JP4627309B2 - 半導体製造装置、半導体製造方法及び被処理基板ホルダ - Google Patents

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Description

本発明は半導体製造工程に於いてウェーハを保持する為の縦型ウェーハホルダに関するものである。
導体製造工程、特に縦型炉でウェーハを処理する場合、ウェーハは縦型ウェーハホルダにより水平姿勢で多段に支持される。
図5により従来の縦型ウェーハホルダを縦型炉との関連において説明する。
図中、1は上端が閉塞された筒状のヒータ、2は該ヒータ1に同心に設けられ上端が閉塞された外部反応管、3は該外部反応管2の内部に同心に設けられ上部が開放された内部反応管であり、前記外部反応管2と内部反応管3との間には下端が閉塞された円筒状の空間8が形成される。該空間8の下端には排気管9が連通され、前記内部反応管3の下端には反応ガス導入管10が連通している。
前記内部反応管3内部に縦型ウェーハホルダが装入される様になっており、該縦型ウェーハホルダは主にボート4とボートキャップ6により構成されている。
前記ボート4は図示しないボートエレベータの昇降フランジ5にボートキャップ6を介して立設される。又、前記昇降フランジ5には炉口蓋7が設けられ、該炉口蓋7により前記外部反応管2の下端を気密に閉塞する様になっている。
前記ボート4は複数本の支柱11を有し、該支柱11に刻設された溝でウェーハ12を保持する。前記ボートキャップ6は円柱状の空間を形成し、該ボートキャップ6の内部には柱状の断熱板ホルダ13が設けられ、該断熱板ホルダ13に所要枚数の断熱板14が水平に保持されている。前記ボートキャップ6は下部に設けられた孔により内部反応管3内部と連通している。前記ボートキャップ6は炉口部の断熱を行う。
前記ヒータ1により所定温度に加熱された炉内に、ウェーハ12が装填されたボート4が炉内に装入され、炉内が真空引きされ、前記反応ガス導入管10より反応ガスが導入されてウェーハ表面にCVD(Chemical VaporDeposition)処理が行われ、排気ガスは前記排気管9より排気される。
処理が完了すると反応ガスの導入を停止し、不活性ガスを導入してガスパージし、その後前記ボート4を引出していた。
上記した様に、前記ボートキャップ6は真空引きした時に内外圧差で損傷しない様に下部の孔で内外が連通している。従って、ボートキャップ6の内部はウェーハ処理時には反応ガスが充満し、ウェーハ処理後には不活性ガスでガスパージされる。このガスパージは下部の孔を通して行われるが、ガスの流通が悪いのは避けられず、充分なガスパージが行われない。この為、反応管内をガスパージ後ボート4を引出すと、ボートキャップ6内に大気が流入し、該ボートキャップ6内に滞留していた反応ガスと大気とが反応して反応生成物を生じ、反応生成物がパーティクル源としてボートキャップ6内に残留する。而して、ウェーハの処理を数バッチに亘り処理するとボートキャップ6内に残留していたパーティクルが反応室内に拡散し、処理中のウェーハに付着汚染するという問題があった。
本発明は斯かる実情に鑑み、ボートキャップ内でのパーティクルの発生を抑止し、パーティクルによるウェーハ汚染を防止するものである。
本発明は、ウェーハを保持して縦型炉内に装入される縦型ウェーハホルダを全体に亘り開放構造とし、下部所要範囲に断熱板を装填したことを特徴とするものである。
本発明によれば、縦型ウェーハホルダ全体が開放構造であるのでウェーハ処理後のガスパージが完全に行われパーティクルの原因となる反応ガスの残留がない。
また本発明によれば、被処理基板の下方に位置し、熱遮断をする断熱板を開放的に保持しているので、ガスパージの際にも反応ガスが滞留することなく、滞留した反応ガスに起因するパーティクルの発生を抑止し得、又開放的に支持するので構造が簡単になり、部品点数が減少し、装置の製作コストを低減することができる等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を説明する。
図1は本発明に係る縦型ウェーハホルダを具備した縦型炉であり、該縦型炉に於いて、図5中で示したものと同一のものには同符号を付してある。
又、本実施例に係る縦型ウェーハホルダ20について図2,図3により説明する。
該縦型ウェーハホルダ20は、従来例で示したボート4とボートキャップ6が一体構造となったものであり、ドーナッツ状のボート下フランジ15の周囲に沿って4本の棚柱16がウェーハの出入りが可能な様に、略半円上に立設されている。前記棚柱16の中心に面する側には、ウェーハの周縁が嵌入する溝17が所要のピッチで棚柱16の略全長に亘って刻設されている。該棚柱16の上端にはボート上フランジ18が固着され、前記棚柱16の上端を支持する。
上記構成の縦型ウェーハホルダ20の高さは、従来のボートキャップ6にボート4を立設した場合のボートキャップ6、ボート4を合わせた高さと同一である。
前記縦型ウェーハホルダ20の下部、即ち従来のボートキャップ6に相当する部分には断熱板14を装填する。該所要枚数の断熱板14により断熱がなされる。又前記縦型ウェーハホルダ20で従来のボート4に相当する部分にはウェーハ12を装填する。断熱板14、ウェーハ12を装填した状態で縦型ウェーハホルダ20を前記内部反応管3内に装入してウェーハの処理を行う。
而して、前記断熱板14が装填される部分は完全に開放されているので、処理後ガスパージした場合に反応ガスが滞留することがない。
次に、図4は他の実施例を示し、該他の実施例では縦型ウェーハホルダをボートとボート載置台とで構成し、ボートは従来と同様にし、ボートキャップを開放構造のボート載置台21に代えたものである。
台フランジ22に台支柱23を所要本立設し、該台支柱23には断熱板保持溝24を所要のピッチで刻設する。前記台支柱23の上端にはボート受座25を固着し、該ボート受座25に前記ボート4が載置される。前記台支柱23は充分な強度を有すれば前記支柱11と同形状でもよく、更に強度を高めたい場合は断面積を増大し、又、或は本数を増やす等適宜変更する。
前記台支柱23には所要枚数の断熱板14が装填される。断熱板14が装填されたボート載置台21で断熱がなされる。
該ボート載置台21も断熱板14との周囲を囲繞する部材がなく、全く開放された構造であるので、ウェーハ処理後にガスパージした場合に反応ガスが滞留することなく、従ってボートを引出した時に大気と反応ガスの接触で生ずるパーティクルの発生が防止される。
図4で示す他の実施例ではボート4とボート載置台21とを別々に取り扱うことができ、又形状が小型化するので保守作業が容易となる。
本発明に係る縦型ウェーハホルダを具備する縦型炉の断面図である。 本発明の一実施例を示す立断面図である。 図2のA−A矢視図である。 本発明に係る他の縦型ウェーハホルダを具備する縦型炉の断面図である。 従来の縦型ウェーハホルダを具備する縦型炉の断面図である。
符号の説明
1 ヒータ
2 外部反応管
3 内部反応管
4 ボート
12 ウェーハ
14 断熱板
20 縦型ウェーハホルダ
21 ボート載置台

Claims (5)

  1. 被処理基板をヒータにより加熱して処理する縦型炉と、該縦型炉内で上部に被処理基板及び下部に断熱板保持する被処理基板ホルダと、を有する半導体製造装置において、前記被処理基板ホルダは、複数本の支柱を有し、該支柱が全長に亘って前記被処理基板及び前記断熱板の周縁部を保持するための溝を有し、前記下部を開放構造としたことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 被処理基板をヒータにより加熱して処理する縦型炉と、該縦型炉内で被処理基板及び断熱板保持する被処理基板ホルダと、を有する半導体製造装置において、前記被処理基板ホルダは、複数本の支柱を有し、前記支柱には全長に亘って前記被処理基板及び前記断熱板の周縁部を保持するための溝が刻設され、前記支柱の下部に前記断熱板が装填され、且つ、前記支柱の下部を開放構造としたことを特徴とする半導体製造装置。
  3. 複数本の支柱を有し、該支柱が全長に亘って被処理基板及び断熱板の周縁部を保持するための溝を有し、前記支柱の下部を開放構造とした被処理基板ホルダの前記支柱の上部に前記被処理基板及び下部に前記断熱板を保持した後、前記被処理基板ホルダを縦型炉内に装入し、該縦型炉内で前記被処理基板をヒータにより加熱して処理することを特徴とする半導体製造方法。
  4. 被処理基板をヒータにより加熱して処理する縦型炉内で上部に被処理基板及び下部に断熱板を保持する被処理基板ホルダであって、複数本の支柱を有し、該支柱が全長に亘って前記被処理基板及び前記断熱板の周縁部を保持するための溝を有し、前記下部を開放構造としたことを特徴とする被処理基板ホルダ。
  5. 被処理基板をヒータにより加熱して処理する縦型炉内で被処理基板及び断熱板を保持する被処理基板ホルダであって、複数本の支柱を有し、前記支柱には全長に亘って前記被処理基板及び前記断熱板の周縁部を保持するための溝が刻設され、前記支柱の下部に前記断熱板が装填され、且つ、前記支柱の下部を開放構造としたことを特徴とする被処理基板ホルダ。


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