３８）で温風となって温風ダク）　（２３）によっ
て便器内へ吹き出される。（３７）はトランス、　（３
９）はノズル収納筒である。これらの各種部品（３１〜
３９）は洗浄器本体部（３）として一体的にまとめられ
ている。この洗浄器本体部（３）は、支柱（６）によっ
て洋式便器（１）の側面後よりの位置に数句けられてい
る。この位置は１１１便に或いは便座ふたの開閉にじゃ
まにならない。支柱（６）の下部は便器よりに折り曲げ
られ便器の下部に、」一部は直角に折り曲げられて便器
上面に結合されている。温風ダクト（２３）は便座（２
）の下面をこ数句けられているので、ブロアー（３６）
の高さはこれを考慮した図示の位置である。

さて、この衛生洗浄器は、洋式便器（１）の横位置の便
座下にノズル挿入スペース（７）が構成されている点に
特徴がある。このノズル挿入スペース（７）には、第１
図のように、手持ちノズル（５）を挿入して、上方へ噴
射して洗浄することができる。

第４図にこのノズル挿入スペース（７）に手持ちノ６− ズル（５）を挿入した様子を詳細に図示した。便座（２
）の下には挿入カイト板（７］）があり、洋式便器（１
）の十ｒ　＋＊ｉ　＋こは挿入ガイド板（７２）が設け
られている。この挿入ガイド板（７１）と（７２）との
間の空間で、およそ便座前脚（２１）から便座後脚（２
２）までのスペ　。

−スをノズル挿入スペース（７）と名付ける。押ボタン
（５２）のあるグリップ（５１）と、先端部がノズル（
５４）となっているノズル棒（５３）で全体として棒状
をなした部分を手持ちノズル（５）とし、ここにはカー
ルチューブ（４）から温水が送られ、この温水はノズル
俸（５３）の中を通ってノズル（５４）から」一方へ噴
出される。便座（２）の左右の部分の外端（２４）より
も、下の挿入ガイド板（７２）の外端（７２１）の方が
やや外方へ出ている。これは、便座（２）に腰かけた人
が」−から見おろした時に、ノズル挿入スペース（７）
のありかが−目でわかり、かつノス゛ルを挿入しやすい
からである。下の挿入ガイド板（７２）の外端（７２１
）は、グリップ（５１）のつき当てとなっており、これ
以］−深く挿入できない。従って、ノズル棒（５３）の
長さを適当Ｏこ定めることによって、グリップ（５１）
が外端（７２１）に当るまで挿入すれば、ノズル（５４
）がほぼ肛門直下となるように計画することもできる。

又、この挿入ガ（ト板（７２）の外端（７２］、）は、
第１図に示した様Ｑこ、前後方向に直線状に形成されて
いる。従って、グリップ（５１）を、この外端（７２］
、）に軽く押しあてたまま前方Ｑこすべらせてゆけばビ
デ洗浄の位置が容易にみつかる。つまり、手持ちノズル
（５）を前後方向に動かす時の案内定規の役をしている
。なお、第４図に於ては、挿入ガイド板（７２）を、洋
式便器（１）の上端部に固定する構造で示したが、便座
（２）から吊り下げる構造で設けることもできる。

このよう（こ、本発明の洗浄器は、洗浄に際して、体重
は便座にあずけたままで疲れることなく、ノズルは側方
からおしりの下をこ挿入しやすく、噴射は簡単に洗浄個
所に命中させられる。そして、命中したら、グリップ（
５１）を軽く下方へ押し下げると、ノズル棒（５３）が
挿入ガイド板（７１）と（７２）に当るので、手のぶれ
もなくなり安定した洗浄を続けることが出来る。それか
ら当然のことながら、噴射は肛門直下から行われるので
肛門をこびどく斜め（こ当ることもない。

それから、（第５図参照）、支柱（６）から洗浄器本体
部（３）をとりはずせば、ただちに和風便器のトイレで
も洗浄することができる。

温風ダクｌ−（２３）はりノリはなして便座（２）に残
しておく。新らたに取付けた吹き出し口（８）は、温風
を斜め上方へ吹ぎ出すので、ここへおしりを向けて乾燥
させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の実施例の平面図で第２図は側面図
、第３図は前面図である。第４図はＡ−Ａ部の断面図で
ある。第５図は和風便器での状態を示す斜視図である。 １−洋式便器　　　　４−カールチューブ２−便座　　
　　　　　５−手持ちノズル３−洗浄器本体部　　　７
−ノズル挿入スペース特許出願人 −９− 図面の浄書（内容に変更なし） 卵４図 手　　続　　補　　正　　書　（色を）１　事件の表示
　　昭和５７年手性願第０６３３ｇ９号２、発明の名称
　　衛生洗浄器 ３　補正をする者 ４、補正命令の日付　ｆ］を＋重重 ５　補正の対象　　願書、明細書及び図面６、補正の内
容 願書、明細書及び図面の浄書 （内容に変更なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　主として温水装置や各種電気部品等を内蔵して一体
   とした洗浄器本体部（３）と、温水を送るためこの洗浄
   器本体部（３）から伸びる力〜ルチューブ（４）と、こ
   のカールチューブ（４）の先端に連らなり棒状をした手
   持ちノズル（５）と、洋式便器（１）の横位置の便座下
   にもうけたノズル挿入スペース（７）とからなり、便座
   （２）に腰かけた人が、前記手持ちノズル（５）を前記
   ノズル挿入スペース（７）から便器内に挿入して排便部
   を洗浄することを特徴とした衛生洗浄器。 ２　洗浄器本体部（３）が、洋式便器（１）の側面後よ
   りに所定高さをもって取付けられた特許請求の範囲第１
   項記載の衛生洗浄器。