JPH0230542Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0230542Y2
JPH0230542Y2 JP7735284U JP7735284U JPH0230542Y2 JP H0230542 Y2 JPH0230542 Y2 JP H0230542Y2 JP 7735284 U JP7735284 U JP 7735284U JP 7735284 U JP7735284 U JP 7735284U JP H0230542 Y2 JPH0230542 Y2 JP H0230542Y2
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JP
Japan
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hot air
toilet seat
guide tube
air blowing
toilet bowl
Prior art date
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Expired
Application number
JP7735284U
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English (en)
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JPS60190873U (ja
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、水や温水で洗浄してぬれた肛門を乾
燥させるための温風を吹出す装置において、肛門
部分に効果的に温風を吹出すための温風吹出し口
の構造に関する。
[従来の技術] 従来から肛門を水や温水で洗浄し、次いでぬれ
た肛門に温風を当てて乾燥するものが知られてい
る。ここで、従来にあつては、第5図、第6図に
示すように装置本体5を便器1の後部に取付け、
装置本体5で発生させる温風を吹出すための温風
吹出し部2を装置本体5に設けていたが、この温
風吹出し部2の先端は便座3を立てたとき便座3
の裏面より飛び出さない位置に位置しており、こ
のため便座3を倒した状態で便座3の後部の前端
より温風吹出し部2の先端が距離Aだけ後方に引
き込んだ位置となり温風は吹出し巾がB及びCで
人体の尻部に当たつていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、かかる従来例では温風吹出し部2が
後方に引き込みすぎているため吹出し巾B及びC
が大きくなりすぎて、尻部のぬれていないところ
まで温風が当たつてしまつてぬれた部分の乾燥が
効率的にできず、しかも吹出し巾B及びCが大き
くなるため温風が尻部に当たるまで周囲の空気を
巻き込むこととなるので温度が低下してしまい、
特に寒冷地においては温風温度が低いという不満
につながつていた。しかして吹出し巾B及びCを
小さくするに当たつては温風吹出し部2の位置を
もつと前方に突出させると、尻部のぬれた部分ま
での距離が短くなつて吹出し巾B及びCを小さく
できるが、この場合、男子が小便をするとき温風
吹出し部2の前方に突出する部分に小便がかかり
やすいという新たな問題が発生する。つまり、男
子の小便は便器1の前方に立つて後方に向かつて
行うのであるが、温風吹出し部2が便器1内で前
方に突出していると誤つて温風吹出し部に便をか
けやすくなるという問題がある。
本考案は上記の従来の欠点に鑑みて考案したも
のであつて、その目的とするところは、尻部の肛
門のまわりのぬれた所に集中して温風を当てるこ
とができ、乾燥効率を向上させることができ、し
かも男子の小便をする時に温風吹出し部及びガイ
ド筒に小便がかかりにくいようにできる肛門乾燥
用の温風吹出し口の構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案肛門乾燥用の温
風吹出し口の構造は、便器1の後部上面に温風吹
出し部2を配置し、便座3の後部下面に前後に開
口するガイド筒4を設け、便座3を便器1の上に
載置した状態でガイド筒4の後部を温風吹出し部
2に連通させた。
[作用] 便座3を便器1に載置した状態ではガイド筒4
と温風吹出し部2とが連通し、温風がガイド筒4
の前端から吹出すため温風が広がらないようにし
て肛門まわりのぬれたところに集中して温風を当
てることができる。便座3を立てると、便座3と
一緒にガイド筒4が回動してガイド筒4が上方に
退避し、男子の小便のときに温風吹出し部2やガ
イド筒4に小便がかかりにくくなる。
[実施例] 図中5は便器1の後部に取付けた装置本体であ
り、内部に温風発生用のヒータ、フアン等が内装
してあり、また装置本体5内には便器1内に回動
自在に配置したアーム6に温水を供給するための
温水吐出装置が内装してある。ここで操作手段を
操作することでアーム6を便器1の略中央部まで
回動させると共にアーム6の先端より温水を吐出
して肛門を洗浄するようになつており、使用後は
アーム6を逆に回動して便器1の後部上端の水返
し用凹部7内に位置させるようにしている。便器
1の後部上面には装置本体5の前部中央の温風吹
出し部2が設けてある。図中3は便座であつて装
置本体に回動自在に枢支してある。ここで第1図
に示すように便座3を倒した状態[便座3を倒す
と実際は従来の便座3と同様に便座3の下面の設
けた脚部(図示せず)が便器1の開口上面に載置
して支持される]では、第6図に示す従来例と同
じように温風吹出し部2の先端が便座3を立てた
とき便座3の裏面より飛び出さない位置に位置し
ており(便座3を倒した状態で便座3の後部の前
端より温風吹出し部2の先端が距離Aだけ引き込
んだ位置に位置する。)便座3を立てて男子の小
便をするときも温風吹出し部2が前方に突出して
いないので小便が温風吹出し部2にかかりにくい
ようになつている。便座3の後部中央の下面には
前後に開口するガイド筒4が設けてあり、便座3
を倒して便器1上に載せた場合ガイド筒4の後端
開口が温風吹出し部2の前方開口に連通するよう
に構成してある。
しかして便座3を倒して温風吹出し部2とガイ
ド筒4を連通させ、温風を吹出して水にぬれた尻
部8を乾燥させるのであるが、この場合温風吹出
し部2から吹出された温風は、ガイド筒4にガイ
ドされてガイド筒4の前端から前方に噴出されて
尻部8のぬれた部分を乾燥させるのである。この
ようにガイド筒4でガイドして噴出させると、第
1図、第2図で示した巾B及びCがいずれも第5
図、第6図で示す従来例の吹出し巾B及びCより
狭くなつて、温風を尻部8のぬれた部分に集中さ
せることができることとなる。一方男子の小便を
する時は、第4図に示すように便座3を起こすこ
とでガイド筒4もはね上がつて退避した状態とな
り、ガイド筒4に小便がかかりにくくなる。図中
9は便蓋である。ところで上記図の実施例にあつ
ては装置本体5に便座3を枢支して装置本体5を
便器1に取付けた例を示したが、便座3、装置本
体5をそれぞれ便器1に取付けてもよい。
[考案の効果] 本考案にあつては、叙述のように便器の後部上
面に温風吹出し部を配置し、起倒自在な便座の後
部下面に前後に開口するガイド筒を設け、便座を
便器に載置した状態でガイド筒の後部を温風吹出
し部に連通させてあるので、便座を立てたとき便
座の裏面より飛び出さない位置に温風吹出し部を
位置させても便座を倒した状態で温風はガイド筒
によつてガイドされて噴出されるものであつて、
尻部の肛門まわりのぬれた所に集中して温風を当
てると共に尻部に当たるまで周囲の空気を巻き込
むことが少なくて温度低下が少なく、乾燥効率を
向上させることができるものであり、しかも便座
を起こしたときはガイド筒も便座と共にはね上が
つて退避するので男子の小便をしてもガイド筒や
温風吹出し部に小便がかかりにくいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の概略断面図、第2図は同上の
上面図、第3図は同上の使用状態を示す概略断面
図、第4図は同上の便座を起こした状態の概略断
面図、第5図は従来例の上面図、第6図は従来例
の概略断面図であつて、1は便器、2は温風吹出
し部、3は便座、4はガイド筒である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 便器の後部上面に温風吹出し部を配置し、起倒
    自在な便座の後部下面に前後に開口するガイド筒
    を設け、便座を便器上に載置した状態でガイド筒
    の後部を温風吹出し部に連通させて成る肛門乾燥
    用の温風吹出し口の構造。
JP7735284U 1984-05-25 1984-05-25 肛門乾燥用の温風吹出し口の構造 Granted JPS60190873U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7735284U JPS60190873U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 肛門乾燥用の温風吹出し口の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7735284U JPS60190873U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 肛門乾燥用の温風吹出し口の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60190873U JPS60190873U (ja) 1985-12-18
JPH0230542Y2 true JPH0230542Y2 (ja) 1990-08-16

Family

ID=30620342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7735284U Granted JPS60190873U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 肛門乾燥用の温風吹出し口の構造

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JP (1) JPS60190873U (ja)

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JPS60190873U (ja) 1985-12-18

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