JP3452194B2 - ノズル構造 - Google Patents
ノズル構造Info
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Description
護、更に具体的には、高齢者の身体に付着した排泄物な
どの吸引除去に使用されるノズルの構造に関するもので
ある。
症などの高齢者急増に伴い、その介護、特に排泄物の処
理が非常に重大な懸案となってきている。
はオムツを用いていた。すなわち排泄終了後、もしくは
定期的にオムツを交換することで、排泄物処理を行って
いるのが現状である。
排泄物の一部が付着したままとなり、衛生上問題があ
る。ゆえにオムツ交換時に、依然として身体に付着して
いる排泄物を除去してやる必要がある。
や蒸しタオルなどを用い、手作業にて行われてきた。す
なわち、介護者が高齢者の身体の汚れた部位を直接拭い
ているのが、つまり身体に付着した排泄物を拭き取って
いるのが実情である。
を交換する頃には既に固まっていることが(固着状態と
なっていることが)多く、手作業にてそれを除去するに
は多大な時間や労力が必要となる。
すべく鋭意研究を推し進め、その結果、固化物を容易に
除去することが可能な装置、特に身体に付着した固化物
(固着した排泄物)を容易に吸引除去することが可能な
装置を開発するに至った(特願平11−350930
号)。
の機能を示す図10を用い、上記吸引装置について簡単
に説明する。
液吹付け系構造部(液吹付け手段)とから構成されてい
る。
るように、ノズル(吸い口部)41、吸引手段42、被
吸引物用タンク43、そしてこの被吸引物用タンク43
とノズル41とをつなぐ蛇腹状のホース44を主要構成
要素として備える。
て、このノズル41から被吸引物が吸い込まれる。な
お、身体と接触するその開口縁部は、皮膚を傷つけない
ようにするため軟質なパッド41aで被覆されている。
は、具体的にはファンモータであって、被吸引物用タン
ク43の上に設置されている。一方、この被吸引物用タ
ンク43は、吸引手段42の作用によって上記ノズル4
1から吸い込まれた被吸引物を蓄える(したがって吸引
手段42の吸引力は、被吸引物用タンク43内の空間を
経て作用する)。但し、被吸引物用タンク43内には適
量の水が充填されており、吸い込まれた被吸引物は、最
終的に、この水と混じり合った状態となる。
3との間には、前者の駆動力(回転力)を利用した気液
分離機構(図示せず)を介在させてある。したがって吸
引手段42からは、言うまでもなく、空気のみが排出さ
れることになる。
は、水が充填された被吸引物用タンクを使用する吸引系
構造部(通常、これ単独で乾湿両用掃除機と呼ばれる)
については既に公知である(例えば特開平10−304
993号)。よって、その詳しい説明は省略する。
段)の一部についても言えることであるが、吸引手段4
2や被吸引物用タンク43は、移動用の車輪を備えたケ
ースAの内部に納まっている。なお、詳しくは図示して
いないが、ケースAは、被吸引物用タンク43内の汚れ
た水をきれいなものと交換できるようにするため、二体
に分割可能となっている。
構成する液吹付け系構造部(液吹付け手段)に関してで
あるが、この液吹付け系構造部は、上記ノズル41から
吸い込まれる前の被吸引物に対して、つまり身体に付着
し固化した状態の被吸引物(排泄物)に対して、液(例
えばぬるま湯)を吹き付けるためのものである。
判るように、液を蓄える液用タンク45、加熱手段4
6、液吹付け用ノズル47、液圧送手段48、そしてこ
の液圧送手段48と液吹付け用ノズル47とをつなぐ輸
液チューブ49を主要構成要素として備える。
よび液圧送手段48は、上述したようにケースAの内部
に格納されている。特に液用タンク45は、随時、液の
補充ができるよう脱着自在な蓋45aを備える。また、
加熱手段46は液用タンク45の下方に存在しており、
それに蓄えられた液(具体的には水)を、例えば30〜
35℃となるよう加熱する役割を果たす。
49の両方に接続された液圧送手段48は電動ポンプで
あり、上記液吹付け用ノズル47へ向け、液用タンク4
5内に蓄えられた液を圧送する。なお、液を輸送する輸
液チューブ49については、ホース44に追従して動け
るようにするため、所定の間隔でホース44に縛着され
ている。
によって送られてくる液を、上記ノズル41から吸い込
まれる前の被吸引物、すなわち身体に付着し固化した排
泄物に対して吹き付ける役割を果たす。特に、この液吹
付け用ノズル47は、ノズル41の開放面と向き合うよ
う、その内部に突出した状態で同ノズル41に組み付け
られている。つまり、ノズル41の開放面の仮想中心を
吹き付ける液が通過するよう、液吹付け用ノズル47は
傾斜状態で設置されている。
れたノズル41は、ホース44が接続される側に径のほ
ぼ均一な部分が存在する。この部分には、上記吸引手段
42や液圧送手段48を作動または停止させるスイッチ
類(図示せず)が配置されている。したがって実際に
は、ノズル41とケースAとの間には、ホース44や輸
液チューブ49に加えて、電気信号を伝達するためのケ
ーブルなども介在している。
吹付け用ノズル47から被吸引物(身体B’に付着し固
化した排泄物)M’に対して、液W’を吹き付けること
が可能である。そして、この吹き付けた液W’と共に付
着箇所から剥離した被吸引物M’が、ノズル41から吸
引手段42の作用によって吸い込まれ、最終的に、被吸
引物用タンク43に蓄えられるよう構成されている。
物M’が既に固化している場合であっても、それを容易
に処理できる。すなわち、固着している被吸引物M’
は、吹き付けられた液W’の作用によって軟化し、付着
箇所から速やかに剥離する。その上、この被吸引物M’
の剥離は、液W’の衝突によって更に促進される。この
結果、身体B’に付着し固化した被吸引物M’を、容易
に、効率よく吸引除去することが可能となる。
引装置にも、依然として、次のような改善を要する点が
残されていた。
は液吹付け用ノズル47が取り付けられており、この液
吹付け用ノズル47から被吸引物M’に対して、液W’
を吹き付けることができるよう上記装置は構成されてい
る。
8のオン・オフは、上述したように手元のスイッチなど
で制御される。このため被吸引物M’の吸引除去作業中
は、このスイッチをオンにしておき、一方、作業が完了
してノズル41を身体から離間させる際には、同スイッ
チをオフにする(切る)必要がある。
は、不注意で、このスイッチを切り忘れることがある。
仮にスイッチをオンにしたまま、誤ってノズル41を身
体B’から離間させてしまった場合、液吹付け用ノズル
47からは依然として液W’が勢いよく噴射されている
ので、液W’が飛散し、周囲を汚損してしまう。
ばそれが身体B’に圧接しているか否かを感知するセン
サ(圧覚センサ)を設け、これを用いて上記液圧送手段
48を制御するよう構成すれば、こうした問題はある程
度改善される。しかし、その反面、構造が非常に複雑化
するので、かなりコスト高となってしまう。
題は、吸引作業中、液が噴射されている状態でノズルを
被吸引物が付着した面から離間させても、液が周囲に飛
散することのないノズル構造、特にこうした特長を有す
る簡素なノズル構造を提供することである。
接続され、被吸引物を吸い込むために用いられるノズル
の構造であって、一端側に被吸引物を吸い込むための開
口が形成された筒状のノズル本体部と、このノズル本体
部内に設けられ、前記ノズル本体部の開口側に、被吸引
物に対して吹き付ける液を噴射する液噴射部と、前記ノ
ズル本体部内に、このノズル本体部の軸方向と直交する
方向に変位可能に設けられた、前記液噴射部から噴射さ
れた液が衝突する遮蔽板と、この遮蔽板に連結され、前
記ノズル本体部内が負圧になった際に、大気圧との差圧
を利用して前記遮蔽板を変位させる駆動手段とを具備
し、前記駆動手段が作動して前記遮蔽板を変位させるこ
とで、前記液噴射部から噴射された液が前記遮蔽板に衝
突しなくなり、前記液噴射部から噴射された液は、前記
ノズル本体部の開口から外部に放出されるよう構成され
てなることを特徴とするノズル構造によって解決され
る。
蔽板を、切欠きを有するものとし、駆動手段が作動して
この遮蔽板を変位させた際には、液噴射部から噴射され
た液が上記切欠きを通過するよう構成することができ
る。
体部の周面に形成した孔の周囲に立設した環状のガイド
壁部と、このガイド壁部に対して変位可能であるよう同
ガイド壁部内(の空間)に設けられたピストン部と、こ
のピストン部と遮蔽板とを連結する軸部と、上記ピスト
ン部に対して、このピストン部が上記ノズル本体部の内
部空間から離間する方向に復元力を作用させる復元手段
(例えばスプリング)とを具備してなるものを用いるこ
とができる。
負圧になった際に、大気圧との差圧(大気圧と負圧との
差圧)が、ピストン部をそれがノズル本体部の内部空間
に近接する方向に変位させ、このピストン部の変位が、
軸部を介して遮蔽板を変位させるよう構成されることに
なる。
れ、被吸引物を吸い込むために用いられるノズルの構造
であって、一端側に被吸引物を吸い込むための開口が形
成された筒状のノズル本体部と、このノズル本体部の軸
方向に対して傾動可能であるよう前記ノズル本体部内に
設けられ、前記ノズル本体部の開口側に、被吸引物に対
して吹き付ける液を噴射する液噴射部と、前記ノズル本
体部内にこのノズル本体部の開口の一部を閉塞するよう
設けられた、前記液噴射部から噴射された液が衝突する
遮蔽板と、前記液噴射部に連結され、前記ノズル本体部
内が負圧になった際に、大気圧との差圧を利用して前記
液噴射部を傾動させる駆動手段とを具備し、前記駆動手
段が作動して前記液噴射部を傾動させることで、前記液
噴射部から噴射された液が前記遮蔽板に衝突しなくな
り、前記液噴射部から噴射された液は、前記ノズル本体
部の開口から外部に放出されるよう構成されてなること
を特徴とするノズル構造によって解決される。
としては、ノズル本体部の周面に形成した孔の周囲に立
設した環状のガイド壁部と、このガイド壁部に対して変
位可能であるよう前記ガイド壁部内(の空間)に設けら
れたピストン部と、このピストン部と液噴射部とを連結
する軸部と、前記ピストン部に対して、このピストン部
が前記ノズル本体部の内部空間から離間する方向に復元
力を作用させる復元手段(例えばスプリング)とを具備
してなるものを用いることができる。
負圧になった際に、大気圧との差圧(大気圧と負圧との
差圧)が、ピストン部をノズル本体部の内部空間に近接
する方向に変位させ、このピストン部の変位が、軸部を
介して液噴射部を傾動させるよう構成されることにな
る。
構造および液噴射部を傾動させるタイプのノズル構造の
いずれに関しても、駆動手段を上記のごとく構成する場
合には、ガイド壁部を、その内部に存在するピストン部
が指端(特に拇指の指端)にて押圧可能な位置に形成す
るのが好ましい。
せることができるようにするためである。更に詳しく言
うと、こうした構造とすれば、被吸引物が付着した面に
ノズルを接触させることができない状況(すなわち十分
な負圧が得られない状況)にも対応できるようになる。
具体的には、例えば長期間にわたる寝たきりで、ただれ
てしまった皮膚に付着した排泄物などの吸引除去が、患
者にほとんど苦痛を与えずに行えるようになる。
合には、ピストン部の主面(上面)と向き合うガイド壁
部の開放面を、通気性を持たない膜材によって閉塞して
なることが好ましい(但しピンホール程度の孔は存在し
ていてもよい)。これによってガイド壁部の開放面から
外気が吸入されることがなくなるから、大気圧と負圧と
の差圧を更に増大させることができる。そしてこの結
果、駆動手段が一層確実に機能するようになる。
ノズル本体部における、被吸引物が付着した面と向き合
う開口側の端面に、周方向に沿って複数の突起が形成さ
れてなることが好ましい。こうした構造とすれば、吸引
除去作業中、突起間の空隙から外気がノズルの内部に導
入されるので、ノズルが被吸引物の付着した面(特に身
体の表面)に対して過度に吸着してしまうのを回避でき
る。そしてこの結果、ノズルを被吸引物が付着した面に
沿って移動させる操作が極めて容易に行えるようにな
る。
を、身体の表面に付着した被吸引物(排泄物)の吸引除
去作業に用いる場合、突起の先端側には、皮膚を傷つけ
ないようにするため丸みを付与しておくのが好ましい。
すなわち突起の先端側を、例えば半球状に構成しておく
ことが望ましい。
のノズル構造にあっては、遮蔽板をノズル本体部の開口
面と平行にしても、あるいは傾斜させてもよい。但し、
どちらかと言えば、遮蔽板は傾斜させて設けるのが望ま
しい。すなわち、これによって被吸引物が付着した面と
遮蔽板との間に空隙が形成されるので、同遮蔽板と重な
る領域(被吸引物が付着した面における領域)にも液を
作用させることが可能となり、この結果、作業効率の更
なる向上が図れる。加えて、同領域にも吸引力が有効に
作用するので液が残留することがない。
い込むために用いられるノズルを上記構造とした場合、
被吸引物の吸引作業中(ノズル本体部を被吸引物が付着
した面に接触させている間)は、ノズル本体部内が負圧
となるので、遮蔽板が変位もしくは液噴射部が傾動させ
られる。すると、液噴射部から噴射されている液は遮蔽
板に衝突しなくなり、ノズル本体部の開口から外部に放
出される。つまり噴射された液は、何物にも遮られるこ
となく被吸引物に対して吹き付けられ、被吸引物を、そ
れが付着している面から速やかに剥離させる。この結
果、優れた吸引除去能力が発揮される。
ズルを被吸引物が付着した面から離間させた場合、ノズ
ル本体部の内圧は直ちに上昇する。言い換えれば、大気
圧とノズル本体部の内圧(負圧)との差圧が、駆動手段
の作動限界値以下まで低下する。つまり、ノズル本体部
内には有効な負圧が生じていない状態となる。このた
め、遮蔽板あるいは液噴射部は元の位置まで復帰し、液
噴射部から噴射されている液が遮蔽板に衝突して遮られ
るようになり、その飛沫は直ちに吸引される。この結
果、液噴射部から噴射された液が、ノズル本体部の開口
から外部に放出されなくなる。
態でノズルを被吸引物が付着した面から離間させても、
液は周囲に飛散せず、したがって飛散した液で周囲を汚
損するといったトラブルは起きなくなる。
は、こうした格別な効果を得るために、センサなどを用
いた複雑な制御システムを組み込む必要はない。ゆえ
に、ノズルの構造は非常に簡素であり、安価に提供する
ことが可能となる。
の第1実施形態を具体的に説明する。なお、図1は本実
施形態に係る構造が採用されたノズルの斜視図、図2は
同ノズルの要部拡大断面図、図3および図4は本実施形
態に係る構造が採用されたノズルの機能を示す使用状態
での断面図である。
(以下、本ノズルと言う)は、概して言うと、吸引装置
に接続されて、被吸引物である身体に付着した排泄物
(以下、被吸引物と言う)を吸い込むのに用いられるも
のである。但し、吸引装置自体については、先に説明し
た既存のものをそのまま使用できるので、詳しい説明は
省略する。また、言うまでもなく、本ノズルは身体に付
着した排泄物の吸引除去作業(クリーナーとしての用
途)以外にも、さまざまな用途にて使用することができ
る。
本ノズルは主要構成要素として、筒状のノズル本体部
1、その内部に設けられた液噴射部2、同じくノズル本
体部1の内部に設けられた断面L字形の遮蔽板3、そし
て、この遮蔽板3に連結された同遮蔽板3を変位させる
ための駆動手段4を具備する。そして後に詳述するよう
に、上記吸引装置を作動させた際、被吸引物の吸引除去
を行っていない状態では、液噴射部2から噴射された液
(例えばぬるま湯)は上記遮蔽板3に衝突し、その飛沫
が直ちに吸引されるようになっている。
述したように筒状(角筒状)のものであって、その一端
側には、被吸引物を吸い込むための開口1aが形成され
ている。一方、他端側には、上記吸引装置から延びるホ
ースHが接続される。なお、このノズル本体部1の上面
側には、上記駆動手段4を構成するガイド壁部(後に詳
述)が一体的に形成されている。言い換えれば、ノズル
本体部1の上面には、その内部と外部とをつなぐ円孔が
形成されている。
液噴射部2は、その開口1a側に、被吸引物に対して吹
き付ける液を噴射する役割を果たす。なお、この液噴射
部2はクランク形のステー5によって支持されている。
ちなみに、このステー5は中空である。すなわち、その
内部には液誘導路5aが形成されており、液噴射部2か
ら噴射される液は、この液誘導路5aを経て、同液噴射
部2に供給される。また上記ステー5は、ノズル本体部
1の上面を貫通し、その部位に十分な気密性が付与され
た状態で固定されている。
装置から延びる輸液チューブTが接続されている。ここ
で念のために言うと、この輸液チューブTの他端側は、
電動ポンプなどの液圧送手段(図示せず)に接続されて
おり、この液圧送手段が、輸液チューブTを介して上記
液噴射部2まで液を圧送し、噴射させるようになってい
る。
蔽板3は、ノズル本体部1の軸方向と直交する方向(図
2中、上下方向)に変位可能に設けられている。そし
て、ノズル本体部1内が十分な負圧となっていない状
態、つまり被吸引物の付着した面からノズル本体部1が
離間している状態では、上記遮蔽板3は、上限位置に存
在しており、その一部に、液噴射部2から噴射された液
が衝突するようになっている。
(あるいは矩形)状の切欠き3aが形成されている。被
吸引物の吸引除去作業時(すなわち駆動手段4が作動し
て遮蔽板3を変位させた際)、上記液噴射部2から噴射
された液は、この切欠き3aを通過することになる。ち
なみに、ノズル本体部1内が十分な負圧となっていない
状態で、液噴射部2から噴射された液と衝突するのは、
上記切欠き3aの下方部分である。
動手段4は、上述したように、遮蔽板3に連結されてお
り、ノズル本体部1内が十分な負圧となった際に、大気
圧と負圧との差圧を利用して、この遮蔽板3を下方に変
位させる役割を果たす。後に詳述するが、この駆動手段
4が作動して、遮蔽板3を下限位置まで変位させること
で、液噴射部2から噴射された液は遮蔽板3に衝突しな
くなる。すなわち、液は遮蔽板3の切欠き3aを通過す
るようになる。本ノズルは、このようにして、液噴射部
2より噴射された液が、ノズル本体部1の開口1aから
外部に放出されるよう構成されている。
く説明する。
6、このガイド壁部6内の空間に設けられたピストン部
7、このピストン部7と上記遮蔽板3(特にその水平面
部分)とを連結する軸部8、そしてピストン部7を上方
に付勢するコイル状のスプリング(復元手段)9を主要
構成要素として具備する。
の上面(周面)に形成した円孔10の周囲に立設させて
ある。また、ピストン部7は、このガイド壁部6に対し
て、十分な気密状態を保持したまま変位できるよう、ガ
イド壁部6内に収納されている。更に、スプリング9に
ついては、上記軸部8の周囲に存在しており、ピストン
部7に対して、同ピストン部7がノズル本体部1の内部
空間から離間するよう上方に復元力を作用させる。
1内が十分な負圧になった際に、大気圧とこの負圧との
差圧が、ピストン部7をスプリング9の弾撥力に抗して
下方(ノズル本体部1の内部空間に近接する方向)に変
位させ、更に、このピストン部7の変位が、軸部8を介
して遮蔽板3を変位させるよう構成されている。
とは別部材の座板11によって支持されている。すなわ
ちスプリング9は、ノズル本体部1の内面に取り付けら
れた座板11とピストン部7との間に介在させられてい
る。この座板11の中央には上記軸部8を挿通させるた
めの貫通孔が存在し、更に、この貫通孔の周囲には、ガ
イド壁部6内の空間に負圧を有効に作用させるための通
気孔12が複数形成されている。但し、ここでは遮蔽板
3の回転を抑止するため、軸部8の断面および座板11
の中央貫通孔を共に矩形状としている。
駆動手段4)は、その内部に存在するピストン部7を指
端、特に拇指の指端にて押圧可能な位置に形成されてい
る。これは、必要とあれば、液を手動でも噴射できるよ
うにするためである。
一層確実なものとするため、ピストン部7の上面(上側
主面)と向き合うガイド壁部6の開放面を、プラスチッ
クフィルムなどの通気性を持たない膜材13によって閉
塞している。なお、手動時の操作性を向上させるため、
ピストン部7の上面および膜材13には、それぞれ凸部
7a,13aを設けている。ちなみに、膜材13には、
ピンホール程度の孔が形成されていてもよい。
における、被吸引物が付着した面と向き合う開口側の端
面、特に駆動手段4が設けられた面部の端面には、一列
に(したがってノズル本体部1の開口1aの周方向に沿
って)複数の突起14が形成されている。この突起14
は先端側が半球状に構成されており、被吸引物が付着し
た面(身体の表面)とノズル本体部1の開口側端面との
間に、所要の空隙を形成する役割を果たす。よって、ノ
ズル本体部1内にはその周囲の外気が導入され、この結
果、本ノズルが被吸引物の付着した面に過度に吸着する
ことがなくなる。
位置する端面は、断面が半円形の連続した長尺なパッド
15によって被覆されている。更に、ノズル本体部1に
おける残りの二つの端面(正確には端部)には、略弓形
の切欠き16を設けている。この切欠き16について
も、上記突起14と同様、周囲の外気をノズル本体部1
内に導入する役割を果たす。
機能について説明する。
を被吸引物(身体Bに付着し固化した排泄物)Mに吹き
付けて、この被吸引物Mの吸引除去作業を実施している
途中の状態である。
負圧となっているので、駆動手段4が上記のごとく機能
しており、遮蔽板3は下方に変位させられている。した
がって、液噴射部2から噴射された液Wは遮蔽板3に衝
突せず、その切欠き3aを経てノズル本体部1の開口1
aから外部に放出された状態となる。
すごとく、何物にも遮られることなく被吸引物Mに対し
て吹き付けられ、この被吸引物Mをそれが付着している
面から速やかに剥離させる。この結果、優れた吸引除去
性能が発揮される。しかも、この状態では、周囲の外気
がノズル内に、かなりの勢いで導入されているから、被
吸引物Mに衝突した液Wが外部に飛散することはない。
ノズルを被吸引物Mが付着した面から離間させた場合、
ノズル本体部1の内圧は直ちに上昇する。換言すれば、
大気圧とノズル本体部1の内圧(負圧)との差圧が、駆
動手段4の作動限界値以下まで低下する。このため、遮
蔽板3は元の位置まで上昇し、この結果、液噴射部2か
ら噴射されている液Wは、図4に示すごとく、遮蔽板3
に衝突して遮られるようになり、その飛沫は直ちに吸引
される。
は、ノズル本体部1内で反転し、ノズル本体部1の開口
1aから外部に放出されなくなる。ゆえに吸引除去作業
中、液Wが噴射されている状態で、本ノズルを被吸引物
Mが付着した面から離間させても、液Wは全く周囲には
飛散せず、したがって飛散した液Wで周囲を汚損すると
いったトラブルは皆無となる。
では、こうした格別な効果を得るために、センサなどを
用いた複雑な制御システムを必要としない。したがっ
て、ノズルの構造は非常に簡素であり、安価に提供する
ことができる。
段4の軸部8が直接押し下げるよう構成したが、例えば
梃子の原理を応用して、同駆動手段4の軸部8が(した
がってピストン部7が)間接的に遮蔽板3を変位させる
よう構成してもよい。
実施形態について説明する。なお、図5は本実施形態に
係る構造が採用されたノズルの斜視図、図6は同ノズル
の要部拡大断面図、図7および図8は本実施形態に係る
構造が採用されたノズルの機能を示す使用状態での断面
図である。
(以下、再び本ノズルと言う)も、上記第1実施形態と
同様、吸引装置に接続されて、被吸引物である身体に付
着した排泄物などを吸い込むのに用いられるものであ
る。
本ノズルは主要構成要素として、筒状のノズル本体部2
1、その内部に傾動可能であるよう設けられた液噴射部
22、同じくノズル本体部21の内部に設けられた遮蔽
板23、および上記液噴射部22に連結された、同液噴
射部22を傾動させる駆動手段24を具備する。そして
後に詳述するように、上記吸引装置を作動させた際、被
吸引物の吸引除去を行っていない状態では、液噴射部2
2から噴射された液(例えばぬるま湯)は遮蔽板23に
衝突し、その飛沫が直ちに吸引されるようになってい
る。
上述したように角筒状(円筒状その他であってもよく断
面形状は任意)のものであって、その一端側には被吸引
物を吸い込むための開口21aが形成されている。一
方、他端側には上記吸引装置から延びるホースHが接続
される。加えて、このノズル本体部21の上面側には、
上記駆動手段24を構成するガイド壁部が一体的に形成
されている。
た液噴射部22は、その開口21a側に、被吸引物に対
して吹き付ける液を噴射する役割を果たす。なお、この
液噴射部22は、L字形のステー25およびこのステー
25と液噴射部22とを連結する可撓性を備えたチュー
ブDによって支持されている。
ち、その内部には液誘導路25aが形成されており、液
噴射部22から噴射される液は、この液誘導路25aお
よびチューブDの内部を経て液噴射部22に供給され
る。またステー25は、ノズル本体部21の上面を貫通
し、その部位に十分な気密性が付与された状態で固定さ
れている。
2との間にチューブDを介在させることで、液噴射部2
2をノズル本体部21の軸方向に対して傾動可能として
いる。なお、ステー25の基端側には、上記吸引装置か
ら延びる輸液チューブTが接続されている。
遮蔽板23は、ノズル本体部21内に、その開口21a
の半分程度を閉塞するよう傾斜状態で設けられている
(固定されている)。そして、ノズル本体部21内が十
分な負圧となっていない状態、つまり被吸引物の付着し
た面からノズル本体部21が離間している状態では、上
記液噴射部22は、ノズル本体部21の軸方向と平行に
なっており、遮蔽板23の下端部には、液噴射部22か
ら噴射された液が衝突する。
(延在部22a)に当接し、その傾きを規制する役割を
果たす。すなわち、ノズル本体部21内が十分な負圧と
なっていない状態では、遮蔽板23の存在によって液噴
射部22の水平状態(ノズル本体部21の軸方向と平行
な状態)が維持される。ちなみに、遮蔽板23と液噴射
部22の先端(液噴射孔)との間には、数mm程度の間
隙を形成してある。
動手段24は、上述したように、液噴射部22に連結さ
れており、ノズル本体部21内が十分な負圧となった
際、大気圧と負圧との差圧を利用して、液噴射部22を
図6中、時計回りに傾動させる役割を果たす。後に再度
詳述するが、この駆動手段24が作動して、液噴射部2
2を最終位置まで傾動させることで、液噴射部22から
噴射された液は、遮蔽板23に衝突しなくなる。本ノズ
ルは、このようにして、液噴射部22より噴射された液
が、ノズル本体部21の開口21aから外部に放出され
るよう構成されている。
は、上記第1実施形態のそれと同じである。すなわち、
ノズル本体部21と一体になった環状のガイド壁部2
6、このガイド壁部26内の空間に設けられたピストン
部27、このピストン部27と上記液噴射部22とを連
結する軸部28、ピストン部27を上方に付勢するコイ
ル状のスプリング(復元手段)29、およびこのスプリ
ング29を支持する座板30を主要構成要素として具備
する。
内が十分な負圧になった際、大気圧と負圧との差圧がピ
ストン部27をスプリング29の弾撥力に抗して下方
(ノズル本体部21の内部空間に近接する方向)に変位
させ、更に、このピストン部27の変位が軸部28を介
して、液噴射部22を傾動させるよう構成されている。
なお、本実施形態では、軸部28を液噴射部22に対し
てピン結合している。
を噴射できるようにするため、ガイド壁部26(したが
って駆動手段24)は、その内部に存在するピストン部
27を指端、特に拇指の指端にて押圧可能な位置に形成
されている。また、ピストン部27の上面(上側主面)
と向き合うガイド壁部26の開放面を、プラスチックフ
ィルムなどの通気性を持たない膜材31によって閉塞し
ている。
1における、被吸引物が付着した面と向き合う開口側の
端面、特に駆動手段24が設けられた面部の端面には、
一列に(したがってノズル本体部21の開口21aの周
方向に沿って)複数の突起32が形成されている。この
ため、被吸引物が付着した面(身体の表面)とノズル本
体部21の開口側端面との間には、外気を導入するため
の空隙が形成される。
位置する端面は、断面が半円形の連続した長尺なパッド
33によって被覆されている。更に、ノズル本体部21
における残りの二つの端面(正確には端部)には、外気
導入用の略弓形の切欠き34を設けている。
機能について説明する。
を被吸引物(身体Bに付着し固化した排泄物)Mに吹き
付けて、この被吸引物Mの吸引除去作業を実施している
途中の状態である。
な負圧となっているので、駆動手段24が上記のごとく
機能しており、液噴射部22はその先端が下方に位置す
るよう傾動させられている。したがって、液噴射部22
から噴射された液Wは遮蔽板23に衝突せず、ノズル本
体部21の開口21aから外部に放出された状態とな
る。
すごとく、何物にも遮られることなく被吸引物Mに対し
て吹き付けられ、被吸引物Mをそれが付着している面か
ら速やかに剥離させる。この結果、優れた吸引除去性能
が発揮される。しかも、この状態では、周囲の外気がノ
ズル内にかなりの勢いで導入されているから、被吸引物
Mに衝突した液Wが外部に飛散することはない。
ノズルを被吸引物Mが付着した面から離間させた場合、
ノズル本体部21の内圧は直ちに上昇する。すなわち、
大気圧とノズル本体部21の内圧(負圧)との差圧が、
駆動手段24の作動限界値以下まで低下する。このた
め、液噴射部22は再び水平状態となるよう傾動し、こ
の結果、液噴射部22から噴射されている液Wは、図8
に示すごとく、遮蔽板23に衝突して遮られるようにな
り、その飛沫は直ちに吸引される。
は、ノズル本体部21内で反転し、同ノズル本体部21
の開口21aから外部に放出されなくなる。ゆえに吸引
除去作業中、液Wが噴射されている状態で本ノズルを被
吸引物Mが付着した面から離間させても、液Wは全く周
囲には飛散せず、したがって飛散した液Wで周囲を汚損
するといったトラブルは皆無となる。
は、こうした格別な効果を得るために、センサなどを用
いた複雑な制御システムを必要としない。したがって、
ノズルの構造は非常に簡素であり、安価に提供すること
ができる。
び第2実施形態は、あくまで本発明の一例(特に好まし
い形態)であり、本発明が、こうした形態に限定される
ものでないことは言うまでもない。
されている状態でノズルを被吸引物が付着した面から離
間させても、液が周囲に飛散することはない。しかも、
簡素な構造でこうした効果が得られる。
ノズルの斜視図
ノズルの要部拡大断面図
ノズルの機能を示す使用状態での断面図
ノズルの機能を示す使用状態での断面図
ノズルの斜視図
ノズルの要部拡大断面図
ノズルの機能を示す使用状態での断面図
ノズルの機能を示す使用状態での断面図
Claims (8)
- 【請求項1】 吸引装置に接続され、被吸引物を吸い込
むために用いられるノズルの構造であって、 一端側に被吸引物を吸い込むための開口が形成された筒
状のノズル本体部と、 このノズル本体部内に設けられ、前記ノズル本体部の開
口側に、被吸引物に対して吹き付ける液を噴射する液噴
射部と、 前記ノズル本体部内に、このノズル本体部の軸方向と直
交する方向に変位可能に設けられた、前記液噴射部から
噴射された液が衝突する遮蔽板と、 この遮蔽板に連結され、前記ノズル本体部内が負圧にな
った際に、大気圧との差圧を利用して前記遮蔽板を変位
させる駆動手段とを具備し、 前記駆動手段が作動して前記遮蔽板を変位させること
で、前記液噴射部から噴射された液が前記遮蔽板に衝突
しなくなり、前記液噴射部から噴射された液は、前記ノ
ズル本体部の開口から外部に放出されるよう構成されて
なることを特徴とするノズル構造。 - 【請求項2】 遮蔽板は切欠きを有するものであって、
駆動手段が作動して前記遮蔽板を変位させた際には、液
噴射部から噴射された液が前記切欠きを通過するよう構
成されてなることを特徴とする請求項1に記載のノズル
構造。 - 【請求項3】 駆動手段は、 ノズル本体部の周面に形成した孔の周囲に立設した環状
のガイド壁部と、 このガイド壁部に対して変位可能であるよう前記ガイド
壁部内に設けられたピストン部と、 このピストン部と遮蔽板とを連結する軸部と、 前記ピストン部に対して、このピストン部が前記ノズル
本体部の内部空間から離間する方向に復元力を作用させ
る復元手段とを具備し、 前記ノズル本体部内が負圧になった際には、大気圧との
差圧が前記ピストン部を前記ノズル本体部の内部空間に
近接する方向に変位させ、このピストン部の変位が前記
軸部を介して前記遮蔽板を変位させるよう構成されてな
ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のノズ
ル構造。 - 【請求項4】 吸引装置に接続され、被吸引物を吸い込
むために用いられるノズルの構造であって、 一端側に被吸引物を吸い込むための開口が形成された筒
状のノズル本体部と、 このノズル本体部の軸方向に対して傾動可能であるよう
前記ノズル本体部内に設けられ、前記ノズル本体部の開
口側に、被吸引物に対して吹き付ける液を噴射する液噴
射部と、 前記ノズル本体部内にこのノズル本体部の開口の一部を
閉塞するよう設けられた、前記液噴射部から噴射された
液が衝突する遮蔽板と、 前記液噴射部に連結され、前記ノズル本体部内が負圧に
なった際に、大気圧との差圧を利用して前記液噴射部を
傾動させる駆動手段とを具備し、 前記駆動手段が作動して前記液噴射部を傾動させること
で、前記液噴射部から噴射された液が前記遮蔽板に衝突
しなくなり、前記液噴射部から噴射された液は、前記ノ
ズル本体部の開口から外部に放出されるよう構成されて
なることを特徴とするノズル構造。 - 【請求項5】 駆動手段は、 ノズル本体部の周面に形成した孔の周囲に立設した環状
のガイド壁部と、 このガイド壁部に対して変位可能であるよう前記ガイド
壁部内に設けられたピストン部と、 このピストン部と液噴射部とを連結する軸部と、 前記ピストン部に対して、このピストン部が前記ノズル
本体部の内部空間から離間する方向に復元力を作用させ
る復元手段とを具備し、 前記ノズル本体部内が負圧になった際には、大気圧との
差圧が前記ピストン部を前記ノズル本体部の内部空間に
近接する方向に変位させ、このピストン部の変位が前記
軸部を介して前記液噴射部を傾動させるよう構成されて
なることを特徴とする請求項4に記載のノズル構造。 - 【請求項6】 ガイド壁部は、その内部に存在するピス
トン部を指端にて押圧可能な位置に形成されてなること
を特徴とする請求項3又は請求項5に記載のノズル構
造。 - 【請求項7】 ピストン部の主面と向き合うガイド壁部
の開放面は、通気性を持たない膜材によって閉塞されて
なることを特徴とする請求項3、請求項5、請求項6の
いずれかに記載のノズル構造。 - 【請求項8】 ノズル本体部における、被吸引物が付着
した面と向き合う開口側の端面には、周方向に沿って複
数の突起が形成されてなることを特徴とする請求項1〜
請求項7のいずれかに記載のノズル構造。
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